JP2008178451A - 携行用収納体用ハンドル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】携行用収納体のハンドル装置を構成するハンドル本体を、不使用時は伏倒位置に安定的に位置づけると共に使用を止めたと同時にゆっくりとこの伏倒位置に回動復帰させるようにする。
【解決手段】一対のアーム部10、10間に亘って把持部11を有しこのアーム部10を携行用収納体Bの外面部Baに回動可能に組み合わせて携行用収納体Bに起伏可能に備えられるハンドル本体1と、このハンドル本体1をその把持部11を携行用収納体Bの外面部Baに接しさせる伏倒位置に付勢により位置づけさせる付勢手段2と、前記付勢に抗して把持起立されたハンドル本体1のこの把持を解いたときの前記付勢によるハンドル本体1の伏倒位置に向けた回動に制動力を作用させる制動手段3とを備えている。
【選択図】図2

Description

この発明は、スーツケースなどの携行用収納体の外面部に取り付けられて、この携行用収納体の持ち運びなどの用に供されるハンドル装置の改良に関する。
スーツケースなどの携行用収納体に備え付けられるハンドル(取っ手)は、一般に、把持部の両端に備えられたアーム部を携行用収納体の外面部に回動可能に組み合わせているにすぎない。このため、ハンドルの不使用時にはハンドルが遊び、邪魔になることも少なくなく、また、携行用収納体を車両などおいて運搬する際に異音を生じさせたりしていた。こうしたハンドルを付勢手段によって不使用時には伏倒位置に位置づけられるようにすればこうした不都合はなくなるが、単純にそうした場合、ハンドルの把持を止めたと同時に付勢手段の付勢によりハンドルを伏倒位置に回動させてしまうことから、衝撃音を生じさせたり、ハンドル側あるいは携行用収納体の外面部に損傷を生じさせる、といった不都合が生じる。
この発明が解決しようとする主たる問題点は、この種の携行用収納体のハンドル装置を構成するハンドル本体を、不使用時は伏倒位置に安定的に位置づけると共に使用を止めたと同時にゆっくりとこの伏倒位置に回動復帰させるようにする点にある。
前記課題を達成するために、この発明にあっては、携行用収納体用ハンドル装置を、一対のアーム部間に亘って把持部を有しこのアーム部を携行用収納体の外面部に回動可能に組み合わせて携行用収納体に起伏可能に備えられるハンドル本体と、
このハンドル本体をその把持部を携行用収納体の外面部に接しさせる伏倒位置に付勢により位置づけさせる付勢手段と、
前記付勢に抗して把持起立されたハンドル本体のこの把持を解いたときの前記付勢によるハンドル本体の伏倒位置に向けた回動に制動力を作用させる制動手段とを備えたものとした。
ハンドル本体は、付勢手段の付勢により、それを把持起立させない限り、携行用収納体の外面部に把持部を接しさせる伏倒位置に位置づけられることから、このハンドル本体を使用しないときはハンドル本体は遊ぶことがなく、邪魔になったりすることもない。また、ハンドル本体を把持起立させた後、この把持を解くと付勢手段によってハンドル本体を強制的に伏倒位置に回動させることができると共に、この回動が制動手段によってゆっくりとなされるようにすることができる。
前記制動手段を、ハンドル本体の回動軸線を中心に回転可能とされる回転体と、この回転体の軸受け体とを備えると共に、この回転体の回転又は相対的な回転に粘性流体の抵抗を付与するダンパー装置としておけば、ダンパー装置とハンドル本体とを合理的に配置してこのハンドル本体の回動に制動を付与させることができる。
ハンドル装置におけるハンドル本体の一対のアーム部の双方又はいずれか一方が、ダンパー装置の回転体及び軸受け体のいずれか一方をこのアーム部側に組み付け、かつ、これらの他方を携行用収納体側に組み付けることにより、携行用収納体に回動可能に組み合わされるようにすれば、ハンドル本体を構成する一対のアーム部の双方又はいずれか一方をダンパー装置を介して携行用収納体に回動可能に組み合わせることができる。
