JP3568104B2 - 画像読み取り装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像読み取り装置に関し、特に接続コードを保護するための外装カバーを有するものに関する。
【0002】
【従来の技術】
図1は従来のこの種の画像読み取り装置の外観を示す斜視図である。この画像読み取り装置は、装置本体1と原稿送り装置2から構成してあり、装置本体1が備えるコンタクトガラス3上に直接原稿を載せる等の場合は、原稿送り装置2を図中矢印の方向で開閉することとなる。このため、装置本体1と原稿送り装置2とを接続する接続コード6を装置本体1からいったん装置外へ露出させ、ヒンジ金具4を介して原稿送り装置2に接続してある。この接続コード6の露出部分は、そのままにしておくわけにはいかないため、一般的には図2に示すように外装カバー7で覆うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところがこのような構成とすると、原稿送り装置2を開閉する時に、接続コード6がヒンジ金具4の端部5と接触して擦れ、傷がつきやすい等の問題がある。接続コード6に傷が付くと、ショートまたは断線のおそれがあるため、解決が望まれていた。
【0004】
本発明は上記従来の問題点にかんがみ、接続コードが本来の経路から外れないように矯正し、ヒンジ金具との接触を防ぎ、これによって接続コードの傷付きを防止できるようにした画像読み取り装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の画像読み取り装置のうち請求項1に係るものは、上記目的を達成するために、装置外部へ少なくとも一部が露出するように接続コードを配線し、該接続コードの上記露出部分を覆う外装カバーを備える画像読み取り装置において、上記外装カバーの内側に上記接続コードの経路を矯正するためのリブを設けてなることを特徴とする。
【0006】
同請求項2に係るものは、上記リブの上記接続コードの経路を矯正する面を曲面形状としてなることを特徴とする。
【0007】
同請求項3に係るものは、上記リブの上記曲面形状が、角隅部を丸めた筒状面または筒状面の一部であることを特徴とする。
【0008】
同請求項4に係るものは、上記リブの上記曲面形状が、円筒面または円筒面の一部であることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお以下では従来と共通する部分には共通する符号を付すにとどめ重複する説明は省略する。
図3は本発明に係る画像読み取り装置の一実施形態を示す斜視図である。本実施形態は、外装カバー7の内側に、接続コード6をヒンジ金具4に接触しない程度の位置に矯正するためのリブ8を設けたものである。リブ8は、断面が矩形の筒状体を半分に切断して溝形にした形状を有し、接続コード6が触れるガイド面8aの両縁の角隅部分8b、8bは面取りを施して丸めた形状とし、接続コード6が接触しても大きな摩擦を発生させたり、傷付きを生じさせたりすることがないようにしてある。
【0010】
図4は図3の実施形態において装置本体1へ外装カバー7を装着した状態を示す断面図である。図示のようにリブ8のガイド面8aによって接続コード6の位置が矯正されている。このことにより接続コード7がヒンジ金具4の端部5に接触することなく、原稿送り装置2を開閉することができる。
【0011】
図5は外装カバー7に設けるリブの他の例を示す斜視図である。本例のリブ10は、図示のように円筒状の外形を有し、先の例よりもさらに接続コード6への摩擦を小さくしたものである。もちろんリブ10を半割れにして半円筒形としてもよい。
【0012】
図6は外装カバー7に設けるリブのさらに他の例を示す斜視図である。本例のリブ11は、ガイド面11aの両縁部分を図3、4に示すリブ8よりもさらに大きな曲率半径を有するように丸めて形成したものである。
【0013】
なお、本発明の外装カバーに設けるリブは接続コード6に当たる面のみを曲面にしてあれば図示の各例の形状に限定されず、種々の形状のものを採用できる。
【0014】
【発明の効果】
請求項1に係る画像読み取り装置は、以上説明してきたように、外装カバーに設けたリブによって接続コードの経路を所定の位置に矯正しているので、接続コードが他の板金部材等との摩擦で傷付くことを防げ、ショートや断線のおそれをなくすことができるという効果がある。
【0015】
請求項2ないし4の画像読み取り装置は、外装カバーのリブの接続コードに当たる面を曲面にしているので、上記共通の効果に加え、さらに接続コードが傷付きにくくなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の画像読み取り装置の外観を示す斜視図である。
【図2】従来の画像読み取り装置と外装カバーの外観を示す斜視図である。
【図3】本発明に係る画像読み取り装置の一実施形態を示す斜視図である。
【図4】図3の実施形態装置において装置本体へ外装カバーを装着した状態を示す断面図である。
【図5】外装カバーに設けるリブの他の例を示す斜視図である。
【図6】外装カバーに設けるリブのさらに他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 装置本体
2 原稿送り装置
3 コンタクトガラス
4 ヒンジ金具
5 ヒンジ金具の端部
6 接続コード
7 外装カバー
8、10、11 リブ
8a ガイド面
8b 角隅部分
11a ガイド面
Claims (4)
- 装置外部へ少なくとも一部が露出するように接続コードを配線し、該接続コードの上記露出部分を覆う外装カバーを備える画像読み取り装置において、上記外装カバーの内側に上記接続コードの経路を矯正するためのリブを設けてなることを特徴とする画像読み取り装置。
- 上記リブの上記接続コードの経路を矯正する面を曲面形状としてなることを特徴とする請求項1の画像読み取り装置。
- 上記リブの上記曲面形状が、角隅部を丸めた筒状面または筒状面の一部であることを特徴とする請求項2の画像読み取り装置。
- 上記リブの上記曲面形状が、円筒面または円筒面の一部であることを特徴とする請求項2の画像読み取り装置。
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JP33660298A JP3568104B2 (ja) | 1998-11-11 | 1998-11-11 | 画像読み取り装置 |
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JP33660298A JP3568104B2 (ja) | 1998-11-11 | 1998-11-11 | 画像読み取り装置 |
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JP3568104B2 true JP3568104B2 (ja) | 2004-09-22 |
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ID=18300862
Family Applications (1)
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JP (1) | JP3568104B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
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JP2006194017A (ja) * | 2005-01-14 | 2006-07-27 | Maruichi Kk | 遠隔操作式排水栓装置およびその操作機構 |
JP6590604B2 (ja) * | 2015-09-09 | 2019-10-16 | キヤノン株式会社 | 画像読取装置 |
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1998
- 1998-11-11 JP JP33660298A patent/JP3568104B2/ja not_active Expired - Fee Related
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