JP2008186380A - 配車システム - Google Patents
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Abstract
【課題】オペレータは、客から配車要求を受け付けた際に、客の待機時間等を判別することができない。そのため受け付けが集中した際に、オペレータの客への対応が疎かになってしまう虞が生じる。
【解決手段】本発明は、客情報端末10と公衆回線網20を介して接続し、客の待機時間を計測する計測部33を有する電話交換機30と、電話交換機30と接続しているCTIサーバ40と、CTIサーバ40とHUB41を介して接続しているCTI端末50と、電話交換機30と構内電話回線31を介して接続している複数の操作(受付)端末70と、を設け、受け付けまでの客の待機時間を表示させることで、オペレータが配車要求した客の状態を容易に把握することができ、客への対応を円滑にすすめることができる配車システムを提供する。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は、客情報端末10と公衆回線網20を介して接続し、客の待機時間を計測する計測部33を有する電話交換機30と、電話交換機30と接続しているCTIサーバ40と、CTIサーバ40とHUB41を介して接続しているCTI端末50と、電話交換機30と構内電話回線31を介して接続している複数の操作(受付)端末70と、を設け、受け付けまでの客の待機時間を表示させることで、オペレータが配車要求した客の状態を容易に把握することができ、客への対応を円滑にすすめることができる配車システムを提供する。
【選択図】図1
Description
本発明は、客から配車要求が生じた際に、受け付けまでに掛かった時間を表示することで経過時間(客の待機時間)を把握することができ、また受け付けまでの待機状態の客の数、待機状態の客の区分等を表示させることで、オペレータが配車要求した客の状態を容易に把握することができる配車システムに関する。
一般的に、タクシー等の移動局に対して用いられる配車システムは、例えば客が掛けた電話を通じて客から配車要求(依頼)を受け付けている。この配車システムには、Computer Telephony Integration(以下、CTI)システムと共にAutomatic Vehicle Monitoring(以下、AVM)システムが利用されている。配車システムは、この2つのシステムを利用して、配車要求を管理している。
配車システムにおいて例えば図6に示すように、タクシーなどの移動局200は、現在の位置情報をGlobal Positioning System(以下、GPS)衛星150から発せられた電波151を利用して検出している。各移動局200は、GPS衛星150によって収集された位置情報と、実車、空車、待機といった移動局200の状態である動態情報と、そのほかの情報(例えば移動方向、移動速度等)と、をポーリング信号Po2によって基地局100を介して管理センタ300に送信している。
管理センタ300が、全ての移動局200に対して順番にポーリングを行い、全ての移動局200の位置情報、動態情報、そのほかの情報を収集する。収集された位置情報、動態情報、そのほかの情報は、管理センタ300に設けられているデータベースにて以前に利用した客の氏名や住所等を有する客情報と共に管理されている。なおこのような配車システムにおいて、基地局100は少なくとも1つであり、基地局100は、それぞれ管理センタ300に接続されている。
客が例えば電話機等の客情報端末500から公衆回線網400を介して管理センタ300に配車を依頼した際に、管理センタ300は、管理している移動局200の位置情報と、動態情報を基にして客から依頼されている配車場所に最も速く到達することが可能で、且つ客が乗車していない空車状態の移動局200を探車する。そして管理センタ300は、該当する移動局200にポーリング信号Po1にて配車の指示を連絡する。連絡を受けた移動局200は、ACK(返送信号)を基地局100を介して管理センタ300に送信する。管理センタ300は、ACKを受信した移動局200に対して客情報を指示し、客が依頼している配車(移動局200を来させる)場所に向かわせる。
なお管理センタ300は、配車要求を受け付けた際に、客情報を上述したデータベースに格納する。客情報とは、例えば客の電話番号、客の氏名、住所、客から生じた配車要求を受信(着信)した際の日付け、時刻、客の区分(例えばVIP、常連、一般、新規)、客から生じた配車要求の回数、この客が頻繁に要求する配車場所及び過去の目的地の名称情報及び住所情報、配車場所、目的地周辺の地図情報(マップ)、過去の配車場所、過去の降車場所(目的地)へ移動局200を誘導する誘導情報等である。この客情報がサーバに格納されることで、管理センタ300は、客から配車要求を受け付けた際に、素早く客情報を把握することができる。
なお特許文献1には、通信システムにおいて上述したCTIシステムを用いるコンピュータ・テレフォニー・インテグレーション・システムおよび通信制御方法が開示されている。また特許文献2には、このような配車システムを例えばタクシーといった移動局に用いるタクシー配車システムが開示されている。
特開2000−188770号公報
特開2005−332291号公報
上述した一般的な配車システムにおいて、例えば朝夕や雨天時には、複数の客から管理センタ300にほぼ同時に配車要求が生じることがある。このような場合、受け付けが集中し、公衆回線網400が埋まってしまうことがある。これにより配車要求するために管理センタ300に電話を掛けた新たな客は、管理センタ300によって待機状態とされる。また公衆回線網400が空いていても、管理センタ300にて通話(応答)可能な例えば電話といった図示しない受付端末が使用できない場合がある。この場合も同様に、新たな客は、管理センタ300によって待機状態となる。
管理センタ300は、公衆回線網400が空き次第、または受付端末が使用可能になると、待機状態の新たな客と管理センタ300内の受付端末を操作するオペレータを接続する(公衆回線網400を介して客情報端末500と受付端末を接続し通話可能状態とする)。そして管理センタ300は、新たな客から生じる配車要求を受け付ける。
