JP2008183889A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】再印刷機能を持たせた上で、セキュリティ性にも優れる画像形成装置を提供する。
【解決手段】本プリンタでは、リプリントを実行させるにあたって(S100でYes)、S130でパスワードを入力させ、これが登録されているものと一致することを条件に、リプリントを許可する構成をとっている。このように、リプリントの履行に一定の条件を課せば、条件を満たさない場合には、リプリントは実行されない。従って、再印刷機能を備えた上でセキュリティ性に優れるプリンタ10を提供することが可能となる。
【選択図】図6

Description

本発明は、外部記憶装置から画像等を直接取り込んで印刷を行うダイレクト印刷機能を備えた画像形成装置に関する。
この種の画像形成装置の一例として、下記特許文献1には次のような開示がある。プリンタには、ストレージクラスのUSBデバイスとしてディジタルカメラなどを接続することが出来る。そして、接続されたディジタルスチルカメラから画像の読み出しが行われると、プリンタの記録実行部が駆動され、上記画像がプリンタによりプリントされる。また、当該プリント出力の対象となった画像はプリント出力後、プリンタの内部記憶手段に自動的に格納される。
特開2005−280285公報
上記によれば、プリント出力の対象となった画像を、プリンタの内部記憶手段に自動格納させている。このようにしてやれば、プリンタ内に記憶された画像を利用することで、一度印刷した印刷物を、プリンタ単独で再印刷することが出来る(言い換えれば、ディジタルスチルカメラの接続を要しない)。
しかしながら、プリンタの内部記憶手段に印刷物のデータが残されてしまうと、データを残したユーザの意に反して印刷物が印刷されてしまう可能性もあり、この点において改良の余地があった。本発明は上記事情に基づいて完成されたものであって、再印刷機能を持たせた上で、セキュリティ性にも優れる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、印刷部と、外部記憶装置が着脱可能に接続される接続部と、前記接続部に接続された外部記憶装置から読み出された印刷対象物を、ラスターデータに変換するデータ変換手段と、前記ラスターデータに基づいて前記印刷部を制御して、記録媒体上に前記印刷対象物を印字させる印刷制御手段と、を備えた画像形成装置であって、前記印刷部により印刷が行われた印刷対象物のラスターデータを記憶させておく内部記憶装置と、認証情報を入力するための認証情報入力手段と、前記内部記憶装置に記憶された前記ラスターデータに基づいて前記印刷対象物を前記印刷部によって再印刷させる再印刷処理を許可するか否かを、前記認証情報に基づいて判定する判定手段と、を備えたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記印刷対象物のラスターデータを前記内部記憶装置に記憶させる際に、前記認証情報入力手段によって第一の認証情報を入力させる構成とする一方、前記再印刷の実行前段階において前記認証情報入力手段によって第二の認証情報を入力させる構成とし、これら第一の認証情報と第二の認証情報が一致することを条件に前記判定手段が前記再印刷処理を許可するところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、入力操作に応じた分岐処理を行なうことで、前記ラスターデータを前記内部記憶装置に記憶させる処理と、前記ラスターデータを前記内部記憶装置に記憶させない処理を択一的に実行させる第一の分岐手段が設けられているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項2または請求項3に記載のものにおいて、入力操作に応じた分岐処理を行なうことで、前記再印刷処理を許可する条件に前記両認証情報の一致を課す処理と、前記再印刷処理を許可する条件に前記一致を課さない処理とを択一的に実行させる第二の分岐手段が設けられているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
この発明によれば、再印刷処理を許可するか否かを、認証情報に基づいて判定させるようにした。このように再印刷の履行に一定の条件を課せば、条件を満たさない場合には、再印刷は実行されない。従って、再印刷についてセキュリティ性が高まる。
<請求項2の発明>
この発明によれば、第一の認証情報(画像のラスターデータを内部記憶装置に記憶させる際に入力される認証情報)と、第二の認証情報(再印刷の実行前段階において入力される認証情報)が一致することを条件に、再印刷処理が許可される。このようにすれば、再印刷処理の実行者を、第一の認証情報を入力したユーザ(初回印刷指示者)自身、或いは同ユーザから第一の認証情報を提供された者に限定できる。言い換えれば、それ以外の者の再印刷行為を禁止できるので、セキュリティ性がより高まる。
<請求項3の発明>
