JP2008173383A - スロットマシン - Google Patents

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Abstract

【課題】スロットマシン自体の遊技に影響を与えることなく、既存の機器のみを用いてサブ遊技を実行するとともに、遊技者の意思に基づいてサブ遊技を進行できるようにする。
【解決手段】遊技制御手段60aは、1BB遊技の終了後に、操作手段(ベットスイッチ40、スタートスイッチ41及びストップスイッチ42)を操作しても次の遊技の開始が許可されない遊技不可期間を設定する。演出制御手段60bは、遊技不可期間中に、演出出力機器により出力されるとともに操作手段を用いる遊技であって、スロットマシン10の遊技とは異なるサブ遊技を実行するように制御する。また、精算スイッチ45の操作に基づいてサブ遊技の進行を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、スロットマシンの遊技の進行ができない遊技不可期間を設け、この遊技不可期間中にサブ遊技を行うようにしたスロットマシンに関するものである。
従来のスロットマシンにおいて、例えばタッチパネルを設けて、遊技者からの入力を受付け、その入力内容が表示手段に反映されるようにしたスロットマシンが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−34464号公報
しかし、前述の従来の技術において、スロットマシンの遊技自体と異なる遊技(以下、「サブ遊技」という。)を行わせる際には、通常設けられている機器とは異なる機器(引用文献1の例では、タッチパネル)を設ける必要があるので、コスト高となるという問題がある。
また、スロットマシン自体の遊技の有利/不利に影響を与えないサブ遊技を設けても、真剣にサブ遊技を行わせることができないという問題がある。
さらにまた、スロットマシン自体の遊技は、スタートスイッチの操作でリールが回転し、ストップスイッチの操作でリールを停止させるものであるので、例えばストップスイッチを操作させることでサブ遊技を行わせようとしても、当該遊技で役が当選している場合には、ストップスイッチの操作タイミングが目押しに影響を与えてしまうという問題がある。
ここで、特別遊技中(BB遊技中)に、サブ遊技を行わせるようにし、サブ遊技での遊技結果に応じて、遊技者の受ける利益が異なるようにしたスロットマシンが本件出願人により既に提案されている(特願2006−054014)。
しかし、この発明では、BB遊技中にストップスイッチを用いてサブ遊技を行うので、ストップスイッチがどのようなタイミングで操作されても役の入賞に影響を与えないように設定しなければならない(BB遊技中の当選役は、どの位置でストップスイッチが操作されても必ず入賞するように設定しなければならない)という問題がある。
そこで、スロットマシン自体の遊技に影響を与えることなく、既存の機器のみを用いて、サブ遊技を実行できるスロットマシンが本件出願人により既に提案されている(特願2006−328323)。
しかし、この方法では、遊技者がサブ遊技を希望しない場合であっても、強制的にサブ遊技が実行されてしまうという問題がある。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、スロットマシン自体の遊技に影響を与えることなく、既存の機器のみを用いて、サブ遊技を実行するとともに、遊技者の意思に基づいてサブ遊技を進行できるようにすることである。
本発明は、以下の解決手段によって、上述の課題を解決する。
請求項1の発明は、スロットマシンにより払い出される遊技媒体を貯留する貯留手段と、遊技者によって操作される操作手段と、前記操作手段の1つであり、前記貯留手段に貯留された遊技媒体を実際に払い出すときに操作される精算スイッチと、複数種類の図柄を表示したリールと、遊技の進行を制御する遊技制御手段と、演出の出力を制御する演出制御手段と、前記演出制御手段によって動作が制御される演出出力機器とを備え、前記操作手段の操作により、遊技媒体の投入、前記リールの回転、及び前記リールの停止を行い、有効ラインに停止した図柄の組合せが予め定められた役に対応する図柄の組合せであるとき、その役に対応する遊技媒体の払出しを行う遊技を実行するスロットマシンにおいて、前記遊技制御手段は、所定の遊技の終了後に、前記操作手段を操作しても次の遊技の開始が許可されない遊技不可期間を設定し、前記演出制御手段は、前記遊技不可期間中に、前記演出出力機器により出力されるとともに前記操作手段を用いる遊技であって、前記スロットマシンの遊技とは異なるサブ遊技を実行するように制御し、前記精算スイッチの操作に基づいて前記サブ遊技の進行を制御することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のスロットマシンにおいて、前記遊技制御手段は、前記遊技不可期間中に前記精算スイッチが操作されたときは、前記遊技不可期間を解除するように制御することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のスロットマシンにおいて、前記演出制御手段は、前記遊技不可期間中であって前記サブ遊技の開始前に前記精算スイッチが操作されたときは、前記サブ遊技を行わないように制御することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、前記演出制御手段は、前記サブ遊技中に前記精算スイッチが操作されたときは、前記サブ遊技を中断又は中止するように制御することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、前記遊技制御手段は、前記遊技不可期間中に前記精算スイッチが操作されたときは、前記貯留手段に貯留された遊技媒体の払い出しを行うように制御することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1から請求項4に記載のスロットマシンにおいて、前記遊技制御手段は、前記遊技不可期間中に前記精算スイッチが操作されたときは、前記貯留手段に貯留された遊技媒体の払い出しを行わないように制御することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、前記遊技制御手段は、前記遊技不可期間中に前記精算スイッチが操作されたときは、前記貯留手段に貯留された遊技媒体の払い出しを行わないように制御するとともに、その後に再度前記精算スイッチが操作されたときは、前記貯留手段に貯留された遊技媒体の払い出しを行うように制御することを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1から請求項7に記載のスロットマシンにおいて、前記演出制御手段は、前記サブ遊技での遊技結果が一定条件を満たしたか否かを判断し、一定条件を満たしたと判断したときは、前記サブ遊技の終了後の遊技状態を、前記一定条件を満たさなかったときに設定される遊技状態よりも、遊技者にとって有利となるように制御し、前記サブ遊技の開始前に前記精算スイッチが操作されて前記サブ遊技が行われなかったとき、又は前記サブ遊技中に前記精算スイッチが操作されて前記サブ遊技が中止されたときは、その後の遊技状態を、前記サブ遊技で前記一定条件を満たしたときに設定される遊技状態よりも遊技者にとって不利となり、かつ、前記サブ遊技で前記一定条件を満たさなかったときに設定される遊技状態よりも有利となるように制御することを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、前記遊技制御手段は、遊技者にとって有利となる特別遊技に移行させるための特別役を含む役の抽選を行う役抽選手段を備え、前記役抽選手段で前記特別役に当選し、前記特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、前記特別遊技に移行するように制御し、前記演出制御手段は、前記特別遊技の終了後に前記サブ遊技を実行するように制御することを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、前記演出制御手段は、前記サブ遊技の終了後は、遊技者にとって有利となる特定遊技を実行するように制御するとともに、前記サブ遊技での遊技結果に応じて、前記特定遊技の遊技期間を決定するように制御し、前記サブ遊技の開始前に前記精算スイッチが操作されて前記サブ遊技が行われなかったとき、又は前記サブ遊技中に前記精算スイッチが操作されて前記サブ遊技が中止されたときは、前記特定遊技の遊技期間を、予め定められた所定の遊技期間に決定するか、又は抽選によって決定することを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、前記演出制御手段は、複数種類の前記サブ遊技を実行可能であり、前記演出制御手段は、前記サブ遊技が終了した後、前記精算スイッチが操作されたときは、新たな前記サブ遊技を実行するように制御することを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項1から請求項11までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、前記演出制御手段は、複数種類の前記サブ遊技を実行可能であり、前記精算スイッチの操作に基づいて、実行する前記サブ遊技の種類を選択するように制御することを特徴とする。
