JP2008174667A - 活性エネルギー線硬化型接着剤組成物及びそれを用いた偏光板 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、ポリビニルアルコール系偏光フィルムと熱可塑性ノルボルネン系樹脂フィルムとを短時間で強固に接着することができる活性エネルギー線硬化型接着剤組成物、及び該接着剤組成物を用いて貼合した偏光板を提供する。
【解決手段】 (メタ)アクリル系化合物の合計量100重量部中に
(a)分子中に(メタ)アクリロイル基を2以上有する(メタ)アクリル系化合物を10〜40重量部
(b)分子中に水酸基を有し、重合性二重結合をただ1個有する(メタ)アクリル系化合物を15〜45重量部
(c)下記一般式[1]で表される(メタ)アクリル系化合物を35〜45重量部
Figure 2008174667

(式中、R1は水素原子またはメチル基、R2は炭素数2〜6のアルキレン基、R3はフェニル基またはアルキレン(炭素数1〜12のアルキレン)フェニル基である。nは2〜17の実数を示す。)を含有する活性エネルギー線硬化型接着剤組成物およびそれを用いた偏光板。
【選択図】 なし

Description

本発明は、活性エネルギー線硬化型接着剤組成物、特にポリビニルアルコール系偏光フィルムと熱可塑性ノルボルネン系樹脂フィルムとの接着に好適な活性エネルギー線硬化型接着剤組成物及びそれを用いて得られる偏光板に関するものである。
一般に接着剤組成物は、包装材料、ラベル等の表示材料、電子部品、精密機器、建設材料等様々な分野において広く利用されている。近年では製造工程の高速化、生産性向上の目的で、従来の熱硬化タイプにかわり、紫外線、電子線などの活性エネルギー線で硬化するタイプの活性エネルギー線硬化型接着剤組成物も広く利用されている。このように利用分野の拡大とその利用目的に対する要求の高性能化が進むにつれ、活性エネルギー線硬化型タイプの接着剤組成物についても、高性能化要求が強くなっている。
一方、液晶表示関連分野などに用いられる偏光フィルムは、通常ポリビニルアルコール(PVA)にヨウ素や染料を吸着させたものを一軸延伸して製造されるのであるが、このポリビニルアルコール系偏光フィルムは熱や水分により収縮し、偏光性能の低下をきたすため、その表面に保護フィルムが貼合された偏光板の状態で使用される。
偏光フィルムに保護フィルムを貼着するための接着剤としては、従来からポリビニルアルコール系樹脂の水溶液(PVA系接着剤)が広く使用されている。ところがこのようなポリビニルアルコール系接着剤は、トリアセチルセルロース(TAC)を保護フィルムとして使用する場合には好適であるが、防湿性の向上、保護フィルムの薄膜化をはかるために熱可塑性ノルボルネン系樹脂フィルムを保護フィルムとして使用した場合には水蒸気透過率が非常に小さいことから、接着剤の乾燥に時間がかかり、生産性の面で問題があるばかりでなく、ポリビニルアルコール系偏光フィルムと熱可塑性ノルボルネン系樹脂フィルムとの接着強度においても十分ではなかった。
そのような問題を解決する方法として、例えば、特許文献1には熱可塑性ノルボルネン系樹脂フィルムのような熱可塑性樹脂の表面にポリビニルピロリドンなどで親水性層を形成し、その上に0.001〜20μm厚の水膜を形成した後でポリビニルアルコールフィルムを接着することが、特許文献2にはポリビニルアルコール系樹脂として酢酸ビニルとこれに共重合可能なモノマーのケン化物を使用し、ウレタン系接着剤とポリビニルアルコール系樹脂を含有する水性接着剤を用いて接着することが、特許文献3にはポリビニルアルコール系シートの少なくとも一面にアクリル系粘着剤層を介して熱可塑性飽和ノルボルネン系樹脂シートを積層し加熱圧着させることが提案されている。
しかしながら、特許文献1の方法では何度も処理する必要があるという問題があり、特許文献2の方法では接着性能は改善されるものの水性接着剤を用いることから生じる問題点が、特許文献3の粘着剤では十分な接着性が得られないという問題があり、粘着剤自体の厚みが10〜50μmとある程度厚くならざるを得ないという問題もあった。