この場合、さらに、ハンドル本体の一対のアーム部の一方が、ダンパー装置の回転体及び軸受け体のいずれか一方をこのアーム部側に組み付け、かつ、これらの他方を携行用収納体側に組み付けることにより、携行用収納体に回動可能に組み合わされていると共に、
付勢手段を、ハンドル本体の一対のアーム部の他方の軸部に巻回されるねじりコイルバネによって構成させるようにしておけば、部品点数を過大にすることなく不使用時は伏倒位置に安定的に位置づけられ使用を止めたと同時にゆっくりとこの伏倒位置に回動復帰するハンドル本体を備えたハンドル装置を適切に構成させることができる。
携行用収納体の外面部に固定される取り付けベースを介してハンドル本体が携行用収納体に備え付けられるようにしておくと共に、
この取り付けベースを、ハンドル本体のアーム部が回動可能に組み合わされる端部パーツと、カバーパーツとから構成させ、
このカバーパーツと端部パーツとをこれらの一方に設けた掛合爪をこれらの他方に設けた被掛合部にこれらの組み合わせに際して弾発掛合させることで組み合わせるようにしておくこともある。
この発明にかかる携行用収納体用ハンドル装置にあっては、これを構成するハンドル本体を、不使用時は伏倒位置に安定的に位置づけると共に使用を止めたと同時にゆっくりとこの伏倒位置に回動復帰させることができる。
以下、図1〜図6に基づいて、この発明を実施するための最良の形態について説明する。
なお、ここで図1は、かかるハンドル装置Hを含んで構成された携行用収納体Bの一例を、また、図2は、かかるハンドル装置Hの要部をこのハンドル装置Hを構成するハンドル本体1の回動軸線xに沿った向きで断面にして、また、図3は図2の一部をさらに拡大して、さらに、図4は、図3の部分を構成する各部材を分離させた状態として、それぞれ示している。また、図5および図6は、ハンドル装置Hの他の構成例を示しており、両図においては特にダンパー装置3’には一様なハッチングを付してその内部構成を省略して示している。
この実施の形態にかかるハンドル装置Hは、携行用収納体Bの外面部Baに取り付けられて、この携行用収納体Bの持ち運びなどの用に供されるものである。
かかる携行用収納体Bとしては、少なくともハンドル装置Hの備え付けられる箇所を金属や硬質の樹脂によって構成させたものを予定している。典型的には、かかる携行用収納体Bとしては、ハードシェルタイプの鞄、例えば、アタッシュケース、スーツケース、トランクなどを予定している。
かかるハンドル装置Hは、
(1)ハンドル本体1
(2)付勢手段2
(3)制動手段3
を備えている。
ハンドル本体1は、一対のアーム部10、10間に亘る把持部11を有している。基本的に把持部11は握ることが可能な棒状に構成される。アーム部10はこのように構成される把持部11の一端部と他端部とにおいてそれぞれ、この把持部11との間にコーナーを作るようにして、この把持部11の側方に向けて突き出すように構成される。一対のアーム部10、10は把持部11より同じ向きに突き出される。そして、このハンドル本体1は、かかるアーム部10を携行用収納体Bの外面部Baに回動可能に組み合わせてこの携行用収納体Bに起伏可能に備えられる。ハンドル本体1は、一対のアーム部10、10の先端側をそれぞれ携行用収納体B側に回動可能に組み付けさせて、一つの回動軸線xを中心に、把持部11を携行用収納体Bの外面部Baに接しさせる伏倒位置(図1の位置)からの回動起立可能に携行用収納体Bに備え付けられる。