機密性が特に高い印刷物については、内部記憶装置にラスターデータを記憶させないことが好ましい。この発明によれば、ラスターデータを内部記憶装置に記憶させる処理と、記憶させない処理を入力操作によって択一的に選択出来る。従って、再印刷機能それ自体は残しつつも、上記要請に対応できる。
<請求項4の発明>
本発明によれば、再印刷処理を許可する条件に認証情報の一致を課す処理と、再印刷処理を許可する条件に前記一致を課さない処理とを択一的に選択出来る。印刷物によっては、再印刷を行う際のセキュリティを高くする必要がないものもあり、本発明であれば、この問題に対応できる。
本発明の一実施形態を図1ないし図16によって説明する。図1はプリンタ10の斜視図である。図1に示すように、プリンタ10はボックス状の本体ケース11を備えている。本体ケース11の下部には給紙カセット15が設けられる一方、本体ケース11の上面壁は中央が装置の後方に向かって下降傾斜しつつ窪んでおり、そこは排紙トレイ17とされている。
そして、本体ケース11内には印刷エンジン61などの各装置が収容されており、給紙カセット15から記録媒体としての用紙が給紙されると、用紙上に所望の画像が印刷されるようになっている。そして、印刷後の用紙は排紙口18Aを通って排紙トレイ17上に排紙される構成となっている。
本体ケース11の上面壁のうち、一側端部(図1では左側縁部)の前半部には電源スイッチ21と複数のLED22が設けられている。一方、他方の側端部(図1では右側端部)はやや幅広に形成され、そこにはタッチパネル31が設けられている。
また、本体ケース11の前面壁には、用紙を手差しする際に使用される手差し口41が設けられるとともに、同手差し口41の右側方であって、やや下側となる位置に外部記憶装置(本実施形態ではUBSメモリ70)を取り付けるための挿入部45が設けられている。
本例では、USBメモリ70に印刷対象物の一例としてA〜Cの3種のファイルが記憶されているものとする。尚、USBメモリ70に上記3種のファイルを記憶させるには、コンピュータ装置Zで各ファイルを作成し、これをファイル出力することでUSBメモリ70に書き込むなどしてやればよい(図2、図3参照)。尚、図2に示す符号110はコンピュータ装置本体、符号120はディスプレイ装置、符号130、140はユーザインターフェースである。
次に、タッチパネル31の構成について説明を行う。図4に示すように、タッチパネル31は長方形状をなす。タッチパネル31上には、同パネルの上半分の領域を占める大きさの表示ボックス33が設けられている。この表示ボックス33の中央部は表示領域Aとされる。表示領域Aには、操作に応じた表示がなされ、次述する各種キーを使用して行われるユーザの入力操作をサポートするようになっている。
本実施形態のタッチパネル31は表示ボックス33の下方に、テンキー35、上下キー36、左右キー37が左右に並んで設けられる他、下部左隅には、モード選択キー38が設けられている。そして、これら各キーに加えて、表示ボックス31のエリア内にも、33A〜33Cの3つのキーが設けられている。
これら3つのキー33A〜33Cは、ユーザの入力操作の進行に合わせて、表示されたり、表示されなくなったり、或いは表示内容が切り替わるようになっている。尚、表示内容が切り替わるというのは、例えば、ある時点において、キー33Cは、「印刷」と表示されていたものが、別の時点では、「決定」と表示されるなどである。
キー操作(以下、パネル操作とも言う)の詳細については後に詳しく説明するが、ユーザは表示領域Aに表示される表示内容を参照しつつ、これら各キーを操作することでプリンタ10に印刷の指令を与えられる。
また、本実施形態のプリンタ10には、印刷モード、リプリントモードの2つのモードが設定されており、ユーザはモード選択キー38を操作することで、これら両モードのいずれかを選択することが出来る。
尚、印刷モードとは、USBメモリ70を挿入部45に接続して、USBメモリ70内のファイルをプリンタ10でダイレクト印刷するモードである。一方、リプリントモードとは、ダイレクト印刷が行われた印刷物をプリンタ10単体で再印刷処理(以下、リプリントとも言う)するモードである。
次に、図5を参照して上記プリンタ10の電気的構成を説明する。同図に示すように、プリンタ10はCPU51、ROM53、RAM55、不揮発性メモリ57などを備え、CPU51に対して印刷エンジン61、タッチパネル31、USBインターフェース65が電気的に接続される構成とされている。
ROM53にはプリンタ10を構成する各装置を制御するための各種制御プログラムや各種設定値、初期値等が記憶されている。これらROM53に記憶された各種制御プログラム、及び各種データはRAM55上に読み出されるようになっている。そして、読み出された制御プログラムがCPU51によって実行されることで、次に説明するフローチャート図(図6)に従って制御がなされ、上記印刷モード、リプリントモードに応じた印刷処理が実行されるようになっている。以下、各ステップを順に説明してゆく。
電源スイッチ21が投入されるなどCPU51が起動されると、CPU51はステップ10の処理を行う。ステップ10では、プリンタ10にUSBメモリ70が接続されているか否かの判定が行われる。一般に電源スイッチ21の投入直後はUSBメモリ70は接続されておらず、CPU51はNO判定を行う。
