JP2008189079A - 車載システム - Google Patents

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Tsutomu Nozaki
勉 野崎
Ichiro Tateno
一郎 舘野
Yasushi Ogawa
容司 小川
Hiroshi Nakajima
浩士 中島
Motoaki Ogawa
元章 小川
Kazuhiro Ieda
一廣 家田
Yoshikazu Otsubo
嘉和 大坪
Akira Maeda
昭 前田
Toru Amezutsumi
徹 雨堤
Kenzo Kano
賢三 狩野
Kaihei Kuwata
海平 鍬田
Goji Tanaka
剛司 田中
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Abstract

【課題】 収納スペースが少なくてよく、操作性を向上させた車載システムを提供する。
【解決手段】 車載システム1は、音と映像を再生可能なオーディオ装置50と、そのオーディオ装置50の前面に着脱自在なナビゲーション装置10とで構成され、オーディオ装置50とナビゲーション装置10とは、それぞれが単独で機能可能であり、ナビゲーション装置10は、操作の入力を受け付けるタッチスクリーン25および操作キー27を備え、オーディオ装置50は、ナビゲーション装置10との電気的な接続を検出し、電気的な接続が検出されている間は、タッチスクリーン25および操作キー27により受け付けられた操作に従って動作を制御するCPU51と、を備える。
【選択図】 図3

Description

この発明は車載システムに関し、特にナビゲーション装置と再生装置とで構成される車載システムに関する。
車両に音楽や映像を再生するオーディオ装置やナビゲーション装置が搭載されることが多い。実開平4−124486号公報に記載には、オーディオ装置とナビゲーション装置とが1つのハウジングに収納され、ナビゲーション装置はハウジングに対して着脱自在に構成されており、ハウジングから抜き出されたとき、単独で機能する移動体のナビゲーションシステムが記載されている。
しかしながら、従来の移動体のナビゲーションシステムは、オーディオ装置と、ナビゲーション装置とを搭載するためのハウジングを設けるスペースを設けなければならず、車両内の限られたスペースが狭くなってしまうといった問題がある。また、オーディオ装置を操作するためのコントローラが設けられており、ナビゲーション装置が収納されていなくても機能するので、オーディオ装置が盗まれる可能性が大きいといった問題がある。
さらに、ナビゲーション装置はハウジングから抜き出されて単独で機能するが、ハウジングに収納する際に、ナビゲーション装置とオーディオ装置とがそれぞれ単独で機能している場合には、使用者は安全上少なくともどちらか一方を停止しなければならない。このため、使い勝手が悪いといった問題があった。
実開平4−124486号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、収納スペースが少なくてよく、操作性を向上させた車載システムを提供することである。
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、車載システムは、音または映像を再生可能な再生装置と、該再生装置の前面に着脱自在なナビゲーション装置とで構成された車載システムであって、再生装置と、ナビゲーション装置とは、それぞれが単独で機能可能であり、ナビゲーション装置は、操作の入力を受け付ける操作受付手段を備え、再生装置は、ナビゲーション装置との電気的な接続を検出するナビゲーション装置検出手段と、ナビゲーション装置検出手段により電気的な接続が検出されている間は、操作手段により受け付けられた操作に従って動作を制御する制御手段と、を備える。
この局面に従えば、ナビゲーション装置が再生装置の前面に着脱自在なので、車両に収納するためのスペースを少なくすることができる。また、再生装置は、ナビゲーション装置との電気的な接続が検出されている間は、ナビゲーション装置が備える操作受付手段により受け付けられた操作に従って動作が制御される。それぞれが単独で機能するナビゲーション装置と音響映像装置とが電気的に接続されたときに、ナビゲーション装置と音響映像装置とを1つの装置として操作することができ、操作性が向上する。その結果、収納スペースが少なくてよく、操作性を向上させた車載システムを提供することができる。
好ましくは、再生装置を遠隔制御するためのリモートコントローラをさらに備え、制御手段は、ナビゲーション装置検出手段により電気的な接続が検出されている間は、操作受付手段により受け付けられた操作またはリモートコントローラから受信される指示のみに従って動作を制御し、ナビゲーション装置検出手段により電気的な接続が検出されていない間は、リモートコントローラから受信される指示のみに従って動作を制御する。
この局面に従えば、再生装置は、ナビゲーション装置と電気的に接続されている間は、ナビゲーション装置が備える操作受付手段により受け付けられた操作またはリモートコントローラから受信される指示のみに従って動作が制御され、ナビゲーション装置と電気的に接続されていない間は、リモートコントローラから受信される指示のみに従って動作が制御される。このため、再生装置を操作することのできる装置が、ナビゲーション装置とリモートコントローラとの2つに制限されるので、ナビゲーション装置を再生装置から取り外した後に、再生装置が盗まれるのを防止することができる。