図示の例では、携行用収納体Bの外面部Baに固定される取り付けベース4を介して、ハンドル本体1は携行用収納体Bに備え付けられるようになっている。取り付けベース4は一対の把持部11間に亘る長さを備えると共に、一面側を意匠面40とし、他面側を携行用収納体Bへの取り付け面41とし、さらに両端にそれぞれハンドル本体1のアーム部10の受け部42を備えている。図示の例では、一対のアーム部10、10の一方は取り付けベース4の一方の受け部42に組み込まれた後述するダンパー装置3’を介して取り付けベース4に回動可能に組み合わされ、また、一対のアーム部10、10の他方は他方のアーム部10の側に向けて突き出す軸部10aを取り付けベース4の他方の受け部42に回転可能に入れ込むことで取り付けベース4に回動可能に組み合わされている。
より具体的には、取り付けベース4は、前記受け部42を備えた端部パーツ43と、一対の端部パーツ43、43をそれぞれ納めてこの一対の端部パーツ43間に亘るカバーパーツ44とから構成されている。携行用収納体Bには端部パーツ43がネジ止めされて取り付けられるようになっている。カバーパーツ44の端部には携行用収納体Bへの取り付け側において開放された端部パーツ43の入れ込み部44aが形成されており、端部パーツ43とカバーパーツ44とはこの入れ込み部44aに端部パーツ43を入れ込んで組み合わされる。
図5および図6に示される例では、カバーパーツ44の端部と端部パーツ43の一部とを、端部パーツ43のハンドル装置Hの回動軸線xに沿った向きにある両側部にそれぞれ形成させた掛合爪43aをカバーパーツ44の端部に設けた窓穴状をなす被掛合部44bに、カバーパーツ44の入れ込み部44aへの端部パーツ43の入れ込みに際して弾発掛合させることで、ワンタッチで組み合わせている。
かかるハンドル本体1は、例えば、アタッシュケースに備え付ける場合には、図1に示されるように、このアタッシュケースのヒンジ側と反対の側におけるフレームの側部の中央に備えられて、このアタッシュケースのハンドルとして利用されるものとなる。また、かかるハンドル本体1は、キャスター付きのスーツケースに備え付ける場合には、ボディの天部やボディの厚さ方向にある側部に備えられ、このスーツケースのトップハンドルやメインハンドルとして利用されるものとなる。
付勢手段2は、前記ハンドル本体1をその把持部11を携行用収納体Bの外面部Baに接しさせる伏倒位置に付勢により位置づけさせるものである。
図示の例では、かかる付勢手段2を、前記一対のアーム部10、10の他方に備えられる軸部10aに巻回されたねじりコイルバネ20によって構成させている。図示の例では、かかるバネ20は取り付けベース4の他方の受け部42内に納まり、この受け部42の内壁にバネ一端20aを固定され、かつ、軸部10aにバネ他端20bを固定させている。そして、かかるバネ20は、ハンドル本体1を伏倒位置から回動起立させるとバネ巻回部20cが弾性変形され、このハンドル本体1を伏倒位置に向けて回し戻す向きの付勢力をこのハンドル本体1に作用させるように構成されている。
制動手段3は、前記付勢手段2の付勢に抗して把持起立されたハンドル本体1のこの把持を解いたときのこの付勢によるハンドル本体1の伏倒位置に向けた回動に制動力を作用させるものである。
この実施の形態では、かかる制動手段3を、ハンドル本体1の回動軸線xを中心に回転可能とされる回転体30と、この回転体30の軸受け体31とを備えると共に、この回転体30の回転又は相対的な回転に図示しない粘性流体の抵抗を付与するダンパー装置3’によって構成させている。
そして、ハンドル本体1の一対のアーム部10、10の一方が、このように構成されるダンパー装置3’の回転体30及び軸受け体31のいずれか一方をこのアーム部10側に組み付け、かつ、これらの他方を携行用収納体B側に組み付けることにより、携行用収納体Bに回動可能に組み合わされている。図示の例では、ダンパー装置3’の回転体30がアーム部10側に組み付けられ、軸受け体31が取り付けベース4、つまり、携行用収納体B側に組み付けられている。
