JP5146126B2 - 印刷装置、印刷装置の制御方法および印刷装置の制御プログラム - Google Patents

印刷装置、印刷装置の制御方法および印刷装置の制御プログラム Download PDF

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本発明は、例えばPOSシステムのレジスタ等に組み込まれる印刷装置の制御方法、印刷装置の制御プログラムおよび印刷装置に係り、特に、ロール紙等の連続紙に決済情報等を印刷してレシートを発行する際に、次のレシートに係わる印刷データを所定行数印刷させてからカットする印刷装置、印刷装置の制御方法および印刷装置の制御プログラムに関するものである。
例えば、POS(Pioint of sale)レジスタ等に組み込まれる印刷装置においては、レシート用の印刷用紙としてロール紙(記録シート)を用いており、適当な箇所でレシート(領収書)を自動切断するためのカッタ機構を備えている。
図5は、従来の印刷装置の印刷部周辺の概略構成を示す縦断面図である。図6において、印刷ヘッド101によって所望の印刷が終了し、紙送りローラ103と紙送り補助ローラ104との回動により印刷紙の伝票発行に必要な位置まで紙送りを行い、しかる後、紙カッタ105により印刷紙102をカットする。このように、紙カッタは印刷ヘッドの下流側にあるため、印刷データの印刷終了後に、印刷ヘッドから紙カッタまでの間隔分の紙送りを行った後にカットを行う構成となっている。
図6は、従来の印刷装置におけるカットコマンド確定からカットまでの動作を説明するための模式図である。図6に示すように、印刷ヘッドの(中心)位置からカッタ刃位置までの間隔分の紙送りは印刷装置の構成上の制約による不可避な動作であって、図6に示す次のレシート印刷開始位置までの部分Aには何も印刷されない空白が生じ、この部分はレシートの無駄となることが問題となっていた。
そこでロール紙の頭出し処理の制御手段を有し、カット動作を行った後にロール紙の逆送りを行って、上記間隔分のロール紙の無駄を防止する印刷装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この印刷装置によれば、紙送りによる無駄な空白部分がレシートのカット後に逆送りにより戻されるため、次のレシートも紙の先端の直後から印刷することが可能となり、紙の無駄を防止することができる。
特開平6−31990号公報 特開2005−335125号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載された従来の印刷装置は、逆送りのための機構が別途必要であり、順方向の紙送り機構のみを備えた一般的な印刷装置と比較して製造コストが高く、既存機種への展開はファームウェアの変更のみでは対応することができないという問題があった。またラベル紙などを使用している場合は、ヘッドなどに引っかかるため逆送り量に制限があったり、紙詰まりが発生したりするなど期待した結果を得られない場合があった。
なお、上述の次のレシート印刷開始位置までの部分Aに、予め印刷装置の記憶部に設定されたトップロゴ(店の名前のロゴなど)を印刷することは、例えば特許文献2などに記載されているように公知であるが、次のレシートに印刷する決済情報などのホストコンピュータから送信される印刷データを印刷することはできない。
このため、上記部分Aに次のレシートの決済情報などホストコンピュータから送信される印刷データを印刷するには、印刷装置に対してレシートの最後の行の印刷を行った直後にカットを実行させずに、次のレシートの決済情報等の送信を行って、印刷ヘッド位置からカッタ刃位置までの間隔分に相当する行数の印刷データを印刷させてからカットを実行させる、拡張されたカットコマンド(以降、カット予約コマンドと云う)を定義すればよい。そして、印刷装置にこのカット予約コマンドを実行させれば、レシートの先頭に無駄な空白部分を生じさせないようにすることが可能である。