しかしながら、管理センタ300におけるオペレータは、配車要求を受け付けた際に、例えば客の待機時間(移動局の配車の要求が受付端末に受け付けられるまでに経過した経過時間、配車要求した客がオペレータに接続するまでの時間)、待機状態の客の数、待機状態の客の区分等を判別することができない。そのため受け付けが集中した際に、オペレータの客への対応が疎かになってしまう虞が生じる。
そのため本発明は、配車要求が操作端末に受け付けられるまでに経過した経過時間を表示させることで、この時間を容易に把握させることができ、この時間に応じて客に対する応答を円滑に進めさせることができる配車システムを提供することを目的とする。
また本発明は、受け付けまでの待機状態の客の数、待機状態の客の区分等を表示させることで、配車要求した区分を容易に把握させることができ、客への応対を客の区分に応じて円滑に進めさせることができる配車システムを提供することを目的とする。
本発明は目的を達成するために、客情報端末から公衆回線網を介して要求される移動局の配車を複数の受付端末にて受け付ける配車システムにおいて、客情報端末の番号を特定する特定部と、移動局の配車に対する要求を受け付け可能な受付端末を検索する検索部と、検索部による検索によって受け付けることが可能な受付端末を検索できなかった際に客情報端末に待機状態であることを通知する通知部と、検索部による検索によって受け付け可能な受付端末を検索した際にいずれか1つの受付端末にて移動局の配車の要求を受け付けさせる受け付け部と、移動局の配車の要求が受付端末に受け付けられるまでに経過した経過時間を計測する計測部と、を有する電話交換機と、移動局が配車される際の配車場所を基に作成された客情報を格納しているデータベースを有し、特定部によって特定された番号を基にデータベースから客情報を検索するCTIサーバと、CTIサーバがデータベースを検索した際に検索された客情報と、計測部によって計測された前記経過時間を表示する表示部を有するCTI端末と、を具備することを特徴とする配車システムを提供する。
また本発明は目的を達成するために、経過時間表示部は、経過時間の長さに応じて表示を変化させることを特徴とする上記に記載の配車システムを提供する。
また本発明は目的を達成するために、経過時間表示部は、経過時間の長さに応じて待機時間と共にメッセージを表示させることを特徴とする上記に記載の配車システムを提供する。
また本発明は目的を達成するために、経過時間表示部は、経過時間の長さに応じて色分けされた経過時間を表示させることを特徴とする上記に記載の配車システムを提供する。
また本発明は目的を達成するために、経過時間表示部は、経過時間の長さに応じて経過時間を表示させるとともに、音を鳴らすことを特徴とする上記に記載の配車システムを提供する。
また本発明は目的を達成するために、客情報端末から公衆回線網を介して要求される移動局の配車を複数の受付端末にて受け付ける配車システムにおいて、客情報端末から移動局の配車が要求された際に、客情報端末の番号を特定する特定部と、要求された配車の回数に応じた区分、番号が特定部によって特定された着信時刻、番号を基に作成された客情報を格納しているデータベースを有し、特定部によって特定された番号を基にデータベースから客情報を検索するCTIサーバと、CTIサーバがデータベースを検索した際に、検索された客情報を着信時刻の順に表示する第1の表示部と、移動局の配車の要求する数を表示する第2の表示部と、第1の表示部に表示されている客情報を優先度の高い区分の順に表示する第3の表示部を有するCTI端末と、を具備することを特徴とする配車システムを提供する。
また本発明は目的を達成するために、データベースは、客情報における区分をVIP、常連、一般、新規に区分けることを特徴とする上記に記載の配車システムを提供する。
また本発明は目的を達成するために、第3の表示部は、VIPに区分けされた客情報を最優先に表示することを特徴とする上記に記載の配車システムを提供する。
また本発明は目的を達成するために、第3の表示部は、客情報を区分に応じて色分けすることを特徴とする上記に記載の配車システムを提供する。
また本発明は目的を達成するために、第3の表示部は、客情報を区分に応じて表示幅を変えることを特徴とする上記に記載の配車システムを提供する。
本発明によれば、配車要求が操作端末に受け付けられるまでに経過した経過時間を表示させることで、この時間を容易に把握させることができ、この時間に応じて客に対する応答を円滑に進めさせることができる配車システムを提供することができる。
また本発明によれば、受け付けまでの待機状態の客の数、待機状態の客の区分等を表示させることで、配車要求した区分を容易に把握させることができ、客への応対を客の区分に応じて円滑に進めさせることができる配車システムを提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1及び図2を参照して第1の実施形態について説明する。図1は、本実施形態の配車システム1の概略構成図である。図2は、CTIサーバ40と接続しているCTI端末50に設けられている表示部51に表示される表示画面を示す図である。
図1及び図2を参照して第1の実施形態について説明する。図1は、本実施形態の配車システム1の概略構成図である。図2は、CTIサーバ40と接続しているCTI端末50に設けられている表示部51に表示される表示画面を示す図である。
本実施形態における配車システム1は、配車要求に対して例えば約200台の移動局(例えばタクシー)の配車を管理する際に好適である。
図1に示すように配車システム1には、Computer Telephony Integration(以下、CTI)システムが用いられている。配車システム1には、客情報端末10と公衆回線網20を介して接続している例えばPrivate Branch Exchange(以下、PBX)を含む電話交換機30と、電話交換機30と接続しているCTIサーバ40と、CTIサーバ40とHUB41を介して接続している複数の例えばPCであるCTI端末50と、電話交換機30と構内電話回線31を介して接続している複数の操作(受付)端末70と、が設けられている。
図1に示すように配車システム1には、Computer Telephony Integration(以下、CTI)システムが用いられている。配車システム1には、客情報端末10と公衆回線網20を介して接続している例えばPrivate Branch Exchange(以下、PBX)を含む電話交換機30と、電話交換機30と接続しているCTIサーバ40と、CTIサーバ40とHUB41を介して接続している複数の例えばPCであるCTI端末50と、電話交換機30と構内電話回線31を介して接続している複数の操作(受付)端末70と、が設けられている。
