JP2018133001A - 管理装置、携帯端末、それらの方法、及びプログラム - Google Patents

管理装置、携帯端末、それらの方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 顧客環境の既存のネットワークなどに変更を大きく加えることなく、該環境に対してネットワーク機器の稼働情報などを収集する管理装置を容易に導入する仕組みが望まれる。【解決手段】 本発明の管理装置は、メッシュネットワークでネットワーク機器の探索を実行し、該探索で見つかったネットワーク機器から前記メッシュネットワークを介して稼働情報を取得し、さらに、モバイルネットワークを介して、前記取得された稼働情報を機器管理システムに対して送信することを特徴とする。【選択図】 図1

Description

無線通信を用いたネットワーク機器の情報取集のための技術に関する。
顧客との契約締結のために、販売、リース、保守などを行うネットワーク機器の管理会社が、複数のネットワーク機器が稼働するオフィス環境において、それらネットワーク機器の動作ログや消耗品使用状況や消費電力といった稼働情報を取得したい場合がある。
従来から、顧客環境のネットワークに、そのネットワーク専用の管理装置を設置、接続することで、その管理装置が該ネットワーク上のネットワーク機器から稼働情報を収集し、インターネットを介して外部の管理システムに送信する仕組みが存在する(特許文献1)。
特開2001−175128号公報
しかし、上記のような仕組みは、管理装置に対する顧客環境に特有なネットワークの設定を行った上で、顧客環境におけるネットワークポリシーなども一部変更することなどが前提となっている。例えば、管理装置がネットワーク機器の稼働情報を取得する手段として、SNMP(Simple Network Management Protocol)やBMLinkS(Business Machine Linkage Service)等のネットワーク機器の共通管理プロトコルを用いる方法がある。通常、オフィス環境のネットワークの通信設定はホワイトリスト形式で運用管理が行われるため、顧客ネットワークを構成するルーター装置に、前述の稼働情報取得に必要なプロトコルを許可する設定を行う必要がある。なお、顧客環境のプライベートネットワークがTCP/IPネットワークの場合は、プロトコルに加えプロトコルで使用する通信ポートの許可設定も必要となる。前述の設定を管理対象のネットワーク機器が存在する全ての顧客環境ネットワークに実施した上で、管理装置によるネットワーク機器の管理を開始する必要がある。
さらに、管理装置の撤去時は、顧客ネットワーク設定を元の状態に戻す作業も必要となるため、顧客側のネットワーク関連機器に対する作業がどうしても発生してしまう。
現状、顧客の既存ネットワークに変更を加えることなく、その環境に設置されたネットワーク機器から稼働情報などのデータを収集するための管理装置を容易に導入する仕組みが求められている。
本発明の管理装置は、無線通信の機能を利用して予め指定された識別情報で識別されるメッシュネットワークに参加し、該メッシュネットワークでネットワーク機器の探索を実行する探索手段と、
前記探索で見つかったネットワーク機器から、前記メッシュネットワークを介して、稼働情報を取得する取得手段と、
モバイルネットワークを利用するための識別情報を含むカードで実現される該モバイルネットワークを介して、前記取得された稼働情報を機器管理システムに対して送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
本発明に依れば、所望の環境に存在するネットワーク機器から稼働情報などのデータを収集するための管理装置を容易に導入する仕組みが提供できる。
本発明のシステム構成の例を示す図である 本発明に含まれる各装置のハードウェア構成の例を示す図である 本発明に含まれる各装置のソフトウェアのモジュール構成の例を示す図である メッシュネットワークを構築するための処理を説明するためのフローチャート 管理装置の設置までの処理の流れを説明するためのフローチャート 管理エージェントの撤去作業を説明するためのフローチャート 携帯端末におけるネットワーク設定の設定配信の画面の例を示す図である 実施例2における管理装置の設置までの処理の流れを説明するためのフローチャート 実施例2における追加機器へのメッシュネットワーク設定の適用処理を説明するためのフローチャート 実施例3における管理装置のネットワーク切り替え処理を説明するためのフローチャート
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
(実施例1)
本発明に係るネットワーク機器を管理する管理システムを含むネットワークシステムの一実施形態について説明する。ネットワーク機器の一例として、本発明では、プリンターやMFP(Multi−function Peripheral)、複合機能を有する複写機などを含む画像処理装置を用いて説明する。しかしながら、インターネットなどリモートの管理システムで稼働情報を収集し、運用をサポートする対象であるネットワーク機器としては、画像処理装置以外にも、ネットワークカメラ、3Dプリンター、デジタル医療機器や家電製品が含まれ、それらも本発明を適用可能である。
なお、本発明の管理システムの対象となるネットワーク機器には、その前提として、後述するメッシュネットワークなどのWPANへの参加が可能となるような無線通信のためのハードウェア及びソフトウェアが内蔵、または追加可能に構成されているものとする。
<システム構成>
図1は、本発明のシステムの全体構成の例を示す図である。図1(a)は、本発明適用前のネットワーク機器としての画像処理装置が複数配置された顧客環境を示す図である。一方で、図1(b)は、本発明が適用された場合の機器管理システムなどを含むネットワークシステム全体の構成例を示している。
図1(a)において、LAN(Local Area Network)101は、画像処理装置が設置された顧客環境の既存のローカルネットワークの一例である。画像処理装置102はLAN101に接続し、同ネットワークに接続するクライアントコンピューター104からの要求に応じてプリント処理及びスキャン処理並びに他の複数の機能を提供することができる。画像処理装置103は、クライアントコンピューター104と、LANを介さずに、直接接続して利用される接続形態をとっている。画像処理装置103とクライアントコンピューター104が直接接続する手段として、例えばUSB(Universal Serial Bus)などでも良いし、他の手段でも良い。
図1(a)のクライアントコンピューター104や画像処理装置102は、顧客環境におけるネットワークポリシーに従い、不図示のインターネットを介した外部サービスと通信を行うことも可能である。この環境において、LAN101に新たに機器を接続させて、インターネットを介した外部サービスに接続する場合には、その機器に対してポリシーに従うネットワーク初期設定などが必要で、さらに顧客環境の既存のネットワーク周辺装置における設定変更が必要となる。
図1(b)は、図1(a)で示した顧客環境に加えて、ネットワーク機器からデータを収集する管理装置105と、管理装置が収集したデータを管理する機器管理システム108などを更に含む全体構成を示している。
管理装置105は、LAN101や後述するメッシュネットワークを介して、画像処理装置102、103から稼働情報を収集することができる。画像処理装置102、103から収集されるデータとして、例えばログ情報やカウンター情報、消耗品情報や消費電力情報などの稼働情報が含まれる。また、収集される稼働情報には、画像処理装置102、103で検出された異常や障害などのステータスイベントも含まれる。
