JP5961829B2 - 吐水装置 - Google Patents
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Description
この種吐水装置においては、その設置施工を行うに際して、操作盤から延び出したスイッチ配線をどのようにして締付ナット等にて挟み込んでしまわないようにするか、またどのようにして施工性を良くするかが問題となる。
この特許文献1にはまた、操作盤から延び出したスイッチ配線を、カウンタの取付孔を通じて下向きに取り出す点が開示されている。
またスイッチ配線が邪魔となるために施工がし難いといった問題がある。
この特許文献2には、また、スペーサ部材(66)から延び出したスイッチ配線を、取付穴(52)内の雄ねじ管(50)外側の狭い隙間を挿通してカウンタ裏側に引き出す点が開示されている。
また場合によって締付ナット(54)をねじ込む際に、スイッチ配線を挟み込んでしまう可能性も残っている。
本発明では、スイッチ配線が取付筒の内部を通じてカウンタ下側まで取り出されるため、カウンタ裏側で取付筒の雄ねじ部に締付ナットを締め込む際に、締付ナットがスイッチ配線を挟み込んでしまうのを防ぐことができる。
またその際、基部と水栓管本体とで上記操作盤を挟み込んで操作盤を水栓管に固定することができる。
またその基部を取付筒に固定することで、水栓管全体を取付筒に固定状態とすることができる。
図1において、10は水栓(この例では湯水混合水栓、以下単に水栓とすることがある)で、12は大部分がカウンタ上に露出状態に設置される吐水装置、14はカウンタ下に配置される制御機能部,16は更にその下側に配置される温調機能部である。
温調機能部16は、壁から突き出した水側,湯側の一対のクランク脚18に接続された湯水混合バルブ20をカバー22の内側に有している。
この湯水混合バルブ20からは、温調ハンドル24が図中下向きに突き出している。
制御機能部14は、制御基板30による制御の下で電磁弁28を開弁又は閉弁させることで、吐水装置12からの吐水と止水とを行わせる。
吐水管32の上端側には吐水口40が設けられており、更にその上側位置に、差し出された手等を検知する人体検知センサ42が設けられている。
また人体非検知となることで電磁弁28が閉弁され、吐水口40からの吐水が自動停止される。
これら給水チューブ44とセンサ配線46は、それぞれ吐水管32から取付筒34を挿通して下向きに延び出している。
そして給水チューブ44が制御機能部14の電磁弁28に接続され、またセンサ配線46が同じく制御機能部14の制御基板30に接続されている。
吐水管32にはまた、図示を省略する水槽の排水口を開閉するポップアップ排水栓を操作するための引き棒48が設けられている。
基部32Bは、図3及び図4に示しているように円筒形状をなしており、その外周面に雄ねじ部50が設けられている。
別体に構成された基部32Bは、内周面に雌ねじ部52の形成された吐水管本体32Aの外筒部54内に、図中下方から上向きにねじ込まれ、吐水管本体32Aにねじ結合されている。
吐水管32は、この基部32Bと吐水管本体32Aとによって、詳しくは基部32Bの挟持部56と外筒部54とによって、操作盤38を挟持している。即ちこれらにより挟持された状態で操作盤38が吐水管32に固定されている。
ここで操作スイッチ57は、人体検知センサ42による人体検知に拘らず、手動操作によって吐水口40から連続吐水させ又は止水させる吐止水スイッチとされている。
内ケース62の内部には基板64が配置され、その上にスイッチ本体66が搭載されている。
一方外ケース60には、上面から部分的に凹陥した形態の収容部68が設けられていて、そこにスイッチ操作部70が収容状態に配置されている。
また外ケース60の上面には可撓性のシート72が設けられており、このシート72によってスイッチ操作部70が上面側から覆われている。
一方内ケース62には一対の鍔部84が設けられていて、それら鍔部84に、ボス部82に対応するビス孔86が設けられている。
内ケース62は、ビス孔86を挿通してビス88をボス部82の雌ねじにねじ込むことで、外ケース60に固定されている。
一方吐水管本体32Aには、その下端に円環状の外嵌合部76が設けられており、内嵌合部74がその外嵌合部76に対して内嵌状態に嵌合せしめられている。
一方吐水管本体32Aには位置決凹部80が設けられており、それら位置決凸部78と位置決凹部80との凹凸嵌合によって、操作盤38が吐水管32に対して周方向に位置決めされている。
スイッチ配線100は、上記の取付筒34を挿通してカウンタ15下側に取り出され、制御機能部14の制御基板30に接続されている。
この取付筒34は、上端と下端とが何れも開放形状をなしている。
この取付筒34の外周面には雄ねじ部90が設けられている。
またその上端側には、径方向外方に張り出した円環状の大径部92が設けられている。この大径部92には所定周長に亘り切欠部94が設けられている。
ここで切欠部94は大径部92の上端まで到っている。従って切欠部94は上端が開放された形状をなしている。
この切欠部94は、上記のスイッチ配線100を挿通して取付筒34内部に導くための配線スペースを形成している。