CTI端末50と、操作端末70は、対の関係であり、客から生じる配車要求を受け付けるオペレータが操作するものである。例えば本実施形態において、CTI端末50(50a,50b,50c)と、操作端末70(70a,70b,70c)は、それぞれ3個設けられている。
公衆回線網20は、配車システム1と外部ネットワークに位置する客情報端末10を接続する。本実施形態において、公衆回線網20と電話交換機30を接続する回線の数を例えば4つとし、それぞれを公衆回線21a,21b,21c,21dとする。
本実施形態において、操作端末70a,70b,70cはそれぞれ独立して構内電話回線31を介して電話交換機30と接続している。よって構内電話回線31の数は、3つである。詳細には、操作端末70aは、構内電話回線31aを介して電話交換機30と接続している。また操作端末70bは、構内電話回線31bを介して電話交換機30と接続している。また操作端末70cは、構内電話回線31cを介して電話交換機30と接続している。
電話交換機30は、計測部33、特定部35、検索部36、通知部37、受け付け部38を有している。
計測部33は、待機時間を計測する。計測された待機時間は、CTIサーバ40に送信される。この待機時間とは、客情報端末10から生じた移動局の配車の要求が操作端末70に受け付けられるまでに経過した経過時間であり、客がオペレータと接続するまでに要した時間である。
また電話交換機30における特定部35は、電話機等の客情報端末10から公衆回線網20を介して配車が要求された際に、電話番号を特定する。電話交換機30は、特定した電話番号をCTIサーバ40に送信する。
客情報端末10から公衆回線網20を介して配車が要求された際に、公衆回線21a,21b,21c,21dが埋まっている場合、電話交換機30は、この要求を待機させる(客情報端末10は待機状態となる)。公衆回線21a,21b,21c,21dのいずれかが空いていて、客情報端末10から公衆回線網20、公衆回線21a,21b,21c,21dのいずれか1つを用いて配車が要求された際に、電話交換機30における検索部36は、構内電話回線31a,31b,31cのどれが空いているかを検索する。検索部36は、この検索結果から空いている操作端末70を検索する(見つけ出す)。つまり構内電話回線31のいずれかが空いていれば、操作端末70にて配車を受け付けることが可能ということになる。電話交換機30における受け付け部38は、検索部36によって受け付け可能な操作端末70が検索された際に、客情報端末10といずれか1つの操作端末70を接続させ、操作端末70にて移動局の配車の要求を受け付けさせる。受け付け部38は、客情報端末10と構内電話回線31が空いている操作端末70を接続する。これにより客は、オペレータと通話でき、配車を要求することができる。
なお公衆回線21a,21b,21c,21dが空いていても、検索部36による検索によって受け付け可能な操作端末70を検索できなかった(構内電話回線31a,31b,31cが埋まっている(操作端末70a,70b,70cが使用、又は応答できない))場合、電話交換機30における通知部37は、上述と同様に客情報端末10を待機させる(客情報端末10は待機状態となる)。
検索部36は、構内電話回線31が空いている操作端末70を見つけると、電話交換機30における受け付け部38が、待機状態の配車を要求する客情報端末10と構内電話回線31が空いた操作端末70を接続させ、操作端末70にて移動局の配車の要求を受け付けさせる。また客情報端末10と操作端末70が接続した際、電話交換機30は、CTIサーバ40に客情報端末10と接続した操作端末70に対応するCTI端末50がどれであるかを通知する。なお接続までに要した時間は、上述した待機時間として、計測部33によって計測される。
つまり例えば構内電話回線31aが空いていることを電話交換機30における検索部36が検索すると、受け付け部38は、客情報端末10と操作端末70aをさせ、操作端末70aにて移動局の配車の要求を受け付けさせる。その際、電話交換機30は、CTIサーバ40に客情報端末10と接続している操作端末70aに対応するCTI端末がCTI端末50aであることを通知する。
CTIサーバ40には、データベースが格納されている。このデータベースは、例えば客の電話番号、客の氏名、住所、客から生じた配車要求を受信(着信)した際の日付け、時刻、客の区分(例えばVIP、常連、一般、新規)、客から生じた配車要求の回数、配車条件、この客が頻繁に要求する配車場所及び過去の目的地の名称情報及び住所情報、配車場所、目的地周辺の地図情報(マップ)、過去の配車場所、過去の降車場所(目的地)へ移動局を誘導する誘導情報等を基に作成された客情報を有する。区分における、VIP、常連、一般、新規は、例えば利用回数によって分けられる。VIP、常連、一般、新規には、それぞれランクが設けられている。このランクは、受け付けや配車の処理を行う際の優先度を示す。ランクにおいて、例えばVIPが一番高く、常連、一般、新規と低くなっていく。このランクに応じて優先的に受け付けや配車が手配される。つまりこれら区分の中ではVIPが最優先に処理されることとなる。配車条件とは、例えば予め設定された時間以内に配車できるか(移動局が配車場所に到着するまでの制限時間)や、客が移動局内で喫煙を希望するか否か、指定するドライバーがあるか否か、移動局が特定車両(例えば、身障者用車両)であるか否かといった客からの要望等に合わせた条件である。なお以降の説明において、過去に乗車した際の配車場所、及び過去の目的地を乗車履歴と称する。
CTIサーバ40は、計測部33によって計測された待機時間をCTI端末50に通知する。待機時間が通知されるCTI端末50は、客情報端末10と、公衆回線網20、公衆回線21a,21b,21c,21dのいずれか1つ、電話交換機30、構内電話回線31を介して接続している操作端末70に対応するCTI端末である。つまり例えば客情報端末10と操作端末70aが接続している場合、待機時間は、CTI端末50aに通知される。
またCTIサーバ40は、特定部35によって特定された電話番号を基にデータベースから客情報を検索する。CTIサーバ40はデータベースを検索して配車要求をした客の客情報を検索した際に、CTIサーバ40は上述と同様に操作端末70に対応するCTI端末50に客情報を送信する。つまり例えば客情報端末10と操作端末70aが接続している場合、客情報は、CTI端末50aに送信される。