好ましくは、ナビゲーション装置は、音データを処理する音データ処理手段をさらに備え、再生装置は、AVメディアを再生する再生手段と、ナビゲーション装置の動作状態を検出するためのナビゲーション装置状態検出手段をさらに備え、制御手段は、再生手段にAVメディアを再生させているときに、ナビゲーション装置検出手段による電気的な接続が検出され、かつ、ナビゲーション装置状態検出手段により音データ処理手段が能動化している動作状態が検出されると、再生手段にAVメディアの再生を停止させるAV制御手段を含む。
この局面に従えば、再生装置は、AVメディアを再生させているときに、音データを処理中のナビゲーション装置と電気的に接続されると、AVメディアの再生を停止させるので、ナビゲーション装置で処理した音データを再生装置から出力することができる。このため、ユーザは、ナビゲーション装置と音響映像装置とを別々に操作する必要がなく、操作性が向上する。
好ましくは、再生装置は、副電源のオンとオフとを切り換える電源切換手段と、をさらに備え、制御手段は、ナビゲーション装置の動作状態を検出するためのナビゲーション装置状態検出手段と、ナビゲーション装置検出手段による電気的な接続が検出され、かつ、ナビゲーション装置状態検出手段によりナビゲーション装置が能動化している動作状態が検出されると、電源切換手段に副電源をオンに切り換えさせる第1電源制御手段を含む。
この局面に従えば、再生装置は、能動化しているナビゲーション装置と電気的に接続されると、副電源がオンに切り換えられる。このため、ユーザは、音響映像装置の副電源を切り換える必要がなく、操作性が向上する。
好ましくは、再生装置は、副電源のオンとオフとを切り換える電源切換をさらに備え、制御手段は、ナビゲーション装置の動作状態を検出するためのナビゲーション装置状態検出手段と、ナビゲーション装置検出手段による電気的な接続が検出され、かつ、ナビゲーション装置状態検出手段によりナビゲーション装置が能動化していない動作状態が検出されると、電源切換手段に副電源をオフに切り換えさせる第2電源制御手段を含む。
この局面に従えば、再生装置は、能動化していないナビゲーション装置と電気的に接続されると、副電源をオフに切り換える。このため、ユーザは、音響映像装置の副電源を切り換える必要がない。く、操作性が向上する。
好ましくは、ナビゲーション装置は、二次電池をさらに備える。
この局面に従えば、ナビゲーション装置は、再生装置から取り外された後に、持ち運ぶことができる。
好ましくは、ナビゲーション装置は、リモートコントローラを内蔵する。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。しがたってそれらについての詳細な説明は繰り返さない。
図1は、本発明の実施形態の一つにおける車載システムの外観構成の一例を示す斜視図である。図1を参照して、車載システム1は、ナビゲーション装置10と、再生装置としてのオーディオ装置50とを含む。図1においては、ナビゲーション装置10が、オーディオ装置50から取り外された状態を示している。ナビゲーション装置10は、その表面に液晶表示装置23を備える。オーディオ装置50は、その前面に、電源キー53と、支持部材50Aと、接続コネクタ50Bとを備える。オーディオ装置50は、通常は、車両のコンソールボックスに収納される。このため、オーディオ装置50を車両のコンソールボックスに収納した後は、コンソールボックスの外部に前面が露出する。
図2は、本実施の形態における車載システムの側面図である。図2においては、ナビゲーション装置10を、オーディオ装置50に装着した状態を示している。図2を参照して、ナビゲーション装置10は、その裏面に支持部材50Aが挿入される被支持部10Aを有し、ナビゲーション装置10をオーディオ装置50に装着した状態では、被支持部10Aが支持部材50Aと結合する。この結合により、ナビゲーション装置10がオーディオ装置50によって脱落しないように支持される。また、ナビゲーション装置10は、その裏面に、オーディオ装置50が備える接続コネクタ50Bと接続される接続コネクタを備えており、支持部材50Aと被支持部10Aとが結合した状態で、2つの接続コネクタが接続されるように構成されている。オーディオ装置50が備える接続コネクタ50Bと、ナビゲーション装置10が備える接続コネクタとが接続されると、オーディオ装置50とナビゲーション装置とが電気的に接続される。
ナビゲーション装置10は、オーディオ装置50の前面を覆うように装着されるので、電源キー53は、ナビゲーション装置10により覆い隠され、外部から操作することができなくなる。しかしながら、後述するように、オーディオ装置50は、ナビゲーション装置10と電気的に結合されると、ナビゲーション装置10により制御されるので、ナビゲーション装置10が備える操作キーによりオーディオ装置50の電源のオンオフを切換えることができる。
