JP5571130B2 - エレベータ装置 - Google Patents

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本実施形態は、エレベータ装置、特に戸開走行を防止できるエレベータ装置に関する。
エレベータにおける重大事故を防止するべく、平成21年9月28日に施行された建築基準施行令の一部改正により、エレベータ装置の駆動装置や制御機器が故障した場合でも乗りカゴ扉および各階すべての乗場扉が閉じる前に乗りカゴが動いた場合に、自動的に乗りカゴを止めることができる戸開走行を防止する安全装置の設置が義務付けられた。
このような安全装置の一例として、ブレーキの2重化、シーブブレーキ、ロープブレーキ、ブレーキの動作を感知するセンサーの設置およびドアゾーンを感知するセンサーの設置や、乗りカゴ扉とガイドレールに係合部材を設け、乗りカゴ扉が開いた時に係合し乗りカゴの昇降を防止するというものがある(例えば特許文献1など参照)。
実用新案登録第3150564号
一方、従来から、乗りカゴの戸開走行を防止する目的とは別に、エレベータ装置のメンテナンス等の点検を行う際に乗りカゴが走行しないよう、物理的に固定するための装置が設けられている。
これらの装置は、乗りカゴの走行を制限する点では同じであるものの、一方は通常運転時の乗りカゴの戸開走行の防止を目的とし、他方はメンテナンス時の乗りカゴの走行の防止を目的とするため、それぞれの装置を別々に設ける必要があり、その分エレベータ装置が大型化してしまうという問題がある。
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、通常運転時の戸開走行を防止できるだけでなく、メンテナンス時の乗りカゴの走行を防止できる戸開走行防止装置を設けたエレベータ装置を提供することを目的とする。
本実施形態のエレベータ装置は、昇降路内を昇降する乗りカゴと、この乗りカゴの昇降を案内する一対のガイドレールと、上記乗りカゴ上部に設けられ、上記ガイドレール側に突出可能な固定具を備える乗りカゴ固定装置と、上記ガイドレール側に設けられ、上記乗りカゴの各階の着床位置において上記ガイドレール側に突出した固定具と係合する係合穴を有する固定板と、上記固定具を駆動する動力装置と、上記乗りカゴの運行を制御する乗りカゴ運行制御部と、通常運行と点検運行を切り替えるモード切替部、乗場扉および上記乗りカゴの扉の開閉を検知する戸開閉検知部、および上記通常運行において上記戸開閉検知部から戸開信号が入力された時、又は上記乗りカゴ運行制御部から着床信号が入力された時に上記固定具を上記ガイドレール側に突出させ、上記戸開閉検知部から戸閉信号が入力された時に上記固定具を上記乗りカゴ側に移動させ、上記モード切替部から点検運行信号が入力され上記点検運行に移行した時、上記固定具が上記乗りカゴ側にある場合は上記動力装置の制御を止め、上記固定具が上記ガイドレール側に突出している場合は上記乗りカゴ側に移動させた後、上記動力装置の制御を止める動力装置駆動部を有する動力装置制御部とを備えることを特徴とする。
本実施形態のエレベータ装置によれば、通常運転時の戸開走行を防止できるだけでなく、メンテナンス時の乗りカゴの走行を防止できる。
本実施形態に係るエレベータ装置の概略構成を示した図である。 本実施形態に係る戸開走行防止装置を示す図である。 本実施形態に係る動力装置の例を示す図である。 本実施形態に係る動力装置の他の例を示す図である。 本実施形態に係るエレベータ制御部の機能ブロック図である。 本実施形態に係るエレベータ装置の動作を示すフローチャートである。
以下、本実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は本発明の一例に過ぎず、各部の構成は、本発明の趣旨を達成できるものであれば、その範囲で適宜変更や修正を行えることは勿論である。また、図面、および以下の説明において同一の符号が使われている場合、その同一の符号は、同様の構成・機能を有していることを意味する。
