JP2008177047A - 燃料電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】集電用の端子部の形成を容易にするとともに、その部分もガス透過性を確保し、かつ外周縁の樹脂部との接合強度も高める。
【解決手段】電極シート4は、空孔部が入り込んで三次元網目構造をなす骨格部を有するシート部材によって構成した導電性多孔質体13と、その片面に形成された触媒層14と、外周縁に一体に形成された樹脂部12とから構成され、導電性多孔質体13は、その一部に形成された集電部16が複数のシート部材の積層構造とされるとともに、該集電部16における各シート部材の空孔部が他の部分の空孔部よりもつぶされて扁平に形成されてなり、樹脂部12と導電性多孔質体13との接合部には、導電性多孔質体13の空孔部内に樹脂が入り込んでおり、複数の単位セルA、Bのうち、少なくとも一部が導電性多孔質体13の集電部16から電解質膜2を貫通する導電部材20を介して直列に接続されている。
【選択図】図2

Description

本発明は燃料電池に関する。
燃料電池は、セルを構成単位とし、一つのセル(単セル)は、異なる電極(燃料極と空気極)が固体高分子などの電解質膜を挟んだ構造をしている。そして、燃料電池は、セルを多数連結することにより、大きな電気を発生するようになっている。
前記燃料極と空気極には、燃料ガスや空気を通過させ得る導電性の多孔質体からなる電極部材が用いられており、この電極部材に電気接続用の端子タブが溶接によって固着されている。また、電極部材としては、ガス拡散性と導電性がともに良好な発泡金属焼結体を用いることが提案されている(特許文献1、2参照)。
特開2005−93274号公報 特開2005−5077号公報
ところで、ガスの通過性を高めるには多孔質体の気孔率が大きい方が望ましいが、気孔率が大きいと金属分が少なくなるので、溶接時の熱によって溶けてしまい端子タブを溶接することが難しい。また、端子タブは溶製材から構成されているため、この端子タブを多孔質体に重ねて溶接した部分ではガスの通過が端子タブによって妨げられてしまう。
また、特許文献1記載のように外周縁を囲む樹脂枠を射出成形でインサート成形する場合、多孔質体に樹脂が入り込んでアンカー効果を発揮するが、端子タブを接合した部分では、樹脂の収縮力を受けて端子タブに剥離が生じ易い。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたもので、集電用の端子部の形成を容易にするとともに、その部分もガス透過性を確保し、かつ外周縁の樹脂部との接合強度も高めることを目的とする。
本発明の燃料電池は、固体高分子の電解質膜と、該電解質膜の両面に重ねられる電極シートとを備える燃料電池であって、前記電極シートは、三次元網目構造をなす骨格部を有するシート部材によって構成した導電性多孔質体と、該導電性多孔質体の片面に形成され前記電解質層に接触させられる触媒層と、前記導電性多孔質体の外周縁の少なくとも一部に面方向に延びて一体に形成された樹脂部とから構成され、前記導電性多孔質体は、その一部に他の部分より密度が高く形成された集電部が形成され、前記樹脂部と導電性多孔質体との接合部には、導電性多孔質体の前記骨格部内の空孔部に樹脂が入り込んでおり、これら電解質膜と両側の電極シートとにより構成される複数の単位セルのうち、少なくとも一部が前記導電性多孔質体の集電部から電解質膜を貫通する導電部材を介して直列に接続されていることを特徴とする。
つまり、集電部においては密度が高められているので、本体部の他の部分より金属量が多くなっており、電気的特性に優れるとともに、溶接等も容易にすることができる。しかも、この集電部の周縁に樹脂部を形成する場合でも、集電部を形成している骨格部の空孔部内に樹脂が入り込んで、強固に接合される。
この場合、前記集電部は、複数のシート部材の積層構造とされるとともに、該集電部における各シート部材の骨格部内の空孔部が他の部分の空孔部よりもつぶされて扁平に形成されている構成としてもよい。
このような構成とすることにより、シート部材を積層して押しつぶすことにより、密度の高い集電部を容易に製造することができる。
また、この燃料電池において、前記集電部におけるシート部材は、その表面層に前記空孔部を有しない緻密焼結層が形成されている構成としてもよい。
このような構成とすることにより、集電部の表面層が焼結部材の緻密層とされているため、この表面層の金属量が多く、電気的特性、溶接性に優れるものとなる。
