JP2008175010A - 吐水ヘッド引出式水栓装置 - Google Patents
吐水ヘッド引出式水栓装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008175010A JP2008175010A JP2007010874A JP2007010874A JP2008175010A JP 2008175010 A JP2008175010 A JP 2008175010A JP 2007010874 A JP2007010874 A JP 2007010874A JP 2007010874 A JP2007010874 A JP 2007010874A JP 2008175010 A JP2008175010 A JP 2008175010A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hose
- faucet
- water discharge
- faucet body
- discharge head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
Abstract
【解決手段】吐水ヘッドが可撓性のホースとともに水栓本体12から引出可能とされた吐水ヘッド引出式水栓装置において、水栓本体12の基端部22Aのカウンター24への着座面とカウンター24との間に介装されてシールを行う弾性材からなるシート状パッキン46に、水栓本体12のハウジング22と水栓本体12の内部を通るホースとの間に介在し、ホース移動時のガイドを行う弾性材からなるホースガイド52をシート状パッキン46から立ち上る形状で一体に成形しておく。
【選択図】 図4
Description
この種従来の水栓装置では、可撓性のホースとして可撓性を有する金属外管と内側のゴム等の弾性材のチューブからなる内管との2重管構造をなすものが一般的に用いられている。
このときホースが水栓本体のハウジング等と当った状態で移動するとホースが円滑に移動せず、従って吐水ヘッドを円滑に引き出し或いは収納することができない問題を生ずるとともに、ホースが水栓本体のハウジング等と緩衝しながら移動するためにホースが傷んでしまう問題を生ずる。
下記特許文献1には、このようなホースガイドを備えたホース引出式水栓装置が開示されている。
図9及び図10はその一具体例の要部を表している。
図10において、214は吐水ヘッドとともに引き出される可撓性のホースで、同図に示しているようにこのホース214はカウンター202を裏側から表側に貫通し、更に水栓本体200を通って図示を省略する吐水ヘッドに接続されている。
このホースガイド216は、上端部に全周に亘って設けられたフランジ部220を有しており、図10(A)に示しているようにこのフランジ部220が取付装置204の環状部材208と水栓本体200とで上下に挟持される状態に取り付けられる。
即ち水栓本体200は、かかるシート状パッキン222を介してカウンター202に取り付けられる。
またホースガイド216が大型の部品となり、これが広いスペースを占めるとともに水栓装置の構造、特に水栓本体200のカウンター202への取付部分の構造が複雑化し、またこれに伴って組付けも複雑化する。
また施工現場で作業者が組付作業中にホースガイド216を落として見失ってしまうといった恐れもあり、この場合水栓装置の組付け及び取付施工ができなくなってしまう。
この場合、その開口部が円形状をなしている場合にはシート状パッキン及びホースガイドをどの回転角度位置で取り付けても、ホース移動時の円滑な案内をホースガイドにて行うことができる。
図1及び図2において、10は本実施形態のシングルレバー式の混合水栓装置で、12は水栓本体である。
水栓本体12の上部にはレバー操作部14が回動可能に設けられている。
この混合水栓装置10では、レバー操作部14を左右に回動動作させることで吐水の温度調節が行われ、また上下に回動操作することで吐水開始と止水及び水量調節が行われる。
ここでホース20は、蛇腹形状をなしその蛇腹形状に基づいて可撓性の付与された金属製の外管と、その内側のゴム等の弾性チューブからなる内管との2重管構造をなしている。
ホース20は、後述のカウンター(取付基体)24の取付穴26をカウンター24の裏側(下側)から表側(上側)に貫通し、更に水栓本体12内部を通って吐水へッド16に接続されている。
図3及び図4にその取付構造が具体的に示してある。
図に示しているように水栓本体12は、カウンター24の裏側に配置された馬蹄形のホルダ30と水栓本体12自体とでカウンター下のパッキン32を介し上下両側からカウンター24を挟持する状態に、かかるカウンター24に取付固定されている。
詳しくは、図4にも示しているように水栓本体12は周方向の所定個所に厚肉部34を有していて、その厚肉部34に雌ねじ孔36が形成され、そこに円筒形状をなすボルト38の上端部がねじ込まれている。
尚、この操作棒42は円筒形状をなすボルト38の内部に挿通されている。
図5に、この水栓本体12の下側のシート状パッキン46の構成が具体的に示してある。
このホースガイド52は、立上り部54が図3に示しているように水栓本体12内部を通るホース20の近傍において、水栓本体12の基端部22Aの内向きの鍔状部58の内側に位置し、そして上端部の係合部56とドーナッツ環状をなすシート状パッキン46とで鍔状部58を上下両側から挟む状態に、水栓本体12の基端部22Aに係合せしめられている。
また従来の図9及び図10の大型のホースガイド216が占めていたスペースを削減できる。
この例は水栓本体12、詳しくは基端部22Aが厚肉部34を有しておらず、全周に亘って均等な厚みで形成されているとともに、シート状パッキン46と一体のホースガイド52を、水栓本体12の円形の開口部48に沿って周方向に連続した円環状に形成した例である。
この実施形態では、シート状パッキン46及びホースガイド52を回転方向のどの位置、向きに取り付けても、ホース移動時の円滑な案内をホースガイド52にて行うことができ、回転方向の位置を決めなくても良い利点がある。
この例は、水栓本体12が厚肉部34を有し、且つホースガイド52が開口部48に沿って周方向に連続して形成された例である。
ここで厚肉部34は周方向所定個所に部分的に形成されており、これに応じてホースガイド52は、径方向内方に向って突出した厚肉部34に対応した凹陥部60を有する形状とされ、その凹陥部60が径方向内方への突出形状をなす厚肉部34に嵌り合っている。
この実施形態では、凹陥部60が厚肉部34に嵌り合う状態にホースガイド52をセットすることで、自動的にシートパッキン46及びホースガイド52の回転方向の組付位置が定まる利点が得られる。
12 水栓本体
16 吐水ヘッド
18 吐水口
20 ホース
22 ハウジング
22A 基端部
24 カウンター(取付基体)
46 シート状パッキン
48 開口部
52 ホースガイド
Claims (2)
- 水栓本体がカウンター等取付基体に取り付けられるとともに、吐水口を有する吐水ヘッドが、該取付基体を裏側から表側に貫通し、該水栓本体を通って該吐水ヘッドに接続された可撓性のホースとともに該水栓本体から引出可能とされた吐水ヘッド引出式水栓装置において
