JP2008182813A - 永久磁石式発電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】永久磁石式発電機に関し、発電時の電圧を安定させて確実に発電を実施することができるようにして発電電力不足やバッテリ上がりを防止し磁束制御籠の駆動用モータの高寿命化を実現する。
【解決手段】永久磁石部材を備えたロータと、複数の櫛部及び櫛部間のスロット部に配設され、主巻線及び主巻線とは逆向きに巻き上げられ有効巻き数が可変の弱め界磁用副巻線を備えたステータと、永久磁石部材からステータの櫛部へ流れる磁束を制御する磁束制御籠と、磁束制御籠を回転移動させるアクチュエータと、アクチュエータの作動を制御して磁束を制御するコントローラと、を有し、コントローラは、ロータの回転速度が所定速度を超えた場合には、主巻線に通電してロータの回転速度が高いほど櫛部へ流れる磁束が減少するように磁束制御籠の位置を制御すると共に弱め界磁用副巻線の有効巻き数を増大させて発電電圧を基準電圧の領域に一定に保持するように構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、永久磁石板式ロータ,該ロータの外周に配置されたステータ及び前記ロータから前記ステータへの磁束密度を制御する磁束制御装置から成る磁束制御装置を有し、車両用のスタータジェネレータとして用いて好適の永久磁石式発電機に関するものである。
近年、自動車において、例えば、電動パワーステアリングやナビゲーションシステムやオーディオ類やIT機器等の電力を使用して作動する各装置が搭載されるようになってきており、これらの機器類の普及に伴い自動車の電力消費も増大している。このため、従来型の自動車用発電機ではこの増大する電力消費に応じた電力を発電することは困難になってきており、より大きな発電電力を発生しうる自動車用発電機の開発が要望されている。
永久磁石をロータに用いた永久磁石式発電機があり、この永久磁石式発電機はロータに永久磁石を用いるので、構造が簡単で大きな発電電力を得ることができる。このため、これを自動車用発電機に適用して発電電力の不足を解消することが考えられる。しかし、永久磁石式発電機は、その磁力が変化しないので、エンジン等の駆動源の回転が変動すると、発電機のロータの回転数が変化し、発電機の発電電圧が変化してしまうため、その発電電力をそのまま機器に用いることは不可能である。
自動車用発電機では、その電圧が12V又は24Vに定められているが、自動車用エンジンでは、回転数が数百回転(rpm)から数千回転(rpm)まで大幅に変化するため、数百回転(rpm)で12Vにセットされた発電電圧では、数千回転(rpm)では120Vにまで変化してしまい、12V対応の電気機器には使用できない。
永久磁石式発電機を自動車用発電機に適用するためには、エンジン回転数が常に変動するにもかかわらず、発電電圧は略一定となるようにする必要がある。
そこで、特許文献1には、発電効率が高く且つ小型で装置コストを抑えることができるようにした、永久磁石式発電機が提案されている。
この永久磁石式発電機は、ロータに永久磁石部材を配設し、その永久磁石のN極,S極をカバーするステータの櫛部にそれぞれ巻線を巻回し、N極とS極に対応する巻線の巻回方向を互いに逆に巻回し、ステータと回転変動するロータとの間にステータに対して回転移動する磁束制御籠を配置すると共に、ステータにU,V及びW相から成る複数のコイルを巻き上げ、これらのコイルを並列結線した2種のコイル群を常用コイルと低速コイルに構成し、常用コイルと低速コイルとをスイッチを介して直列に結線し、エンジンのアイドリング等の低速時、中速時及び高速時に応答してスイッチのON・OFFを制御して予め決められた所定の発電電圧を得るように制御し、また、磁束制御籠をステータに対して回転移動させて磁束制御籠とステータとの間の空隙量を制御し、予め決められた一定の発電電圧を得るように制御するものである。
特開2005−184948号公報
ところで、上述の特許文献1の技術にかかる永久磁石式発電機において、一定の発電電圧を得る手法として、図7に示すような制御が考えられている。
