JP3840992B2 - プリンタ、プリンタの制御方法、プリンタの制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、このプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はプリンタおよびプリンタの制御方法に係り、特に、記録媒体を切断する機能および記録媒体を逆方向に搬送する機能を有するプリンタおよびこのようなプリンタの制御方法に関する。本発明は、また、プリンタの制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムおよびこのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体にも関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、POSシステムの電子キャッシュレジスタで用いられるレシート印字用のプリンタは、記録紙を切断するためのカッター装置を備えている。このカッター装置は、ホスト装置からプリンタへ送られたオートカットコマンドに応じて動作し、印字終了後の記録紙を切断することで、その記録紙をレシートとして発行することができる。かかるカッター装置付きのプリンタにおいて、記録紙への印字位置とカッター装置による切断位置との間には一定の距離がある。したがって、印字が完了した記録紙をカッター装置で切断した後、その位置から次の印刷を開始すると、記録紙の上部切断縁から印字開始位置までの間に上記距離分に相当する余白が生ずる。この余白の分だけ記録紙を余計に消費してしまうことになり、また、レシートの見栄えも悪くなる。
【0003】
このようなレシート上部の余白を小さくする手法として、例えば、特開平10−193712号公報に開示される如く、印字が完了してカッター装置により記録紙を切断した後、記録紙を逆方向(つまり、カッター装置による切断位置からから印字部へ戻る方向)に送ることが考えられる。かかる手法によれば、逆方向への送り量だけ記録紙切断縁から印字開始位置までの距離が短くなるので、次に印字されるレシート上部の余白を小さくすることができるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記公報に開示されたプリンタが備えるカッター装置は、記録紙を完全に切断するフルカットと、記録紙を部分的に残して切断するパーシャルカットとを行なうことができる。パーシャルカットが行なわれた場合には、切断されたレシートが自然に落下等するのを防止することができ、オペレータがレシートを引きちぎって取り除くことになる。しかしながら、パーシャルカットされたレシートが取り除かれないうちに記録紙が逆方向に送られると、そのレシートがプリンタ内部へ引き込まれて紙ジャムが起きる可能性がある。また、フルカットが行われた場合にも、レシートが取り除かれないうちに記録紙が逆方向に送られると、切断済みのレシートが記録紙と共にプリンタ内部へ引き込まれることが起こり得る。
【0005】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、記録媒体を切断した後、逆方向に搬送した場合にジャムが発生するのを防止することが可能なプリンタおよびプリンタの制御方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1に記載された発明は、外部から制御コマンドを受信する受信手段と、記録媒体に印字を行なう印字手段と、記録媒体を切断する切断手段と、記録媒体を、前記印字手段による印字位置から前記切断手段による切断位置へ向かう第1の方向および該第1の方向とは逆向きの第2の方向の双方向に搬送可能な搬送手段とを備えるプリンタであって、
前記切断手段により記録媒体が切断された後、当該切断された記録媒体が取り除かれたと判断できる所定のタイミングで、前記搬送手段により記録媒体を前記第2の方向へ搬送させる制御手段を備えることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、記録媒体の切断後、切断された記録媒体が取り除かれたと判断できるタイミングで、記録媒体を第2の方向へ搬送させる。このため、切断済みの記録媒体が第2の方向へ引き込まれることがなくなり、これにより、ジャムの発生を防止することができる。
【0007】
特に、記録媒体が部分的に切断(パーシャルカット)された場合には、記録媒体の引き込みが生じ易い。
