JP2008183378A - 口腔衛生装置 - Google Patents

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忠伸 北川
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Abstract

【課題】使用に当たって金属イオンが溶出せず、また、電極の溶けと腐食が発生せず、外観上の不都合が生じることがないと共に通電電流が不安定となるという事態が生じない。
【解決手段】ブラシヘッド部1と手で把持するための把持用柄部2を備え、ブラシヘッド部1の一部に一方の電極3を位置させ、把持用柄部2の少なくとも一部に他方の電極4を位置させ、ブラシヘッド部1を口腔内に入れることにより、体内を通電経路とする電気回路を形成する口腔衛生装置5である。把持用柄部2表面に配置した把持部電極4を炭素繊維6入りの非金属導電性部材により形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、口腔内を掃除するための口腔衛生装置に関するものである。
従来から、口腔衛生装置として、特許文献1、特許文献2、特許文献3などにより電動式電子ブラシが知られている。
これらの特許文献に示された従来例は、一般的な手磨きに対して歯垢除去性能が優れていることが知られている。
また、特許文献2には体内に通電する電流をパルス電流とする制御部を備えることによりフッ素導入の効果を向上することが知られている。
しかしながら従来の口腔衛生装置においては、特許文献3に示されるように電極材料として金属を使用しており、このため、金属イオンが溶出して人体に対して必ずしも好ましくなく、また、電極である金属部分が腐食したりして外観上不都合を生じると共に、通電電流が安定しないという不都合が生じるという問題があった。
特許第2560025号公報 特開2006−223369号公報 特開平9−140453号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、使用に当たって金属イオンが溶出せず、また、電極の溶けと腐食が発生せず、外観上の不都合が生じることがないと共に通電電流が不安定となるという事態が生じないようにできる口腔衛生装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る口腔衛生装置は、ブラシヘッド部1と手で把持するための把持用柄部2を備え、ブラシヘッド部1の一部に一方の電極3を位置させ、把持用柄部2の少なくとも一部に他方の電極4を位置させ、ブラシヘッド部1を口腔内に入れることにより、体内を通電経路とする電気回路を形成する口腔衛生装置5において、把持用柄部2表面に配置した把持部電極4を炭素繊維6入りの非金属導電性部材7により形成して成ることを特徴とするものである。
このように炭素繊維6入りの非金属導電性部材で把持部電極4を形成したことにより、従来のように金属製の電極を使用したもののように電極4から金属イオンが溶出するというようなことが発生せず、また、外観部材でもある電極4の溶けや腐食も発生せず、外観品質の悪化を防止でき、また、炭素繊維6がもつ導電特性と腐食が起こらないことにより通電経路を安定して形成でき、特に、把持部電極4を陽極とし歯磨き剤や唾液などで濡れた状態で使用した場合には、金属はその性質により電気分解されるため、本発明の材質の効果はより顕著なものとなる。また、炭素繊維6を用いるため、電極4からのカーボンの脱落により手や衣服を汚すことがないと共に、非金属導電性部材7を炭素繊維6により強化しているため把持用柄部2の強度を増すことができる。
また、把持部電極4の少なくとも一部が水に対して密閉された把持用柄部2の内部までつながっていることが好ましい。
このような構成とすることで、内部と直接電気的接続を行うことができ、内部の金属の通電端子11に水がつくことがないため通電端子11からの金属イオン溶出がないと共に、腐食による電気抵抗変化がないため通電電流が安定して得られる。
また、把持部電極4が把持用柄部2と一体成形されていることが好ましい。
このように把持部電極4が把持用柄部2と一体成形されているので、把持部電極4と把持用柄部2との間の隙間を無くすことができ、把持部電極4に引き寄せられるイオン化された物質が隙間に付着せず、汚れと通電を妨げる物質が溜まりにくいと共に、簡易な構造で安価に防水された電極4付きの把持用柄部2を形成することができる。
