JP2007278187A - 軸流流体装置及び翼 - Google Patents
軸流流体装置及び翼 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007278187A JP2007278187A JP2006106158A JP2006106158A JP2007278187A JP 2007278187 A JP2007278187 A JP 2007278187A JP 2006106158 A JP2006106158 A JP 2006106158A JP 2006106158 A JP2006106158 A JP 2006106158A JP 2007278187 A JP2007278187 A JP 2007278187A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluid
- blade
- flow path
- trailing edge
- pressure surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D5/00—Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
- F01D5/12—Blades
- F01D5/14—Form or construction
- F01D5/147—Construction, i.e. structural features, e.g. of weight-saving hollow blades
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D5/00—Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
- F01D5/12—Blades
- F01D5/14—Form or construction
- F01D5/141—Shape, i.e. outer, aerodynamic form
- F01D5/145—Means for influencing boundary layers or secondary circulations
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/26—Rotors specially for elastic fluids
- F04D29/32—Rotors specially for elastic fluids for axial flow pumps
- F04D29/321—Rotors specially for elastic fluids for axial flow pumps for axial flow compressors
- F04D29/324—Blades
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/26—Rotors specially for elastic fluids
- F04D29/32—Rotors specially for elastic fluids for axial flow pumps
- F04D29/38—Blades
- F04D29/384—Blades characterised by form
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/66—Combating cavitation, whirls, noise, vibration or the like; Balancing
- F04D29/68—Combating cavitation, whirls, noise, vibration or the like; Balancing by influencing boundary layers
- F04D29/681—Combating cavitation, whirls, noise, vibration or the like; Balancing by influencing boundary layers especially adapted for elastic fluid pumps
- F04D29/682—Combating cavitation, whirls, noise, vibration or the like; Balancing by influencing boundary layers especially adapted for elastic fluid pumps by fluid extraction
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/66—Combating cavitation, whirls, noise, vibration or the like; Balancing
- F04D29/68—Combating cavitation, whirls, noise, vibration or the like; Balancing by influencing boundary layers
- F04D29/681—Combating cavitation, whirls, noise, vibration or the like; Balancing by influencing boundary layers especially adapted for elastic fluid pumps
- F04D29/684—Combating cavitation, whirls, noise, vibration or the like; Balancing by influencing boundary layers especially adapted for elastic fluid pumps by fluid injection
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05D—INDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
- F05D2260/00—Function
- F05D2260/96—Preventing, counteracting or reducing vibration or noise
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T50/00—Aeronautics or air transport
- Y02T50/60—Efficient propulsion technologies, e.g. for aircraft
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S416/00—Fluid reaction surfaces, i.e. impellers
- Y10S416/50—Vibration damping features
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Architecture (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Abstract
【課題】機構を複雑化することなく確実に騒音及び振動を低減する。
【解決手段】複数の翼が軸回りに配列された翼列を、軸方向に複数備える軸流流体装置であって、上記複数の翼列のうち上流側に設置される翼列を構成する翼31の少なくとも一つには、該翼31に起因する下流側の速度欠陥領域Xに流体Yを噴出するための流体流路10が正圧面35から負圧面34に導通され形成されている。
【選択図】図3
【解決手段】複数の翼が軸回りに配列された翼列を、軸方向に複数備える軸流流体装置であって、上記複数の翼列のうち上流側に設置される翼列を構成する翼31の少なくとも一つには、該翼31に起因する下流側の速度欠陥領域Xに流体Yを噴出するための流体流路10が正圧面35から負圧面34に導通され形成されている。
【選択図】図3
Description
本発明は、軸方向に流体が流れる軸流流体装置及び流体中に晒される翼に関するものである。
軸方向に流体が流れる軸流流体装置のなかには、動翼列と静翼列とが軸方向に配列されているものがあり、例えば、ジェットエンジン、圧縮機、タービン等が挙げられる。
動翼列は複数の動翼によって構成されており、静翼列は複数の静翼によって構成されている。そして、このような軸流流体装置においては、動翼列を回転することによって、動翼の下流側に、周囲に対して流れの遅い速度欠陥領域が生じることが知られている。この速度欠陥領域における流れは、一般的に後流(伴流またはwakeとも呼ばれる)と呼ばれており、動翼の直後においては幅が狭くかつ速度欠陥が強く、動翼から離れるにしたがって幅が広がりかつ速度欠陥が弱くなる。
動翼列は複数の動翼によって構成されており、静翼列は複数の静翼によって構成されている。そして、このような軸流流体装置においては、動翼列を回転することによって、動翼の下流側に、周囲に対して流れの遅い速度欠陥領域が生じることが知られている。この速度欠陥領域における流れは、一般的に後流(伴流またはwakeとも呼ばれる)と呼ばれており、動翼の直後においては幅が狭くかつ速度欠陥が強く、動翼から離れるにしたがって幅が広がりかつ速度欠陥が弱くなる。
動翼列の下流側に静翼列が設置されている軸流流体装置では、動翼に起因する後流が静翼と干渉することによって騒音や振動が生じる。この騒音や振動は、後流が強いすなわち速度欠陥が大きい場合に大きくなり、後流が弱いすなわち速度欠陥が小さい場合に小さくなることが知られている。
そこで、例えば、特許文献1には、後流が動翼から離れるにしたがって弱まることを利用して、動翼列と静翼列との間隔を広げることによって、騒音や振動を低減させる発明が記載されている。
また、特許文献2及び非特許文献1〜3には、外部から導入した空気を速度欠陥領域に噴出することによって後流を弱め、これによって騒音や振動を低減させる発明及び技術が記載されている。
特開2003−227302号公報
米国特許第6004095号明細書
「Fan Flow Control for Noise Reduction Part1: Advanced Trailing Edge Blowing Concepts」:AIAA(American Institute of Aeronautics and Astronautics)2005-3025: Christopher Halasz etc.