その後、処理はステップ100に移行される。ステップ100では、リプリントモードが選択されているか否かがCPU51により判定されるが、ここでも、CPU51はNO判定する。その結果、処理はステップ10に再び戻る。かくして、ステップ10→ステップ100→ステップ10の判定処理が繰り返され、プリンタ10はいわゆる待機状態となる。
プリンタ10の待機状態は、ユーザがプリンタ10に対してアクセス操作を行うことで解除される。ここでいう、アクセス操作とは、USBメモリ70をプリンタ10の挿入部45に差し込む操作、あるいはモードの選択を行うべくモード選択キー38を操作することである。
上記アクセス操作(ここでは、ユーザによりUSBメモリ70がプリンタ10に接続され、又モード選択キー38により印刷モードが選択されたものとする)が行われると、ステップ10の処理でYESの判定され、これに続くステップ20でもYES判定がされる。その結果、処理はステップ30に移行される。
ステップ30では、記憶されている各ファイルをUSBメモリ70から読み出す処理がCPU51により行われる。そして、読み出された各ファイルの名称が、CPU51の指令によりタッチパネル31の表示ボックス33上に表示されるようになっている(図7参照)。尚、「jpg」、「pdf」、「tif」は各ファイルA〜Cの拡張子である。
図7に示すようにファイルの名称が表示されると、これとともに表示ボックス33内には選択バー34Aが表示されるようになっている。本実施形態のものは、タッチパネル31の上下キー36を操作すると、図7中に表示してあるように、選択バー34Aが各ファイルの名称を表示する表示位置に移動してゆく。
そして、選択バー34Aが所望の位置となったところで、「次へ」のキー33Cを操作すると、選択バー34Aに対応するファイルを印刷対象(より詳しく言えば、ダイレクト印刷の対象)として決定することが出来る。尚、ここでは、ファイルAが印刷の対象として選択されたもの(図7中の4段目参照)として説明を続けるものとする。
上記の要領で印刷対象のファイルが選択されると、表示ボックス33の表示が図8の表示に切り替わり、「印刷のみ」、「リプリント化(ノンセキュア化)」、「セキュア化」の3種のジョブ化選択メニューが表示される。
ユーザは、これら「印刷のみ」、「リプリント化」、「セキュア化」の3種のジョブ化選択メニューの中から特定のメニューをパネル操作により選択することが出来る。選択操作について具体的に説明すると、タッチパネル31の上下キー36を操作すると、図8に示すように、選択バー34Aが「印刷のみ」→「リプリント化」→「セキュア化」の表示位置に順次移動してゆく。これにより、希望するメニュー上まで選択バー34Aを移動させ、その状態で表示ボックス33上のキー33Cを操作することで、ユーザは希望するメニューを選択出来る。そして、メニューの選択によりステップ30の処理が終了し、続いてステップ40の処理が行われることとなる。
以下、図8の画面表示上で「印刷のみ」が選択された場合の処理をまず説明し、その後、「リプリント化」、「セキュア化」が選択された場合の処理を順を追って説明するものとする。
a)「印刷のみ」が選択された場合
ステップ40では、ステップ30で「セキュア化」が選択された否かを判定する処理がCPU51により実行されるが、ここではNO判定されるから、処理はステップ60へと移行される。そして、ステップ60では、ステップ30で「リプリント化」が選択された否かを判定する処理がCPU51により実行されるが、ここでもNO判定がされるから、結局、処理はステップ81へと移行される。
ステップ81では、ステップ30において印刷対象として選択されたファイル(ここでは、ファイルA)をビットマップに展開(RIP:ラスタ画像処理)してラスターデータ化する処理がCPU51により行われる。そして、ステップ81の処理が完了すると、ステップ83に移行される。
ステップ83では、ステップ81でデータ展開されたラスターデータに基づいてCPU51が印刷エンジン61など各種装置を駆動させる。これにより記録媒体としての用紙にファイルAが印刷(ダイレクト印刷)される。「印刷のみ」が選択された場合の処理は以上であり、その後、プリンタ10の挿入部45からUSBメモリ70がユーザにより抜かれると、処理は元の状態、すなわちステップ10→ステップ100→ステップ10の判定処理を繰り返す状態となる。
このように、ステップ30の処理で、ジョブ化選択メニューとして「印刷のみ」が選択されると、ダイレクト印刷を行った印刷対象(ここでは、ファイルA)のラスターデータはプリンタ10内に残されない。従って、「印刷のみ」が選択された場合には、プリンタ10単独で、ファイルAをリプリント(再印刷)することは出来ず、ファイルAをもう一度印刷するには、USBメモリ70をプリンタ10の挿入部45に改めて差し込み、上述したパネル操作についても改めて行うことが必要となる(図16を参照)。
尚、CPU51により実行されるステップ60の処理は、ユーザの入力操作に応じて、ラスターデータを不揮発性メモリ57に記憶させる処理(ステップ60:判定YESの場合)と、記憶させない処理(ステップ60:判定NOの場合)を択一的に実行させる機能を担っており、本発明の第一の分岐手段の処理機能を実現させている。