この場合、前記集電部の気孔率が60%以上98%以下であり、他の部分の気孔率が40%以上60%未満であることが好ましい。
なお、固体高分子型燃料電池に用いられる代表的な燃料としては水素ガスとメタノール水溶液の2種類があり、水素ガスを用いる場合には電極シートの導電性多孔質体を流れる燃料はガスとなるが、メタノール水溶液を用いる場合には電極シートの導電性多孔質体を流れる燃料は液体となる。
本発明の燃料電池は、電極シートの導電性多孔質体の集電部においては三次元網目構造の骨格部の密度が高められているので、集電部の金属量が本体部の他の部分より多くなっており、電気的特性に優れるとともに、溶接等も容易にすることができる。しかも、この集電部の周縁に樹脂部が形成される場合でも、樹脂部の樹脂が集電部の骨格部の空孔部内に入り込んで、強固に接合される。
以下、本発明の燃料電池の実施形態について、図面に基づいて説明する。
この実施形態の燃料電池は、図1に示す複数の単位セルを平面的に配置した平面配置型構造の燃料電池に適用される。
この燃料電池1は、固体高分子の電解質膜2と、この電解質膜2の両面に重ねられた一対の電極シート4とを備える構成とされ、その電極シート4の一方、図2では上側の電極シート4に燃料供給部5が設けられ、他方の電極シート4は空気に接触させられることにより、図2の上側が燃料極6、下側が空気極7とされる。
前記電極シート4は、複数の電極部材11が面方向に間隔をおいて配置された状態で、これら電極部材11の間を埋めるとともに全体の外周を囲むように枠状の樹脂部12が設けられた構成である。図1の例では、2枚の電極部材11が並べられ樹脂部12によって一体化されている。
前記電極部材11は、導電性多孔質体13の片面に触媒層14を形成した構成とされ、導電性多孔質体13は、本体部15と、この本体部15の一部に形成された集電部16とを備えた構成とされている。
図1に示すように、本体部15は直角四角形の平板状に形成されるとともに、集電部16は、本体部15の一辺部を構成するようにこの一辺に沿って帯状に形成されており、ともに同じ厚さに形成され、表面は面一にされている。
また、これら本体部15と集電部16とは、空孔部17が入り込んで三次元網目構造をなす骨格部18を有する発泡金属のシート部材19をもとに製造されており(図3及び図5参照)、本体部15は、そのシート部材19がそのまま使用され、集電部16は、本体部15を構成しているシート部材19の上に細幅帯状の他のシート部材19を積層して、これらを押しつぶすことにより形成されている。したがって、図3に示すように、本体部15は、三次元網目構造の骨格部18内に入り込んでいる空孔部17は比較的大きい状態に維持されているが、集電部16の空孔部17は、つぶされて扁平に形成されている。
また、これら本体部15及び集電部16とも同じ材料によって形成され、例えばJISのSUS316等のステンレス鋼、チタン、ハステロイ等の耐食性の高い金属によって構成されている。
そして、このように構成した導電性多孔質体13の片面に、白金や白金―ルテニウム等の触媒層14が形成されることにより電極部材11とされ、図1に示すように、面方向に2枚の電極部材11が並べられ、これらの間を埋めるとともに外周を囲むように樹脂部12が一体に形成されることにより、前記電極シート4を構成している。
この電極シート4は、固体高分子の電解質膜2の両面に、触媒層14を電解質膜2に向け、かつ図1に示すように両電極シート4における各導電性多孔質体13の集電部16の配置を左右逆にして重ねられている。また、この重ね合わせ状態において、左右二個の単位セルA、Bが構成されるが、そのうち、図1及び図2の例では、左側単位セルAの燃料極6と右側単位セルBの空気極7とにおいて、両導電性多孔質体13の集電部16が上下に揃えられて厚さ方向に並んだ状態とされており、これら集電部16を電解質膜2とともに導電部材20が貫通していることにより、二つの単位セルA、Bが直列に接続されている。この導電部材20は、金属リベット等からなり、その上端部20a及び下端部20bがつぶされて拡径した状態となっている。
この場合、導電部材20は、1ヶ所もしくは複数個所設けられるようにしてもよい。また、液体燃料を使用する場合には、導電部材20の貫通部からの液漏れを防ぐためにシール剤が設けられる。