また、管理装置105は、モバイル通信(モバイルブロードバンド)網に接続するためのSIM(Subscriber Identity Module)を備える。管理装置105は、当該SIMによってモバイル通信網を介してWAN107に接続し、さらにWAN107を介して機器管理システム108と通信することができる。つまり、管理装置105は、顧客環境で既に設置されているようなファイアウォールやプロキシなどを経由せずに、そのモバイル通信網を介して、画像処理装置102、103から取得した各種データを危機管理システム108に送信できる。なお、前述のSIMは、SIMカードが挿入されることによってモバイル通信網への接続が可能となる。SIMカードは、モバイル回線キャリアの加入者を特定するためのID番号(以下SIM IDと呼ぶ)が記録されたICカードである。ここで、本発明においては、SIMカードは、UIM(User Identity Module Card)、USIM(Universal Subscriber Identity Module Card)などを含む、所望の事業者が提供するモバイル通信網での様々なサービスを利用するためのSIM IDなどの識別情報を含むICカードの総称として用いる。
WAN107は、管理装置105で用いるSIMカードに記録されたID番号に応じて、モバイル通信網への接続を許可する。WPAN(Wireless Personal Area Network)106は、管理装置105と管理対象の画像処理装置102、103同士を相互に接続するネットワークであり、本発明では、例えば、近距離無線通信規格(IEEE 802.15.4)を用いたメッシュネットワークを利用する。WPAN106で、管理装置105と画像処理装置102、103間にネットワーク機器管理専用の無線通信網を構成することで、該専用ネットワークを用いてデータ通信が可能となる。
機器管理システム108は、管理装置105や画像処理装置102、103を一元的に管理し、管理装置105が収集した各種データを収集、レポートする機能などを持つ。
SIM管理サーバー109は、管理装置105のSIM IDごとの接続状態を管理する。SIM管理サーバー109は、権限を持つユーザーや外部のアプリケーションによって、管理画面やWebAPI(Web Application Programming Interface)を介して任意のSIM IDの状態を操作できる。例えば、機器管理システム108が、管理装置105のSIM IDを有効化、無効化することができる。SIM IDが有効化された場合には管理装置105がモバイル回線経由でWAN107に接続可能となり、SIM IDが無効化された場合にはWAN107に接続不可となる。
携帯端末110は、管理装置105で動作する後述の管理エージェントを初期化する機能を持ち、持ち運び可能な端末である。また、携帯端末110は、WPAN106のネットワーク設定を生成し、管理装置105及び画像処理装置102、103に該ネットワーク設定を配信する機能を持つ。なお携帯端末110は、管理装置105と同様にモバイル通信網を介して機器管理システム108に接続できる。管理装置105を設置、管理する作業者(以下、作業者と呼ぶ)は、携帯端末110を用いてNFC(Near Field radio Communication)により、管理装置105に対して必要な設定を配信する。もちろん、USBによる有線接続手段やその他の通信手段によって設定を配信出来ても良い。
<システムの内部構成>
図2は、図1(b)に含まれる各装置のハードウェア構成の例を説明するブロック図である。
図2(A)は、管理装置105、携帯端末110の内部構成の一例を示すブロック図である。図2(A)において、201はCPUであり、ROM203あるいは外部メモリ209に記憶されたアプリケーションプログラム等に基づいて処理を実行する。さらに、CPU201はシステムバス214に接続される各デバイスを総括的に制御する。また、CPU201は、ディスプレイ208上の不図示のマウスカーソル等で指示されたコマンドに基づいて登録された種々のアプリケーションウィンドウを開き、種々のデータ処理を実行する。202はRAMであり、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。203はROMであり、基本I/Oプログラム等の記憶領域として機能する読み出し専用のメモリである。このROM203あるいは記憶装置211には、CPU201の制御プログラムであるオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や後述する本発明特有の処理を実現するためのプログラム等が記憶される。さらにROM203あるいは記憶装置211には上記アプリケーションプログラム等に基づく処理の際に使用するファイルやその他各種データを記憶する。
204は、例えば基幹ネットワークのようなWPAN106とは別のネットワークと接続するためのネットワークI/Fである。ネットワークI/F(1)204プリントジョブや顧客先における様々な通信データが流れるネットワークである。尚、ネットワークI/F(1)204に接続可能ネットワークは、有線無線を問わない。205は、ネットワークI/F(1)204とは異なるネットワークI/Fであり、メッシュネットワークなどのWPAN106と接続可能である。ネットワークI/F(2)205は、WPAN106を介して近距離無線通信による外部の装置と情報のやり取りをするインターフェースである。例えば、近距離無線通信規格の一つであるBluetooth(登録商標)などが該当する。また外部の装置とは、例えば、自身以外の画像処理装置102、103を指す。
206は入出力I/Fであり、キーボード207やマウス等のポインティングデバイス209からの入力やディスプレイ208への出力を制御する。210は外部メモリI/Fであり、ハードディスク(HD)等の記憶装置211とのアクセスを制御する。211は記憶装置であり、ブートプログラム、各種のアプリケーション、ユーザーファイル、編集ファイル等を記憶する。
212は、NFC I/Fであり、外部の装置とNFCによる通信を制御する。例えば、携帯端末110がNFC I/F212を介して、管理装置105とデータ通信を行うことができる。
213は、広域無線ネットワーク I/Fであり、SIMカード214からモバイル通信に必要な加入者識別情報(例えば、SIM IDなど)を取得し、WAN107との接続を確立する。モバイル通信手段として、例えばW−CDMA (Wideband Code Division Multiple Access)や、LTE(Long Term Evolution)などのモバイル通信規格による通信を行う。もちろん、その他のモバイル通信規格によって、広域無線ネットワークI/F213がWAN107と接続できても良い。また、広域無線ネットワーク I/F並びにSIMカード214を備えるモバイルルーターを、管理装置に外付けすることでモバイルネットワークに接続してもよい。
215は、USB I/Fであり、外部装置とUSB接続によるデータ通信を制御する。216はシステムバスであり、各デバイスを接続する。
なお、ネットワークI/F(2)や広域無線ネットワーク I/F、NFC I/Fなどといった構成の少なくともいずれかは、それら構成を含む機器をUSB I/Fを介して管理装置105、携帯端末110に接続することで実現してもよい。
図2(B)は、ネットワーク機器の一例である画像処理装置102、103の内部構成の一例を示すブロック図である。画像処理装置102、103において、251と252は、それぞれ前述した204、205と同様の構成であるため説明は省略する。
253は、NFC I/Fであり、外部の装置とNFCによる通信を制御する。例えば、携帯端末110がNFC I/F253を介して、画像処理装置102、103とデータ通信を行うことができる。