一方、ポリビニルアルコール系偏光フィルムと熱可塑性ノルボルネン系樹脂フィルムとの接着に用いる活性エネルギー線硬化型接着剤組成物の開発も行なわれている。例えば、特許文献4には、偏光子の両面に保護シートを積層してなる偏光板において、保護シートの片面に活性エネルギー線硬化性化合物からなる接着層が積層されている偏光板が記載されている。特許文献5には、(a)数平均分子量5,000〜15,000のウレタン(メタ)アクリレート化合物、(b)アクリロイルモルフォリン、ジメチルアクリルアミド、ジエチルアクリルアミド及びジイソプロピルアクリルアミドの中から選ばれる1種又は2種以上の化合物、(c)フェノキシエチルアクリレート又はフェノキシポリエチレングリコールアクリレート等を含有する液状硬化性粘・接着剤組成物が提案されている。特許文献6には、(A)数平均分子量が10,000〜40,000であるウレタンアクリレート30〜70重量部、(B)ホモポリマーのガラス転移温度が60℃以上であるエチレン性不飽和モノマー30〜60重量部を含有する液状硬化性樹脂組成物が提案されている。特許文献7には、熱可塑性飽和ノルボルネン系樹脂シートのような非極性基材に対する接着性能を向上させるために、(A)分子内に少なくとも1個の(メタ)アクリロイル基を有する共役ジエン重合体、(B)分子内に少なくとも1個のエチレン性不飽和結合を有する化合物及びラジカル重合開始剤を含有する接着剤が提案されている。特許文献8には、(A)数平均分子量が10,000〜40,000であるウレタン(メタ)アクリレート
30〜70重量部(B)環状エーテルを持つエチレン性不飽和モノマー0.1〜70重量部を含有する放射線硬化性樹脂組成物が提案されている。
しかしながら、特許文献4〜特許文献8記載の接着剤では、ポリビニルアルコール系偏光フィルムと熱可塑性ノルボルネン系樹脂フィルムとの接着に十分に満足いく接着強度を与えることができなかった。
特開2004−59911号公報 特開2004−334168号公報 特開平5−212828号公報 特開2004−70290号公報 特開平7−310067号公報 特開2004−115757号公報 特開2004−161935号公報 特開2005−255844号公報
本発明は、上記各問題点に鑑みて、簡便に接着でき、ポリビニルアルコール系偏光フィルムと熱可塑性ノルボルネン系樹脂フィルムとを短時間で強固に接着することができる活性エネルギー線硬化型接着剤組成物、及び該接着剤組成物を用いて貼合して得られる偏光板を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記の目的を達成すべく鋭意検討した結果、本発明に至ったものである。
すなわち本発明は、
(1) (メタ)アクリル系化合物の合計量100重量部中に
(a)分子内に(メタ)アクリロイル基を2以上有する(メタ)アクリル系化合物を10〜40重量部
(b)分子内に水酸基を有し、重合性二重結合をただ1個有する(メタ)アクリル系化合物を15〜45重量部
(c)下記一般式[1]で表される(メタ)アクリル系化合物を35〜45重量部
Figure 2008174667
(式中、R1は水素原子またはメチル基、R2は炭素数2〜6のアルキレン基、R3はフェニル基またはアルキレン(炭素数1〜12のアルキレン)フェニル基である。nは2〜17の実数を示す。)を含有する活性エネルギー線硬化型接着剤組成物;
(2) (a)分子内に(メタ)アクリロイル基を2以上有する(メタ)アクリル系化合物が、(メタ)アクリロイル基を2又は3個有することを特徴とする(1)記載の活性エネルギー線硬化型接着剤組成物;
(3) (b)分子内に水酸基を有し、重合性二重結合をただ1個有する(メタ)アクリル系化合物が、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート又はヒドロキシアクリルアミド誘導体であることを特徴とする(1)または(2)記載の活性エネルギー線硬化型接着剤組成物;
(4) (メタ)アクリル系化合物の合計量100重量部に対して、重合開始剤を2〜10重量部配合することを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型接着剤組成物;
(5) (1)〜(4)のいずれかに記載の活性エネルギー線硬化型接着剤組成物により、ポリビニルアルコール系偏光フィルムと熱可塑性ノルボルネン系樹脂フィルムを貼合して得られることを特徴とする偏光板;
(6) 浮動ローラ法(JIS K6854)での剥離強度が78N/m以上であることを特徴とする(5)記載の偏光板;
を要旨とするものである。
本発明の活性エネルギー線硬化型接着剤組成物を使用すると、熱可塑性ノルボルネン系樹脂フィルムのみならず親水性の強いポリビニルアルコール系偏光フィルムにも高い接着性を示し、ポリビニルアルコール系偏光フィルムと熱可塑性ノルボルネン系樹脂フィルムとを、例えば浮動ローラ法(JIS K6854)での剥離強度78N/m以上(材料破壊、剥離不能も含む。)もの強度で強固に、しかも短時間(インライン)で貼合することが可能になった。さらに、粘着剤の場合と異なり5μm以下の厚さでも塗布することができるので接着剤層による光学特性を損なうことなく光学特性、防湿性に優れた熱可塑性ノルボルネン系樹脂フィルムをポリビニルアルコール系偏光フィルムの保護フィルムとして用いた高性能な偏光板を提供することが可能となった。