(作用)
上記発明においては、所定の遊技の終了後に、操作手段を操作しても次の遊技の開始が許可されない遊技不可期間が設けられる。そして、この遊技不可期間内で、スロットマシンの遊技とは異なるサブ遊技が実行される。
サブ遊技期間としては、通常のウェイト期間(4.1秒)よりも長く、例えば数10秒に設定される。
また、サブ遊技では、操作手段として、スロットマシンのベットスイッチ、スタートスイッチ、又はストップスイッチの少なくとも1つを用いる。
さらにまた、遊技者は、精算スイッチを操作することで、サブ遊技の進行を制御することができる。したがって、サブ遊技を希望しない遊技者は、精算スイッチを操作することで、サブ遊技の進行を制御する(最初からサブ遊技を行わないようにしたり、一旦サブ遊技を開始したが、途中で中止したり、又は中断したりする)ことができる。
なお、本明細書において、サブ遊技の「中止」とは、サブ遊技を途中まで行ったが、その時点でサブ遊技を終了させ、将来的にわたって永久的にやめることを意味する。
また、サブ遊技の「中断」とは、サブ遊技の進行中に、サブ遊技の進行を一時停止すること、すなわちサブ遊技を再開できるようになるまで停止することを意味する。
本発明によれば、スロットマシン自体の遊技に影響を与えることなく、既存の機器のみを用いて、サブ遊技を実行することができる。
また、遊技者は、サブ遊技を希望しないときは、精算スイッチを操作することで、サブ遊技の進行を制御(サブ遊技を行わない、又はサブ遊技の中断若しくは中止)することができる。
以下、図面等を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態におけるスロットマシン10の制御の概略を示すブロック図である。スロットマシン10は、遊技制御手段60aと演出制御手段60bとを有する。
遊技制御手段60aは、役の抽選、リール31の駆動制御、及び入賞時の払出し等の遊技の進行を制御するものであり、演出制御手段60bは、遊技中における演出の出力等を制御するものである。遊技制御手段60aは、メイン制御基板(図示せず)上に設けられており、演算等を行うCPU、遊技の進行等に必要なプログラム等を記憶しておくROM、CPUが各種の制御を行うときに取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等を備える。
同様に、演出制御手段60bは、サブ制御基板(図示せず)上に設けられており、演算等を行うCPU、演出用のデータ等を記憶しておくROM、CPUが各種の制御を行うときに取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等を備える。
なお、演出制御手段60bは、遊技制御手段60aの下位に属する制御手段であり、遊技制御手段60aと演出制御手段60bとは電気的に接続されている。そして、遊技制御手段60aから演出制御手段60bに信号や情報(コマンド)が送信されるように形成されている。
図1に示すように、遊技制御手段60の入力側(図1中、左側)には、ベットスイッチ40〜精算スイッチ45からなる操作手段が電気的に接続されている。
ベットスイッチ40は、貯留メダルの範囲内でメダルを投入するときに遊技者が操作するスイッチであって、その操作によって有効ラインが設定される。スロットマシン10は、50枚までのメダルを内部に貯留可能に形成されており(貯留手段)、貯留メダルの範囲内でメダルを投入するときは、ベットスイッチ40を操作することで、スロットマシン10にメダルを投入する。なお、スロットマシン10から払出しが行われるときは、最初に、スロットマシン10の内部にメダルを貯留し、貯留メダルが50枚を超える払出しについては、メダル受け皿101に実際にメダルが払い出される。
メダル投入口43は、遊技を行うために実際のメダルを投入する部分であり、メダル投入口43からのメダルの投入は、ベットスイッチ40の操作と同じことを意味する。そして、メダル投入口43から投入されたメダルは、メダル検知センサ44によって検知され、スロットマシン10側では、メダルが投入されたと判断し、有効ラインを設定する。具体的には、メダル検知センサ44は、メダル投入口43から投入されたメダルの通路に配置されており、1枚ずつ、メダルの通過を検知することで、メダルが投入されたことを検知する。
なお、本発明において、「メダルを投入する」というときは、ベットスイッチ40を操作して貯留メダルの範囲内でメダルを投入することと、メダル投入口43から実際のメダルを投入することとの双方を含む意味で使用する。
また、スタートスイッチ41は、リール31を始動させるときに遊技者が操作するスイッチである。
さらにまた、ストップスイッチ42は、3つのリール31に対応して3つ設けられ、対応するリール31を停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
さらに、精算スイッチ45は、貯留メダルの払出しを受けるとき(遊技者が遊技を終了する場合において、貯留メダルが残っているとき)に遊技者が操作するスイッチである。精算スイッチ45が操作されると、貯留されている全てのメダル(例えば、20枚分のメダルが貯留されているときは、メダル20枚)がメダル払出し装置100によって払い出される。
なお、本実施形態では、精算スイッチ45が操作されると、貯留されているメダルの全てが払い出される。したがって、次遊技では、ベットスイッチ40を操作してもメダルは投入されないので、メダル投入口43からメダルを投入して遊技を行うこととなる。
なお、以上のベットスイッチ40、スタートスイッチ41、ストップスイッチ42は、遊技の進行のみに用いられるのでなく、後述するサブ遊技でも用いられる。
また、後述するが、精算スイッチ45は、サブ遊技の進行を制御するときに用いられる。
遊技制御手段60aの出力側(図1中、右側)には、以下に示すモータ32等の周辺機器が電気的に接続されている。
モータ32は、リール31を回転させるためのものであり、リール31の回転中心部に連結され、遊技制御手段60aによって制御される。
リール31は、リング状のものであって、その外周面には複数種類の図柄(役に対応する図柄の組合せを構成している図柄等)を印刷したリールテープを貼付したものである。
リール31は、本実施形態では並列に3つ設けられている。また、各リール31は、スロットマシン10のフロントパネルに設けられた表示窓(図示せず)から、上下に連続する3図柄が見えるように配置されている。よって、スロットマシン10の表示窓から、合計9個の図柄が見えるように配置されている。
ここで、本実施形態では、リール31は、左、中、右の3つが設けられており、これに対応して、ストップスイッチ42は、左、中、右の3つが設けられている。すなわち、左ストップスイッチ42に対応するリール31は左リール31であり、中ストップスイッチ42に対応するリール31は中リール31であり、右ストップスイッチ42に対応するリール31は右リール31である。
また、遊技制御手段60aの出力側には、クレジット表示部33及びメダル払出し装置100が電気的に接続されている。
クレジット表示部33は、メダルの貯留枚数をセブンセグメントによって表示するものである。メダルの貯留枚数は、0枚から50枚までの間で表示される。先ず、メダルが全く投入されていない状態においてメダルが投入されると、最初の3枚分は、当該遊技のために投入され、4枚目以降は、次遊技のためにメダルが貯留されるとともに、貯留されたメダル枚数がクレジット表示部33に表示される。
さらに、メダル払出し装置100は、メダルを貯留しておくホッパーを含むもので、実際にメダルを(遊技者に)払い出すときに駆動されるものであり、メダルの払出し先には、メダル受け皿101が設けられている。
また、メダル検知センサ100aは、メダル払出し装置100の一部を構成するものであり、メダル払出し装置100から実際にメダルが払い出されたときに、メダルを1枚ずつ検知するものである。
さらにまた、演出制御手段60bの出力側には、ランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23等の演出出力機器が電気的に接続されている。
ランプ21は、スロットマシン10の演出用のランプであり、所定の条件を満たしたときに、それぞれ所定のパターンで点灯する。なお、ランプ21には、各リール31の内周側に配置されたバックランプ(図示せず)や、スロットマシン10の筐体前面に配置され、役の入賞時等に点滅する上部ランプ及びサイドランプ(図示せず)等が含まれる。
また、スピーカ22は、遊技中に各種の演出を行うべく、所定の条件を満たしたときに、所定のサウンドを出力するものである。
さらにまた、画像表示装置23は、液晶画像表示装置やドットディスプレイ等からなるものであり、遊技中に各種の演出画像や所定の情報等を表示するものである。