CTI端末50は、表示部51と、入力部52を有している。
表示部51には、CTIサーバ40によって送信された客情報や待機時間等が表示される(特定部35が送信した電話番号をCTIサーバ40が受信し、CTIサーバ40がこの電話番号をキーワードにデータベースを検索し、登録されている電話番号を検索した際に、データベースに格納されている客情報が表示される)。表示部51は、この客情報をCTI端末50に対応する操作端末70が客情報端末10と接続した際に表示する。
詳細には図2に示すように表示部51には、例えば電話番号と、電話番号をキーワードとしてデータベースを検索した際に検索された客の氏名、住所等を表示する第1の表示部51aと、客が過去に乗車した配車場所及び降車した目的地(目的地名称や目的地住所情報)からなる乗車履歴を表示する第2の表示部51bと、計測部33によって計測された待機時間を表示する待機時間表示部51cと、新規客情報表示部51dが設けられている。なお第2の表示部51bには、図示はされていないが目的地周辺の地図情報や、以前客が頻繁に要求した配車場所の名称情報、配車場所住所情報、配車場所周辺の地図情報も表示されていても良い。表示部51は例えばモニタであり、入力部52は例えばキーボードである。
表示部51には、CTIサーバ40によって送信された客情報や待機時間等が表示される(特定部35が送信した電話番号をCTIサーバ40が受信し、CTIサーバ40がこの電話番号をキーワードにデータベースを検索し、登録されている電話番号を検索した際に、データベースに格納されている客情報が表示される)。表示部51は、この客情報をCTI端末50に対応する操作端末70が客情報端末10と接続した際に表示する。
詳細には図2に示すように表示部51には、例えば電話番号と、電話番号をキーワードとしてデータベースを検索した際に検索された客の氏名、住所等を表示する第1の表示部51aと、客が過去に乗車した配車場所及び降車した目的地(目的地名称や目的地住所情報)からなる乗車履歴を表示する第2の表示部51bと、計測部33によって計測された待機時間を表示する待機時間表示部51cと、新規客情報表示部51dが設けられている。なお第2の表示部51bには、図示はされていないが目的地周辺の地図情報や、以前客が頻繁に要求した配車場所の名称情報、配車場所住所情報、配車場所周辺の地図情報も表示されていても良い。表示部51は例えばモニタであり、入力部52は例えばキーボードである。
操作端末70は、オペレータが客と客情報端末10、公衆回線網20、公衆回線21、電話交換機30、構内電話回線31を介して通話するために使用される受付端末であり、例えば電話機である。
なお客が新規客の場合、客情報をデータベースに新規登録する必要がある。これら新規客の客情報は、上述した入力部52を介して新規客情報表示部51dに入力され、データベースに登録される。なお新規客情報表示部51dには、例えば新規客の電話番号、氏名、住所、新規客が要求する配車場所の名称情報、この配車場所の住所情報、移動局をこの配車場所まで誘導するための配車場所誘導情報、新規客の目的地の名称情報、この目的地の名称情報、移動局をこの目的地まで誘導するための目的地誘導情報をそれぞれ表示させる項目が設けられている。なお新規客情報表示部51dには、データベースに客情報を登録するために配車条件等の項目が設けられていても良い。また客が例えば非通知や公衆電話等の固定電話以外で配車要求をした場合には、オペレータが通話により聞き出した客の氏名、住所情報等が入力部52に入力される。CTIサーバ40は、入力されたこれら情報をキーワードにデータベースを検索して、客情報を第1の表示部51aに表示させることが可能である。
次に本実施形態における動作方法について説明する。
客情報端末10から公衆回線網20、公衆回線21a,21b,21c,21dのいずれか一つを介して移動局の配車が配車システム1に要求される。その際、電話交換機30における検索部36は、構内電話回線31a,31b,31cのいずれが空いているか(受け付け可能な操作端末70)を検索する。
客情報端末10から公衆回線網20、公衆回線21a,21b,21c,21dのいずれか一つを介して移動局の配車が配車システム1に要求される。その際、電話交換機30における検索部36は、構内電話回線31a,31b,31cのいずれが空いているか(受け付け可能な操作端末70)を検索する。
電話交換機30における検索部36は、構内電話回線31が空いている操作端末70を検索した際、電話交換機30における受け付け部38はこの操作端末70と配車を要求した客が使用する操作端末70を接続する。これにより客は、操作端末70を操作するオペレータと通話することができる。客は、オペレータに移動局の配車場所等を指示する。
また例えば朝夕や雨天時には、多数の客から移動局の配車が要求される。その際、例えば公衆回線21a,21b,21c,21dが埋まってしまった場合、または公衆回線21a,21b,21c,21dのいずれか1つが空いていても構内電話回線31a,31b,31cが埋まっている(全ての操作端末70が使用中により電話交換機30における検索部36が受け付け可能な操作端末70を検索できなかった)場合、電話交換機30における通知部37は、客情報端末10に待機状態であることを通知する。これにより客は、電話交換機30によって通話可能な操作端末70を操作するオペレータと接続されるまで待機状態となる。その際、計測部33は、待機時間の計測を開始する。また、電話交換機30は、客に対して例えば呼出音を鳴らし、待機状態である旨を伝え、通話が切断されることを防止する。
この状態において、電話交換機30における検索部36が通話可能な操作端末70を見つける(構内電話回線31a,31b,31cのいずれかが空く)と、電話交換機30における受け付け部38は、客情報端末10とこの操作端末70を接続させ、操作端末70にて移動局の配車の要求を受け付けさせる。これにより客と、この操作端末70を操作するオペレータが接続する。また電話交換機30は、接続した操作端末70に対応するCTI端末50がどれであるかをCTIサーバ40に通知する。計測部33は、待機時間をCTIサーバ40に通知する。また電話交換機30は、この客の電話番号をCTIサーバ40に通知する。