つまり、永久磁石式発電機には、ステータの櫛部に巻回した巻数がN1の巻線(以下、N1ターンという)と、このN1ターンとは逆向きに巻き上げられた弱め界磁用の巻線と、ステータの櫛部に巻回した巻数がN1よりも少ないN2の巻線(以下、N2ターンという)と、このN2ターンとは逆向きに巻き上げられた弱め界磁用の巻線と、ステータに対して回転移動可能でこの移動により櫛部へ流れる磁束を制御しうる磁束制御籠を設ける。
そして、ロータの回転数が所定回転数r1に達するまでの低速回転域では、磁束制御籠を櫛部へ流れる磁束が最大となる位置にすると共にN1ターンの弱め界磁用の巻線には通電しない状態とし、N1ターンの界磁により発電を行なう。このときには、ロータの回転数に比例した発電電圧が発生する。発電電圧が規定電圧に達したら、ロータの回転数の増加に応じて磁束制御籠を移動させながら櫛部へ流れる磁束を減少させていくことにより、ロータの回転数が変化しても発電電圧は規定電圧を保持するようにする。
そして、磁束制御籠の移動による櫛部へ流れる磁束の減少が限界に達したら(ロータ回転数r2)、弱め界磁用の巻線に通電し、弱め界磁を作用させてN1ターンの界磁を弱め、磁束制御籠を櫛部へ流れる磁束が最小となる位置に保持する。これにより、N1ターンの界磁は弱め界磁により弱められるため、発電電圧はロータ回転数の増加によって上昇するもののその上昇は僅かなものに抑えられる。
さらにロータ回転数が増加して、発電電圧が規定電圧近傍の許容領域の上限に達したら(ロータ回転数r3)、使用する巻線をN1ターンからN1よりも少ない巻数N2のN2ターンに切り替えるとともに、磁束制御籠を、櫛部へ流れる磁束が最小となる位置から最大となる位置へと即座に移動させる。
その後は、ロータの回転数の増加に応じて磁束制御籠を移動させながら櫛部へ流れる磁束を減少させていくことにより、ロータの回転数が変化しても発電電圧は規定電圧を保持するようにする。そして、磁束制御籠の移動による櫛部へ流れる磁束の減少が限界に達したら(ロータ回転数r4)、弱め界磁用の巻線に通電し、弱め界磁を作用させてN2ターンの界磁を弱め、磁束制御籠を櫛部へ流れる磁束が最小となる位置に保持する。これにより、N2ターンの界磁は弱め界磁により弱められるため、発電電圧はロータ回転数の増加によって上昇するもののその上昇は僅かなものに抑えられる。
しかしながら、使用する巻線をN1ターンとN2ターンとの間で切り替える際に、磁束制御籠を、櫛部へ流れる磁束が最小となる位置から最大となる位置へ切り替えたり、或いは、櫛部へ流れる磁束が最大となる位置から最小となる位置へ切り替えたりするため、自動車用発電機のように、ロータを走行用エンジンで回転駆動する場合、ロータ回転数がこの切り替え点(ロータ回転数r3)の付近で頻繁に変動することもあり、N1ターンとN2ターンとの切り替えと、磁束制御籠の磁束最小位置と磁束最大位置との間での移動と、が頻繁に行なわれることになる。
このような磁束制御籠の移動には、どうしても時間を要するため、N2ターンからN1ターンへ切り替えられても、磁束制御籠の移動が遅れて櫛部へ流れる磁束が最大のままとなる状況が発生し、発電電圧が規定電圧近傍の許容領域の上限を超えてしまうことがある。この場合、電気機器類に過剰な電圧が送電されないようにフェイルセーフ機構が働き、発電がカットされることになり、電力不足を招き、自動車用発電機のように発電電力をバッテリに充電するものにおいては、充電が行なわれないことになるため、いわゆるバッテリ上がりを招くことになる。
また、磁束制御籠の大きな移動を頻繁に行なうことは、磁束制御籠の駆動用モータの寿命低下を招くことにもなる。
本発明はこのような課題に鑑み案出されたもので、発電時の電圧を安定させて確実に発電を実施することができるようにして発電電力不足やバッテリ上がりを防止することや磁束制御籠の駆動用モータの高寿命化を実現することができるようにした、永久磁石式発電機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の永久磁石式発電機(請求項1)は、ハウジングに回転可能に支持された永久磁石部材を備えたロータと、前記ロータの外周側で前記ハウジングに固定されるとともに、周方向に離隔して形成された複数の櫛部及び該櫛部間のスロット部に配設された巻線を備えたステータと、前記ステータと前記ロータとの間に配置され前記ステータに対して相対移動して前記永久磁石部材から前記ステータの前記櫛部へ流れる磁束を制御する磁束制御籠と、前記磁束制御籠を前記ステータに対して回転移動させるアクチュエータと、前記アクチュエータの作動を制御して