したがって、請求項2に記載する如く、前記切断手段が、記録媒体を部分的に切断するパーシャルカット機能を少なくとも有し、前記制御手段が、前記パーシャルカット機能によって記録媒体が切断される場合に作動することで、パーシャルカット時のジャムの発生を防止することができる。
【0008】
また、請求項3に記載された発明は、請求項1または2記載のプリンタにおいて、前記所定のタイミングは、印字を行なうべき旨の所定の印字コマンドを前記受信手段が受信した後、前記印字手段により当該印字コマンドに応じた印字が開始される前のタイミングであることを特徴とする。
一般に、記録紙が切断された後、次の印字が開始されるまでには、切断済みの記録紙は取り除かれると判断できる。したがって、請求項3記載の発明によれば、次の印字コマンドを受信してから印字を開始する前のタイミングで記録媒体を第2の方向に搬送することで、切断済みの記録紙が第2の方向へ引き込まれるのを防止することができる。
【0009】
また、請求項4に記載された発明は、請求項1乃至3のうち何れか1項記載のプリンタにおいて、前記制御手段は、記録媒体を切断した後に前記第2の方向へ搬送すべき旨の所定の切断コマンドを前記受信手段が受信した場合に、前記切断手段により記録媒体を切断させた後、前記所定のタイミングで前記搬送手段により記録媒体を前記第2の方向に搬送させる手段を含むことを特徴とする。
請求項4記載の発明によれば、記録媒体を切断した後に第2の方向へ搬送すべき旨の切断コマンドを受信した場合に、切断済みの記録紙が第2の方向へ引き込まれるのを防止しつつ、コマンドに従って記録紙の切断および第2の方向への搬送を行なうことができる。
【0010】
また、請求項5に記載された発明は、請求項1乃至4のうち何れか1項記載のプリンタにおいて、前記制御手段は、記録媒体を前記第2の方向へ搬送すべき旨の所定の搬送コマンドを前記受信手段が受信した場合に、前記所定のタイミングで前記搬送手段により記録媒体を前記第2の方向に搬送させる手段を含むことを特徴とする。
請求項5記載の発明によれば、記録媒体を前記第2の方向へ搬送すべき旨の搬送コマンドを受信した場合に、切断済みの記録紙が第2の方向へ引き込まれるのを防止しつつ、コマンドに従って記録紙を第2の方向へ搬送することができる。
【0011】
また、請求項6に記載された発明は、外部から制御コマンドを受信する受信手段と、記録媒体に印字を行なう印字手段と、記録媒体を切断する切断手段と、記録媒体を、前記印字手段による印字位置から前記切断手段による切断位置へ向かう第1の方向、および、該第1の方向とは逆向きの第2の方向の双方向に搬送可能な搬送手段とを備えるプリンタであって、
第1または第2の状態を選択的に記憶可能な状態記憶手段と、
前記受信手段が、記録媒体を前記第2の方向に搬送すべき旨を含む所定のコマンドを受信した場合に、前記状態記憶手段に記憶された状態を前記第1の状態に設定する第1設定手段と、
前記切断手段により切断された記録媒体が除去されたと判断できる所定のタイミングで、前記状態記憶手段に前記第1の状態が記憶されていれば、前記搬送手段により記録媒体を前記第2の方向へ搬送させる制御手段と、
前記搬送手段により記録媒体を前記第2の方向へ搬送させた場合に、前記状態記憶手段に記憶された状態を前記第2の状態に設定する第2設定手段と、を備えることを特徴とする。
【0012】
また、請求項7に記載された発明は、請求項6記載のプリンタにおいて、前記所定のタイミングは、前記受信手段が印字を行うべき旨の所定の印字コマンドを受信したタイミングであり、
前記制御手段は、前記搬送手段により記録媒体を前記第2の方向へ搬送させた後、前記印字手段により前記受信した印字コマンドに応じた印字を行わせることを特徴とする。
【0013】
また、請求項8に記載された発明は、請求項1乃至7のうち何れか1項記載のプリンタにおいて、
前記搬送手段により記録媒体を前記第2の方向へ搬送させる量を設定する手段を備えることを特徴とする。
【0014】
また、請求項9に記載された発明は、請求項1乃至8のうち何れか1項記載のプリンタにおいて、
記録媒体が所定位置に達したことを検出する検出手段を備え、
前記制御手段は、前記検出手段により記録媒体が前記所定位置に達したことが検出されるまで前記搬送手段により記録媒体を前記第2の方向へ搬送させることを特徴とする。
【0015】
また、請求項10乃至15に記載された発明は、外部から制御コマンドを受信する受信手段と、記録媒体に印字を行なう印字手段と、記録媒体を所定位置で切断する切断手段と、記録媒体を、前記印字手段から前記切断手段へ向かう第1の方向、および、該第1の方向とは逆向きの第2の方向の双方向に搬送可能な搬送手段とを備えるプリンタを制御する方法に係るものである。