図1は、本実施形態に係るエレベータ装置の全体構成を示す概略構成図である。
図1に示すように、本実施形態に係るエレベータ100は、昇降路1上部の機械室2にメインシーブ3を有する巻上機4が設置されており、メインシーブ3に吊り下げられたメインロープ5の一端には乗りカゴ6が懸架され、他端には釣合おもり7が懸架されている。乗りカゴ6と釣合おもり7の下側には乗りカゴ6の位置によるメインロープ5の質量の変化を打ち消すためのコンペンロープ(又はコンペンチェーン)8が取付けられている。また、信号のやりとりや給電のために、テールコード9がエレベータ制御部200(図示せず)と昇降路1側の吊り部1aを介して乗りカゴ6へU字状に吊り下げられ接続されている。
昇降路1は、各階のフロア10から乗りカゴ6へ人が乗り降りするための開口部を有し、この開口部に乗り場扉11が設けられている。昇降路1は、鉛直方向に延びる2対のガイドレール12a、12b(図2に図示)を備えており、乗りカゴ6及び釣合おもり7は、エレベータ制御部200の制御に基づき巻上機4が駆動することで、それぞれガイドレール12a、12bに案内されて走行する。
エレベータ制御部200は、通常、マイクロコンピュータ、ROM、RAM、または磁気記憶装置等のハードウェア資源と、エレベータ制御に必要なソフトウェアを含む、組み込みシステムによって実装される。エレベータ制御部200は、また、ハードウェアによって実装することもできる。なお、図1において、階数を4としているが階数に制限はない。
次に、本実施形態に係るエレベータ装置100の戸開走行防止装置について図2から図4を参照して詳細に説明する。図2(a)は、図1におけるエレベータ装置100の天井側から見た上面図を示し、図2(b)は、図2(a)の乗りカゴ6上部をフロア10側から見た正面図を示し、図2(c)は、図2(a)の乗りカゴ6をガイドレール12a側から見た側面図を示している。
図2に示すように、本実施形態に係るエレベータ装置100の戸開走行防止装置は、乗りカゴ6側に設けられる乗りカゴ固定装置13、ガイドレール12a側に設けられる固定板14および動力装置15を備える。
乗りカゴ固定装置13は、一対のガイドレールに対応するよう第1の固定装置131と第2の固定装置132からなり、それぞれ棒状の固定具13aと、筐体13bを備える。固定具13aは、ガイドレール12a側に突出可能となっており(両矢印Q)、通常運行時では、エレベータ制御部200からの信号に基づきガイドレール12a側に向かって突出する。一方、メンテンナンス等を行う点検運行時では、エレベータ制御部200による制御が解除され、保守員が手動で固定具13aを動かすことができる。
固定板14は、固定具13aに対応する係合穴14aを有した矩形状の部材であり、乗りカゴ6に設けられる固定装置13の固定具13aと係合穴14aの位置が各階において乗りカゴ6のフロアーレベル(着床位置)10aで揃うようにガイドレール12aに取り付けられている(図2(c))。即ち、1つのガイドレール12aに取り付けられる固定板14の数は少なくとも建物の階数と同じとなる。また、固定板14は、ガイドレール12に限らず、昇降路壁面に取り付けられていてもよい。
動力装置15は、第1の固定装置131と第2の固定装置132の固定具13aを同時に固定板14の係合穴14aに係合させるべく、固定具13aをガイドレール12a側に突出させるものであり、第1の固定装置と第2の固定装置の間に設けられる。動力装置15は、エレベータ制御部200からの信号に基づき固定具13aを突出させる。具体的には、乗りカゴ6が目的階に停止した時、或いは停止した後の乗場扉又は乗りカゴ扉が開いた時に、動力装置15は固定具13aをガイドレール12a側へ突出させる。突出した固定具13aは係合穴14aと係合し乗りカゴ6を固定する。