しかしながら、印刷装置は次のレシートの決済情報等を受信し、カット予約コマンドで指定された行数(印刷ヘッド位置からカッタ刃位置までの間隔分)の印刷を実行しないと、カットの実行(レシート発行)ができない。ホストコンピュータは上記のカット予約コマンドを送信後、直ぐに次のレシートの決済情報等の印刷データを送信するとは限らないので、レシート発行が遅れる場合があるという問題がある。
本発明の目的は、上記問題を解決することに係り、カット予約コマンドの受信後、直ぐに次のレシートの決済情報等の印刷データを受信できない場合であっても、設定時間が経過すれば強制的に紙送りをしてレシートを発行し、レシート発行の遅れを解消することができる印刷装置、印刷装置の制御方法および印刷装置の制御プログラムを提供することである。
上記目的を達成するために、ホストコンピュータから送信された印刷データと制御コマンドとを受信する受信部と、
前記制御コマンドに基づいて用紙に前記印刷データを印刷する印刷ヘッドと、前記用紙を搬送する用紙搬送部と、カッタ刃により前記用紙を切断する切断機構部と、を含む印刷機構部と、
予め所定の設定時間を設定し、前記制御コマンドのうちの一つであるカット予約コマンドを受信後、直ちに起動して時間を計測するタイマと、
前記受信部及び前記印刷機構部及び前記タイマを制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記カット予約コマンドを受信後、次のレシートに係わる印刷データを受信し、前記タイマに設定された前記所定の設定時間内に前記次のレシートに係る印刷データが前記印刷ヘッドの位置から前記カッタ刃の位置までの間隔に相当する規定行数分印刷されたか否かを判定し、
前記所定の設定時間内に前記規定行数分の印刷が終了る場合は、前記印刷機構部を制御して、次のレシートへの印刷行数が前記規定行数となった後に、前記用紙の切断を実行させてレシートを発行し、
前記所定の設定時間内に前記規定行数分の印刷が終了しい場合は、前記印刷機構部を制御して、印刷していない残りの印刷行数分の長さの紙送りを実行させてから、前記用紙の切断を実行させてレシートを発行することを特徴とする。
上記構成により、印刷装置は、次のレシートの規定行数分の印刷データが、タイマに予め設定されている設定時間内に受信できなければ、紙送りを実行した後、用紙のカットを実行するので、次のレシートの印刷データの到着が遅延した場合でも、予め設定されている設定時間以内に、必ずレシートの発行を実行することができる。
また、好ましくは、前記制御部は、前記ホストコンピュータから送信された前記制御コマンドのうちの一つであるカットコマンドの受信に基づき、レシートの最終の印刷前記カッタ刃位置を超える位置まで前記用紙を紙送りさせて、前記用紙の切断を実行させてレシートを発行することを特徴とする。
これにより、カットコマンドの受信によって、直ちに、レシートの最終行を前記カッタ刃位置を超える位置まで紙送りして、カットを実行するので、カットコマンドの送信のタイミングで、レシート発行を行うことができる。
また、好ましくは、外部から操作可能なカットスイッチを備え、
前記制御部は、前記カットスイッチの操作に基づき、レシートの最終の印刷前記カッタ刃位置を超える位置まで前記用紙を紙送りさせて、前記用紙の切断を実行させてレシートを発行することを特徴とする。
これにより、使用者が任意に用紙のカットを実行し、レシートの発行を任意のタイミングで実施させることができる。
また、本発明に係る印刷装置の制御方法は、ホストコンピュータから送信された印刷データと制御コマンドとを受信する受信部と、
前記制御コマンドに基づいて用紙に前記印刷データを印刷する印刷ヘッドと、前記用紙を搬送する用紙搬送部と、カッタ刃により前記用紙を切断する切断機構部と、を含む印刷機構部と、
予め所定の設定時間を設定し、前記制御コマンドのうちの一つであるカット予約コマンドを受信後、直ちに起動して時間を計測するタイマと、
前記受信部及び前記印刷機構部及び前記タイマを制御する制御部と、を備える印刷装置を制御する制御方法であって、
前記カット予約コマンドを受信した場合は、前記所定の設定時間がきたらタイムアップするように設定された前記タイマの計時動作を開始するステップ