図3は、本実施の形態における車載システムのハードウェ構成の概要を示す機能ブロック図である。図3においては、ナビゲーション装置10と、オーディオ装置50とが電気的に接続された状態における車載システム1の機能を示している。ナビゲーション装置10は、ナビゲーション装置10の全体を制御するための中央演算装置(CPU)11と、CPU11が実行するプログラム等を記憶するROM(Read Only Memory)19と、CPU11の作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)21と、GPS受信機13と、液晶表示装置23と、タッチスクリーン25と、操作キー27と、オーディオコーデック29と、オーディオコーデック29に接続された切換器31と、増幅器33と、増幅器33と接続されたスピーカ35と、ビデオデコーダ37と、二次電池39と、電源回路41と、メモリインターフェース(I/F)15と、シリアル通信I/F17と、を含む。
GPS受信機13は、全地球測位システム(GPS)におけるGPS衛星からの電波を受信し、現在の地図上の位置を計測する。そして、計測した位置をCPU11に出力する。メモリI/F15には、着脱可能なメモリカード15Aが装着される。CPU11は、メモリカード15Aに記憶された地図データを読み出し、GPS受信機13から入力される現在位置を地図上に記した画像を液晶表示装置23に表示する。なお、液晶表示装置23に代えて、有機ELD(Electro Luminescence Display)等のディスプレイを用いるようにしてもよい。
タッチスクリーンは、透明な部材からなり、液晶表示装置23の表示面上に設けられる。タッチスクリーンは、ユーザが指等で指示した液晶表示装置23の表示面における位置を検出し、CPU11に出力する。CPU11は、液晶表示装置23に各種ボタンを表示することにより、タッチスクリーンにより検出される指示された位置と組み合わせて、各種の操作指示を受け付ける。CPU11が液晶表示装置23に表示する操作画面は、ナビゲーション装置10を操作するための操作画面に加えて、オーディオ装置50を操作するための操作画面を含む。操作キー27は、ボタンスイッチであり、主電源のオンとオフとを切換える電源キーを含む。
オーディオコーデック29は、アナログの音声信号をデジタルデータに変換する回路と、デジタルデータをアナログの音声信号に変換する回路とを含み、音データを処理する。オーディオコーデック29は、圧縮符号化された音声データが入力されると、アナログの音声信号に変換し、切換器31に出力する。
切換器31は、入力端子がオーディオコーデック29の出力端子と接続される。切換器31は、2つの出力端子を有し、1つは増幅器33に接続され、他の1つはオーディオ装置50と接続される接続コネクタに接続される。切換器31は、CPU11により制御され、オーディオコーデック29から入力される音声信号を、2つの出力端子のいずれか一方に出力する。増幅器33は、切換器31から入力される音声信号を増幅し、スピーカ35に出力する。
CPU11は、メモリカード15Aに、例えば、MP3(MPEG Audio Layer−3)などの規格で圧縮符号化された音データが記憶されている場合、その音データを読み出し、オーディオコーデック29に出力することができる。これにより、メモリカード15Aに記憶された音楽等の音がスピーカ35から出力される。
ビデオデコーダは、入力されるデジタルデータをアナログの映像信号に変換する復号回路を含む。ビデオデコーダ37は、CPU11により制御され、圧縮符号化された映像データが入力されると、それをアナログのビデオ信号に変換し、液晶表示装置23に出力する。ビデオデコーダは、入力端子がオーディオ装置50と接続される接続コネクタに接続される。したがって、ナビゲーション装置10がオーディオ装置50と接続された状態において、オーディオ装置50からデジタルデータが入力されると、それを復号したビデオ信号の画像が液晶表示装置23に表示される。
電源回路41は、その入力端子が、ナビゲーション装置10とオーディオ装置50とが接続されたときに、オーディオ装置50が備える電源回路67の出力端子と接続され、電力が供給される。電源回路41は、ナビゲーション装置10とオーディオ装置50とが接続されている間は、ナビゲーション装置10の全体に電力を供給する。二次電池39は、電源回路41と並列接続される。二次電池39は、蓄電量が減少すると、電源回路41がオーディオ装置50の備える電源回路67から電力が供給されているときは、電源回路41から電力が供給され、充電される。二次電池39は、ナビゲーション装置10とオーディオ装置50とが切り離されたときは、電源回路41が電力を供給しなくなるので、放電し、電源回路41に代わってナビゲーション装置10の全体に電力を供給する。したがって、ナビゲーション装置10は、オーディオ装置50と接続されていなくても、二次電池39から電力の供給を受けて駆動することができる。
CPU11は、電源回路41または二次電池39を電源として駆動するが、主電源がオンであれば駆動し、副電源のオンオフの切換が可能である。CPU11は、副電源をオフに切り換えているとき、主電源がオンであれば駆動する。主電源がオンで副電源がオフのとき、CPU11以外の回路に電力が供給されない。CPU11が副電源をオンに切り換えると、ナビゲーション装置10全体に電源回路41または二次電池39から電力が供給される。ここでは、CPU11が電源回路41または二次電池39から電力の供給を受けている間は、主電源がオンであり、CPU11はオーディオ装置50と通信することができる。