図示しないが、スロットマシン10の表示窓を含む部分には、図柄組合せライン(有効ライン)が設けられている。
ここで、「図柄組合せライン」とは、リール31の停止時における図柄の並びラインであって図柄の組合せを形成させるラインである。本実施形態では、水平方向の中段、上段及び下段にそれぞれ設けられたラインと、右下がり及び左下がりの斜め方向の各ラインの合計5本から構成されている。そして、各リール31の上下に連続する3図柄は、それぞれ1以上の図柄組合せライン上に位置している。
さらに、5本の図柄組合せラインのうち、遊技者によって投入又は設定操作されたメダル枚数に応じて、図柄組合せラインの中から、有効ラインと無効ラインとが設定される。
ここで、「有効ライン」とは、本実施形態では、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止したときに、その役の入賞となるラインである。
一方、「無効ライン」とは、図柄組合せラインのうち、有効ラインとして設定されないラインであって、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止した場合であっても、その役に応じた利益の付与(メダルの払出し等)を行わないラインである。すなわち、無効ラインは、そもそも図柄の組合せの成立対象となっていないラインである。
本実施形態では、メダルの投入枚数が1枚であるときは、水平方向中段の1本の図柄組合せラインが有効ラインに設定され、残り4本の図柄組合せラインは、無効ラインに設定される。また、メダルの投入枚数が2枚であるときは、水平方向上段、中段及び下段の3本の図柄組合せラインが有効ラインに設定され、残り2本の図柄組合せラインは、無効ラインに設定される。さらにまた、メダルの投入枚数が3枚であるときは、5本全ての図柄組合せラインが有効ラインに設定され、無効ラインは存在しない。
図2は、本実施形態における役(後述する役抽選手段62で抽選される役)の種類、払出し枚数等、及び図柄の組合せを示す図である。図2に示すように、役としては、特別役、小役、及びリプレイが設けられている。
特別役とは、通常遊技から特別遊技(通常遊技以上にメダルの獲得が期待できる遊技)に移行させる役である。本実施形態では、図2に示すように、特別役として、1BB(第1種ビッグボーナス)、及びRB(レギュラーボーナス)が設けられている。1BBは、特別遊技の1つである1BB遊技に移行させる役であり、RBは、特別遊技の他の1つであるRB遊技に移行させる役である。
なお、他の特別役として、2BB(第2種ビッグボーナス)、及びSB(シングルボーナス)が挙げられるが、本実施形態では設けられていない。
さらにまた、小役とは、予め定められた枚数のメダルが払い出される役であり、本実施形態では、小役1(小役1A〜小役1C)、小役2、及び小役3が設けられている。そして、各小役ごとに、図柄の組合せが異なるように設定されている。
さらに、リプレイとは、再遊技役であって、当該遊技で投入したメダル枚数を維持した再遊技が行えるようにした役である。
さらに、図2に示すように、以上の各種の役に対応する、リール31の図柄の組合せが予め定められている。なお、小役1における「any」とは、どの図柄でも良いことを意味する。
そして、全てのリール31の停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止し、その役の入賞となったときは、その役に対応する枚数のメダルが払い出される。
上述した各役において、役に当選した遊技でその役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しなかったときは、次遊技以降に持ち越される役と、持ち越されない役とが定められている。
持ち越される役としては、特別役(1BB及びRB)が挙げられる。1BB及びRBに当選したときは、リール31の停止時に、1BB又はRBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技において、1BB又はRBの当選を次遊技以降に持ち越すように制御される。
このように、1BB及びRBの当選は持ち越されるのに対し、1BB及びRB以外の役は、持ち越されない。役の抽選において、1BB及びRB以外の役に当選したときは、当該遊技でのみその当選役が有効となり、その当選は次遊技以降に持ち越されない。すなわち、これらの役に当選した遊技では、その当選した役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止(入賞)可能なようにリール31が停止制御されるが、その当選役の入賞の有無にかかわらず、その遊技の終了時に、その当選役に係る権利は消滅する。
なお、1BB又はRBに当選していない遊技中(1BB又はRBの当選が持ち越されていない遊技中)を、「非内部中」という。また、当該遊技又はそれ以前の遊技において1BB又はRBに当選しているが、当選した1BB又はRBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止していない(入賞していない)遊技中(1BB又はRBの当選が持ち越されている遊技中)を「内部中」という。
以上のスロットマシン10において、スロットマシン10自体の遊技の進行は、以下の通りである。
遊技の開始時には、遊技者は、ベットスイッチ40を操作して予め貯留されたメダルを投入するか、又はメダル投入口43からメダルを投入し、スタートスイッチ41をオンする。スタートスイッチ41が操作されると、有効ラインが設定されるとともに、そのときに発生する信号が遊技制御手段60aに入力される。遊技制御手段60a(具体的には、後述するリール制御手段65)は、この信号を受信すると、全てのモータ32を駆動制御して、全てのリール31を回転させるように制御する。このようにしてリール31がモータ32によって回転されることで、リール31上の図柄は、所定の速度で表示窓内で上下方向に移動表示される。
そして、遊技者は、各ストップスイッチ42を押すことで各リール31の回転を停止させる。ストップスイッチ42が操作されると、そのときに発生する信号が遊技制御手段60aに入力される。遊技制御手段60a(具体的には、後述するリール制御手段65)は、この信号を受信すると、そのストップスイッチ42に対応するモータ32を駆動制御して、そのモータ32に係るリール31の停止制御を行う。そして、全てのリール31の停止時に、有効ライン上に停止したリール31上の図柄の組合せが予め定められたいずれかの役の図柄の組合せと一致し、その役の入賞となったときは、成立役に応じてメダルの払出し等が行われる。
また、遊技者は、遊技を終了する場合において貯留メダルがあるときは、精算スイッチ45を操作する。これにより、全ての貯留メダルがメダル受け皿101に払い出される。
図1に示すように、遊技制御手段60aは、以下の投入検知手段61等を備える。なお、本実施形態における以下の各手段は例示であり、遊技制御手段60aは、本実施形態で示した手段に限定されるものではない。
投入検知手段61は、メダルが投入されたことを検知するものであり、以下の2通りの方法で検知する。
先ず第1に、メダル投入口43からメダルが投入されたときは、メダル検知センサ44を通過するように形成されている。そして、メダル検知センサ44がメダルを検知すると、投入信号が投入検知手段61に送信される。これにより、投入検知手段61は、メダルが投入されたことを検知する。
また、第2に、ベットスイッチ40が操作されたときは、投入信号が投入検知手段61に送信される。これにより、投入検知手段61は、メダルが投入されたことを検知する。なお、ベットスイッチ40は、例えば1枚投入用、2枚投入用、3枚(最大)投入用の3つが設けられており、いずれかのベットスイッチ40が操作されると、操作されたベットスイッチ40に対応する枚数の投入信号が投入検知手段61に送信される。
役抽選手段62は、役(上述した特別役、小役、及びリプレイ)の抽選を行うものである。役抽選手段62は、例えば、役抽選用の乱数発生手段(ハードウェア乱数等)と、この乱数発生手段が発生する乱数を抽出する乱数抽出手段と、乱数抽出手段が抽出した乱数値に基づいて、役の当選の有無及び当選役を判定する判定手段とを備えている。
乱数発生手段は、所定の領域(例えば10進法で0〜65535)の乱数を発生させる。乱数は、例えば200n(ナノ)secで1カウントを行うカウンターが0〜65535の範囲を1サイクルとしてカウントし続ける乱数であり、スロットマシン10の電源が投入されている間は、乱数をカウントし続ける。
乱数抽出手段は、乱数発生手段によって発生した乱数を、所定の時、本実施形態では遊技者によりスタートスイッチ41がオンされた時に抽出する。判定手段は、乱数抽出手段により抽出された乱数値を、後述する役抽選テーブル63と照合することにより、その乱数値が属する領域に対応する役を決定する。例えば、抽出した乱数値が小役3当選領域に属する場合は、小役3の当選と判定し、非当選領域に属する場合は、非当選と判定する。
役抽選テーブル63は、抽選される役の種類と、各役の当選確率とを定めたものである。役抽選テーブル63は、それぞれ所定の範囲の抽選領域を有し、この抽選領域は、各役の当選領域及び非当選領域に分けられているとともに、抽選される役が、予め設定された当選確率となるように所定の割合に設定されている。