254は、CPUであり、制御プログラム等に基づいてシステムバス269に接続されるプリンターI/F259を介してプリンター260に出力情報としての画像信号を出力する。なお、制御プログラムはROM256や記憶装置264等に記憶される。画像処理装置は、ネットワークI/F(1)251及びネットワークI/F(2)252を介して外部装置との通信処理が可能となっている。例えば、画像処理装置102、103内の情報等を管理装置105に通知する際には、これらいずれかのインターフェースが利用されるように構成されている。さらにCPU254はROM256あるいは記憶装置264に記憶されたアプリケーションプログラム等に基づいて処理を実行する。255はRAMであり、CPU254の主メモリ、ワークエリア等として機能し、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができるように構成されている。なお、RAM255は、出力情報展開領域、環境データ格納領域、NVRAM等に用いられる。256はROMであり、264はハードディスク(HD)等の記憶装置である。このROM256あるいは記憶装置264には、CPU254の制御プログラムやアプリケーションプログラムおよび上記出力情報を生成する際に使用するフォントデータ、画像処理装置102、103上で利用される情報等が記憶される。またROM256あるいは記憶装置264には、画像処理装置102、103のアプリケーションインストール時にアプリケーションが一時的に格納される。257は操作部I/Fであり、操作部258との間のインターフェースをつかさどり、表示すべき画像データを操作部258に対して出力する。また、ユーザーが操作部258を介して入力した情報の受信も行う。258は操作部であり、操作のためのスイッチおよびLED表示器等が配されている操作パネル等に相当する。
259はプリンターI/Fであり、プリンター260(プリンターエンジン)に出力情報としての画像信号を出力する。261はスキャナーI/Fであり、スキャナー262(スキャナーエンジン)からの入力情報として画像信号を受信する。
263は、外部メモリI/F(メモリコントローラ)であり、ハードディスク、ICカード等の外部メモリ162へのアクセスを制御する。また、前述した外部メモリは1個に限らず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオプションフォントカード、言語系の異なるプリンター制御言語を解釈するプログラムを格納した外部メモリを複数接続できるように構成されていてもよい。さらに、図示しないNVRAMを有し、操作部258からのプリンターモード設定情報を記憶するようにしてもよい。
記憶装置264には、上述した制御プログラムに加え、画像処理装置を識別するための識別情報やネットワーク設定、管理装置105が収集する稼働情報なども格納される。
265はオプション機器I/Fであり、フィニッシャー、カセットユニット等のオプション機器266へのアクセスを制御する。オプション機器は、フィニッシャーやカセットユニットの他に、カメラやICカードリーダー等のMFPの機能及び機構を拡張する周辺機器でもよい。267は、USB I/Fであり、外部装置とUSB接続によるデータ通信を制御する。例えば、後述のクライアントコンピューター104とUSBで接続される。クライアントコンピューター104は、USB I/F267を介して、各種プリント操作やスキャン操作を実行できる。268は、システムバスであり、各デバイスを接続する。
なお、ネットワークI/F(2)やNFC I/Fなどといった構成の少なくともいずれかは、それら構成を含む機器をUSB I/Fを介して画像処理装置に接続することで実現してもよい。
また、画像処理装置以外の本発明を適用可能なネットワーク機器については、例えば、それらが提供する機能に特有なハードウェア(カメラや特殊なセンサなど)が、プリンター260やプリンター260などに代替する形で構成されることになる。
図2(C)は、クライアントコンピューター104、機器管理システム108、SIM管理サーバー109の内部構成の一例を示すブロック図である。図2(B)の201〜204、および206〜211、215、216は、図2(A)と同様であるため、説明は省略する。なお、機器管理システム108は、1台以上の図2(C)で示すような装置で実現される複数の仮想マシンを用いて提供されるものであってもよい。
<システムの機能構成>
図3は、本発明に含まれる各装置のソフトウェアのモジュール構成(機能)の例を示す図である。以下に記載する各機能は、各装置のCPUによりプログラムを実行することで実現される。
図3(A)は、管理装置105の機能の構成を示した図である。
301は、管理装置105で画像処理装置を管理するために実行されるアプリケーションプログラムで提供される機能として管理エージェントを示している。管理エージェント301は、画面出力部302、エージェント管理部303及び機器管理部304を有する。画面出力部302は、管理エージェント301を操作するためのWebUI画面を出力する。エージェント管理部303は、管理エージェント自身の各種設定を管理する。例えば、管理エージェント毎に割り当てられる管理エージェントを識別する識別情報(エージェントID)の設定や、画像処理装置の探索処理の有効、無効設定や、データ取得処理の有効、無効設定などが管理される。さらに、収集対象の稼働情報の種類や収集スケジュールなどとった設定も管理する。
機器管理部304は、WPAN106上の機器を探索し、その探索の結果に基づき監視対象である画像処理装置102、103から各種データを収集する。監視対象となる機器は、予めその機器の個体識別情報や機種などにより、登録されているものとする。また、機器管理部304は、収集されたデータを予約されたスケジュールに応じて機器管理システム108に送信するための制御を行う。なお、機器管理システム108に送信するデータは、画像処理装置102、103から収集した稼働情報などを該装置の識別情報とともにそのまま送信してもよいし、不要なデータのフィルタリング、必要なデータの追加などといった加工を施したデータを送信してもよい。ネットワーク管理部305は、送受信部306もしくは画面出力部302からの要求に応じて管理装置105のネットワーク設定を変更する。
送受信部306は、ネットワークI/F(1)204及びネットワークI/F(2)205、またNFC I/F 212、広域無線ネットワークI/F213を介して管理装置の各種機能と外部の装置とでデータを送受信する。また、送受信部306を介して受信したネットワーク設定に応じて、前述の各種ネットワークI/Fの設定変更処理を行う。保存部307は、他の機能の要求に応じて各種データを記憶装置211に保存する。
図3(B)は、携帯端末110の機能の構成を示した図である。
画面出力部311は、携帯端末のディスプレイに画面を表示する。送受信部312は、作業者の操作に応じて管理装置105の送受信部306及び後述の画像処理装置の送受信部321を介してデータの送受信を行う。保存部313は、各種データを記憶装置に保存する。
エージェント操作部314は、画面出力部311によって受け付けた作業者の操作指示に応じて管理装置105の管理エージェント301に対して命令を送信する。命令の例として、例えば管理エージェントのインストール処理、エージェントIDの割当処理、画像処理装置の探索開始・停止処理、画像処理装置からのデータ取得開始・停止処理などである。もちろん、管理エージェント及び画像処理装置の管理に関する命令であれば、その他の命令であっても良い。
ネットワーク設定生成部315は、WPAN106の一例であるメッシュネットワークのネットワーク設定を生成する。ネットワーク設定に含まれる情報としては、例えばメッシュグループID、該メッシュネットワークで使用するチャンネル(周波数帯域)情報など、メッシュネットワークの設定に関する設定値情報を含む。もちろん、メッシュネットワークを構築、管理するための設定値であればその他の設定値を含めても良い。ここでメッシュグループIDとしては、例えばIEEE802.15.4で定義された“PAN ID”など、ネットワークを識別するための識別子(属性情報)を利用する。メッシュグループIDを用いて、所望の管理装置105、画像処理装置102、103などのネットワーク機器を同じグループに所属させることができる。メッシュネットワーク設定が有効な各ネットワーク機器は、メッシュネットワークを介する場合には同一のメッシュグループIDが設定されたネットワーク機器とのみ通信が可能であり、異なる場合は通信ができない。なお、メッシュグループIDなどの一意な識別子以外の設定値は、予め定義されたテンプレートに従って生成されてもいいし、画面出力部311を介して作業者が設定できても良い。
図3(C)は、画像処理装置102、103の機能の構成を示した図である。
