JP2008169013A - 給紙カセット及び画像形成装置 - Google Patents

給紙カセット及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008169013A
JP2008169013A JP2007005211A JP2007005211A JP2008169013A JP 2008169013 A JP2008169013 A JP 2008169013A JP 2007005211 A JP2007005211 A JP 2007005211A JP 2007005211 A JP2007005211 A JP 2007005211A JP 2008169013 A JP2008169013 A JP 2008169013A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper feed
paper
image forming
feed cassette
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007005211A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4786557B2 (ja
Inventor
Hiroshi Ishii
洋 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2007005211A priority Critical patent/JP4786557B2/ja
Publication of JP2008169013A publication Critical patent/JP2008169013A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4786557B2 publication Critical patent/JP4786557B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

【課題】給紙カセットの外装部がユーザーにより容易に外せる構成とすることで、給紙カセット全部の交換を避けて、外装部だけの交換で対応でき、また、画像形成装置自体を交換しても、ペーパー積載部の構成が同じであれば、外装部だけを交換してペーパー積載部を再使用できる給紙カセット及びこれを搭載する画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置1に搭載するペーパーを収納する着脱可能な給紙カセット5において、ペーパー積載部18と、容易に取り外してして交換することができる外装部19を有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置に搭載するペーパーを収納する給紙カセットの構成に関するものである。
複写機、プリンタなどの画像形成装置では、小型化及び低価格化が進んできており、従来から、種々の型式が提案されている。例えば、特許文献1及び2には手差しユニットが標準搭載された画像形成装置の例が、特許文献3には、カセットの外装を別部品としている画像形成装置の例が、そして特許文献4には、片面への画像形成が可能な画像形成装置に反転装置と搬送装置を搭載することで、両面への画像形成が可能な画像形成装置の例が開示されている。
従来の画像形成装置では手差しや両面装置を標準で装着しているものがある。しかし、これらの機能を使用しないユーザーにとっては無駄であり、必要以上に高価で大型の画像形成装置を購入しなければならなかった。特許文献1及び2の従来技術では、手差しユニットを搭載するために、画像形成装置の右側に出っ張りができてしまう。
また、手差しや両面装置の関連部品がカセットや画像形成装置のドアに具備されていると部品点数や重量が増加し、操作性を悪くしてしまう不具合もある。製造段階でこれらの機能を有するモデルと無いモデルを作り分けると、そのことによる製造の効率低下やコスト上昇が発生してしまう。
また、特許文献3では、部品構成やモールド型構成上の都合でカセットの外装を別部品としているが、ユーザーがこの外装を外せる構成とはなっていないので、ユーザーには何らメリットが無い。さらに、特許文献4は、搬送ユニットを後から搭載するためにはカセットを外してしまわねばならず、部分的な機能の低下を免れない。
一般的な画像形成装置において、ペーパーは給紙カセットに収納されてこの画像形成装置の最下部に設置されることが多い。また、画像形成装置の大きさは搬送するペーパーサイズよりも大きいのが普通であり、その外観品質を上げるために給紙カセットの外装面を画像形成装置の外装面と略同一面にすることが多い。
