JP2008169966A - スラストころ軸受 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構造でスライドレースの変位に対して保持器を保護することのできるスラストころ軸受を提供すること。
【解決手段】複数のポケット5にそれぞれころ10が収容された環状の保持器1と、内周側の端部にフランジ15aを有し、保持器1の一方の側に配設されてころ10が当接する第1のスラストレース15、及び外周側の端部にフランジ16aを有し保持器1の他方の側に配設されてころ10が当接する第2のスラストレース16とからなり、保持器1を弾性を有する材料で構成し、保持器1の外径側端面及び内径側端面又はいずれか一方に、周方向に間隔をおいて複数の弾性突部6a,6bを一体に設けた。
【選択図】図1
【解決手段】複数のポケット5にそれぞれころ10が収容された環状の保持器1と、内周側の端部にフランジ15aを有し、保持器1の一方の側に配設されてころ10が当接する第1のスラストレース15、及び外周側の端部にフランジ16aを有し保持器1の他方の側に配設されてころ10が当接する第2のスラストレース16とからなり、保持器1を弾性を有する材料で構成し、保持器1の外径側端面及び内径側端面又はいずれか一方に、周方向に間隔をおいて複数の弾性突部6a,6bを一体に設けた。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば自動車のオートマチックトランスミッションやカーエアコンのコンプレッサなどに使用されるスラストころ軸受に関するものである。
スラストころ軸受は、例えば図9に示すように、金属板をプレス加工し、あるいは合成樹脂を成型した環状板の中心Oから放射状に、かつ周方向に所定の間隔でころを保持するポケット5が設けられた保持器1を有し、ころがポケット5に収容されてポケット5の周方向の端面に設けた複数の抜け止め爪により、転動自在に保持している。
図10は従来のスラストころ軸受の一例の断面図である。
保持器20は、径方向の外径側に設けられた外径側レースガイド部21aと、内径側に設けられた内径側レースガイド部21bとの間に、同方向に張出した外径側張出し部22a及び内径側張出し部22bと、両者の間において、反対側に、外径側レースガイド部21aと内径側レースガイド部21bの上面とほぼ同一平面まで張出した中間張出し部22cとからなっている。
保持器20は、径方向の外径側に設けられた外径側レースガイド部21aと、内径側に設けられた内径側レースガイド部21bとの間に、同方向に張出した外径側張出し部22a及び内径側張出し部22bと、両者の間において、反対側に、外径側レースガイド部21aと内径側レースガイド部21bの上面とほぼ同一平面まで張出した中間張出し部22cとからなっている。
そして、外径側張出し部22aから内径側張出し部22bにかけて、径方向に長い矩形状のポケット23が設けられており、ポケット23の径方向の長さは、ころ10の軸方向の長さより長く形成されている。このポケット23のほぼ中央部にはころ10が収容され、外径側張出し部22a,内径側張出し部22b及び中間張出し部22cのポケット23側に突設された抜け止め爪24a〜24cにより、転動自在に保持されている。
25は内径側にフランジ25aを有する断面ほぼL字状で環状の第1のスラストレース、26は外径側にフランジ26aを有する断面ほぼL字状で環状の下スラストレースであり、保持器20はこれら第1、第2のスラストレース25,26の間に挟持され、ころ10はこれら上下のスラストレース25,26に摺接し、転動自在に支持されている。
このように構成したスラストころ軸受は、例えば、ハウジングと回転軸との間に介装される。そして、例えば、スラストころ軸受が回転軸に対して偏心して取付けられていたり、回転軸がスラストころ軸受に対して偏心して取付けられたりした場合、あるいは、回転軸の回転によりころ10が外径方向に付勢されて、その付勢力によりころ10の端面が保持器20のポケット23に衝接し、保持器20を外径方向に変位させることがある。
このため、保持器20の外径側レースガイド部21a(又は内径レースガイド部21b)の端面が、図10に示すように、第1のスラストレース25(又は第2のスラストレース26)のフランジ25a(又は26a)の内壁面にすべり接触し、これが摩擦抵抗となって回転軸が高速回転になるほど大きくなり、回転トルクが増大するばかりでなく、スラストころ軸受の発熱の原因となっていた。