そして、一方の電極部材11の配列方向の一端部に配置されている導電性多孔質体13の集電部(図1及び図2の例では上側電極部材11の右側端部の集電部)16と、他方の電極部材11の配列方向の反対側端部に配置されている導電性多孔質体13の集電部(下側ガ電極部材11の左側端部の集電部)16とのそれぞれの側面に、端子タブ21が溶接等によりそれぞれ接続されて外部に引き出されている。したがって、この燃料電池1においては、一方の端子タブ21から他方の端子タブ21までが電極部材11の導電性多孔質体13、電解質膜2、導電部材20を経由して直列に接続状態とされている。
以上のように構成された燃料電池1において、燃料供給部5から燃料極6の電極シート4に供給された燃料中の水素が触媒層14上で電極反応により電子を放出し、水素イオンを生じる。このとき放出された電子は、燃料極6から端子タブ21を介して外部回路(図示略)を通って空気極7へ移動し、その移動により電気エネルギが発生する。一方、空気極7においては、電極シート4から供給された空気中の酸素が前記電子を受け取り、そこに電解質膜2中を通って空気極7に移動してきた水素イオンが結合して水を生成する。この水は余剰の空気とともに系外へ排出される。このような電池作用において、電極シート4に形成された樹脂部12は隣り合うセルA、Bの間を遮蔽するシール部材として機能する。
次に、前記電極シート4の製造方法について説明する。
まず、この電極シート4の導電性多孔質体13を製造する方法について説明する。
前述したように、導電性多孔質体13は、空孔部17が入り込んで三次元網目構造をなす骨格部18を有する発泡金属のシート部材19をもとに製造されており、このシート部材19は、金属粉末を含むスラリーを薄く成形して乾燥させたグリーンシートを焼成することにより製造される。
このスラリーは、金属粉末、発泡剤(例えば炭素数5〜8の非水溶性炭化水素系有機溶剤であり、例えばネオベンタン、ヘキサン、ヘプタン)、有機バインダ(例えばメチルセルロースやヒドロキシプロピルメチルセルロース)、溶媒(水)等を混合したものである。このスラリーをドクターブレード法により薄く成形するグリーンシート製造装置31を図4に示す。
このグリーンシート製造装置31において、まず、スラリー32が貯蔵されたホッパー33から、キャリアシート34上にスラリー32が供給される。キャリアシート34はローラ35によって搬送されており、キャリアシート34上のスラリー32は、移動するキャリアシート34とドクターブレード36との間で延され、所要の厚さのシート状に成形される。
このスラリーシート37は、さらにキャリアシート34によって搬送され、加熱処理を行う発泡槽38および加熱炉39を順次通過する。発泡槽38では高湿度雰囲気下で加熱処理を行うので、スラリーシート37にひび割れを生じさせずに発泡剤を発泡させて発泡孔を形成することができる。この際、厚さ方向に隣り合う発泡孔がつながって、スラリーシート37の表裏面に達して該表裏面に開口するとともに、面方向で隣り合う発泡孔も連通状態となる。そして、このスラリーシート37が加熱炉39で乾燥されると、金属粉末が有機バインダによって接合された状態のグリーンシート40が形成される。
このグリーンシート40をキャリアシート34から取り外した後、図示しない真空炉で脱脂、焼成することにより、有機バインダが取り除かれて金属粉末同士が焼結し、発泡孔による空孔部17が入り込んで三次元網目構造をなす骨格部18を有する発泡金属のシート部材19が得られる。このようにして製造されたシート部材19は、気孔率が60%以上98%以下のものとされる。
このシート部材19を切断して、導電性多孔質体13の大きさの平板状のものと、集電部16の大きさの細幅帯状のものとを作成する。そして、図5に示すように、平板状のシート部材19の一辺部に帯状のシート部材19を重ね合わせ、これら重ね合わせた部分を厚さ方向に押しつぶして、全体として一枚のシート状に成形すると、本体部15の一辺部に集電部16が形成された導電性多孔質体13が製造される。この導電性多孔質体13は、集電部16を除く本体部15の気孔率が前記シート部材19の気孔率である60%以上98%以下とされ、集電部16は、積層前の全体の厚さの80%以下となるように圧縮され、その気孔率は、40%以上60%未満とされる。また、図3に示すように、本体部15の空孔部17はほぼ丸く形成されているが、集電部16の空孔部17は、押しつぶされて扁平に形成されている。
このようにして製造された複数の導電性多孔質体13の片面に触媒層14を形成して電極部材11を形成した後、該電極部材11に樹脂部12を一体に形成することにより、電極シート4を製造する。
次に、この電極部材11に樹脂部12を形成して電極シート4とする方法について説明する。