図3および図4は、動力装置15の具体例を示している。なお、図3(a)は、動力装置20を天井側からみた上面図を示し、図3(b)は、図3(a)におけるA方向から見た図を示し、図3(c)は、固定具13aが突出した状態を示す上面図を示し、図3(d)は、図3(c)においてA方向から見た図を示す。また、図4(a)は、動力装置30を天井側からみた上面図を示し、図4(b)は、図4(a)におけるB方向から見た図を示し、図4(c)は、固定具13aが突出した状態を示す上面図を示し、図4(d)は、図4(c)においてB方向から見た図を示す。
図3に示すように、動力装置20は、駆動モータ21と、駆動モータ21の回転シャフトに取り付けられるピニオンギア22と、ピニオンギア22と噛み合う歯が設けられたピニオンラック23を備え、ラック23の一端が固定具13aの一端と連結している。動力装置20は、ピニオンギア21およびピニオンラック23との組み合わせ(ラック・アンド・ピニオン機構)により駆動モータ21の回転運動を固定具13aの往復運動(両矢印S)に変換する。
乗りカゴ6の走行時、固定具13aは、図3(a)および(b)に示すように乗りカゴ6の走行を妨げないよう固乗りカゴ6側に待機している(以下、「待機位置」という。)。そして乗りカゴ6が停止した時、或いは停止した後、乗場扉または乗りカゴ扉が開いた時に、図3(c)および(d)に示すように、動力装置20は、駆動モータ21を駆動させ、固定具13aをガイドレール12a側に突出させ、係合穴14aと係合させる(以下、「係合位置」という。)。その後、乗場扉および乗りカゴ扉が閉じると、駆動モータ21が駆動し、固定具13aを待機位置に移動させる。これらの動作は、エレベータ制御部200によって制御される。
また、図4に示すように、動力装置30は、駆動モータ31と、駆動モータ31の回転シャフトに取り付けられる端板32と、端板32に連結板33を備え、連結板33の一端が固定具13aの一端と連結している。動力装置30は、端板32および連結板33との組み合わせ(リンク機構)により駆動モータ30の回転運動(両矢印Q)を固定具13aの往復運動(両矢印S)に変換する。動力装置30は動作装置20と同様に、エレベータ制御部200によって制御される。
なお、本実施形態に係る動力装置は、これらに限定されず、油圧や空気圧による直動システムにより固定具13aを動かす方法を用いることもできる。
次に、本実施形態に係るエレベータ装置の動作について、図5、図6を参照して詳細に説明する。図5は、エレベータ制御部200の機能ブロック図を示し、図6は、エレベータ装置100の動作を示すフローチャートを示す。
図5に示すように、エレベータ制御部200は、乗りカゴ6の運行を制御する乗りカゴ運行制御部201と、動力装置15を制御する動力装置制御部202を備える。動力装置制御部202は、乗りカゴ6の通常運行と点検運行の切り替えを行うモード切替部203、動力装置を駆動させる動力装置駆動部204および乗場扉および乗りカゴ扉の開閉を検知する戸開閉検知部205を備えている。
モード切替部203は、乗りカゴ運行制御部201および動力装置駆動部204と接続している。モード切替部203は、乗りカゴ6の通常運行を行う場合の「通常運行モード」と、エレベータ装置100のメンテナンス等を行う場合の「点検運行モード」の運行モードの切り替えを行う。運行モードが切り替わる度に、モード切替部203は、乗りカゴ運行制御部201及び動力装置駆動部204へ点検運行モード或いは通常運行モードとなった旨の信号(以下、それぞれ「点検運行信号」、「通常運行信号」という。)を出力する。
点検運行モードでは、保守員が乗りカゴ6上部にて乗りカゴ6を運行させることができ、また、乗りカゴ6の昇降速度が通常運行より遅い速度(点検速度)となる。なお、通常運行モードと点検運行モードの切り替えは、例えば乗りカゴ6上部に備え付けたスイッチにより切り替えることができる。
動力装置駆動部204は、乗りカゴ運行制御部201、モード切替部203および戸開閉検知部205と接続している。動力装置駆動部204は、乗りカゴ運行制御部201、モード切替部203および戸開閉検知部205からの信号に基づき動力装置15を制御する。具体的には、動力装置駆動部204は、モード切替部203から通常運行信号が入力されると、動力装置15に対して、乗りカゴ運行制御部201および戸開閉検知部205からの信号に基づく駆動制御を開始する。一方、動力装置駆動部204は、モード切替部203から点検運行信号が入力されると動力装置15の駆動制御を止める。
