JP2008184271A - エレベータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】乗降時、制動機に故障や誤動作を生じた場合であっても、乗りかごの移動を規制して、円滑な乗降を行うことができるエレベータ装置を提供する。
【解決手段】エレベータ装置10は、昇降路内での乗りかごの移動を停止させる制動機と、該制動機による乗りかごの停止時に、乗りかごの昇降方向への移動を規制する移動規制機構82とを備える。この移動規制機構82は、乗りかごに設けられた移動規制板84と、昇降路に設けられ移動規制板84が臨入可能な間隔で配置された係止部材89、91を備えるストッパ86を有する。
【選択図】図9

Description

本発明は、制動機により乗りかごが停止された状態における該乗りかごの移動を規制する移動規制機構を備えるエレベータ装置に関する。
通常、エレベータ装置では、主ロープによってつり合いおもりと連結された乗りかごが、機械室に備えられた巻上機の作用下に、昇降路内をガイドレールに沿って昇降する。このようなエレベータ装置の場合、各階のエレベータホールや該乗りかご内の操作パネルからの指令を機械室の制御盤で受信し、該指令に基づいて巻上機が駆動制御されて乗りかごが目的階へと移動し、停止する。この際、乗りかごは巻上機に設けられた制動機によって静止されるが、このような制動機として、電磁ブレーキが広範に利用されている(特許文献1参照)。
特開2003−343608号公報
一般に、前記つり合いおもりの重量は、乗りかごの重量に該乗りかごの最大積載重量の50%程度を足した値に設定され、これにより、巻上機に設けられた電動機等の容量の低減を図っている。
このため、仮に、制動機による制動作用がない場合、乗りかごは、乗客の総重量が最大積載重量の50%以下の場合には上昇し、乗客の総重量が最大積載重量の50%以上の場合には下降する。従って、乗降時、制動機に故障や誤動作を生じた場合には、上記のように乗りかごが乗員の重量によって上昇又は下降し、円滑な乗降が困難となる可能性がある。
本発明は、上記課題を考慮してなされたものであり、乗降時、制動機に故障や誤動作を生じた場合であっても、乗りかごの移動を規制して、円滑な乗降を行うことができるエレベータ装置を提供することを目的とする。
本発明に係るエレベータ装置は、昇降路内でのエレベータの乗りかごの移動を停止させる制動機と、該制動機による前記乗りかごの停止時に、該乗りかごの昇降方向への移動を規制する移動規制機構とを備え、前記移動規制機構は、前記乗りかごに設けられた移動規制部材と、前記昇降路に設けられ前記移動規制部材が臨入可能な間隔を有して前記乗りかごの昇降方向に沿って配置された第1係止部材及び第2係止部材とを有し、前記乗りかごの停止時には、前記第1係止部材と前記第2係止部材の間に前記移動規制部材が臨入することで前記乗りかごの昇降方向への移動が規制され、前記乗りかごの昇降運転時には、前記第1係止部材と前記第2係止部材の間から前記移動規制部材が離脱することで前記乗りかごの昇降方向への移動が許容されることを特徴とする。
このような構成によれば、利用者の乗降時等において、仮に制動機に故障や誤動作が生じた場合であっても、乗りかごが利用者の乗降等による重量変化等に起因して上昇又は下降することを有効に規制することができ、利用者の円滑な乗降が可能となる。
また、前記移動規制部材が、前記乗りかごのかご戸に連結され、該かご戸の開閉と共に移動可能に構成されていると、かご戸の開閉、すなわち、乗りかごの移動又は停止に応じて移動規制機構を確実に駆動することができるため好適である。つまり、かご戸が開かれた際、例えば、利用者の乗降時において確実に乗りかごの昇降を規制し、かご戸が閉じられた際、例えば、乗りかごの昇降運転時において確実に移動規制機構による乗りかごの昇降規制を解除しておくことができる。
本発明によれば、制動機による乗りかごの停止時に、該乗りかごの昇降方向への移動を規制する移動規制機構を備えることにより、利用者の乗降時等において、乗りかごが上昇又は下降することを有効に規制することができ、利用者の円滑な乗降が可能となる。この場合、移動規制部材を乗りかごのかご戸に連結しておくことにより、かご戸の開閉、すなわち、乗りかごの移動又は停止に応じて移動規制機構を確実に駆動させることができ、乗降時での乗りかごの移動を一層確実に規制することができる。