【0016】
また、請求項16に記載された発明は、請求項10乃至15のうち何れか1項記載のプリンタの制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに係るものであり、請求項17に記載された発明は、請求項15記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に係るものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるプリンタ10の印字部および記録紙切断部を示す斜視図であり、また、図2はプリンタ10の印字部および記録紙切断部を示す断面図である。本実施形態では、一例として、プリンタ10がPOSシステムにおいてレシート印字に用いられる感熱式のプリンタであるものとして説明する。ただし、本発明はサーマルプリンタに限らず他の方式のプリンタへ適用することが可能である。
【0018】
図1および図2に示すように、本実施形態のプリンタ10は、サーマルヘッド20、プラテンローラ22、および、カッター装置24を備えている。記録紙26は、記録紙ロール28から上方へ引き出されてサーマルヘッド20とプラテンローラ22との間を通り、さらに、カッター装置24の固定刃32と可動刃34との間を通って、排出口36へ至っている。
【0019】
プラテンローラ22はバネ機構等の付勢手段(図示せず)により付勢されることにより、記録紙26をサーマルヘッド20のヘッド面へ押し付けている。サーマルヘッド20は各印字画素に対応した発熱素子を備えており、これら発熱素子が発熱させられることにより記録紙26への印字が行なわれる。
【0020】
プラテンローラ22の回転軸は駆動機構(図示せず)に連結されており、この駆動機構によりプラテンローラ22を両方向に回転駆動することができる。プラテンローラ22が回転駆動されると、記録紙26はプラテンローラ22との間の摩擦により、プラテンローラ22の回転方向に応じて、紙ロール28から引き出されて上向き(つまりカッター装置24へ向かう向き)またはこれとは逆向きに搬送される。以下、記録紙26が印字部からカッター装置24へ向けて送られる向きおよびその際のプラテンローラ22の回転方向を順方向といい、これとは逆の向きを逆方向という。
【0021】
レシート印字の際には、サーマルヘッド20により1行印字した後、1行分に相当する距離だけ記録紙26を順方向に送るという動作を繰り返すことで、複数行にわたる印字が行なわれる。そして、印字完了後、印字最終行がカッター装置24による切断位置を越えるまで記録紙26が順方向に送られた後、カッター装置24で切断されることにより、印字済みの記録紙26がレシートとして発行される。
【0022】
図3は、本実施形態におけるカッター装置24の各刃の構成を示す平面図である。同図に示すように、カッター装置24は、固定刃32と可動刃34とを備えている。可動刃34は図示しない駆動機構により固定刃32に向けて図中上向きに駆動される。可動刃34の切れ刃エッジはV型に構成されており、その中央部に溝部34aが設けられている。かかる構成によれば、同図に破線で示すように、可動刃34が、その溝部34aの底辺が固定刃32の刃エッジを越える位置まで駆動されると、記録紙26は完全に切断(フルカット)される。一方、同図に一点鎖線で示すように、可動刃34が、その溝部34aの側辺が固定刃32の刃エッジにかかる位置まで駆動されると、記録紙26は溝部34aの幅に相当する部分を残して部分的に切断(パーシャルカット)される。このように、カッター装置24はフルカットを行なう機能と、パーシャルカットを行なう機能とを備えている。なお、カッター装置24によるフルカットおよびパーシャルカットを総称してオートカットという。
【0023】
なお、カッター装置24の構成は図3に示す構成に限るものではなく、例えば挟形式のカッター装置(例えば特開2000−167799号公報参照)等、他の形式のカッター装置を用いてもよい。また、パーシャルカットおよびフルカットの双方の機能を有する構成のみならず、パーシャルカット機能のみを有する構成であってもよい。
【0024】
図4は、プリンタ10のシステム構成図である。同図に示すように、プリンタ10は、中央制御装置(CPU)50を備えている。CPU50は、インターフェース52を介してプリンタ外部のホストコンピュータ12に接続されている。プリンタ10は、また、ROM54、RAM56、印字制御部58、カッター制御部60、搬送制御部62、カバー検出部64、紙送りスイッチ66等を備えており、これらはCPU50に接続されている。
