JP2008171272A - 印刷制御装置、印刷制御方法及び印刷制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】搬送機構部と印刷機構部とがそれぞれ別個の制御部によって制御される印刷装置において、搬送処理と印刷処理とを連動させて全体の動作をスムーズに制御する。
【解決手段】印刷データに応じてレーベルプリンタ120にレーベル印刷処理を実行させる印刷制御部123と、印刷制御部123と連携せず搬送データに応じて別個独立してメディア搬送機構130に搬送処理を実行させる搬送制御部132と、を備えたメディア処理装置100を制御する印刷制御方法であって、印刷データ生成処理が中断している間に、搬送データを生成してメディア処理装置100へ送信し(ステップS14)、搬送データがメディア処理装置100へ送信されてから、搬送データに基づく搬送処理が終了するために必要な時間だけ待機すると、中断した印刷データ生成処理を再開し(ステップS16)、生成した印刷データをメディア処理装置100へ送信する(ステップS17)
【選択図】図4
【解決手段】印刷データに応じてレーベルプリンタ120にレーベル印刷処理を実行させる印刷制御部123と、印刷制御部123と連携せず搬送データに応じて別個独立してメディア搬送機構130に搬送処理を実行させる搬送制御部132と、を備えたメディア処理装置100を制御する印刷制御方法であって、印刷データ生成処理が中断している間に、搬送データを生成してメディア処理装置100へ送信し(ステップS14)、搬送データがメディア処理装置100へ送信されてから、搬送データに基づく搬送処理が終了するために必要な時間だけ待機すると、中断した印刷データ生成処理を再開し(ステップS16)、生成した印刷データをメディア処理装置100へ送信する(ステップS17)
【選択図】図4
Description
本発明は、印刷データに応じて印刷機構部に印刷処理を実行させる印刷制御部と、印刷制御部と連携せず搬送データに応じて別個独立して搬送機構部に搬送処理を実行させる搬送制御部と、を備えた印刷装置を制御する印刷制御装置、印刷制御方法及び印刷制御プログラムに関する。
用紙を搬送しながら印刷媒体に対する印刷処理を実行する印刷装置は、ホストコンピュータ等の印刷制御装置から送信される印刷コマンド及び搬送コマンドを含む印刷データに応じて印刷処理を実行する。印刷コマンドに応じて印刷ヘッド等の印刷機構部の動作制御が行われ、搬送コマンドに応じて搬送ローラ等の搬送機構部の動作制御が行われる。一般に、ホストコンピュータから送信されるこれらのコマンドは、1つの制御部(CPU)で解析、処理される(例えば、特許文献1の図2参照)。
すなわち、1つの制御部は受信したコマンドを順に解析し、解析したコマンドが搬送コマンドであれば搬送ローラ等の搬送機構部に動作を指示し、印刷コマンドであれば印刷ヘッド等の印刷機構部の動作を指示する。このため、印刷物の搬送処理から印刷処理までの処理を一連の動作として一つの制御部が統括して実行できるよう構成されている。
特開2006−212857号公報
しかしながら、搬送機構部と印刷機構部とをそれぞれ別個の制御部によって制御するような印刷装置においては、搬送機構部を制御する搬送制御部と印刷機構部を制御機構する印刷制御部とが互いにうまく連携しないと、搬送処理と印刷処理とがかち合ったり、搬送処理と印刷処理との間隔が空き過ぎたりして、全体の動作をスムーズに制御することができない。
また、印刷対象物が印刷装置の印刷位置まで搬送される前に、印刷データが実行されると、印刷対象物がセッティングされていないのに、印刷機構部だけが駆動してしまうような不都合が発生する。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、搬送機構部と印刷機構部とがそれぞれ別個の制御部によって制御される印刷装置において、搬送処理と印刷処理とを連動させて全体の動作をスムーズに制御することを目的とする。
本発明は、印刷データに応じて印刷機構部に印刷処理を実行させる印刷制御部と、前記印刷制御部と連携せず搬送データに応じて別個独立して搬送機構部に搬送処理を実行させる搬送制御部と、を備えた印刷装置を制御する印刷制御装置であって、