以下、本発明に係るエレベータ装置について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るエレベータ装置10の昇降路12の水平方向に沿う一部省略断面図である。図2は、図1に示すエレベータ装置10の昇降路12上部に設けられた機械室14の一部省略平面図である。図3は、図2のIII−III線に沿う一部省略断面図であり、最上階付近でのエレベータ装置10を示している。図4は、図1のIV−IV線に沿う一部省略断面図であり、最下階付近でのエレベータ装置10を示している。
エレベータ装置10は、利用者が乗降する乗りかご16と、該乗りかご16に主ロープ18で連結されたつり合いおもり20と、前記乗りかご16の運転制御等を行う各種機器が配置される機械室14とを備える。
乗りかご16は昇降路12内を、該昇降路12を構成する建物の両側壁に、一対のレールブラケット23、23を介して設けられた一対のガイドレール24、24によってガイドされつつ昇降し、これにより、利用者は目的の階へと移動する。つり合いおもり20は、昇降路12内を、前記ガイドレール24の奥側に設置された一対のガイドレール26、26によってガイドされ、主ロープ18を介して乗りかご16の昇降に連動しながら昇降する。すなわち、乗りかご16が上昇すればつり合いおもり20は下降し、乗りかご16が下降すればつり合いおもり20は上昇する。
各階に設置される乗降口27は、昇降路12を構成する建物壁の一側壁の開口部に取り付けられた三方枠28及び敷居30によって縁取られている(図1及び図3参照)。該乗降口27は、乗場戸32により開閉されることで、エレベータホールと乗りかご16との間での利用者の乗降が行われる。前記三方枠28は、乗降口27の上部に位置する上枠部と、その両端から下方に延在する一対の側枠部とによって門形に構成され、その下方に敷居30が敷設されている(図3及び図4参照)。
本実施形態に係るエレベータ装置10の場合、乗場戸32は両開きに構成され、すなわち、一対のドアパネル32a、32aが互いに接離するように開閉する。乗降口27に近接した建物壁のエレベータホール側には、利用者が乗りかご16を呼ぶための操作パネル36が設けられている(図1参照)。
図2及び図3に示すように、機械室14には、主ロープ18を巻上げ駆動し、乗りかご16及びつり合いおもり20を昇降させる巻上機42と、乗りかご16の昇降速度を監視し、速度超過を検知した際には乗りかご16の緊急停止等を行う調速機44と、乗りかご16の速度制御や運行管理制御等を行う制御盤46とが備えられている。
巻上機42は、機械室14の床面上に敷設された一対のマシンビーム48、48上に防振部材50を介して取り付けられた巻上機受台52上に固定されている。該巻上機42は、主ロープ18が巻き掛けられる綱車54及び該綱車54から所定距離側方及び下方にオフセットして配置されたそらせ車56と、前記綱車54を回転駆動して主ロープ18と綱車54との間の摩擦力により乗りかご16を昇降させる電動機58と、前記綱車54を拘束して乗りかご16を停止させる制動機62とを備える。前記電動機58と綱車54との間には減速機60が介装されている。
図5Aは、制動機62の制動動作時における図3のV−V線に沿う一部省略断面図であり、図5Bは、図5Aに示す制動機62の非制動動作時における一部省略断面図である。
図5A及び図5Bに示すように、制動機62は、中央に支承されたブレーキドラム62aの外側面を、一対のブレーキシュー62b、62b及び該ブレーキシュー62bの内面に固定されたライニング62c、62cにより狭み込んで保持することにより、ブレーキドラム62aに連結された綱車54を制動(拘束)し、乗りかご16を停止させる。
前記ブレーキシュー62bは、一対のブレーキアーム62f、62fに固定されている。これらブレーキアーム62fは、一端(図5Aでは下端)がフレーム62dの両側凸部に設けられたブレーキ軸62e、62eにより軸支されることで揺動可能に構成され、他端(図5Aでは上端)が一対のばね62g、62gにより、ブレーキドラム62a側に付勢されている。すなわち、ばね62gの付勢力により、ブレーキアーム62fを介して、ブレーキシュー62bがブレーキドラム62aに押圧される。