送受信部321は、ネットワークI/F(1)及びネットワークI/F(2)、またNFC I/Fを介したデータの送受信を制御する。保存部322は、他の機能の要求に応じて、記憶装置に稼働情報を含む各種データを保存する。データ管理部323は、画像処理装置の操作部258の操作履歴やプリンター260、スキャナー262などの動作履歴、各種カウンター情報、画像処理装置のステータスなどの稼働情報を取得し、記憶装置にて管理する。また、データ管理部323は、管理装置105などの外部装置の要求に応じて、送受信部321を介して外部に前述の各種履歴情報を送信する。ネットワーク管理部324は、画像処理装置のネットワーク設定の変更などを管理する。画像処理部324は、操作部258やネットワークを介した指示の入力に従い、プリンター260、スキャナー262などを用いた画像処理の制御を行う。
図3(D)は、機器管理システム108の機能の構成を示した図である。
画面出力部331は、機器管理システム108をシステム管理者及び作業者が操作するためのWebUIを提供する。機器管理部332は、機器管理システム108の管理対象となるネットワーク機器の情報(識別情報および稼働情報など)を管理する。とくに、管理装置105から受信した画像処理装置の稼働情報を管理する。
保存部336は、管理装置105から受信した稼働情報などのデータや、WebUIなどから入力された機器の登録情報などを記憶装置に保存する。機器管理部332は、保存された稼働情報を集計することで、各画像処理装置の稼働状況を、画面出力部331やファイルなどを介してレポート出力する。なお、保存部336は管理装置105から受信したデータを機器管理システム108に登録された顧客(テナント)毎に保存し、機器管理部332はテナントごとにデータを管理、処理する。送受信部333は、ネットワークI/F(1)を介したデータの送受信を制御する。
エージェント生成部334は、作業者の要求に応じて汎用PCを管理装置105として機能させるための管理エージェント(アプリケーションプログラム)のインストーラーを生成する。インストーラーの生成方法として、例えば予め保存部336に保存したインストーラーデータを、送受信部333を介して要求元に送信してもいいし、インストーラーの取得要求に応じて、リアルタイムにインストーラーのバイナリデータを生成しても良い。インストーラーには管理エージェントを一意に識別するためのエージェントIDが設定され、これにより機器管理システム108は、エージェントID、インストーラー提供先の顧客の識別情報(テナントID)、及び、該顧客環境のネットワーク機器の機器IDを対応付けて管理できるようになる。
エージェント管理部335は、各テナントに配置された管理装置105で動作する管理エージェント301を管理する。例えば、インストーラーに含めるエージェントIDの発行処理や、管理装置105が属するネットワーク上の機器の探索開始・停止、データ取得開始・停止処理など管理エージェントに対する命令の発行処理を、システム管理者もしくは作業者の要求に応じて実行する。前述の命令は、送受信部333及び送受信部306を介して管理エージェント301に対して実行される。保存部336は、機器管理部332及びエージェント管理部335が使用する各種データを格納する。また、保存部336は他の機能の要求に応じて、表1〜3に示すような各種データテーブルのレコードを追加・読出・更新・削除する。
ここで、表1〜3は、保存部336により編集される各種データテーブルを示している。
Figure 2018133001

表1は、テナント管理テーブルである。顧客などを位置に識別するための識別情報であるテナントIDを格納するカラムを備える。テナントIDは、機器管理システム108が提供するWebサービスが、様々な組織・個人などに利用される場合、セキュアにリソースを分離するための単位である。このようなシステムは一般にマルチテナントシステムと呼ばれる。
Figure 2018133001

表2は、ユーザー管理テーブルである。ユーザーが所属するテナントのテナントIDを格納するカラムを備える。また、表2は、ユーザーの識別情報であるユーザーID、ユーザーのメールアドレス、パスワードを格納するカラムをそれぞれ備える。また、ユーザーが所属するテナントにおいて付与されている権限を格納するカラムを備える。ここでは、権限として、テナント内のすべてのデータに対する権限を持つテナント管理者と、管理装置設置のための管理エージェント操作に対する権限をもつ管理装置設置作業者と、制限された権限のみを持つ一般ユーザー権限があるものとする。
Figure 2018133001

表3は、エージェント管理テーブルである。表3は、エージェントID、エージェントIDが属するテナントID、エージェントIDのSIM IDをそれぞれ格納するカラムを備える。ここでSIM IDは、該エージェントIDが割り当てられた管理装置105に接続されたSIMカード214が内部に保持する一意のSIM識別子である。
図3(E)は、SIM管理サーバー109の機能の構成を示した図である。
画面出力部341はシステム管理者がSIMを操作するためのWebUIを提供する。送受信部342は、ネットワークI/F(1)を介したデータの送受信を制御する。
SIMカード管理部343は、送受信部342を介して、アクセス権限を持つ外部装置もしくは外部のアプリケーションが任意のSIMの状態を操作するWebAPIを提供する。例えば、機器管理システム108が、管理装置105で利用されるSIMの回線状態を操作し、有効化、無効化などの操作を行うことができる。ここでSIMの有効化、無効化とは、モバイル回線の開通と閉塞を意味する。機器管理システム108がSIM管理サーバー109を介して管理装置105のSIMの制御を行う。これにより、モバイル回線をオンデマンドで開通することが出来、コストの削減だけでなく、SIM盗難時の不正アクセス抑止にも繋がるといった効果がある。保存部344は、SIMカード管理部344が管理するSIMのIDや、各種SIMの状態情報及び属性情報を保存する。
<本実施例における管理装置及び画像処理装置間のメッシュネットワーク構築処理>
以下、図4を用いて、作業者が携帯端末110を操作し、管理装置105と画像処理装置102、103とにおける専用のWPAN106を構築する処理の流れを説明する。ここでは、前述した通り、WPAN106の一例であるメッシュネットワークを構築する処理について説明する。
図4(A)は、作業者の携帯端末110におけるメッシュネットワークの設定を配信する処理を説明するためのフローチャートである。本処理に係るプログラムがCPU201により実行される。
S401で、携帯端末110では、作業者によってメッシュネットワークのネットワーク設定の生成指示を検出したか否かを判定される。ネットワーク設定の生成指示を検出した場合はS402に進む。なお、ここでの生成指示は、作業者が携帯端末110にインストール済みの専用アプリケーションの起動指示に応じて行われる。なお、専用アプリケーションは、携帯端末110から機器管理システム108のWebサービスUIに接続し、該WebUIが提供するアプレットとして起動されても良い。この場合、携帯端末110で本処理のために実行されるプログラムは、例えば、ウェブブラウザとしても動作するアプリケーションとなる。
S402で、ネットワーク設定生成部315がメッシュネットワークのネットワーク設定を生成する。メッシュネットワーク設定は、メッシュグループIDなどの一意な識別子以外の設定値は、予め定義されたテンプレートに従って生成されている。
図7は、メッシュネットワーク設定を配信するための携帯端末110の画面出力部311を介して提供される画面の一例を示す。