「Fan Flow Control for Noise Reduction Part2: Investigation of Wake-Filling Techniques」:AIAA(American Institute of Aeronautics and Astronautics)2005-3026: Matthew D. Langford etc.
「Fan Flow Control for Noise Reduction Part3: Rig Testing of Optimal Design」:AIAA(American Institute of Aeronautics and Astronautics)2005-3027: Matthew D. Langford etc.
そこで、例えば、特許文献1には、後流が動翼から離れるにしたがって弱まることを利用して、動翼列と静翼列との間隔を広げることによって、騒音や振動を低減させる発明が記載されている。
また、特許文献2及び非特許文献1〜3には、外部から導入した空気を速度欠陥領域に噴出することによって後流を弱め、これによって騒音や振動を低減させる発明及び技術が記載されている。
しかしながら、特許文献1のように、動翼列と静翼列との間隔を広げた場合には、軸流流体装置の軸長が長くなり、その軸長に見合ったケーシング等が必要となるため装置の重量が増加したり装置が大型化してしまう。また、装置の重量増加や大型化が許されない場合には、特許文献1に記載の発明を用いることができない。
一方、特許文献2に記載された発明及び非特許文献1〜3に記載された技術によれば、外部の空気を装置の内部に取り込む機構を別途設置する必要があり、機構が複雑化してしまう。
一方、特許文献2に記載された発明及び非特許文献1〜3に記載された技術によれば、外部の空気を装置の内部に取り込む機構を別途設置する必要があり、機構が複雑化してしまう。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、機構を複雑化することなく確実に騒音及び振動を低減することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の軸流流体装置は、複数の翼が軸回りに配列された翼列を、軸方向に複数備える軸流流体装置であって、上記複数の翼列のうち上流側に設置される翼列を構成する翼の少なくとも一つには、該翼に起因する下流側の速度欠陥領域に流体を噴出するための流体流路が正圧面から負圧面あるいは後縁に導通され形成されていることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、上流側の翼列を介して下流に流れる流体の一部が流体流路を介して速度欠陥領域に噴出される。このような本発明では、正圧面側と負圧面側との差圧を利用して流体流路に流体が導入され、この導入された流体が速度欠陥領域に噴出される。
このような特徴を有する本発明によれば、上流側の翼列を介して下流に流れる流体の一部が流体流路を介して速度欠陥領域に噴出される。このような本発明では、正圧面側と負圧面側との差圧を利用して流体流路に流体が導入され、この導入された流体が速度欠陥領域に噴出される。
また、本発明の軸流流体装置においては、上記流体流路が、上記翼の正圧面に露出して形成される流体導入口と、上記翼の負圧面あるいは後縁に形成される流体噴出口と、上記流体導入口と上記流体噴出口とを接続する通路部とによって構成されているという構成を採用することができる。
また、本発明の軸流流体装置においては、上記翼が中空である場合に、上記流体流路が、上記翼の正圧面に露出して形成される流体導入口と、上記翼の負圧面あるいは後縁に形成される流体噴出口と、上記翼の内部とによって構成されているという構成を採用することができる。
また、本発明の軸流流体装置においては、上記流体導入口が相対的に上記翼の前縁寄りに形成され、上記流体噴出口が相対的に上記翼の後縁寄りに形成されているという構成を採用することができる。
次に、本発明の翼は、流体中に晒される翼であって、該翼に起因する下流側の速度欠陥領域に流体を噴出するための流体流路が正圧面から負圧面あるいは後縁に導通され形成されていることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、翼の上流側から下流側に流れる流体の一部が流体流路を介して速度欠陥領域に噴出される。このような本発明では、正圧面側と負圧面側との差圧を利用して流体流路に流体が導入され、この導入された流体が速度欠陥領域に噴出される。
このような特徴を有する本発明によれば、翼の上流側から下流側に流れる流体の一部が流体流路を介して速度欠陥領域に噴出される。このような本発明では、正圧面側と負圧面側との差圧を利用して流体流路に流体が導入され、この導入された流体が速度欠陥領域に噴出される。
また、本発明の翼においては、上記流体流路が、正圧面に露出して形成される流体導入口と、負圧面あるいは後縁に形成される流体噴出口と、上記流体導入口と上記流体噴出口とを接続する通路部とによって構成されているという構成を採用することができる。
また、本発明の翼においては、内部が中空である場合に、上記流体流路が、正圧面に露出して形成される流体導入口と、負圧面あるいは後縁に形成される流体噴出口と、上記内部とによって構成されているという構成を採用することができる。
また、本発明の翼においては、上記流体導入口が相対的に上記翼の前縁寄りに形成され、上記流体噴出口が相対的に上記翼の後縁寄りに形成されているという構成を採用することができる。
本発明によれば、翼の上流側から下流側に流れる流体の一部が流体流路を介して速度欠陥領域に噴出される。このため、後流を弱めることができ騒音及び振動を低減させることが可能となる。