また、把持部電極4を構成する非金属導電性部材7がベース部7aに炭素繊維6を混入したものよりなり、把持部電極4と水に対して密閉された把持用柄部2の内部との電気的接続を炭素繊維6入りの非金属導電性部材7をねじ8により締結することにより行うことが好ましい。
このような構成とすることで、炭素繊維6がベース部7aの表面よりも凹んだ状態で配置されていても、ベース部7aの表面がつぶれて炭素繊維6と接触することにより通電経路が確保でき、より安定した通電電流が得られる。
また、把持部電極4を構成する非金属導電性部材7がベース部7aに炭素繊維6を混入したものよりなり、把持部電極4と水に対して密閉された把持用柄部2の内部との電気的接続を把持用柄部2の内部において炭素繊維6入りの非金属導電性部材7に導電性粘着剤10付きの導電性テープ9を貼ることにより行うことが好ましい。
このような構成とすることで、炭素繊維6がベース部7aの表面よりも凹んだ状態で配置されていても、導電性粘着剤10が凹んだ隙間に入り込み、炭素繊維6と接触することにより通電経路が確保でき、より安定した通電電流が得られる。
また、把持部電極4を構成する非金属導電性部材7がベース部7aに炭素繊維6を混入したものよりなり、把持部電極4と水に対して密閉された把持用柄部2の内部との電気的接続を把持用柄部2の内部において炭素繊維6入りの非金属導電性部材7に導電性粘着剤付きの導電性テープを貼ると共に、導電性テープ9を介して非金属導電性部材7をねじ8によって締結することにより行うことも好ましい。
このような構成とすることで、炭素繊維6がベース部7aの表面よりも凹んだ状態で配置されていても、導電性粘着剤10が凹んだ隙間に入り込み、更にねじ締めにより導電性テープ9を押さえつけると共に、ベース部7aの表面を押しつぶすので、より確実に炭素繊維6と密着した通電経路が確保でき、きわめて安定した通電電流が得られる。
本発明は、上記のように、把持部電極からの金属イオン溶出がなくて、人体への安全性が高く、また、外観部材でもある電極の溶けと腐食が発生しないので、外観品質の悪化を防止でき、また、炭素繊維がもつ導電特性と腐食が起こらないことにより長期間にわたり安定した通電経路を得ることができる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
図1には本発明の口腔衛生装置5の一実施形態が示してある。口腔衛生装置5は、把持用柄部2の長手方向の一端部にブラシ部12を設けて構成してある。
把持用柄部2は手で把持するためのもので筒状をしており、この筒状の把持用柄部2の内部は水に対して密閉された構造となっていてこの水に対して密閉構造となった内部に駆動ブロック13、電池14、昇圧回路や電流制限回路などを含む回路基板15が内蔵してあり、また、筒状をしている把持用柄部2の表面の一部には炭素繊維6入りの非金属導電性部材からなる電極4(以下、把持部電極4という)を設けてある。筒状をした把持用柄部2には壁面を貫通して接続ピン17が設けてあり、該接続ピン17の外側の端部にばね性を有する接続金具16を接続し、この接続金具16が上記把持部電極4に接続してあり、接続ピン17の内側の端部に通電端子11が接続してあり、該通電端子11が回路基板15に接続してあり、これにより、把持部電極4が+(プラス)電極となるようにばね性を有する接続金具16、接続ピン17、通電端子11を介して回路基板15に接続してある。更に、把持用柄部2の長手方向の一端部に駆動軸19を突出して設け、この駆動軸19を上記駆動ブロック13により駆動するように構成してある。
ブラシ部12は、ブラシヘッド部1と、電極3(以下ブラシ部電極3という)とからなり、ブラシヘッド部1の一端部の正面にはブラシ毛21が設けてあると共に他端部に軸方向に開口する嵌め込み穴22が設けてあり、ブラシ部電極3はブラシヘッド部1内に内装されてブラシ部電極3の一端部がブラシヘッド部1のブラシ毛21を設けた方の一端部側に設けた開口部23に臨ませてあると共に、ブラシ部電極3の他端部が嵌め込み穴22に臨ませてある。
嵌め込み穴22を駆動軸19に嵌め込んで取付けることで、ブラシ部12を把持用柄部2の一端部に取付けるようになっており、駆動ブロック13により駆動軸19を駆動することで、ブラシ部12を駆動するようになっている。ブラシ部12を駆動する駆動ブロック13としては変換手段であるギア、カムなどを備えたアクチュエータでもよく、あるいは、磁気回路構造を備えたアクチュエータであってもよい。