前記印刷データを生成する印刷データ生成部と、
前記印刷データ生成部による印刷データ生成処理が中断している間に、前記搬送データを生成して前記印刷装置へ送信する搬送データ生成部と、を備え、
前記印刷データ生成部は、前記搬送データが前記印刷装置へ送信されてから、前記搬送データに基づく前記搬送処理が終了するのに必要な時間だけ待機すると、中断した前記印刷データ生成処理を再開し、生成した前記印刷データを前記印刷装置へ送信することを特徴とする。
前記印刷データを生成する印刷データ生成部と、
前記印刷データ生成部による印刷データ生成処理が中断している間に、前記搬送データを生成して前記印刷装置へ送信する搬送データ生成部と、を備え、
前記印刷データ生成部は、前記搬送データが前記印刷装置へ送信されてから、前記搬送データに基づく前記搬送処理が終了するのに必要な時間だけ待機すると、中断した前記印刷データ生成処理を再開し、生成した前記印刷データを前記印刷装置へ送信することを特徴とする。
また、本発明は、印刷データに応じて印刷機構部に印刷処理を実行させる印刷制御部と、前記印刷制御部と連携せず搬送データに応じて別個独立して搬送機構部に搬送処理を実行させる搬送制御部と、を備えた印刷装置を制御する印刷制御方法であって、
印刷データ生成処理が中断している間に、前記搬送データを生成して前記印刷装置へ送信し、
前記搬送データが前記印刷装置へ送信されてから、前記搬送データに基づく前記搬送処理が終了するために必要な時間だけ待機すると、中断した前記印刷データ生成処理を再開し、
生成した前記印刷データを前記印刷装置へ送信することを特徴とする。
印刷データ生成処理が中断している間に、前記搬送データを生成して前記印刷装置へ送信し、
前記搬送データが前記印刷装置へ送信されてから、前記搬送データに基づく前記搬送処理が終了するために必要な時間だけ待機すると、中断した前記印刷データ生成処理を再開し、
生成した前記印刷データを前記印刷装置へ送信することを特徴とする。
また、本発明は、印刷データに応じて印刷機構部に印刷処理を実行させる印刷制御部と、前記印刷制御部と連携せず搬送データに応じて別個独立して搬送機構部に搬送処理を実行させる搬送制御部と、を備えた印刷装置を制御する印刷制御装置に、
印刷データ生成処理が中断している間に、前記搬送データを生成して前記印刷装置へ送信するステップと、
前記搬送データが前記印刷装置へ送信されてから、前記搬送データに基づく前記搬送処理が終了するために必要な時間だけ待機すると、中断した前記印刷データ生成処理を再開するステップと、
生成した前記印刷データを前記印刷装置へ送信するステップと、を実行させることを特徴とする。
印刷データ生成処理が中断している間に、前記搬送データを生成して前記印刷装置へ送信するステップと、
前記搬送データが前記印刷装置へ送信されてから、前記搬送データに基づく前記搬送処理が終了するために必要な時間だけ待機すると、中断した前記印刷データ生成処理を再開するステップと、
生成した前記印刷データを前記印刷装置へ送信するステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明において、印刷装置が備える搬送機構部と印刷機構部とはそれぞれ連携しない制御部によって制御されている。すなわち、搬送機構部は搬送制御部によって、印刷機構部は印刷制御部によって別個独立に制御されている。このため、印刷装置を制御する印刷制御装置では、各制御部に与える命令がそれぞれ必要であるが、この点本発明は、印刷データおよび搬送データをそれぞれ生成することができるようになっている。搬送制御部は搬送データに応じて搬送機構部を制御し、印刷制御部は印刷データに応じて印刷機構部を制御することができる。
そして、印刷データ生成処理が中断している間に搬送データ生成部は搬送データを生成し、印刷データの送信に先立って搬送データを印刷装置へ送信するので、印刷データが印刷装置に送信される前に搬送制御部は搬送機構部に対して搬送処理を実行させることができる。また、印刷データ生成処理は、搬送データが印刷装置へ送信されてから、搬送データに基づく搬送処理が終了するために必要な時間だけ待機してから、再開されるようになっている。したがって、送信した搬送データに基づく搬送処理が終了するために必要な時間が経過しない限り、印刷データ生成処理は再開されないので、期待する搬送処理が確実に終了してから印刷データを送信して印刷処理を実行させることができる。