オーディオ装置50は、オーディオ装置50の全体を制御するCPU51と、ディスク再生装置63と、ラジオ受信部57と、オーディオ信号処理部59と、増幅器61と、電源キー53と、赤外線信号を受信する受信部55と、電源回路67と、を含む。
CPU51は、車両のアクセサリー電源(ACC電源)から電力の供給を受ける。したがって、ACC電源が供給されている間は駆動する。CPU51が電力の供給を受けるアクセサリー電源をここではオーディオ装置50の主電源という。
ラジオ受信部57は、アンテナ71に接続され、アンテナ71により受信されたラジオ放送の無線信号が入力される。ラジオ受信部57は、CPU51により制御され、入力される無線信号を変調し、音声信号をオーディオ信号処理部59に出力する。
ディスク再生装置63は、CPU51により制御され、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスクを再生し、音声信号をオーディオ信号処理部59に出力する。ディスク再生装置63の映像信号の出力端子は、ナビゲーション装置10が備えるビデオデコーダ37と接続するための接続コネクタと接続される。したがって、ディスク再生装置63が出力する映像信号は、ナビゲーション装置10と電気的に接続された場合に、ナビゲーション装置10に出力される。
オーディオ信号回路59は、3つの入力端子を有し、1つがディスク再生装置63の音声出力端子と接続され、1つがラジオ受信部57の音声出力端子と接続され、他の1つがナビゲーション装置10の備える切換器31の出力端子と接続するための接続コネクタに接続される。オーディオ信号処理部59は、CPU51により制御され、3つの入力端子それぞれから入力される音声信号のうちからいずれか1つを選択し、その音声信号のボリュームを調整し、増幅器61に出力する。増幅器61は、車載スピーカと接続されており、オーディオ信号処理部59により選択された音声信号を、車載スピーカに出力する。
受信部55は、リモートコントローラ70が出力する赤外線信号を受光する。受信部55は、受光した赤外線信号を、CPU51に出力する。したがって、オーディオ装置50は、リモートコントローラ70により遠隔制御される。
電源回路67は、車両に搭載された車両バッテリに接続され、車両バッテリから電力が供給される。電源回路67の出力端子は、電源切換部69の入力端子と、ナビゲーション装置10が備える電源回路41の入力端子が接続される接続コネクタとに接続される。したがって、電源回路67は、電源切換部69に電力を供給するとともに、ナビゲーション装置10とオーディオ装置50とが電気的に接続されているときは、電源回路41にも電力を供給する。ここでは、電源回路41を、オーディオ装置50の副電源という。
電源切換部69は、電源回路67から電力の供給を受ける入力端子と、入力端子で受けた電力をディスク再生装置63、オーディオ信号処理部59、増幅器61およびラジオ受信部57それぞれに供給するための出力端子とを備える。電源切換部69は、CPU51により制御され、副電源のオンオフを切り換える。電源切換部69は、CPU51から副電源をオンにする指令を受けると、ディスク再生装置63、オーディオ信号処理部59、増幅器61およびラジオ受信部57に電力を供給し、副電源をオフにする指令を受信すると、ディスク再生装置63、オーディオ信号処理部59、増幅器61およびラジオ受信部57に供給していた電力を遮断する。
ナビゲーション装置10はCPU11を備え、音声映像再生装置50はCPU51を備えるため、それらが電気的に接続されていないときは、それぞれ単独で機能する。一方、ナビゲーション装置10と、音声映像再生装置50とは、電気的に接続されると、ナビゲーション装置10のCPU11とオーディオ装置50のCPU51とが接続され、ナビゲーション装置10のCPU11がマスタとなり、オーディオ装置50のCPU51がスレーブとなって一体化して機能する。
図4は、ナビゲーション装置が備えるCPUの機能の概要を示す機能ブロック図である。図4を参照して、CPU11は、液晶表示装置23の表示を制御するための表示制御部103と、ナビゲーション機能を司るナビゲーション制御部101と、音データの入出力を制御する音データ制御部109と、オーディオ装置50を制御するためのオーディオ制御部111と、オーディオ装置50と通信するための第1通信部113と、切換器31を制御するための切換制御部105と、オーディオ装置50との接続状態を検出するための第1接続状態検出部107と、を備える。
表示制御部103は、液晶表示装置23を制御し、液晶表示装置23に表示する画像を切換える。表示する画像は、ユーザの操作を受け付けるための操作画面、ナビゲーション制御部101が出力するナビゲーション用の地図を表した画面、オーディオ装置50から入力される画像を含む。画像は静止画と動画とを含む。
ナビゲーション制御部101は、GPS受信機13から入力される現在位置データと、メモリI/F15に装着されたメモリカード15Aに記憶されている地図データとから、地図上に現在位置を示した画像を表示制御部103に出力する。また、ナビゲーション制御部101は、目的地までの経路探索、現在位置周辺の施設などユーザの操作に応じて種々の画像を生成し、表示制御部103に出力する。さらに、ナビゲーション制御部101は、目的地までの経路案内を音声合成した音声をオーディオコーデック29に出力する。