次のレシートに係わる印刷データを受信し、前記タイマに設定された前記所定の設定時間内に前記次のレシートに係る印刷データが前記印刷ヘッドの位置から前記カッタ刃の位置までの間隔に相当する規定行数分の印刷がされたか否かを判定するステップと、
前記所定の設定時間内に前記規定行数分の印刷が終了する場合は、前記タイマの計時動作を停止させてリセットし、前記用紙の切断を実行するステップ
前記所定の設定時間内に前記規定行数分の印刷が終了しない場合は、前記タイマの計時動作を停止させてリセットし、前記カット予約コマンドで指示された前記規定数の行のうち印刷していない印刷行数分の紙送りをしてから前記用紙の切断を実行するステップ
を含むことを特徴とする。
上記印刷装置の制御方法により、次のレシートの規定行数分の印刷データが、タイマに予め設定されている設定時間内に受信できなければ、紙送りを実行した後、用紙のカットを実行するので、次のレシートの印刷データの到着が遅延した場合でも、予め設定されている設定時間以内に、必ずレシートの発行を実行することができる。
また、本発明に係る印刷装置の制御プログラムは、上記の印刷装置の制御方法各ステップ印刷装置に搭載されたコンピュータに実行させることを特徴とする。
上記印刷装置の制御プログラムにより、次のレシートの規定行数分の印刷データが、タイマに予め設定されている設定時間内に受信できなければ、紙送りを実行した後、用紙のカットを実行するので、次のレシートの印刷データの到着が遅延した場合でも、予め設定されている設定時間以内に、必ずレシートの発行を実行することができる。
以下に、本発明に係る印刷装置の制御方法、印刷装置の制御プログラムおよび印刷装置の実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る印刷装置を含んで構成される印刷システムの主要機能を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施の形態に係る印刷装置10は、通信手段30およびホストコンピュータ20とともに印刷システム1を構成している。
ホストコンピュータ20は、CPUおよびROMやRAMなどのメモリで構成される制御部(図示せず)を備えており、この制御部で実行されるアプリケーションプログラムから出力されたデータをカットコマンドやカット予約コマンドなどの制御コマンドに変換するプリンタドライバ21を備える。さらに、ホストコンピュータ20は、プリンタドライバ21で作成された制御コマンドを通信手段30を介して、印刷装置10に送信する。なお、通信手段30は、通信線による有線接続でも、あるいは無線接続等であってもよい。
また、上記のカット予約コマンドは、ロール紙等の用紙に決済情報等を印刷してレシートを発行する際に、次のレシートに係わる印刷データを指定した行数印刷させてからカットを実行させるコマンドであり、パラメータとして上記行数を指定する。この行数は、印刷装置10の印刷ヘッド位置からカッタ刃位置までの間隔分に相当する行数を予め設定しておくと、次に発行するレシートの先頭から決済情報等の印刷データを印刷することができるので、無駄な余白を生じさせないようにすることが可能である。
印刷装置10は、受信部11と、印刷機構部12と、タイマ13と、受信部11及び印刷機構部12及びタイマ13を制御する制御部14と、を備える。
受信部11は、ホストコンピュータ20から送信された送信された印刷データと制御コマンドとを、通信手段30を介して受信する通信インタフェース11aと、受信した制御コマンドを解析して印刷処理コマンド、用紙搬送処理コマンド、カットコマンドおよびカット予約コマンド等の各種の制御コマンドや印刷データを判別して格納する受信バッファ11bと、受信バッファ11bから取り出した印刷データを格納するプリントバッファ11cと、を備える。
印刷機構部12は、紙送りと直交する方向(横方向)に多数のドットを同時に印刷可能に構成されたラインヘッドである印刷ヘッド12aと、カッタ刃によりロール紙等の用紙を切断する切断機構部12bと、紙送り用のモータやローラ等で構成され、紙送り方向に用紙を搬送する用紙搬送部12cとを、備える。
タイマ13は、予め所定の設定時間を設定し、制御コマンドのうちの一つであるカット予約コマンドを受信により直ちに起動して時間を計測するように機能する。