前記磁束制御籠を前記ステータに対して移動させることにより前記磁束を制御するコントローラと、を有し、前記スロット部に配設された前記巻線は、第1の巻き数だけ巻き上げられた第1の主巻線と、該第1の主巻線の界磁を弱めるように該第1の主巻線とは逆向きに巻き上げられ有効巻き数が可変の第1の弱め界磁用副巻線と、を有し、前記コントローラは、前記ロータの回転速度が低速領域にある場合には、前記第1の主巻線に通電して前記磁束制御籠を前記櫛部へ流れる磁束が最大となる位置にすると共に前記第1の弱め界磁用副巻線を有効巻き数0の状態とし、前記ロータの回転速度が前記低速領域よりも高速の第1の速度領域にある場合には、前記第1の主巻線に通電して前記ロータの回転速度に応じて該回転速度が高いほど前記櫛部へ流れる磁束が減少するように前記磁束制御籠の位置を制御すると共に前記第1の弱め界磁用副巻線を有効巻き数0の状態とし、前記ロータの回転速度が前記第1の速度領域よりも高速の第2の速度領域にある場合には、前記第1の主巻線に通電して前記ロータの回転速度に応じて該回転速度が高いほど前記櫛部へ流れる磁束が増大するように前記磁束制御籠の位置を制御すると共に前記第1の弱め界磁用副巻線の有効巻き数を増大させて発電電圧を基準電圧の領域に一定に保持させることを特徴としている。
前記第2の速度領域の最大速度である第1の基準速度は、前記第1の主巻線に通電して前記磁束制御籠を前記櫛部へ流れる磁束が最大となる位置にすると共に前記第1の弱め界磁用副巻線を有効巻き数が最大の状態とした時の発電電圧が、前記基準電圧となる速度に設定されていることが好ましい(請求項2)。
前記スロット部に配設された前記巻線は、前記第1の巻き数よりも少ない第2の巻き数だけ巻き上げられた第2の主巻線と、該第2の主巻線の界磁を弱めるように該第2の主巻線とは逆向きに巻き上げられ有効巻き数が可変の第2の弱め界磁用副巻線と、を更に有し、前記コントローラは、前記ロータの回転速度が前記第2の速度領域よりも高速の第3の速度領域に達した場合には、前記第1の主巻線の通電を解除し前記第2の主巻線に通電して前記ロータの回転速度に応じて該回転速度が高いほど前記櫛部へ流れる磁束が減少するように前記磁束制御籠の位置を制御すると共に前記第2の弱め界磁用副巻線を有効巻き数0の状態とし、記ロータの回転速度が前記第3の速度領域よりも高速の第4の速度領域にある場合には、前記第2の主巻線に通電して前記ロータの回転速度に応じて該回転速度が高いほど前記櫛部へ流れる磁束が増大するように前記磁束制御籠の位置を制御すると共に前記第2の弱め界磁用副巻線の有効巻き数を増大させて発電電圧を前記基準電圧の領域に一定に保持させることが好ましい(請求項3)。
前記第4の速度領域の最大速度である第2の基準速度は、前記第2の主巻線に通電して前記磁束制御籠を前記櫛部へ流れる磁束が最大となる位置にすると共に前記第2の弱め界磁用副巻線を有効巻き数が最大の状態とした時の発電電圧が、前記基準電圧となる速度に設定されていることが好ましい(請求項4)。
前記発電電圧を監視する電圧監視手段をそなえ、前記コントローラは、前記電圧監視手段により監視される前記発電電圧が前記基準電圧の領域に一定に保持されるように、前記第1の弱め界磁用副巻線又は前記第2の弱め界磁用副巻線の有効巻き数をフィードバック制御することが好ましい(請求項5)。
前記ロータが自動車のエンジンにより回転駆動され、自動車用発電機として装備されていることが好ましい(請求項6)。
本発明の永久磁石式発電機(請求項1)によれば、ロータの回転速度が低速領域にある場合には、第1の主巻線に通電して磁束制御籠を櫛部へ流れる磁束が最大となる位置にすると共に第1の弱め界磁用副巻線を有効巻き数0の状態とし、ロータの回転速度が低速領域よりも高速の第1の速度領域にある場合には、第1の主巻線に通電してロータの回転速度に応じて回転速度が高いほど櫛部へ流れる磁束が減少するように磁束制御籠の位置を制御すると共に前記第1の弱め界磁用副巻線を有効巻き数0の状態とし、ロータの回転速度が第1の速度領域よりも高速の第2の速度領域にある場合には、第1の主巻線に通電してロータの回転速度に応じて回転速度が高いほど櫛部へ流れる磁束が増大するように磁束制御籠の位置を制御すると共に第1の弱め界磁用副巻線の有効巻き数を増大させて発電電圧を基準電圧の領域に一定に保持させるので、発電電圧を安定させて確実に発電を行なうことができる。したがって、発電電力不足やバッテリ上がりを防止することができ、また、磁束制御籠の急激な移動を行なわないので、磁束制御籠の駆動用モータの寿命低下を防止することができる。