また、正圧面側と負圧面側との差圧を利用して流体流路に流体が導入され、この導入された流体が速度欠陥領域に噴出される。このため、外部の空気を装置の内部に取り込む必要がなく、簡単な機構で流体を速度欠陥領域に噴出することができる。
したがって、本発明によれば、機構を複雑化することなく確実に騒音及び振動を低減することが可能となる。
また、正圧面側と負圧面側との差圧を利用して流体流路に流体が導入され、この導入された流体が速度欠陥領域に噴出される。このため、外部の空気を装置の内部に取り込む必要がなく、簡単な機構で流体を速度欠陥領域に噴出することができる。
したがって、本発明によれば、機構を複雑化することなく確実に騒音及び振動を低減することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明に係る軸流流体装置の一実施形態について説明する。なお、以下の実施形態においては、本発明の軸流流体装置の一例としてジェットエンジンを挙げて説明する。また、以下の図面では、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
(第1実施形態)
図1及び図2は、本実施形態のジェットエンジン1の概略構成を模式的に示した断面図であり、図1がジェットエンジン1を軸方向Lに沿って切断した断面図であり、図2が図1のA−A線断面図(軸方向Lに直交する面における断面図)である。
これらの図に示すように、本実施形態のジェットエンジン1は、ケーシング2、動翼列3(翼列)、静翼列4(翼列)、燃焼室5、タービン翼列6及びシャフト7を備えている。
図1及び図2は、本実施形態のジェットエンジン1の概略構成を模式的に示した断面図であり、図1がジェットエンジン1を軸方向Lに沿って切断した断面図であり、図2が図1のA−A線断面図(軸方向Lに直交する面における断面図)である。
これらの図に示すように、本実施形態のジェットエンジン1は、ケーシング2、動翼列3(翼列)、静翼列4(翼列)、燃焼室5、タービン翼列6及びシャフト7を備えている。
ケーシング2は、ジェットエンジン1の外形を形作るとともに、その内部に動翼列3、静翼列4、燃焼室5、タービン翼列6及びシャフト7を収納している。このケーシング2の軸方向Lの両側端部は開口されており、一方の端部側の開口がジェットエンジン1内に外気を取り込むための吸気口21とされ、他方の端部側の開口がジェットエンジン1から燃焼ガスZを噴射する噴射口22とされている。また、ケーシング2の内部には、軸方向Lに沿って、吸気口21と噴射口22とを接続する流路23が形成されている。
動翼列3は、図2に示すように、軸回りに配列された複数の動翼31(翼)によって構成されている。各動翼31は、ケーシング2の内部に形成された流路23に、負圧面を吸気口21側に向けるとともに正圧面を噴射口22側に向けて設置されており、軸方向Lに延在して設置されるシャフト7に対して固定されている。
図3は、動翼31の断面を模式的に示した図である。この図に示すように、動翼31は、前縁32が吸気口21側に位置され、後縁33が噴射口22側に位置されることによって、負圧面34と正圧面35とが軸方向Lに傾斜された状態で設置されている。
図3は、動翼31の断面を模式的に示した図である。この図に示すように、動翼31は、前縁32が吸気口21側に位置され、後縁33が噴射口22側に位置されることによって、負圧面34と正圧面35とが軸方向Lに傾斜された状態で設置されている。
そして、図3に示すように、本実施形態の動翼31には、動翼31が流体中に晒された場合に動翼31の下流側に形成される後流X(速度欠陥領域)に、空気Yを噴出する流体流路10が形成されている。この流体流路10は、動翼31の正圧面35に露出して形成される開口11(流体導入口)と、動翼31の負圧面34に形成される開口12(流体噴出口)と、開口11及び開口12とを接続する通路部13とによって構成されている。すなわち、流体流路10は、動翼31の正圧面35から負圧面34に導通され形成されている。
本実施形態のジェットエンジン1においては、このような流体流路10が、各動翼31に対して複数形成されている。
本実施形態のジェットエンジン1においては、このような流体流路10が、各動翼31に対して複数形成されている。
流体流路10の開口11は、図4に示すように、動翼31の前縁32寄りに形成されている。また、流体流路10の開口12は、図5に示すように動翼31の後縁33寄りに形成されている。そして、通路部13は、開口11と開口12とを略直線的に接続するように、動翼31の内部に形成されている。
なお、開口12と通路部13との形状は、噴出される空気Yが後流Xに向くように形状設定されている。
また、本実施形態のジェットエンジン1では、図4に示すように複数の開口11が、正圧面35において動翼31の幅方向に一列に配列されており、図5に示すように複数の開口12が負圧面34において動翼31の幅方向に一列に配列されている。
なお、開口12と通路部13との形状は、噴出される空気Yが後流Xに向くように形状設定されている。
また、本実施形態のジェットエンジン1では、図4に示すように複数の開口11が、正圧面35において動翼31の幅方向に一列に配列されており、図5に示すように複数の開口12が負圧面34において動翼31の幅方向に一列に配列されている。
図1に戻り、静翼列4は、動翼列3の下流側に設置されており、動翼列3から所定距離離間して設置されている。静翼列4は、軸回りに配列された複数の静翼41によって構成されている。各静翼41は、ケーシング2の内部に形成された流路23に設置されており、動翼列3側から供給される空気Yを整流するとともに下流側から空気Yが逆流しないような角度で、ケーシング2に対して固定されている。