また、印刷装置10には、外部から使用者が操作可能なカットスイッチ(図示せず)を設けるようにしてもよい。このカットスイッチは、スイッチ操作することにより、スイッチがON状態となり、直ちに用紙のカットを実行するように機能する。
また、制御部14は、設定時間内に規定行数分の印刷が終了している場合は、印刷機構部12を制御して、次のレシートへの印刷行数が印刷ヘッド位置からカッタ刃位置までの間隔に相当する規定行数となった後に、用紙のカットを実行させてレシートを発行する。あるいは、設定時間内に規定行数分の印刷が終了していない場合は、印刷機構部12を制御して、印刷していない残りの行数分の長さの紙送りを実行させてから、用紙のカットを実行させてレシートを発行する。すなわち、制御部14により、レシートの最終行がカッタ刃位置を超える位置まで用紙が紙送りされた後に、用紙がカットされてレシートが発行される。なお、詳細はレシート発行の動作手順で説明する。
次に、上記構成の印刷装置10の動作の特徴を図2及び図3を参照して説明する。
本実施の形態に係る印刷装置10は、ホストコンピュータ20から受信した制御コマンドを解析して、制御コマンドがカット予約コマンドである場合、次のレシートの印刷データを規定行数印刷した上でロール紙等の用紙をカットする。
すなわち、ホストコンピュータ20からレシートP1の最終行の印刷データと共に送信されたカット予約コマンドを受信して、レシートP1の最終行の印刷が終了した直後に、印刷ヘッド位置からカッタ刃位置までの紙送りをして用紙をカットするのではなく、レシートP1に対する印刷終了後も次のレシートP2の印刷データの印刷を続けて、このレシートP2への印刷行数が印刷ヘッド位置からカッタ刃位置までの間隔に相当する規定行数(図2の例では3行)となった後に、用紙のカットを行っている。これにより、図2に示すように、レシートP2の先頭に“111”、“222”、“333”の規定行数である3行が印刷され、無駄な余白が発生しない。
上記のように、次のレシートP2の規定行数分の印刷データを全て受信して、この印刷を実行した後に、用紙のカットを実行するので、上記規定行数分の印刷データの送信が遅れるとその間、レシートP1の発行が遅れてしまう。
このため、本実施の形態に係る印刷装置10はタイマ13を備えており、タイマ13はカット予約コマンド受信後、直ちに起動して時間を計測し、次のレシートP2の規定行数分の印刷データが、タイマ13に予め設定されている設定時間内に受信できなければ、図3に示すように長さR(図3の例では、既に印刷したレシートP2の“111”の行の紙送り方向長さを引いた分の長さ)の紙送りを実行した後、用紙のカットを実行する。これにより、上記タイマ13に予め設定されている設定時間以内に、必ずレシートP1の発行を実行することができる。
次に、本実施の形態に係る印刷装置10によるレシート発行の動作手順を、図4のフローチャートを参照して説明する。
まず、印刷装置10を起動するなどして、本動作フローを開始したら、制御部14は、カット予約コマンドを実行中である場合に、計時中のタイマ13の設定時間がタイムアップしていないか否かを判定する(ステップS1)。
カット予約コマンド実行中ではない場合、あるいは、カット予約コマンド実行中であってもタイマ13の設定時間がタイムアップしていない場合は(ステップS1:No)、次に、カットスイッチが操作されてONとなったか、あるいは、カットスイッチは操作されずにOFFのままかを判定する(ステップS2)。
カットスイッチがOFFの場合(ステップS2:No)は、次に、印刷装置10において受信したデータが無いかを、例えば、受信バッファ11bにデータが入っているか否かを検知することによって判定する(ステップS3)。受信したデータが無い場合(ステップS3:No)は、上記ステップS1〜S3のフローを繰り返す。
一方、受信したデータがある場合(ステップS3:Yes)は、次に、受信したデータにカット予約コマンドがあるか否かを判定する(ステップS4)。カット予約コマンドがある場合、すなわち、カット予約コマンドを受信した場合(ステップS4:Yes)、予め所定の設定時間が来たらタイムアップするように設定されたタイマ13の計時動作を開始する(ステップS12)。