本発明の永久磁石式発電機(請求項2)によれば、第1の弱め界磁用副巻線を最大限利用してロータ回転速度の広い範囲で基準電圧による発電を実施することができる。
本発明の永久磁石式発電機(請求項3)によれば、第1の主巻線及び第1の弱め界磁用副巻線に加えて第2の主巻線及び第2の弱め界磁用副巻線を用いながら、ロータ回転速度の広い範囲で発電電圧を基準電圧の領域に一定に保持させることができる。
本発明の永久磁石式発電機(請求項4)によれば、第2の弱め界磁用副巻線を最大限利用してロータ回転速度の広い範囲で基準電圧による発電を実施することができる。
本発明の永久磁石式発電機(請求項5)によれば、様々な運転状況下であっても、発電電圧をより確実に基準電圧の領域に一定に保持させることができる。
本発明の永久磁石式発電機(請求項6)によれば、ロータが自動車のエンジンにより回転駆動され、ロータの回転変動が頻繁に生じるため、発電電圧が安定し難く、確実に発電することが困難であるが、このような環境下でも発電電圧を安定させて確実に発電を行なうことができる。したがって、発電電力不足やバッテリ上がりを防止することができる。
以下、図面により、本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図6は本発明の一実施形態に係る永久磁石式発電機を示すもので、これらの図に基づいて説明する。
本実施形態に係る永久磁石式発電機は、図2に示すように、自動車用エンジン1に、エンジン1の始動用モータとエンジン1により駆動される発電機とに兼用されるモータジェネレータ3として付設されたものである。この永久磁石式発電機3は、エンジン1と、このエンジン1に接続されたトランスミッション2との間に配置され、エンジン1の出力回転によって駆動される。
この永久磁石式発電機3は、図3(a),(b),図4(a),(b)に示すように、エンジン1のシリンダブロック及びトランスミッション(ここでは、自動変速機)2のケースと一体に結合されたハウジング31と、このハウジング31に図示しない軸受を介して回転可能に支持された回転子のロータ33と、ロータ33の外周側に離隔するように配置されハウジング31に固定された回転子のステータ35とをそなえ、ステータ35とロータ33との間には、ステータ35に対して相対移動して永久磁石部材32からステータ35の櫛部35bへ流れる磁束を制御する磁束制御籠36が配設されている。
ロータ33は、エンジン1の出力軸(クランクシャフト)11に接続され出力軸11と一体に回転するようになっており、ロータ33の外周面には、永久磁石部材32が周設されている。
ステータ35には、ステータコア35aとこのステータコア35aに巻き上げられた巻線(コイル)34とから構成されている。ステータコア35aは、周方向に離隔するように配置され形成された複数の櫛部35bと、これらの櫛部35b間に形成されたスロット部35cと、隣接する櫛部35bを連結するため周方向に延びるブリッジ部35dとをそなえ、巻線34はスロット部35bに配置されている。
磁束制御籠36は、図4(a),(b)に示すように、ステータ35とロータ33との間の隙間33aに配置され、図示しない軸受を介してハウジング31に回転自在に支持され、ステータ35に対して相対回転して磁束を制御する。この磁束制御籠36は、周方向に離隔するように配置されステータ35の櫛部35bと相対するように突起した複数の歯部36aをそなえている。
そして、図4(a)に示すように、複数の歯部36aが、ステータ35の櫛部35bと同位相になると、ステータ35回りに生じる磁束を最大とし、図4(b)に示すように、複数の歯部36aの位相が、ステータ35の櫛部35bの位相とずれると、そのズレ量に応じてステータ35回りに生じる磁束は減少する。
この磁束制御籠36をハウジング31に対して回転させるために、磁束制御籠36には、図3に示すように、をアクチュエータとしてのDCモータ(磁束制御用DCモータ)37がウォームギア38を介して接続され、図5に示すように、このDCモータ37をコントローラ(スタータジェネレータ制御ユニット)40により制御するようになっている。