燃焼室5は、静翼列4の下流側に設置されており、ケーシング2の流路23が一部広くされることによって形成されている。この燃焼室5には、外部から燃料が供給可能とされるとともに不図示の着火装置が設置されている。このような燃焼室5では、静翼列4側供給される空気Yが燃料と混合された後に燃焼される。そして、燃焼室5からは、燃焼によって発生した燃焼ガスZが流路23に排出される。
タービン翼列6は、燃焼室5の下流側に設置されており、軸回りに配列された複数のタービン翼61によって構成されている。各タービン翼61は、ケーシング2の内部に形成された流路23に設置されており、燃焼室5側から供給される燃焼ガスZを受けることによってシャフト7に所定の一方向の回転動力を与えるような角度で、シャフト7に対して固定されている。
シャフト7は、上述のように、軸方向Lに延在して設置されるとともに、各動翼31及び各タービン翼61が固定されている。このシャフト7は、不図示の軸受を介してケーシング2に対して固定されている。
このように構成された本実施形態のジェットエンジン1では、まず、シャフト7が回転されることによってシャフト7に固定された動翼31が軸回りに回転される。これによって、外気(空気Y)が吸気口21からジェットエンジン1内に取り込まれる。これによって、ケーシング2の流路23に軸方向Lに沿う空気Yの流れが形成される。
ジェットエンジン1内に取り込まれた空気Yは、動翼31及び静翼41を介することによって圧縮され、その後燃焼室5に供給される。燃焼室5に供給された空気Yは、燃焼室5において燃料と混合され燃焼される。この結果、燃焼ガスZが生成される。そして、ジェットエンジン1は、燃焼ガスZが噴射口22から噴射されることによって、推力を得る。
なお、燃焼ガスZは、燃焼室5から噴射口22に到るまでにタービン翼61を介する。タービン翼61は、燃焼ガスZを受けることによって、シャフト7に一方向に回転動力を与える。この結果、シャフト7が回転されるため、シャフト7に固定された動翼31を回転させ続けることが可能となる。
なお、燃焼ガスZは、燃焼室5から噴射口22に到るまでにタービン翼61を介する。タービン翼61は、燃焼ガスZを受けることによって、シャフト7に一方向に回転動力を与える。この結果、シャフト7が回転されるため、シャフト7に固定された動翼31を回転させ続けることが可能となる。
このようなジェットエンジン1においては、上述のように、動翼31が回転されることによって空気Yの流れが形成される。つまり、相対的には、動翼31が空気Yの流れの中に晒された状態となる。このため、図3に示すように、動翼31の下流側には、後縁33から動翼31の延在方向に向かう後流Xが形成される。
ここで、本実施形態のジェットエンジン1では、複数の翼列(動翼列3及び静翼列4)のうち上流側の翼列(動翼列3)を構成する動翼31に、後流Xに空気Yを噴出するための流体流路10が形成されている。後流Xは、周囲の流れに対して速度欠陥が大きな領域、すなわち、速度の遅い領域である。このため、後流Xに流体流路10から空気Yが噴出されることで速度欠陥が緩和されて速度が速まり、これによって後流Xが弱まる。背景技術においても説明したが、後流Xが静翼41と干渉することによって生じる騒音や振動は、後流が強い場合に大きくなり、後流が弱い場合に小さくなる。このため、本実施形態のジェットエンジン1のように、後流Xを弱めることによって、騒音や振動を低減させることが可能となる。
また、本実施形態のジェットエンジン1では、流体流路10が、動翼31の正圧面35から負圧面34に導通され形成されている。このため、正圧面35側と負圧面34側との差圧を利用して流体流路10に空気Yを導入することができ、この導入した空気Yが後流Xに噴出される。よって、流路23の外部の空気を装置の内部に取り込む必要がなく、また、ポンプ等の強制流動手段を設置する必要もない。つまり、本実施形態のジェットエンジン1では、簡単な機構で空気Yを後流Xに噴出することができる。
したがって、本実施形態のジェットエンジン1によれば、機構を複雑化することなく確実に騒音及び振動を低減することが可能となる。
ここで、本実施形態のジェットエンジン1では、複数の翼列(動翼列3及び静翼列4)のうち上流側の翼列(動翼列3)を構成する動翼31に、後流Xに空気Yを噴出するための流体流路10が形成されている。後流Xは、周囲の流れに対して速度欠陥が大きな領域、すなわち、速度の遅い領域である。このため、後流Xに流体流路10から空気Yが噴出されることで速度欠陥が緩和されて速度が速まり、これによって後流Xが弱まる。背景技術においても説明したが、後流Xが静翼41と干渉することによって生じる騒音や振動は、後流が強い場合に大きくなり、後流が弱い場合に小さくなる。このため、本実施形態のジェットエンジン1のように、後流Xを弱めることによって、騒音や振動を低減させることが可能となる。
また、本実施形態のジェットエンジン1では、流体流路10が、動翼31の正圧面35から負圧面34に導通され形成されている。このため、正圧面35側と負圧面34側との差圧を利用して流体流路10に空気Yを導入することができ、この導入した空気Yが後流Xに噴出される。よって、流路23の外部の空気を装置の内部に取り込む必要がなく、また、ポンプ等の強制流動手段を設置する必要もない。つまり、本実施形態のジェットエンジン1では、簡単な機構で空気Yを後流Xに噴出することができる。
したがって、本実施形態のジェットエンジン1によれば、機構を複雑化することなく確実に騒音及び振動を低減することが可能となる。