さらに、前記ブレーキドラム62aの上方においてブレーキアーム62f、62fで挟まれた位置には、ブレーキコイル62hと、該ブレーキコイル62hへの通電により進退するブレーキロッド62iとを収納するブレーキ駆動部62jが設けられている。前記ブレーキロッド62iの進動方向(図5Aでは下側)には、ばね62gとブレーキシュー62bとの間のブレーキアーム62fにシャフト62k、62kを介して連結された一対のブレーキレバー62l、62lが設けられている。これらブレーキレバー62lは、軸62m、62mにより揺動可能に構成され、2つのブレーキレバー62l、62lが近接(対向)する一端部には、前記ブレーキロッド62iが連結されている。
従って、制動機62において、乗りかご16の昇降運転時には、図5Bに示すように、制御盤46からの指令によりブレーキコイル62hが励磁され、ブレーキロッド62iの進動によりブレーキレバー62lの一端部が下方に押し下げられて軸62mを支点として揺動する。これにより、ブレーキレバー62lの他端部側に連結されたシャフト62kを介してブレーキアーム62f、62fがブレーキ軸62e、62eを支点として互いに開く(離間する)方向に揺動し、ライニング62cがブレーキドラム62aから離間し、制動機62は開放状態となる。このため、減速機60及び綱車54は非拘束状態となり、すなわち、乗りかご16の昇降動作が許容される。
一方、乗りかご16の停止時には、図5Aに示すように、ブレーキコイル62hへの通電はなされず、ブレーキアーム62f、62fがばね62g、62gによる付勢力により、ブレーキ軸62e、62eを支点として互いに閉じる(接近する)方向に揺動した状態となり、ライニング62c、62cがブレーキドラム62aを両側から押圧する。従って、ライニング62c、62cとブレーキドラム62aとによる摩擦力により該ブレーキドラム62aが拘束され、制動機62は制動状態となる。これにより、減速機60及び綱車54は拘束状態となり、すなわち、乗りかご16が停止される。
図1及び図4に示すように、乗りかご16は、かご壁16a、かご床16b及びかご戸38により囲まれたかご室16cと、該かご室16cの奥行き方向略中央部を囲むかご枠16dと、かご戸38の戸袋側両側のかご壁16aを支持する一対のドアサポート16e、16eとを備える。さらに、乗りかご16は、ドアサポート16eのかご戸38より上方部分とかご枠16dの上枠部とが一対の取付フレーム16f、16fと、該取付フレーム16f、16fに並設された一対の取付フレーム16g、16gとにより連結される。前記かご室16c内には、利用者が乗りかご16の移動階を指定するための操作パネル37が設けられている(図1参照)。
かご枠16dは、かご戸38と略平行に乗りかご16の奥行き方向略中央に設けられ、乗りかご16の上部、側部及び下部を囲む枠体であり、該かご枠16dの上枠部には主ロープ18が接続されている。該かご枠16dには、その側枠部上方と、乗りかご16の底部側方とを連結するブレース40が設けられている。該ブレース40は、乗りかご16の奥行き方向両側(図4では左右方向)に傾斜して取り付けられている。
本実施形態に係るエレベータ装置10の場合、前記かご戸38は両開きに構成され、すなわち、一対のドアパネル38a、38aが互いに接離することで開閉する。
また、図4に示すように、昇降路12の底部床面には、緩衝器39、41が突設されている。これら緩衝器39、41は、それぞれ乗りかご16及びつり合いおもり20の平面視略中央部の延長線上に配置されており、乗りかご16やつり合いおもり20の下降時、何らかの要因により最下階を行き過ぎた場合に、昇降路12の底部床面に乗りかご16やつり合いおもり20が直接に衝突することを防止し、その衝撃を緩和する作用を果たす。
図6は、かご戸38が開いた状態での図1のVI部を拡大した一部省略平面図である。図7は、図6に示す乗りかご16のかご戸38が閉じた状態での一部省略平面図である。図8は、図6のVIII−VIIIに線沿う一部省略断面図である。図9は、図7のVIV−VIV線に沿う一部省略断面図である。
