JP2000338077A - pHセンサ - Google Patents

pHセンサ

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JP2000338077A
JP2000338077A JP11150838A JP15083899A JP2000338077A JP 2000338077 A JP2000338077 A JP 2000338077A JP 11150838 A JP11150838 A JP 11150838A JP 15083899 A JP15083899 A JP 15083899A JP 2000338077 A JP2000338077 A JP 2000338077A
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JP
Japan
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sensor
electrode
reference electrode
cylindrical case
opening
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Application number
JP11150838A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Ito
伊藤善孝
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Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】参照電極が着脱自在のpHセンサにおいて、電極
先端部の間隙を問題にすることなく小型化可能なpHセン
サを提供する。 【解決手段】センサ部電極と参照電極が一体に構成され
筒状ケースに収納されたpHセンサにおいて、該筒状ケー
スの一方の開口部近傍にセンサ部を設け、又、該筒状ケ
ースの内壁に沿って該センサ部の電極用配線を配設し、
該筒状ケースの他方の開口部より該参照電極を装着して
該筒状ケースの一方の開口部を密封すると共に、該筒状
ケースの他方の開口部方向から該センサ部電極及び参照
電極を導出するようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複合pH電極を備えた
pHセンサに関する。
【0002】
【従来技術】一般的に溶液のpHを測定するには、pHセン
サと基準となる参照電極が必要である。参照電極の電位
を基準にしてpHセンサの電位を測定することで溶液のpH
を測定しているが、pHセンサと参照電極の二つの電極を
操作するのは面倒なので一般にはpHセンサと参照電極を
一体にした複合型のpH電極が使用されている。
【0003】従来の複合pH電極は、図7で示すようにpHセン
サ部1と参照電極部2とが一体と成す構造をしている。こ
の構造でのpH電極の寿命はpHセンサ部は破壊しない限り
永久に使用できるが、参照電極2は一般にKClなどを含
む内部溶液を有し、また参照極2の液絡部3が被測定溶液
と常に接しているために、参照電極2の内部液は徐々に
流出し、また被測定液で限りなく薄まってしまう。した
がって従来の複合pH電極複合の寿命は参照電極2によっ
て決まってしまい、pHセンサが使用可能であるにもかか
わらず参照電極2の寿命が尽きたために短期間の使用後
に産業廃棄物として捨てられていた。
【0004】このため図5、図6に示すような参照電極2を交
換するタイプのpH電極が提案されている。この構造は参
照電極部2を交換するのにpHセンサ部1と参照電極部2と
の先端部から脱着(図6)することを特徴とする複合pH電
極で、脱着のための支持部が必要であり、またpHセンサ
1と参照電極2の先端部に隙間ができることや参照電極先
端部の防水シールのため、複合pH電極先端部の小型化が
困難であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は参照電極の着
脱可能な構造において電極先端部の隙間を問題にするこ
となく小型化の可能なpHセンサを提供するものである。
【0006】
【解決手段】上記課題を解決するため請求項1の発明は
センサ部電極と参照電極が一体に構成され筒状ケースに
収納されたpHセンサにおいて、該筒状ケースの一方の開
口部近傍にセンサ部を設け、又、該筒状ケースの内壁に
沿って該センサ部の電極用配線を配設し、該筒状ケース
の他方の開口部より参照電極を装着して該筒状ケースの
一方の開口部を密封すると共に、該筒状ケースの他方の
開口部方向から該センサ部電極及び参照電極を導出する
ようにしたことを特徴とする。この構成によれば参照電
極はセンサ部と反対側からの着脱を自在に装着できるの
で、pH電極先端部の余計な隙間をなくし、また防水シー
ルを持った微細な構造が可能になり小型の複合pH電極が
実現できる。
【0007】上記課題を解決するため請求項2の発明は、参
照電極を筒状ケースの内壁にねじ止めしたことを特徴と