【0025】
ROM54には、各種制御プログラムや印字キャラクタパターン等が記憶されている。また、RAM56には、ホストコンピュータ12から受信したコマンドや印字データを保持するための受信バッファが設けられている。さらに、印字制御部58は上記したサーマルヘッド20を制御するものであり、CPU50からの指示に応じてサーマルヘッド20により記録紙26へ印字を行なわせる。
カッター制御部60は、上記したカッター装置24の可動刃34の駆動機構を制御するものであり、CPU50からの指示に応じてカッター装置24により記録紙26のフルカットまたはパーシャルカットを行なわせる。
搬送制御部62は、上記したプラテンローラ22の駆動機構を制御するものであり、CPU50からの指示に応じて、プラテンローラ22を順方向または逆方向に回転駆動することにより、記録紙26を順・逆両方向に搬送させる。
カバー検出部64は、プリンタカバーの開閉状態を検出するセンサを含んでおり、プリンタカバーの開閉状態をCPU50へ通知する。また、紙送りスイッチ66は操作パネルに設けられており、このスイッチが操作されると、CPU50は搬送制御部62によりプラテンローラ22を順方向に回転駆動する。
【0026】
上記のように、本実施形態のプリンタ10は、カッター装置24により記録紙26のフルカットおよびパーシャルカットを行なうことができ、また、プラテンローラ22により記録紙26を順方向および逆方向の両方向に搬送することができる。これらの動作は、ホストコンピュータ12から送信される制御コマンドに応じて行なわれる。なお、以下の記載では、記録紙26を逆方向に搬送する動作を、逆方向紙送りという。
【0027】
本実施形態では、感熱紙のフルカット/パーシャルカットおよび逆方向紙送りに関する制御コマンドとして、例えば次の2種類の制御コマンドが用いられる。
▲1▼オートカットコマンド: "ESC V m n"
▲2▼逆送り単独コマンド : "ESC G"
このうち、オートカットコマンド"ESC V m n"はオートカット態様(フルカットまたはパーシャルカット)の指定と、オートカット後の逆方向紙送りの両方を指定できるコマンドである。また、逆送り単独コマンド"ESC G"は、逆方向紙送りのみを指示するコマンドである。
【0028】
オートカットコマンド"ESC V m n"において、パラメータnは印字完了後、オートカットを行なう前の順方向への紙送り量を指定するパラメータである。すなわち、レシート内容を印字した後、その最終印字行がカッター装置24による切断位置を越えるまで記録紙26を順方向に搬送する必要があるが、その際の送り量をパラメータnで指定するのである。また、パラメータmは、オートカットの態様およびオートカット実行後の逆方向送りの有無を指定するパラメータである。具体的には、次表のように、mの値に応じてオートカットの状態と逆方向紙送りの有無が指定される。
【0029】
【表1】
【0030】
なお、表1からわかるように、パラメータmの値m1およびm4は、マニュアルカットを指定するものであって、マニュアルカットが指定された場合にはオートカットは行なわれない。以下の説明では、オートカットコマンドとは、コマンド"ESC V m n"のうち、フルカットまたはパーシャルカットが指定されたコマンド(すなわち、m=m2、m3、m5、またはm6)のみを指し、マニュアルカットが指定されたコマンドは除外されるものとする。また、カッター装置24がパーシャルカット機能しか有しない場合には、フルカットのオートカットコマンドを受信した際に、パーシャルカットを実行するものとする。
【0031】
CPU50は、ホストコンピュータ12から受信した制御コマンドを解釈し、印字コマンドや上記のオートカットコマンドや逆送り単独コマンド等の制御コマンドに応じて、印字制御部58、カッター制御部60、搬送制御部62に制御信号を与えることにより、印字、オートカット、逆方向紙送り等の動作を制御する。
【0032】
上記のように、オートカットコマンドで、逆方向紙送り「有り」(m=m5またはm6)が指定されると、フルカットまたはパーシャルカットの実行後に逆方向紙送りが行なわれる。この場合、オートカットされた記録紙(特にパーシャルカットされた記録紙)が除去されないうちに逆方向紙送りが行なわれると紙ジャム発生の原因になることは上記従来技術に関して述べた通りである。また、オートカットコマンドでフルカットまたはパーシャルカット、逆方向紙送り「無し」(m=m2またはm3)が指定されることによりオートカットのみが実行され、その後に、逆送り単独コマンドが送られてきた場合にも同様の問題が生じ得る。