図6〜図9に示すように、乗りかご16のかご戸38上部には、ヘッダーケース64がドアサポート16e及び取付フレーム16gに取り付けられている。該ヘッダーケース64内には水平方向(かご戸38の開閉方向)に延在するドアレール66が設けられ、該ドアレール66には2つの懸架装置68、68がかご戸38の開閉方向に対して移動可能に連結されている。これら懸架装置68には、かご戸38の各ドアパネル38aの上部が連結され、各ドアパネル38aは、各懸架装置68によりドアレール66に吊下げられている。このような懸架装置68は、ドアレール66に転接する一対の懸架ローラ68a、68aを2組ずつ収納している。乗りかご16のかご戸38下部のかご床16bにはかご敷居70がドアレール66と平行に敷設され、該かご敷居70の長手方向に延びたガイド溝(図示せず)にはドアシュー72が摺動自在に挿入されている。ドアシュー72は、各ドアパネル38aの下部に夫々2個ずつ取り付けられている。従って、かご戸38は、懸架装置68及びドアシュー72により、円滑に開閉動作する。
図8及び図9に示すように、かご戸38にはドア係合装置74が設けられる。該ドア係合装置74は、乗場戸32に係合可能に構成されており、これにより、かご戸38の開閉動作に連動して、乗場戸32も開閉動作を行う。さらに、かご戸38には、戸閉め安全装置75が設けられており、該かご戸38が閉じられる際の人や物の挟みこみを防止している。
このようなかご戸38の開閉駆動機構として、ヘッダーケース64にはドアマシン76が付設されている。該ドアマシン76において、かご戸38の中央(戸当部)の延長線に沿った上方には回転駆動軸76aが突設され、該回転駆動軸76aの回転駆動力によりドアリンク機構78が駆動される。すなわち、ドアリンク機構78は、回転駆動軸76aに中央部が回転自在に軸支された第1リンク78aと、該第1リンク78aの両端側に回転軸78b、78bにより回転自在に軸支された2本の第2リンク78c、78cとから構成される。これら第2リンク78c、78cは、懸架装置68から上方に向けて立設された一対のドアアーム80、80に対して回転軸78d、78dにより回転自在に連結される(図8及び図9参照)。この場合、一方の回転軸78dと、他方の回転軸78dとの高さ方向位置は一方が高く、他方が低く設定されている。
従って、ドアマシン76の回転駆動軸76aが回転駆動され、2本の第2リンク78cが互いに近接する方向に第1リンク78aが旋回されると、ドアアーム80及び懸架装置68を介して2枚のドアパネル38aが互いに当接してかご戸38が閉じられる(図6及び図8参照)。この際、第1リンク78aは回転駆動軸76aを中心として一方向にやや傾斜した姿勢となり、2本の第2リンク78cは互いに略平行に、前記第1リンク78aと交差する方向にやや傾斜した姿勢となり、かご戸38の閉塞状態が保持される。
一方、ドアマシン76の回転駆動軸76aが回転駆動され、2本の第2リンク79cが互いに離間する方向に第1リンク78aが旋回されると、ドアアーム80及び懸架装置68を介して2枚のドアパネル38aが互いに離間してかご戸38が開かれる(図7及び図9参照)。この際、第1リンク78a及び2本の第2リンク78cは略直線状に並んで一方向にやや傾斜した姿勢となり、かご戸38の開放状態が保持される。
また、上記のように、乗場戸32はドア係合装置74によりかご戸38に連動して開閉するように構成されているため、該乗場戸32はドアマシン76によるかご戸38の開閉動作に連動して開閉する。
ところで、本実施形態に係るエレベータ装置10は、ドアマシン76及びドアリンク機構78によるかご戸38の開閉動作を利用して、かご戸38が開かれた状態での乗りかご16の移動を規制する移動規制機構82を備えている。該移動規制機構82は、巻上機42の制動機62による乗りかご16の停止機能を補助し、かご戸38が開かれた状態(例えば、乗客の乗降時)での乗りかご16の昇降方向への移動を一層確実に防止するものである。
図10は、移動規制機構82によって乗りかご16の移動が規制される状態を示す図7のX矢視方向からの説明図である。図11は、図10のXI−XI線に沿う一部省略断面図である。図12は、図10のXII−XII線に沿う一部省略断面図である。
図8〜図10に示すように、本実施形態の場合、移動規制機構82は、各ドアアーム80からかご戸38が開く方向(図8では左右方向)に突出して固定された一対の移動規制板(移動規制部材)84、84と、昇降路12を構成する建物壁に固定され、前記移動規制板84が係止される係止手段であるストッパ86とを備える。