音データ制御部109は、ユーザがタッチスクリーン25または操作キー27に入力する指示に従って、メモリI/F15に装着されたメモリカード15Aから圧縮音声データを読出し、オーディオコーデック29に出力する。これにより、オーディオコーデック29により圧縮音声データが復号され、切換器31に出力される。
第1接続状態検出部107は、オーディオ装置50との電気的な接続を検出する。具体的には、ナビゲーション装置10がオーディオ装置50に装着された状態で、CPU11と、オーディオ装置50のCPU51とが、ケーブルで接続される。このケーブルと接続される接続ピンの電圧が所定の値を超えているか否かで電気的に接続されているか否かを判断する。接続ピンの電圧が所定の値を超えていればオーディオ装置50と電気的に接続されていることを検出する。第1接続状態検出部107は、オーディオ装置50と電気的に接続されていることを検出している間は、接続信号を切換制御部105およびオーディオ制御部111に出力し、電気的に接続されていることを検出していない間は、切断信号を切換制御部105およびオーディオ制御部111に出力する。
切換制御部105は、第1接続状態検出部107から接続信号または切断信号が入力され、それらに基づいて切換器31を制御する。切換制御部105は、接続信号が入力されているときは、音声信号がオーディオ装置50に出力されるよう切換器31を制御し、切断信号が入力されているときは、音声信号が増幅器33に出力されるよう切換器31を制御する。このため、ナビゲーション装置10がオーディオ装置50と電気的に接続されているときは、ナビゲーション装置10が出力する音声信号は、オーディオ装置50に出力され、オーディオ装置50に接続されている車載スピーカから音が出力される。一方、ナビゲーション装置10がオーディオ装置50と電気的に接続されておらず、単独で機能しているときは、ナビゲーション装置10は、内蔵のスピーカ35から音が出力される。
オーディオ制御部111は、第1接続状態検出部107から接続信号または切断信号が入力され、ナビゲーション装置10および音データ制御部109それぞれから動作状態が入力される。オーディオ制御部111は、第1接続状態検出部107から接続信号が入力されているとき、ナビゲーション制御部101および音データ制御部109それぞれから入力される動作状態を、第1通信部113を介して、オーディオ装置50に出力する。また、オーディオ制御部111は、タッチスクリーン25または操作キー27に入力されるユーザの操作に従って、第1通信部113を介してオーディオ装置50を制御するための制御信号をオーディオ装置50に送信する。したがって、ナビゲーション装置10とオーディオ装置50とが電気的に接続されているとき、オーディオ装置50は、ナビゲーション装置10により制御される。このため、ユーザは、ナビゲーション装置10のタッチスクリーン25または操作キー27を操作することにより、オーディオ装置50を操作することができる。
第1通信部113は、オーディオ装置50と通信するための通信インターフェースである。第1通信部113は、ナビゲーション装置10がオーディオ装置50と結合した状態で、オーディオ装置50が備える第2通信部125と接続コネクタを介して接続される。
図5は、音声出力切換処理の流れを示すフローチャートである。この音声出力切換処理は、ナビゲーション装置が備えるCPU11がROM19に記憶された制御プログラムを実行することにより、CPU11により実行される処理である。
図5を参照して、CPU11は、オーディオ装置50と電気的に接続されたか否かを判断する(ステップS01)。オーディオ装置50のCPU51と接続される接続ピンの電圧が所定値を超えたならば接続されたと判断する。オーディオ装置50と接続されるまで待機状態となり(ステップS01でNO)、接続されたならば処理をステップS02に進める。したがって、音声出力切換処理は、オーディオ装置50と電気的に接続されることを条件に実行される処理である。ステップS02においては、音声出力を内蔵のスピーカ35への出力からオーディオ装置50への出力に切り換え、処理をステップS03に進める。
ステップS03においては、オーディオ装置50と電気的な接続が切断されたか否かを判断する。オーディオ装置50と接続される接続ピンの電圧が所定値を下回ったならば切断されたと判断する。オーディオ装置50と電気的な接続が切断されるまで待機状態となり(ステップS03でNO)、切断されたならば処理をステップS04に進める。ステップS04においては、音声出力をオーディオ装置50への出力から内蔵のスピーカ35への出力に切り換え、処理を終了する。
図6は、オーディオ装置が備えるCPUの機能の概要を示す機能ブロック図である。図6を参照して、CPU51は、電源切換部69を制御するための電源制御部121と、ナビゲーション装置10との電気的な接続を検出するための第2接続状態検出部123と、ナビゲーション装置10と通信するための第2通信部125と、ナビゲーション装置の動作状態を検出するための状態検出部127と、ナビゲーション装置10または受信部55から操作指示を受け付ける指示受付部129と、ディスク再生装置63、オーディオ信号処理部59およびラジオ受信部57を制御するためのAV制御部131と、を含む。