図6に示すように、射出成形装置51の可動型52と固定型53との間に、電極シート4を形成可能な大きさのキャビティ54を形成しておく。そして、このキャビティ54に複数の電極部材11を並べた後、型締めして、電極部材11を可動型52と固定型53とにより挟持する。このとき、両型52・53によって電極部材11がわずかに圧縮されるように挟持する。次いで、図7に示すように、電極部材11の回りに形成される隙間に樹脂55を射出すると、その樹脂55が電極部材11の間を埋めるとともにその回りを囲んで樹脂部12を形成する。
このようにして製造された電極シート4は、導電性多孔質体13の本体部15及び集電部16とも三次元網目構造の骨格部18に空孔部17が入り込んでいる構成であるから、この空孔部17によってガスの透過性に優れるものとなっている。この場合、集電部16も押しつぶされてはいるが、空孔部17が扁平に残っており、ガス透過性を有しており、本体部15とともに面全体でガス透過機能を発揮することができる。
また、この集電部16は、二枚のシート部材19を押しつぶして形成されたものであるから、本体部15に比べて金属量が多くなっており、電気的特性にも優れるものである。また、金属量が多いため、この集電部16の側面に端子タブ21を溶接等によって固着する場合でも、熱によって集電部16が溶けてしまうことはなく、良好に接続することができる。
さらに、両シート部材19とも三次元網目構造の骨格部18の周囲に空孔部17を有する構成であるから、集電部16における両シート部材19の接合面においては両シート部材19の三次元網目構造の骨格部18が相互に食い込んで複雑にからみあっており、強固に接合される。
このような構成の両シート部材の接合強度を確認すべく次のような実験を行った。
試験片として、三次元網目構造の骨格部からなるシート部材を基材とし、その気孔率の異なるもの2種類を用意した。また、この基材に積層される積層材として、三次元網目構造の骨格部からなるシート部材と、金属板とを用意した。三次元網目構造の骨格部からなるシート部材はいずれも厚さが0.3mmであり、金属板は厚さが0.1mmである。表1では三次元網目構造の骨格部からなるシート部材を発泡金属と称する。
Figure 2008177047
二つの実施例においてプレス後の気孔率は、実施例1では40%、実施例2では60%であった。
これら5種類の試験片を幅10mm×長さ110mmとし、図8に示すように、基材Aの側を外径110mmの円筒Bに巻き付けたときに積層材Cが剥離した部分の長さLを測定した。その結果は表2の通りであった。
Figure 2008177047
このように実施例1、2とも剥離は見られず、十分な接合強度を示していた。
また、空孔部17が入り込んで三次元網目構造をなす骨格部18を有する導電性多孔質体13を樹脂部12と一体に形成して電極シート4としていることから、導電性多孔質体13の周縁部においては、樹脂部12の樹脂が導電性多孔質体13の周縁部付近の空孔部17内に入り込んだ状態となって強固に接合される。特に、前述したように導電性多孔質体13をインサート部品として射出成形することによって樹脂部12を形成しているから、その射出圧によって導電性多孔質体13の空孔部17内に効果的に樹脂を侵入させることができる。この場合、集電部16においても、押しつぶされてはいるが扁平な空孔部17が存在しているため、該空孔部17に樹脂を入り込ませることができ、強固な接合強度を確保することができる。
なお、前記実施形態では、図1及び図2に示すように、電極シート4は、同じ大きさの導電性多孔質体13を並べて樹脂部12によって一体化した構成とし、燃料極6と空気極7とで導電性多孔質体13の位置をずらして対向させるようにしたが、図9及び図10に示すように、各極6・7に複数ずつ並べられる各導電性多孔質体13A・13Bの大きさを変えることにより、両電極シート4において導電性多孔質体13A・13Bをほぼ全面的に対向させるように構成してもよい。
また、導電性多孔質体は、その集電部を二枚のシート部材を押しつぶして構成したが、3枚以上のシート部材を押しつぶして構成してもよい。
図11は、3枚のシート部材19を押しつぶして集電部16を構成した例を示しており、本体部15を構成するシート部材19の上に、二枚の細幅帯状のシート部材19を重ねて押しつぶした構成である。この場合、いずれのシート部材19も、厚さが例えば0.4mm、気孔率が85%とされ、これらシート部材19を重ね合わせて全体が例えば0.3mmの厚さとなるように押しつぶすことにより、例えば、本体部15の部分の気孔率が80%、集電部16の部分の気孔率が40%のものに仕上げられる。集電部16を構成するためのシート部材19の厚さや枚数は、最終仕上げ厚さ、その厚さで得られる気孔率との関係から決めればよい。また、この図11の例では、本体部15を構成する平板状のシート部材19に細幅帯状のシート部材19を2枚積み重ねているが、本体部15を構成するシート部材19の両面に細幅帯状のシート部材19を挟みこむようにして積層する構造でもよい。