そのため、給紙カセットに収納されるペーパーの積載部と給紙カセットの外装面との間には、余剰スペースが発生してしまう。画像形成装置内の実装密度が上がっているにも拘わらず、給紙カセットにだけ余剰スペースがあるのは、無駄である。
一方、画像形成装置は使用期間が長くなると劣化してしまう部品(交換部品)がある。例えば、給紙コロやフリクションパッドのようなゴム(摩擦係数が低下する)やフィルタ(目詰まりを起こす)などが上げられる。これらの部品は、従来、画像形成装置メーカーのサービスマンが手配し交換を実施していたが、最近では家電機器のようにユーザー自身がそれらを購入して交換を実施するようになってきた。
特開2002−187645公報 特許第3748444号 特開2004−315231公報 特開平7−168407号公報
しかしながら、部品の寿命が来てから新しい部品を発注して購入していると、部品が届くまでの間、画像形成装置が十分に使えないという問題点がある。
また、前述したように、小型化及び低価格化が進んだ画像形成装置の給紙カセットにおいては、この給紙カセットの枠や外装部を1つのモールド部品で構成しているものがある。しかし、この方法をとると外装部が汚れるか又は破損した場合には、カセット全部を交換する必要があるため、交換費用が高価になってしまっていた。
そこで、本発明の目的は、上述した実情を考慮して、給紙カセットの外装部がユーザーにより容易に外せる構成とすることで、給紙カセット全部の交換を避けて、外装部だけの交換で対応できると共に、余剰スペースを利用して交換部品を収納するようにして、機器のダウンタイムを短縮することができる。また、画像形成装置自体を交換しても、ペーパー積載部の構成が同じであれば、外装部だけを交換してペーパー積載部を再使用できる給紙カセット及びこれを搭載する画像形成装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、画像形成装置に搭載される給紙カセットにおいて、前記給紙カセットは、用紙を積載するカセット本体と、画像形成装置に搭載された際に画像形成装置の外部に現れる外装面を含む外装部とからなり、カセット本体と外装部が着脱可能となるように着脱機構を備えていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記着脱機構は、カセット本体の対向する側面から突出し、外装部を挟持する突出挟持部と、前記突出部及び/又は前記外装部に取り付けられ、前記カセット本体と前記外装部を結合する取付部材とからなることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記取付部材は、止めネジであることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記取付部材は、ピンであることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、前記取付部材は弾性部材により負勢された嵌合用の突出部材であることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、前記嵌合用の突出部材は手動により可動であることを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、前記取付部材を支点として前記外装部が回動することを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、前記嵌合用の突出部材を複数有し、手動により可動する突出部材と固定された突出部材を有し、固定された突出部材を支点として外装部が回動することを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、外装部とカセット本体はスライド式に着脱可能としたことを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、摩擦により用紙を1枚ずつ送るためのフリクションパッドを前記外装部適所に配置したことを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、請求項1乃至10に記載の給紙カセットを備えた画像形成装置であることを特徴とする。
本発明によれば、カセットの外装部が汚れるか又は破損した際に、カセット全部の交換を避け、外装部だけの交換をユーザーで対応できる。また、画像形成装置自体を交換しても、ペーパー積載部の構成が同じであれば、外装部だけを交換してペーパー積載部を再使用できる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明を適用する画像形成装置の第1の実施の形態を示す概略図である。図1において、画像形成装置1は、4連タンデムカラーレーザプリンタの例である。書き込みユニット2によって4つの感光体3に書かれた画像は中間転写ベルト4にトナー画像として転写される。