したがって上記構成によれば、搬送機構部と印刷機構部とがそれぞれ別個の制御部によって制御される印刷装置であっても、搬送処理と印刷処理とがかち合ったり、搬送処理と印刷処理との間隔が空き過ぎたりすることなく、搬送処理と印刷処理とを連動させて全体の動作をスムーズに制御することが可能となる。
以下、本発明に係る印刷制御装置及び印刷制御方法の実施形態について、図面を用いて説明する。図1は、本実施形態のホストコンピュータとホストコンピュータによって制御されるメディア処理装置を示した概略図である。
図1に示すように、本実施形態では、ホストコンピュータ1(印刷制御装置)のUSBポートに複数のUSBデバイスを接続するための分岐装置であるハブ110を介して、レーベルプリンタ120、メディア搬送機構130及び図示せぬメディアドライブの3つのUSBデバイスが通信可能に接続されている。なお、レーベルプリンタ120はCD/DVDなどのメディアの片面にレーベル印刷を行い、メディアドライブはメディアの他面にデータを書き込み、メディア搬送機構130は搬送アームを駆動させて、これらのUSBデバイスとメディアをスタックするメディアスタッカとの間でメディアを搬送する。
図1に示すように、本実施形態では、ホストコンピュータ1(印刷制御装置)のUSBポートに複数のUSBデバイスを接続するための分岐装置であるハブ110を介して、レーベルプリンタ120、メディア搬送機構130及び図示せぬメディアドライブの3つのUSBデバイスが通信可能に接続されている。なお、レーベルプリンタ120はCD/DVDなどのメディアの片面にレーベル印刷を行い、メディアドライブはメディアの他面にデータを書き込み、メディア搬送機構130は搬送アームを駆動させて、これらのUSBデバイスとメディアをスタックするメディアスタッカとの間でメディアを搬送する。
本実施形態では、レーベルプリンタ120、メディア搬送機構130及びメディアドライブと、が図示せぬ筐体によって覆われて、メディアのデータ書き込み面に対するデータの書込み、レーベル面に対するレーベル印刷等を行うメディア処理装置100(印刷装置)を形成している。以下では、レーベルプリンタ120によるレーベル面に対する印刷処理に特化して説明する。
(ホストコンピュータ及びメディア処理装置の内部処理について)
ホストコンピュータ1は、主に、アプリケーション10、印刷制御装置としての機能を担うプリンタドライバ11、送受信部12、などで構成される。更に、プリンタドライバ11は、印刷データ生成部13と搬送データ生成部14とを含む。
メディア処理装置100を構成する各USBデバイスは、通信インターフェースとしての送受信部121,131をそれぞれ備えている。レーベルプリンタ120は主に、プリントバッファ122、印刷制御部123と、を備え、メディア搬送機構130は主に、搬送制御部132、メディア供給部133、メディア排出部134、とを備えている。
ホストコンピュータ1は、主に、アプリケーション10、印刷制御装置としての機能を担うプリンタドライバ11、送受信部12、などで構成される。更に、プリンタドライバ11は、印刷データ生成部13と搬送データ生成部14とを含む。
メディア処理装置100を構成する各USBデバイスは、通信インターフェースとしての送受信部121,131をそれぞれ備えている。レーベルプリンタ120は主に、プリントバッファ122、印刷制御部123と、を備え、メディア搬送機構130は主に、搬送制御部132、メディア供給部133、メディア排出部134、とを備えている。
ホストコンピュータ1のアプリケーション10は、印刷に係る各種コマンド等をレーベルプリンタ120に実行させるためのユーザーインターフェースを提供する。ユーザーは、アプリケーション上で印刷データの作成や編集、印刷指示を行う。プリンタドライバ11は、アプリケーション10により呼び出され、レーベルプリンタ120及びメディア搬送機構130の動作を直接制御する。具体的には、アプリケーション10での設定等に応じて印刷データ生成部13が印刷データを生成し、搬送データ生成部14が搬送データを生成して、適切なタイミングで各データは送受信部12を介してメディア処理装置100へ送信される。