ここで、駆動軸19は導電性材料により形成してあり、ブラシ部電極3が−(マイナス)電極となるように駆動軸19、通電板24を介して回路基板15に接続してある。
上記のような構成により通電経路は、電池14の+極〜回路基板15〜通電端子11〜接続ピン17〜接続金具16〜把持部電極4〜手〜口腔内(歯、歯茎)〜唾液〜歯磨剤〜ブラシ部電極3〜駆動軸19〜通電板24〜回路基板15〜電池14の−極となる。
なお、上記通電経路は一例であり、ブラシ部電極3、把持部電極4とも回路基板15を介さず電池14から直に電流が供給されるものであってもよい。
また、上記実施形態で口腔衛生装置5としてブラシ部12を駆動する例で説明したが、ブラシ部12が駆動しないもの、つまり、把持用柄部2の長手方向の一端部にブラシ部12を設けただけの手動式の口腔衛生装置5であってもよい。
上記の構成の口腔衛生装置5は把持用柄部2を手で持ってブラシ部12及び把持用柄部2の一部を口腔内に入れて口腔内の清掃を行うものであるが、この際、上記通電経路を通じて電流を流すことで、歯垢を除去し、歯茎の血行を促進し、歯槽膿漏や歯肉炎等の発生を防止しすることができる。この場合、本発明においては、炭素繊維6入りの非金属導電性部材7で把持部電極4を形成してあるので、従来のように金属製の電極を使用したもののように把持部電極4から金属イオン溶出するというようなことが発生することがなく、このため、金属イオンが溶出して人体に対して悪影響を与えるというようなおそれがない。また、把持部電極4は把持用柄部2の表面の一部に設けられて外部に露出する外観部材であるが、この外観部材である把持部電極4が溶けたり、腐食したりしないので、口腔衛生装置5の外観品質が悪化することがない。また、金属の電極の場合、イオンが溶出したり、腐食することで、通電経路が不安定となるが、本発明の把持部電極4は炭素繊維6がもつ導電特性と腐食が起こらないことにより通電経路を安定して形成できる。また、炭素繊維6を用いるため、電極4からのカーボンの脱落により手や衣服を汚すことがないと共に、非金属導電性部材7を炭素繊維6により強化しているため把持用柄部2の強度を増すことができるという特徴を有している。
次に、図2、図3に基づいて本発明の他の実施形態を説明する。本実施形態の基本的構造は前述の図1の実施形態と同様であるので、重複する構成については説明を省略して異なる点について以下説明する。
本実施形態において内部が水に対して密閉構造となった把持用柄部2に把持部電極4を設けてある点では上記形態と同様であるが、把持部電極4の少なくとも一部が水に対して密閉された把持用柄部2の内部までつながっている構成に特徴がある。
すなわち、図2においては把持部電極4の内面部の一部に設けた突部25を把持用柄部2の壁部に貫通させて突部25の端部を把持用柄部2の内部に位置させてあり、この把持用柄部2の内側に位置する突部25は通電端子11を介して回路基板15に接続される。このとき、把持部電極4の裏面部の突部25と通電端子11との接続は、通電端子11にばね性を持たせて該ばね性により突部25に弾性的に接触させることで接続してもよいし、あるいは、把持部電極4の裏面部の突部25に通電端子11を圧入してもよい。また、把持部電極4と把持用柄部2とが別体で、把持用柄部2の表面の一部に把持部電極4を重ねて取付けると共に、把持部電極4の突部25を把持用柄部2に設けた孔に水密的に貫通させてもよく、また、把持部電極4と把持用柄部2とを一体成形してもよい。このように把持部電極4と把持用柄部2とを一体成形したものでは把持部電極4と把持用柄部2との間に隙間が発生しないので、電極に引き寄せられるイオン化された物質が隙間内に付着しないと共に、構造が簡略化し、且つ、安価に防水構造の把持用柄部2を形成することができる。具体的には把持部電極4として炭素繊維6入りのABSを用い、把持用柄部2のベース材として通常のABS樹脂を用いて一体成形することが可能である。一体成形時の材質は必ずしも熱融着する材料でなくともかまわないが、口腔衛生装置5の防水信頼性を考えると熱融着できる材質の組み合わせが好ましい。