移動規制板84は略矩形の平板からなり、懸架装置68にボルト88により固定されたドアアーム80の上部に、断面略L字状のブラケット90を介してボルト92により固定されている(図10及び図11参照)。従って、移動規制板84はかご戸38の開閉動作、すなわち、懸架装置68の開閉方向への移動に連動し、ドアアーム80と共にかご戸38の開閉方向へと移動する。
このような移動規制板84は、ドアアーム80の回転軸78d及び第2リンク78cの連結部よりも上部に固定され、図10に示すように、取付フレーム16fと取付フレーム16gの間を通過する位置とされている。なお、取付フレーム16fはドアサポート16eにボルト93により固定されている(図11及び図12参照)。取付フレーム16gは、ヘッダーケース64の上部にボルト94により固定されると共に、ドアサポート16eにボルト96により固定されている(図10及び図12参照)。
一方、ストッパ86は、昇降路12を構成する建物壁における乗降口27側の壁面に埋め込まれたアンカーボルト98によって固定された矩形状の平板からなる基板87と、該基板87から上下方向に所定間隔を有して突出する一対の係止部材(第1係止部材、第2係止部材)89、91とを備える。これら係止部材89、91は断面略L字状であり、互いに対向する内面壁89a、91aは略平行に構成され、外面側は先端に向けて傾斜しながら縮幅した形状からなる(図12参照)。本実施形態の場合、このような係止部材89、91の内面壁89a、91a同士の間隔は、取付フレーム16fと取付フレーム16gの内面壁同士の間隔と略同一であり、つまり、移動規制板84が通過可能な間隔とされている。もちろん内面壁89a、91aの間隔と、取付フレーム16fと取付フレーム16gの内面壁の間隔とは、異なるものとすることもできる。
なお、乗場戸32を構成するドアパネル32aについても、ドアパネル38aの場合と略同様に、懸架装置100に固定され、ドアレール102に転接する懸架ローラ104により円滑に開閉可能とされる。これにより、前記ドア係合装置74の作用下に、かご戸38に連動して円滑に開閉可能とされている。
以上から、本実施形態に係るエレベータ装置10では、ドアマシン76及びドアリンク機構78が駆動され、かご戸38が開かれると、各ドアパネル38aと共に、各移動規制板84がストッパ86を構成する一対の係止部材89、91間に臨入する(図10及び図11参照)。従って、かご戸38が開かれた状態において乗りかご16が上昇しようとした場合には、移動規制板84が係止部材89の内面壁89aに当接して係止され、乗りかご16が下降しようとした場合には、移動規制板84が係止部材91の内面壁91aに当接して係止される。
すなわち、制動機62の制動作用によって乗りかご16が停止し、かご戸38及び乗場戸32が開かれた状態においては、常に、移動規制板84がストッパ86の係止部材89、91間に臨入し(入り込み)、これにより、乗りかご16の昇降方向への移動が強制的に且つ確実に規制された状態となる。換言すれば、ストッパ86(係止部材89、91間)は移動規制板84が係合する係合部材(係合手段)として機能する。
この際、前記移動規制板84は、取付フレーム16f、16g間を通過した状態でストッパ86により係止され、つまり、移動規制板84は、取付フレーム16f、16gにより支持される(図10参照)。従って、取付フレーム16f、16gと、係止部材89、91との間において、移動規制板84がつっかえ棒として作用することで、一層高強度に乗りかご16の移動が規制され、懸架装置68、ドアアーム80及びボルト88、92等に過度の負荷がかかることを有効に防止できる。
一方、ドアマシン76及びドアリンク機構78が駆動され、かご戸38が閉じられると、各ドアパネル38aと共に、各移動規制板84がストッパ86を構成する一対の係止部材89、91間から離脱する(図6及び図8参照)。すなわち、制動機62の制動作用が解除され、乗りかご16が昇降運転される際には、常に、かご戸38が閉じられる動作に連動してストッパ86による移動規制板84の係止作用が解除され、乗りかご16の昇降方向への移動が許容された状態となる。