【0033】
これに対して、本実施形態では、オートカットコマンドおよび逆送り単独コマンドに対する動作を以下に述べるように制御することで、逆方向紙送り時の紙ジャムの発生を防止できるようにしている。
【0034】
図5は、本実施形態において、オートカットコマンドまたは逆送り単独コマンドを受信した場合に行なわれる処理の流れを表すフローチャートである。
なお、図5に示す処理は、CPU50がROM54に格納された制御プログラムを実行することにより実現される。同図に示すように、オートカットコマンドが受信された場合、先ず、ステップ100において、パラメータnで指定された量だけ記録紙26が順方向に搬送される。すなわち、最終印字行がカット位置を超えるまで紙送りされる。
【0035】
次に、ステップ102において、パラメータmの値に応じてフルカットまたはパーシャルカットが実行される。
【0036】
次に、ステップ104において、パラメータmの値に基づいて、逆方向紙送りが「有り」に指定されているか否かが判別される。その結果、逆方向紙送りが「有り」に指定されている場合(m=m5又はm6)は、ステップ106においてフラグFがセットされた後、コマンド受信待ち状態となる。一方、逆方向紙送りが「有り」に指定されていない場合は、直ちに、コマンド受信待ち状態となる。このコマンド受信状態で、オペレータはオートカットされた印刷済みの記録紙26(すなわちレシート)を取り除く。
【0037】
そして、コマンド受信待ち状態で印字コマンドが受信されると(ステップ108)、次にステップ110においてフラグFがセットされているか否かが判別される。その結果、フラグFがセットされている場合には、ステップ112において所定量だけ逆方向紙送りが行なわれ、続くステップ114においてフラグFがクリアされた後、ステップ116において印字コマンドに応じた印字処理が実行される。一方、上記ステップ110においてフラグFがセットされていない場合は、ステップ112,114の処理は行われることなく、ステップ116において印字処理が実行される。
【0038】
また、逆送り単独コマンドを受信した場合には、ステップ106以降の処理が行なわれる。すなわち、逆送り単独コマンドを受信した場合に、直ちに逆方向紙送りを実行するのではなく、先ずフラグFをセットし(ステップ106)、次に印字コマンドを受信した時点(ステップ108)で逆方向紙送りを実行(ステップ112)する。
【0039】
図6は、プリンタ10の全体的な動作を表す状態遷移図である。同図において、第1のコマンド受信待ち状態SAは上記図5のフローチャートにてフラグFがセットされた状態(つまり、次に印字コマンドを受信したら印字開始前に逆方向紙送りを行なうべき状態)でのコマンド受信待ち状態に対応し、また、第2のコマンド受信待ち状態SBはフラグFがクリアされた状態でのコマンド受信待ち状態に対応する。
【0040】
図6に示すように、オートカットが実行(S1)されると、プリンタ10は第1のコマンド受信待ち状態SAとなる。この状態SAで印字コマンドが受信されると、逆方向紙送りが行なわれ(S2)、次いで、印字コマンドに応じた1行の印字(S3)が行なわれた後、第2のコマンド受信待ち状態SBに遷移する。また、第1のコマンド受信待ち状態SAで紙送りスイッチ66がオンされると、記録紙26が順方向に搬送(S4)された後、第2のコマンド受信待ち状態SBへ遷移し、また、第1のコマンド受信待ち状態SAでプリンタカバーが開かれると、カバーオープン処理(S5)が行なわれた後、第2のコマンド受信待ち状態SBへ遷移する。一方、第1のコマンド受信待ち状態SAで印字コマンド以外(例えばフォント設定コマンド等)の制御コマンドが受信された場合には、そのコマンドに応じたコマンド処理(S6)が行なわれた後、第1のコマンド受信待ち状態SAに戻る。ただし、第1のコマンド受信待ち状態SAで逆送り単独コマンドを受信した場合は、このコマンドは無視する。
【0041】
また、第2のコマンド受信待ち状態SBにおいて、逆方向紙送り「有り」のオートカットコマンドが受信されると、オートカットが実行(S1)された後、第1のコマンド受信待ち状態SAへ遷移する。また、第2のコマンド受信待ち状態SBにおいて、逆送り単独コマンドが受信されると、直ちに、第1コマンド待ち状態SAへ遷移する。一方、第2のコマンド受信待ち状態SBにおいて、その他の制御コマンドを受信した場合には、そのコマンドに応じたコマンド処理(S7)が行なわれた後、第2のコマンド受信待ち状態SBへ戻る。
【0042】