また、ステータコア35aに巻き上げられた巻線34は、図5,図6に示すように、第1の巻き数N1だけ巻き上げられた第1の主巻線(第1メインコイル、N1ターンともいう)34aと、この第1コイル34aの界磁を弱めるように第1メインコイル34aとは逆向きに巻き上げられ有効巻き数が可変の弱め界磁用副巻線(サブコイル)34bと、第1の巻き数N1よりも少ない第2の巻き数N2だけ第1メインコイルと同方向に巻き上げられた第2の主巻線(第2メインコイル、N2ターンともいう)34cとが並列に備えられ、整流器42を介してバッテリ41と接続されている。また、この電気回路には、各コイルを選択して使用するためのスイッチ43a〜43cが設けられている。
さらに、第1メインコイル34aは、コイル34a1とコイル34a2とが直列に組み合わされてなり、スイッチ43aを閉成し、スイッチ43b,43cを開成すれば、コイル34a1とコイル34a2とからなる第1メインコイル34aが通電し、巻き数N1に応じた大きな磁界が発生し、スイッチ43cを閉成し、スイッチ34a,43bを開成すれば、第2メインコイル34cが通電し、同一回転条件では巻き数N2に応じて第1メインコイル34aよりも弱い磁界が発生する。
また、第1メインコイル34aの一部であるコイル34a2は、第2の巻き数N2よりも少ない第3の巻き数N3だけ巻き上げられた第3の主巻線(第3メインコイル、N3ターンともいう)として機能し、スイッチ43bを閉成し、スイッチ43a,43cを開成すれば、コイル34a2のみからなる第3メインコイルが通電し、巻き数N3に応じて第2メインコイル34cよりも弱い磁界が発生する。
また、サブコイル34bは、ボリューム調整可能に構成され、ボリュームを最小にすれば、サブコイル34bは実質的に非通電となり、サブコイル34bにはボリューム調整に応じた巻き数分だけ通電し、通電した巻き数分に応じて、第1メインコイル34a,第2メインコイル34c,第3メインコイル34a2の界磁を弱める。
つまり、サブコイル34bは、第1メインコイル34aの通電時には、第1メインコイル34aの界磁を弱める第1の弱め界磁用副巻線(第1サブコイル)として機能し、第2メインコイル34cの通電時には、第2メインコイル34cの界磁を弱める第2の弱め界磁用副巻線(第2サブコイル)として機能し、第3メインコイル34a2の通電時には、第3メインコイル34a2の界磁を弱める第3の弱め界磁用副巻線(第3サブコイル)として機能する。
スタータジェネレータ制御ユニット40は、永久磁石式発電機による発電時には、ロータの回転速度(即ち、エンジン回転数に応じたロータ回転数)rと、発電電圧Vとに応じ
て、磁束制御籠36の回転位相の制御と共に、各スイッチ43a〜43cの開閉制御、及び、サブコイル34bのボリューム調整を行うようになっている。
つまり、スタータジェネレータ制御ユニット40は、図1に示すように、ロータ回転数rが十分に低い低速領域にある状況下では、磁束制御籠36の回転位相を櫛部35bへ流れる磁束が最大となる位置に保持し、スイッチ43aのみを閉成しスイッチ43b,43cは開成して第1メインコイル34aを通電状態にするとともに、サブコイル34bのボリュームを最小にして弱め界磁を働かせない状態(有効巻き数0の状態)とする。
このように、図1に示すように、磁束制御籠36を磁束最大位置に保持し、第1メインコイル34aを通電状態にして弱め界磁を働かせない状態が、ロータ回転数rに対する発電電圧を最も高めることができるので、ロータ回転数rが比較的小さくても、発電電圧Vが規定電圧V0に達することになる。ここでは、ロータ回転数rが所定速度r01となったところで発電電圧Vが規定電圧V0に達する。発電電圧Vが規定電圧V0に達したら、その後(第1の速度領域)は、ロータ回転数rの増大に応じて発電電圧Vが規定電圧V0よりも高くなるので、スタータジェネレータ制御ユニット40では、発電電圧Vをモニターしながら、発電電圧Vが規定電圧V0を保持するように磁束制御籠36を移動させる。
しかし、磁束制御籠36の移動により磁束を小さくすることができるが、この磁束制御籠36による発電電圧の抑制にも限界がある。そこで、磁束制御籠36により磁束を最小にしたら(ここでは、ロータ回転数rがr02となったところで磁束制御籠36が磁束を最小にする位置にくる)、その後(第2の速度領域)は、サブコイル34bのボリュームを調整して弱め界磁を働かせることにより、第1メインコイル34aによる磁束を弱める。このとき、スタータジェネレータ制御ユニット40は、発電電圧Vをモニターしながら、発電電圧Vが規定電圧V0を保持するように、サブコイル34bのボリューム調整を行う。