CTIサーバ40は、電話交換機30における特定部35から通知された電話番号を基にデータベースから客情報を検索する。検索された客情報は、CTIサーバ40からCTI端末50に通知される。このCTI端末50は、客が使用している客情報端末10と接続した操作端末70に対応するCTI端末である。また計測部33からCTIサーバ40に通知された待機時間も同様にCTIサーバ40からこのCTI端末50に通知される。このCTI端末50は、この客情報における客名、住所、電話番号を第1の表示部51aに、客の乗車履歴を第2の表示部51bに、待機時間を待機時間表示部51cに表示させる。
なお例えば客が例えば非通知や公衆電話等の固定電話以外で配車要求をした場合には、オペレータが通話により聞き出した客の氏名、住所情報等が入力部52に入力され、新規客情報表示部51dに表示される。CTIサーバ40は、入力されたこれら情報をキーワードにデータベースを検索した際に、客情報を第1の表示部51aに表示させることが可能である
また例えば新規客が配車要求をしたように、データベースに客情報が登録されていない場合、オペレータは、例えば客との通話で得られた住所を入力部52に入力し、新規客情報表示部51dに表示させる。
また例えば新規客が配車要求をしたように、データベースに客情報が登録されていない場合、オペレータは、例えば客との通話で得られた住所を入力部52に入力し、新規客情報表示部51dに表示させる。
配車システム1は、待機時間表示部51cに待機時間を表示させることで待機時間に応じた受け付けを円滑に行わせることができる。詳細には、配車システム1は、オペレータに待機時間を確認させることで、客が配車を要求するために要した待機時間を把握させることができる。これにより待機時間表示部51cに表示される待機時間が長い(例えば待機時間が3分以上)場合、配車システム1は、オペレータに客からの配車要求に対してスピーディに対応させることで、移動局への配車指示を短時間に行わせ、素早く移動局を配車させることができる。また待機時間表示部51cに表示される待機時間が短い(例えば待機時間が1分以内)場合、配車システム1は、オペレータに配車場所等を正確に把握させるための時間を長く確保することができる。
このように本実施形態は、待機時間表示部51cに客の待機時間を表示させることで、オペレータに待機時間表示部51cを目視させるだけで配車要求した客の状態(待機時間の長さ)を容易に把握させることができる。これによりオペレータは、待機時間表示部51cに表示される待機時間から例えば客の待機時間が長い(例えば待機時間が3分以上)ことを確認した場合、受け付けをするオペレータは、客からの配車要求に対してスピーディに対応することで移動局への配車指示を短時間に行い、素早く移動局を配車させることができる。またオペレータが待機時間表示部51cに表示される待機時間から例えば客の待機時間が短い(例えば待機時間が1分以内)ことを確認した場合、オペレータは、より配車場所等を正確に把握するための時間を長く確保することができる。よって本実施形態は、客の待機時間を表示させることで、オペレータに配車要求した客が受け付けまでに要した時間を容易に把握させることができ、オペレータに待機時間に応じて客に対する応答を円滑に進めさせることができる。
なお待機時間表示部51cには、待機時間を表示させるさまざまな表示方法が設けられていてもよい。例えば、待機時間に応じて、詳細には待機時間が1分以内なら青色に、待機時間が1分以上3分以内なら黄色に、待機時間が3以上なら赤色に、というように待機時間の長さに応じて、表示されている待機時間が色分けされていてもよい。
このように待機時間表示部51cにさまざまな表示方法を付加することで、本実施形態は、オペレータが待機時間表示部51cを目視して色を確認するだけで待機時間を瞬時に容易に判別させることも可能である。
また本実施形態は表示される色に限定する必要はなく、待機時間に応じて、例えば待機時間表示部51cが点滅する、音が鳴る、メッセージが待機時間表示部51cに表示されてもよい。これにより待機時間表示部51cは、オペレータに客の待機時間を容易に知らせることが可能である。
次に図3乃至図5を参照して第2の実施形態について説明する。図3は、本実施形態の配車システム1の概略構成図である。図4は、CTIサーバ40と接続しているCTI端末50に設けられている表示部51に表示される表示画面を示す図である。図5は、本実施形態の動作時における表示部51に表示される表示画面を示す図である。前述した第1の実施形態と同一部については、同じ符号を付し、その詳細な説明については省略する。
本実施形態における配車システム1は、例えば約100台の移動局の配車(第1の実施形態における配車システム1よりも小さい規模)を管理する際に好適である。
図3に示すように配車システム1には、客情報端末10と公衆回線網20を介して接続しているナンバーディスプレイアダプタ32と、ナンバーディスプレイアダプタ32と接続しているCTIサーバ40と、CTIサーバ40とHUB41を介して接続している複数のCTI端末50と、Private Branch Exchange(以下、PBX)60を介してナンバーディスプレイアダプタ32と接続している複数の操作端末70と、が設けられている。
図3に示すように配車システム1には、客情報端末10と公衆回線網20を介して接続しているナンバーディスプレイアダプタ32と、ナンバーディスプレイアダプタ32と接続しているCTIサーバ40と、CTIサーバ40とHUB41を介して接続している複数のCTI端末50と、Private Branch Exchange(以下、PBX)60を介してナンバーディスプレイアダプタ32と接続している複数の操作端末70と、が設けられている。
CTI端末50と、操作端末70は、対の関係であり、客からの配車要求を受け付けるオペレータが操作するものである。CTI端末50と、操作端末70は、配車システム1に少なくとも1つ設けられている。
公衆回線網20は、配車システム1と外部ネットワークに位置する客情報端末10を接続する。
ナンバーディスプレイアダプタ32は、客が例えば電話機等の客情報端末10から公衆回線網20を介して配車を要求した際に、客の電話番号を特定し、特定した電話番号をCTIサーバ40に送信する。