一方、給紙カセット5にセットされたペーパー6は、給紙コロ7、レジストローラ8に搬送され、転写ローラ9によって中間転写ベルト4のトナー画像が転写される。その後、定着装置10内で熱と圧力でトナー画像を定着されたペーパー6は排紙コロ11によって排紙トレイ12上に排出される。
各ローラ(コロ)間には、図示していないが、ペーパー6を案内するための搬送ガイド板が適宜設けられている。ここまでの構成で、ペーパー6の片面への画像を付与する画像形成装置として成立する。
図1の画像形成装置1において、装置前側が右側(A側)の時、給紙カセット5も右側に脱着される。給紙カセット5の外装面13は、画像形成装置1の前側外装面14と同一面とするのが、外観上好ましく一般的である。この時、給紙カセット5には、余剰スペース15が発生する。
図2は給紙カセットを示す斜視図である。この給紙カセット5によれば、ペーパー積載部以外の、図1の余剰スペース15を利用するために、この余剰スペース15に凹部16を構成し、物品(交換部品)を収納できるようにしている。例えば、凹部16には予備の給紙コロ7'を収納しておくことができる。
このように、ユーザーが着脱可能なペーパーを収納する給紙カセット5を使用する画像形成装置1において、この画像形成装置1の給紙カセット5の余剰スペース15に交換部品が予め配置されているので、交換部品が寿命となっても、即座に迅速に交換に対応することができる。
また、上記の余剰スペース15には廃トナーを収納して画像形成装置を小型化することもできる。このように構成するためには、廃トナーの受け渡し部のシャッタ構成、廃トナーの満杯を検知する検知機構等が必要であるが、これらについては広く知られているので説明を省略する。
また、同一形状の給紙カセットを複数有する画像形成装置においては、最初の給紙カセットが空になった時、他の給紙カセットをセットすることで画像形成装置の使用を継続することができる。
さらに、廃トナーの満杯時に給紙カセットの交換で対応する場合、給紙コロやフリクションパッド等の交換部品を収納した給紙カセットでは、同時にそれらの交換部品を交換することもできる。
給紙カセット5に交換部品を配置しただけでは交換部品が時間の経過で劣化してしまう可能性があり、また、給紙カセット5にペーパーを補給する際に交換部品が見えてしまうことは、外観上も良くない。
画像形成装置1(図1)の給紙カセット5内の余剰スペース15(図1)に廃トナーを収納することで、画像形成装置を小型化できる。また、廃トナーが一杯になった時は給紙カセットを交換すること、又は、複数の給紙カセットを有する画像形成装置においては他の給紙カセットと入れ換えることで容易に対応することができる。給紙コロやフリクションパッド等の交換部品を収納した給紙カセットでは、同時にそれらの交換部品を交換することもできる。
図3は余剰スペースに設けた凹部の蓋の第1の実施の形態を示す概略斜視図である。図4は余剰スペースに設けた凹部の蓋の第2の実施の形態を示す概略斜視図である。
図1乃至図3を参照して、給紙カセット5の余剰スペース15に設けた凹部16には蓋17が設けられる。この蓋17は、図3に示すように、支点17aを中心に回動する構成を備えている。この蓋17は、また、図4に示すように、スライドさせて開閉する構成を備えても良い。
このように、画像形成装置1の、ユーザーが着脱可能なペーパー6を収納する給紙カセット5において、ペーパー積載部以外の余剰スペース15に蓋17付きの収納スペースを有する。これによって、給紙カセット5の外装部の蓋17によって、この外装部に収納される給紙コロのようなゴム材、フィルタなどの、埃をきらう交換部品の劣化を防止するとともに外観品質を上げることができる。
図5は本発明によるペーパー積載部と外装部に分割された給紙カセットの第1の実施の形態を示す概略斜視図である。図5において、給紙カセット5は、ペーパー積載部18と外装部19に分割されており、これらは、ユーザーがコイン等で外すことができる止めネジ20によって締結されている。ユーザーは、外装部19を交換する際は、止めネジ20を外すことで新しい外装部19に交換することができる。
給紙カセット5は、ユーザーがその外装部19を容易に外して交換することが可能であり、外装部に何らかの不具合が発生しても給紙カセット全部の交換を避け、外装部19だけの交換で対応できる。また、この給紙カセット5を使用する画像形成装置自体を交換しても、ペーパー積載部18の構成が同じであれば、外装部19だけを交換してペーパー積載部18を再使用できる。