b)「リプリント化」が選択された場合
図8の画面表示上で「リプリント化」が選択された場合には、表示ボックス33の表示内容が図8の中段に示す表示内容から図9に示す上段の表示内容に切り替わりJOB名が表示される。本実施形態では、JOB名として、ステップ30で選択されたファイルの名称(ここでは、A)がそのまま表示される設定としてあるが、表示ボックス33中の下部中央に表示される編集キー33Bを操作してやれば、上下、左右キー36、37などを用いて所定操作を行うことで図10に示すようにJOB名を適時編集することが出来る。
そして、表示ボックス33中の下側右端部に表示される「次へ」のキー33Cがユーザにより操作されると、JOB名が決定(ここでは、「A_JPG」に決定されたものとする)され、これにより、表示ボックス33の表示画面が図9の上段の表示内容からUSER名の入力を促す図9に示す下段の表示内容に切り替わる。
図9の下段にはUSER名として「TOM」の表示が既にされているが、表示切り替えの直後は、図11に示すようにUSER名の表示エリアにユーザ名は表示されず、ユーザは上下、左右キー36、37などを用いて表示エリアにUSER名を入力する必要がある。
そして、USER名の入力操作に続いて、表示ボックス33の下側右端部に表示される「決定」のキー33Cが操作されると、図9において下段に示す表示画面に切り替わり、表示ボックス33の下側右端部に「印刷」のキー33Cが表示される。
ここまでの操作が完了すると、ステップ30の処理が一通り終了し、ステップ40の判定処理がCPU51により実行される。ステップ40では、ステップ30の処理でセキュア化が選ばれたか否かを判定しており、ここではNO判定される。その結果、処理はステップ60に移行される。ステップ60ではリプリント化が選ばれたか否かを判定しており、ここでYES判定される。その結果、処理はステップ61へと移行される。
ステップ61では、「印刷のみ」が選択された場合のステップ81の処理と同様に、ステップ30の処理において、印刷対象として選択されたファイル(ここでは、ファイルA)の画像をビットマップに展開(RIP:ラスタ画像処理)してラスターデータ化する処理がまず行われる。その後、処理はステップ63へと移行される。
この時点で、図9に示す「印刷」のキー33Cがユーザにより操作されていれば、CPU51はデータ展開されたラスターデータに基づいて印刷エンジン61など各種装置を駆動させる。これにより、用紙上にファイルAが印刷(ダイレクト印刷)されることとなる。
上記要領でファイルAが印刷されると、処理はステップ71に移行される。ステップ71ではリプリントジョブを登録する処理が開始される。具体的に説明すると、不揮発性メモリ57に専用の記憶領域を確保する処理が行われ、これに続いて確保された領域にステップ30の処理においてユーザにより入力されたJOB名(先の例では、「A_JPG」)、更に、USER名(先の例では、TOM)が保存される。
そして、ステップ71の処理が完了すると、今度はステップ75に移行される。ステップ75では、ステップ63で印刷の対象となったファイル(先の例では「ファイルA」)のラスターデータが、ステップ71で確保された領域に追加保存される。かくして、印刷対象となったファイルのラスターデータと、ユーザにより入力されたJOB名、USER名が一のジョブとして記憶されることとなる。以上で、リプリントジョブの登録処理が終了する(ステップ77)。
その後、プリンタ10の挿入部45からUSBメモリ70がユーザの手操作によって抜かれると、処理は元の状態、すなわちステップ10→ステップ100→ステップ10の判定処理を繰り返す待機状態となる。
このように、ステップ30の処理で、ジョブ化選択メニューとして「リプリント化」が選択されると、ダイレクト印刷を行った印刷対象(ここでは、ファイルA)のラスターデータがリプリントジョブとしてプリンタ10内に残される。従って、「リプリント化」が選択された場合には、プリンタ10内に残されたリプリントジョブを使用することで、ファイルAをプリンタ単独でリプリント(再印刷)することが可能となる(図16を参照)。
具体的に説明すると、リプリントを実行するには、タッチパネル31上のモード選択キー38により「リプリントモード」を選択する必要がある。「リプリントモード」がキー操作により選択されると、ステップ100の処理でYESの判定がなされることから、処理はステップ110へと移行されることとなる。
ステップ110では、表示ボックス33内に、その時点で登録されているUSER名が一覧表示(図12の上段参照)されるとともに、これに加えて選択バー34Aが表示される。上下キー36を操作すると、図12の上段に示すように選択バー34Aが各USER名の表示位置に交互に移動される。これにより、USER名を選択出来る。例えば、図12に示すように「TOM」の表示位置上に選択バー34Aを重ねた状態にセットすることで、「TOM」のユーザ名が選択された状態となり、その状態から「次へ」キー33Cを押し操作することでUSER名を決定出来る。