なお、アプリケーション10およびプリンタドライバ11は、ホストコンピュータ1の図示しないROMに予め格納されたプログラムであり、それぞれの各種機能は、ホストコンピュータ1の図示しない制御部(CPU)で上記プログラムを読み出し、実行することにより実現される。また、送受信部12は、印刷データや搬送データをメディア処理装置100へ送信するためのインターフェース部である。
メディア処理装置100側の送受信部121は、ホストコンピュータ1からハブ110を介して送信された印刷データを受信するためのインターフェース部である。送受信部121で一時保存した印刷データはプリントバッファ122に展開され、印字可能なドットデータに変換される。印刷制御部123は、受信した印刷コマンドに基づいて、図示せぬ印刷ヘッドやキャリッジ等を駆動させてプリントバッファ122に展開されたドットデータをメディアのレーベル面に印刷する。
またメディア処理装置100側の送受信部131は、ホストコンピュータ1からハブ110を介して送信された搬送データを受信するためのインターフェース部である。送受信部131で一時保存した搬送データに基づき、搬送制御部132は、図示せぬ搬送アームやメディアを把持する把持機構等を駆動させて、メディアを搬送する。
メディア供給部133は、搬送制御部132からの指示に応じてメディアが積層されたスタッカからメディアをピックし、ピックしたメディアをレーベルプリンタのメディアトレイまで搬送する。すなわち、印刷対象メディアをレーベルプリンタへ供給する。
メディア排出部133は、搬送制御部132からの指示に応じてレーベル印刷後のメディアをメディアトレイからピックし、ピックしたメディアを図示せぬメディア処理装置100の排出口まで搬送する。すなわち、レーベル印刷後のメディアを排出口へ排出する。
メディア排出部133は、搬送制御部132からの指示に応じてレーベル印刷後のメディアをメディアトレイからピックし、ピックしたメディアを図示せぬメディア処理装置100の排出口まで搬送する。すなわち、レーベル印刷後のメディアを排出口へ排出する。
図2は、本発明の実施の形態におけるメディア処理装置100の、ホストコンピュータ1のアプリケーション10の印刷設定画面を示す模式図である。アプリケーション10を起動すると、ホストコンピュータ1の表示手段(図示省略)は印刷設定画面の表示が可能となる。印刷設定画面は、印刷出力を行うプリンタの選択、印刷範囲の指定、印刷部数の指定等が行える画面である。画面表示において、「OK」ボタン101を押下すると印刷処理が実行される。一方、「キャンセル」ボタン102を押下すると、印刷処理は実行されない。印刷設定画面の表示において「プロパティ」ボタン103を押下すると、プロパティ設定画面が表示される。
図3は、本発明の実施の形態におけるメディア処理装置100の、ホストコンピュータ1のアプリケーション10のプロパティ設定画面を示す模式図である。プロパティ設定画面は、給紙元、排紙先、カラーモード等の設定が行える画面である。プロパティ画面の各印刷設定がなされると、「プレビュー画面」201にプロパティの各印刷設定に基づいた印刷プレビューが表示される。例えば、「メディアタイプ」202で「ワイドタイプ」を選択すると、「プレビュー画面」201にはワイドタイプのメディアの印刷プレビューが表示される。「OK」ボタン204が押下されると、プリンタドライバ11が呼び出され、印刷データ及び搬送データが生成されてメディア処理装置100へ送られ、プロパティ設定画面で設定された設定内容に基づいた印刷処理が実行される。
(プリンタドライバの印刷制御処理について)
次に、プリンタドライバが行う印刷制御処理について図4を参照して説明する。図4は、プリンタドライバとメディア処理装置が行う印刷制御処理を説明するためのフローチャートである。
次に、プリンタドライバが行う印刷制御処理について図4を参照して説明する。図4は、プリンタドライバとメディア処理装置が行う印刷制御処理を説明するためのフローチャートである。