以下に本発明について詳細に説明する。なお、本発明において、「(メタ)アクリル」とは、アクリル又はメタクリルの意味で用いる。「(メタ)アクリロイル基」とは、アクリロイル基またはメタクリロイル基の意味で用いる。また、(メタ)アクリル系化合物とは、(メタ)アクリル系モノマーもしくは(メタ)アクリル系オリゴマーを意味するものである。
本発明の活性エネルギー線硬化型接着剤組成物は、活性エネルギー線を照射すると硬化する接着剤組成物である。ここで、活性エネルギー線とは、例えば紫外線、電子線、X線などをいう。特にエネルギー線の発生装置か簡便で、またエネルギー線の取り扱いの容易な紫外線がより好ましい。
本発明で使用する分子中に(メタ)アクリロイル基を2以上有する(メタ)アクリル系化合物(a)としては、例えば、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリシクロデカンジメタノールジ(メタ)アクリレート、エチレンオキシド変性ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、イソシアヌル酸エチレンオキサイド変性ジアクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトール・エチレンオキシド変性トリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリオキシエチル(メタ)アクリレート、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートトリ(メタ)アクリレート、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートジ(メタ)アクリレート、ε―カプロラクトン変性トリス(2−アクリロキシエチル)イソシアヌルレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトール・エチレンオキシド変性テトラ(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル系モノマーが挙げられる。また、ウレタンアクリレート等の(メタ)アクリル系オリゴマーも含む。また、(a)は、1種を用いても良いし、2種以上を併用することもできる。
特に分子中に(メタ)アクリロイル基を2又は3個有する(メタ)アクリル系化合物が好ましい。
本発明で使用する(a)は、(メタ)アクリル系化合物の合計量100重量部中に、10〜40重量部の範囲で配合することで接着性、柔軟性、光硬化性や粘度等をバランスさせやすいので好ましい。10重量部未満であると、架橋密度が少なくて接着速度が遅くなり、接着性が低下するので好ましくない。また40重量部を超えると、架橋密度が多すぎて接着剤組成物自体が硬くなり、接着性が低下するので好ましくない。より好ましくは、20〜30重量部の範囲で配合することが好ましい。
本発明で使用する分子中に水酸基を有し、重合性二重結合をただ1個有する(メタ)アクリル系化合物(b)は、例えば、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4―ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、2―ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、グリセロールモノ(メタ)アクリレート、カプロラクトン変性(メタ)アクリレート、2―ヒドロキシ―3―フェノキシプロピル(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパン(モノ)アクリレート、アルキルグリシジルエーテルやグリシジル(メタ)アクリレートの如きグリシジル基含有化合物と(メタ)アクリル酸との付加反応により得られる化合物、さらに、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、N−ヒドロキシエチル(メタ)アクリルアミド、N,N’−ジヒドロキシエチルアクリルアミド等が挙げられる。また、(b)成分は、1種を用いても良いし、2種以上を併用することもできる。