また、本実施形態のジェットエンジン1では、動翼31の正圧面35に露出して形成される開口11(空気Yを通路部13に導入するための開口)が前縁32寄りに形成され、動翼31の負圧面34に露出して形成される開口12(通路部13から空気Yを噴出するための開口)が後縁33寄りに形成されている。このため、図3に示すように、開口11と開口12とを接続する通路部13を、後流Xに向く略直線状に形成することができる。このため、流体流路10を介して噴出される空気Yを通路部13が延在する方向、すなわち後流Xに向く方向に自然に噴出することが可能となる。
なお、本実施形態のジェットエンジン1では、図4に示すように複数の開口11が、正圧面35において動翼31の幅方向に一列に配列されており、図5に示すように複数の開口12が負圧面34において動翼31の幅方向に一列に配列されている。しかしながら、本発明は、これに限定されるものではなく、例えば、図6及び図7に示すように、開口11及び開口12が二列に配列されていても良い。
また、図8及び図9に示すように、複数の開口11,12の替わりに、動翼31の幅方向に延在する矩形の開口14,15を各々一つ形成しても良い。なお、この場合には、通路部13も、開口14と開口15とを接続する一つのみ形成される。
また、図8及び図9に示すように、複数の開口11,12の替わりに、動翼31の幅方向に延在する矩形の開口14,15を各々一つ形成しても良い。なお、この場合には、通路部13も、開口14と開口15とを接続する一つのみ形成される。
また、本実施形態では、開口12(通路部13から空気Yを噴出するための開口)が動翼31の負圧面34に露出して形成される構成について説明した。しかしながら、開口12は、必ずしも動翼31の負圧面34に露出して形成される必要はなく、図10に示すように、開口12が動翼31の後縁33に露出して形成されていても良い。このような場合であっても、空気Yを後流Xに噴出することが可能である。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、本第2実施形態の説明において、上記第1実施形態と同様の部分については、同一の符合を付し、その説明を省略あるいは簡略化する場合がある。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、本第2実施形態の説明において、上記第1実施形態と同様の部分については、同一の符合を付し、その説明を省略あるいは簡略化する場合がある。
本実施形態のジェットエンジンでは、上記実施形態のジェットエンジン1が備えた動翼31の替わりに、中空の動翼81がシャフト7に対して固定されている。
図11は、本実施形態のジェットエンジンが備える動翼81の断面を模式的に示した図である。この図に示すように、動翼81は、内部82が中空とされている。そして、動翼81の正圧面84に露出して形成される開口11と、動翼81の負圧面83に露出して形成される開口12と、動翼81の内部82によって、流体流路10が構成されている。
図11は、本実施形態のジェットエンジンが備える動翼81の断面を模式的に示した図である。この図に示すように、動翼81は、内部82が中空とされている。そして、動翼81の正圧面84に露出して形成される開口11と、動翼81の負圧面83に露出して形成される開口12と、動翼81の内部82によって、流体流路10が構成されている。
このような内部82が中空の動翼81を用いることによって、上記実施形態において示した通路部13を別途形成する必要がなくなり、低コストで流体流路10を形成することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る軸流流体装置及び翼の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態においては、本発明の軸流流体装置の一例としてジェットエンジンを挙げて説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、圧縮機やタービン等の軸流流体装置に本発明を適用することもできる。
1……ジェットエンジン(軸流流体装置)、3……動翼列(翼列)、31,81……動翼、32……前縁、33……後縁、34,83……負圧面、35,84……正圧面、4……静翼列、41……静翼、10……流体流路、11,14……開口(流体導入口)、12,15……流体噴出口、13……通路部、L……軸方向、X……後流(速度欠陥領域)、Y……空気(流体)
Claims (8)
- 複数の翼が軸回りに配列された翼列を、軸方向に複数備える軸流流体装置であって、
前記複数の翼列のうち上流側に設置される翼列を構成する翼の少なくとも一つには、該翼に起因する下流側の速度欠陥領域に流体を噴出するための流体流路が正圧面から負圧面あるいは後縁に導通され形成されている
ことを特徴とする軸流流体装置。 - 前記流体流路は、前記翼の正圧面に露出して形成される流体導入口と、前記翼の負圧面あるいは後縁に形成される流体噴出口と、前記流体導入口と前記流体噴出口とを接続する通路部とによって構成されていることを特徴とする請求項1記載の軸流流体装置。
- 前記翼が中空である場合に、前記流体流路は、前記翼の正圧面に吐出して形成される流体導入口と、前記翼の負圧面あるいは後縁に形成される流体噴出口と、前記翼の内部とによって構成されていることを特徴とする請求項1記載の軸流流体装置。
- 前記流体導入口が相対的に前記翼の前縁寄りに形成され、前記流体噴出口が相対的に前記翼の後縁寄りに形成されていることを特徴とする請求項2または3記載の軸流流体装置。
- 流体中に晒される翼であって、
該翼に起因する下流側の速度欠陥領域に流体を噴出するための流体流路が正圧面から負圧面あるいは後縁に導通され形成されている