700は、携帯端末110であり、メッシュネットワークを配信可能な状態で待機している画面を表示している。701は、どのテナントでメッシュネットワーク設定の配信作業を行っているかを表示している。702は、メッシュネットワーク設定のメッシュグループIDの編集部分である。メッシュグループIDはネットワーク設定生成部315がランダムに自動生成しデフォルト表示されても良いし、作業者が設定できても良い。703は、設置場所入力部であり、管理装置105や画像処理装置102、103の配置場所を識別するための値を入力できる。作業者は、ネットワーク設定の配信対象となる機器ごとにこの値を編集することができる。設置場所入力部703で入力した値は、画像処理装置102、103の設定値として適用される。704は、メッセージ表示部であり、メッシュネットワーク設定配信に関する情報を作業者に通知するためのメッセージを表示する。ここでは、携帯端末110を対象機器にタッチ(接触)させることで、NFC I/Fを介してネットワーク設定を配信できることを作業者に対してガイド表示している。707は、ネットワーク設定のメッシュグループIDや配置場所以外の設定値に関する確認、編集するための画面を表示するためのボタンである。705は、メッシュネットワーク設定の配信処理を終了するボタンである。
S403で、携帯端末110の送受信部312が、メッシュネットワークに参加させたい対象機器に対して、メッシュネットワーク設定の配信を実行する。本実施例では、作業者が、図7に示す画面を開いた状態の携帯端末110を、管理装置105、及び画像処理装置102、103に対して、次々にタッチしていくことになる。このタッチ操作に応じて、各機器に、NFC I/F 253を介したメッシュネットワーク設定の配信が行われる。なお、配信作業は、USBインターフェースを介して実現してもよい。
S404で、管理装置105及び画像処理装置102、103に対してメッシュネットワーク設定を配信が完了に応じた作業者による終了ボタン705の押下を検出した場合には、メッシュネットワーク設定の配信が終了したとみなし、本処理を終了する。
図4(B)は、管理装置105、画像処理装置102,103のそれぞれにおけるメッシュネットワークを構築するための処理を説明するフローチャートである。各機器のネットワーク管理部305、324による本処理を実現するためのプログラムは、CPU201やCPU254により実行される。本処理は、携帯端末110からメッシュネットワーク設定を受信したネットワーク管理部305、324の何れかにより実行される。以下、本処理の説明において、処理の主体を単にネットワーク管理部として、符号を省略して説明を行う。
S411で、ネットワーク管理部が、受信されたメッシュネットワーク設定として、メッシュグループIDが指定されていたか否かを判断する処理である。本実施例では、不特定の機器がメッシュネットワークに参加してくる可能性を排除するため、メッシュグループIDが指定されること想定している。メッシュグループIDが指定されていた場合はS412へ移行し、指定されていない場合にはS413へ処理を移行する。S412で、ネットワーク管理部が、参加すべきメッシュネットワークを特定する情報として、メッシュグループIDの適用処理を実行する。
S413で、ネットワーク管理部が、メッシュネットワークを使用するために必要なIPv6アドレスを生成する。ここでは、MACアドレス(Media Access Control Address)などから生成する。生成方法として、例えばステートレスアドレス自動設定が挙げられる。S414で、ネットワーク管理部が、S413で生成したIPv6アドレスを自機に適用する。
S415で、ネットワーク管理部が、自機のメッシュネットワークを有効にし、該ネットワークに参加する。
図4で示す処理に基づいて、ネットワーク管理部による、メッシュネットワーク設定に従う、認証処理やメッシュネットワーク内のルーターデバイスとのネゴシエーションが実行され、管理装置105、画像処理装置102,103が同じメッシュネットワークに参加できる。これにより、管理装置105が、稼働情報を収集するためのWPAN106としてのメッシュネットワークが構築できる。
このメッシュネットワーク構築までの処理や、構築後に管理装置105がこのメッシュネットワークを用いて稼働情報を収集する処理については、顧客環境に既存のネットワーク(LAN101)を利用する必要が無い。また、それに伴う既存ネットワークに関する画像処理装置のネットワーク設定については変更の必要がない。
なお、携帯端末110から配信されるメッシュネットワーク設定は、機器管理システム108上で生成され、携帯端末110に送信されても良い。
<管理装置の設置までの流れ>
以下、図5を用いて、作業者が顧客環境に管理装置105を設置する流れを説明する。
図5(A)は、作業者の携帯端末110上での処理を説明するためのフローチャートである。本処理に係るプログラムがCPU201により実行される。
S501で、携帯端末110は、作業者によって管理エージェント301を動作させる機器に接続される。ここで携帯端末110が対象機器に接続する手段として、Bluetoothによる無線接続でもよく、USBなどの有線接続による手段であっても良い。なお、対象機器は、作業者が顧客環境に持ち込んだ機器でも、顧客環境に予め存在するPCなどであってもよい。
S502で、エージェント操作部314は、対象機器に管理エージェント301が既にインストール済みか否かを判断する。インストール済みと判断した場合はS505に進み、インストール済みでないと判断した場合はS503に進む。
ここで、対象機器が、作業者により顧客環境に持ち込んだ機器であれば、予め管理エージェント301がインストールされた状態で持ち込むことも可能である。持ち込まれる対象機器としては、管理エージェント301が既にインストールされ、画像処理装置など稼働情報の収集対象となるネットワーク機器からUSBで給電されるような例えばシンプルで小型のシングルボードコンピュータであってもよい。このコンピュータの構成としては、図2(A)で説明した構成のなかでキーボード207やディスプレイ208、ポンティングデバイス209といった構成が省略されたものが想定される。また、収集対象となるネットワーク機器の一部ハードウェア構成を利用することで、そのような構成の管理装置を稼働情報のネットワーク機器に内蔵させてもよい。
S503で、エージェント操作部314は、機器管理システム108に対して要求することで、管理エージェント301のインストーラーファイルを取得する。S504で、エージェント操作部314は、対象機器に対して、管理エージェント301のインストーラーファイルを転送する。その後、インストーラーの実行指示を行い、対象機器に管理エージェント301をインストールする。ここまでの処理により、対象機器が管理装置105として設置されたことになる。
S505で、エージェント操作部314が、管理装置105にインストールされた管理エージェント301のエージェントIDを保持する。
S506で、エージェント操作部314は、管理装置105の備えるSIMカード214のSIM IDを取得する。S507で、エージェント操作部314が、機器管理システム108に、エージェントID及び取得されたSIM IDを指定して、SIMの有効化処理を要求する。機器管理システム108でのSIMの有効化の処理(図5(B))については、後述する。
S508で、エージェント操作部314は、機器管理システム108からの応答をもとに、SIMの有効化が完了したか、失敗したかを判断する。SIMの有効化に成功し処理が完了していた場合にはS509に移行し、失敗していた場合にはS510に移行する。
S509で、エージェント操作部314は、管理装置105に対して、メッシュネットワーク上で稼働情報の収集対象となる機器の探索処理を指示する。S510で、エージェント操作部314が、画面出力部311を介して作業者に有効化処理に失敗した旨の通知を行う。
図5(B)は、機器管理システム108における管理装置105のSIMの有効化処理を説明するためのフローチャートである。本処理に係るプログラムがCPU201により実行される。本処理は、携帯端末110からSIMの有効化要求を受信したことに応じて開始される。
S531で、エージェント管理部314が、SIM管理サーバー109に接続し、有効化要求に含まれるSIM IDに関する状態情報を取得する。S532で、エージェント管理部314が、そのSIM IDの状態情報を元に、SIMの有効化が可能か否かを判断する。可能と判断した場合は処理をS533に移行し、有効化できないと判断した場合はS536に移行する。なお、SIMの有効化が可能か否かを判断する手段として、例えば、SIM IDに対応するSIM(による通信設定)が無効状態であれば有効化が可能と判断する。また、SIM IDに対応するSIM(による通信設定)が既に有効な場合や、SIM ID自体が存在しない場合には、有効化が不可であると判断される。