ユーザーが図2の「OK」ボタンあるいは図3の「OK」ボタンを押下すると、アプリケーション10から印刷命令がプリンタライバ11に送られ、プリンタドライバ11が呼び出される(ステップS11:Yes)。プリンタドライバ11の印刷データ生成部13は、設定内容に応じて印刷データの生成処理を開始するが、まもなく印刷データ生成処理を中断する(ステップS12,ステップS13)。
印刷データ生成部13が印刷データ生成処理を中断すると、搬送データ生成部14は、メディアが積層されたスタッカからメディアをピックし、ピックしたメディアをレーベルプリンタ120のメディアトレイまで搬送するよう搬送制御部132に指示する内容の搬送データを生成して、生成した搬送データをメディア処理装置100へ送信する(ステップS14)。
送受信部131を介して搬送データを受信した搬送制御部132はメディア供給部133を呼び出し、搬送アーム、把持手段等を駆動させてメディアが積層されたスタッカからメディアをピックし、ピックしたメディアをレーベルプリンタのメディアトレイまで搬送して印刷対象メディアを供給する(ステップS21)。
メディア処理装置100において印刷対象メディアの搬送処理が行われている一方で、ホストコンピュータ1のプリンタドライバ11では、搬送データ生成部14が搬送データを生成して送信すると、送信した搬送データに基づく搬送処理がメディア搬送機構130によって終了するのに必要な時間だけ待機する。つまり、搬送データを送信してから、搬送データがメディア処理装置100の搬送制御部132に解析処理され、メディア供給部133によるメディア搬送処理が終了するまで、ステップS13で中断した印刷データ生成処理を再開することなく待機する(ステップS15)。
ここで、搬送データに基づくメディア搬送処理がメディア搬送機構130によって終了するのに必要な時間とは、ホストコンピュータ1とメディア処理装置100との間のデータ転送速度、搬送制御部132の解析能力、搬送アームを駆動させるモーターの性能等によって変化する値である。しかし、各仕様条件から求められる経験値によって機種毎に決定することができる。ここでは、例えば5[s]として以下説明する。
また、搬送制御部132がメディア搬送処理を監視し、メディア搬送処理が終了したことをホストコンピュータ1へ搬送完了ステータスとして返すようにしてもよい。この場合には、ホストコンピュータ1が搬送完了ステータスを受信してから印刷データ生成処理を再開すればよい。さらに、メディアトレイにメディアが載置されたことをセンサによって検知するような構成とすることも可能である。
印刷データ生成部13は、搬送データがメディア処理装置100へ送信されてから5[s]経過すると、ステップS13で中断した印刷データ生成処理を再開し(ステップS16)、アプリケーション10から送信された印刷元データの情報を加工して、印刷制御部123を動作させる命令に変更されたデータへ変換した印刷データを生成し、これをメディア処理装置へ送信する(ステップS17)。
送受信部131を介して受信した印刷データはプリントバッファ122にドットデータとして展開されて、展開されたドットデータに基づき印刷制御部123が印刷処理を実行する(ステップS22)。すなわち、ステップS21でレーベルプリンタ120に搬送されてメディアトレイに載置されたメディアのレーベル面に対して印刷処理が実行される。
このように、本実施形態のプリンタドライバ11は、印刷データを生成して、レーベルプリンタ120へ送信する前に、印刷物である印刷対象メディアをレーベルプリンタのメディアトレイへ搬送させるための搬送データを生成して、メディア搬送機構130へ送信するよう構成されている。すなわち、印刷命令を受けた後、メディア処理装置100には印刷データよりも先に搬送データが送信されるので、印刷処理が実行される前に確実にメディアをメディアトレイまで搬送させることができる。このため、メディアがメディアトレイに載置されていない状態で、レーベルプリンタが駆動して印刷処理が実行されるような誤動作を防止することができる。