取付筒34は下端側をカウンタ15の下側に突き出しており、そしてその突き出した部分に締付ナット36がねじ込まれている。
取付筒34は、大径部92と締付ナット36とにより3角パッキン98を介してカウンタ15を上下両側から挟み込む状態にカウンタ15に固定されている。
一方上記の吐水管32における基部32Bには、その下面で開口する雌ねじ孔104が設けられている。
取付筒34の大径部92と基部32Bとは、大径部92のビス孔102を挿通して基部32Bの雌ねじ孔104にねじ込まれた、図2及び図4に示すビス106にて互いに締結され、固定されている。
即ちこの取付筒34の上端側に吐水管32が固定されている。そして取付筒34がカウンタ15に固定されることで、吐水管32がカウンタ15に取付固定されている。
図2に示しているように、上記の操作盤38は、これら取付筒34と吐水管32との固定部を外から覆い隠蔽する状態で、吐水管32の付根部からカウンタ15に沿って側方に延び出している。
取付筒34は、ビス106をねじ込む雌ねじ孔104を選択することで、基部32Bに対する回転方向(周方向)の固定位置を選択できるようになっている。即ち切欠部94の位置を周方向に変更し若しくは選択できるようになっている。
基部32Bにはまた、工具掛け用の凹部108が設けられている。
基部32Bは、これら凹部108に工具を掛けて回転操作することで、吐水管本体32Aにねじ込まれる。
先ず、図6に示しているように操作盤38を挟み込むようにして、吐水管32における基部32Bを吐水管本体32Aにねじ込み固定する。
その後、吐水管32から延び出した給水チューブ44,センサ配線46を、取付筒34の上端の開放部からその内部に挿通し、更に操作盤38から延び出したスイッチ配線100を、同じく取付筒34の上端開放部からその内部に挿通する。
或いは図6に示しているように、先ずスイッチ配線100を大径部92の上方から取付筒34の内部に挿通し、その後取付筒34を上向きに移動させることで、スイッチ配線100を切欠部94内に挿通状態に位置させることができる。
具体的には、取付筒34のビス孔102に図4のビス106を挿通して、基部32Bの雌ねじ孔104にねじ込む。
ここにおいて取付筒34と基部32Bとが締結固定される。即ち取付筒34が上端部において吐水管32に固定される。
この説明から明らかなように、基部32Bは、取付筒34と吐水管本体32Aとを連結し、接続する接続部材としての働きを有している。
本実施形態では、スイッチ配線100が取付筒34の内部を通じてカウンタ15下側まで取り出されるため、カウンタ15裏側で取付筒34の雄ねじ部90に締付ナット36を締め込む際に、締付ナット36がスイッチ配線100を挟み込んでしまうのを防ぐことができる。
例えば上記実施形態では、操作スイッチ57として吐水口40から手動操作で吐水から止水に又は止水から吐水に切り替える吐止水スイッチを設けているが、かかる操作スイッチ57として吐水口40からの吐水を湯から水に若しくはその逆に切り替える湯水切替スイッチその他の吐水形態を変更する他の様々なスイッチを、吐止水スイッチに代えて或いはこれと併せて設けることも可能である。
また上記実施形態ではスイッチ配線100の配線スペースを形成する切欠部を取付筒34側にだけ設けているが、この切欠部を下端が開放された形で上記の基部32B側にだけ設けること或いはそれら両方に設けることも可能である。
この場合において締付ナット36のねじ込みにより締付ナット36と台座部即ち操作盤とでカウンタ15を挟み込むようになすことも可能である。
また場合によって操作盤38を吐水管32に一体に設けるといったことも可能である。
また、吐水管32を吐水管本体32Aと基部32Bとに分割しないで、吐水管32を取付筒34に到るまで下向きに長く一体に構成しておいて、取付筒34に固定するといったことも可能である。
更に取付筒34と吐水管32との固定をビス106によらないで他の固定手段にて固定することも可能である等、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
15 カウンタ
32 吐水管(水栓管)
34 取付筒
36 締付ナット
38 操作盤
40 吐水口
57 操作スイッチ
90 雄ねじ部
94 切欠部(配線スペース)
96 取付孔
100 スイッチ配線
Claims (1)
- (a)吐水口を備え、カウンタ上に起立する状態に設置される水栓管と、
(b)円筒状をなして上端側が該水栓管に固定され、該カウンタの取付孔に下向きに挿通されて、カウンタ裏側で外周面の雄ねじ部に締付ナットがねじ込まれることで該カウンタに固定される取付筒と、
(c)該取付筒と前記水栓管との固定部を内側に隠蔽する状態で、該水栓管の付根部から該カウンタに沿って延び出す、吐水形態を変更可能な操作スイッチの設けられた操作盤と、
を有する吐水装置において、
前記取付筒を、前記水栓管及び前記操作盤とは別体に構成し、
該取付筒と該水栓管との間に、該操作盤から延び出したスイッチ配線を挿通して該取付筒の内部に導く配線スペースを設けたことを特徴とする吐水装置。
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