S533で、エージェント管理部335が、SIM管理サーバー109に接続して、SIM IDに対応するSIM(による通信設定)の有効化を要求する。この要求を受けたSIM管理サーバー109のSIMカード管理部343はSIMの有効化処理を実行する。これにより、管理装置105はWAN107を介して機器管理システム108と通信可能となる。
S534で、エージェント管理部335が、表3で示すエージェント管理テーブルにおいて、有効化要求に含まれるエージェントIDに対応づけて、SIM IDを示す値を追加で登録する。
S535で、エージェント管理部335が、携帯端末110にSIMの有効化処理が完了した旨の通知を行う。
S536で、エージェント管理部335が、携帯端末110にSIMの有効化に「失敗した旨の通知を行い、本処理を終了する。
図5(C)は、管理装置105における、探索処理を説明するためのフローチャートである。本処理に係るプログラムがCPU201により実行される。また、本処理は、携帯端末110からの前述のS509での探索処理の要求に応じて開始される。
S541で、機器管理部304は、メッシュネットワークに接続し、該メッシュネットワーク内の機器を探索する。ここでは、画像処理装置102、103が見つかることになる。なお、画像処理装置102、103を探索する手段として、該メッシュネットワークに対してブロードキャスト通信を実施することによって探索を行っても良いし、その他の手段によって該メッシュネットワーク内の画像処理装置102、103を探索しても良い。
S542で、機器管理部304は、見つかった機器の識別情報を、広域無線ネットワークI/F213を用いたモバイル通信により、WAN107を介して機器管理システム108に送信する。管理システム108は、この情報に基づき、管理装置105の管理エージェント301の監視下に存在する機器の登録が実行できる。機器情報としては、機器のシリアル番号やMACアドレスなどの識別情報や機種情報、アドレス情報、製造元を示すベンダー情報などが含まれる。また、機器管理システム108が提供する管理画面から、ここで登録された機器(画像処理装置102、103)の情報を確認することができる。
S544で、機器管理部304は、該メッシュネットワーク経由で画像処理装置102、103に接続し、稼働情報などを含むデータを取得する。S545で、機器管理部304は、S544で画像処理装置102、103から取得したデータを、広域無線ネットワークI/F213を用いたモバイル通信により、WAN107を介して、機器管理システム108に送信する。
なお、機器管理部304は、これ以降、スケジュールなどの条件に従い、S544でのメッシュネットワークを介した稼働情報の収集処理、S545のモバイルネットワークを用いた収集データの送信処理を、繰り返し実行することになる。
<管理エージェントの撤去作業>
本発明では、メッシュネットワークにより収集した稼働情報などを、SIMカードで有効になるモバイルネットワークを介して機器管理システム108に送信するために管理エージェント301を顧客環境で動作させる。これにより、顧客環境の既存ネットワークに適合させるための管理エージェント301に初期設定するといった作業などが軽減され、管理エージェント301が動作する管理装置105を顧客環境に容易に導入することができる。従って、機器管理システム108の提供するサービスの顧客へのアセスメントのための一時的な管理エージェント301のインストールや管理装置105の導入などが行いやすい。ここでは、一時的な導入を考慮して、管理エージェント301を顧客環境から撤去するための処理についても説明する。
以下、図6を用いて、管理エージェントの撤去作業に係る各装置における処理についてフローチャートで説明する。
図6(A)は、機器管理システム108における、管理エージェント301を削除するための処理を説明するためのフローチャートである。本処理に係るプログラムがCPU201により実行される。また、本処理は、機器管理システム108の画面出力部331が提供するWebUI(管理画面)を介した作業者の入力に応じて開始される処理である。
S601で、エージェント管理部335は、画面出力部331が提供する管理画面を介して、作業者などから、テナントの削除要求を受け付けたか否かを判断する。テナントの削除要求を受け付けていない場合はS602に進み、テナントの削除要求を受け付けたと判断した場合はS604に進む。
S602で、エージェント管理部335は、画面出力部331が提供する管理画面を介して、作業者などから、管理エージェントの削除要求を受け付けたか否かを判断する。管理エージェントの削除要求を受け付けたと判断した場合はS603に進み、受け付けていない場合には本処理を終了する。
S603で、エージェント管理部335がS602での削除要求で指定されるエージェントIDに紐づくエージェント情報を、エージェント管理テーブルから取得する。エージェント情報は、エージェントID、テナントID、SIM IDなどを含む。
S604で、エージェント管理部335がS601での削除要求で指定されるテナントIDに紐づくエージェント情報(エージェントID、SIM IDなど)を、エージェント管理テーブルから取得する。エージェント情報は、エージェントID、テナントID、SIM IDなどを含む。
S605で、エージェント管理部335は、S603またはS604で取得されたエージェント情報に含まれるエージェントIDに対応する管理装置105の管理エージェント301に対して、停止指示を送信する。この指示に基づく管理エージェント301による処理の詳細については、図6(B)を用いて、後述する。
S606で、エージェント管理部335が、SIM管理サーバー109のSIMカード管理部343に接続し、S603またはS604で取得したエージェント情報に含まれるSIM IDを指定してSIMの無効化処理を要求する。S607で、エージェント管理部335は、S603またはS604で取得したエージェント情報をエージェント管理テーブルから削除する。
図6(B)は、S605で行われた管理エージェント301の停止指示を受信した管理装置105における処理を説明するためのフローチャートである。
S611で、機器管理部304は、画像処理装置102、103からのデータ収集処理を停止し、以降にスケジュールされたデータ収集処理のスケジュールも削除する。S612で、機器管理部304は保存部307に保存した画像処理装置102、103から取得した各種データを削除する。なお、このタイミングで、管理エージェント301自身をアンインストールしてもよい。
以上、本実施例によれば、管理装置105が画像処理装置102、103とメッシュネットワークを構築し、該メッシュネットワーク内で管理装置105が画像処理装置102、103から各種データを取得する。また、取得したデータは必要に応じて開通されるモバイル回線を介して機器管理システム108に送信される。また、機器管理システム108の提供画面に対する管理エージェントの削除要求の入力により、リモートから容易に管理エージェントを停止することができる。これにより、顧客環境への少ない変更で、容易に管理装置を導入、運用することが可能になる。
(実施例2)
実施例1では、携帯端末110が生成したメッシュネットワーク設定を管理装置105及び画像処理装置102、103に配信し、メッシュネットワークを構築した。しかし、システムの運用開始後、管理対象が新規に追加となる場合に、そのメッシュネットワークのネットワーク設定が携帯端末110に残っていないことが想定される。その場合、メッシュネットワーク設定の各種値を手動で入力しなおす必要がある。そこで、実施例2では、携帯端末110で生成したメッシュネットワーク設定の再利用のため、エージェントIDに紐付けて機器管理システム108にそのネットワーク設定を登録しておく仕組みについて説明する。なお、システム構成などは、実施例1と同様であるため説明を省略する。