CTIサーバ40には、データベースが格納されている。このデータベースは、例えば客の電話番号、客の氏名、住所、客から生じた配車要求を受信(着信)した際の日付け、時刻、客の区分(例えばVIP、常連、一般、新規)、客から生じた配車要求の回数、配車条件、客が頻繁に要求する配車場所及び過去の目的地の名称情報及び住所情報、配車場所、目的地周辺の地図情報(マップ)、過去の配車場所、過去の降車場所(目的地)へ移動局を誘導する誘導情報等を基に作成された客情報を有する。区分、配車条件については、前述した第1の実施形態と略同様である。なお以降の説明において、過去に乗車した際の配車場所、及び過去の目的地を乗車履歴と称する。
またCTIサーバ40は、ナンバーディスプレイアダプタ32によって特定された電話番号を基にデータベースから客情報を検索する。CTIサーバ40はデータベースを検索して配車要求をした客の客情報を検索した際に、CTIサーバ40はCTI端末50に客情報を送信する。このCTI端末50は、客情報端末10と、公衆回線網20、ナンバーディスプレイアダプタ32、PBX60を介して接続している操作端末70に対応するCTI端末である。
CTI端末50は、表示部51と、入力部52を有している。表示部51には、例えばCTIサーバ40によって送信された各客の客情報が表示される。客情報は、ナンバーディスプレイアダプタ32が送信した電話番号をCTIサーバ40が受信し、CTIサーバ40がこの電話番号をキーワードにデータベースを検索し、登録されている電話番号を検索した際に、表示される。この客情報は、上述したようにデータベースに格納されている。表示部51は例えばモニタである。入力部52は、客情報がデータベースに格納されていない際に、客情報を入力するためのものである。入力部52は例えばキーボードである。
CTI端末50は、表示部51と、入力部52を有している。表示部51には、例えばCTIサーバ40によって送信された各客の客情報が表示される。客情報は、ナンバーディスプレイアダプタ32が送信した電話番号をCTIサーバ40が受信し、CTIサーバ40がこの電話番号をキーワードにデータベースを検索し、登録されている電話番号を検索した際に、表示される。この客情報は、上述したようにデータベースに格納されている。表示部51は例えばモニタである。入力部52は、客情報がデータベースに格納されていない際に、客情報を入力するためのものである。入力部52は例えばキーボードである。
操作端末70は、オペレータが客と客情報端末10、公衆回線網20、ナンバーディスプレイアダプタ32、PBX60を介して通話するために使用される受付端末であり、例えば電話機である。
なお客が新規客の場合、客情報をデータベースに新規登録する必要がある。これら新規客の客情報は、上述した入力部52を介して後述する新規客情報表示部51dに入力され、データベースに登録される。また客が例えば非通知や公衆電話等の固定電話以外で配車要求をした場合には、操作端末70が通話により聞き出した客の氏名、住所情報等が入力部52に入力される。CTIサーバ40は、入力されたこれら情報をキーワードにデータベースを検索して、客情報を表示部51に表示させることが可能である。
次に図4を参照して表示部51について詳細に説明する。
図4に示すように表示部51には、例えば第1の表示部51aと、第2の表示部51bと、地図情報表示部51gと、新規客情報表示部51dが設けられている。
図4に示すように第1の表示部51aには、受け付け待ちリストが表示される。この受け付け待ちリストには、ナンバーディスプレイアダプタ32によって特定された電話番号と、CTIサーバ40に着信した際の時刻と、データベースに登録されている配車を要求する客の客情報が整理されて表示される。なお第1の表示部51aにおける受け付け待ちリストには、着信時刻を基準として、電話番号がCTIサーバ40に着信した(着信時刻が早い)順に、各客の着信時刻と、客情報が表示される。なおCTIサーバ40に着信した順に受け付け番号が割り振られる。
図4に示すように表示部51には、例えば第1の表示部51aと、第2の表示部51bと、地図情報表示部51gと、新規客情報表示部51dが設けられている。
図4に示すように第1の表示部51aには、受け付け待ちリストが表示される。この受け付け待ちリストには、ナンバーディスプレイアダプタ32によって特定された電話番号と、CTIサーバ40に着信した際の時刻と、データベースに登録されている配車を要求する客の客情報が整理されて表示される。なお第1の表示部51aにおける受け付け待ちリストには、着信時刻を基準として、電話番号がCTIサーバ40に着信した(着信時刻が早い)順に、各客の着信時刻と、客情報が表示される。なおCTIサーバ40に着信した順に受け付け番号が割り振られる。
図4に示す第1の表示部51aには、客情報の例として、区分、電話番号、客名のみが表示されているが、これら以外にもデータベースに登録されている例えば住所や配車条件といった客情報を表示しても良い。なお客情報は、データベースに登録されている場合のみ表示される。客情報がデータベースに登録されていない場合、配車を要求した客は、新規客とみなされる。これら第1の表示部51aにおいて客情報の欄は空白となる。図4に示すように新規客(客名がB)の電話番号の欄が空白の場合、この客は、非通知にて配車を要求したことを意味する。
第2の表示部51bには、受け付け待ち件数表示部51hと、配車待ち件数表示部51iと、予約表示部51jが設けられている。受け付け待ち件数表示部51hには、CTIサーバ40において受け付け待ちさせている客の数が表示される。この受け付け待ちさせている客の数は、図4における第1の表示部51aに示す受け付け待ちリストに表示されている客の数(受け付け番号)と同数である。配車待ち件数表示部51iには、CTIサーバ40において配車待ちさせている客の数が表示される。
地図情報表示部51gには、例えば各客の配車場所周辺の地図情報が表示される。なお地図情報表示部51gには、図示しないが、客が過去に乗車した配車場所及び降車した目的地からなる乗車履歴や、以前客が頻繁に要求した配車場所の名称情報、配車場所住所情報、配車場所周辺の地図情報、目的地周辺の地図情報が表示されてもよい。
受け付け待ち件数表示部51hが操作(例えばタッチやクリック)されると、図5に示すように第3の表示部51kが表示される。この第3の表示部51kには、図5に示すように区分を基準とした受け付け待ちリストが表示される。本実施形態において、区分においてランクが高い「VIP」が優先的に処理される。そのため第3の表示部51kには、VIPが上方に位置するように優先度の高い区分毎に整理された受け付け待ちリストが表示される。また整理された受け付け待ちリストには、優先度の高い順に、常連、一般、新規と区分けされて表示される。