ただし、本制御で特徴的なのは、サブコイル34bのボリューム調整に応じて、磁束制御籠36の移動を行うようにしている。つまり、ロータ回転数rの増大に応じてサブコイル34bのボリュームを増大させ弱め界磁を強めながら、磁束制御籠36を磁束最小位置から磁束最大位置へと移動させる。磁束制御籠36を磁束最小位置から磁束最大位置へと移動させると、磁束の増加により、発電電圧Vが上昇するが、本制御では、これ以上に、サブコイル34bのボリュームを増大させて弱め界磁を強め、発電電圧Vが規定電圧V0を保持するようにする。
なお、弱め界磁を最大まで働かせたところで磁束制御籠36が磁束最大位置へと戻るように設定されている。
さらに、ロータ回転数rが増大すると[ここでは、ロータ回転数rが所定速度(第1の基準速度)r03に達すると]、その後(第3の速度速領域)は、第1メインコイル34aを用いて弱め界磁を最大まで働かせても、発電電圧Vが規定電圧V0を上回るようになってしまうので、使用するメインコイルを第1メインコイル34aから第2メインコイル34bに切り替える。つまり、スイッチ43cのみを閉成しスイッチ43a,43bは開成して第1メインコイル34aを通電状態にするとともに、サブコイル34bのボリュームを最小にして弱め界磁を働かせない状態とする。そして、この領域では、スタータジェネレータ制御ユニット40は、発電電圧Vをモニターしながら、発電電圧Vが規定電圧V0を保持するように、磁束制御籠36を位置調整する。
そして、磁束制御籠36の移動により磁束を最小にしたら(ここでは、ロータ回転数rがr04となったところで磁束制御籠36が磁束を最小にする位置にくる)、その後(第4の速度領域)は、サブコイル34bのボリュームを調整して弱め界磁を働かせることにより、第2メインコイル34cによる磁束を弱める。このときも、スタータジェネレータ制御ユニット40は、発電電圧Vをモニターしながら、発電電圧Vが規定電圧V0を保持するように、サブコイル34bのボリューム調整を行う。
また、上記と同様に、サブコイル34bのボリューム調整に応じて、磁束制御籠36の移動を行うようにしている。つまり、ロータ回転数rの増大に応じてサブコイル34bのボリュームを増大させ弱め界磁を強めながら、磁束制御籠36を磁束最小位置から磁束最大位置へと移動させる。磁束制御籠36を磁束最小位置から磁束最大位置へと移動させると、磁束の増加により、発電電圧Vが上昇するが、本制御では、これ以上に、サブコイル34bのボリュームを増大させて弱め界磁を強め、発電電圧Vが規定電圧V0を保持するようにする。
なお、第2メインコイル34cを用いた場合も、弱め界磁を最大まで働かせたところで磁束制御籠36が磁束最大位置へと戻るように設定されている。
さらに、図1中には示さないが、ロータ回転数rがさらに増大すると[ここでは、ロータ回転数rが所定速度(第2の基準速度)r05に達すると]、第1メインコイル34aを用いて弱め界磁を最大まで働かせても、発電電圧Vが規定電圧V0を上回るようになってしまうので、使用するメインコイルを第2メインコイル34cから第3メインコイル34a2に切り替えて、上記と同様に、磁束制御籠36の移動制御、及び、サブコイル34bのボリューム調整とを行う。
なお、ロータ回転数rの増大に応じてサブコイル34bのボリュームを増大させ弱め界磁を強めながら、磁束制御籠36を磁束最小位置から磁束最大位置へと移動させ、弱め界磁を最大まで働かせたところで磁束制御籠36が磁束最大位置へと戻るようにしているのは、あくまでも、メインコイルの切り替え時に制御を円滑に行うためのものである。ここでは、第3メインコイル34a2はロータ回転数rの最大領域に使用するもので、第3メインコイル34a2の使用時には、ロータ回転数rが増大してもメインコイルの切り替えは行わないので、第3メインコイル34a2の使用時のサブコイル34bのボリューム調整時には、磁束制御籠36は自足を最小にする状態に保持する。
本発明の一実施形態にかかる永久磁石式発電機は上述のように構成されているので、ロータの回転速度が低い場合、磁束制御籠36を磁束最大位置に保持し、第1メインコイル34aを通電状態にして弱め界磁を働かせない状態として、ロータ回転数rに対する発電電圧を最も高めることができる。