図3は、本実施形態の役抽選テーブル63A〜63Dを示す図である。役抽選テーブル63は、遊技状態ごとに、特有の役抽選テーブル63を備えている。具体的には、通常遊技(非内部中)に用いられる役抽選テーブル63A、通常遊技(内部中)に用いられる役抽選テーブル63B、1BB遊技中及びRB遊技中に用いられる役抽選テーブル63C、RT遊技中(非内部中)に用いられる役抽選テーブル63Dを備える。
図3において、役抽選テーブル63Aは、1BB、RB、小役1A〜小役1C、小役2、小役3、及びリプレイの当選領域及び非当選領域が設けられている。
また、役抽選テーブル63Bは、役抽選テーブル63Aと比較すると、1BB及びRBの当選領域が存在しない(非当選領域に設定されている)点が相違する。
さらにまた、役抽選テーブル63Cは、小役1A〜小役1C、小役2、小役3の当選領域が設けられており、特に小役3の当選領域が広く設定されている。
いる。
さらにまた、役抽選テーブル63Dは、役抽選テーブル63Aと比較すると、リプレイの当選確率が高く設定されている。例えば、役抽選テーブル63A及び62Bのリプレイの当選確率は、1/7.3であるが、役抽選テーブル63Dのリプレイの当選確率は、1/1.5に設定されている。
次に、通常遊技とRT遊技における出玉率について説明する。
出玉率とは、メダルの投入枚数に対する払出し枚数の期待値(払出し枚数×役の当選確率)を意味する。出玉率が100%(1)のときは、メダルの投入数と払出し数とが同一値であることを意味する。
したがって、出玉率が100%未満であるときは、遊技の進行に伴い、メダルが減少していくこととなり、出玉率が100%を超えるときは、遊技を継続するに従ってメダルが増加していくこととなる。
ここで、本実施形態では、通常遊技及びRT遊技も、出玉率が100%を下回る遊技である。ただし、RT遊技は、通常遊技と比較すると、上述したように、リプレイの当選確率が高く設定されている。これにより、RT遊技は、通常遊技より出玉率が高い遊技となる。特に本実施形態では、RT遊技は、遊技の進行によってもメダルがほとんど減らないように役の当選確率及び払出し枚数が設定されている。
本実施形態では、1BB遊技が終了すると、先ず、RT遊技が開始される。RT遊技においては、リプレイが頻繁に当選するので、遊技の進行によってもメダルが通常遊技ほど減らない遊技状態となる。したがって、遊技者は、RT遊技中は、メダルをあまり減らさずに特別役の当選を待つことができる。
説明を図1に戻す。
特別役当選持越し手段64は、特別役である1BB又はRBに当選したときに、その1BB又はRBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまで(1BB又はRBが入賞するまで)の遊技において、1BB又はRBの当選を次遊技以降に持ち越すように制御するものである。
リール制御手段65は、先ず、スタートスイッチ41が操作されたときに、全て(3つ)のリール31の回転を開始するように制御するものである。さらに、リール制御手段65は、ストップスイッチ42が操作されたときに、役抽選手段62による役の抽選結果と、ストップスイッチ42が操作されたときのタイミングとに基づいて、後述する停止位置決定テーブル66を参照してそのストップスイッチ42に対応するリール31の停止位置を決定するとともに、モータ32を駆動制御して、その決定した位置にそのリール31を停止させるように制御するものである。
例えば、リール制御手段65は、役に当選した遊技では、リール31の停止制御の範囲内において、当選役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるようにリール31を停止制御するとともに、当選役以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないようにリール31を停止制御する。
ここで、「リール31の停止制御の範囲内」とは、ストップスイッチ42が操作された瞬間からリール31が実際に停止するまでのリール31の回転量(図柄の移動数)の範囲内を意味し、本実施形態では、ストップスイッチ42が操作された瞬間の図柄から数えて5図柄以内に設定されている。いいかえれば、リール31の停止制御時間の範囲内、すなわちストップスイッチ42が操作された瞬間からリール31が実際に停止するまでの時間を意味し、本実施形態では、ストップスイッチ42が操作された瞬間から190ms以内に設定されている。
これにより、ストップスイッチ42の操作を検知した瞬間の図柄から数えてリール31の停止制御の範囲内にある図柄数(5図柄)先までの図柄のいずれかが有効ラインに停止させるべき図柄であるときは、ストップスイッチ42が操作されたときに、その図柄が有効ラインに停止するように制御されることとなる。
いいかえれば、役の当選時にストップスイッチ42が操作された瞬間に直ちにリール31を停止させると、当選した役に係るその図柄が有効ラインに停止しないときには、リール31の停止時に、「リール31の停止制御の範囲内」においてリール31を回転移動制御することで、当選した役に係る図柄ができる限り有効ラインに停止させるように制御するものである。
また逆に、役の非当選時に、ストップスイッチ42が操作された瞬間に直ちにリール31を停止させると、当選していない役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止してしまうときは、リール31の停止時に、「リール31の停止制御の範囲内」においてリール31を回転移動制御することで、当選していない役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないように制御する。
停止位置決定テーブル66は、役抽選手段62による役の抽選結果と、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31の位置とから、リール31の図柄の停止位置を定めたものである。例えば当選役がAであり、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31の位置がB位置であった場合には、どの位置でリール31を停止するべきかを定めたものである。
次に、本実施形態におけるリール31上の図柄配列と、リール31の停止制御との関係について説明する。
図4は、本実施形態における各リール31の外周面の図柄配列を示す平面図である。なお、図4では、一部の図柄のみを示しているが、図中、空欄となっている部分にも所定の図柄が表示されており、図4では図示を省略している。
図4に示すように、各リール31には、21個の図柄が等間隔で配列されている。
また、各リール31には、「R」の図柄は、全て5図柄以内の間隔で配置されている。したがって、リール31の停止制御の範囲内(ストップスイッチ42が操作された瞬間の図柄を含めて5図柄以内)の間隔で、「R」の図柄がリール31に配列されている。これにより、「R」の図柄については、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31がどの位置であっても、常に、「R」の図柄を所望の有効ラインに停止させるように制御することができる。
よって、リプレイの当選時には、常に、当選したリプレイに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止する。
さらにまた、各リール31には、「ベル」の図柄は、全て5図柄以内の間隔で配置されている。したがって、リール31の停止制御の範囲内(ストップスイッチ42が操作された瞬間の図柄を含めて5図柄以内)の間隔で、「ベル」の図柄がリール31に配列されている。これにより、「ベル」の図柄については、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31がどの位置であっても、常に、「ベル」の図柄を所望の有効ラインに停止させるように制御することができる。
よって、小役3の当選時には、常に、当選した小役3に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止する。
また、図4に示すように、左リール31の小役1を構成する図柄である「赤チェリー」、「青チェリー」及び「黒チェリー」は、それぞれ19番、12番、及び5番に配置されている。すなわち、これらの各図柄は、7つの図柄間隔で配置されている。
このように配置したのは、どの小役1に当選しているかが報知されれば、その小役1に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止する(又は停止しない)ようにストップスイッチ42を操作することができるようにし、どの小役1に当選しているかを知らない場合は、当選した小役1に対応する図柄の組合せが必ずしも有効ラインに停止しない(又は偶然で停止する)ようにするためである。