配車待ち件数表示部51iが操作(例えばタッチやクリック)された際、受け付け待ち件数表示部51hと同様にVIPが上方に位置するように整理された図示しない配車待ちリストを有する第3の表示部51kが表示される。
予約表示部51jが操作(例えばタッチやクリック)された際、図示しない予約待ちリストを有する第3の表示部51kが表示される。
なお客が新規客の場合、客情報をデータベースに新規登録する必要がある。これら新規客の客情報は、上述した入力部52を介して新規客情報表示部51dに入力され、データベースに登録される。なお新規客情報表示部51dには、例えば新規客の電話番号、氏名、住所、新規客が要求する配車場所の名称情報、この配車場所の住所情報、移動局をこの配車場所まで誘導するための配車場所誘導情報、新規客の目的地の名称情報、この目的地の名称情報、移動局をこの目的地まで誘導するための目的地誘導情報をそれぞれ表示させる項目が設けられている。なお新規客情報表示部51dには、データベースに客情報を登録するために配車条件等の項目が設けられていても良い。また客が例えば非通知や公衆電話等の固定電話以外で配車要求をした場合には、客の氏名、住所情報等が入力部52に入力される。CTIサーバ40は、入力されたこれら情報をキーワードにデータベースを検索して、客情報を第1の表示部51aに表示させることが可能である。
次に本実施形態における動作方法について説明する。
配車要求が操作端末70にて受け付けられた際に、客情報端末10の電話番号がナンバーディスプレイアダプタ32によって特定される。特定された電話番号は、CTIサーバ40に送信される。その際、CTIサーバ40は、電話番号を受信した際の時刻を記録する。この時刻が、客が配車を要求する際の着信時刻となる。またCTIサーバ40は、この電話番号を基にデータベースから客情報を検索する。検索された客情報は、着信時刻とともにCTIサーバ40からCTI端末50に通知される。このCTI端末50は、客が使用している客情報端末10と接続した操作端末70に対応するCTI端末である。
配車要求が操作端末70にて受け付けられた際に、客情報端末10の電話番号がナンバーディスプレイアダプタ32によって特定される。特定された電話番号は、CTIサーバ40に送信される。その際、CTIサーバ40は、電話番号を受信した際の時刻を記録する。この時刻が、客が配車を要求する際の着信時刻となる。またCTIサーバ40は、この電話番号を基にデータベースから客情報を検索する。検索された客情報は、着信時刻とともにCTIサーバ40からCTI端末50に通知される。このCTI端末50は、客が使用している客情報端末10と接続した操作端末70に対応するCTI端末である。
通知された着信時刻、客情報は、第1の表示部51aの受け付け待ちリスト表示され、また配車を要求した客の配車場所近辺の地図情報が地図情報表示部51gに表示される。
なお例えば非通知にて配車が要求された場合、通話により聞き出した客の氏名、住所情報等の客情報が入力部52を介して新規客情報表示部51dに入力される。CTIサーバ40は、入力されたこれら客情報をキーワードにデータベースを検索する。客情報がデータベースに登録されていれば、CTIサーバ40は、客情報を第1の表示部51aに表示させ、また上述したように配車場所近辺の地図情報を地図情報表示部51gに表示させることが可能である。
またデータベースに客情報が登録されていない例えば新規の客(例えば客B)が配車を要求した場合、例えば客との通話で得られた氏名、住所等の客情報が入力部52に入力され、客情報が第1の表示部51aに表示される。
例えば朝夕や雨天時には、多数の客から配車要求が生じることがある。その際、全ての操作端末70が受け付け業務等によって埋まっている(オペレータが客に対して応対できない)場合、CTIサーバ40は、この客を待機させる(客情報端末10は待機状態となる)。待機状態となった客の着信時刻と、客情報は、第1の表示部51aに示す受け付け待ちリストに表示される。この受け付け待ちリストには、図4に示すように着信時刻が早い客から順に、着信時刻と、客情報が表示される。
また第2の表示部51bには、第1の表示部51aに表示されている受け付け待ち件数の数が受け付け待ち件数表示部51hに表示され、配車待ち件数の数が配車待ち件数表示部51iに表示される。
応対が可能になった操作端末70において、この受け付け待ちリストに表示される受け付け番号や受け付け待ち件数表示部51hから受け付け待ちのため待機状態となっている客の数を把握することができる。
その際、受け付け待ち件数表示部51hが操作(例えばタッチやクリック)されることで、図5に示すような第3の表示部51kが表示される。この第3の表示部51kは、第1の表示部51aに表示されている受け付け待ちリストを例えばランクの高い区分から順に整理された受け付け待ちリストを表示する。つまり優先度の高いVIPの区分である客(例えば客C,E,G)が第3の表示部51k内の最上方に位置し、優先度の低い新規の区分である客(例えば客B)が第3の表示部51k内の最下方に位置する。第3の表示部51kにおいて、受け付け処理は、整理された受け付け待ちリストの中からVIPを最優先に処理をする。受け付け処理とは、オペレータがVIPから例えば移動局の配車場所等を聞きだす処理である。これにより受け付け待ち件数が1件減り、配車待ち件数が1件増える。
なお例えば複数のVIP(例えば客C,E,G)が表示されるように、同じ区分の客(例えばVIPである客C,E,Gや常連である客D,Fや一般である客A,H)が複数存在する場合、着信時刻が早い客から順に表示される。
次に受け付け待ち処理された客のために配車が手配される。その際、配車待ち件数表示部51iが操作(例えばタッチやクリック)されることで、第3の表示部51kは、図示しない配車待ちリストを表示する。詳細には第3の表示部51kは、例えばランクの高い区分から順に整理された配車待ちリストを表示する。受け付け待ちの際と同様に、配車処理は、第3の表示部51kにおいて、整理された配車待ちリストの中からVIPを最優先に処理する。配車処理とは、オペレータが受け付け処理の際に聞きだした配車場所に移動局を配車させる処理である。これにより客に対する配車が完了する。