そして、発電電圧Vが規定電圧V0に達したら、その後は、発電電圧Vをモニターしながら、発電電圧Vが規定電圧V0を保持するように磁束制御籠36を移動させる。
さらに、磁束制御籠36による発電電圧の抑制が限界に達したら、発電電圧Vをモニターしながら、発電電圧Vが規定電圧V0を保持するように、サブコイル34bのボリューム調整を行う。ただし、本制御では、サブコイル34bのボリューム調整に応じて、磁束制御籠36の移動を行う。
したがって、第1メインコイル34aで広範囲で発電電圧を基準電圧に保持した発電を行え、発電電圧を安定させて確実に発電を行なうことができる。したがって、発電電力不足やバッテリ上がりを防止することができる。
さらに、ロータ回転数rが増大すると、第1メインコイル34aを用いて弱め界磁を最大まで働かせても、発電電圧Vが規定電圧V0を上回るようになってしまうので、使用するメインコイルを第1メインコイル34aから第2メインコイル34bに切り替える。
この切り替え時には、磁束制御籠36は磁束最大位置になっており、切り替えにかかる磁束制御籠36の急激な移動は行わないので、磁束制御籠36の駆動用モータ37の寿命低下を防止することができる。
また、本実施形態では、第1メインコイル34a,第2メインコイル34c,第3メインコイル34a2と、磁束制御籠36と、サブコイル34bとを用いて、広範囲のロータ回転数(エンジン回転数)で発電電圧を基準電圧に保持した発電を行える。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記実施形態を適宜変更して実施しうるものである。
つまり、本発明の趣旨は、メインコイルに通電してロータの回転速度に応じて回転速度が高いほど櫛部へ流れる磁束が減少するように磁束制御籠の位置を制御すると共に、弱め界磁用サブコイルの有効巻き数を増大させて発電電圧を基準電圧の領域に一定に保持させるもので、この点のみを利用しても良い。
もちろん、自動車用のモータジェネレータ以外に適用してもよい。
本発明の一実施形態にかかる永久磁石式発電機のロータ回転数に対する界磁制御を示すグラフである。 本発明の一実施形態にかかる永久磁石式発電機を装備した車両用エンジンを示す側面図である。 本発明の一実施形態にかかる永久磁石式発電機の構成を示す図であり、(a)はその横断面図(ロータ回転軸と直交する断面図)、(b)はその縦断面図(ロータ回転軸に沿った断面図)である。 本発明の一実施形態にかかる永久磁石式発電機の磁束制御籠の動作を示す拡大横断面図であり、(a)は磁束制御籠が磁束を最大とする位置にある状態を示し、(b)は磁束制御籠が磁束を減少させる位置にある状態を示す。 本発明の一実施形態にかかる永久磁石式発電機の制御ブロック図である。 本発明の一実施形態にかかる永久磁石式発電機の制御ブロック図(図5のA部詳細図)である。 本発明の課題に関連する、永久磁石式発電機のロータ回転数に対する界磁制御例を示すグラフである。
符号の説明
1 自動車用エンジン
3 モータジェネレータ
2 トランスミッション
11 エンジン1の出力軸(クランクシャフト)
31 ハウジング
32 永久磁石部材
33 ロータ
33a 隙間
34 巻線(コイル)
34a 第1の主巻線(第1メインコイル、N1ターン)
34a1 第1メインコイル34aの一部(コイル)
34a2 第1メインコイル34aの一部[第3の主巻線(第3メインコイル、N3ターン)]
34b 弱め界磁用副巻線(サブコイル)
34c 第2の主巻線(第2メインコイル、N2ターン)
35 ステータ
35a ステータコア
35b 櫛部
35c スロット部
35d ブリッジ部
36 磁束制御籠
36a 歯部
37 アクチュエータとしてのDCモータ(磁束制御用DCモータ)
38 ウォームギア
40 コントローラ(スタータジェネレータ制御ユニット)
41 バッテリ
42 整流器
43a〜43c スイッチ

Claims (6)

  1. ハウジングに回転可能に支持された永久磁石部材を備えたロータと、
    前記ロータの外周側で前記ハウジングに固定されるとともに、周方向に離隔して形成された複数の櫛部及び該櫛部間のスロット部に配設された巻線を備えたステータと、
    前記ステータと前記ロータとの間に配置され前記ステータに対して相対移動して前記永久磁石部材から前記ステータの前記櫛部へ流れる磁束を制御する磁束制御籠と、