すなわち、左リール31は、いずれか1つの小役1を構成する図柄、例えば小役1Aを構成する図柄である「赤チェリー」に対して、リール31の停止時における停止制御の範囲内(5柄以内)において有効ラインに停止させることができない位置(7図柄離れた位置)に、他の種類の小役1を構成する図柄である「黒チェリー」及び「青チェリー」が配置されるように、3種類の小役1を構成する図柄(「赤チェリー」、「黒チェリー」、及び「青チェリー」)を配置している。
そして、役抽選手段62でいずれかの小役1に当選した場合に、その当選した小役1を構成する図柄から数えて、停止制御の範囲内の図柄のいずれかが有効ラインに位置する時にストップスイッチ42が操作されたときは、その当選した小役1を構成する図柄が有効ラインに停止するようにリール制御手段65によって制御されるとともに、それ以外の位置でストップスイッチ42が操作されたときは、当選した小役1を構成する図柄が有効ラインに停止しないようにリール制御手段65によって制御される。
例えば、「青チェリー」−「any」−「any」の図柄の組合せである小役1Bが当選した場合においては、左リール31の6番から8番までの図柄が表示窓内に位置する瞬間から、12番から14番までの図柄が表示窓内に位置する瞬間までの間にストップスイッチ42がオンされれば、12番の「青チェリー」が有効ライン上に停止する。一方、それ以外の位置でストップスイッチ42がオンされたときは、たとえ小役1Bに当選している場合であっても、12番の「青チェリー」は有効ライン上に停止しない。
小役1A及び小役1Cについても同様である。
停止図柄判断手段67は、リール31の停止時に、有効ラインに停止したリール31の図柄の組合せが、いずれかの役に対応する図柄の組合せと一致するか否かを判断するものである。停止図柄判断手段67は、例えばモータ32の停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ライン上の図柄を判断する。
なお、停止図柄判断手段67は、リール31が実際に停止してから図柄の組合せを判断するのではなく、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31の位置から、停止制御テーブル66によってリール31の停止位置が定められた時点で、有効ライン上の図柄の組合せを判断することも可能である。
払出し手段68は、停止図柄判断手段67により、リール31の停止時に有効ラインに停止した図柄の組合せがいずれかの役に対応する図柄の組合せと一致すると判断され、その役の入賞となったときに、その入賞役に応じて所定枚数のメダルを(メダル払出し装置100を用いて)遊技者に対して直接払い出すか、又はクレジットの加算等の処理(クレジット表示部33の表示枚数の更新)を行うものである。また、リプレイの入賞時は、メダルを払い出すことなく、当該遊技で投入されたメダル枚数を自動投入するように制御する。
さらにまた、払出し手段68は、クレジットがある場合において精算スイッチ45が操作されたときは、そのクレジットの払出し処理を行う。例えば、クレジット表示部33に「10」の表示があるときは、精算スイッチ45が操作されると、メダル払出し装置100を用いて10枚のメダルの払出しを行う。払出し手段68は、全てのクレジットが払い出されると、クレジット表示部33に「0」の表示を行う。
特別遊技制御手段69は、特別遊技(1BB遊技又はRB遊技)の開始(通常遊技から1BB遊技又はRB遊技への移行)、1BB遊技中又はRB遊技中の遊技の進行、及び1BB遊技又はRB遊技の終了を制御するものである。
特別遊技制御手段69は、1BBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、通常遊技から1BB遊技に移行させる。
先ず、通常遊技中に、1BBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、1BBの入賞となり、次遊技から1BB遊技が開始される。
1BB遊技では、役抽選テーブル63Cを用いて役の抽選が行われる。特に、高確率で、小役3に当選する遊技状態となる。
そして、本実施形態では、1BB遊技の終了条件として、1BB遊技中に払い出されたメダル枚数が450枚以上になったことに設定されている。
そこで、本実施形態では、特別遊技制御手段69は、1BB遊技中に払い出されたメダル枚数をカウントし、毎遊技、払い出された枚数を更新し続ける。
そして、特別遊技制御手段69は、カウントされた払出し枚数が450枚以上となったと判断したときは、1BB遊技の終了条件を満たすと判断する。1BB遊技の終了後は、RT遊技が実行される。
また、特別遊技制御手段69は、RBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、通常遊技からRB遊技に移行させる。
本実施形態では、RB遊技の終了条件として、役の入賞回数が8回に到達したこと、又は遊技回数が12回に到達したことに設定されている。
そこで、本実施形態では、特別遊技制御手段69は、RB遊技中の役の入賞回数及び遊技回数をカウントし、毎遊技、役の入賞回数及び遊技回数を更新し続け、役の入賞回数が8回に到達するか又は遊技回数が12回に到達したと判断したときは、RB遊技の終了条件を満たすと判断する。RB遊技の終了後は、通常遊技(非内部中)に移行する。
遊技不可期間設定手段70は、ベットスイッチ40(メダル投入口43からのメダルの投入を含む)、スタートスイッチ41、及びストップスイッチ42の操作を受け付けないようにする期間(遊技不可期間)を設定するものである。
ここで、当該遊技でのスタートスイッチ41が操作されてから、次の遊技でのスタートスイッチ41の操作を許可する期間は、本実施形態では4.1秒に設定されている。したがって、当該遊技でのスタートスイッチ41が操作された時から、次の遊技でのスタートスイッチ41が3.8秒経過後に操作された場合には、0.3秒は、遊技不可期間となる。そして、4.1秒経過するのを待って、スタートスイッチ41の操作の受付けを許可する。
さらに、本実施形態では、遊技不可期間設定手段70は、1BB遊技の終了後(1BB遊技の最後の遊技の終了時、すなわち全てのリール31が停止し、当該遊技での全ての演出が出力され、かつメダルの払出しがある場合にあっては、メダルの払出し終了時の後)、一定期間を遊技不可期間に設定する(以下の説明の遊技不可期間は、1BB遊技の終了後の遊技不可期間を指すものとする)。本実施形態の遊技不可期間は、30秒に設定されている。遊技制御手段60aは、遊技不可期間設定手段70により遊技不可期間が設定されると、その情報を演出制御手段60bに送信する。
遊技不可期間は、ベットスイッチ40(メダル投入口43からのメダルの投入を含む)、スタートスイッチ41、及びストップスイッチ42を操作しても、遊技(スロットマシン10本来の遊技)を開始及び進行することができない。すなわち、ベットスイッチ40を操作してもメダルの投入ができず、メダル投入口43からメダルを投入しようとしてもメダル返却口(図示せず)から戻され、スタートスイッチ41を操作してもリール31の回転が開始されない。したがって、リール31の回転が開始されないので、当然、ストップスイッチ42を操作しても遊技を開始・進行等することができない。
また、本実施形態では、遊技不可期間中に、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41及びストップスイッチ42が操作されたときは、これらが操作された旨の信号を、演出制御手段60bに送信するように制御する(このようにする理由については後述する)。
さらにまた、遊技制御手段60aは、遊技不可期間中は、精算スイッチ45が操作されたか否かを検知し続ける。そして、遊技不可期間中に精算スイッチ45が操作されたと判断したときは、遊技不可期間設定手段70は、遊技不可期間を解除する。遊技不可期間が解除されると、ベットスイッチ40(メダル投入口43からのメダルの投入)、スタートスイッチ41及びストップスイッチ42を操作することで、スロットマシン10本来の遊技を進行することが可能となり、遊技者は、1BB遊技の終了後の通常遊技を進行することができるようになる。
また、精算スイッチ45が操作されたときは、遊技制御手段60aは、その旨の信号を、演出制御手段60bに送信するように制御する。
なお、遊技不可期間中に最初に精算スイッチ45が操作されたときは、払出し手段68は、クレジットの払出し処理を行わない。すなわち、遊技不可期間中に精算スイッチ45が操作されたときは、遊技不可期間の解除のみを行い、精算処理を行わない。その後、再度、精算スイッチ45が操作されたときは、払出し手段68は、クレジットの払出し処理を行う。
RT遊技制御手段71は、1BB遊技の終了後の遊技状態を、RT遊技に設定するように制御するものである。
RT遊技制御手段71は、RTフラグ71aを備える。RTフラグ71aは、当該遊技がRT遊技であるか否かを判断するために参照されるフラグである。RT遊技が実行されているときは、RTフラグ71aがオンとなり、RT遊技の終了時には、RTフラグ71aがオフとなる。
RT遊技制御手段71は、1BB遊技の終了後は、RTフラグ71aをオンにし、遊技状態をRT遊技に設定するものである。
RT遊技は、小役1が入賞するまで、又は特別役(1BB又はRB)に当選するまで継続される。