また、保持器20が第1、第2のスラストレース25,26のフランジ25a,26aの間に挟み込まれて、保持器20に過大なラジアル方向の荷重が作用し、保持器20の変形による回転不具合が生ずるおそれがあった。
また、保持器20が第1、第2のスラストレース25,26のフランジ25a,26aの間に挟み込まれて、保持器20に過大なラジアル方向の荷重が作用し、保持器20の変形による回転不具合が生ずるおそれがあった。
このような問題を解決するために、保持器の内外両周面と外側フランジの内周面及び内側フランジの外周面との間に、直径方向の幅寸法を弾性的に拡縮自在の外側弾性リング及び内側弾性リングを設け、軸の偏心に基づく振れ回り運動が発生した場合、これら両弾性リングが弾性変形することにより、保持器の変位を吸収するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1のスラストころ軸受は、保持器の内外両周面と外側フランジの内周面及び内側フランジの外周面との間に、外側弾性リングと内側弾性リングを設けるようにしたので、構造が複雑で組込みが面側であるばかりでなく、コストが高くなるという問題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、保持器を弾性を有する材料で構成して、その外径側端面及び内径側端面又はいずれか一方に複数の弾性突部を設け、スラストレースが変位してそのフランジが保持器に当接しても、弾性突部が弾性変形してスラストレースの変位による押圧力を吸収して保持器を保護するようにしたスラストころ軸受を提供することを目的としたものである。
本発明に係るスラストころ軸受は、複数のポケットにそれぞれころが収容された環状の保持器と、内周側の端部にフランジを有し、前記保持器の一方の側に配設されて前記ころが当接する第1のスラストレース、及び外周側の端部にフランジを有し前記保持器の他方の側に配設されて前記ころが当接する第2のスラストレースとからなり、前記保持器を弾性を有する材料で構成し、該保持器の外径側端面及び内径側端面又はいずれか一方に、周方向に間隔をあけて複数の弾性突部を一体に設けたものである。
また、本発明に係るスラストころ軸受は、複数のポケットにそれぞれころが収容された環状の保持器と、外径側と内径側にフランジを有し、前記保持器の一方の側に配設されて前記ころが当接する断面ほぼコ字状のスラストレースとからなり、前記保持器を弾性を有する材料で構成し、該保持器の外径側端面及び内径側端面又はいずれか一方に、周方向に間隔をあけて複数の弾性突部を一体に設けたものである。
また、上記の弾性突部を、平面ほぼ半環状又はほぼC字状に形成したものである。
本発明は、保持器を弾性を有する材料で構成して、その外径側端面及び内径側端面又はいずれか一方に複数の弾性突部を設け、スラストレースが変位してそのフランジが当接しても、弾性突部が弾性変形してスラストレースの押圧力を吸収して保持器を保護するようにしたので、構造が簡単で組付けが容易であり、コストを低減できる信頼性の高いスラストころ軸受を得ることができる。
[実施の形態1]
図1は本発明の実施の形態1に係るスラストころ軸受の一種である針状ころ軸受の要部の断面図、図2は図1の保持器の一部平面図である。
図において、1は例えば炭素鋼板の如く弾性を有する金属板をプレス加工により成形した環状の保持器で、外径側レースガイド部2aと内径側レースガイド部2bとの間には、波打ち屈曲部3が設けられている。この波打ち屈曲部3は、一方の側に均等に張出した外径側張出し部3a及び内径側張出し部3bと、両者の間において、他方の側に外径側レースガイド部2aと内径側レースガイド部2bの上面とほぼ同一平面まで張出した中間張出し部3cとからなっている。
図1は本発明の実施の形態1に係るスラストころ軸受の一種である針状ころ軸受の要部の断面図、図2は図1の保持器の一部平面図である。
図において、1は例えば炭素鋼板の如く弾性を有する金属板をプレス加工により成形した環状の保持器で、外径側レースガイド部2aと内径側レースガイド部2bとの間には、波打ち屈曲部3が設けられている。この波打ち屈曲部3は、一方の側に均等に張出した外径側張出し部3a及び内径側張出し部3bと、両者の間において、他方の側に外径側レースガイド部2aと内径側レースガイド部2bの上面とほぼ同一平面まで張出した中間張出し部3cとからなっている。