図12は、図11と同様、3枚のシート部材を押しつぶして集電部を構成した例を示すものであるが、本体部15を構成するシート部材19及び集電部16の最上層のシート部材19は、例えば85%の気孔率のものが使用され、これに対して集電部16の中間層のシート部材61は、両側の層のものより気孔率が高く、例えば90%の気孔率のものが使用されている。厚さはいずれも例えば0.4mmとされる。
そして、これらのシート部材19・61を重ね合わせて例えば0.3mmの厚さに押しつぶすことにより、例えば、本体部15の部分の気孔率が80%、集電部16の部分の気孔率が47%のものに仕上げられる。
このような構成とした導電性多孔質体13においては、積層前の中間層のシート部材61は、気孔率が高くて空孔部17(図3参照)が多いものが使用されているので、両側のシート部材19の三次元網目構造の骨格部18が中間層のシート部材61の空孔部17内に入り込み易くなっており、これらを重ね合わせて押しつぶすことにより、各シート部材19・61がより強固に接合されるものである。
図13は、集電部で重ねられる細幅帯状のシート部材として、その気孔率が厚さ方向に異なる構成としたものを適用した例を示しており、この図13の例では、表面に緻密焼結層62が形成されたシート部材63が使用されている。
この気孔率が厚さ方向に異なるシート部材63を製造するには、図14に示すように二つのホッパー33・64を有するグリーンシート製造装置65が使用される。その一方のホッパー33には発泡剤を混合したスラリー32が貯留され、他方のホッパー64には発泡剤を含まない金属粉末と有機バインダ、溶媒等からなるスラリー66が貯留される。そして、この発泡剤を含まないスラリー66をキャリアシート34上に供給しながらドクターブレード67によって薄くシート状に成形し、その上に、もう一方のホッパー33から発泡剤入りのスラリー32を供給してシート状に重ね合わせる。この二層状態のスラリーシート68を加熱処理することにより、上層のみが発泡したグリーンシート69が形成される。このグリーンシート69を焼結することにより、図15に示すように、上層が空孔部17を有する三次元網目構造の骨格部18からなる発泡金属層で、下層が緻密焼結層62となったシート部材63が形成される。
このシート部材63を通常のシート部材19の上に、緻密焼結層62が外面になるように重ね合わせて押しつぶすことにより集電部16としたのが、図13の導電性多孔質体13である。
この導電性多孔質体13は、集電部16の外面の緻密焼結層62が通常の焼結部材であり、金属密度が高いので、電気的特性に優れ、リード線の溶接も強固に接続することができる。しかも、本体部15を構成するシート部材19との接合面は発泡金属層であるので、両シート部材19・63の三次元網目構造の骨格部どうしが複雑にからみ合って強固に接合されるものである。
図16はさらに他の実施形態の電極シートを示しており、この電極シート4では、複数の導電性多孔質体13のうち、端部に配置されるものの集電部16を他のものより大きく形成しておき、その部分を開放状態として樹脂部12を射出成形によって形成し、その後、開放状態とした集電部16を横断するように樹脂を含浸させることにより、樹脂部12を連続させるようにして樹脂含浸部71を形成したものである。
この構成とすることにより、集電部16が外側にはみ出した構造となり、外部との電気接続を容易にすることができる。
このように集電部16であっても空孔部17を有していることから、その空孔部17に樹脂を含浸させて一体化することができるので、樹脂部12を射出成形だけでなく、他の方法によっても容易に形成することができる。
この樹脂部を形成する方法として、射出時のインサート成形、樹脂含浸による方法の他にも、予め射出成形等により枠状に樹脂を形成しておき、これを加熱しながら導電性多孔質体に圧接させる方法等を採用することができる。
なお、図1の例では、電極シートを平面配置型の燃料電池に適用した例を示したが、セルを厚さ方向に積み上げたスタック型の燃料電池に適用してもよい。