本実施形態におけるメディア処理装置100は、レーベルプリンタ120、メディア搬送機構130及びメディアドライブの3つの、USBデバイスがハブ110を介してホストコンピュータ1に接続されている。そして、各デバイスはそれぞれ独立した制御部(印刷制御部123、搬送制御部132等)を有し、印刷制御部123はホストコンピュータ1から送信される印刷データに応じてレーベル印刷処理を実行し、搬送制御部132はホストコンピュータ1から送信される搬送データに応じてメディア搬送処理を実行し、印刷処理と搬送処理とは互いに連携することなく実行される。しかしながら、本発明を適用することによって搬送処理と印刷処理とを連動させて全体の動作をスムーズに制御することが可能となる。
1:ホストコンピュータ、10アプリケーション、11:プリンタドライバ、12:送受信部、13:印刷データ生成部、14:搬送データ生成部、100:メディア処理装置、110:ハブ、120:レーベルプリンタ、121:送受信部、122:プリントバッファ、123:印刷制御部、130:メディア搬送機構、131:送受信部、132:搬送制御部、133:メディア供給部、134:メディア排出部
Claims (3)
- 印刷データに応じて印刷機構部に印刷処理を実行させる印刷制御部と、前記印刷制御部と連携せず搬送データに応じて別個独立して搬送機構部に搬送処理を実行させる搬送制御部と、を備えた印刷装置を制御する印刷制御装置であって、
前記印刷データを生成する印刷データ生成部と、
前記印刷データ生成部による印刷データ生成処理が中断している間に、前記搬送データを生成して前記印刷装置へ送信する搬送データ生成部と、を備え、
前記印刷データ生成部は、前記搬送データが前記印刷装置へ送信されてから、前記搬送データに基づく前記搬送処理が終了するために必要な時間だけ待機すると、中断した前記印刷データ生成処理を再開し、生成した前記印刷データを前記印刷装置へ送信することを特徴とする印刷制御装置。 - 印刷データに応じて印刷機構部に印刷処理を実行させる印刷制御部と、前記印刷制御部と連携せず搬送データに応じて別個独立して搬送機構部に搬送処理を実行させる搬送制御部と、を備えた印刷装置を制御する印刷制御方法であって、
印刷データ生成処理が中断している間に、前記搬送データを生成して前記印刷装置へ送信し、
前記搬送データが前記印刷装置へ送信されてから、前記搬送データに基づく前記搬送処理が終了するために必要な時間だけ待機すると、中断した前記印刷データ生成処理を再開し、
生成した前記印刷データを前記印刷装置へ送信することを特徴とする印刷制御方法。 - 印刷データに応じて印刷機構部に印刷処理を実行させる印刷制御部と、前記印刷制御部と連携せず搬送データに応じて別個独立して搬送機構部に搬送処理を実行させる搬送制御部と、を備えた印刷装置を制御する印刷制御装置に、
印刷データ生成処理が中断している間に、前記搬送データを生成して前記印刷装置へ送信するステップと、
前記搬送データが前記印刷装置へ送信されてから、前記搬送データに基づく前記搬送処理が終了するために必要な時間だけ待機すると、中断した前記印刷データ生成処理を再開するステップと、
生成した前記印刷データを前記印刷装置へ送信するステップと、を実行させることを特徴とする印刷制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007005015A JP2008171272A (ja) | 2007-01-12 | 2007-01-12 | 印刷制御装置、印刷制御方法及び印刷制御プログラム |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011080842A (ja) * | 2009-10-06 | 2011-04-21 | Sharp Corp | サンプル分離吸着器具 |
JP2011085535A (ja) * | 2009-10-16 | 2011-04-28 | Sharp Corp | サンプル分離吸着器具 |
JP2011102721A (ja) * | 2009-11-10 | 2011-05-26 | Sharp Corp | サンプル分離吸着器具 |
-
2007
- 2007-01-12 JP JP2007005015A patent/JP2008171272A/ja active Pending
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