尚、先のステップ63の処理によって印刷したファイルAをリプリントするには、ステップ30でプリンタ10に入力した自己のUSER名を選択しなければならず、ここでは、「TOM」のUSER名が選択/決定される。
USER名が選択/決定されると、表示ボックス33の表示画面が切り替わり、決定されたUSER名(ここでは、TOM)で登録されているJOB名が一覧表示されることとなる(図12の下段参照)。
尚、ここまでの説明では、USER名「TOM」で登録されているジョブはJOB名が「A_JPG」のものしか説明してないが、この他にも「TOM」のUSER名で「B_PDF」のジョブが登録されていたものとする。
さて、JOB名について一覧が表示されると、ユーザはUSER名を選択/決定したのと同様のパネル操作を行うことで、JOB名を選択/決定できる。尚、先のステップ63の処理によって印刷したファイルAをリプリントするには、ステップ30でプリンタ10に入力したJOB名を選択しなければならず、ここでは、「A_JPG」のジョブが選択される。
そして、選択バー34Aによって、JOB名の選択が行われる都度、CPU51は選択されたジョブが「セキュア化(セキャアジョブ)」に属するものか、「リプリント化(リプリントジョブ)」に属するものか属性が判定を行う(ステップ120)。
そして、判定対象とされたジョブの属性が「セキュア化(セキュアジョブ)」に該当している場合にはステップ130の処理に進み、これとは反対に「リプリント化(リプリントジョブ)」に属している場合にはステップ140に移行する。
図12の例であれば、判定対象のジョブ「A_JPG」は、ステップ75の処理で「リプリントジョブ」として登録されたものであるからステップ120ではNO判定され、処理はステップ140へと移行される。
処理がステップ140に至ると、印刷の許可が与えられる。かくして、印刷の許可が与えられると、図12の下段の表示例で示されるように、表示ボックス33の下部右端のキー33Cに「印刷」と表示される。これにより、ユーザは「印刷」のキー33Cをパネル操作することで、プリンタ10に対して印刷の指示を与えることが出来る。
ここで説明を加えておくと、選択された「A_JPG」のジョブが、仮に「セキュア化(セキュアジョブ)」に属するものであったとすると、キー33Cには「印刷」の表示はされず、「次へ」の表示がされることとなる。
説明を戻すと「印刷」のキー33Cがパネル操作されてプリンタ10に印刷の指示が与えられると、「A_JPG」のJOB名で登録されているリプリントジョブが不揮発性メモリ57からCPU51により読み出される。具体的には「A_JPG」のJOB名と関連付けて記憶されたラスターデータが読み出され、これに基づいて印刷エンジンなどの各種装置が駆動される。
これにより、ファイルAがリプリントされることとなる(ステップ140)。そして、ステップ140でリプリント処理が完了すると、処理は再びステップ10に戻り、ステップ10、ステップ100の判定処理を繰り返しつつ、ユーザのアクセス操作を待つ待機状態となる。
尚、CPU51により実行されるステップ40の処理は、ユーザの入力操作に応じて、パスワードの一致をリプリントの実行許可条件として課す処理(ステップ40:判定Yesの場合)と、課さない処理(ステップ40:判定NOの場合)とを択一的に実行させる機能を担っており、本発明の第二の分岐手段の処理機能を実現させている。
c)「セキュア化」が選択された場合
続いて、図8の画面表示上で「セキュア化」が選択された場合について説明する。「セキュア化」が選択された場合も「リプリント化」が選択された場合と同様に、表示ボックス33上に、図13に示すような表示がなされ、JOB名の入力、USER名の入力がパネル操作により進められることとなる。
表示画面を参照しつつ簡単に説明すると、「セキュア化」が選択されると、表示ボックス33の表示内容が図8の下段に示す表示内容から図13に示す上段の表示内容に切り替わる。表示画面上には、まず、JOB名が表示されるので、「次へ」のキー33Cを操作することで、後にセキュアジョブとして保存されるジョブの名称が決定される。
そして、「次へ」のキー33Cが押されると、これに続いて、表示ボックス33の表示内容が図13中の上段の表示から図13中の2段目の表示内容に切り替わる。
これにより、ユーザはUSER名をパネル操作により入力できる。そして、USER名の入力後、表示ボックス33内の「次へ」のキー33Cが押されることで、USER名が決定される。ここまでの処理は、「リプリント化」が選択された場合の処理と全く同一である(図9参照)。
説明を進めると、「次へ」のキー33Cが押されてUSER名が決定されると、表示ボックス33の表示内容は、図13に示す2段目の表示から3段目の表示に切り替わる。
図13に示す3段目の表示画面では、PASSWORDの文字の下部にパスワード入力部34Bが表示される。パスワード(本発明の「認証情報」の一例)の入力操作はタッチパネル31のテンキー35により行うことが出来、係る入力操作中、表示ボックス33の表示は、図14に示す表示に一旦、切り替わる。そして、表示ボックス33の下側右端部に位置する「決定キー」33Cを操作することで入力したパスワードを確定できる。尚、このステップ30の処理中に入力されるパスワードが本発明の「第一の認証情報」に相当している。