なお客の要望に応じて配車予約が可能である。その際、配車日時、配車時刻、配車場所等の予約情報が、入力部52を介してCTIサーバ40に入力される。次に予約表示部51jが操作(例えばタッチやクリック)されると、予約表示部51jは、第1の表示部51aに表示されている受け付け待ちリストや第3の表示部51kに表示されている受け付け待ちリストから予約を要望する客を選択する。これにより配車待ち件数が1件増える。また上述したように配車待ち件数表示部51iが操作(例えばタッチやクリック)されることで、配車待ちリストが表示され、配車の予約を希望する客に対する配車処理が進められる。
このように本実施形態は、第1の表示部51a、第3の表示部51k、受け付け待ち件数表示部51hと、配車待ち件数表示部51iによって待機(受け付け待ちをしている)している客の数や配車待ちの客の数を表示させている。これにより本実施形態は、受け付け待ちをしている客の数や配車待ちの客の数を容易に確認させることができる。よって本実施形態は、オペレータに受け付け待ちをしている客の数や配車待ちの客の数に応じた応対をさせることができる。また第3の表示部51kには、区分ごとに整理されて受け付け待ちリストや配車待ちリストが表示される。よって本実施形態において優先すべきVIPが最上位に表示されるために、本実施形態は、オペレータにVIPを優先させてスピーディに応対させることができる。
なお本実施形態は、区分におけるVIPを基準にして第3の表示部51kを表示させたが、これに限定する必要はなく、例えば常連を基準にして、基準を第3の表示部51kの最上位に表示しても良い。
また本実施形態に、例えば4台のCTI端末50a,50b,50c,50dが設けられたとする。その際、CTI端末50aの第3の表示部51kには、VIPが最上位に表示され、CTI端末50bの第3の表示部51kには、常連が最上位に表示され、CTI端末50cの第3の表示部51kには、一般が最上位に表示され、CTI端末50dの第3の表示部51kには、新規が最上位に表示することも可能である。このように各CTI端末によって優先すべき区分を振り分けることで、本実施形態は、客ごとの対応を円滑に行うことができる。
なお本実施形態は、区分を基準にして第3の表示部51kを表示させたが、これに限定する必要はなく、例えば着信時刻が早いものから表示させても良い。このように本実施形態は、第3の表示部51kを表示させる基準を限定する必要はない。
また本実施形態は、区分ごとに色分けして表示させても良い。これにより本実施形態は、オペレータが目視した際に、区分を容易に判別させることができる。
なお本実施形態は、第1に優先させる基準を区分として、第2に優先させる基準を着信時刻としたが、これに限定する必要はなく、例えば第2に優先させる基準を利用回数等に設定してもよい。またさらに第3,第4の優先させる基準を設けていても良い。
このように本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。
1…配車システム、10…客情報端末、20…公衆回線網、21a,21b,21c,21d…公衆回線、21…公衆回線、30…電話交換機、31…構内電話回線、31a,31b,31c…構内電話回線、32…ナンバーディスプレイアダプタ、33…計測部、35…特定部、36…検索部、37…通知部、38…受け付け部、40…CTIサーバ、41…HUB、50…CTI端末、50a,50b,50c,50d…CTI端末、51…表示部、51a…第1の表示部、51b…第2の表示部、51c…待機時間表示部、51g…地図情報表示部、51h…待ち件数表示部、51i…配車待ち件数表示部、51j…予約表示部、51k…第3の表示部、52…入力部、51d…新規客情報表示部、70…操作端末、70a,70b,70c…操作端末。
Claims (2)
- 客情報端末から公衆回線網を介して要求される移動局の配車を複数の受付端末にて受け付ける配車システムにおいて、
前記客情報端末の番号を特定する特定部と、前記移動局の配車に対する要求を受け付けることが可能な前記受付端末を検索する検索部と、前記検索部による検索によって受け付け可能な前記受付端末を検索できなかった際に前記客情報端末に待機状態であることを通知する通知部と、前記検索部による検索によって受け付け可能な前記受付端末を検索した際にいずれか1つの前記受付端末にて前記移動局の配車の要求を受け付けさせる受け付け部と、前記移動局の配車の要求が前記受付端末に受け付けられるまでに経過した経過時間を計測する計測部と、を有する電話交換機と、
前記移動局が配車される際の配車場所を基に作成された客情報を格納しているデータベースを有し、前記特定部によって特定された前記番号を基に前記データベースから前記客情報を検索するCTIサーバと、
前記CTIサーバが前記データベースを検索した際に検索された前記客情報と、前記計測部によって計測された前記経過時間を表示する表示部を有するCTI端末と、
を具備することを特徴とする配車システム。 - 客情報端末から公衆回線網を介して要求される移動局の配車を複数の受付端末にて受け付ける配車システムにおいて、
前記客情報端末から前記移動局の配車が要求された際に、前記客情報端末の番号を特定する特定部と、
要求された配車の回数に応じた区分、前記番号が前記特定部によって特定された着信時刻、前記番号を基に作成された客情報を格納しているデータベースを有し、前記特定部によって特定された前記番号を基に前記データベースから前記客情報を検索するCTIサーバと、
前記CTIサーバが前記データベースを検索した際に、検索された前記客情報を前記着信時刻の順に表示する第1の表示部と、前記移動局の配車の要求数を表示する第2の表示部と、前記第1の表示部に表示されている前記客情報を優先度の高い前記区分の順に表示する第3の表示部を有するCTI端末と、
を具備することを特徴とする配車システム。
Priority Applications (1)
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012226601A (ja) * | 2011-04-20 | 2012-11-15 | Nec Commun Syst Ltd | カート利用効率化装置、システム、方法及びプログラム |
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- 2007-01-31 JP JP2007021375A patent/JP2008186380A/ja active Pending
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