戸開閉検知部205は、乗りカゴ運行制御部201および動力装置駆動部204と接続している。戸開閉検知部205は、乗場扉および乗りカゴ扉の開閉状態に基づく信号を動力装置駆動部204へ出力する。
次に、本実施形態のエレベータ装置の動作の一例について図6を参照して詳細に説明する。
図6に示すように、通常運行モードで運行しているエレベータ装置100において、乗りカゴ運行制御部201により乗りカゴ6が昇降移動している間、固定具13aは動力装置15により乗りカゴ6側(待機位置)に保持されている(A1)。
乗りカゴ6の呼び登録がされると、乗りカゴ運行制御部201は、乗りカゴ6を呼び登録階(目的階)に着床(停止)させると共に、動力装置駆動部204へ乗りカゴ6が目的階に着床した旨の信号(以下、「着床信号」という。)を出力する(A2)。着床信号が入力された動力装置駆動部204は、動力装置15を駆動させ、固定具13aを係合位置へ移動させる(A3)。移動した固定具13aは、固定板14の係合穴14aと係合する。その後、乗場扉および乗りカゴ扉が開き、乗客の乗降が行われる(A4)。
戸開閉検知部205は、乗場扉又は乗りカゴ扉が開いたことを検知すると、動力装置駆動部204へ乗場扉又は乗りカゴ扉が開いた旨の信号(以下、「戸開信号」という。)を出力し、戸開信号が入力された動力装置駆動部204は、乗場扉および乗りカゴ扉が閉じた旨の信号(以下、「戸閉信号」という。)が入力されるまで、固定具13aと係合穴14aとの係合を解除しない(A5)。
なお、固定具13aの係合位置への移動は、動力装置制御部204が戸開閉検知部205から戸開信号が入力された時に行われるようにしてもよい。
その後、戸閉信号が入力された動力装置駆動部204は、動力装置15を駆動させ固定具13aを待機位置に移動し、固定具13aと係合穴14aとの係合は解除される。動力装置駆動部204は、固定具13aを待機位置に移動させた旨の信号を乗りカゴ運行制御部201へ出力する。信号が入力された乗りカゴ運行制御部201は、乗りカゴ6を次の呼び登録された階へ移動させる(A6)。
以上のように、通常運行モードでは、乗りカゴ6の目的階への着床、乗場扉及び乗りカゴ扉の開閉に合わせて動力装置制御部202によって戸開走行防止装置が自動的に作動する。
一方、動力装置駆動部204は、モード切替部203から点検運行信号が入力されると(A7)、先ず、固定具13aが待機位置にあるかどうかを判断する(A8)。固定具13aが待機位置にある場合は、そのまま固定具13aの制御を終了する(A9)。一方、固定具13aが待機位置にない場合、動力装置駆動部204は、固定具13aを待機位置に移動させた後に、固定具13aの制御を終了する(A10)。点検運行モード時は、固定具13aの移動を手動で行うことが可能となる。例えば保守員がエレベータ装置100のメンテナンス等を行う場合には、運行モードを通常運行モードから点検運行モードに切り替えることで最上階から1階の各階において、手動にて固定具13aと係合穴14aを係合、或いは解除することができる。この機能を備えることにより、点検運行時において、固定具13aが固定板14と係合しない位置に乗りカゴ6を止めた場合に、固定具13aが係合位置に移動してしまうという事態は生じない。
モード切替部203から通常運行信号が入力されると、通常運行へ移行する(A11)
このように本実施形態のエレベータ装置によれば、メンテンナンス等の点検運行や通常運行等の状況に合わせて手動、自動と切り替えることが可能であり、また、乗りカゴ6が各階で停止しているときは、固定具13aが固定板14の係合穴14aに係合し、乗りカゴ6が物理的に固定されるため、エレベータ装置の異常により乗りカゴの異常昇降が生じる場合でも、乗りカゴ6は昇降することはない。また、乗場扉及び乗りカゴ扉が閉じた状態のときに限り固定具13aと固定板14の係合は解除されるため、乗りカゴ6が乗場扉又は乗りカゴ扉が開いた状態で昇降することもない。