<本実施例における管理装置の設置までの処理の流れ>
図8は、前述した実施例1の図5で説明した処理の改良である。実施例1と同様の処理については、同じ符号をつけており、その説明は省略する。
図8(A)は、携帯端末110におけるフローチャートである。図5(A)の改良であり、S801の処理が追加になっている。
S801で、携帯端末110のエージェント操作部314が、管理装置105のネットワーク管理部305から、S403で適用したメッシュネットワーク設定情報を取得する。なお、メッシュネットワーク設定情報には、管理装置の設置場所情報を含めても良い。さらに、S505で保持したエージェントIDとメッシュネットワーク設定情報とを含む登録要求を機器管理システム108に送信する。
図8(B)は、機器管理システム108における、メッシュネットワーク設定の登録処理を説明するためのフローチャートである。本処理は、携帯端末110からメッシュネットワーク設定の登録要求を受信した際に開始する。
S811で、機器管理システム108のエージェント管理部335は、携帯端末110から受信した登録要求に含まれるエージェントIDとメッシュネットワーク設定情報を取得する。S812で、保存部336は、メッシュネットワーク設定管理テーブル(表4)に、エージェントIDとメッシュネットワーク設定情報とを含むレコードを追加保存する。
Figure 2018133001

表4は、メッシュネットワーク設定管理テーブルである。テーブル定義には、エージェントID、管理装置の設置場所、メッシュグループID、メッシュネットワーク設定値群のそれぞれの値を格納するカラムが定義される。
S814で、エージェント管理部335は、メッシュネットワーク設定情報の登録処理が完了したことを携帯端末110に通知する。
<追加機器へのメッシュネットワーク設定の適用処理>
図9は、前述した実施例1の図4で説明した処理の改良である。実施例1と同様の処理については、同じ符号をつけており、その説明は省略する。
S901で、携帯端末110のエージェント操作部314が、機器管理システム108に対して、追加する対象機器の設置環境に対応するテナントIDに紐づく管理エージェントの情報を要求する。機器管理システム108は、エージェント管理テーブルから該要求で指定されたテナントIDに対応するエージェント情報を取得して、携帯端末110に送信する。その後、エージェント操作部314は、取得したエージェント情報に基づき、設置環境で稼働している管理エージェントの一覧を、画面出力部311を介して作業者に提示する。管理エージェントが1つであれば、1つしかリストされない。ここでは各エージェントが実行される管理装置のそれぞれの設置場所を示す情報も一緒に提示してもよい。作業者は、追加の対象機器の稼働情報を収集すべきエージェントを選択するか、メッシュネットワークを新たに構築するかを指定できる。
S902で、エージェント操作部314が、作業者が画面出力311を介して、いずれかの管理エージェントを選択したか否かを判断する。いずれかの管理エージェントを選択したと判断した場合はS903に進み、選択しなかった場合にはS402に進む。
S903で、エージェント操作部314は、S902で選択された管理エージェントのエージェントIDを指定して、対応するメッシュネットワーク設定を機器管理システム108に要求する。機器管理システム108は、メッシュネットワーク設定管理テーブルから該当するメッシュネットワーク設定を取得し、携帯端末110に送信する。
S403では、S402またはS903で得られるメッシュネットワーク設定を、追加機器に配信する。
(実施例3)
実施例1、2では、ネットワーク機器の稼働情報を収集するためのWPAN106(メッシュネットワーク)を構築することについて説明した。実際には、顧客の内部統制管理上の理由や、機器管理システム108のサービスアセスメントから本契約に切り替わるなどの理由により、管理装置105が接続するネットワークを、メッシュネットワークから顧客環境の既存ネットワーク(LAN101)に切り替えることが想定される。本実施例では、管理装置105が接続するネットワークの切り替えに係る処理について説明する。
<管理装置におけるネットワークの切り替え処理>
図10で示すフローチャートを用いて、管理装置105がネットワーク機器から稼働情報を収集するネットワークを、メッシュネットワークから、他のネットワーク(例えば、LAN101)に切り替える処理を説明する。本処理に係るプログラムがCPU201により実行される。また、本処理は、管理装置105または機器管理システム108が提供するWebUI(管理画面)を介した作業者の管理エージェントに対する入力に応じて開始される処理である。
S1001で、エージェント管理部303は、管理装置105で有効なネットワークI/Fを検知する。ここで、有効なネットワークI/Fとは、図2(A)のネットワークI/F(1)204、ネットワークI/F(2)205など、LAN101に接続できるものを意味する。
S1002で、エージェント管理部303は、S1001での有効なネットワークI/Fの検知結果に従い、切り替えが可能か否かを判定する。有効なネットワークI/Fが検知されていない場合には、切り替え不可能としてS1003に移行し、作業者が入力を行ったWebUIに対してエラーを通知して、本処理を終了する。切り替えが可能な場合はS1004に移行する。なお、有効なネットワークI/Fが複数検知された場合には、作業者にいずれかを選択させてもよい。
S1004で、切り替え対象のネットワークI/Fを用いて、LAN101上でネットワーク機器の探索処理を実行する。この処理に先立って、LAN101に接続するためのネットワーク設定(プロキシ設定やネットワークポリシーに係るパラメータ)や、LAN101における各機器(画像処理装置102)のアドレス情報など、必要な情報は、モバイル回線を介して機器管理システム108から取得することも可能である。機器管理システム108は、顧客環境のテナントIDに紐付けて、LAN101を利用するためのネットワーク設定などの各種設定情報を管理しているものとする。また、探索処理は、探索パケットのブロードキャストや所定レンジに対するユニキャストでの探索や、稼働情報の収集対象のネットワーク機器のアドレス情報を指定しての探索などで実現できる。
S1005で、機器管理部304が、探索処理でみつかった画像処理装置から必要な各種データ(稼働情報など)を取得できるか否かを確認するため、各種データの取得リクエストを試行して、その通信能力をチェックする。
S1006で、エージェント管理部303が、S1004及びS1005の結果をもとに、メッシュネットワークから別のネットワークに切り替えても、対象機器の全てで必要なデータの収集が可能であるか否かを判断する。対象機器の全てで必要なデータの収集が可能である場合にはS1007に移行し、そうでない場合には1009に移行する。
ここで、S1006からS1009に移行するケースについて具体的に説明する。
ケース1:S1004の探索処理で、メッシュネットワーク上で稼働情報を収集していたネットワーク機器が見つからなかった場合である。これは、例えば、図1(b)の画像処理装置103など、LAN101に直接接続していない機器の場合にあり得る。他にもブロードキャストパケットを処理しないネットワーク機器も見つからない可能性がある。
ケース2:S1005で、収集する必要があるデータが収集できないネットワーク機器があった場合である。これは、収集のためのプロトコルなどに未対応だった場合である。
S1007で、機器管理部304は、画像処理装置からのデータ収集について、メッシュネットワーク経由から、S1001で検知したネットワークI/Fを用いたLAN101経由になるよう自装置の設定を変更する。S1008で、エージェント管理部303が、ネットワーク管理部305を介してメッシュネットワークへの接続を解除する。なお、ここで、それまで利用していたメッシュグループIDで識別されるメッシュネットワークのネットワーク設定に係る設定値を削除してもよい。また、機器管理システム108に、自身のエージェントIDを指定して、モバイル回線を介して、メッシュネットワーク設定を削除する要求を送信してもよい。