上記要領でパスワードが確定されると、表示ボックス33の表示は、図13に示す3段目の表示から4段目の表示に切り替わる。このときには、表示ボックス33の下側右端部に「印刷」のキー33Cが表示される。
このように、「セキュア化」が選択された場合には、JOB名の入力操作、USER名の入力操作が完了し、その後、パスワードの入力操作が完了すると、初めて「印刷」のキー33Cが表示される。ユーザは「印刷」のキー33Cをパネル操作することで、プリンタ10に対して印刷の指示を与えることが出来る。ここまで処理が進められると、ステップ30の処理が一通り完了する。
そして、上記要領でパネル操作が進められると、不図示の検出手段により操作が検出され、操作に応じた検出信号がCPU51に伝えられる。これによりユーザのパネル操作に従って判定がなされ、図6に示すフローチャート図の処理が進められることとなる。すなわち、ステップ30の処理に続いて、ステップ40で判定処理が実行される。ステップ40では「セキュア化」が選択されたか、否かが判定されるから、ここではYesの判定がされ、処理はステップ41へ移行される。
ステップ41では、「印刷のみ」、或いは「リプリント化」が選択された場合と同様に、ステップ30の処理において対象として選択されたファイル(ここでは、ファイルA)をビットマップに展開(RIP:ラスタ画像処理)してラスターデータ化する処理がまず行われる。その後、処理はステップ43へと移行される。
この時点で、図13に示す「印刷」のキー33Cがユーザによりパネル操作されていれば、CPU51はデータ展開されたラスターデータに基づいて印刷エンジン61など各種装置を駆動させる。これにより、用紙上にファイルAが印刷(ダイレクト印刷)されることとなる(ステップ43)。
上記要領でファイルAが印刷されると、処理はステップ51に移行される。そして、ステップ51ではセキュアジョブを登録する処理が開始される。具体的に説明すると、不揮発性メモリ57に専用の記憶領域を確保する処理が行われ、これに続いて確保された領域にステップ30の処理においてユーザにより入力されたJOB名(先の例では、「A_JPG」)、USER名(先の例では、TOM)が保存されるとともに、これに加えて、パスワードが記憶されることとなる。
そして、ステップ51の処理が完了すると、今度はステップ55に移行される。ステップ55では、ステップ43で印刷の対象となったファイル(先の例では「ファイルA」)のラスターデータが、ステップ51で確保された領域に追加保存される。かくして、印刷対象となったファイルのラスターデータと、ユーザにより入力されたJOB名、USER名、パスワードが一のジョブとして記憶されることとなる。
その後、USBメモリ70がプリンタ10の挿入部45からユーザの手操作により抜かれると、処理は元の初期状態、すなわちステップ10→ステップ100→ステップ10の判定処理を繰り返しつつ、ユーザのアクセス操作を待つ待機状態となる。
このように、ステップ30の処理で、ジョブ化選択メニューとして「セキャア化」が選択されると、ダイレクト印刷を行った印刷対象(ここでは、ファイルA)のラスターデータがセキャアジョブとしてプリンタ10内に残される。従って、「セキャア化」が選択された場合には、プリンタ10内に残されたセキャアジョブを使用することで、ファイルAをプリンタ単独でリプリント(再印刷)することが可能となる(図16を参照)。
具体的に説明すると、リプリントを実行するには、タッチパネル31上のモード選択キー38により「リプリントモード」を選択する必要がある。「リプリントモード」がキー操作により選択されると、ステップ100の処理でYESの判定がなされることから、処理はステップ110へと移行されることとなる。
ステップ110では、「リプリント化」の説明で既にしてあるように、表示ボックス33内に、その時点で登録されているUSER名が一覧表示(図15の上段参照)されるとともに、これに加えて選択バー34が表示される。上下キー36を操作すると、図15の上段に示すように選択バー34Aが各USER名の表示位置に交互に移動される。これにより、USER名を選択出来る。そして、選択した状態から「次へ」キー33Cを押し操作することでUSER名を決定出来る。
尚、先のステップ43の処理によって印刷したファイルAをリプリントするには、ステップ30でプリンタ10に入力した自己のUSER名を選択しなければならず、ここでは、「TOM」のUSER名が選択/決定される。
USER名が選択/決定されると、表示ボックス33の表示画面が切り替わり、決定されたUSER名(ここでは、TOM)で登録されているJOB名が一覧表示されることとなる(図15の2段目参照)。
JOB名が一覧表示されると、ユーザはUSER名を選択/決定したのと同様のパネル操作を行うことで、JOB名を選択/決定できる。尚、先のステップ43の処理によって印刷したファイルAをリプリントするには、ステップ30でプリンタ10に入力したJOB名を選択しなければならず、ここでは、「A_JPG」のジョブが選択/決定される。