そして再び、ステップS1〜S3のフローを繰り返し、受信したデータにカットコマンド(直ちにカットを実行させるコマンド)があるか否かを判定し(ステップS5)、カットコマンドがない場合、すなわち、カットコマンドを受信していない場合(ステップS5:No)、受信した印刷データの印刷を実行する(ステップS6)。
次に、カット予約コマンドを実行中であり、かつ、カット予約コマンドで指示された規定数の行(次のレシートP2に係る印刷データ)の印刷が終了したか否かを判定する(ステップS7)。カット予約コマンドの実行中でない場合、または、上記規定数の行の印刷が終了していない場合(ステップS7:No)は、ステップS1に戻る。
一方、カット予約コマンドを実行中であり、かつ、上記規定数の行の印刷が終了している場合(ステップS7:Yes)は、タイマ13の計時動作を停止させてリセット(ステップS8)し、用紙のカットを実行(ステップS9)して、カット予約コマンドの実行が終了する。これによって、レシートP1が発行される。
一方、ステップS1において、カット予約コマンドを実行中であり、かつ、設定時間がタイムアップしている場合は(ステップS1:Yes)、タイマ13の計時動作を停止させてリセットし(ステップS10)、カット予約コマンドで指示された規定数の行のうち印刷していない行数分の紙送りをしてから用紙のカットを実行して(ステップS11)、カット予約コマンドの実行が終了する。すなわち、制御部14により、レシートの最終行がカッタ刃位置を超える位置まで用紙が紙送りされた後に、用紙がカットされる。これによって、レシートP1が発行される。
上記ステップS1のYesの場合と同様に、上記ステップS2においてカットスイッチがONである場合(ステップS2:Yes)、または、上記ステップS5においてカットコマンドを受信した場合(ステップS5:Yes)、タイマ13の計時動作を停止させてリセットし(ステップS10)、カット予約コマンドで指示された規定数の行のうち印刷していない行数分の紙送りをしてから用紙のカットを実行して(ステップS11)、カット予約コマンドの実行が終了する。すなわち、制御部14により、レシートの最終行がカッタ刃位置を超える位置まで用紙が紙送りされた後に、用紙がカットされる。これによって、レシートP1が発行される。
このように、本実施の形態に係る印刷装置10は、ロール紙等の用紙をカットしてレシートP1を発行するために、レシートP1の最終行の印刷データと共に送られてくるカット予約コマンドを受信した後、タイマ13が直ちに起動して時間を計測し、次のレシートP2の規定行数分の印刷データが、タイマ13に予め設定されている設定時間内に受信できなければ、紙送りを実行した後、用紙のカットを実行する。
なお、上述の実施の形態においては、印刷ヘッド位置からカッタ刃位置までの間隔に相当する規定行数分の印刷データを受信したら順次印刷しているが、規定行数の印刷データが全て揃うのを待ってから、この規定行数の印刷を始めるような動作としてもよい。
以上詳述したように、本実施の形態に係る印刷装置10によれば、次のレシートP2の印刷データの到着が遅延した場合でも、予め設定されている設定時間以内に、必ずレシートP1の発行を実行することができる。
本発明の実施の形態に係る印刷装置を含んで構成される印刷システムの主要機能を示すブロック図である。 本実施の形態に係る印刷装置による連続紙のカット処理を説明するための説明図である。 本実施の形態に係る印刷装置による連続紙のカット処理を説明するための別の説明図である。 本実施の形態に係る印刷装置によるレシート発行の動作手順を示すフローチャートである。 従来の印刷装置の印刷部周辺の概略構成を示す縦断面図である。 従来の印刷装置におけるカットコマンド確定からカットまでの動作を説明するための説明図である。
符号の説明
1…印刷システム、10…印刷装置、20…ホストコンピュータ、30…通信手段、11…受信部、11a…通信インタフェース、11b…受信バッファ、11c…プリントバッファ、12…印刷機構部、12a…印刷ヘッド、12b…切断機構部、12c…用紙搬送部、13…タイマ、14…制御部