図5に示した給紙カセット5の外装部19の内部には、例えば、収納部を設け、これにより上述した凹部16(図2)や蓋17(図3及び図4)を省略し、コストダウンすることができると同時に外観品質を上げることもできる。
図6はフリクションパッドがセットされている給紙カセットの外装部を示す概略斜視図である。図6において、図5の給紙カセット5の外装部19にフリクションパッド21が配置されている。給紙カセット5に着脱可能な外装部19は、フリクションパッド21がセットされている位置で給紙カセット5から分割される。従って、ユーザーが外装部19を外すと、フリクションパッド21全体が露出し、フリクションパッド21の交換作業が容易に実施できる構成となっている。
このように、収納されたペーパーを給紙コロとフリクションパッドによって1枚ずつ給紙する画像形成装置の、ユーザーが着脱可能な給紙カセットにおいて、この給紙カセット5の外装部19にフリクションパッド21が配置されている。これにより、給紙カセット5から外した外装部19にフリクションパッドを備えることによって、容易にフリクションパッドの交換を実施することができる。
図7は本発明を適用する画像形成装置の第2の実施の形態を示す概略図である。図7には、給紙カセット5の外装部19を外して替わりに1枚手差しユニット22を設置した状態の図を示している。1枚手出しユニット22は、図示してないが、例えば、図5の外装部19と同様に、止めネジ20によってペーパー積載部18に締結される。
1枚手差しユニット22にセットされたペーパーの先端は、レジストローラ8に突き当たり、このレジストローラ8の回転で給紙される。さらに、手差しユニット22にコストを掛ければ、手差しユニット用の給紙コロを具備して複数枚のペーパーをセットできる構成、手差しユニットを使用しない時は、収納して外装面14と同一面となる構成などが考えられるが、これらの構成自体は既知であるため説明を省略する。
このようにすれば、手差し機能を必要とするユーザーにはオプションとして手差しユニットを供給することで、また、手差し機能を必要としないユーザーにはより安価で使い易い給紙カセットを具備した画像形成装置を提供できる。
図8は本発明を適用する画像形成装置の第3の実施の形態を示す概略図である。図8では、図7の手差しユニットの替わりに搬送ユニット23を設置するようにしている。このことにより、画像形成装置1に給紙口を1つ追加することができる。
この給紙口は、例えば、大量のペーパーをセットしたいユーザーにおいては、大量給紙トレイ5'をさらに追加セットすることで実現できるものである。大量給紙トレイ5'をセットした場合、画像形成装置1の前側は左側(B側)とする方が、給紙カセット5の着脱には都合が良い。
このように、給紙カセットの外装部を外して搬送経路を追加し、画像形成装置1に外付けトレイ(大量給紙トレイ)5'を設けることで、より大量のペーパーをセットしたいユーザーにも対応することができる。
図9は本発明を適用する画像形成装置の第4の実施の形態を示す概略図である。図9の第4の実施の形態では、ペーパーの両面への画像形成が可能な画像形成装置24を示している。定着装置10の上方には、新たに分岐爪25、反転ローラ26が設けられている。
ペーパーの片面のみへ画像を形成する場合は、分岐爪25は破線位置にあり、第1の実施の形態で前述したと同様にペーパーは排紙コロ11によって排紙トレイ12上に排出される。
ペーパーの両面へ画像を形成する場合は、分岐爪25は実線位置にあり片面画像形成済みの定着装置10を通過したペーパーは、分岐爪25と図示しない搬送ガイド板に案内されて反転ローラ26に搬送される。
反転ローラ26は、実線方向に回転するが、ペーパーの後端が近づくと破線方向に回転方向を変え、ペーパーは複数の両面搬送ローラ27に搬送されてレジストローラ8に戻る。反対面へ画像を付与されたペーパーは、破線位置に移動した分岐爪25によって排紙トレイ12に排出される。
図10は本発明を適用する画像形成装置の第5の実施の形態を示す概略図である。図10の第5の実施の形態では、図7及び図8の実施の形態で述べた手差しユニットや搬送ユニットの替わりに下排紙トレイ28を設置する構成になっている。
この時、画像形成装置24の両面搬送経路中には排紙分岐爪29を設けている。この排紙分岐爪29は下排紙トレイ28にペーパーを排出する時は、破線位置となる。下排紙トレイ28にペーパーを排出するためには、片面/両面への画像形成の場合を問わず、分岐爪25は常に実線位置にある必要がある。
画像形成装置24が高い位置に設置され、排紙トレイ12上に排出されたペーパーを取り出しにくい場合、本発明は有効となる。カセットの外装部を排紙トレイにできるので、高い位置に画像形成装置を設置した際の排紙取り出し性が向上する。