「A_JPG」のジョブは、ステップ51でセキュアジョブとして登録されたセキュア化に属するものである。このように、セキュアジョブに該当するJOB名が選択/決定されると、表示ボックス33の表示画面が図15の2段目の表示画面から3段目の表示画面へと切り替わる。
図15に示す3段目の表示画面では、PASSWORDの文字の下部にパスワード入力部34Bが表示される。パスワードの入力操作はタッチパネル31のテンキー35により行うことが出来、係る入力操作中、表示ボックス33の表示は、図14に示す表示に一旦、切り替わる。そして、表示ボックス33の下側右端部に位置する「決定」のキー33Cを操作することで入力したパスワードを確定できる。尚、このステップ110の実行過程において入力されるパスワードが本発明の「第二の認識情報」に相当する。
上記要領で、ユーザによる入力操作が進められると、これと並行してステップ120の処理がCPU51により実行される。ステップ120では、ユーザにより選択されたジョブの属性を判定する処理が行われる。属性の判定対象であるジョブは「A_JPG」であるが、これは、ステップ51でセキュアジョブとして登録されたものであるから、ステップ120ではYESの判定がなされ、続いてステップ130の処理が実行される。
ステップ130では、「A_JPG」のセキュアジョブが記憶されている記憶領域にアクセスする処理が行なわれ、「A_JPG」のセキュアジョブのパスワードが読み出される。そして、読み出されたパスワードと、先のステップ110の処理で確定されたパスワードが一致しているか、否かを照合する処理がCPU51により行われる。
両パスワードが一致していれば、表示ボックス33の表示はパスワードの確定操作を行った図14の表示画面から図15に示す4段目に表示される画面に切り替わり、表示ボックス33の下側右端部に「印刷」のキー33Cが表示される(ステップ130:判定Yes)。
かくして、「印刷」のキー33Cが表示されたら、ユーザは表示された「印刷」のキー33Cを操作することで、プリンタ10に印刷の指示を与えることができる。
そして、プリンタ10に印刷の指示が与えられると、「A_JPG」として登録されているセキュアジョブのラスターデータが不揮発性メモリ57から読み出され、これに基づいて印刷エンジンなどの各種装置をCPU51によって制御される。これにより、ファイルAがリプリントされることとなる(ステップ140)。
一方、両パスワードが一致していない場合には、ステップ130でNO判定され、処理はステップ110に移行される。これにより、ユーザはステップ120のメニュー処理(JOB名、USER名、パスワードの入力)を改めて行うこととなる。
パスワードの不一致は、パスワードの誤入力などに起因して起こるが、このような場合、改めて行われたメニュー処理でパスワードが正しく入力されれば、次にステップ130の処理が実行されたときに、YES判定されるので、ファイルAをリプリント出来る。
一方、ステップ130の判定処理が、繰り返し実行されたにも拘わらず、NO判定が複数回(例えば、3回)連続して起こると、そのときには、エラー処理(例えば、異常を報知する処理)がプリンタ10によって実行され、セキュアジョブとして登録されているファイルAをリプリントすることは出来ない。
尚、CPU51によって実行されるステップ41、ステップ61、ステップ81の処理により、本発明の「データ変換手段」の処理機能が実現されている。また、CPU51によって実行されるステップ130の判定処理により、本発明の「判定手段」の処理機能が実現されている。
次に、本実施形態に適用されたプリンタ10の効果について説明する。本例で示したように、USBメモリ70から読み出してダイレクト印刷した画像を、RIP処理したラスターデータをプリンタ10に残しておけば、残されたデータを利用してプリンタ単独で同じ画像を再度印刷できる(リプリント)。特に、本例のようにRIP(ラスタ画像処理)後のデータ(ラスターデータ)を残しておけば、リプリント時にRIPする手間が省けるので、リプリントの指示から印刷完了までの時間が短時間で済む。
しかし、ラスターデータがプリンタ10内に残されてしまうと、不特定の者がプリンタ10にアクセスした場合、プリンタ内に残されたデータを印刷できてしまう。この点、本実施形態では、リプリント実行の条件に、パスワードの一致を課しており、プリンタ内に残されたデータが勝手に印刷されてしまうことがない(セキュリティ効果の向上)。
一方、上述のように、リプリントの条件にパスワードの一致を求めると、印刷/リプリントを実行するまでに、パスワードの入力が必須の操作となり、煩わしさがある。また、印刷対象によっては、わざわざセキュリティを課す必要がないものもある。
そこで、本実施形態では、「セキュア化」と「リプリント化」を設け、「リプリント化」が選択された場合には、リプリントの条件にパスワードの一致を求めることを止め、パスワードの入力それ自体も行わないこととした。このようにすれば、セキュリティを課す必要がない印刷対象については「リプリント化」を選択することで、操作の煩わしさなく、印刷対象を印刷/リプリントできる。
