JP2008190154A - ドアのカバー構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ドア10は、ドア枠11と、このドア枠11に設けられたヒンジ部12と、このヒンジ部12を介してドア枠11に開閉可能に支持されたドア本体13とを備えている。ドア10の内側には内側カバー部材20が設けられているとともに、ドア10の外側には外側カバー部材21が設けられている。内側カバー部材20及び外側カバー部材21は、ヒンジ部12側のドア枠11とドア本体13との間の隙間Sをカバー可能に設けられている。
【選択図】図2
Description
特許文献1では、蛇腹状に形成されたカバーを開示しており、ドア本体の開閉に追従するように伸縮してヒンジ部側のドア枠とドア本体との間の隙間をカバーするようになっている。
また、特許文献2では、可撓性を有する金属板からなるカバーがドア本体に取り付けられている一方、ドア枠にカバーを挿入可能な収納部が設けられている。同文献では、ドア本体の開閉により、収納部からカバーが出し入れされ、これにより、前記隙間がカバー可能となっている。
また、ドア本体の開閉時に、カバー自体の動きが乏しく目立たないため、ドア付近の者に、前記隙間に手等を近付けないように注意を向け難くなる、という不都合もある。
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、ドアの内外両側からの隙間への指挟みを防止することができ、ヒンジ部側に注意を促すことができるドアのカバー構造を提供することにある。
前記カバー部材は、ヒンジ部側のドア枠とドア本体との間の隙間をカバーするとともに、前記ドアの外側と内側とにそれぞれ設けられる、という構成が採用されている。
なお、本明細書及び特許請求の範囲において、特に明示しない限り、「内」、「内側」とは、ドアにより隔てられた一方の空間側すなわち図1及び図2中上側を示す一方、「外」、「外側」とは、ドアにより隔てられた他方の空間側すなわち図1及び図2中下側を示す。
ヒンジ部12は、本実施形態では、丁番タイプのものを紙面直交方向に複数設けて構成され、ドア本体13を図2中矢印R方向に回動して当該ドア本体13が開閉できるようになっている。また、ドア10のヒンジ部12側において、前記縦枠11Aとドア本体13の木口面との間には隙間Sが形成され、この隙間Sは、前記ドア本体13の開閉により内側及び外側の開放幅がそれぞれ変化する。ここで、前記隙間Sをカバーするように、ドア10の内側には内側カバー部材20が設けられているとともに、ドア10の外側には外側カバー部材21が設けられている。
内側カバー部材20及び外側カバー部材21の高さ位置は、ドア本体13の上下全体に亘って設けたり、上端側をドア本体13の上端より若干低くしたり下端側をドア本体13の下端より若干高くしたりしてもよい。従って、外側カバー部材21は、複数の丁番からなるヒンジ部12の一部又は全部を覆うように設けられる。
一方、図3に示されるように、ドア本体13を開放した場合、前記隙間Sの開放幅が拡大するが、当該隙間Sを形成するドア本体13の木口面や縦枠11Aの図3中左面側が内側カバー部材20によりカバーされる。また、外側からドア本体13の外面と縦枠11Aとの間が外側カバー部材21によりカバーされ、これにより、ドア本体13を開放しても前記隙間S内への内外両側からのアクセスを防止することが可能となる。
すなわち、本発明は、特定の実施の形態に関して特に図示し、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上に述べた実施形態に対し、形状、位置若しくは方向、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
更に、内側カバー部材20及び外側カバー部材21のドア枠11やドア本体12に対する取り付け位置は、前記実施形態と同等の作用を奏する限りにおいて変更してもよい。
また、シート材22,23の取り付け手段は、種々の設計変更が可能であり、例えば、接着剤や接着テープ等としてもよい。
Claims (3)
- ドア枠と、このドア枠に設けられたヒンジ部と、このヒンジ部を介してドア枠に開閉可能に支持されたドア本体とを備えたドアに設けられたカバー部材を含むカバー構造において、
前記カバー部材は、ヒンジ部側のドア枠とドア本体との間の隙間をカバーするとともに、前記ドアの外側と内側とにそれぞれ設けられていることを特徴とするドアのカバー構造。 - 前記カバー部材は、可撓性を有するシート材からなり、ドア本体の閉塞時に平面視U字状に形成される部分を有する一方、ドア本体の開放時に、ドアの外側のカバー部材が折り畳まれるように変形するとともに、ドアの内側のカバー部材が前記隙間に近付く方向に変形することを特徴とする請求項1記載のドアのカバー構造。
- 前記カバー部材は、可撓性を有するシート材からなり、このシート材をフラットな状態から丸めるように変形してドア枠とドア本体とにそれぞれ取り付けられることを特徴とする請求項1記載のドアのカバー構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007023619A JP2008190154A (ja) | 2007-02-02 | 2007-02-02 | ドアのカバー構造 |
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- 2007-02-02 JP JP2007023619A patent/JP2008190154A/ja active Pending
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