    前記磁束制御籠を前記ステータに対して回転移動させるアクチュエータと、
    前記アクチュエータの作動を制御して前記磁束制御籠を前記ステータに対して移動させることにより前記磁束を制御するコントローラと、を有し、
    前記スロット部に配設された前記巻線は、第1の巻き数だけ巻き上げられた第1の主巻線と、該第1の主巻線の界磁を弱めるように該第1の主巻線とは逆向きに巻き上げられ有効巻き数が可変の第1の弱め界磁用副巻線と、を有し、
    前記コントローラは、前記ロータの回転速度が低速領域にある場合には、前記第1の主巻線に通電して前記磁束制御籠を前記櫛部へ流れる磁束が最大となる位置にすると共に前記第1の弱め界磁用副巻線を有効巻き数0の状態とし、
    前記ロータの回転速度が前記低速領域よりも高速の第1の速度領域にある場合には、前記第1の主巻線に通電して前記ロータの回転速度に応じて該回転速度が高いほど前記櫛部へ流れる磁束が減少するように前記磁束制御籠の位置を制御すると共に前記第1の弱め界磁用副巻線を有効巻き数0の状態とし、
    前記ロータの回転速度が前記第1の速度領域よりも高速の第2の速度領域にある場合には、前記第1の主巻線に通電して前記ロータの回転速度に応じて該回転速度が高いほど前記櫛部へ流れる磁束が増大するように前記磁束制御籠の位置を制御すると共に前記第1の弱め界磁用副巻線の有効巻き数を増大させて発電電圧を基準電圧の領域に一定に保持させる
    ことを特徴とする、永久磁石式発電機。
  2. 前記第2の速度領域の最大速度である第1の基準速度は、前記第1の主巻線に通電して前記磁束制御籠を前記櫛部へ流れる磁束が最大となる位置にすると共に前記第1の弱め界磁用副巻線を有効巻き数が最大の状態とした時の発電電圧が、前記基準電圧となる速度に設定されている
    ことを特徴とする、請求項1記載の永久磁石式発電機。
  3. 前記スロット部に配設された前記巻線は、前記第1の巻き数よりも少ない第2の巻き数だけ巻き上げられた第2の主巻線と、該第2の主巻線の界磁を弱めるように該第2の主巻線とは逆向きに巻き上げられ有効巻き数が可変の第2の弱め界磁用副巻線と、を更に有し、
    前記コントローラは、前記ロータの回転速度が前記第2の速度領域よりも高速の第3の速度領域に達した場合には、前記第1の主巻線の通電を解除し前記第2の主巻線に通電して前記ロータの回転速度に応じて該回転速度が高いほど前記櫛部へ流れる磁束が減少するように前記磁束制御籠の位置を制御すると共に前記第2の弱め界磁用副巻線を有効巻き数0の状態とし、
    前記ロータの回転速度が前記第3の速度領域よりも高速の第4の速度領域にある場合には、前記第2の主巻線に通電して前記ロータの回転速度に応じて該回転速度が高いほど前記櫛部へ流れる磁束が増大するように前記磁束制御籠の位置を制御すると共に前記第2の弱め界磁用副巻線の有効巻き数を増大させて発電電圧を前記基準電圧の領域に一定に保持させる
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載の永久磁石式発電機。
  4. 前記第4の速度領域の最大速度である第2の基準速度は、前記第2の主巻線に通電して前記磁束制御籠を前記櫛部へ流れる磁束が最大となる位置にすると共に前記第2の弱め界磁用副巻線を有効巻き数が最大の状態とした時の発電電圧が、前記基準電圧となる速度に設定されている
    ことを特徴とする、請求項3記載の永久磁石式発電機。
  5. 前記発電電圧を監視する電圧監視手段をそなえ、
    前記コントローラは、前記電圧監視手段により監視される前記発電電圧が前記基準電圧の領域に一定に保持されるように、前記第1の弱め界磁用副巻線又は前記第2の弱め界磁用副巻線の有効巻き数をフィードバック制御する
    ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の永久磁石式発電機。
  6. 前記ロータが自動車のエンジンにより回転駆動され、自動車用発電機として装備されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の永久磁石式発電機。
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