特に、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4―ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートやN−ヒドロキシエチル(メタ)アクリルアミド等のヒドロキシアクリルアミド誘導体が好ましい。
更に好ましくは、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、N―ヒドロキシエチル(メタ)アクリルアミドが好ましく、これらを併用するとより好ましい。
本発明で使用する(b)は、(メタ)アクリル系化合物の合計量100重量部中に、15〜45重量部の範囲で配合するのが好ましい。これが15重量部未満では接着剤組成物全体の親水性が低下して特にポリビニルアルコール系偏光フィルムに対する接着性が低下するので好ましくなく、45重量部を超えると接着剤組成物が硬くなるばかりか、硬化性が低下するので好ましくない。より好ましくは、20〜40重量部の範囲で配合するのが好ましい。
本発明で使用する下記一般式[1]で表される(メタ)アクリル系化合物(c)は、例えば、フェノールエチレンオキサイド変性(n=2又はn=2.5又はn=4)アクリレート、ノニルフェノールエチレンオキサイド変性(n=4又はn=5又はn=17)アクリレート等が挙げられる。また、(c)は、1種を用いても良いし、2種以上を併用することもできる。
Figure 2008174667
(式中、R1は水素原子またはメチル基、R2は炭素数2〜6のアルキレン基、R3はフェニル基またはアルキレン(炭素数1〜12のアルキレン)フェニル基である。nは2〜17の実数を示す。)
R1は、水素原子もしくはメチル基であるので、(c)が(メタ)アクリロイル基を有する(メタ)アクリル系化合物であることを意味する。また、nはアルキレンオキサイド鎖の繰り返しの個数を表している。
式(1)のn=1であるフェノキシエチルアクリレートを含有した接着剤組成物が硬く、接着力が十分でない。nが2〜6とすることで、アルキレンオキサイド鎖が長くなり、活性エネルギー線硬化型接着剤組成物が柔らかくなり、接着性を付与できる。一方、nが6を越えると、十分な接着性を満たすことができない。本発明の(c)は、(メタ)アクリル系化合物の合計量100重量部中に、35〜45重量部の範囲で配合するのが好ましい。35重量部未満でも、45重量部を超えても接着性が低下する。
本発明においては上記必須成分(a)、(b)、(c)の他に必要により以下の様な(メタ)アクリル系化合物(d)も併用することができる。例えばベンジル(メタ)アクリレート、ノニル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート等のn−アルキル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート等のイソアルキル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシルカルビトール(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシポリプロピレングリコール(メタ)アクリレート、2−アクリロイルオキシエチルコハク酸、プロピル(メタ)アクリレート、イソプロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、アミル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、イソアミル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、ヘプチル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ)アクリレート、ウンデシル(メタ)アクリレート、オクタデシル(メタ)アクリレート、ブトキシエチル(メタ)アクリレート、エトキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート、シクロヘキシルアクリレート、エトキシエチル(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシポリプロピレングリコール(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、t−オクチル(メタ)アクリルアミド、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、7−アミノ−3,7−ジメチルオクチル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート、オキセタン(メタ)アクリレート、アクリルアミド誘導体等が挙げられる。例えば、アクリルアミド誘導体としては、N,N’−ジメチルアクリルアミド、N,N’−ジエチルアクリルアミド、N,N’−ジメチルアミノエチルアクリルアミド、N,N’−ジメチルアミノプロピルアクリルアミド、N−イソプロピルアクリルアミド、N,N’−ジメチルアミノプロピルアクリルアミド等が挙げられる