以上のように、本実施形態に係るエレベータ装置10は、かご戸38の開閉動作に連動して動作する移動規制機構82を備え、かご戸38が開かれると移動規制板84がストッパ86にて係止され、乗りかご16の移動が規制される。また、かご戸38が閉じられるとストッパ86による移動規制板84の係止作用が解除される。従って、制動機62によって乗りかご16が所定の階で停止され、利用者の乗降等のためにかご戸38(乗場戸32)が開かれると、これに連動して移動規制機構82を構成する移動規制板84がストッパ86により係止され、乗りかご16の昇降方向への移動が規制(拘束)される。このため、利用者の乗降時等において、仮に制動機62に故障や誤動作が生じた場合であっても、乗りかご16が利用者の乗降等による重量変化等に起因して、上昇又は下降することが有効に規制され、円滑な乗降が可能となる。また、かご戸38の開閉、すなわち、乗りかご16の移動又は停止に応じて移動規制機構82を駆動することにより、該移動規制機構82が乗りかご16の昇降運転に影響を及ぼすことがなく、乗りかご16の円滑且つ迅速な昇降運転を可能としている。
なお、移動規制板84を構成する係止部材89、91の内面壁89a、91a同士の間隔は、当然移動規制板84の高さよりも大きいものとされる。この際、該間隔は、制動機62により停止される乗りかご16の昇降方向での位置ずれ分を考慮して、乗りかご16の通常の停止時において、移動規制板84の昇降方向での位置が多少ずれた場合であっても、該移動規制板84が接触しないものとされる必要がある。これにより、移動規制板84が係止部材89、91に当接してかご戸38の開閉が妨害されることや、移動規制板84が係止部材89、91に摺接しながら移動して異音を発生するようなことを防止することができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係るエレベータ装置10aにつき、図13〜図17を参照して説明する。図13〜図17において、図1〜図12に示される参照符号と同一の参照符号は、同一又は同様な構成を示し、このため同一又は同様な機能及び効果を奏するものとして、その詳細な説明を省略する。
図13は、かご戸38が開いた状態での図1のXIII部を拡大した一部省略平面図である。図14は、図13のXIV−XIV線に沿う一部省略断面図である。図15は、図14のXV部を拡大した一部省略断面図である。図16は、図15のXVI−XVI線に沿う一部省略断面図である。図17は、図15のXVII−XVII線に沿う一部省略断面図である。
本第2の実施形態に係るエレベータ装置10aは、上記エレベータ装置10と比べ、移動規制機構82に代えて移動規制機構82aを有する点が相違する。この移動規制機構82aは、各ドアアーム80に固定され、前記移動規制板84と略同様な機能を果たす一対の移動規制腕(移動規制部材)110、110と、前記レールブラケット23に代えて設けられ、前記ストッパ86と略同様な機能を果たす係止部材であるレールブラケット112、112とを備える。
移動規制腕110は、ドアアーム80の上部にボルト114により固定された略矩形の平板からなる基部116と、該基部116から乗りかご16の奥行き方向(図16では左側)に延在すると共に、先端がかご戸38が開く方向(図16では上側)に屈曲した屈曲部118aを有する腕部118とから構成される(図15〜図17参照)。従って、移動規制腕110はかご戸38の開閉動作、すなわち、懸架装置68の開閉方向への移動に連動し、ドアアーム80と共にかご戸38の開閉方向へと移動する。
このような腕部118は、断面略L字状の部材の先端を曲げた平面視略L字状に構成される。腕部118は、ドアアーム80の回転軸78d及び第2リンク78cの連結部よりも上部に固定され、図15に示すように、屈曲部118aが取付フレーム16fと取付フレーム16gの間を通過する位置とされている。なお、取付フレーム16f、16gは、かご枠16dにそれぞれボルト120、122により固定されている(図16及び図17参照)。
一方、レールブラケット112は、昇降路12を構成する建物壁に埋め込まれたアンカーボルト124で固定された断面略コの字状のベースブラケット126の上面126a及び下面126bにそれぞれ固定された係止部材(第1係止部材、第2係止部材)128、130を備える。これら係止部材128、130は、断面略L字状の部材の両端を曲げた平面視略コの字状であり、互いに対向する内面壁128a、130aは略平行に構成されている。本実施形態の場合、このような係止部材128、130の内面壁128a、130a同士の間隔は、取付フレーム16fと取付フレーム16gの内面壁同士の間隔と略同一であり、つまり、移動規制腕110が通過可能な間隔とされている。もちろん内面壁128a、130aの間隔と、取付フレーム16fと取付フレーム16gの内面壁の間隔とは、異なるものとすることもできる。