図示の例では、かかるダンパー装置3’は、円筒状の内筒部30aと円筒状の外筒部30bとを両者の間に周回隙間30cを形成させた状態で両者の筒一端側で一体に連接させてなる回転体30と、
円筒状の内筒部31aと円筒状の外筒部31bとを両者の間に周回隙間31cを形成させた状態で両者の筒一端側で一体に連接させてなる軸受け体31とを、
軸受け体31の周回隙間31cに回転体30の外筒部30bが入り込み、軸受け体31の内筒部31aの内側に回転体30の内筒部30aを入り込むように組み合わせることで構成されている。
前記粘性流体としてはシリコンオイルやグリースなどが用いられ、軸受け体31の周回隙間31cに充填される。図中符号32は、かかる粘性流体の漏れ出しを防ぐシールリングである。図示の例では、回転体30と軸受け体31とを前記のように組み合わせた後、回転体30の内筒部30aにおける外筒部30bとの連接側と反対の側の筒端部30dを外向きにカシメて軸受け体31の内筒部31aの外筒部31bとの連接側の筒端部に引っ掛けさせることで、両者の組み合わせ状態を維持するようにしている。軸受け体31に対して回転体30が回転又は相対的に回転されると軸受け体31の周回隙間31c内に充填された粘性流体が回転体30の外筒部の移動の抵抗となりこれにより回転体30の回転、つまり、ハンドル本体1の回動に制動が付与される。
図示の例では、ダンパー装置3’の軸受け体31の外筒部31bの外面にはハンドル本体1の回動軸線xに沿ったリブ31dが形成されている。一方、取り付けベース4の受け部42の一方は、取り付けベース4の一端部において開放されて前記回動軸線xに沿って続く凹所42aとして構成されていると共に、凹所入り口42bから凹所奥42cに向けて続く前記リブ31dの入れ込み溝42dを備えている。この例では、かかる受け部42にこの入れ込み溝42dにリブ31dを入れ込ませるようにして軸受け体31の連接側を先にしてダンパー装置3’をはめ込むことで、この受け部42にダンパー装置3’が納められるようになっており、これによりダンパー装置3’の軸受け体31が取り付けベース4に固定されるようになっている。
一方、ハンドル本体1の一対のアーム部10、10の一方には、その回動軸線xに沿った貫通孔10bが形成されていると共に、このアーム部10の一方における他方のアーム部10の側に向けられた側には、この貫通孔10bを挟んだ両側にそれぞれ接続用突部10cが設けられている。また、ダンパー装置3’の回転体30における外筒部30bと内筒部30aとの連接側には、内筒部30aの筒口を挟んだ両側にそれぞれ接続用突部30eが設けられている。そして、図示の例では、一方の筒口を閉塞させると共にその閉塞部12aに長穴12bを備えた筒状をなしダンパー装置3’を内側に納めるようにしてダンパー装置3’と一緒に受け部42に納められるカップリング体12のこの長穴12bに、外側からアーム部10の接続用突部10cを入れ込み、かつ、内側から回転体30の接続用突部30eを入れ込ませた後、シャフト13を連通し合うアーム部10の貫通孔10bとカップリング体12の長穴12bとダンパー装置3’の回転体30の内筒部30aの内部に通し、受け部42の凹所奥42cの軸受け凹所42eに入れ込ませることで、この一対のアーム部10、10の一方を取り付けベース4、つまり、携行用収納体Bに回動可能に組み付けさせると共に、この一対のアーム部10、10の一方とダンパー装置3’の回転体30とを一体化させている。
ハンドル本体1は、付勢手段2の付勢により、それを把持起立させない限り、携行用収納体Bの外面部Baに把持部11を接しさせる伏倒位置に位置づけられることから、このハンドル本体1を使用しないときはハンドル本体1は遊ぶことがなく、邪魔になったりすることもない。また、ハンドル本体1を把持起立させた後、この把持を解くと付勢手段2によってハンドル本体1を強制的に伏倒位置に回動させることができると共に、この回動が制動手段3によってゆっくりとなされるようにすることができる。