これらの(メタ)アクリル系化合物(d)は、接着性等の観点から、(メタ)アクリレート100重量部に対して30重量部以下であることが好ましい。
本発明の接着剤組成物の好適な粘度は、23℃で10〜5,000mPa、好ましくは30〜3,000mPa、より好ましくは50〜1,500mPaであり接着剤組成物によって調整できる。
本発明の活性エネルギー線硬化型接着剤組成物には、(メタ)アクリル系化合物の合計量100重量部に対して、通常2〜10重量部の重合開始剤を用いるのが好ましい。重合開始剤としては、例えば、例えば1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、キサントン、フルオレノン、ベンズアルデヒド、フルオレン、アントラキノン、トリフェニルアミン、カルバゾール、3−メチルアセトフェノン、4−クロロベンゾフェノン、4,4′−ジメトキシベンゾフェノン、4,4′−ジアミノベンゾフェノン、ミヒラーケトン、ベンゾインプロピルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンジルジメチルケタール、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、チオキサントン、ジエチルチオキサントン、2−イソプロピルチオキサントン、2−クロロチオキサントン、2−メチル−1−〔4−(メチルチオ)フェニル〕−2−モルホリノ−プロパン−1−オン、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルフォスフィンオキサイド等が挙げられる。
また、活性エネルギー線硬化型接着剤には、他の公知の添加剤を混合することも可能である。公知の添加剤としては、トリエチルアミン、ジエチルアミン、N−メチルジエタノールアミン、エタノールアミン、4−ジメチルアミノ安息香酸、4−ジメチルアミノ安息香酸メチル、4−ジメチルアミノ安息香酸エチル、4−ジメチルアミノ安息香酸イソアミルなどの重合促進剤、光増感剤、イオン系導電剤、導電性金属酸化物微粒子などの導電性付与添加剤、接着剤の屈折率と屈折率が異なる光拡散微粒子などの光拡散性付与添加剤、粘度を調整する公知の溶剤などが挙げられる。
本発明の活性エネルギー線硬化型接着剤組成物を適用するポリビニルアルコール系偏光フィルムについて説明する。本発明の偏光板の製造方法において用いられるポリビニルアルコール系偏光フィルムとしては、特に限定されず、従来から公知の偏光フィルム用ポリマーを使用することができる。具体的には、ポリビニルアルコール系偏光フィルムに用いるポリビニルアルコール系樹脂は、通常、酢酸ビニルを重合したポリ酢酸ビニルをケン化して得られるのであるが、本発明では必ずしもこれに限定されるものではなく、少量の不飽和カルボン酸(塩、エステル、アミド、ニトリル等を含む)、炭素数2〜30のオレフィン類(エチレン、プロピレン、n−ブテン、イソブテン等)、ビニルエーテル類、不飽和スルホン酸塩等、酢酸ビニルと共重合可能な成分を含有させた変性ポリビニルアルコール系樹脂であっても良い。また、ポリビニルアルコール系樹脂の重量平均分子量はとくに限定されないが、好ましくは60,000〜300,000、より好ましくは120,000〜260,000である。
ポリビニルアルコール系偏光フィルムは上記ポリビニルアルコール系樹脂フィルムに公知の方法によりヨウ素や有機染料などの二色性の材料を染色・吸着させ、これを一軸延伸して製造することができる。
一方、熱可塑性ノルボルネン系樹脂フィルムは、例えば、(イ)ノルボルネン系モノマーの開環重合体もしくは開環共重合体を、必要に応じて、マレイン酸付加、シクロペンタジエン付加等の変性を行った後水素添加した樹脂、(ロ)ノルボルネン系モノマーを付加重合させた樹脂、(ハ)ノルボルネン系モノマーとエチレン、α−オレフィン等のオレフィン系モノマーとを付加重合させた樹脂、(ニ)ノルボルネン系モノマーとシクロペンテン、シクロオクテン、5,6−ジヒドロジシクロペンタジエン等の環状オレフィン系モノマーとを付加重合させた樹脂、及び、これらの変性物などの熱可塑性ノルボルネン系樹脂を成形したフィルムを意味しており、流延法、溶融押出法などの公知の方法でフィルム化したものであれば良い。熱可塑性ノルボルネン系樹脂としてはJSR社の商品名「アートン」、日本ゼオン社の商品名「ゼオノア」がよく知られている。