また、前記係止部材128、130の先端面にはレールクリップ132、132が取り付けられ、これによりガイドレール24をレールブラケット112に固定している。
以上から、本実施形態に係るエレベータ装置10aでは、ドアマシン76及びドアリンク機構78が駆動され、かご戸38が開かれると、各ドアパネル38aと共に、各移動規制腕110の屈曲部118aがレールブラケット112を構成する一対の係止部材128、130間に臨入する(図15及び図16参照)。従って、かご戸38が開かれた状態で乗りかご16が上昇しようとした場合には、屈曲部118aが係止部材128の内面壁128aに当接して係止され、乗りかご16が下降しようとした場合には、屈曲部118aが係止部材130の内面壁130aに当接して係止される。このため、乗りかご16の昇降方向への移動が強制的に且つ確実に規制することができる。換言すれば、レールブラケット112(係止部材128、130間)は移動規制腕110が係合する係合部材(係合手段)として機能する。
この際、屈曲部118aを含む腕部118は、取付フレーム16f、16g間を通過した状態でレールブラケット112によって係止され、つまり、移動規制腕110は、取付フレーム16f、16gにより支持される(図15及び図16参照)。従って、取付フレーム16f、16gと、係止部材128、130との間において、移動規制腕110がつっかえ棒として作用することで、一層高強度に乗りかご16の移動が規制され、懸架装置68、ドアアーム80及びボルト88、92等に過度の負荷がかかることを有効に防止できる。
一方、ドアマシン76及びドアリンク機構78が駆動され、かご戸38が閉じられると、各ドアパネル38aと共に、各移動規制腕110がレールブラケット112を構成する一対の係止部材128、130間から離脱する。
以上のように、本実施形態に係るエレベータ装置10aは、かご戸38の開閉動作に連動して動作する移動規制機構82aを備えることにより、かご戸38が開かれた状態での乗りかご16の移動が規制される。また、かご戸38が閉じられた状態では乗りかご16の移動が許容される。従って、エレベータ装置10の場合と同様に、利用者の乗降時等において、仮に制動機62に故障や誤動作が生じた場合であっても、乗りかご16が利用者の乗降等による重量変化等に起因して、上昇又は下降することが有効に規制され、円滑な乗降が可能となる。
なお、係止部材128、130の内面壁128a、130a同士の間隔についても、上記係止部材89、91の場合と同様、制動機62により停止される乗りかご16の昇降方向での位置ずれ分を考慮した状態で、移動規制腕110の高さよりも大きいものとされる。
各実施形態において、移動規制機構82、82aを構成する移動規制板84及びストッパ86と、移動規制腕110及びレールブラケット112は、かご戸38の開閉に連動して、移動規制板84や移動規制腕110がストッパ86やレールブラケット112によって係止されるか又は該係止が解除され、乗りかご16の昇降を規制又は許容することができればよい。従って、その形状や構造は上記例示したものに限定されないことは言うまでもない。
また、第1係止部材及び第2係止部材として機能する係止部材89、91及び128、130を備える係止手段としてのストッパ86やレールブラケット112は、上記にて例示した構成以外にも、例えば、凹部(穴部)を有する1個のブロックとして構成されてもよい。すなわち、この場合には、前記凹部の上下内壁が第1係止部材、第2係止部材として機能する。