S1009で、機器管理部304は、S1006で特定されたネットワーク切り替え後にデータ取集が不可能となる機器を除き、残りの画像処理装置からのデータ収集について、メッシュネットワーク経由から、S1001で検知したネットワークI/Fを用いたLAN101経由になるよう自装置の設定を変更する。S1006で特定されたネットワーク切り替え後にデータ取集が不可能となる機器に関しては、従前のメッシュネットワーク経由によるデータ収集を継続する。
以上、本実施例では、稼働情報の収集経路を、所定の条件を満たす場合に、メッシュネットワークから、他のネットワークに切り替える方法について説明した。
(応用例)
実施例1〜3では、管理装置105がネットワーク機器から収集したデータを、モバイル回線経由で機器管理システム108に送信していた。このようなシステム運用中に、管理装置105がLAN101に接続できる場合には、LAN101からWAN107に接続することで、機器管理システム108に対して収集したデータを送信するようにしてもよい。
この変更は、管理装置105または機器管理システム108が提供するWebUI(管理画面)を介した作業者の指示に応じて実行されてもよい。その際に、管理装置105がLAN101からWAN107に対して通信を行うためのプロキシ設定や機器管理システム108のURLなどのアドレス情報を含むネットワーク設定を、モバイル回線経由で機器管理システム108から管理装置105に配信してもよい。
また、このような変更が完了したことに応じて、機器管理システム108がSIM管理サーバー109に対して、管理装置105のSIM IDを指定して、SIMの無効化処理を要求してもよい。
(他の実施例)
本発明は、上述した実施形態を適宜組み合わせることにより構成された装置あるいはシステムやその方法も含まれるものとする。
ここで、本発明は、上述した実施形態の機能を実現する1以上のソフトウェア(プログラム)を実行する主体となる装置あるいはシステムである。また、その装置あるいはシステムで実行される上述した実施形態を実現するための方法も本発明の一つである。また、そのプログラムは、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給され、そのシステム或いは装置の1以上のコンピュータ(CPUやMPU等)によりそのプログラムが読み出され、実行される。つまり、本発明の一つとして、さらにそのプログラム自体、あるいは該プログラムを格納したコンピュータにより読み取り可能な各種記憶媒体も含むものとする。また、上述した実施形態の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても、本発明は実現可能である。
101 LAN
102、103 画像処理装置
105 管理装置
106 WPAN
108 機器管理システム
109 SIM管理サーバー
110 携帯端末

Claims (12)

  1. 無線通信の機能を利用して予め指定された識別情報で識別されるメッシュネットワークに参加し、該メッシュネットワークでネットワーク機器の探索を実行する探索手段と、
    前記探索で見つかったネットワーク機器から、前記メッシュネットワークを介して、稼働情報を取得する取得手段と、
    モバイルネットワークを利用するための識別情報を含むカードで実現される該モバイルネットワークを介して、前記取得された稼働情報を機器管理システムに対して送信する送信手段と、を有することを特徴とする管理装置。
  2. 前記探索は、前記モバイルネットワークを利用するための有効化処理に応じた外部装置からの指示に従い実行されることを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記探索で見つかったネットワーク機器の識別情報は、前記モバイルネットワークを介して、前記機器管理システムに対して送信されることを特徴とする請求項1または2に記載の管理装置。
  4. 前記探索により複数のネットワーク機器が見つかった場合に、所定の条件を満たす場合に、
    少なくとも一部のネットワーク機器については前記メッシュネットワークを介して稼働情報が取得され、
    残りのネットワーク機器については前記メッシュネットワークとは異なる、該ネットワーク機器が設置された環境に予め存在していたローカルネットワークを介して稼働情報が取得される、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の管理装置。
  5. 前記ローカルネットワークではなく、前記メッシュネットワークを介して稼働情報が取得されるネットワーク機器は、該ローカルネットワークに対して直接接続していない機器であることを特徴とする請求項4に記載の管理装置。
  6. 前記ローカルネットワークを利用するためのネットワーク設定を、前記モバイルネットワークを介して前記機器管理システムから取得することを特徴とする請求項4または5に記載の管理装置。
  7. 前記ネットワーク機器は、画像処理装置、3Dプリンター、ネットワークカメラ、及びデジタル医療機器の少なくともいずれかであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の管理装置。
  8. 携帯端末であって、
    ネットワーク機器が設置された環境に存在する、モバイルネットワークを利用するための識別情報を含むカードが挿入された機器から、前記カードに含まれる識別情報と、当該機器で実行される管理エージェントを識別するエージェントIDとを取得する取得手段と、
    前記識別情報と前記エージェントIDとを指定して、前記モバイルネットワークを利用するための有効化処理の要求を送信する送信手段と、
    前記有効化処理に応じて前記管理エージェントに対してネットワーク機器の探索を要求する要求手段と、を有し、
    前記管理エージェントでは、無線通信の機能を利用して予め指定された識別情報で識別されるメッシュネットワークで前記探索が実行され、当該探索により見つかったネットワーク機器から前記メッシュネットワークを介して取得された稼働情報が前記モバイルネットワークを介して機器管理システムに対して送信される、ことを特徴とする携帯端末。
  9. 管理装置における方法であって、
    無線通信の機能を利用して予め指定された識別情報で識別されるメッシュネットワークに参加し、該メッシュネットワークでネットワーク機器の探索を実行する探索工程と、
    前記探索で見つかったネットワーク機器から、前記メッシュネットワークを介して、稼働情報を取得する取得工程と、
    モバイルネットワークを利用するための識別情報を含むカードを自装置に挿入したうえで該モバイルネットワークを介して、前記取得された稼働情報を機器管理システムに対して送信する送信工程と、を有することを特徴とする方法。
  10. 携帯端末における方法であって、
    ネットワーク機器が設置された環境に存在する機器から、モバイルネットワークを利用するためのカードに含まれる識別情報と、当該機器で実行される管理エージェントを識別するエージェントIDとを取得する取得工程と、
    前記識別情報と前記エージェントIDとを指定して、前記モバイルネットワークを利用するための有効化処理の要求を送信する送信工程と、
    前記有効化処理に応じて前記管理エージェントに対してネットワーク機器の探索を要求する要求工程と、を有し、
    前記管理エージェントでは、無線通信の機能を利用して予め指定された識別情報で識別されるメッシュネットワークで前記探索が実行され、当該探索により見つかったネットワーク機器から前記メッシュネットワークを介して取得された稼働情報が前記モバイルネットワークを介して機器管理システムに対して送信される、ことを特徴とする方法。
  11. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の手段としてコンピューターを機能させるためのプログラム。
  12. 請求項8に記載の手段としてコンピューターを機能させるためのプログラム。
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