RT遊技中に小役1が入賞すると、RTフラグ71aをオフにし、次遊技以降、通常遊技(非内部中)に移行する。
一方、RT遊技中に特別役に当選すると、RTフラグ71aをオフにし、次遊技以降、通常遊技(内部中)に移行する。
演出制御手段60bは、上述した演出出力機器(ランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23)からの演出の出力を制御するものである。
演出制御手段60bには、演出パターン記憶手段81が設けられており、この演出パターン記憶手段81の中に複数種類の演出パターンが設けられている。演出パターンは、当選役に応じて、それぞれ複数種類が設けられている。例えば、特別役当選時、小役当選時、リプレイ当選時、非当選時等ごとに、それぞれ複数種類の演出パターンが設けられている。
演出パターンは、遊技の進行に伴って、どのようなタイミングで(スタートスイッチ41の操作時や各ストップスイッチ42の操作時等)、どのような演出を出力するか(ランプ21をどのように点灯、点滅又は消灯させるか、スピーカ22からどのようなサウンドを出力するか、及び画像表示装置23にどのような画像を表示させるか等)を定めたものである。
演出制御手段60bは、遊技ごとに、役抽選手段62による役の抽選結果に基づいて(役の抽選結果に係る情報を受信して)、演出パターン記憶手段81の中から演出パターンを選択する。特に本実施形態では、遊技の開始時等に、役抽選手段62による役の抽選が行われた後、ソフトウェア乱数を用いた抽選によって(役の抽選結果に対応する)いずれか1つの演出パターンを選択する。
そして、演出制御手段60bは、選択した演出パターンに従い、所定のタイミングで演出出力機器から演出を出力するように制御する。
また、演出制御手段60bは、サブ遊技制御手段82を備える。
先ず、演出制御手段60bは、遊技制御手段60aから送信されてくる遊技不可期間が設定された旨の情報を受信する。そして、サブ遊技制御手段82は、遊技不可期間内に、サブ遊技を実行するように制御する。
ここで、「サブ遊技」とは、スロットマシン10本来の遊技(ベットスイッチ40を操作してメダルを操作するか又はメダル投入口43からメダルを投入し、スタートスイッチ41を操作することでリール31を回転させ、ストップスイッチ42を操作することでリール31を停止させ、役の入賞となったときはメダルを払い出す、という一連の遊技)とは異なる遊技である。サブ遊技は、ベットスイッチ40等の操作手段を用いて行う遊技であるが、その操作によりメダルが投入されたり、リール31が回転したり、回転中のリール31が停止するものではない。後述するように、サブ遊技は、ベットスイッチ40等を操作することで、画像表示装置23の画像表示内容が変化していくものである。
遊技制御手段60aは、遊技不可期間中であっても、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、ストップスイッチ42、及び精算スイッチ45の操作を検知し続ける。そして、遊技制御手段60aがこれらの操作を検知すると、その旨の情報を演出制御手段60bに送信する。
そして、演出制御手段60bでは、これらの情報を受信したときに、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、ストップスイッチ42又は精算スイッチ45が操作されたと判断する。
以下に、サブ遊技の具体例を挙げて説明する。
図5は、サブ遊技の第1例の内容を示す図である。この第1例では、演出制御手段60bは、操作すべきストップスイッチ42の操作順番を連続でランダムに選択し、画像表示装置23に画像表示するように制御する。例えば、図5に示すように、「左・中・右」のように画像表示を行う。このような操作順番は、連続して比較的高速に画像表示される。そして、遊技者は、画像表示された操作順番通りにストップスイッチ42を操作していく。
図5の例では、先ず最初に、「左・中・右」と画像表示されるので、遊技者は、その通りにストップスイッチ42を操作する。その次も同様に、「中・右・左」と画像表示されるので、遊技者は、その通りにストップスイッチ42を操作する。このようにして、何回か(例えば、10回)の画像表示を行う。
そして、演出制御手段60bは、画像表示した押し順と操作されたストップスイッチ42が合致しているか否かを判断する。
サブ遊技中において、遊技制御手段60aは、ストップスイッチ42が操作されたときは、どのストップスイッチ42がどのタイミングで操作されたかの操作信号を演出制御手段60bに送信する。そして、演出制御手段60bは、画像表示した押し順と、受信したストップスイッチ42の操作信号と対比し、正しいか否かを判断する。
全て正しく操作されたと判断したときは、「GET!」等の成功した旨を画像表示する。一方、全て正しく操作されなかったと判断したときは、「残念!!」等の失敗した旨を画像表示する。
図6は、サブ遊技の第2例の内容を示す図である。第2例では、演出制御手段60bは、画像表示装置23に、操作すべきストップスイッチ42をランダムに選択し、それを連続で合計10個画像表示する。図6の例では、「左・中・右・右・中・・・」と連続で画像表示している。遊技者は、この間、画像表示されたストップスイッチ42の順番を頭に記憶しておく。
そして、全ての操作順番が画像表示されたら、遊技者は、記憶した通りにストップスイッチ42を順次操作していく。上記と同様に、遊技制御手段60aは、ストップスイッチ42が操作されたときは、どのストップスイッチ42が操作されたかの操作信号を演出制御手段60bに送信し、演出制御手段60bは、受信したストップスイッチ42の操作信号と、画像表示したストップスイッチ42の操作順番とを対比し、正しいか否かを判断する。
そして、全て正しく操作されたと判断したときや、正しく操作されなかったと判断したときは、上記と同様に、「GET!」又は「残念!!」等の画像表示を行う。
図7は、サブ遊技の第3例の内容を示す図である。第3例では、スロットマシン10を相手にしてポーカーゲームを行うものである。図7に示すように、演出制御手段60bは、チャレンジゲーム(サブ遊技)を行うか否かを遊技者に選択させる。スタートスイッチ41を押すごとに、カーソルが「する」と「しない」とを移動する。そして、遊技者は、いずれか一方を選択したら、ベットスイッチ40を操作することで決定する。
サブ遊技を行わないことが選択されたときは、サブ遊技を行うことなくRT遊技に移行する。
これに対し、サブ遊技を行うことが選択されると、演出制御手段60bは、サブ遊技をを開始する。演出制御手段60bは、シャッフルされたトランプを、スロットマシン10側に5枚、遊技者側に5枚配るとともに、遊技者側のみ、カードをオープンにした状態とする。そして、スタートスイッチ41の操作でカーソルがトランプ上を移動するようにし、遊技者が交換したいカードにカーソルを置き、ベットスイッチ40の操作によって指定(決定)できるようにする。
そして、指定された(交換したい)カードを別のカードと交換する(この場合もランダムに選択する)。
交換後、スロットマシン10側のカードがオープンされ、両者のガードが対比される。その結果、遊技者側が勝ったときは「成功(You Win)!」と画像表示し、負けたときは「残念(You Lose)!」等の画像表示を行う。
なお、上記第3例において、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41が操作されたときは、遊技制御手段60aから演出制御手段60bにその旨が送信されるので、演出制御手段60bは、その信号に基づいてカーソルをカード上で移動させたり、交換したいカードを検知する。
以上のように、サブ遊技としては、種々のものが考えられるが、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、ストップスイッチ42の少なくとも1つを用いるものであれば、いかなる遊技であっても良い。
また、遊技制御手段60aは、遊技不可期間中に精算スイッチ45が操作されたか否かを検知し続け、精算スイッチ45が操作されたと判断したときは、遊技不可期間を解除するとともに、その旨の信号を演出制御手段60bに送信する。
遊技不可期間が解除されると、遊技者は、1BB遊技の終了後の通常遊技を進行できるようになる。
演出制御手段60bは、先ず、遊技不可期間中であってサブ遊技の実行前に精算スイッチ45が操作された旨の信号を受信したときは、サブ遊技を実行しないように制御する。
また、サブ遊技の実行中に精算スイッチ45が操作された旨の信号を受信したときは、サブ遊技を中止(キャンセル)するように制御する。
すなわち、精算スイッチ45は、本来、メダルの精算を行うためのスイッチであるが、遊技不可期間中は、サブ遊技の進行を制御するためのスイッチとなる。
また、演出制御手段60bは、画像表示装置23に画像表示された内容(図5〜図7に示す画像表示内容)を消去し、初期画面(遊技待機時の画面)に戻るように制御する。
さらにまた、演出制御手段60bは、小役1当選図柄報知手段83を備える。
RT遊技は、報知期間と非報知期間とからなり、報知期間においては、小役1当選図柄報知手段83は、小役1に当選したときは、いずれの小役1に当選したかを報知する。小役1当選図柄報知手段83は、例えば小役1Aに当選したときは、「赤チェリーに注意」等のように報知を行う。
RT遊技は、上述したように、特別役に当選したときを除くと、小役1が入賞するまで継続される。RT遊技は、通常遊技と比較すると、リプレイの当選確率が通常遊技より高いので、遊技者にとって有利な遊技となる。したがって、遊技者にとっては、RT遊技が長く継続するほど良いこととなる。そして、RT遊技を継続するためには、小役1の入賞を回避すれば良いこととなる。つまり、小役1当選図柄報知手段83により、小役1に当選したときは、当選した小役1の入賞を回避することができる。例えば「赤チェリー」に係る小役1Aが当選したとき、遊技者は、「赤チェリー」(図4中、左リール31の19番の図柄)が有効ラインに停止しないように、左リール31に係るストップスイッチ42を操作すれば良い。
また、小役1当選図柄報知手段83は、報知期間決定手段83aを備える。
報知期間決定手段83aは、RT遊技において、小役1に当選したときに、いつまで小役1当選図柄報知手段83による当選図柄の報知を行うかを(報知期間を)決定するものであり、サブ遊技の遊技結果に応じて決定する。サブ遊技で、上述のように成功(クリア)したときは、報知期間決定手段83aは、RT遊技の100ゲーム間、小役1の当選時に当選図柄を報知する期間に決定する。これに対し、サブ遊技で、上述のように失敗したときは、報知期間決定手段83aは、RT遊技の30ゲーム間、小役1の当選時に当選図柄を報知する期間に決定する。
さらにまた、報知期間決定手段83aは、サブ遊技の実行前に精算スイッチ45が操作されてサブ遊技が実行されなかったとき、又はサブ遊技の実行中に精算スイッチ45が操作されてサブ遊技が中止されたときは、報知期間として、50ゲーム(サブ遊技で成功した場合より少なく、失敗した場合より多い回数)に決定する。
RT遊技において報知期間が終了すると、RT遊技の非報知期間に移行する。RT遊技の非報知期間では、当選した小役1が入賞するか否かは運次第となる。すなわち、RT遊技の非報知期間では、小役1の当選時に、1/3の確率で小役1が入賞することとなる。当選した小役1A〜小役1Cが入賞したときは、RTフラグ71aがオフにされ、次遊技から、通常遊技(非内部中)に移行する。
次に、図8を用いて、遊技状態の移行について説明する。
先ず、通常遊技(非内部中)で1BBに当選すると、通常遊技(内部中)に移行する。そして、当選した1BBが入賞すると、1BB遊技が実行される。1BB遊技で払出し枚数が規定獲得枚数に到達すると、1BB遊技を終了し、遊技不可期間(サブ遊技)に移行する。遊技者によりサブ遊技が実行され、その遊技結果に応じて、RT遊技での小役1当選時の図柄報知期間が決定される。また、サブ遊技の実行前に精算スイッチ45が操作されたときはサブ遊技を実行することなく、RT遊技(報知期間)に移行する。同様に、サブ遊技の実行中に精算スイッチ45が操作されたときはサブ遊技を中止し、RT遊技(報知期間)に移行する。
そして、RT遊技制御手段71は、RTフラグ71aをオンにし、遊技状態をRT遊技(報知期間)に設定する。
RT遊技(報知期間)は、サブ遊技での遊技結果に基づく規定遊技回数に到達するまで、特別役に当選するまで、又は小役1が入賞するまで継続される。
RT遊技の報知期間では、小役1の当選時には、どの小役1に当選したかが報知される。また、RT遊技中に、当選した小役1A〜小役1Cが入賞したときは、RTフラグ71aがオフにされ、次遊技から、通常遊技(非内部中)に移行する。さらにまた、RT遊技中に特別役に当選すると、RTフラグ71aがオフにされ、次遊技から、通常遊技(内部中)に移行する。
RT遊技の規定遊技回数が終了すると、RT遊技(非報知期間)に移行する。したがって、この期間では、小役1に当選してもどの小役1に当選したかは報知されない。RT遊技(非報知期間)は、特別役に当選するまで、又は小役1が入賞するまで継続される。特別役に当選したときは、通常遊技(内部中)に移行し、小役1が入賞したときは、通常遊技(非内部中)に移行する。
また、通常遊技(非内部中)にRBに当選すると、通常遊技(内部中)に移行する。そして、当選したRBが入賞すると、RB遊技が実行される。RB遊技が終了すると、サブ遊技は行われずに、通常遊技(非内部中)に移行する。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について、第1実施形態と異なる点を主として説明する。
第2実施形態では、通常遊技中における小役1A〜小役1Cの入賞時の払出し枚数は、それぞれ15枚に設定されている。
それ以外は、通常遊技、1BB遊技及びRB遊技は、第1実施形態と同様である。
また、第2実施形態では、1BB遊技の終了後は、通常遊技(非内部中、報知期間)に設定される。したがって、第1実施形態のようにRT遊技は実行されない(RT遊技制御手段71が設けられていない)。
第2実施形態の報知期間は、第1実施形態と同様に、小役1A〜小役1Cに当選したときは、どの小役1に当選したかが小役1当選図柄報知手段83によって報知される。
また、報知期間は、サブ遊技での遊技結果に応じて決定される。例えば、サブ遊技で成功した場合には、200遊技間を報知期間に設定され、失敗した場合には、50遊技間を報知遊技に設定される。また、サブ遊技が実行されなかったときや中止されたときは、70遊技間を報知遊技に設定される。
報知期間が終了すると、通常遊技の非報知期間に設定される。
第2実施形態では、報知期間中は、どの小役1に当選したかが報知されるので、(目押しミスがなければ)当選した小役1を確実に入賞させることができる。これに対し、非報知期間中は、どの小役1に当選したかが報知されないので、小役1の当選時には1/3の確率でしか当選した小役1を入賞させることができない。
以上のようにして、第2実施形態では、サブ遊技の遊技結果に基づいて報知期間の長さが決定する。報知期間では、小役1の当選時に、その入賞率をほぼ100%にすることができるので、非報知期間よりも有利となる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、以下のような種々の変形が可能である。
(1)例えば、本実施形態では遊技媒体としてメダルを用いたが、遊技球を用いたスロットマシン(パロット)等、メダル以外の遊技媒体を用いるスロットマシンであっても本発明を適用することができる。
(2)第1実施形態において、サブ遊技で成功したときは、RT遊技の100遊技で、小役1当選時に当選図柄を報知するようにし、失敗したときは、30遊技で、小役1当選時に当選図柄を報知するようにした。しかし、これに限らず、サブ遊技で成功したときは、例えば20回の小役1当選時まで当選図柄を報知するようにし、サブ遊技で失敗したときは、例えば5回の小役1当選時まで当選図柄を報知するようにし、サブ遊技が実行されなかったときや中止されたときは、10回の小役1当選時まで当選図柄を報知するようにしても良い。このように、報知期間は、遊技回数に限らず、役の当選回数や入賞回数によって定めても良い。
(3)本実施形態のサブ遊技では、成功/失敗の2つに分けるようにしたが、これに限らず、◎、○、△、×等のように、3段階又はそれ以上に分け、サブ遊技での遊技結果が良いほど、RT遊技で小役1の当選時に報知される回数が多くなる(報知期間が長くなる)ようにしても良い。
(4)本実施形態では、サブ遊技に失敗したときでも、1BB遊技の終了後は、遊技者にとって有利な遊技が実行されるようにしたが、これに限らず、サブ遊技で所定の結果を出すことができなかったときは、1BB遊技の終了後は、通常遊技(非内部中、非報知遊技)としても良い。
(5)本実施形態では、1BB遊技の終了後にサブ遊技を実行するようにしたが、これに限らず、RB遊技の終了後にサブ遊技を実行したり、通常遊技中に一定条件を満たしたとき(例えば、非内部中の遊技回数が所定回数に到達したときや、特定役に当選又は入賞したとき)に、遊技を中断し、サブ遊技を実行するようにしても良い。
(6)本実施形態では、サブ遊技の遊技結果に応じて遊技者にとって有利な遊技を実行するようにしたが、これに限らず、サブ遊技で一定結果を出した遊技者に対しては、例えば稀にしか出現しない演出を見せる等の特典を与えるものであっても良い。
(7)本実施形態では、遊技不可期間中に精算スイッチ45が操作されたときは、遊技不可期間を解除するように制御したが、これに限らず、サブ遊技は中止するが、遊技不可期間を解除しないように制御しても良い。この場合には、例えば精算スイッチ45が操作された後、一定時間の経過後に遊技不可期間を解除するように制御することが挙げられる。
(8)本実施形態では、遊技不可期間中に最初に精算スイッチ45が操作されたときは、精算処理を行わないように制御したが、これに限らず、遊技不可期間中に最初に精算スイッチ45が操作されたときは、遊技不可期間の解除ととともに精算処理を行うように制御しても良い。
(9)遊技不可期間中であってサブ遊技の実行中に精算スイッチ45が操作されたときは、サブ遊技を中断し、操作手段(ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、ストップスイッチ42、又は精算スイッチ45のいずれか)が操作されたときは、サブ遊技を再開するように制御しても良い。
(10)サブ遊技の開始時には、複数種類のサブ遊技を画像表示し、精算スイッチ45の操作に基づいて、遊技者が好むいずれか1つのサブ遊技を選択できるように制御しても良い。
(11)サブ遊技の終了後、遊技不可期間中に精算スイッチ45が操作されたとき(遊技者が希望するとき)は、再度、新たなサブ遊技を実行しても良い。このようにして、複数回のサブ遊技が実行されたときは、サブ遊技での最も良い結果、あるいは最も悪い結果に基づいて、報知期間を決定することが挙げられる。
(12)本実施形態の遊技不可期間は、30秒に設定したが、これに限らず、何秒に設定しても良い。また、サブ遊技が複数種類設けられており、一方のサブ遊技の使用時間が20秒であるときは、遊技不可期間を20秒に設定し、他方のサブ遊技の使用時間が30秒であるときは、遊技不可期間を30秒に設定しても良い。また、抽選によって遊技不可期間を決定し、その遊技不可期間に対応するサブ遊技を選択するようにしても良い。
スロットマシンの制御の概略を示すブロック図である。 役の種類、払出し枚数等、及び図柄の組合せを示す図である。 役抽選テーブルを示す図である。 各リールの図柄配列を示す平面図である。 サブ遊技の第1例の内容を示す図である。 サブ遊技の第2例の内容を示す図である。 サブ遊技の第3例の内容を示す図である。 遊技状態の移行を説明する図である。
符号の説明
10 スロットマシン
21 ランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
31 リール
32 モータ
33 クレジット表示部
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
43 メダル投入口
44 メダル検知センサ
45 精算スイッチ
60a 遊技制御手段
60b 演出制御手段
61 投入検知手段
62 役抽選手段
63(63A〜63D) 役抽選テーブル
64 特別役当選持越し手段
65 リール制御手段
66 停止位置決定テーブル
67 停止図柄判断手段
68 払出し手段
69 特別遊技制御手段
70 遊技不可期間設定手段
71 RT遊技制御手段
71a RTフラグ
81 演出パターン記憶手段
82 サブ遊技制御手段
83 小役1当選図柄報知手段
83a 報知期間決定手段
100 メダル払出し装置
100a メダル検知センサ
101 メダル受け皿

Claims (12)

  1. スロットマシンにより払い出される遊技媒体を貯留する貯留手段と、
    遊技者によって操作される操作手段と、
    前記操作手段の1つであり、前記貯留手段に貯留された遊技媒体を実際に払い出すときに操作される精算スイッチと、
    複数種類の図柄を表示したリールと、
    遊技の進行を制御する遊技制御手段と、
    演出の出力を制御する演出制御手段と、
    前記演出制御手段によって動作が制御される演出出力機器と
    を備え、
    前記操作手段の操作により、遊技媒体の投入、前記リールの回転、及び前記リールの停止を行い、有効ラインに停止した図柄の組合せが予め定められた役に対応する図柄の組合せであるとき、その役に対応する遊技媒体の払出しを行う遊技を実行するスロットマシンにおいて、
    前記遊技制御手段は、所定の遊技の終了後に、前記操作手段を操作しても次の遊技の開始が許可されない遊技不可期間を設定し、
    前記演出制御手段は、前記遊技不可期間中に、前記演出出力機器により出力されるとともに前記操作手段を用いる遊技であって、前記スロットマシンの遊技とは異なるサブ遊技を実行するように制御し、前記精算スイッチの操作に基づいて前記サブ遊技の進行を制御する
    ことを特徴とするスロットマシン。
  2. 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
    前記遊技制御手段は、前記遊技不可期間中に前記精算スイッチが操作されたときは、前記遊技不可期間を解除するように制御する
    ことを特徴とするスロットマシン。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のスロットマシンにおいて、
    前記演出制御手段は、前記遊技不可期間中であって前記サブ遊技の開始前に前記精算スイッチが操作されたときは、前記サブ遊技を行わないように制御する
    ことを特徴とするスロットマシン。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
    前記演出制御手段は、前記サブ遊技中に前記精算スイッチが操作されたときは、前記サブ遊技を中断又は中止するように制御する
    ことを特徴とするスロットマシン。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
    前記遊技制御手段は、前記遊技不可期間中に前記精算スイッチが操作されたときは、前記貯留手段に貯留された遊技媒体の払い出しを行うように制御する
    ことを特徴とするスロットマシン。
  6. 請求項1から請求項4に記載のスロットマシンにおいて、
    前記遊技制御手段は、前記遊技不可期間中に前記精算スイッチが操作されたときは、前記貯留手段に貯留された遊技媒体の払い出しを行わないように制御する
    ことを特徴とするスロットマシン。
  7. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
    前記遊技制御手段は、前記遊技不可期間中に前記精算スイッチが操作されたときは、前記貯留手段に貯留された遊技媒体の払い出しを行わないように制御するとともに、その後に再度前記精算スイッチが操作されたときは、前記貯留手段に貯留された遊技媒体の払い出しを行うように制御する
    ことを特徴とするスロットマシン。
  8. 請求項1から請求項7に記載のスロットマシンにおいて、
    前記演出制御手段は、
    前記サブ遊技での遊技結果が一定条件を満たしたか否かを判断し、一定条件を満たしたと判断したときは、前記サブ遊技の終了後の遊技状態を、前記一定条件を満たさなかったときに設定される遊技状態よりも、遊技者にとって有利となるように制御し、
    前記サブ遊技の開始前に前記精算スイッチが操作されて前記サブ遊技が行われなかったとき、又は前記サブ遊技中に前記精算スイッチが操作されて前記サブ遊技が中止されたときは、その後の遊技状態を、前記サブ遊技で前記一定条件を満たしたときに設定される遊技状態よりも遊技者にとって不利となり、かつ、前記サブ遊技で前記一定条件を満たさなかったときに設定される遊技状態よりも有利となるように制御する
    ことを特徴とするスロットマシン。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
    前記遊技制御手段は、
    遊技者にとって有利となる特別遊技に移行させるための特別役を含む役の抽選を行う役抽選手段を備え、
    前記役抽選手段で前記特別役に当選し、前記特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、前記特別遊技に移行するように制御し、
    前記演出制御手段は、前記特別遊技の終了後に前記サブ遊技を実行するように制御する
    ことを特徴とするスロットマシン。
  10. 請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
    前記演出制御手段は、
    前記サブ遊技の終了後は、遊技者にとって有利となる特定遊技を実行するように制御するとともに、前記サブ遊技での遊技結果に応じて、前記特定遊技の遊技期間を決定するように制御し、
    前記サブ遊技の開始前に前記精算スイッチが操作されて前記サブ遊技が行われなかったとき、又は前記サブ遊技中に前記精算スイッチが操作されて前記サブ遊技が中止されたときは、前記特定遊技の遊技期間を、予め定められた所定の遊技期間に決定するか、又は抽選によって決定する
    ことを特徴とするスロットマシン。
  11. 請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
    前記演出制御手段は、
    複数種類の前記サブ遊技を実行可能であり、
    前記演出制御手段は、前記サブ遊技が終了した後、前記精算スイッチが操作されたときは、新たな前記サブ遊技を実行するように制御する
    ことを特徴とするスロットマシン。
  12. 請求項1から請求項11までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
    前記演出制御手段は、
    複数種類の前記サブ遊技を実行可能であり、
    前記精算スイッチの操作に基づいて、実行する前記サブ遊技の種類を選択するように制御する
    ことを特徴とするスロットマシン。
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