以上述べたように、本実施形態のプリンタ10では、逆方向紙送りが「有り」に指定されたオートカットコマンドを受信した場合、オートカットの実行後、直ちに逆方向紙送りを行なうのではなく、フラグFをセットして第1のコマンド受信待ち状態SAとする。そして、第1のコマンド受信待ち状態SAで次に印字コマンドを受信した時点で、印字開始前に逆方向紙送りを実行する。また、逆送り単独コマンドを受信した場合も、直ちに逆方向紙送りを行うのではなく、フラグFをセットして第1のコマンド受信待ち状態SAとし、この状態で次に印字コマンドを受信した時点で印字開始前に逆方向紙送りを実行する。一般に、ホストコンピュータ12から次の印字コマンドが送られるまでには、切断済みの記録紙26(すなわちレシート)はオペレータが取り除いていると判断できる。したがって、上記の動作によれば、オートカットされた記録紙26が取り除かれないうちに逆方向紙送りが行なわれるといった事態を回避することが可能となる。すなわち、本実施形態によれば、逆方向紙送り時に、切断済みのレシートがプリンタ10内部へ引き込まれて紙ジャムが発生するのを防止できる。
【0043】
また、従来は、ホストコンピュータ12から逆送り単独コマンドを送る場合、紙ジャムを防止するために、切断されたレシートが取り除かれたタイミングを見計らってコマンドを送る必要があった。これに対して、本実施形態では、逆送り単独コマンドを任意のタイミングで送っても紙ジャム発生のおそれがなく、コマンド送信タイミングを見計らうことが不要となるので、ホストコンピュータ12側でのアプリケーションプログラムの作成が容易となる。
【0044】
また、記録紙26として裏面に粘着性を有する用紙が用いられた場合、従来のように、オートカット直後に逆方向紙送りを行なうものとすると、次の印字が開始されるまで、図7に示すように、記録紙26の粘着面26aの先端部近傍近傍がプラテンローラ22に密着状態に保持される。このため、記録紙26の先端部近傍がプラテンローラ22に付着し、次の印字の際にプラテンローラ22が順方向に回転すると、同図に破線で示すように、記録紙26がプラテンローラ22に巻き込まれてしまうことが起こり得る。これに対して、本実施形態では、図8に示すように、オートカットを行なった位置で次の印字コマンドを待ち、印字開始の直前に逆方向紙送りを行なうため、記録紙26の先端部近傍がプラテンローラ22に付着することはなく、したがって、記録紙26がプラテンローラ22に巻き込まれるのを防止することができる。このように、本実施形態のプリンタ10によれば、記録紙26として裏面が粘着性の用紙を用いた場合に、記録紙26のプラテンローラ22への巻き込みを防止できるという効果も得られる。
【0045】
なお、上記の説明では、逆方向紙送りを行なう際の紙送り量は所定値としたが、この値は固定値としてもよいし、DIPスイッチ等によりユーザが何段階かに設定できるようにしてもよい。また、また、ホストコンピュータ12からの制御コマンドで逆方向紙送り量を設定できるようにしてもよい。
【0046】
あるいは、図9に示すように、記録紙26の裏面の所定位置に設けられた位置合わせ用のブラックマークや穴を検出するためのセンサ100、あるいは、記録紙26の先端縁を検出するセンサ102を設け、センサ100,102によってブラックマークや穴、あるいは、記録紙26の先端縁が検出されるまで逆方向紙送りを行なうようにしてもよい。このように、記録紙26のマークや穴、あるいは先端縁を基準にして逆方向紙送りでの紙送り位置を設定することで、記録紙26に対して常に一定の位置から印字を開始することが可能となる。
【0047】
また、上記実施形態では、オートカットの実行後、次の印字コマンドが受信された時点までには、切断されたレシートが取り除かれていると判断できることから、次に印字コマンドを受信したタイミングで逆方向紙送りを行なうものとした。しかしながら、本発明はこれに限るものではなく、例えば上記図9に破線で示すように、プリンタ10の排出口36の近傍に用紙検出用のセンサ104を設け、このセンサ104によって切断済みレシートが取り除かれたことが検出された時点で逆方向紙送りを行なうようにしてもよい。
【0048】
また、プリンタ10に手動で逆方向紙送りを指示するためのスイッチが設けられている場合には、このスイッチにより逆方向紙送りが指示された時点で、レシートが除去されていれば直ちに逆方向紙送りを実行し、レシートが除去されていなければ、レシート除去が検知されるまで、逆方向紙送りの実行を保留することとしてもよい。
【0049】