ことを特徴とする翼。 - 前記流体流路は、正圧面に露出して形成される流体導入口と、負圧面あるいは後縁に形成される流体噴出口と、前記流体導入口と前記流体噴出口とを接続する通路部とによって構成されていることを特徴とする請求項5記載の翼。
- 内部が中空である場合に、前記流体流路は、正圧面に露出して形成される流体導入口と、負圧面あるいは後縁に形成される流体噴出口と、前記内部とによって構成されていることを特徴とする請求項5記載の翼。
- 前記流体導入口が相対的に前記翼の前縁寄りに形成され、前記流体噴出口が相対的に前記翼の後縁寄りに形成されていることを特徴とする請求項6または7記載の翼。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006106158A JP2007278187A (ja) | 2006-04-07 | 2006-04-07 | 軸流流体装置及び翼 |
US12/296,191 US8133008B2 (en) | 2006-04-07 | 2007-03-05 | Axial flow fluid apparatus and blade |
PCT/JP2007/054231 WO2007116621A1 (ja) | 2006-04-07 | 2007-03-05 | 軸流流体装置及び翼 |
EP07737806.5A EP2006488A4 (en) | 2006-04-07 | 2007-03-05 | APPARATUS AND BLADE FOR AXIAL FLUID FLOW |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006106158A JP2007278187A (ja) | 2006-04-07 | 2006-04-07 | 軸流流体装置及び翼 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007278187A true JP2007278187A (ja) | 2007-10-25 |
Family
ID=38580923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006106158A Pending JP2007278187A (ja) | 2006-04-07 | 2006-04-07 | 軸流流体装置及び翼 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8133008B2 (ja) |
EP (1) | EP2006488A4 (ja) |
JP (1) | JP2007278187A (ja) |
WO (1) | WO2007116621A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017180260A (ja) * | 2016-03-30 | 2017-10-05 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | タービン動翼 |
JP2020133602A (ja) * | 2019-02-26 | 2020-08-31 | 三菱重工業株式会社 | 翼及びこれを備えた機械 |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2481822B (en) * | 2010-07-07 | 2013-09-18 | Rolls Royce Plc | Rotor blade |
KR101324249B1 (ko) * | 2011-12-06 | 2013-11-01 | 삼성테크윈 주식회사 | 스퀼러 팁이 형성된 블레이드를 구비한 터빈 임펠러 |
US20140215998A1 (en) * | 2012-10-26 | 2014-08-07 | Honeywell International Inc. | Gas turbine engines with improved compressor blades |
ITMI20130791A1 (it) * | 2013-05-14 | 2014-11-15 | Cofimco Srl | Ventilatore assiale |
WO2015065659A1 (en) * | 2013-10-31 | 2015-05-07 | United Technologies Corporation | Gas turbine engine airfoil with auxiliary flow channel |
FR3019209B1 (fr) * | 2014-03-27 | 2016-07-08 | Snecma | Aube mobile comportant des moyens reducteurs de bruit |
FR3027354B1 (fr) * | 2014-10-17 | 2019-09-06 | Safran Aircraft Engines | Roue a aubes comprenant des percages entre l'intrados et l'extrados de l'aube et moteur associe |
US20170328206A1 (en) * | 2016-05-16 | 2017-11-16 | United Technologies Corporation | Method and Apparatus to Enhance Laminar Flow for Gas Turbine Engine Components |