また、図3に示す実施形態では、外郭部材である把持用柄部2自体を炭素繊維6入りの非金属導電性部材により形成して把持用柄部2により把持部電極4を構成してある。この場合は把持部電極4は外郭部材全体として水に対して密閉された把持用柄部2の内部までつながっている。この実施形態では、把持用柄部2が把持部電極4を兼用しているので、水に対する防水信頼性がより確実となる。また、この実施形態においては、把持用柄部2が把持部電極4を兼用しているので構造がより簡略化する。
上記、図2、図3に示す実施形態においては、把持部電極4の少なくとも一部が水に対して密閉された把持用柄部2の内部までつながっているので、図1に示す実施形態のように接続金具16、接続ピン17を必要としない。
次に、図4に基づいて本発明の他の実施形態を説明する。本実施形態は基本的構造は前述の図1の実施形態と同様であるので、重複する構成については説明を省略して異なる点について以下説明する。
図1に示す実施形態においては、筒状をした把持用柄部2の表面に設けた把持部電極4と、把持用柄部2の内部に設けた通電端子11とを電気的に接続するに当って、筒状をした把持用柄部2には壁面を貫通した接続ピン17と、把持用柄部2の表面側に配置したばね性を有する接続金具16を介して接続したが、図4に示す実施形態では、把持部電極4と、把持用柄部2の内部に設けた通電端子11とを電気的に接続するに当って、把持部電極4を構成する炭素繊維6入りの非金属導電性部材7をねじ8により締結することに特徴がある。
すなわち、非金属導電性部材7が非導電性材料よりなるベース部7aに炭素繊維6を混入して構成してあり、図4に示すように、把持部電極4に表面側から導電性を有するねじ8を螺挿して把持用柄部2の内部において、ねじ8の先端部を通電端子11に接続した金属製のスペーサ26を介してナット27に螺合して締結することで、把持部電極4を把持用柄部2の内部の通電端子11に接続するようにしている。なお、上記例では通電端子11を金属製のスペーサ26に接続している例で説明したが、把持用柄部2の内部において、ねじ8又はナット27に通電端子11を接続してもよい。
ここで、非金属導電性部材7が非導電性材料よりなるベース部7aに炭素繊維6を混入して成形することで構成してあり、図5(a)の模式図に示すように、ベース部7aの表面の目的とする箇所に必ずしも炭素繊維6が露出しない場合がある。つまり、図5(a)のように炭素繊維6がベース部7aの表面よりも凹んだ状態で配置されていると、図5(b)のように非金属導電性部材7の表面(つまりベース部7aの表面)に導電部材30を接触させただけでは炭素繊維6に接触せず、電気的接続が行われず電流が流れないか、もしくは安定した電流を得ることができない。しかしながら、本実施形態のように、把持部電極4にねじ8締めを行うことで、ベース部7aに強い荷重がかかり、図5(a)のように炭素繊維6がベース部7aの表面よりも凹んだ状態で配置されていても、ベース部7aの表面がつぶれ、図5(c)のように、導電部材30(実施形態ではスペーサ26)が炭素繊維6に確実に接触して通電経路を確保することができ、より安定した通電電流が得られる。
次に、図6、図7に基づいて本発明の他の実施形態を説明する。本実施形態は基本的構造は前述の図1の実施形態と同様であるので、重複する構成については説明を省略して異なる点について以下説明する。
図1に示す実施形態においては、筒状をした把持用柄部2の表面に設けた把持部電極4と、把持用柄部2の内部に設けた通電端子11とを電気的に接続するに当って、筒状をした把持用柄部2には壁面を貫通した接続ピン17と、把持用柄部2の表面側に配置したばね性を有する接続金具16を介して接続したが、図6、図7に示す実施形態では、把持部電極4と、把持用柄部2の内部に設けた通電端子11とを電気的に接続するに当って、把持部電極4を構成する炭素繊維6入りの非金属導電性部材7の表面に導電性粘着剤10付きの導電性テープ9を貼ることにより行っていることに特徴がある。
すなわち、非金属導電性部材7が非導電性材料よりなるベース部7aに炭素繊維6を混入して構成してあり、図6に示すように、把持部電極4の裏面(つまり把持用柄部2の内部に露出する面)に導電性粘着剤10付きの導電性テープ9を貼り付け、この把持部電極4の裏面に貼り付けた導電性テープ9に通電端子11を接続する。ここで、把持部電極4の裏面に導電性粘着剤10付きの導電性テープ9を貼り付けると、図7のように炭素繊維6がベース部7aの表面よりも凹んだ状態で配置されていても、導電性粘着剤10が凹んだ隙間に入り込み、炭素繊維6と接触することにより通電経路が確保でき、より安定した通電電流が得られることになる。