なお、上記実施形態において、フルカットが行なわれた場合にはパーシャルカットの場合に比べて、切断済みのレシートがプリンタ10へ引き込まれることは起こり難い。そこで、紙ジャムの発生を防止する観点からは、フルカットが指定されたオートカットコマンドを受信した場合、または、フルカット実行後に逆送り単独コマンドを受信した場合に、フルカット実行後または逆送り単独コマンド受信後、直ちに逆方向紙送りを行なうことも考えられる。ただし、上記のように、裏面に粘着性を有する記録紙26がプラテンローラ22への巻き込まれるのを防止するという効果を得るうえでは、フルカットの場合にも、次の印字コマンドを受信するまで逆方向送りの実行を保留することが好ましい。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、記録媒体を切断した後、逆方向に搬送した際にジャムが発生するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるプリンタの印字部および用紙切断部を示す斜視図である。
【図2】本実施形態のプリンタの印字部および用紙切断部を示す断面図である。
【図3】カッター装置の各刃の構成を示す平面図である。
【図4】プリンタのシステム構成図である。
【図5】本実施形態において、オートカットコマンドまたは逆送り単独コマンドを受信した場合に行なわれる処理の流れを表すフローチャートである。
【図6】本実施形態のプリンタの全体的な動作を説明するための状態遷移図である。
【図7】従来構成において裏面に粘着性を有する記録紙がプラテンローラへの巻き込まれる様子を示す図である。
【図8】本実施形態において裏面に粘着性を有する記録紙がプラテンローラへ巻き込まれることなく搬送される様子を示す図である。
【図9】記録紙のマークや穴あるいは先端縁を検出するセンサや、オートカットされた記録紙が取り除かれたことを検出するセンサを設けた構成を示す図である。
【符号の説明】
10 プリンタ
20 サーマルヘッド
22 プラテンローラ
24 カッター装置
26 記録紙
50 CPU
58 印字制御部
60 カッター制御部
62 搬送制御部
Claims (17)
- 外部から制御コマンドを受信する受信手段と、記録媒体に印字を行なう印字手段と、記録媒体を切断する切断手段と、記録媒体を、前記印字手段による印字位置から前記切断手段による切断位置へ向かう第1の方向および該第1の方向とは逆向きの第2の方向の双方向に搬送可能な搬送手段とを備えるプリンタであって、
前記切断手段により記録媒体が切断された後、当該切断された記録媒体が取り除かれたと判断できる所定のタイミングで、前記搬送手段により記録媒体を前記第2の方向へ搬送させる制御手段を備えることを特徴とするプリンタ。 - 請求項1記載のプリンタにおいて、前記切断手段は、記録媒体を部分的に切断するパーシャルカット機能を少なくとも有し、前記制御手段は、前記パーシャルカット機能によって記録媒体が切断される場合に作動することを特徴とするプリンタ。
- 請求項1または2記載のプリンタにおいて、前記所定のタイミングは、印字を行なうべき旨の所定の印字コマンドを前記受信手段が受信した後、前記印字手段により当該印字コマンドに応じた印字が開始される前のタイミングであることを特徴とするプリンタ。
- 請求項1乃至3のうち何れか1項または2記載のプリンタにおいて、前記制御手段は、記録媒体を切断した後に前記第2の方向へ搬送すべき旨の所定の切断コマンドを前記受信手段が受信した場合に、前記切断手段により記録媒体を切断させた後、前記所定のタイミングで前記搬送手段により記録媒体を前記第2の方向に搬送させる手段を含むことを特徴とするプリンタ。
- 請求項1乃至4のうち何れか1項記載のプリンタにおいて、前記制御手段は、記録媒体を前記第2の方向へ搬送すべき旨の所定の搬送コマンドを前記受信手段が受信した場合に、前記所定のタイミングで前記搬送手段により記録媒体を前記第2の方向に搬送させる手段を含むことを特徴とするプリンタ。
- 外部から制御コマンドを受信する受信手段と、記録媒体に印字を行なう印字手段と、記録媒体を切断する切断手段と、記録媒体を、前記印字手段による印字位置から前記切断手段による切断位置へ向かう第1の方向、および、該第1の方向とは逆向きの第2の方向の双方向に搬送可能な搬送手段とを備えるプリンタであって、
第1または第2の状態を選択的に記憶可能な状態記憶手段と、
記録媒体を前記第2の方向に搬送すべき旨を含む所定のコマンドを前記受信手段が受信した場合に、前記状態記憶手段に記憶された状態を前記第1の状態に設定する第1設定手段と、
前記切断手段により切断された記録媒体が除去されたと判断できる所定のタイミングで、前記状態記憶手段に前記第1の状態が記憶されていれば、前記搬送手段により記録媒体を前記第2の方向へ搬送させる制御手段と、