第2接続状態検出部123は、ナビゲーション装置10との電気的な接続を検出する。具体的には、ナビゲーション装置10がオーディオ装置50と結合した状態で、CPU51と、ナビゲーション装置10のCPU11とが、ケーブルで接続される。このケーブルと接続される接続ピンの電圧が所定の値を超えているか否かで電気的な接続を検出する。接続ピンの電圧が所定の値を超えていればナビゲーション装置10との間で電気的に接続されていると判断し、接続ピンの電圧が所定の値を超えていなければ電気的に接続されていないと判断する。第2接続状態検出部123は、ナビゲーション装置10と電気的な接続を検出している間は、接続信号を電源制御部121およびAV制御部131に出力し、電気的な接続を検出していない間は、切断信号を電源制御部121およびAV制御部131に出力する。
第2通信部125は、ナビゲーション装置10と通信するための通信インターフェースである。第2通信部125は、オーディオ装置50がナビゲーション装置10と電気的に接続された状態で、ナビゲーション装置10が備える第1通信部113と接続される。第2通信部125は、状態検出部127および指示受付部129と接続される。
指示受付部129は、受信部55または第2通信部125から操作指示を受け付ける。従って、オーディオ装置50は、ナビゲーション装置10と電気的に接続されている間は、ナビゲーション装置10に入力された操作指示に従って、駆動することが可能である。指示受付部129は、受け付けた指示を電源制御部121およびAV制御部131に出力する。
状態検出部127は、第2通信部125を介して、ナビゲーション装置10と通信し、ナビゲーション装置10の動作状態を取得する。ここでは、状態検出部127は、音データ再生中の状態と、ナビゲーション機能起動中の状態と、動作していない状態との3つの動作状態を取得する。
電源制御部121は、第2接続状態検出部123から接続信号または切断信号のいずれかが入力され、状態検出部127からナビゲーション装置10の動作状態が入力され、指示受付部129から操作指示が受け付けられ、それらに基づき電源切換部69を制御する。電源制御部121は、電源切換部69に副電源をオンにする指令を出力しているときに、第2接続状態検出部123から接続信号が入力され、かつ、状態検出部127から動作していない状態が入力されると、電源切換部69に副電源をオフにする指令を出す。このため、ナビゲーション装置10が駆動していないときに、副電源がオンのオーディオ装置50に装着されると、オーディオ装置50の副電源がオフに切換わるので、ユーザは、オーディオ装置50の副電源をオフにするための操作をする必要がない。
また、電源制御部121は、電源切換部69に副電源をオンにする指令を出力しているときに、第2接続状態検出部123から切断信号が入力されると、AV制御部131が、ディスク再生装置63またはラジオ受信部57を駆動していなければ、電源切換部69に副電源をオフにする指令を出す。このため、副電源がオンのオーディオ装置50であってディスク再生装置63またはラジオ受信部57を駆動していないときに、ナビゲーション装置10が取り外されると、オーディオ装置50の副電源がオフに切換わるので、ユーザは、オーディオ装置50の副電源をオフにするための操作をする必要がない。
また、電源制御部121は、電源切換部69に副電源をオンにする指令を出力しているときに、第2接続状態検出部123から切断信号が入力されると、AV制御部131が、ディスク再生装置63またはラジオ受信部57を駆動していれば、電源切換部69に副電源をオンにする指令を継続して出力する。このため、ナビゲーション装置10とオーディオ装置50とが電気的に接続していないときに、単独で機能させることができる。なお、電源切換部69に副電源をオンにする指令を出力しているときに、第2接続状態検出部123から切断信号が入力された場合は、ディスク再生装置63またはラジオ受信部57の駆動にかかわらず、電源切換部69に副電源をオフにする指令を出すようにしてもよい。
また、電源制御部121は、電源切換部69に副電源をオフにする指令を出力しているときに、第2接続状態検出部123から接続信号が入力されると、電源切換部69に副電源をオンにする指令を出す。これにより、ナビゲーション装置10が、音データ再生中の状態、またはナビゲーション機能起動中の状態の場合には、ナビゲーション装置10から出力される音声信号を、車載スピーカから出力することができる。このため、ユーザは。オーディオ装置50の副電源をオンにする操作をする必要がない。
AV制御部131は、第2接続状態検出部123、指示受付部129および状態検出部127と接続されている。AV制御部131は、指示受付部129から入力される操作指示に従って、ディスク再生装置63またラジオ受信部57の駆動を制御する。AV制御部131は、第2接続状態検出部123から接続信号が入力され、状態検出部127により音データ再生中の状態が入力されると、ディスク再生装置63またはラジオ受信部57の駆動を停止させる。これにより、ナビゲーション装置10により再生されている音データを、スピーカ35から出力させることができる。したがって、ユーザは、オーディオ装置50を操作して、ディスク再生装置63またはラジオ受信部57の駆動を停止させる操作を入力する必要がない。