次に、図8、図9に基づいて本発明の他の実施形態を説明する。この図8、図9に示す実施形態は筒状をした把持用柄部2の表面に設けた把持部電極4と、把持用柄部2の内部に設けた通電端子11とを電気的に接続するに当って、上記した図4、図5に示すねじ8を用いたねじ締めと、図6、図7に示す導電性粘着剤10付きの導電性テープ9による貼り付けとを併用したことに特徴がある。
すなわち、非金属導電性部材7が非導電性材料よりなるベース部7aに炭素繊維6を混入して構成してあり、図8に示すように、把持部電極4の裏面(つまり把持用柄部2の内部に露出する面)に導電性粘着剤10付きの導電性テープ9を貼り付け、把持部電極4に表面側からねじ8を螺挿して把持用柄部2の内部において、ねじ8の先端部を導電性テープ9の上に重ねた金属製のスペーサ26を介してナット27に螺合して締結し、上記導電性テープ9又は金属製のスペーサ26又はナット27、又はねじ8の先端部に通電端子11を接続することで、把持部電極4を把持用柄部2の内部の通電端子11に接続するようにしている。この実施形態では図5(a)のように炭素繊維6がベース部7aの表面よりも凹んだ状態で配置されていても、導電性粘着剤10が凹んだ隙間に入り込み、更に、ねじ8を締め付けることで導電性テープ9を押さえつけると共に、ベース部7aを押し潰すので、図9のようにより確実に炭素繊維6と密着した通電経路が確保でき、きわめて安定した通電電流が得られる。
本発明の一実施形態の断面図である。 本発明の他の実施形態の断面図である。 本発明の更に他の実施形態の断面図である。 本発明の更に他の実施形態の要部拡大断面図である。 (a)(b)(c)はそれぞれ同上の作用説明図である。 本発明の更に他の実施形態の要部拡大断面図である。 同上の作用説明図である。 本発明の更に他の実施形態の要部拡大断面図である。 同上の作用説明図である。
符号の説明
1 ブラシヘッド部
2 把持用柄部
3 電極
4 電極
5 口腔衛生装置
6 炭素繊維
7 非金属導電性部材
7a ベース部
8 ねじ
9 導電性テープ
10 導電性粘着剤

Claims (6)

  1. ブラシヘッド部と手で把持するための把持用柄部を備え、ブラシヘッド部の一部に一方の電極を位置させ、把持用柄部の少なくとも一部に他方の電極を位置させ、ブラシヘッド部を口腔内に入れることにより、体内を通電経路とする電気回路を形成する口腔衛生装置において、把持用柄部表面に配置した把持部電極を炭素繊維入りの非金属導電性部材により形成して成ることを特徴とする口腔衛生装置。
  2. 把持部電極の少なくとも一部が水に対して密閉された把持用柄部の内部までつながっていることを特徴とする請求項1記載の口腔衛生装置。
  3. 把持部電極が把持用柄部と一体成形されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の口腔衛生装置。
  4. 把持部電極を構成する非金属導電性部材がベース部に炭素繊維を混入したものよりなり、把持部電極と水に対して密閉された把持用柄部の内部との電気的接続を炭素繊維入りの非金属導電性部材をねじにより締結することにより行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の口腔衛生装置。
  5. 把持部電極を構成する非金属導電性部材がベース部に炭素繊維を混入したものよりなり、把持部電極と水に対して密閉された把持用柄部の内部との電気的接続を把持用柄部の内部において炭素繊維入りの非金属導電性部材に導電性粘着剤付きの導電性テープを貼ることにより行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の口腔衛生装置。
  6. 把持部電極を構成する非金属導電性部材がベース部に炭素繊維を混入したものよりなり、把持部電極と水に対して密閉された把持用柄部の内部との電気的接続を把持用柄部の内部において炭素繊維入りの非金属導電性部材に導電性粘着剤付きの導電性テープを貼ると共に、導電性テープを介して非金属導電性部材をねじによって締結することにより行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の口腔衛生装置。


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