また、ポリビニルアルコール系偏光フィルムと貼り合せる熱可塑性ノルボルネン系樹脂フィルムは、位相差を有するものを使用することができる。位相差を示す熱可塑性ノルボルネン系樹脂フィルムを用いることにより、偏光板の上に更に位相差フィルムを貼合する工程が省かれ、より低コスト化、工程の簡略化がなされる。熱可塑性ノルボルネン系樹脂フィルムに位相差を付与する方法は、公知の方法でよく、フィルムを縦方向、または、横方向に延伸した一軸性位相差フィルム、フィルムを縦方向、および、横方向に延伸した二軸性位相差フィルムなどの延伸フィルム、熱可塑性ノルボルネン系樹脂フィルム上にディスコチック液晶などの液晶を傾斜配向させた液晶塗布型視野角補償フィルムなどが挙げられる。
次いで、本発明の活性エネルギー線硬化型接着剤組成物を用いた偏光板の製造方法について説明する。まず、ポリビニルアルコール系偏光フィルムの片面若しくは両面にロールコーター、バーコーター、グラビアロール、接着剤供給ノズル等の通常用いられる塗布装置を用いて10μm未満、好ましくは3μm未満、0.5μm以上の厚さに塗布し熱可塑性ノルボルネン系樹脂フィルムを貼合した後、紫外線を800〜3,000mJ/cm照射して活性エネルギー線硬化型接着剤組成物を硬化させることで本発明の積層フィルム偏光板を得ることができる。
また、偏光板の製造に当たり、熱可塑性ノルボルネン系樹脂フィルムとポリビニルアルコール系偏光フィルムとの密着性を強化するために、必要に応じてあらかじめ熱可塑性ノルボルネン系樹脂フィルム、若しくはポリビニルアルコール系偏光フィルムの表面を公知のコロナ処理、プラズマ処理、UV処理、火炎処理などで、表面を改質することも出来る。
更にまた、本発明によって得られる偏光板は、必要に応じて、防眩層、ハードコート層、反射防止層、低反射層、反射層、防汚層、防曇層、蓄光層、光拡散層、エレクトロルミネッセンス層等の機能層を1層若しくはそれ以上積層することもできる。
このようにして得られる偏光板は、液晶パネルの少なくとも片面に使用されるべき偏光板として、あるいはサングラス、視力矯正用メガネ等の眼鏡用レンズの少なくとも片面に粘着される偏光板として好ましく適用される。
以下に本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
活性エネルギー線硬化型接着剤組成物の成分組成(実施例及び比較例)とその評価結果を表1に示す。
Figure 2008174667
活性エネルギー線硬化型接着剤組成物の組成は以下のとおりである。
<(a)成分>
(a−1) ウレタンアクリレート(2官能アクリレート)
(a−2) トリス(2−アクリロイルオキシエチル)イソシアヌルレート(3官能アクリレート)
(a−3) イソシアヌル酸エチレンオキサイド変性ジアクリレート(2官能アクリレート)
(a−4) ε―カプロラクトン変性トリス(2−アクリロキシエチル)イソシアヌルレート(3官能アクリレート)
<(b)成分>
(b−1) ヒドロキシエチルメタクリレート
(b−2) 4−ヒドロキシブチルアクリレート
(b−3) N−ヒドロキシエチルアクリルアミド
<(c)成分>
(c−1) フェノールエチレンオキサイド変性(n=4)アクリレート
<(d)その他の(メタ)アクリル系化合物>
(d−1) フェノキシエチルアクリレート
(d−2) N,N’−ジエチルアクリルアミド
(d−3) オキセタンメタクリレート
(d−4) ラウリルアクリレート
(d−5) テトラヒドロフルフリルメタクリレート
(d−6) メタクリル酸
<重合開始剤>
(e−1) 2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製 商品名「Irgacure 651」)
(e−2) エチル−4−ジメチルアミノベンゾエート(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製 商品名「DAROCUR EDB」)
また、接着剤組成物の接着性を示すパラメータとして、以下の測定方法で表される剥離強度で評価した。なお、それに用いた試験片の作成方法は以下のとおりである。
<測定方法>
23℃、50%RH環境下で、島津製作所製引張試験機「オートグラフAGS−100B」を用い、JIS K6854−4 接着剤―はく離接着強さ試験方法―第4部:浮動ローラ法に準拠し、引張速度300mm/分で測定した。
<試験片>