図7は、オーディオ装置が備えるCPUで実行される接続時処理の流れの一例を示すフローチャートである。図7を参照して、ナビゲーション装置10と接続されたか否かを判断する。ナビゲーション装置10と接続されるまで待機状態となっており(ステップS31でNO)、ナビゲーション装置10と接続されると処理をステップS32に進める。すなわち、接続時処理は、ナビゲーション装置10と接続されることを条件に実行される処理である。ステップS32においては、ナビゲーション装置10の動作状態を検出する。次のステップS33においては、自装置の副電源がオンか否かを判断する。自装置の副電源がオンならば処理をステップS34に進め、そうでなければ処理をステップS39に進める。
ステップS34においては、ナビゲーション装置10が動作中か否かを判断する。動作中であれば処理をステップS35に進め、そうでなければ処理をステップS38に進める。ここでの動作中の状態は、ナビゲーション装置10が、音データ再生中の状態と、ナビゲーション機能起動中の状態と、とを含む。
ステップS35においては、ナビゲーション装置10の動作状態が音データ再生中の状態か否かを判断する。音データ再生中の状態ならば処理をステップS36に進め、そうでなければ処理を終了する。処理を終了する場合、オーディオ装置50において、ラジオ受信部57またはディスク再生装置63が駆動中であっても、その駆動が継続されるので、ナビゲーション装置10を装着することによって、音の再生が中断されることがない。一方、ナビゲーション装置10は動作していないので、ユーザが車載システム1の動作に違和感を受けることがない。
ステップS36においては、自装置が再生中か否かを判断する。ラジオ受信部57またはディスク再生装置63が駆動中か否かを判断する。いずれかを駆動している場合には、処理をステップS37に進め、いずれも駆動していなければ処理を終了する。処理を終了する場合、オーディオ装置50において、ラジオ受信部57またはディスク再生装置63が駆動中であっても、その駆動が継続されるので、ナビゲーション装置10を装着することによって、音の再生が中断されることがない。ナビゲーション装置10がナビゲーション機能起動中に音声案内等の音声が出力されるが、その音声を再生する音とミキシングして、スピーカ35から出力するようにすればよい。
ステップS37においては、ラジオ受信部57またはディスク再生装置63のうち駆動中のものを停止させる。これにより、ナビゲーション装置10で再生されている音データを、車載スピーカから出力することができる。
ステップS38においては、副電源をオフに切り換える。ナビゲーション装置10が、電源が動作していない状態でオーディオ装置50に装着されると、オーディオ装置50の副電源がオフになるので、互いに単独で駆動する各装置が一体化したときの動作を整合させることができ、動作モードを判り易くすることができる。
ステップS39においては、ナビゲーション装置10が動作中か否かを判断する。動作中であれば処理をステップS40に進め、そうでなければ処理を終了する。ステップS40においては、自装置の副電源をオンに切り換える。これにより、自装置の電源の状態が、ナビゲーション装置10の電源の状態に合わせられるので、それぞれが単独で駆動する各装置が一体化したときの動作を整合させることができ、動作モードを判り易くすることができる。
図8は、オーディオ装置が備えるCPUで実行される切断時処理の流れの一例を示すフローチャートである。図8を参照して、ナビゲーション装置10との電気的な接続が切断されたか否かを判断する(ステップS51)。ナビゲーション装置10と切断されるまで待機状態となっており(ステップS51でNO)、ナビゲーション装置10と切断されると処理をステップS52に進める。すなわち、切断時処理は、ナビゲーション装置10と電気的な接続さがされている状態から切断されることを条件に実行される処理である。ステップS52においては、自装置が再生中か否かを判断する。ラジオ受信部57またはディスク再生装置63が駆動中か否かを判断する。いずれかを駆動している場合には、処理をステップS53に進め、いずれも駆動していなければ処理をステップS54に進める。ステップS53においては、再生を継続し処理を終了する。オーディオ装置50において、ラジオ受信部57またはディスク再生装置63が駆動中であっても、その駆動が継続されるので、音の再生が中断されることがない。ナビゲーション装置10との電気的な接続が切断された場合には、それぞれを単独で機能させることができる。
ステップS54においては、副電源をオフに切換える。ラジオ受信部57およびディスク再生装置63のいずれも駆動していない場合は、副電源をオフにすることで、消費電力を低減することができる。また、ナビゲーション装置10を操作しながらオーディオ装置50から取り外した場合は、オーディオ装置50が再生中でなければ副電源がオフになるので、オーディオ装置50の副電源をオフにする操作が不要である。このため、操作を簡略化することができる。
<変形例>
図9は、変形例における車載システムのハードウェ構成の概要を示す機能ブロック図である。図9を参照して、図3に示したハードウェア構成と異なる点は、ナビゲーション装置10Aが、リモートコントローラ70を内蔵する点である。ナビゲーション装置10Aにリモートコントローラ70を内蔵したので、ナビゲーション装置10をオーディオ装置50から取り外した後に、ナビゲーション装置10からオーディオ装置50を制御することができる。このため、操作性が向上する。