Claims (5)

  1. ホストコンピュータから送信された印刷データと制御コマンドとを受信する受信部と、
    前記制御コマンドに基づいて用紙に前記印刷データを印刷する印刷ヘッドと、前記用紙を搬送する用紙搬送部と、カッタ刃により前記用紙を切断する切断機構部と、を含む印刷機構部と、
    予め所定の設定時間を設定し、前記制御コマンドのうちの一つであるカット予約コマンドを受信後、直ちに起動して時間を計測するタイマと、
    前記受信部及び前記印刷機構部及び前記タイマを制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記カット予約コマンドを受信後、次のレシートに係わる印刷データを受信し、前記タイマに設定された前記所定の設定時間内に前記次のレシートに係る印刷データが前記印刷ヘッドの位置から前記カッタ刃の位置までの間隔に相当する規定行数分印刷されたか否かを判定し、
    前記所定の設定時間内に前記規定行数分の印刷が終了る場合は、前記印刷機構部を制御して、次のレシートへの印刷行数が前記規定行数となった後に、前記用紙の切断を実行させてレシートを発行し、
    前記所定の設定時間内に前記規定行数分の印刷が終了しい場合は、前記印刷機構部を制御して、印刷していない残りの印刷行数分の長さの紙送りを実行させてから、前記用紙の切断を実行させてレシートを発行することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記制御部は、前記ホストコンピュータから送信された前記制御コマンドのうちの一つであるカットコマンドの受信に基づき、レシートの最終の印刷前記カッタ刃位置を超える位置まで前記用紙を紙送りさせて、前記用紙の切断を実行させてレシートを発行することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 外部から操作可能なカットスイッチを備え、
    前記制御部は、前記カットスイッチの操作に基づき、レシートの最終の印刷前記カッタ刃位置を超える位置まで前記用紙を紙送りさせて、前記用紙の切断を実行させてレシートを発行することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  4. ホストコンピュータから送信された印刷データと制御コマンドとを受信する受信部と、
    前記制御コマンドに基づいて用紙に前記印刷データを印刷する印刷ヘッドと、前記用紙を搬送する用紙搬送部と、カッタ刃により前記用紙を切断する切断機構部と、を含む印刷機構部と、
    予め所定の設定時間を設定し、前記制御コマンドのうちの一つであるカット予約コマンドを受信後、直ちに起動して時間を計測するタイマと、
    前記受信部及び前記印刷機構部及び前記タイマを制御する制御部と、を備える印刷装置を制御する制御方法であって、
    前記カット予約コマンドを受信した場合は、前記所定の設定時間がきたらタイムアップするように設定された前記タイマの計時動作を開始するステップと、
    次のレシートに係わる印刷データを受信し、前記タイマに設定された前記所定の設定時間内に前記次のレシートに係る印刷データが前記印刷ヘッドの位置から前記カッタ刃の位置までの間隔に相当する規定行数分の印刷がされたか否かを判定するステップと、
    前記所定の設定時間内に前記規定行数分の印刷が終了する場合は、前記タイマの計時動作を停止させてリセットし、前記用紙の切断を実行するステップと、
    前記所定の設定時間内に前記規定行数分の印刷が終了しない場合は、前記タイマの計時動作を停止させてリセットし、前記カット予約コマンドで指示された前記規定数の行のうち印刷していない印刷行数分の紙送りをしてから前記用紙の切断を実行するステップと、
    を含むことを特徴とする印刷装置の制御方法。
  5. 請求項4に記載された印刷装置の制御方法の各ステップを、印刷装置に搭載されたコンピュータに実行させることを特徴とする印刷装置の制御プログラム。
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