前記水栓本体の基端部の前記取付基体への着座面と該取付基体との間に介装されてシールを行う弾性材からなるシート状パッキンに、前記水栓本体のハウジングと該水栓本体の内部を通る前記ホースとの間に介在し、ホース移動時のガイドを行う弾性材からなるホースガイドを該シート状パッキンから立ち上る形状で一体に形成してあることを特徴とする吐水ヘッド引出式水栓装置。 - 請求項1において、前記ホースガイドが、前記水栓本体の基端部の開口部に沿って全周に亘り設けてあることを特徴とする吐水ヘッド引出式水栓装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007010874A JP4974148B2 (ja) | 2007-01-19 | 2007-01-19 | 吐水ヘッド引出式水栓装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007010874A JP4974148B2 (ja) | 2007-01-19 | 2007-01-19 | 吐水ヘッド引出式水栓装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008175010A true JP2008175010A (ja) | 2008-07-31 |
JP4974148B2 JP4974148B2 (ja) | 2012-07-11 |
Family
ID=39702214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007010874A Expired - Fee Related JP4974148B2 (ja) | 2007-01-19 | 2007-01-19 | 吐水ヘッド引出式水栓装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4974148B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014136921A (ja) * | 2013-01-17 | 2014-07-28 | San-Ei Faucet Mfg Co Ltd | 板状水栓取付金具および水栓取付構造ならびに水栓取付方法 |
JP7384683B2 (ja) | 2020-01-31 | 2023-11-21 | 株式会社Kvk | 水栓 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61141371U (ja) * | 1985-02-21 | 1986-09-01 | ||
JPS6365772U (ja) * | 1986-10-20 | 1988-04-30 | ||
JP2000213021A (ja) * | 1999-01-21 | 2000-08-02 | Matsushita Electric Works Ltd | 湯水供給装置 |
-
2007
- 2007-01-19 JP JP2007010874A patent/JP4974148B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61141371U (ja) * | 1985-02-21 | 1986-09-01 | ||
JPS6365772U (ja) * | 1986-10-20 | 1988-04-30 | ||
JP2000213021A (ja) * | 1999-01-21 | 2000-08-02 | Matsushita Electric Works Ltd | 湯水供給装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014136921A (ja) * | 2013-01-17 | 2014-07-28 | San-Ei Faucet Mfg Co Ltd | 板状水栓取付金具および水栓取付構造ならびに水栓取付方法 |
JP7384683B2 (ja) | 2020-01-31 | 2023-11-21 | 株式会社Kvk | 水栓 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4974148B2 (ja) | 2012-07-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4879044B2 (ja) | 水栓装置 | |
US20080099091A1 (en) | Combination spout stop/bottom bushing | |
JP4974148B2 (ja) | 吐水ヘッド引出式水栓装置 | |
JP6650098B2 (ja) | カバー水栓 | |
JP6080089B2 (ja) | 湯水混合水栓装置 | |
JP7130186B2 (ja) | 水栓装置 | |
JP2013213313A (ja) | 水栓 | |
JP6548002B2 (ja) | カバー水栓 | |
JP2010107024A (ja) | 管接続具 | |
JP5310025B2 (ja) | 壁付水栓及びその取り付け方法 | |
JP2020117908A (ja) | 水栓装置 | |
JP6134199B2 (ja) | 操作装置 | |
JP5354540B2 (ja) | 水栓の取付構造 | |
JP5954689B2 (ja) | 湯水混合水栓装置 | |
JP2010084797A (ja) | シングルレバー水栓 | |
JP7072855B2 (ja) | 操作装置 | |
JP2019218801A (ja) | 水栓装置 | |
JP7222251B2 (ja) | 水栓装置 | |
JP7004308B2 (ja) | 電動式排水栓装置 | |
JP5828164B2 (ja) | カバー付き水栓 | |
JP2019218798A (ja) | 水栓装置 | |
JP5958879B2 (ja) | 湯水混合水栓装置 | |
JP2008095443A (ja) | 湯水混合栓 | |
JP2009102919A (ja) | ホース収納水栓の取付構造 | |
JP5961829B2 (ja) | 吐水装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090917 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20110523 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110614 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110705 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110901 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120403 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120404 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150420 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |