JP2008172462A - 機器管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
例えばECHONET機器の接続切断監視やイベント管理を行うとともに、家電機器の制御やイベント取得を容易に行うことができる宅内機器管理装置を提供する。
【解決手段】
宅内のECHONET機器の検出し、検出した機器を機器オブジェクト毎にOSGiフレームワークにサービス登録する。また、検出済み機器の切断監視を行い、切断とわかった機器オブジェクトに対応するサービスをOSGiフレームワークから削除する。個体識別情報とECHONETオブジェクトからサービス識別情報を生成して、service.pidとしてサービスプロパティに設定することで、アプリケーションバンドルは機器を一意に扱うことが可能となる。
【選択図】図6

Description

技術分野は、機器を制御又は管理する機器管理装置に関する。
近年、AV機器、白物家電、住設機器といった宅内機器がネットワーク接続機能を搭載し始めている。それに伴いネットワークを介した宅内機器の集中制御、状態監視、機器間の連携に関するユーザニーズが高まりを見せている。
特許文献1には、「家庭内ネットワーク上に接続された家電機器の制御のためのモジュールを自動的に取得し、また自動的に更新可能な通信制御装置及び通信制御方法を提供すること」を課題とし、その解決手段として「家庭内ネットワーク及び外部ネットワークに接続される通信制御装置であって、前記家庭内ネットワークを介して家電機器へ所定のコマンドを与えるための制御手段と、前記家庭内ネットワーク上の端末装置へ、該端末装置から要求された家電機器の制御のためのインタフェースをWeb画面の形で提供するとともに、該端末装置から該Web画面の形のインタフェースを介して与えられた、前記家電機器に対する所定のコマンドを、前記制御手段へ与えるためのWebサーバ手段と、前記外部ネットワークを介して、各家電機器に対応する所定のサーバ装置から、各家電機器の制御のためのWeb画面の形のインタフェースのもととなるファイルを取得するための取得手段とを備え」ることが開示されている(要約参照)。
特開2004−213251([0010]、[0011])
しかし、特許文献1に開示される技術的思想には次のような問題がある。
特許文献1では、ホームゲートウェイが家電機器を検出する詳細な手順についての考慮がない。そのため、ホームゲートウェイが家電機器を検出することは困難である。なお、家電機器の制御を行うためのネットワークの規格としてECHONET(エコーネット)コンソーシアムが規定するECHONET規格があり、ECHONET機器が持つべきプロパティについての記載はあるが、それらを用いた機器の検出手順については詳細な規定がない。そのため、ECHONET規格においてもECHONET機器の検出を行うことは困難である。
また、特許文献1に開示される技術的思想では、ホームゲートウェイが検出した家電機器の情報を元に機器を操作するインタフェースを端末装置へWeb画面の形で提供するためのもととなるファイル(CGI)をダウンロードするが、そのCGIにおいて、実際に機器を操作するための詳細な手順についての考慮がない。例えば、前記ECHONET規格においてはECHONETプロトコルにおいては操作のためにECHONETアドレスを用いて制御対象の機器を特定するが、ECHONETアドレスは機器の起動毎等で変化する可能性がある。そのため、CGIが家電機器を制御するためには、機器毎に不変の情報とECHONETアドレスとの整合を取るための手順が必要となる。しかし、従来技術にはそのための詳細な手順が考慮されていないため、第3の事業者がCGIを作成し、従来技術に示されるシステムに乗り入れることについての考慮がない。
また、一般にホームゲートウェイ(あるいはホームサーバ)と呼ばれる機器におけるソフトウェアコンポーネント化技術に関する考慮がない。例えば、ホームゲートウェイのソフトウェアコンポーネント化技術としてOSGiサービス基盤が知られていが、特許文献1に示される方法にはOSGiサービス基盤に関する考慮はない。
なお、OSGiサービス基盤には様々なソフトウェア部品(バンドル)のダウンロード、インストール、実行といったライフサイクルの管理や他のバンドルとのインタフェース(サービス)の管理機能を実装するOSGiフレームワーク、およびHTTPサーバ、UPnP機器管理・制御といった標準バンドルが含まれており、一般にホームゲートウェイと呼ばれる機器における標準技術として認知がされ始めている。
上記課題を解決するために、本発明の一実施の態様は、機器を管理する装置であって、ネットワークに接続された機器の検出を行うドライバと、機器のソフトウェアを管理する機能を有するフレームワークとを備え、ドライバは機器から受信した情報に基づいてフレームワークに機器の情報(ソフトウェア)を登録する。
より具体的には、ECHONET機器との間で、ECHONET規格で定める物理層を介して情報のやり取りを行う手段を有し、ECHONET機器から取得した個体識別情報プロパティが個体識別情報管理テーブルに既に記載済みであるかどうかを調査する個体識別情報記載調査手段を有し、取得した個体識別情報プロパティが個体識別情報管理テーブルに未記載であった場合に該当個体識別情報を有するECHONET機器のインスタンスリストプロパティ(インスタンスコードのリスト)を取得するインスタンスリスト取得手段を有し、個体識別情報とインスタンスコードからECHONETデバイスサービスを唯一特定するサービス識別情報を生成するサービス識別情報生成機能を有し、OSGiフレームワークに登録済みのECHONETデバイスサービスからある個体識別情報を有するサービスのみをフィルタリングするためのフィルタを作成する個体識別情報フィルタ作成機能を有し、OSGiフレームワークからフィルタ作成機能で作成したフィルタを用いてある個体識別情報を有するECHONETデバイスサービスのサービスリファレンスのみを取得するフィルタリングサービスリファレンス取得機能を有し、サービス識別情報生成機能で作成したサービス識別情報のうち取得したサービスリファレンスに該当しないサービス識別情報を調査するサービス識別情報比較手段を有し、サービス識別情報比較手段を以って取得したサービスリファレンスに該当しないサービス識別情報を有するECHOENTデバイスサービスをECHONETデバイスサービスとしてOSGiフレームワークに新規に登録するOSGiフレームワーク登録機能を機器管理装置に有する構成とした。
また、上記機器管理装置は、個体識別情報管理テーブルに記載のECHONET機器から個体識別情報プロパティを取得する個体識別情報取得手段を有し、個体識別情報プロパティ取得手段を実行した際にECHONET機器からの応答があるかどうかを調査する個体識別情報取得応答調査手段を有し、応答がなかった場合に該当する個体識別情報を有するECHONETデバイスサービスをOSGiフレームワークから削除するECHONETデバイスサービス削除手段を有する構成とした。
また、上記機器管理装置は、所望のECHONETデバイスサービスに対して、ECHONETプロパティ値の取得、設定を行うECHONETプロパティ取得、設定手段を有する構成とした。
また、上記機器管理装置は、所望のECHONET機器からのイベントのみを取得するためのフィルタを作成するイベントフィルタ作成手段を有し、上記イベントフィルタを設定した上でECHONETイベントリスナ実装オブジェクトをOSGiフレームワークに登録するイベントリスナ登録手段を有する構成とした。
また、上記機器管理装置は、ECHONET機器からのイベントを取得するイベント取得手段を有し、取得したイベントと個体識別情報管理テーブルに記載の情報から該当ECHONETデバイスサービスのサービス識別情報を生成するイベント受信時サービス識別情報生成手段を有し、上記サービス識別情報に該当するECHONETイベントリスナ実装オブジェクトに対してイベントを通知するイベント通知手段を有する構成とした。
上記の手段によれば例えば、宅内機器の制御等を容易にすることができる。
上記以外の課題、手段、効果も後述する実施形態の説明の欄で述べる。
(1)概要
本実施例における機器制御装置の動作の概要を説明する。本実施例ではECHONET規格に対応し、ソフトウェアコンポーネント化技術としてOSGiサービス基盤を用いた機器制御装置について述べる。ECHONET規格では、ECHONET電文をJava(登録商標)から扱うためのECHONET Java(登録商標)APIを規定している。このECHONET Java(登録商標)APIはECHONETミドルともいう。ECHONETミドルを用いて機器の検出、切断監視、イベント管理を行う部分をECHONETドライバともいう。ECHONETミドルとECHONETドライバとを含む部分をECHONETバンドルともいう。また、OSGiサービス基盤において様々なソフトウェア部品(バンドル)のダウンロード、インストール、実行といったライフサイクルの管理や他のバンドルとのインタフェース(サービス)の管理機能を実装する部分をOSGiフレームワーク(OSGi FW)ともいう。また、ECHONET規格に対応する機器をECHONET機器ともいう。
図5を用いてECHONET機器についての情報をOSGiフレームワークに登録する手順について説明する。
まず、ECHONETドライバは、ECHONETミドルを介してECHONET機器についての情報(「個体識別情報」ともいう。)を取得する(S501〜S505)。ECHONETドライバは取得した個体識別情報が後述する個体識別情報管理テーブルに登録済であるか否かを判断する(S506)。登録済でない場合は個体識別情報管理テーブルに該個体識別情報を登録する(S507)。
ECHONETドライバはECHONETミドルを介して該個体識別情報が示すECHONET機器が保持する機器オブジェクト(実際の機器の制御を行うオブジェクト)の一覧を取得する(S508〜S515)。ECHONETドライバは取得したECHONET機器の保持する機器オブジェクトの一覧に基づき、未登録の機器オブジェクトに対応するECHONETデバイスサービスをOSGiフレームワークに登録する(S516〜S520)。このようにすることで、ECHONET機器についての情報をOSGiフレームワークに登録することができる。
ECHONET機器についての情報をOSGiフレームワークに登録することで、ECHONET機器が宅内ネットワークから離脱したかどうかを監視する切断監視、ECHONET機器を制御する機器制御、ECHONET機器にイベントを登録するイベント登録、該イベントを取得するイベント通知取得を実現することができる。これらの動作は図16〜図21を用いて後述する。
(2)詳細
図を用いて本実施例における機器制御装置の動作の詳細を説明する。
図1は本実施例におけるネットワーク構造の一例を示す図である。この図において、101は宅内機器管理装置、102は宅内ネットワーク、103、104、105はECHONET機器である。宅内機器管理装置101は、宅内ネットワーク102を介してECHONET機器と接続し、情報のやり取りを行うことができる。宅内機器管理装置はホームゲートウェイともいう。
宅内ネットワーク102は、宅内のECHONET機器が接続可能なネットワークである。宅内ネットワーク102は、例えばEthernet(登録商標)ケーブルを用いた有線あるいは、IEEE802.1xまたはBluetoothを用いた無線によるIPネットワークである。ECHONET規格においてはECHONET機器が情報のやり取りを行うためのネットワークの物理層は特定小電力無線、電力線等を用いても実現可能であり、宅内機器管理装置やECHONET機器のハードウェア構成がそれらのネットワークに適合していれば以下の説明における手順を適用可能である。
ECHONET機器103、104、105は宅内ネットワーク102を介して宅内機器管理装置と情報のやり取りを行うことができる機器である。ECHONET機器は例えばテレビ、レコーダ、エアコン等がある。
図2は宅内機器管理装置101のハードウェア構成図の一例である。
宅内機器管理装置101は、CPU(Central Processing Unit)201、メインメモリ202、EPROM(Erasable Programmable Read Only Member)203、不揮発性記憶装置204、LANI/F(Local Area Network InterFace)205とで構成される。各構成要素はバス206によって接続され、必要な情報が伝送可能なように構成する。
CPU201は、EPROM203や不揮発性記憶装置204にあらかじめ格納されているプログラムによって所定の動作を行う。CPUは中央処理装置ともいい、各装置の制御やデータの計算・加工を行う装置である。
メインメモリ202は、ワークメモリとして機能する。メインメモリは主記憶装置ともいい、データやプログラムを記憶する装置である。動作が高速で、CPUから直接読み書きすることができる。
EPROM203は、記録の消去、書き込みを何度でも行える読み出し専用のメモリであって、必要なプログラムを格納するための手段である。
不揮発性記憶装置204は、必要なプログラムを格納したり、不揮発に記憶すべき情報を格納するための手段である。不揮発性記憶装置204は、例えばコンパクトフラッシュ(登録商標)やハードディスクである。
LANI/F205は、通信網を介して他の機器と情報を送受信する為の手段である。LANI/F205は、例えばネットワークアダプタ、無線送受信装置等によって実現される。LANはローカルエリアネットワークともいい、I/Fはインタフェースともいう。なお、宅内機器管理装置101の各構成要素のうち不要なものは構成から省いても良い。例えば、不揮発に記憶すべき情報が存在しない場合には不揮発性記憶装置204を図2の構成から取り除くことができる。
図3はECHONET機器103、104、105のハードウェア構成図の一例である。
ECHONET機器103、104、105は、CPU301、メインメモリ302、EPROM303、LAN/IF305とを有して構成される。各構成要素はバス307によって接続され、必要な情報が伝送可能なように構成されている。
CPU301は、EPROM303にあらかじめ格納されているプログラムによって所定の動作を行う。CPUは中央処理装置ともいい、各装置の制御やデータの計算・加工を行う装置である。
メインメモリ302は、ワークメモリとして機能する。メインメモリは主記憶装置ともいい、データやプログラムを記憶する装置である。動作が高速で、CPUから直接読み書きすることができる。
EPROM303は、は、記録の消去、書き込みを何度でも行える読み出し専用のメモリであって、必要なプログラムを格納するための手段である。
LAN/IF305は、通信網を介して宅内機器管理装置101及び/又は他の機器と情報を送受信する為の手段である。LAN/IF305は、例えばネットワークアダプタ、無線送受信装置等によって実現される。LANはローカルエリアネットワークともいい、I/Fはインタフェースともいう。なお、ECHONET機器103、104、105の各構成要素のうち不要なものは構成から取り除くことができる。
次に、宅内機器管理装置101上で動作するプログラムについて述べる。
宅内機器管理装置101にはOSGiコンソーシアムで規定するOSGiサービス基盤が搭載されている。OSGiサービス基盤は、Java(登録商標)ベースのソフトウェアコンポーネント化技術であり、OSGiフレームワークとOSGiフレームワーク上で動作するソフトウェアからなる。このソフトウェアをバンドルともいう。OSGiフレームワーク上で動作するバンドルにはHTTPサーバ(World Wide Webによる情報送信機能を持ったコンピュータ。Webサーバともいう。)やUPnP(Universal Plug and Playの略。家庭内のパソコンや周辺機器、AV機器、電話、家電製品などの機器をネットワークを通じて接続し、相互に機能を提供しあうための技術仕様。)に対応した機器の管理・制御といった、OSGiサービス基盤に含まれる標準バンドルと、OSGiサービス基盤の手法にのっとって実装されたユーザバンドルとがある。
OSGiフレームワークはバンドルのダウンロード、インストール、起動、停止などのライフサイクルを管理したり、バンドルがOSGiフレームワーク上で動作する他のバンドルを操作するためのAPI(Application Program Interfaceの略。あるプラットフォーム(OSやミドルウェア)向けのソフトウェアを開発する際に使用できる命令や関数の集合のこと)を提供することができる。
バンドルは、自身のAPIをサービスとしてOSGiフレームワークに登録し、他のバンドルからの操作を受け付けることができる。
本実施例において、宅内機器管理装置101上で動作するOSGiフレームワーク上ではECHONET機器の検出、検出した機器へ制御を行うためのOSGiフレームワークへのサービス登録、ECHONET機器からの通知イベントの管理を行うECHONET機器管理バンドルが動作しているものとする。このECHONET機器管理バンドルをECHONETバンドルともいう。
ECHONETバンドルは、宅内ネットワークに接続したECHONET機器を検出し、ECHONETデバイス(Echonet Device)サービスとしてOSGiフレームワークに登録する。また、ECHONETバンドルは、宅内のECHONET機器から受け取ったイベント情報をECHONETイベントリスナ(Echonet Event Listener)サービスに対して通知することができる。ECHONETデバイスサービスとは、OSGiフレームワークに登録されるサービスであり、ECHONET機器の機器オブジェクトを示す。OSGiフレームワーク上で動作するバンドルはOSGiフレームワークからECHONETデバイスサービスを取得し、ECHONETデバイスサービスに対してECHONET機器に関する情報の取得や設定を行うことでECHONET機器の機器オブジェクトを情報のやり取りを行うことができる。Echonet Event Listener(ECHONETイベントリスナ)とは、OSGiフレームワーク上で動作するバンドルがECHONET機器からのイベントを取得するためのインタフェースである。バンドルは、ECHONETイベントリスナを実装し、ECHONETイベントリスナのオブジェクトをECHONETイベントリスナサービスとしてOSGiフレームワークに登録することでECHONET機器からイベントを受信することができる。
宅内のECHONET機器を操作するアプリケーションソフトウェアは、OSGiフレームワークからECHONETデバイスサービスを取得し、ECHONETデバイスサービスのAPIであるECHONETプロパティ(Echonet Property)値の設定、読み出し等を用いて宅内のECHONET機器に対し制御を行うことができる。アプリケーションソフトウェアはアプリケーションバンドルともいう。
また、アプリケーションバンドルは、ECHONETバンドルが提供するECHONETイベントリスナのインタフェースを実装し、ECHONETイベントリスナサービスとしてOSGiフレームワークに登録することにより、ECHONETバンドルが取得したイベント情報を取得し、所望の処理を行うことができる。
次に、本実施例におけるテーブル情報について説明する。
図4は、ECHONETバンドルが保持する個体識別情報管理テーブル400である。列401は個体識別情報、列402はECHONETアドレス、列403は再検索待機数である。
個体識別情報管理テーブルとは、ECHONET機器の個体識別情報を管理するテーブルであり、個体識別情報と個体識別情報に対応するECHONETアドレスとが格納される。また、個体識別情報と個体識別情報に対応する再検索待機数とが格納される。個体識別情報管理テーブル400は、ECHONETバンドルの動作中に宅内機器管理装置101のメインメモリ202上に記憶されるか、ECHONETバンドルの起動時に不揮発性記憶装置204からメインメモリ202上に読み出され、テーブル更新時やECHONETバンドルの終了時といった所定のタイミングで再び不揮発性記憶装置204に記憶される。
個体識別情報を格納する列401はECHONET機器が保持する個体識別情報を格納する。個体識別情報とはECHONET規格で定める機器固有の識別情報であり、ECHONETプロトコル(ECHONET規格にて定められる、ECHONET機器間でネットワークを介して情報をやり取りするための通信規約)によってECHONET機器から読み出すことができる。ECHONETバンドルはECHONET機器の検出時にECHONET機器から個体識別情報を読み出し、個体識別情報管理テーブル400に記憶する。
ECHONETアドレスを格納する列402は、ECHONET機器が保持するECHONETプロトコル上のアドレス情報であるECHONETアドレスを格納する。ECHONETアドレスはECHONETプロトコルによってやり取りされる情報(ECHONET電文)に付加される情報で、ECHONET電文には必ず情報の発信元のECHONETアドレスと情報の発信先のECHONETアドレスが記載されている。ECHONETバンドルは、ECHONET機器の検出時にECHONET機器から個体識別情報を読み出し、個体識別情報管理テーブル400に記憶する際に、個体識別情報読み出し時のECHONET電文に含まれるECHONETアドレスを記憶する。
再検索待機数を格納する列403は、ECHONETバンドルがECHONET機器を検出する際、一度検出した機器を再検索する際の指標となる数である再検索待機数を格納する。ECHONETバンドルが最初に個体識別情報を個体識別情報管理テーブル400に記憶する際、再検索待機数は0として記憶する。ECHONETバンドルは後述の機器検出フローにより定期的に宅内のECHONET機器の個体識別情報を検索するが、個体識別情報を個体識別情報管理テーブル400に記載した後に受信した際には当該個体識別情報に対応する再検索待機数を1ずつインクリメント(整数型の変数の値を1増やす処理)していく。再検索待機数がシステムで決定するある値X(例えば3)以上であれば、該当個体識別情報に対応するECHONET機器のインスタンスを再検索する。
次に、本実施例における動作について説明する。
本実施例において、宅内機器管理装置101上のOSGiフレームワーク上で動作するECHONETバンドルは、宅内ネットワークに接続するECHONET機器の接続切断監視(検出およびネットワークからの離脱の監視)、検出したECHONET機器の制御を行うAPIのECHONETデバイスサービスとしてのOSGiフレームワークへの登録、宅内のECHONET機器からの通知イベントの管理を行う。これらの宅内機器管理装置に関する処理は宅内機器管理装置のCPU201で各種プログラムが実行されることにより実現される。また、後述のECHONET機器に関する処理(宅内機器管理装置からの要求に対する応答等)はECHONET機器のCPU301で各種プログラムが実行されることにより実現される。なお、一部又は全部の機能をハードウェアで実現してもよい。
図5は、宅内ネットワークに接続するECHONET機器を検出し、OSGiフレームワークにECHONETデバイスサービスとして登録するまでの手順を示すシーケンス図である。
ECHONET規格では、ECHONET電文をJava(登録商標)から扱うためのECHONET Java(登録商標)APIを規定している。このECHONET Java(登録商標)APIをECHONETミドルともいう。ECHONETバンドルは、ECHONETミドルと、ECHONETミドルを用いて機器の検出、切断監視、イベント管理(イベント登録、イベント通知取得を含むイベントを管理することをいう。)を行うECHONETドライバと、ECHONET機器の制御やイベント取得を行うECHONETサービスAPIとからなる。
図5におけるECHONET機器の検出、OSGiフレームワークへの登録手順において、ECHONETミドルのAPIおよびOSGiフレームワークのAPIはそれぞれECHONET規格およびOSGiサービス基盤で規定する標準のAPIである。
IP(Internet Protocolの略。ネットワークに参加している機器の住所付けや、相互に接続された複数のネットワーク内での通信経路の選定をするための方法を定義している。)網におけるECHONET通信はUDP(User Datagram Protocolの略。インターネットで利用される標準プロトコルで、ネットワーク層のIPと、セション層以上のプロトコルの橋渡しをする。)によって送受信されるため、通常それぞれのECHONET電文は相関関係を持たない。しかし、ECHONETミドルは、内部で自身が送信するECHONET電文に対する応答を待ってからAPIの呼出し元に対して応答する仕組みを実装するため、ECHONETミドルを用いることで、ECHONETの通信を同期的に行うことができる。
また、ECHONETミドルはECHONET機器が送信するイベント情報を受信するが、すべてのイベント情報を上位ソフトウェアに通知するためのAPIを保持することもできる。本実施例においては、ECHONETドライバはあらかじめ(起動時に)ECHONETミドルに対してすべてのイベントを通知するように設定済みであるものとする。
ここで、ECHONETバンドルのモジュール構成についてさらに詳細に説明する。ECHONETバンドルは、上位のバンドルがECHONETデバイスサービスを介してECHONET機器の操作するためのECHONETサービスAPI、ネットワークに接続されたECHONET機器を発見してOSGiフレームワーク上にECHONETデバイスサービスとして登録し、またECHONET機器からのイベントを上位のバンドルへと通知するECHONETドライバ、ECHONET規格にて定義される「レベル2ECHONET基本API(Java(登録商標)言語版)」を実装したモジュールであるECHONETミドルウェアといったモジュールから構成する。図22はECHONETバンドルのモジュール構成の概念図である。ECHONETバンドルはこれらのモジュールによって上記の動的接続・切断、制御、イベント通知といった機能を実現する。
次に、上記ECHONETサービスAPIについて説明する。ECHONETサービスAPIは上位のバンドルに対して操作やイベント取得のためのAPIを提供するモジュールである。図23にECHONETサービスAPIのクラス図を示す。図中の白色の部分(網掛けがない部分)がECHONETサービスAPIである。ECHONETドライバは、宅内ネットワーク上でECHONET機器を発見すると該当機器に対応するECHONETデバイスサービスをOSGiフレームワークに登録する。上位のバンドルはOSGiフレームワークに登録されたECHONETデバイスサービスを検索、取得することにより、宅内ネットワークに接続するECHONET機器の存在を知り,制御を行うことができる。ECHONET機器からのイベントはECHONETミドルを介してまずそのすべてをECHONETドライバが取得する。ECHONETドライバは,上位バンドルによって実装されOSGiフレームワークに登録されたECHONETイベントリスナサービスを取得し、上位バンドルにイベントを通知する。
図5のシーケンス図について説明する。S501、S502では、ECHONETドライバはECHONETミドルを介して、ECHONET規格で定めるマルチキャストアドレス(IPv4アドレス、224.0.23.0)に対し、ECHONET機器のノードプロファイル(通信モジュールのプロファイル)に対して個体識別情報のプロパティを取得する要求(以下、「個体識別情報取得要求」という。)を送信する。S501、S502の処理を実現する手段は個体識別情報登録調査手段ともいう。
S503では、ECHONET機器はマルチキャストアドレスに到達する情報を監視しており、個体識別情報取得要求を受信したECHONET機器は送信元ECHONETアドレスに対し、個体識別情報取得要求に対する応答(以下、「個体識別情報取得応答」という。)を送信する。S504、S505では、ECHONETミドルは個体識別情報取得応答を受信し、受信した個体識別情報取得応答をECHONETドライバに対して送信する。
S506では、ECHONETミドルから個体識別情報取得応答を受信したECHONETドライバは受信した個体識別情報が図4に示す個体識別情報管理テーブル400に登録済みか否かを調査する。ここで、ECHONETドライバは、受信した個体識別情報が個体識別情報管理テーブル400に未登録であれば、S507で受信した個体識別情報と個体識別情報の送信元のECHONETアドレスを個体識別情報管理テーブル400に登録し、再検索待機数を0に設定する。
S508からS515では、ECHONETドライバは、受信した個体識別情報のECHONET機器が保持する機器オブジェクトの一覧を取得する。ECHONETの通信はECHONET通信機能間で行われるが、1つのECHONET通信機能に対して複数の機器オブジェクトが対応している場合がある(例えば、1つのECHONET機器の通信モジュールに対して人感センサと温度センサが結び付けられている場合)。ECHONET機器の制御は機器オブジェクトに対して行うため、ECHONETバンドルは機器オブジェクトの一覧を取得し、機器オブジェクト単位でOSGiフレームワークにECHONETデバイスサービスとして登録を行う。ここで、機器オブジェクトのことをインスタンスともいい、ECHONET通信機能のことをECHONETノードともいう。
S508、S509では、ECHONETドライバはECHONETミドルを介して、ECHONET機器に対しECHONET機器が保持する機器オブジェクトの数である自ノードインスタンス数プロパティを取得する要求(以下、「自ノードインスタンス数取得要求」という。)を送信する。S510、S511では、ECHONET機器はECHONETミドルを介してECHONETドライバに自ノードインスタンス数プロパティ取得要求に対する応答(以下、「自ノードインスタンス数取得応答」という)を送信する。S508、S509の処理を実現する手段をインスタンス数取得手段ともいう。
S512、S513では、ECHONETドライバはECHONETミドルを介して、ECHONET機器に対し、受信した自ノードインスタンス数プロパティに応じてノードに付随する機器オブジェクトのリストである自ノードインスタンスリストを取得する要求(以下、「自ノードインスタンスリスト取得要求」という。)を送信する。S512、S513の処理を実現する手段をインスタンスリスト取得手段ともいう。
S514、S515では、ECHONET機器はECHONETミドルを介してECHONETドライバに自ノードインスタンスリスト取得要求に対する応答(以下、「自ノードインスタンスリスト取得応答」という)を送信する。
なお、ECHONET規格には、ノードに付随する機器オブジェクトのリストを提供するプロパティが2種類存在する。一方が自ノードインスタンスリストプロパティといい、ノードに付随する機器オブジェクトが5以下でない場合(すなわち6以上である場合)に、自ノードインスタンスリストを提供する。他方は自ノードインスタンスリストSプロパティといい、ノードに付随する機器オブジェクトが5以下である場合に、自ノードインスタンスリストを提供する。
そのため、ECHONETドライバは、取得したECHONET機器が保持する機器オブジェクトの数を調査し、その値に応じて自ノードインスタンスリスト取得要求をECHONET機器に対して送信する。S516からS520では、取得した自ノードインスタンスリストを元に機器オブジェクト毎にOSGiフレームワークに対してECHONETデバイスサービスを登録する。OSGiフレームワーク上で動作するバンドルはECHONETデバイスサービスを介してECHONET機器と情報のやり取りを行うことができる。
S516では、取得したインスタンス毎にサービス識別情報を作成する。サービス識別情報とは、OSGiフレームワーク上で動作するバンドルがECHONET機器を一意に特定する情報である。サービス識別情報は個体識別情報とECHONETオブジェクト(機器の種類を表す情報、その種類の機器が複数あった場合に区別するためのインスタンスの情報、自ノードインスタンスリストの情報)から生成する。S501からS515でECHONETドライバはECHONET機器の個体識別情報と機器オブジェクトのECHONETオブジェクトを取得しており、バンドルは、個体識別情報とECHONETオブジェクトによって、例えば、どのECHONET機器のどのオブジェクト(1番目のエアコン等)であるかを一意に特定することができるからである。
ここで、サービス識別情報の作成の具体例を挙げる。個体識別情報は2バイトの情報、ECHONETオブジェクトは3バイトの情報を保持しているとする。例えば、個体識別情報が16進表記で0x0006、ECHONETオブジェクトが0x007001(1番のインスタンスコードを持つ人感センサを示すとする)である場合、サービス識別情報は文字列表記で"0006-007001"と表記するようにする。このようにサービス識別情報を作成することで、サービス識別情報は機器オブジェクトを一意に特定できる。
一方、OSGiサービス基盤では、OSGiフレームワークにサービスを登録する際に、サービスのプロパティ情報(ECHONETにおけるプロパティとは別のものである)を付加することができる。サービスの固有の識別情報を示すプロパティとしてservice.pidというプロパティが存在するため、本実施例では、ECHONETデバイスサービスを登録する際のservice.pidに上述のサービス識別情報を設定する。すなわち、service.pid=0006-007001という内容をECHONETデバイスサービスと対応付けてOSGiフレームワークへと登録する。S516の処理を実現する手段をサービス識別情報生成手段ともいう。
S517からS519では、ECHONETドライバはOSGiフレームワークに登録済みのECHONETデバイスサービスを調査する。
S517では、ECHONETドライバはOSGiフレームワークに対してECHONETデバイスサービスの一覧を取得する要求(以下、「ECHONETデバイスサービス一覧取得要求」という。)を行う。このECHONETデバイスサービス一覧取得要求を行う際、サービスの名前(ここではECHONETデバイスサービスの名前)以外にフィルタを作成しサービスを取得することができる。フィルタを用いることで、例えば、service.pidがある値のサービスのみを取得する、ということが可能である。その方法の一例としてフィルタにワイルドカードを指定することができる。個体識別情報が0x0006である機器のECHONETデバイスサービスの一覧を取得するには、service.pid=0006-*("*"がワイルドカード)と指定すればよい。
ECHONETドライバは、個体識別情報を受信したECHONET機器の機器オブジェクトから作成したECHONETデバイスサービスのみを取得するよう、個体識別情報を用いて、フィルタ情報を作成する。このフィルタ情報を作成する処理を実現する手段を個体識別情報フィルタ作成手段ともいう。また、このフィルタを用いて任意の個体識別情報を有するECHONETデバイスサービスを取得する処理を実現する手段をフィルタリングサービスリファレンス取得手段ともいう。
S518では、OSGiフレームワークはフィルタ情報に適合するECHONETデバイスサービスの一覧(以下、「ECHONETデバイスサービス一覧取得応答」という。)を返す。
S519では、ECHONETドライバは、取得したECHONETデバイスサービスのservice.pidを調査し、上記にて作成したサービス識別情報と比較してOSGiフレームワークに未登録の機器オブジェクトを調査する。S519の処理を実現する手段をサービス識別情報比較手段ともいう。
S520では、ECHONETドライバは、未登録の機器オブジェクトに対応するECHONETデバイスオブジェクトを生成し、service.pidにサービス識別情報を設定して、ECHONETデバイスサービスとしてOSGiフレームワークに登録する。ECHONETデバイスオブジェクトとは、ECHONETドライバがECHONETデバイスサービスとしてOSGiフレームワークに登録するサービスの実体である。OSGiフレームワークに登録されるバンドルは、OSGiフレームワークからECHONETデバイスサービスを検索し、サービスを取得した際の戻り値としてECHONETデバイスオブジェクトを取得する。S520の処理を実現する手段をOSGiフレームワーク登録手段ともいう。
図5のシーケンス図において、ECHONETバンドルの動作をECHONETドライバとECHONETミドルに分けて説明したが、ECHONETミドルはECHONETドライバの依頼に従ったECHONET電文を送信する機能であるため、以下の説明ではECHONETドライバとECHONETミドルを併せて「ECHONETバンドル」として説明する。
図6、図7、図8、図9は、図5と同じく、ECHONET機器の検出からOSGiフレームワークへのECHONETデバイスサービス登録までを記述するシーケンス図である。
また、図5、図6、図7、図8、図9において、(1)、(2)、(2)-1、(2)-1´、(2)-2、(2)-3と書かれている範囲はそれぞれ同じ処理範囲の手順を示している。(1)の処理は図10のフローチャートに対応している。(2)の処理は図11のフローチャートに対応している。(2)の処理にはサブルーチンとして(2)-1、(2)-1´、(2)-2、(2)-3の処理が存在し、(2)-1の処理は図12のフローチャートに対応している。(2)-1´の処理は図13のフローチャートに対応している。(2)-2の処理は図14のフローチャートに対応している。(2)-3の処理は図15のフローチャートに対応している。
図10から図15では、図5で述べたECHONET機器の検出からOSGiフレームワークへのECHONETデバイスサービスの登録までの手順をフローチャートを用いてに説明する。 図10は、ECHONETバンドルが機器検出を開始する手順(図5のS501、S502)を示すフローチャートである。ECHONETバンドルは起動中、繰り返し機器検出を行っている。
まず、S1001ではECHONETバンドルが動作中であり、終了処理を開始していない(動作が継続している)ことを確認する。動作が継続していなければ(S1001でNOの場合)処理を終了する。動作が継続していれば(S1001でYESの場合)S1002に移り、ECHONET規格で定めるマルチキャストアドレス(IPv4、224.0.23.0)宛にノードプロファイルの個体識別情報プロパティ取得要求を送信し、S1003へ移る。S1003では一定時間停止し、再びS1001に戻る。
図11は、機器の発見からOSGiフレームワークへのECHONETデバイスサービスの登録までの手順(図5のS503からS520)を示すフローチャートである。ECHONET機器からの個体識別情報プロパティ取得応答を受信するたびに処理が行われる。
S1101では、ECHONET機器から個体識別情報取得応答を受信する。
1102では取得した個体識別情報が図4に示した個体識別情報管理テーブル400に登録があるか否かを調査する。登録がなければ(S1102でYESの場合)、S1103の新しいECHONET機器を登録するフロー(「新規機器検索フロー」ともいう。)へ進み、その後S1105へ移る。登録があれば(S1102でNOの場合)、S1104の登録済の機器を検討するフロー(「登録済機器検討フロー」ともいう)へ進み、その後S1105へ移る。新規機器登録フローは図12、登録済機器検討フローは図13でさらに詳細に説明する。
S1105はECHONET機器が保持する機器オブジェクトについて検索するフロー(「インスタンス検索フロー」ともいう)であり、その後S1106へ移る。このインスタンス検索フローは図14でさらに詳細に説明する。
S1106はECHONET機器が保持する機器オブジェクトをOSGiフレームワークに登録するフロー(「OSGi登録フロー」ともいう)である。ここでECHONET機器が保持する機器オブジェクトをOSGiフレームワークに登録し、処理を終了する。このOSGi登録フローは図15でさらに詳細に説明する。
図12は、図11のS1103の新規機器登録フローのフローチャートである。
S1201では、図11のS1101にて受信した個体識別情報を個体識別情報管理テーブル400に登録する。この際、S1101にて受信したECHONET電文に含まれるECHONET電文の送信元のECHONETアドレスも登録する。また、再検索待機数は0に設定する。その後S1202へ移る。
S1202では、インスタンス検索フラグをtrueに設定し、処理を終了する。インスタンス検索フラグは後述のインスタンス検索フロー(図14)にて参照される。インスタンス検索フラグとは、ECHONETバンドルがインスタンス検索を行うかどうかを判断するためのフラグである。フラグがtrueの時に、インスタンス検索フローにてインスタンス検索が実行される。
図13は、図11のS1104の登録済機器検討フローのフローチャートである。
S1301では、図11のS1101において受信した個体識別情報取得応答のECHONET電文から、個体識別情報と電文送信元のECHONETアドレスを取得し、個体識別情報管理テーブル400から取得した個体識別情報の行に登録されているECHONETアドレスと該個体識別情報取得応答のECHONET電文の送信元のECHONETアドレスとを比較する。個体識別情報管理テーブル400に記載のECHONETアドレスと該個体識別情報取得応答のECHONET電文の送信元のECHONETアドレスとが異なる場合(S1301でYESの場合)は、S1302へ移り、個体識別情報管理テーブル400の該当するECHONETアドレスの欄を該個体識別情報取得応答のECHONET電文の送信元のECHONETアドレスに書き換える。その後、S1303へ移る。S1301でNOの場合、そのままS1303へ移る。
次に、S1303では、個体識別情報管理テーブル400において、図11のS1101で受信した個体識別情報に対応する再検索待機数がある数X(例えば5)以上であるかどうかを調査する。X以上であれば(S1303でYESの場合)S1304へ移り、個体識別情報管理テーブル400のインスタンス検索フラグをtrueに設定し、S1305へ移る。S1305では個体識別情報管理テーブル400における図11のS1101で受信した個体識別情報に対応する再検索待機数を0クリアして処理を終了する。X以上でなければ(S1303でNOの場合)S1306に移り、個体識別情報管理テーブル400のインスタンス検索フラグをfalseに設定し、S1307へ移る。S1307では個体識別情報管理テーブル400における図11のS1101で受信した個体識別情報に対応する再検索待機数を+1して処理を終了する。インスタンス検索フラグは図14のインスタンス検索フローにて参照される。
このように、既に個体識別情報管理テーブル400に個体識別情報が登録済みのECHONET機器に対して、ECHONETアドレスが変更になっていないかを調査し、また、機器オブジェクトの再検索を行うかどうかの判断を行うことで、例えば、IP網におけるECHONET電文がUDPでやり取りされることに起因するパケットロスの発生の可能性や、ECHONET機器が起動中のまま、機器オブジェクトが追加される場合に対応することができる。すなわち、S1303で再検索待機数がX以上であるか否か調査することで、検出済みの機器を毎回再検索することによるネットワークに流れる情報量の増加を抑制できる。検出済みの機器本実施例ではX回に1回だけ検索することとなる。
図14は、図11のS1105のインスタンス検索フローのフローチャートである。
S1401では、図12または図13のフローチャートで説明したインスタンス検索フラグを参照し、インスタンス検索フラグがtrueであるか否かを判断する。インスタンス検索フラグがtrueでなければ(S1401でNOの場合、falseであれば)処理を終了する。フラグがtrueであれば(S1401でYESの場合)、S1402へ移る。
S1402では、図11のS1101において受信した個体識別情報取得応答のECHONET電文の送信元のECHONET機器から、ノードプロファイルの自ノードインスタンス数プロパティを取得し、S1403へ移る。
S1403では取得した自ノードインスタンス数が6以上であるかどうかを調査し、6以上であれば(S1403でYESの場合)S1404へ移り、4以下であれば(S1403でNOの場合)S1405へ移る。
S1404では、該ECHONET機器からノードプロファイルの自ノードインスタンスリストプロパティを取得し、処理を終了する。
S1405では、該ECHONET機器からノードプロファイルの自ノードインスタンスリストSプロパティを取得し、処理を終了する。
ここで、S1403で取得した自ノードインスタンス数が6以上であるか否かを調査することについて説明する。ECHONET規格では、自ノードインスタンスリスト数が「5以下」のときは自ノードインスタンスリストプロパティを搭載しなくてもよく、「6以上」のときは自ノードインスタンスリストSには総数のみ記載するとの規定がある。そのため、後のフローで自ノードインスタンス数が5以下のときは自ノードインスタンスリストSプロパティを取得、6以上のときは自ノードインスタンスリストプロパティを取得するとしている。本実施例はECHONET規格に基づいて説明しているためS1403のステップがあるが、かかる規定がない場合はこのステップは削除してもよい。
図15は、図11の手順のS1106のOSGi登録フローのフローチャートである。
S1501では、図11のS1101において受信した個体識別情報と、S1404で取得した自ノードインスタンスリストプロパティ、またはS1405で取得した自ノードインスタンスリストSプロパティから、ECHONETデバイスサービスのサービス識別情報を作成し、S1502へ移る。ここでは、図5において説明したように、機器オブジェクト毎に個体識別情報とECHONETオブジェクトから機器オブジェクトを一意に区別するための識別情報を作成する。
S1502では、OSGiフレームワークから図11のS1101で受信した個体識別情報のECHONET機器に対応するECHONETデバイスサービスを取得するためのフィルタ情報を作成し、S1503へ移る。フィルタについては図5で説明したとおりである。
S1503では、OSGiフレームワークからS1502で作成したフィルタ情報に該当するECHONETデバイスサービスの一覧を取得し、S1504へ移る。
S1504では、S1501で作成したサービス識別情報とS1503で取得したECHONETデバイスサービスのservice.pidを比較し、OSGiフレームワークに未登録の機器オブジェクトを調査し、S1505へ移る。
S1505では、未登録のインスタンスに対応するECHONETデバイスオブジェクトを生成し、サービスプロパティ(OSGiフレームワークに登録するサービスに対して付与されるサービスに関する情報)としてservice.pid(サービス識別情報)を設定した上でECHONETデバイスサービスとして(ECHONETデバイスサービス名で)OSGiフレームワークにサービス登録する。
以上が、本実施例におけるECHONET機器の検出およびOSGiフレームワークへの登録の手順である。これにより、アプリケーションバンドルは宅内ネットワーク上の各機器オブジェクトを一意に区別することができる。
ここで、図6、図7、図8、図9のシーケンス図と図10、図11、図12、図13、図14、図15のフローチャートとの対応関係を明らかにしておく。
図6は、図5の手順と同様の処理であるが、図11のS1102において、個体識別情報管理テーブル400に個体識別情報が登録無しであり、図14のS1403において、自ノードインスタンス数が6以上の場合の手順である。
図7は、図11のS1102において、個体識別情報管理テーブル400に個体識別情報が登録済みであり、図13のS1303において、再検索待機数がある数X以上であり、図14のS1403において、自ノードインスタンス数が6以上でない場合の手順である。
図8は、図11のS1102において、個体識別情報管理テーブル400に個体識別情報が登録済みであり、図13のS1303において、再検索待機数がある数X以上でない場合の手順である。
図9は、図11のS1102において、個体識別情報管理テーブル400に個体識別情報が記載無しであり、図14のS1403において、自ノードインスタンス数が6以上でない場合の手順である。
次に、ECHONET機器が宅内ネットワークから離脱したかどうか(ネットワークから切断されたかどうか)を監視する切断監視の手順について説明する。
図16は、切断監視のフローチャートである。
切断監視はECHONETバンドルが動作している間、動作を継続する。
S1601では、ECHONETバンドルの動作が継続中であることを確認し、動作が継続中であれば(S1601でYESの場合)S1602へ移り、動作が継続中でなければ(S1601でNOの場合)処理を終了する。
S1602では、OSGiフレームワークから、OSGiフレームワークに登録済みのECHONETデバイスサービスの一覧を取得し、S1603へ移る。
S1603では、取得した各々のECHONETデバイスサービスから機器オブジェクトスーパークラスの動作の状態のプロパティを取得し、S1064へ移る。機器オブジェクトスーパークラスとは、ECHONET規格で規定する、すべての機器オブジェクトが有するプロパティである。
S1604では、S1603の応答がECHONET機器から返ってくるか(ECHONET機器が動作しているか)否かを調査する。ここで、動作の状態のプロパティとして戻ってくる値は問題とせず、応答があった場合は該当する機器オブジェクトは宅内ネットワークを介して通信可能な状態であるため、オンライン状態であると判断してもよい。応答がない場合は宅内ネットワークから切断されたと判断してもよい。応答が無い場合(S1604でYESの場合)は、S1605に進み、応答がある場合(S1604でNOの場合)はS1608に進む。
S1605では、OSGiフレームワークから応答がないECHONETデバイスサービスを削除し、S1606へ移る。
S1606では、S1605にて削除したECHONETデバイスサービスと同じ個体識別情報を有する機器オブジェクトが他にないかどうかを調査する。すなわち、S1602にて取得したECHONETデバイスサービスのサービスプロパティであるservice.pidを調査し、S1605にて削除したECHONETデバイスサービスのservice.pidに記載の個体識別情報と同じ個体識別情報を持つECHONETデバイスサービスが他にないかを調査する。他にも同じ個体識別情報をもつECHONETデバイスサービスが存在する場合には(S1606でNOの場合)S1608に進む。他に同じ個体識別情報をもつECHONETデバイスサービスが存在しない場合(S1606でYESの場合)にはS1607へ移る。
S1607では、個体機別情報管理テーブル400からS1605にて削除したECHONETデバイスサービスに対応する個体識別情報と対応する情報を削除し、S1608へ移る。
S1608では、一定時間停止し、S1601に戻る。
図16の手順は、ECHONETデバイスサービス毎、すなわち、ECHONET機器の機器オブジェクト毎に切断監視をする手順である。この場合、ECHONET機器の通信モジュールであるノードが動作中に機器オブジェクトのみが削除されるような場合に対応可能であるが、宅内ネットワーク上に流れる情報量が増加するという欠点もある。
図17は図16と同様、切断監視の手順を示すフローチャートである。
図17の手順では、ECHONET機器の切断を通信モジュールであるノード毎に切断監視を行う手順である。図17の手順は、宅内ネットワーク上に流れる情報量が図16の手順に比べて少ないが、一方ノードが動作中に機器オブジェクトのみが切断される場合には、切断を検知できない欠点がある。
S1701では、ECHONETバンドルの動作が継続中であることを確認し、動作が継続中であれば(S1701でYESの場合)S1702へ移り、動作が継続中でなければ(S1701でNOの場合)処理を終了する。
S1702では、個体識別情報管理テーブル400に登録の個体識別情報をすべて読み出し、それら各々に対しノードプロファイルの個体識別情報取得要求をい、S1703へ移る。S1702の処理を実現する手段を個体識別情報取得手段ともいう。
S1703では、S1702の要求に対する応答があるかどうかを確認する)))。応答がある場合(S1703でNOの場合)は、オンラインであると判断し、S1708へと進む。応答がない場合(S1703でYESの場合)は、オフラインであると判断し、S1704へと進む。S1703の処理を実現する手段を個体識別情報取得応答判断手段ともいう。
S1704では、OSGiフレームワークからS1703にて応答のなかった個体識別情報を持つECHONETデバイスサービスを取得するためのフィルタを作成し、S1705へ移る。
S1705では、OSGiフレームワークから、S1704で生成したフィルタに該当するECHONETデバイスサービスの一覧を取得し、S1706へ移る。
S1706では、S1705で取得したすべてのECHONETデバイスサービスをOSGiフレームワークから削除し、S1707へ移る。S1706の処理を実現する手段をECHONETデバイスサービス削除手段ともいう。
S1707では、個体識別情報管理テーブル400から、S1703で応答のなかった個体識別情報をもつECHONET機器の個体識別情報を削除し、S1708へ移る。
S1708では、一定時間停止し、S1701に戻る。
以上が、本実施例におけるECHONET機器の切断監視の手順である。上述のECHONET機器の検出手順と切断監視の手順により、本実施例における宅内機器管理装置は宅内ネットワークへのECHONET機器の参入、離脱を知ることができる。
次に、ECHONETバンドルがOSGiフレームワークに登録したECHONETデバイスサービスを用いて、OSGiフレームワーク上で動作する他のバンドルがECHONET機器を制御する手順の一例を説明する。
図18は、機器を制御する動作の例を示すフローチャートである。ここでは、OSGiフレームワーク上で動作するバンドルがエアコン機器に対し、温度設定を制御する手順を示す。OSGiフレームワーク上で動作するバンドルをアプリケーションバンドルともいう。
S1801では、アプリケーションバンドルが、OSGiフレームワークに登録済みのECHONETデバイスサービスからエアコン機器のECHONETデバイスサービスを取得するためのフィルタを作成し、S1802へ移る。すなわち、ECHONETデバイスサービスのサービスプロパティであるservice.pidがエアコン機器を示すものをフィルタリングするフィルタを作成する。例えば、service.pidが「*-0130*」となる。すなわち、個体識別番号およびECHONETオブジェクトのインスタンスコードをワイルドカードとしている。
S1802では、S1801で作成したフィルタに該当するECHONETデバイスサービスの一覧を取得し、S1803へ移る。
ここでは、宅内に複数のエアコン機器が存在した場合を想定しないが、必要に応じて複数のエアコン機器から所望のエアコン機器を判別する処理を加えても良い。例えば、S1802で取得したECHONETデバイスサービスの各々から機器オブジェクトスーパークラスの設置場所のプロパティを取得することで、所望の部屋のエアコン機器のみを制御することが可能となる。
S1803では、ECHONETバンドルが提供するECHONETプロパティのオブジェクトを生成し、温度設定プロパティに対する値(すなわち「温度」)を設定し、S1804へ移る。ECHONETプロパティとは、ECHONET規格が機器の種類毎に定めるEPC(ECHONET規格が機器の種類毎に定める機器から取得可能な、または設定可能な情報)に対応する値を示す情報である。温度設定プロパティとは、ここではエアコン機器のECHONETプロパティのひとつである。
S1804では、制御するECHONETデバイスサービスに、エアコン機器の温度設定プロパティに対し、S1803にて生成したECHONETプロパティオブジェクトの値を設定し、処理を終了する。S1802、S1803の処理を実現する手段をECHONETプロパティ取得、設定手段ともいう。
以上が、本実施例におけるアプリケーションバンドルによるECHONET機器の制御の例である。
次に、アプリケーションバンドルが所望のECHONET機器からのイベントを取得する手順を説明する。
図19は、アプリケーションバンドルがOSGiフレームワークに対して、イベント取得用のサービス(ECHONETバンドルが提供するECHONETイベントリスナインタフェースのアプリケーションバンドルでの実装オブジェクト)を登録する手順の一例を示すフローチャートである。このイベント取得用のサービスをECHONETイベントリスナサービスともいう。イベントとは例えば人感センサがセンサの人の存在を検知したことを通知すること、エアコンの電源が「ON」にされたことを通知することである。人感センサとは、センサの周囲に人が存在するかどうかを判断可能な種類のセンサである。ここでは、アプリケーションバンドルが人感センサのイベントを取得するためにECHONETイベントリスナサービスをOSGiフレームワークに登録する手順を示す。
S1901では、人感センサからのイベントを取得するためのフィルタ情報を作成し、S1902へ移る。例えば、service.pidが「*-0070*」となるような機器からのイベントを取得するようなフィルタを作成する。フィルタ情報はECHONETイベントリスナサービスを登録する際のサービスプロパティとして登録する。登録に用いるKey情報はECHONETバンドルの中で定義するECHONETイベントリスナインタフェースにて規定する。また、上記Key情報に対応するValue情報は、ワイルドカードの他ANDおよびORの条件を可能とすることでさらに柔軟性の高いフィルタリングが可能となる。例えば、人感センサまたはエアコン機器からのイベントを取得したい場合は(service.pid=*-0070*)|(service.pid=*-0130*))等と表記することが可能である。S1901の処理を実現する手段をイベントフィルタ作成手段ともいう。
S1902では、取得するイベントの制御を行うECHONETイベントリスナ実装オブジェクトを生成し、S1903へ移る。OSGiサービス基盤はJava(登録商標)ベースであるため、具体的に説明すると、ECHONETバンドル内でECHONETイベントリスナのインタフェースのみを規定する。アプリケーションバンドルはECHONETイベントリスナインタフェースをインプリメント(実装)して実際の処理を記述することで、ECHONETイベントリスナ実装クラスを作成する。そして、ECHONETイベントリスナ実装クラスのオブジェクトを生成することがS1902の具体的な内容である。
S1903では、S1902で生成したECHONETイベントリスナ実装オブジェクトを、ECHONETイベントリスナサービスとして、サービスプロパティとしてS1901で生成したフィルタ情報を付加してOSGiフレームワークに登録する。S1903の処理を実現する手段をイベントリスナ登録手段ともいう。
以上が、イベント登録のフローチャートである。イベントの登録を行うことで、アプリケーションバンドルは所望のECHONET機器からのイベントのみを簡単に受信することができる。また、フィルタをかけることで、任意の人感センサやエアコンからの通知を受け取りやすくすることができる。
次に、ECHONET機器からのイベントを取得するイベント通知取得の手順を説明する。
図20はイベント通知取得の手順を示すフローチャートである。
S2001ではECHONETバンドルが宅内機器(宅内にあるECHONET機器)からのイベント通知を取得し、S2002へ移る。S2001の処理をイベント取得手段ともいう。
S2002では、イベント通知を行った機器からのECHONET電文に含まれる送信元のECHONETアドレスを取得する。個体識別情報管理テーブル400から該取得したECHONETアドレスに対応する個体識別情報を取得し、ECHONET電文に含まれる送信元ECHONETオブジェクトと合わせてサービス識別情報を作成し、S2003へ移る。S2002の処理を実現する手段をイベント受信時サービス識別情報生成手段ともいう。
S2003では、S2002で作成したサービス識別情報を用いて、OSGiフレームワークから該当するECHONETイベントリスナサービスを取得するためのフィルタ情報を作成し、S2004へ移る。
S2004では、、OSGiフレームワークからS2003で生成したフィルタ情報に該当するECHONETイベントリスナサービスの一覧を取得し、S2005へ移る。
S2005では、S2004にてECHONETイベントリスナサービスが取得されたかどうかを調査し、サービスがなければ(S2005でNOの場合)処理を終了する。サービスがあれば(S2005でYESの場合)S2006へと進む。
S2006では、S2001で取得したイベント通知を記述するEchonetEventオブジェクトを生成し、S2007へ進む。ここで、ECHONET機器からのイベント通知とは、例えばどの種類のどの機器のどのプロパティがどういう値になった、という内容である。「どの種類のどの機器」という情報はサービス識別情報に含まれるため、EchonetEventオブジェクトには「どのプロパティがどういう値になった」という情報が含まれていればよい。
S2007では、S2004で取得したすべてのECHONETイベントリスナサービスに対してサービス識別情報およびS2006で生成したEchonetEventオブジェクトをアプリケーションバンドルに通知する。S2007の処理を実現する手段をイベント通知手段ともいう。
以上が、本実施例における宅内機器管理装置のイベントを管理する手順である。このようにすることで、ECHONET機器からのイベントをそのイベントの通知先であるアプリケーションバンドルに対して通知しやすくなる効果があり、処理の効率化が図れる。
図21は、本実施例の宅内機器管理装置を用いたECHONET機器の動作の一例を示すシーケンス図である。
図21において、アプリケーションバンドルは人感センサのイベントを取得すると、照明を点灯させるという動作を行う。
S2101では、アプリケーションバンドルは、人感センサのイベントを取得するためのフィルタ情報を作成する。
S2102では、ECHONETイベントリスナ実装オブジェクトを生成する。
S2103では、サービスプロパティに上記フィルタの情報を設定した上でECHONETイベントリスナ実装オブジェクトをECHONETイベントリスナサービスとしてOSGiフレームワークに登録する。
S2101からS2103は図19で説明したイベント取得用のサービスの登録と同様である。
S2104では、人感センサが反応すると、人感センサは人体検知情報プロパティを宅内ネットワーク(マルチキャストアドレス)に対して通知する。
S2105では、ECHONETバンドルは通知を受信し、個体識別情報管理テーブル400からイベントの通知を行った機器のECHONETアドレスに対応する個体識別情報を読み出し、イベントの通知を行った機器のECHONETオブジェクトと個体識別情報よりイベントの通知を行った機器のサービス識別情報を生成する。
S2106では、上記サービス識別情報に対応するフィルタ情報を作成する。
S2107では、ECHONETバンドルは、OSGiフレームワークに対して上記フィルタ情報に該当するECHONETイベントリスナサービスの一覧を取得する要求を送信する。
S2108では、OSGiフレームワークはECHONETバンドルに対してS2107のECHONETバンドルの要求対する応答を返す。
S2109では、該当するECHONETイベントリスナサービスに対応するEchonetEventオブジェクトを生成する。
S2110では、S2109で生成したEchonetEventオブジェクトをservice.pidとともにアプリケーションバンドルが提供するECHONETイベントリスナサービスへと通知する。
S2111では、アプリケーションバンドルのECHONETイベントリスナ実装オブジェクトは通知を受信し、照明機器に対応するフィルタ情報を作成する。
S2112では、アプリケーションバンドルはフィルタ情報に該当するECHONETデバイスサービスの一覧を取得する要求をOSGiフレームワークに送信する。
S2113では、OSGiフレームワークはS2112の要求に対する応答をアプリケーションバンドルに返す。
S2114では、ECHONETプロパティオブジェクトを生成し、照明機器の動作状態のプロパティとして「ON」の値を設定する。ECHONETプロパティオブジェクトとは、ECHONETプロパティに値を設定したオブジェクトである。
S2115では、アプリケーションバンドルはECHONETデバイスサービスの照明機器の動作状態のプロパティに対し、S2114でECHONETプロパティオブジェクトに設定した値(ON)を設定するよう要求を行う。
S2116では、ECHONETバンドルはS2115のアプリケーションバンドルの要求にしたがって該当するECHONET機器に動作状態をONとする制御を行う。
S2117では、S2116でのECHONETバンドルの制御により照明が点灯する。
以上が、本実施例におけるECHONET機器の動作の一例である。
以上述べたように、ECHONETバンドルは宅内のECHONET機器の検出および切断監視によってECHONET機器の接続切断状態を監視することができる。また、ノードプロファイルの個体識別情報プロパティを用いてECHONET機器管理テーブル400において検出した機器を管理し、また検出済み機器についても個体識別情報とECHONETアドレスの組合せが変わっていないかを定期的に確認することにより、ECHONET機器の再起動等によるECHONETアドレスの変更によらずに機器を区別し、制御することができる。
また、ECHONET機器を機器オブジェクト(インスタンス、ECHONETオブジェクト)毎に、OSGiフレームワーク上のサービス(ECHONETデバイスサービス)として登録することによりOSGiフレームワーク上で動作するアプリケーションバンドルはECHONET機器に対し、プロパティ値の設定、読み出しといった制御を行うことができる。
ECHONETバンドルがECHONETデバイスサービスをOSGiフレームワークに登録する際に、サービスプロパティとしてservice.pidにECHONET機器の個体識別情報および機器オブジェクト情報から生成するサービス識別情報を設定することにより、アプリケーションバンドルは宅内ネットワーク上の各機器オブジェクトを一意に区別することができる。
また、サービス識別情報を応用してECHONETイベントリスナ実装オブジェクトをOSGiフレームワークに登録することにより、アプリケーションバンドルは所望のECHONET機器からのイベントのみを簡単に受信することができる。
ECHONET機器を制御する際や、イベントの通知の際、アプリケーションバンドルとECHONETバンドルの間では、直接オブジェクトのやり取りは行わず、必ずOSGiフレームワークを介してECHONETデバイスサービスやECHONETイベントリスナサービスを取得する。OSGiフレームワークはバンドルのライフサイクルを管理、把握しているため、アプリケーションバンドルまたはECHONETバンドルが予期せず終了してしまったような場合にもメモリリーク等、システム全体への重大な影響を防ぐことができる。
本実施例において述べた、ECHONETデバイスサービスの一覧取得やEchonetEevntListenerの取得の際に生成するフィルタはOSGiサービス基盤に含まれる標準のものを使用することができる。そのため、アプリケーションバンドルの作成者は所望の機器のオブジェクトや所望の機器からのイベントのみを取得したい場合にも標準のフィルタを用いて簡単にプログラムを作成することが可能である。さらにOSGiサービス基盤のフィルタ機能はワイルドカードやAND、OR等の表記が可能であるため、標準の中で高い機能の使用、柔軟なプログラミングが可能となる。
本実施例ではECHONET規格を前提に説明を行ったが、これによりECHONET規格に限定されるわけではない。
本実施例におけるネットワーク構成図である。 本実施例における宅内機器管理装置のハードウェア構成図である。 本実施例におけるECHONET機器のハードウェア構成図である。 本実施例における個体識別情報管理テーブルである。 本実施例における機器検出からOSGiフレームワーク登録までのシーケンス図である。 本実施例における機器検出からOSGiフレームワーク登録までのシーケンス図である。 本実施例における機器検出からOSGiフレームワーク登録までのシーケンス図である。 本実施例における機器検出からOSGiフレームワーク登録までのシーケンス図である。 本実施例における機器検出からOSGiフレームワーク登録までのシーケンス図である。 本実施例における機器検索開始のフローチャートである 本実施例における機器の発見からOSGi FWに登録するまでのフローチャートである。 本実施例における新規に発見した機器の個体識別情報を個体識別情報管理テーブルへ追加するフローチャートである。 本実施例における既に個体識別情報管理テーブルに記載済みの機器に対し、インスタンスの再検索をするかどうかを検討する手順を示すフローチャートである。 本実施例におけるある個体識別情報を有するECHONETノードに対し、インスタンス検索を行う際の手順を示すフローチャートである。 本実施例におけるある個体識別情報に対応するあるインスタンスを、OSGi FWにECHONETデバイスサービスとして登録するまでの手順を示すフローチャートである。 本実施例におけるOSGi登録済みの機器の切断監視のフローチャートである。 本実施例におけるOSGi登録済みの機器の切断監視のフローチャートである。 本実施例におけるアプリケーションソフトウェアがエアコン機器の温度設定を変更する制御を行う際のフローチャートである。 本実施例におけるアプリケーションソフトウェトウェアが人感センサ機器からのイベントを取得するリスナを登録するフローチャートである。 本実施例におけるアプリケーションソフトウェトウェアが人感センサ機器からのイベント通知を取得するフローチャートである。 本実施例におけるECHONET機器の協調動作の一例を示すシーケンス図である。 本実施例におけるECHONETバンドルのモジュール構成の概念図である。 本実施例におけるECHONETサービスAPIのクラス図である。
符号の説明
101 宅内機器管理装置
102 宅内ネットワーク
103 ECHONET機器
104 ECHONET機器
105 ECHONET機器
201 CPU
202 メインメモリ
203 EPROM
204 不揮発性記憶装置
205 LAN/IF
206 バス
301 CPU
302 メインメモリ
303 EPROM
305 LAN/IF
307 バス
400 個体識別情報管理テーブル
401 個体識別情報
402 ECHONETアドレス
403 再検索待機数

Claims (10)

  1. ネットワークに接続された機器の検出を行う検出部と、
    機器の情報を管理する管理部とを備え、
    前記検出部は機器から受信した該機器の情報に基づいて前記管理部に該機器の情報を登録する機器管理装置。
  2. 請求項1に記載の機器管理装置において、
    前記検出部は前記機器が動作しているか否かの情報を受信し、
    該受信した情報に基づき前記管理部に登録した機器の情報を前記管理部から削除する機器管理装置。
  3. 請求項1に記載の機器管理装置において、
    前記検出部は前記管理部に登録した機器の情報を用いて機器を制御する機器管理装置。
  4. 請求項1に記載の機器管理装置において、
    前記検出部は任意のECHONET機器のイベントを前記管理部に登録する機器管理装置。
  5. 請求項4に記載の機器管理装置において、
    前記検出部は受信した前記管理部に登録されたイベントを前記管理部に通知し、
    前記管理部は前記検出部から通知されたイベントの通知に基づき前記管理部に登録されたソフトウェアを用いて前記ネットワークに接続された機器を制御する機器管理装置。
  6. ECHONET規格に対応した機器であるECHONET規格との間でECHONET規格で定める物理層を介して情報のやり取りを行う手段と、
    ECHONET機器から取得したECHONET機器を識別する個体識別情報が個体識別情報を管理する個体識別情報管理テーブルに登録済みであるかどうかを調査する個体識別情報登録調査手段と、
    取得した個体識別情報が個体識別情報管理テーブルに未登録であった場合に該個体識別情報を有するECHONET機器のオブジェクトのリストであるインスタンスリストを取得するインスタンスリスト取得手段と、
    個体識別情報とECHONET機器のオブジェクトのコードからOSGiフレームワークに登録される機器オブジェクトであるECHONETデバイスサービスを指定するサービス識別情報を生成するサービス識別情報生成手段と、
    OSGiフレームワークに登録済みのECHONETデバイスサービスから任意の個体識別情報を有するサービスを抽出するためのフィルタを作成する個体識別情報フィルタ作成手段と、
    前記フィルタを用いて任意の個体識別情報を有するECHONETデバイスサービスのリファレンスを取得するフィルタリングサービスリファレンス取得手段と、
    前記サービス識別情報生成手段で作成したサービス識別情報のうち取得したサービスリファレンスに該当しないサービス識別情報を調査するサービス識別情報比較手段と、
    前記サービス識別情報比較手段で取得したサービスリファレンスに該当しないサービス識別情報を有するECHOENTデバイスサービスをOSGiフレームワークに登録するOSGiフレームワーク登録手段とを有する機器管理装置。
  7. 請求項7に記載の機器管理装置において、
    前記個体識別情報管理テーブルに登録済みのECHONET機器から個体識別情報を取得する個体識別情報取得手段と、
    前記個体識別情報取得手段が個体識別情報を取得する動作を行ったときにECHONET機器からの応答があるか否かを判断する個体識別情報取得応答判断手段と、
    前記個体識別情報取得応答判断手段において応答がないと判断された個体識別情報を有するECHONETデバイスサービスをOSGiフレームワークから削除するECHONETデバイスサービス削除手段とを有する機器管理装置。
  8. 請求項6に記載の機器管理装置において、
    任意のECHONETデバイスサービスに対して、ECHONET機器を制御する値の取得、設定を行うECHONETプロパティ取得、設定手段とを有する機器管理装置。
  9. 請求項6に記載の機器管理装置において、
    任意のECHONET機器からのイベントを取得するフィルタを作成するイベントフィルタ作成手段と、
    ECHONET機器からのイベントを取得するECHONETイベントリスナ実装オブジェクトをOSGiフレームワークに登録するイベントリスナ登録手段とを有する機器管理装置。
  10. 請求項6に記載の機器管理装置において、
    ECHONET機器からのイベントを取得するイベント取得手段と、
    前記イベント取得手段で取得したイベントと前記個体識別情報管理テーブルに記載の情報とからECHONETデバイスサービスのサービス識別情報を生成するイベント受信時サービス識別情報生成手段と、
    前記イベント受信時サービス識別情報生成手段で生成されたサービス識別情報に該当するECHONETイベントリスナ実装オブジェクトに対してイベントを通知するイベント通知手段とを有する機器管理装置。
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