加えて、本実施形態では「印刷のみ」の選択も可能となっている。これを選択すれば、リプリントを実行することは不可能となるが、ラスターデータがプリンタ10に残されること、それ自体を回避することが可能となる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)外部記憶装置の例として、上記実施形態ではUSBメモリを例にとって説明したが、外部記憶装置はこれらに限定されるものではなく、持ち運び可能なもの(リムーバブルメディア)であって、プリンタ10への接続が可能であれば適用可能である。
(2)上記実施形態では、画像形成装置の一例として印刷機能のみを有するプリンタ10を例示したが、本発明を例えば図17に示すような複合機(ファクシミリ機能、スキャナ機能、プリンタ機能を有するもの)200などに適用することも可能である。尚、同図中において、符号210は装置本体、符号220は画像読取ユニットである。また、装置本体210の正面上部には操作部225が設けられている。係る操作部225を介して入力操作を行うことで、ジョブ化選択メニュー(「印刷のみ」、「リプリント化」、「セキュア化」など)の選択をユーザが行うことが出来るようになっている。
(3)上記実施形態では、ラスターデータを不揮発性メモリ57に記憶させておく構成をとったが、ラスターデータの記憶場所は、プリンタ10に内蔵される内部記憶装置であればよく、例えば、RAM55などに記憶させる構成をとってもよい。
本発明の一実施形態におけるプリンタの斜視図 コンピュータ装置の外観構成を示す図 ファイル出力が選択された状態を示す図 タッチパネルの構成を示す図 プリンタ10の電気的構成を示すブロック図 プリンタのCPUによって実行される印刷/リプリント処理の流れを示すフローチャート図 表示ボックスに表示される表示内容を示す図 同じく、表示ボックスに表示される表示内容を示す図 同じく、表示ボックスに表示される表示内容を示す図 同じく、表示ボックスに表示される表示内容を示す図 同じく、表示ボックスに表示される表示内容を示す図 同じく、表示ボックスに表示される表示内容を示す図 同じく、表示ボックスに表示される表示内容を示す図 同じく、表示ボックスに表示される表示内容を示す図 同じく、表示ボックスに表示される表示内容を示す図 印刷の仕様とジョブ化選択メニューの相関を示す図 複合機の外観構成を示す斜視図
符号の説明
10…プリンタ(本発明の「画像形成装置」の一例)
31…タッチパネル(本発明の「認証情報入力手段」の一例)
45…挿入部(本発明の「接続部」の一例)
51…CPU(本発明の「データ変換手段」、「印刷制御手段」、「判定手段」、「第一の分岐手段」、「第二の分岐手段」の一例)
55…RAM(本発明の「内部記憶装置」の一例)
57…不揮発性メモリ(本発明の「内部記憶装置」の一例)
61…印刷エンジン(本発明の「印刷部」の一例)
70…USBメモリ(本発明の「外部記憶装置」の一例)

Claims (4)

  1. 印刷部と、
    外部記憶装置が着脱可能に接続される接続部と、
    前記接続部に接続された外部記憶装置から読み出された印刷対象物を、ラスターデータに変換するデータ変換手段と、
    前記ラスターデータに基づいて前記印刷部を制御して、記録媒体上に前記印刷対象物を印字させる印刷制御手段と、を備えた画像形成装置であって、
    前記印刷部により印刷が行われた印刷対象物のラスターデータを記憶させておく内部記憶装置と、
    認証情報を入力するための認証情報入力手段と、
    前記内部記憶装置に記憶された前記ラスターデータに基づいて前記印刷対象物を前記印刷部によって再印刷させる再印刷処理を許可するか否かを、前記認証情報に基づいて判定する判定手段と、を備えたことを特徴とすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記印刷対象物のラスターデータを前記内部記憶装置に記憶させる際に、前記認証情報入力手段によって第一の認証情報を入力させる構成とする一方、前記再印刷の実行前段階において前記認証情報入力手段によって第二の認証情報を入力させる構成とし、これら第一の認証情報と第二の認証情報が一致することを条件に前記判定手段が前記再印刷処理を許可することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 入力操作に応じた分岐処理を行なうことで、前記ラスターデータを前記内部記憶装置に記憶させる処理と、前記ラスターデータを前記内部記憶装置に記憶させない処理を択一的に実行させる第一の分岐手段が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 入力操作に応じた分岐処理を行なうことで、前記再印刷処理を許可する条件に前記両認証情報の一致を課す処理と、前記再印刷処理を許可する条件に前記一致を課さない処理とを択一的に実行させる第二の分岐手段が設けられていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の画像形成装置。
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