1… 昇降路
2… 機械室
3… メインシーブ
4… 巻上機
5… メインロープ
6… 乗りカゴ
7… 釣合おもり
8… コンペンロープ(コンペンチェーン)
9… テールコード
10… フロア
11… 乗場扉
12… ガイドレール
13… 乗りカゴ固定装置
13… 固定具
14… 固定板
15、20、30… 動力装置
21、31… 駆動モータ
22… ピニオンギア
23… ピニオンラック
31… リンク機構
32… 端板
33… 連結板
131… 第1の固定装置
132… 第2の固定装置
200… エレベータ制御部
201… 乗りカゴ運行制御部
202… 動力装置制御部
203… モード切替部
204… 動力装置駆動部
205… 戸開閉検知部

Claims (6)

  1. 昇降路内を昇降する乗りカゴと、
    この乗りカゴの昇降を案内する一対のガイドレールと、
    前記乗りカゴ上部に設けられ、前記ガイドレール側に突出可能な固定具を備える乗りカゴ固定装置と、
    前記ガイドレール側に設けられ、前記乗りカゴの各階の着床位置において前記ガイドレール側に突出した固定具と係合する係合穴を有する固定板と、
    前記固定具を駆動する動力装置と、
    前記乗りカゴの運行を制御する乗りカゴ運行制御部と、
    通常運行と点検運行を切り替えるモード切替部、乗場扉および前記乗りカゴの扉の開閉を検知する戸開閉検知部、および前記通常運行において前記戸開閉検知部から戸開信号が入力された時、又は前記乗りカゴ運行制御部から着床信号が入力された時に前記固定具を前記ガイドレール側に突出させ、前記戸開閉検知部から戸閉信号が入力された時に前記固定具を前記乗りカゴ側に移動させ、前記モード切替部から点検運行信号が入力され前記点検運行に移行した時、前記固定具が待機位置にある場合は前記動力装置の制御を止め、前記固定具が前記ガイドレール側に突出している場合は前記待機位置に移動させた後、前記動力装置の制御を止める動力装置駆動部を有する動力装置制御部と
    を備えることを特徴とするエレベータ装置。
  2. 前記乗りカゴ固定装置は、前記一対のガイドレールの一方の側に固定具を突出可能とする第1の固定装置および他方の側に固定具を突出可能とする第2の固定装置を備え、
    前記動力装置は、前記第1の固定装置および前記第2の固定装置の間に設置され、これらの固定装置の固定具を同時に突出するように駆動することを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  3. 前記動力装置は、駆動モータと、この駆動モータの回転シャフトに取り付けられるピニオンギアと、このピニオンギアと噛み合う溝を有し、一端が固定具と連結するピニオンラックを備え、
    前記ピニオンギアの回転に連動して前記固定具が往復運動することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータ装置。
  4. 前記動力装置は、
    駆動モータと、この駆動モータの回転シャフトに取り付けられる端板と、この端板の周辺部と前記固定具を連結し、前記端板の回転に連動して前記固定具を往復運動させる連結板とを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のエレベータ装置。
  5. 前記固定板は、前記ガイドレールに取り付けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のエレベータ装置。
  6. 前記固定板は、昇降路に取り付けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のエレベータ装置。
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