表1に示す(メタ)アクリル系モノマー100重量部に重合開始剤(e−1)を2.5重量部、(e―2)を2.5重量部配合して活性エネルギー線硬化型接着剤組成物を調製した。次いで、塗布厚みが1μmになるように塗布した後、ピンチロールで加圧して貼合し、ポリビニルアルコール系偏光フィルム(ポリビニルアルコールフィルムからなるヨウ素系偏光フィルム、厚み27μm)/活性エネルギー線硬化型接着剤組成物/ノルボルネン系樹脂フィルム(JSR(株)社製、商品名「アートン」からなるフィルム、厚み60μm)を有する積層構造体を得た。次いで、ノルボルネン系樹脂フィルム側からメタルハライドランプで紫外線を照度:240mW/cm、積算光量:1,500mJ/cm、照射距離:170mmとなるようにして照射して活性エネルギー線硬化型接着剤組成物を硬化させ、積層フィルム偏光板を得た。これを25mm幅に裁断して剥離強度測定用試験片として使用した。
<考察>
表1から明らかなように、実施例1〜7の活性エネルギー線硬化型接着剤組成物は、78N/mを超える剥離強度(JIS K6854に準拠した浮動ローラ法)を示したのに対し、本発明の(a)、(b)又は(c)を含まない比較例1〜8は剥離強度が満足いく値ではなく、十分な剥離強度は得られなかった。(b)成分としてN−ヒドロキシエチル(メタ)アクリルアミドを使用している実施例4〜7は、剥離強度は高く、N−ヒドロキシエチル(メタ)アクリルアミドとヒドロキシエチルメタクリレートを併用している実施例7は、他の実施例よりも剥離強度が高いことが分かった。
さらに、比較例4〜6については、本発明の(a)成分の配合量が多すぎるので、接着剤組成物が硬くなり、十分な剥離強度は得られなかった。また、(c)成分の代わりにポリアルキレンオキサイド鎖が短いフェノキシエチルアクリレート(フェノールエチレンオキサイド変性(n=1)アクリレートのこと)を使用している比較例7〜8は剥離強度が満足いく値ではなく、剥離強度が十分でないことが分かった。
実施例1〜7と比較例9〜14の対比から本発明の(a)成分、(b)成分、(c)成分の配合割合によって剥離強度が変化し、特定の配合割合のときに、78N/mを超える剥離強度(JIS K6854に準拠した浮動ローラ法)を示した。
本発明の接着剤組成物は現在主流となっているポリビニルアルコール系偏光フィルムに対しても熱可塑性ノルボルネン系樹脂フィルムを短時間で強固に接着させることができ、しかも接着剤層の厚みを薄くすることができるのでポリビニルアルコール系偏光フィルムの保護フィルム接着に好適である。

Claims (6)

  1. (メタ)アクリル系化合物の合計量100重量部中に
    (a)分子中に(メタ)アクリロイル基を2以上有する(メタ)アクリル系化合物を10〜40重量部
    (b)分子中に水酸基を有し、重合性二重結合をただ1個有する(メタ)アクリル系化合物を15〜45重量部
    (c)下記一般式[1]で表される(メタ)アクリル系化合物を35〜45重量部
    Figure 2008174667
    (式中、R1は水素原子またはメチル基、R2は炭素数2〜6のアルキレン基、R3はフェニル基またはアルキレン(炭素数1〜12のアルキレン)フェニル基である。nは2〜17の実数を示す。)
    を含有する活性エネルギー線硬化型接着剤組成物。
  2. (a)分子中に(メタ)アクリロイル基を2以上有する(メタ)アクリル系化合物が、(メタ)アクリロイル基を2又は3個有することを特徴とする請求項1記載の活性エネルギー線硬化型接着剤組成物。
  3. (b)分子中に水酸基を有し、重合性二重結合をただ1個有する(メタ)アクリル系化合物が、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート又はヒドロキシアクリルアミド誘導体であることを特徴とする請求項1または2記載の活性エネルギー線硬化型接着剤組成物。
  4. (メタ)アクリル系化合物の合計量100重量部に対して、重合開始剤を2〜10重量部配合することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の活性エネルギー線硬化型接着剤組成物。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の活性エネルギー線硬化型接着剤組成物により、ポリビニルアルコール系偏光フィルムと熱可塑性ノルボルネン系樹脂フィルムを貼合して得られることを特徴とする偏光板。
  6. 浮動ローラ法(JIS K6854)での剥離強度が78N/m以上であることを特徴とする請求項5記載の偏光板。
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