そして、外径側張出し部3aの外径側屈曲起点の近傍から、内径側張出し部2bの内径側屈曲起点の近傍にかけて、径方向に長い矩形状のポケット5が設けられており、ポケット5の径方向の長さは、ころ10の軸方向の長さより若干長く形成されている。また、外径側張出し部3a、内径側張出し部3b及び中間張出し部3cの頂点部分には、ポケット5に向けて抜け止め爪4a,4b,4cが設けられており、それぞれの対向する抜け止め爪4a,4b,4cの間隔は、ころ10の径より幅狭に形成されている。これにより、ころ10はポケット5に無理嵌めされて収容され、抜け止め爪4a〜4cにより抜け出すことなく、ポケット5内に転動自在に保持される。
6a,6b(以下、単に6と記すことがある)は、外径側レースガイド部2aの外径側端面及び内径側レースガイド部2bの内径側端面に、周方向にほぼ等間隔で突設された弾性を有する複数の突部で、図3及び図4(a)に示すように、外径側レースガイド部2a(内径側レースガイド部2bも同様なので、以下外径側レースガイド部2aについて説明する)の外径側端面の厚み方向に、ほぼ半環状に突設(以下、弾性突部という)したものである。
この弾性突部6は、図4(b)、(c)に示すように、外径側レースガイド部2aの外径側端面の厚み方向の上部又は下部に、薄い厚みで突設してもよい。さらに、図5に示すように、半環状に代えて、一端を自由端としたほぼC字状に形成してもよい。なお、図2には、ポケット5に対応してそれぞれ弾性突部6を設けた場合を示してあるが、弾性突部6は、保持器1の外径側端面と内径側端面に、周方向にほぼ等しい間隔で3か所以上に設ければよい。
このような弾性突部6は、保持器1のプレス加工の際に同時に形成できる。
このような弾性突部6は、保持器1のプレス加工の際に同時に形成できる。
15は内径側にフランジ15aを有し、ころ10の転走面が当接する軌道面15bを備えた環状の第1のスラストレース、16は外径側にフランジ16aを有し、ころ10の転走面が当接する軌道面16bを備えた第2のスラストレースで、例えば、図6に示すように、第1のスラストレース15はハウジングHに、第2のスラストレース16は回転軸Sに取付けられる。なお、第1のスラストレース15を回転軸Sに、第2のスラストレース16をハウジングHに取付けることもある。
そして、第1、第2のスラストレース15,16の間に、ころの一種である針状ころ10を有する保持器1が介装され、その軌道面15b,16bにころ10の転動面が当接する。このとき、第1、第2のスラストレース15,16のフランジ15a,16aの内壁面と、保持器1の弾性突部6a,6bとの間には、所定のすき間が形成される。
次に、上記のように構成した本実施の形態に係るスラストころ軸受の作用について説明する。
スラストころ軸受及び回転軸Sが正常な状態で設置されている場合は、図6に示すように、回転軸Sの回転に伴って、ころ10はその転動面が第1、第2のスラストレース15,16の軌道面に沿って転動し、回転軸Sの軸力を受ける。
スラストころ軸受及び回転軸Sが正常な状態で設置されている場合は、図6に示すように、回転軸Sの回転に伴って、ころ10はその転動面が第1、第2のスラストレース15,16の軌道面に沿って転動し、回転軸Sの軸力を受ける。
若し、回転軸Sが偏心しており、これに取付けられたスラストレース16が回転軸Sの回転に伴って、例えば図6の矢印a方向に変位すると、図7(a)に示すように、第2のスラストレース16のフランジ16aも矢印a方向に変位し、保持器1の弾性突部6に当接する。さらに、第2のスラストレース16が矢印a方向に変位すると、図7(b)に示すように、フランジ16aが弾性突部6を押圧してこれを弾性変形させる。スラストレース16の変位による押圧力は、弾性突部6の弾性変形によって吸収され、保持器1に作用する応力(押圧力)が低減され、保持器1を保護する。
このように、回転軸Sが偏心している場合は、保持器1の外周側端面に設けた弾性突部6aが弾性変形して、第2のスラストレース16の変位による押圧力を吸収して保持器1を保護するが、回転軸Sの偏心状態、あるいは保持器1の外径側及び内径側に設けた弾性突部6a,6bと、第1、第2のスラストレース15,16のフランジ15a,16aの内壁面との間のすき間の寸法などによっては、保持器1の内径側が第1のスラストレース15のフランジ15aに当接することもある。このような場合は、保持器1の内径側端面に設けた弾性突部6bの作用により変位による押圧力を吸収し、保持器1を保護する。
第2のスラストレース16が矢印b方向に変位するとフランジ16aが弾性突部6から離れるので、弾性突部6はその弾性により元の状態に戻る。
なお、スラストころ軸受が偏心して設置されている場合も、上記と同様に弾性突部6の作用により、第2のスラストレース16の変位による押圧力を吸収し、保持器1を保護する。