本発明の実施形態の一つにおける車載システムの外観構成の一例を示す斜視図である。 本実施の形態における車載システムの側面図である。 本実施の形態における車載システムのハードウェ構成の概要を示す機能ブロック図である。 ナビゲーション装置が備えるCPUの機能の概要を示す機能ブロック図である。 音声出力切換処理の流れを示すフローチャートである。 オーディオ装置が備えるCPUの機能の概要を示す機能ブロック図である。 オーディオ装置が備えるCPUで実行される接続時処理の流れの一例を示すフローチャートである。 オーディオ装置が備えるCPUで実行される切断時処理の流れの一例を示すフローチャートである。 変形例における車載システムのハードウェ構成の概要を示す機能ブロック図である。
符号の説明
1 車載システム、10,10A ナビゲーション装置、12 被支持部、13 GPS受信機、15 メモリI/F、15A メモリカード、23 液晶表示装置、25 タッチスクリーン、27 操作キー、29 オーディオコーデック、31 切換器、33 増幅器、35 スピーカ、37 ビデオデコーダ、39 二次電池、41 電源回路、50 オーディオ装置、50A 支持部材、50B 接続コネクタ、53 電源キー、55 受信部、57 ラジオ受信部、59 オーディオ信号処理部、61 増幅器、63 ディスク再生装置、67 電源回路、69 電源切換部、70 リモートコントローラ、71 アンテナ、101 ナビゲーション制御部、103 表示制御部、105 切換制御部、107 接続状態検出部、109 音データ制御部、111 オーディオ制御部、113 第12通信部、121 電源制御部、123 接続状態検出部、125 第2通信部、127 状態検出部、129 指示受付部、131 AV制御部。

Claims (7)

  1. 音または映像を再生可能な再生装置と、該再生装置の前面に着脱自在なナビゲーション装置とで構成された車載システムであって、
    前記再生装置と、前記ナビゲーション装置とは、それぞれが単独で機能可能であり、
    前記ナビゲーション装置は、操作の入力を受け付ける操作受付手段を備え、
    前記再生装置は、前記ナビゲーション装置との電気的な接続を検出するナビゲーション装置検出手段と、
    前記ナビゲーション装置検出手段により電気的な接続が検出されている間は、前記操作手段により受け付けられた操作に従って動作を制御する制御手段と、を備えた車載システム。
  2. 前記再生装置を遠隔制御するためのリモートコントローラをさらに備え、
    前記制御手段は、前記ナビゲーション装置検出手段により電気的な接続が検出されている間は、前記操作受付手段により受け付けられた操作または前記リモートコントローラから受信される指示のみに従って動作を制御し、前記ナビゲーション装置検出手段により電気的な接続が検出されていない間は、前記リモートコントローラから受信される指示のみに従って動作を制御する、請求項1に記載の車載システム。
  3. 前記ナビゲーション装置は、音データを処理する音データ処理手段をさらに備え、
    前記再生装置は、AVメディアを再生する再生手段と、
    前記ナビゲーション装置の動作状態を検出するためのナビゲーション装置状態検出手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記再生手段にAVメディアを再生させているときに、前記ナビゲーション装置検出手段による電気的な接続が検出され、かつ、前記ナビゲーション装置状態検出手段により前記音データ処理手段が能動化している動作状態が検出されると、前記再生手段にAVメディアの再生を停止させるAV制御手段を含む、請求項1または2に記載の車載システム。
  4. 前記再生装置は、副電源のオンとオフとを切り換える電源切換手段と、をさらに備え、
    前記制御手段は、前記ナビゲーション装置の動作状態を検出するためのナビゲーション装置状態検出手段と、
    前記ナビゲーション装置検出手段による電気的な接続が検出され、かつ、前記ナビゲーション装置状態検出手段により前記ナビゲーション装置が能動化している動作状態が検出されると、前記電源切換手段に副電源をオンに切り換えさせる第1電源制御手段を含む、請求項1または2に記載の車載システム。
  5. 前記再生装置は、副電源のオンとオフとを切り換える電源切換をさらに備え、
    前記制御手段は、前記ナビゲーション装置の動作状態を検出するためのナビゲーション装置状態検出手段と、
    前記ナビゲーション装置検出手段による電気的な接続が検出され、かつ、前記ナビゲーション装置状態検出手段により前記ナビゲーション装置が能動化していない動作状態が検出されると、前記電源切換手段に副電源をオフに切り換えさせる第2電源制御手段を含む、請求項1または2に記載の車載システム。
  6. 前記ナビゲーション装置は、二次電池をさらに備えた、請求項1〜5のいずれかに記載の車載システム。
  7. 前記ナビゲーション装置は、前記リモートコントローラを内蔵する、請求項2〜6のいずれかに記載の車載システム。
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