US10731469B2 (en) * | 2016-05-16 | 2020-08-04 | Raytheon Technologies Corporation | Method and apparatus to enhance laminar flow for gas turbine engine components |
US10519976B2 (en) * | 2017-01-09 | 2019-12-31 | Rolls-Royce Corporation | Fluid diodes with ridges to control boundary layer in axial compressor stator vane |
KR101757440B1 (ko) * | 2017-01-24 | 2017-07-12 | 이제이콥부희 | 캐비테이션 펌프 유닛 |
DE102017112742A1 (de) * | 2017-06-09 | 2018-12-13 | Wobben Properties Gmbh | Rotorblatt für eine Windenergieanlage und Windenergieanlage |
CN107514292A (zh) * | 2017-09-30 | 2017-12-26 | 南京赛达机械制造有限公司 | 一种抗扭断汽轮机叶片 |
FR3079552B1 (fr) * | 2018-03-29 | 2021-06-04 | Safran Aircraft Engines | Turbomachine comportant au moins une aube amont comportant une portion de soufflage pour limiter la resonance d'une aube aval |
TWI658213B (zh) * | 2018-08-13 | 2019-05-01 | 宏碁股份有限公司 | 軸流風扇 |
CN109681475A (zh) * | 2018-12-28 | 2019-04-26 | 哈尔滨工业大学 | 高负荷压气机附面层非定常振荡抽吸流动控制方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0979187A (ja) * | 1995-09-13 | 1997-03-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 軸流送風機羽根車 |
JP2003161104A (ja) * | 2001-11-26 | 2003-06-06 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | タービン翼 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE390486C (de) * | 1922-07-14 | 1924-02-20 | Rudolf Wagner Dr | Schaufel, insbesondere fuer Dampf- und Gasturbinen |
US2340417A (en) * | 1941-10-07 | 1944-02-01 | Clyde E Ellett | Noiseless propeller |
US2637487A (en) * | 1948-03-09 | 1953-05-05 | James G Sawyer | Blower |
GB736835A (en) * | 1952-09-11 | 1955-09-14 | Maschf Augsburg Nuernberg Ag | Improvements in or relating to blading for axial flow turbo-engines |
US3298636A (en) * | 1965-01-15 | 1967-01-17 | Arnholdt Eric | Airfoil |
JPS6050119B2 (ja) | 1978-11-09 | 1985-11-06 | 松下電器産業株式会社 | スピ−カ装置 |
JPH07243397A (ja) | 1994-03-02 | 1995-09-19 | Matsushita Refrig Co Ltd | 送風機 |
US6004095A (en) | 1996-06-10 | 1999-12-21 | Massachusetts Institute Of Technology | Reduction of turbomachinery noise |
GB0001399D0 (en) * | 2000-01-22 | 2000-03-08 | Rolls Royce Plc | An aerofoil for an axial flow turbomachine |
JP2003227302A (ja) | 2002-02-04 | 2003-08-15 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 伴流混合促進翼 |
JP2005240749A (ja) | 2004-02-27 | 2005-09-08 | Mitsubishi Electric Corp | 送風機 |
JP4123212B2 (ja) | 2004-10-01 | 2008-07-23 | 松下電器産業株式会社 | ネットワーク機能を有するプロジェクタ投射システム |
-
2006
- 2006-04-07 JP JP2006106158A patent/JP2007278187A/ja active Pending