なお、スラストころ軸受が偏心して設置されている場合も、上記と同様に弾性突部6の作用により、第2のスラストレース16の変位による押圧力を吸収し、保持器1を保護する。
本実施の形態によれば、保持器1の外径側端面及び内径側端面に、周方向に間隔をあけて複数の弾性突部6を設け、例えば第2のスラストレース16が変位してそのフランジ16aが保持器1に当接して押圧し、あるいは保持器1が第1のスラストレース15のフランジ15aに当接しても、弾性突部6の弾性変形によりその変位による押圧力を吸収し、保持器1に作用する応力を低減するようにしたので、押圧力による大きな変形に伴う回転不良により回転トルクが増大したり、スラストころ軸受が発熱したりすることがない。また、保持器1が第1、第2のスラストレース15,16の間に挟まれ、保持器1に過大なラジアル方向の荷重が作用して損傷したりすることもなく、その上構造が簡単で組付けも容易であり、コストを低減することのできる、信頼性の高いスラストころ軸受を得ることができる。
[実施の形態2]
図8は本発明の実施の形態2に係るスラストころ軸受の要部の断面図である。なお、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。
本実施の形態に係るスラストころ軸受は、複数のころ10を備えた保持器1と、外径側及び内径側にフランジ17a,17bを有する断面ほぼコ字状の単一のスラストレース17とからなり、保持器1の外径側レースガイド部2aの外径側端面と、内径側レースガイド部2bの内径側端面に、それぞれ複数の弾性突部6a,6bを設けたものである。
図8は本発明の実施の形態2に係るスラストころ軸受の要部の断面図である。なお、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。
本実施の形態に係るスラストころ軸受は、複数のころ10を備えた保持器1と、外径側及び内径側にフランジ17a,17bを有する断面ほぼコ字状の単一のスラストレース17とからなり、保持器1の外径側レースガイド部2aの外径側端面と、内径側レースガイド部2bの内径側端面に、それぞれ複数の弾性突部6a,6bを設けたものである。
このようなスラストころ軸受は、ころ10を備えた保持器1がスラストレース17のフランジ17a,17bの間に収容され、ころ10の転走面がスラストレース17の軌道面17cに当接する。
そして、例えば、スラストレース17が回転軸Sに取付けられてハウジングHとの間に介装され、ころ10の転走面をハウジングHに設けた軌道面に当接する。
そして、例えば、スラストレース17が回転軸Sに取付けられてハウジングHとの間に介装され、ころ10の転走面をハウジングHに設けた軌道面に当接する。
上記のように構成したスラストころ軸受において、スラストレース17に取付けた回転軸Sが偏心し、又はスラストころ軸受が偏心していると、回転軸Sの回転に伴ってスラストレース17が変位し、その外径側フランジ17a又は内径側フランジ17bのいずれかが、保持器1の外径側レースガイド部2a又は内径側レースガイド部2bに当接してこれを押圧する。しかし、この部分に弾性突部6a,6bが設けられているので、前述の作用によりスラストレース17の変位による押圧力を吸収するため、保持器1の過大な応力が作用することなく、確実に保護することができる。
また、スラストころ軸受の構造によっては、回転軸Sの回転による遠心力によってころ10が外径方向に付勢され、その付勢力によって保持器1が外径方向に変位してスラストレース17の外径側フランジ17aに当接することがある。この場合も、保持器1の外径側端面に設けた弾性突部6aによって保持器1の変位を吸収するので、保持器1を保護することができる。
本実施の形態においても、実施の形態1の場合とほぼ同様の効果を得ることができる。
本実施の形態においても、実施の形態1の場合とほぼ同様の効果を得ることができる。
上記の説明では、弾性を有する金属板をプレス加工して保持器1を形成した場合を示したが、保持器1を弾性を有する合成樹脂で形成してもよく、この場合は、保持器1の成型の際に弾性突部6も同時に形成できる。
また、図2には、保持器1のポケット5に対応して、外径側端面と内径側端面にそれぞれ弾性突部6a,6bを設けた場合を示してあるが、弾性突部6は、保持器1の外径側端面と内径側端面の少なくとも一方に設ければよい。この場合、周方向にほぼ等しい間隔で3か所以上に設けるのが好ましい。
また、図2には、保持器1のポケット5に対応して、外径側端面と内径側端面にそれぞれ弾性突部6a,6bを設けた場合を示してあるが、弾性突部6は、保持器1の外径側端面と内径側端面の少なくとも一方に設ければよい。この場合、周方向にほぼ等しい間隔で3か所以上に設けるのが好ましい。