する。この構成によれば参照電極は筒状ケースの一方の
開口部近傍で固定されるため他方の開口部を開放状態で
保持できる。
【0008】上記課題を解決するため請求項3の発明は、筒
状ケースの他方の開口部を閉鎖するエンドキャップを設
けたことを特徴とする。又、請求項4の発明はエンドキ
ャップの一部に導電部を設け、該導電部を介してセンサ
部電極又は参照電極の電気的配線を導出するようにした
ことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例構造図、
図2、図3はその説明図で従来例と同一符号は同等部分を
示す。図中4は筒状ケース(管)で一方の開口部は参照
電極2の液絡用貫通穴5として設けられている。又、円筒
状の管の先端部の一部にpHセンサ1を配置し、先端部に
参照電極2の液絡部3と先端部が配置されたときに防水シ
ール6されるよう密着構造を設けることでpH電極を構成
する。またpHセンサの電気的配線7は、微細にし上記の
管の内壁に沿って外部に引き出すようにする。こうする
ことで上記管の先端部と反対側の部分から参照電極2が
容易に脱着できる。参照電極2は、上記円筒状の管の内
側に挿入できるような太さにし先端の液絡部周辺に防水
構造を設け、上記上記円筒状の管の内側に挿入したとき
に防水シールされるようにする。
【0010】又、参照電極2の後方には絶縁性エンドキャッ
プ8が個別に又は一体に取り付けられ、筒状ケース4の他
方の開口部を閉鎖する。なお参照電極線9及びセンサ電
極線7は該エンドキャップ9を貫通せしめるか、他のコネ
クタ等によりいずれも後方から導出される。
【0011】又、参照電極2を複合pH電極先端部と反対側か
ら脱着、固定する方法は、複合pH電極先端部の内壁にね
じ止めする方法、複合pH電極先端部と反対側の参照電極
挿入部にねじを設けて止める方法(図4)など種々の方
法が採用できる。
【0012】
【発明の効果】本発明のpHセンサは小型で薄膜状のもの
が最適であり、ISFETや固体膜pHセンサや有機膜pHセン
サが使用できる。又、従来の複合pH電極はpHセンサが使
用可能であるにもかかわらず、参照電極の寿命が尽きた
ために短期間の使用後に産業廃棄物として捨てられてい
たが、参照電極のみを新しいものと交換することでpH電
極としては半永久的に使用できその環境負荷を軽減し効
果は大である。また、本発明により、pH電極先端部の余
計な隙間を無くし、また防水シールを持った微細な構造
が可能になり小型の複合pH電極が実現できることは効果
大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例構造図
【図2】本発明実施例の説明図
【図3】本発明実施例の説明図
【図4】本発明の他の実施例の構造図
【図5】従来例
【図6】従来例
【図7】従来例
【符号の説明】
1.センサ部 2.参照電極 3.液絡部 4.筒状ケース 5.貫通穴 6.シール部 7.電極用配線 8.エンドキャップ 9.参照電極線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】センサ部電極と参照電極部が一体に構成さ
    れ筒状ケースに収納されたpHセンサにおいて、該筒状ケ
    ースの一方の開口部近傍にセンサ部を設け、又、該筒状
    ケースの内壁に沿って該センサ部の電極用配線を配設し
    該筒状ケースの他方の開口部より参照電極を装着して該
    筒状ケースの一方の開口部を密封すると共に、該筒状ケ
    ースの他方の開口部方向から該センサ部電極及び参照電
    極の電気的配線を導出するようにしたことを特徴とする
    pHセンサ。
  2. 【請求項2】参照電極部を筒状ケースの内壁にねじ止め
    した事を特徴とする請求項1のpHセンサ。
  3. 【請求項3】筒状ケースの他方の開口部を閉鎖するエン
    ドキャップを設けた請求項1又は請求項2のpHセンサ。
  4. 【請求項4】エンドキャップの一部に導電部を設け、該
    導電部を介してセンサ部電極又は参照電極を導出するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請
    求項3のpHセンサ。
JP11150838A 1999-05-31 1999-05-31 pHセンサ Pending JP2000338077A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012047552A (ja) * 2010-08-26 2012-03-08 Isfetcom Co Ltd pH計
JP2013142964A (ja) * 2012-01-10 2013-07-22 Yokogawa Electric Corp 液分析用スマートセンサ
CN108567415A (zh) * 2018-07-04 2018-09-25 重庆金山医疗器械有限公司 pH电极导管

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