上記実施形態では、かご戸38の開閉駆動機構としてドアマシン76及びドアリンク機構78からなる構成を例示したが、これ以外にも、かご戸38を開閉駆動可能な構成であれば適用可能であることは言うまでもなく、例えば、ドアマシン76とベルト駆動機構とを用いる構成が挙げられる。該ベルト駆動機構を用いる場合には、例えば、ヘッダーケース64にプーリ(滑車)を設けると共に、該プーリとドアマシン76の回転駆動軸76aとの間にベルトを巻き掛ける。さらに、前記プーリとかご戸38(ドアパネル38a)との間にロープ等を巻き掛けることにより、回転駆動軸76aの回転駆動力が前記ベルト、プーリからロープへと伝達され、これにより、かご戸38が開閉駆動される。この場合、ドアアーム80を省略可能であるが、移動規制機構82、82aとしては、懸架装置68に直接的に移動規制板84や移動規制腕110を固定し、該移動規制板84や移動規制腕110の移動位置に対応するように、ストッパ86やレールブラケット112を設置すればよい。もちろん、懸架装置68にドアアーム80を取り付けて、上記実施形態のように移動規制板84や移動規制腕110を設けてもよい。
なお、本発明は上記実施形態及びその変形例に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることは当然可能である。
本発明の第1の実施形態に係るエレベータ装置の昇降路の水平方向に沿う一部省略断面図である。 図1に示すエレベータ装置の昇降路上部に設けられた機械室の一部省略平面図である。 図2のIII−III線に沿う一部省略断面図である。 図1のIV−IV線に沿う一部省略断面図である。 図5Aは、制動機の制動動作時における図3のV−V線に沿う一部省略断面図であり、図5Bは、図5Aに示す制動機の非制動動作時における一部省略断面図である。 かご戸が開いた状態での図1のVI部を拡大した一部省略平面図である。 図6に示す乗りかごのかご戸が閉じた状態での一部省略平面図である。 図6のVIII−VIIIに線沿う一部省略断面図である。 図7のIX−IX線に沿う一部省略断面図である 移動規制機構によって乗りかごの移動が規制される状態を示す図7のX矢視方向からの説明図である。 図10のXI−XI線に沿う一部省略断面図である。 図10のXII−XII線に沿う一部省略断面図である。 かご戸が開いた状態での図1のXIII部を拡大した一部省略平面図である。 図13のXIV−XIV線に沿う一部省略断面図である。 図14のXV部を拡大した一部省略断面図である。 図15のXVI−XVI線に沿う一部省略断面図である。 図15のXVII−XVII線に沿う一部省略断面図である。
符号の説明
10、10a…エレベータ装置 12…昇降路
14…機械室 16…乗りかご
16f、16g…取付フレーム 24、26…ガイドレール
38…かご戸 42…巻上機
62…制動機 76…ドアマシン
78…ドアリンク機構 80…ドアアーム
82、82a…移動規制機構 84…移動規制板
86…ストッパ 87…基板
89、91、128、130…係止部材 110…移動規制腕
112…レールブラケット 116…基部
118…腕部 118a…屈曲部
126…ベースブラケット

Claims (3)

  1. 昇降路内でのエレベータの乗りかごの移動を停止させる制動機と、
    該制動機による前記乗りかごの停止時に、該乗りかごの昇降方向への移動を規制する移動規制機構と、
    を備え、
    前記移動規制機構は、前記乗りかごに設けられた移動規制部材と、前記昇降路に設けられ前記移動規制部材が臨入可能な間隔を有して前記乗りかごの昇降方向に沿って配置された第1係止部材及び第2係止部材とを有し、
    前記乗りかごの停止時には、前記第1係止部材と前記第2係止部材の間に前記移動規制部材が臨入することで前記乗りかごの昇降方向への移動が規制され、
    前記乗りかごの昇降運転時には、前記第1係止部材と前記第2係止部材の間から前記移動規制部材が離脱することで前記乗りかごの昇降方向への移動が許容されることを特徴とするエレベータ装置。
  2. 請求項1記載のエレベータ装置において、
    前記移動規制部材は、前記乗りかごのかご戸に連結され、該かご戸の開閉と共に移動可能に構成されていることを特徴とするエレベータ装置。
  3. 請求項2記載のエレベータ装置において、
    前記第1係止部材及び前記第2係止部材は、前記昇降路の壁面、又は、前記昇降路に設けられて前記乗りかごの昇降をガイドするガイドレールを支持するレールブラケットに設けられていることを特徴とするエレベータ装置。
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