さらに、上記の説明では、図示のスラストころ軸受に本発明を実施した場合を示したが、これに限定するものではなく、他の構造のスラストころ軸受にも本発明を実施することができる。
1 保持器、2a 外径側レースガイド部、2b 内径側レースガイド部、3 波打ち屈曲部、4a〜4c 抜け止め爪、5 ポケット、6 弾性突部、10 ころ、15 第1のスラストレース、15a フランジ、16 第2のスラストレース、16a フランジ、17 スラストレース、17a,17b フランジ、S 回転軸、H ハウジング。
Claims (3)
- 複数のポケットにそれぞれころが収容された環状の保持器と、内周側の端部にフランジを有し、前記保持器の一方の側に配設されて前記ころが当接する第1のスラストレース、及び外周側の端部にフランジを有し前記保持器の他方の側に配設されて前記ころが当接する第2のスラストレースとからなり、
前記保持器を弾性を有する材料で構成し、該保持器の外径側端面及び内径側端面又はいずれか一方に、周方向に間隔をあけて複数の弾性突部を一体に設けたことを特徴とするスラストころ軸受。 - 複数のポケットにそれぞれころが収容された環状の保持器と、外径側と内径側にフランジを有し、前記保持器の一方の側に配設されて前記ころが当接する断面ほぼコ字状のスラストレースとからなり、
前記保持器を弾性を有する材料で構成し、該保持器の外径側端面及び内径側端面又はいずれか一方に、周方向に間隔をあけて複数の弾性突部を一体に設けたことを特徴とするスラストころ軸受。 - 前記弾性突部を、平面ほぼ半環状又はほぼC字状に形成したことを特徴とする請求項1又は2記載のスラストころ軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007005526A JP2008169966A (ja) | 2007-01-15 | 2007-01-15 | スラストころ軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017044271A (ja) * | 2015-08-26 | 2017-03-02 | ジヤトコ株式会社 | スラストニードルベアリング |
DE102017101038A1 (de) | 2017-01-20 | 2018-07-26 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Axiallager zur Lagerung eines Achsschenkels sowie Achsschenkellageranordnung mit dem Axiallager |
-
2007
- 2007-01-15 JP JP2007005526A patent/JP2008169966A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017044271A (ja) * | 2015-08-26 | 2017-03-02 | ジヤトコ株式会社 | スラストニードルベアリング |
DE102017101038A1 (de) | 2017-01-20 | 2018-07-26 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Axiallager zur Lagerung eines Achsschenkels sowie Achsschenkellageranordnung mit dem Axiallager |
DE102017101038B4 (de) * | 2017-01-20 | 2021-02-25 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Axiallager zur Lagerung eines Achsschenkels sowie Achsschenkellageranordnung mit dem Axiallager |
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Legal Events
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---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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