前記搬送手段により記録媒体を前記第2の方向へ搬送させた場合に、前記状態記憶手段に記憶された状態を前記第2の状態に設定する第2設定手段と、を備えることを特徴とするプリンタ。 - 請求項6記載のプリンタにおいて、前記所定のタイミングは、印字を行うべき旨の所定の印字コマンドを前記受信手段が受信したタイミングであり、
前記制御手段は、前記搬送手段により記録媒体を前記第2の方向へ搬送させた後、前記印字手段により前記受信した印字コマンドに応じた印字を行わせることを特徴とするプリンタ。 - 請求項1乃至7のうち何れか1項記載のプリンタにおいて、前記搬送手段により記録媒体を前記第2の方向へ搬送させる量を設定する手段を備えることを特徴とするプリンタ。
- 請求項1乃至8のうち何れか1項記載のプリンタにおいて、
記録媒体が所定位置に達したことを検出する検出手段を備え、
前記制御手段は、前記検出手段により記録媒体が前記所定位置に達したことが検出されるまで前記搬送手段により記録媒体を前記第2の方向へ搬送させることを特徴とするプリンタ。 - 外部から制御コマンドを受信する受信手段と、記録媒体に印字を行なう印字手段と、記録媒体を切断する切断手段と、記録媒体を、前記印字手段による印字位置から前記切断手段による切断位置へ向かう第1の方向、および、該第1の方向とは逆向きの第2の方向の双方向に搬送可能な搬送手段とを備えるプリンタを制御する方法であって、
前記切断手段により記録媒体を切断した後、当該切断した記録媒体が取り除かれたと判断できる所定のタイミングで、前記搬送手段により記録媒体を前記第2の方向へ搬送させる制御ステップを備えることを特徴とするプリンタの制御方法。 - 請求項10記載のプリンタの制御方法において、
前記所定のタイミングは、印字を行なうべき旨の所定の印字コマンドを前記受信手段が受信した後、前記印字手段により当該印字コマンドに応じた印字を開始する前のタイミングであることを特徴とするプリンタの制御方法。 - 請求項10または11記載のプリンタの制御方法において、
前記制御ステップは、記録媒体を切断した後に前記第2の方向へ搬送すべき旨の所定の切断コマンドを前記受信手段が受信した場合に、前記切断手段により記録媒体を切断させた後、前記所定のタイミングで前記搬送手段により記録媒体を前記第2の方向に搬送させるステップを含むことを特徴とするプリンタの制御方法。 - 請求項10乃至12のうち何れか1項記載のプリンタの制御方法において、前記制御ステップは、記録媒体を前記第2の方向へ搬送すべき旨の所定の搬送コマンドを前記受信手段が受信した場合に、前記所定のタイミングで前記搬送手段により記録媒体を前記第2の方向に搬送させるステップを含むことを特徴とするプリンタの制御方法。
- 外部から制御コマンドを受信する受信手段と、記録媒体に印字を行なう印字手段と、記録媒体を切断する切断手段と、記録媒体を、前記印字手段による印字位置から前記切断手段による切断位置へ向かう第1の方向、および、該第1の方向とは逆向きの第2の方向の双方向に搬送可能な搬送手段とを備えるプリンタの制御方法であって、
記録媒体を前記第2の方向に搬送すべき旨を含む所定のコマンドを前記受信手段が受信した場合に、第1または第2の状態を選択的に記憶可能な状態記憶手段に前記第1の状態を記憶させる第1記憶ステップと、
前記切断手段により切断された記録媒体が除去されたと判断できる所定のタイミングで、前記状態記憶手段に前記第1の状態が記憶されていれば、前記搬送手段により記録媒体を前記第2の方向へ搬送させる制御ステップと、
前記搬送手段により記録媒体を前記第2の方向へ搬送させた場合に、前記状態記憶手段に前記第2の状態を記憶させる第2記憶ステップと、を備えることを特徴とするプリンタの制御方法。 - 請求項14記載のプリンタの制御方法において、前記所定のタイミングは、印字を行うべき旨の所定の印字コマンドを前記受信手段が受信したタイミングであり、
前記制御ステップでは、前記搬送手段により記録媒体を前記第2の方向へ搬送させた後、前記印字手段により前記受信した印字コマンドに応じた印字を行わせることを特徴とするプリンタの制御方法。 - 請求項10乃至15のうち何れか1項記載のプリンタの制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 請求項16記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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