-
2007
- 2007-03-05 EP EP07737806.5A patent/EP2006488A4/en not_active Withdrawn
- 2007-03-05 US US12/296,191 patent/US8133008B2/en active Active
- 2007-03-05 WO PCT/JP2007/054231 patent/WO2007116621A1/ja active Application Filing
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0979187A (ja) * | 1995-09-13 | 1997-03-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 軸流送風機羽根車 |
JP2003161104A (ja) * | 2001-11-26 | 2003-06-06 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | タービン翼 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017180260A (ja) * | 2016-03-30 | 2017-10-05 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | タービン動翼 |
JP2020133602A (ja) * | 2019-02-26 | 2020-08-31 | 三菱重工業株式会社 | 翼及びこれを備えた機械 |
JP7213103B2 (ja) | 2019-02-26 | 2023-01-26 | 三菱重工業株式会社 | 翼及びこれを備えた機械 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP2006488A4 (en) | 2013-04-17 |
US8133008B2 (en) | 2012-03-13 |
WO2007116621A1 (ja) | 2007-10-18 |
EP2006488A2 (en) | 2008-12-24 |
US20090220332A1 (en) | 2009-09-03 |
EP2006488A9 (en) | 2009-07-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007278187A (ja) | 軸流流体装置及び翼 | |
JP4862961B2 (ja) | 騒音低減装置及びジェット推進システム | |
US8092177B2 (en) | Turbine airfoil cooling system with diffusion film cooling hole having flow restriction rib | |
US8282037B2 (en) | Nacelle flow assembly | |
JP5472313B2 (ja) | チャンバ付騒音低減装置 | |
US10968827B2 (en) | Anti-icing apparatus for a nose cone of a gas turbine engine | |
US9644537B2 (en) | Free stream intake with particle separator for reverse core engine | |
JP4279245B2 (ja) | ガスタービンエンジン | |
JP4893110B2 (ja) | 軸流流体装置 | |
CN107923342B (zh) | 包括推力反向装置的飞行器推进组件 | |
JP6126095B2 (ja) | ノズル構造体およびノズル構造体の製造方法 | |
JP2011520064A (ja) | 低騒音排出の航空機用複流タービンエンジン | |
JP5459317B2 (ja) | 騒音低減装置 | |
US20180010518A1 (en) | Nacelle and method for influencing fluid flows in a nacelle | |
WO2013129530A1 (ja) | ガスタービンエンジン | |
US20130156602A1 (en) | Film cooled turbine component | |
US9239029B2 (en) | Nozzle arrangement for a gas turbine engine | |
JP3955844B2 (ja) | 放出排気を用いる噴射推進機関 | |
JP6071813B2 (ja) | 過給装置 | |
JP6340918B2 (ja) | 推力増強装置 | |
CN112512920B (zh) | 具有同轴螺旋桨的涡轮机 | |
US11661850B2 (en) | Airfoil with convex sides and multi-piece baffle | |
JP5336671B2 (ja) | 分散噴射型エンジン | |
JP2013072418A (ja) | 圧縮機 | |
JP5481263B2 (ja) | 翼 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110215 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110406 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110426 |