制動手段3であるダンパー装置3’の回転体30は、ハンドル本体1の回動軸線xを中心に回転可能とされることから、ダンパー装置3’とハンドル本体1とを合理的に配置してこのハンドル本体1の回動に制動を付与させることができる。
また、この実施の形態にあっては、ハンドル本体1を構成する一対のアーム部10、10の一方をダンパー装置3’を介して携行用収納体Bに回動可能に組み合わせており、また、一対のアーム部10、10の他方において付勢手段2としてのねじりコイルバネ20によりこのハンドル本体1を伏倒位置に向けて付勢しており、部品点数を過大にすることなく不使用時は伏倒位置に安定的に位置づけられ使用を止めたと同時にゆっくりとこの伏倒位置に回動復帰するハンドル本体1を備えたハンドル装置Hを適切に構成させることができる。
携行用収納体Bの要部斜視図 ハンドル装置Hの断面構成図 同要部断面構成図 同要部分解斜視構成図 ハンドル装置Hの他の構成例を示した要部断面構成図 同要部断面構成図(図5と異なる向きでの断面)
符号の説明
H ハンドル装置
B 携行用収納体
Ba 外面部
1 ハンドル本体
10 アーム部
11 把持部
2 付勢手段
3 制動手段

Claims (5)

  1. 一対のアーム部間に亘って把持部を有しこのアーム部を携行用収納体の外面部に回動可能に組み合わせて携行用収納体に起伏可能に備えられるハンドル本体と、
    このハンドル本体をその把持部を携行用収納体の外面部に接しさせる伏倒位置に付勢により位置づけさせる付勢手段と、
    前記付勢に抗して把持起立されたハンドル本体のこの把持を解いたときの前記付勢によるハンドル本体の伏倒位置に向けた回動に制動力を作用させる制動手段とを備えていることを特徴とする携行用収納体用ハンドル装置。
  2. 制動手段は、ハンドル本体の回動軸線を中心に回転可能とされる回転体と、この回転体の軸受け体とを備えると共に、この回転体の回転又は相対的な回転に粘性流体の抵抗を付与するダンパー装置であることを特徴とする請求項1記載の携行用収納体用ハンドル装置。
  3. ハンドル本体の一対のアーム部の双方又はいずれか一方が、ダンパー装置の回転体及び軸受け体のいずれか一方をこのアーム部側に組み付け、かつ、これらの他方を携行用収納体側に組み付けることにより、携行用収納体に回動可能に組み合わされていることを特徴とする請求項2記載の携行用収納体用ハンドル装置。
  4. ハンドル本体の一対のアーム部の一方が、ダンパー装置の回転体及び軸受け体のいずれか一方をこのアーム部側に組み付け、かつ、これらの他方を携行用収納体側に組み付けることにより、携行用収納体に回動可能に組み合わされていると共に、
    付勢手段を、ハンドル本体の一対のアーム部の他方の軸部に巻回されるねじりコイルバネによって構成させていることを特徴とする請求項2記載の携行用収納体用ハンドル装置。
  5. 携行用収納体の外面部に固定される取り付けベースを介してハンドル本体が携行用収納体に備え付けられるようになっていると共に、
    この取り付けベースが、ハンドル本体のアーム部が回動可能に組み合わされる端部パーツと、カバーパーツとから構成されており、このカバーパーツと端部パーツとがこれらの一方に設けた掛合爪をこれらの他方に設けた被掛合部にこれらの組み合わせに際して弾発掛合させることで組み合わされていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の携行用収納体用ハンドル装置。
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