また、導電性多孔質体の空孔部は、前記実施形態では、グリーンシートを形成するためのスラリーに発泡剤を混合しておき、これを発泡させることにより形成したが、これに限ることはなく、焼結時の熱で消失するビーズ状物をスラリーに混入しておき、そのビーズ状物を消失させて形成する方法によるものでもよいし、スポンジ状の基体にスラリーを塗布して、焼結したときにスポンジ状の基体を消失させて形成する方法によるもの等も可能である。
本発明の一実施形態の燃料電池におけるセルの分解斜視図である。 図1のセルを組み立てて燃料電池とした縦断面図である。 図1の実施形態に使用される導電性多孔質体の要部を拡大した断面図である。 図3の導電性多孔質体に使用されているシート部材を製造するためのグリーンシート製造装置を示す模式図である。 図4の装置で製造されたシート部材によって導電性多孔質体を製造している状態を示す断面図である。 図5によって製造された導電性多孔質体に樹脂部を一体に成形するための射出成形装置を示す縦断面図である。 図6の射出成形装置で導電性多孔質体に樹脂部を成形している状態を示す縦断面図である。 導電性多孔質体の接合強度を測定するための試験装置を示す模式図である。 導電性多孔質体の大きさを変えた例を示す図1同様のセルの分解斜視図である。 図9のセルを組み立てて燃料電池とした縦断面図である。 導電性多孔質体を形成する際のシート部材を三層とした積層例を示す断面図である。 導電性多孔質体を形成する際の三層のシート部材の中間層の気孔率を大きくした積層例を示す断面図である。 導電性多孔質体を形成する際に厚さ方向に気孔率が異なるシート部材を積層した例を示す断面図である。 図13の厚さ方向に気孔率が異なるシート部材を製造するためのグリーンシート製造装置を示す模式図である。 図14のグリーンシート製造装置によって製造されたシート部材の要部を拡大した断面図である。 集電部を樹脂部の外側にはみ出して形成した電極シートの他の実施形態を示す斜視図である。
符号の説明
1…燃料電池、2…電解質膜、4…電極シート、5…燃料供給部、6…燃料極、7…空気極、11…電極部材、12…樹脂部、13・13A・13B…導電性多孔質体、14…触媒層、15…本体部、16…集電部、17…空孔部、18…骨格部、19…シート部材、21…端子タブ、31…グリーンシート製造装置、32…スラリー、33…ホッパー、34…キャリアシート、35…ドクターブレード、37…スラリーシート、38…発泡槽、39…加熱炉、40…グリーンシート、51…射出成形装置、52…可動型、53…固定型、54…キャビティ、61…シート部材、62…緻密焼結層、63…シート部材、64…ホッパー、65…グリーンシート製造装置、66…スラリー、67…ドクターブレード、68…スラリーシート、69…グリーンシート、71…樹脂含浸部

Claims (4)

  1. 固体高分子の電解質膜と、該電解質膜の両面に重ねられる電極シートとを備える燃料電池であって、
    前記電極シートは、三次元網目構造をなす骨格部を有するシート部材によって構成した導電性多孔質体と、該導電性多孔質体の片面に形成され前記電解質層に接触させられる触媒層と、前記導電性多孔質体の外周縁の少なくとも一部に面方向に延びて一体に形成された樹脂部とから構成され、
    前記導電性多孔質体は、その一部に他の部分より密度が高く形成された集電部が形成され、
    前記樹脂部と導電性多孔質体との接合部には、導電性多孔質体の前記骨格部内の空孔部に樹脂が入り込んでおり、
    これら電解質膜と両側の電極シートとにより構成される複数の単位セルのうち、少なくとも一部が前記導電性多孔質体の集電部から電解質膜を貫通する導電部材を介して直列に接続されていることを特徴とする燃料電池。
  2. 前記集電部は、複数のシート部材の積層構造とされるとともに、該集電部における各シート部材の骨格部内の空孔部が他の部分の空孔部よりもつぶされて扁平に形成されていることを特徴とする請求項1記載の燃料電池。
  3. 前記集電部におけるシート部材は、その表面層に前記空孔部を有しない緻密焼結層が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の燃料電池。
  4. 前記集電部の気孔率が60%以上98%以下であり、他の部分の気孔率が40%以上60%未満であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の燃料電池。
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