図11は本発明を適用する画像形成装置の第6の実施の形態を示す概略図である。図11の第6の実施の形態では、図10における下排紙トレイ28に、さらに、スイッチバックローラ30と切り換え爪31を配置するように構成されている。スイッチバックローラ30と切り換え爪31は、前述の反転ローラと分岐爪25と同様の動作を行う。
このことにより、下排紙トレイ28をペーパー排出のトレイとして利用できると同時に、両面への画像形成を実施するための反転経路としても利用できる。すなわち、前述の分岐爪25や反転ローラ26が必要なくなるため、画像形成装置24の高さを低くすることができる。
このように、下排紙トレイ28上で片面画像形成済みのペーパーを反転させることで、画像形成装置24の高さを低くすることができる。また、両面への画像形成を必要とするユーザーにはオプションとして供給することで、必要としないユーザーにはより安価な画像形成装置を提供できる。
図12は本発明によるペーパー積載部と外装部に分割された給紙カセットの第2の実施の形態を示す概略斜視図である。前述した図5の第1の実施の形態においては、給紙カセット5は、ペーパー積載部18と外装部19に分割されており、ユーザーがコイン等で外すことができる止めネジ20によって締結されていた。ユーザーは、外装部19を交換する際は、止めネジ20を外すことで新しい外装部19に交換することができた。
図12の第2の実施の形態では、ペーパー積載部18と外装部19の締結をモールド部品の弾性を利用した嵌合で行うものである。ペーパー積載部18の嵌合壁32は、弾性変形するような厚さと長さ形状を有し、嵌合穴33を備えている。
さらに嵌合壁32の先端部分は、嵌合する際には給紙カセット5の外装部19に入り易いように、また、嵌合を外す際には指を引っ掛け易いように適度のすくい角を持つ形状部分34となっている。外装部19には、嵌合穴33に嵌合する位置に突起35が設けられている。
このように、給紙カセットの外装部19とペーパーの積載部18の連結に、ユーザーが容易に外すことができるモールド部品の弾性を利用することで、安価な手段でかつコストダウンを図ることができる。
図13は本発明によるペーパー積載部と外装部に分割された給紙カセットの第2の実施の形態の第1の変形例の嵌合部分を示す概略断面図である。図14は図13の第1の変形例の嵌合部分を示す概略斜視図である。
図13および図14を参照すると、本発明の給紙カセット5のペーパー積載部18と外装部19のスライド嵌合部分が示されている。本発明の嵌合は、図14に示すように横方向からスライドして実施する。給紙カセット5の着脱方向とスライド向きが直交しているので、図12の嵌合に比べて、嵌合が外れにくいと言える。
このように、本発明による給紙カセット5の外装部19とペーパーの積載部18の連結に、ユーザーが容易に外すことができるスライド嵌合を利用している。給紙カセット5の外装部19とペーパーの積載部18の連結の嵌合を安価な手段で実施することでコストダウンを図ることができる。
図15は本発明によるペーパー積載部と外装部に分割されたカセットの第2の実施の形態の第2の変形例の嵌合部分を示す概略斜視図である。図16は図15の第2の変形例の嵌合部分を示す概略正面断面図である。
図15および図16を参照すると、本発明の給紙カセット5のペーパー積載部18に外装部19を嵌合するために、外装部19にレバー36が配置されている。このレバーは、矢印方向(C)に動き、かつガイドで案内されるように外装部19にセットされた2本のレバー36から構成されている。
レバー36には、嵌合用の突起37が設けられている。これらの突起37は、ペーパー積載部18に設けられた穴39に嵌合する。さらに、2本のレバー36の間には、これら2本のレバー36を外側へ常に付勢するように付勢スプリング38が圧縮された状態でセットされている。
この嵌合を外す際には、2本のレバー36を矢印方向(D)へ移動させることで(指でレバー36の突起36aを摘まむことで)、嵌合用の突起37がペーパー積載部18の穴39から抜け、嵌合が外れる。
このように、給紙カセット5から外装部19を外すためのレバー36を設けることで、ユーザーに嵌合を外すための力を要求すると同時に力を入れ過ぎると嵌合部分が破損するという不具合なしに、ユーザーがより解り易く、容易かつ安全に外装部19を外せることができ、また、嵌合部分がより破損しにくくなる。
図17は本発明によるペーパー積載部と外装部に分割された給紙カセットの第2の実施の形態の第3の変形例の嵌合部分を示す概略斜視図である。図18は図17の第3の変形例の嵌合部分の他の状態を示す概略斜視図である。
この第2の実施の形態の給紙カセットの第3の変形例は、第2の実施の形態及び第2の変形例における嵌合を一部残して支点とし、給紙カセット5の外装部19が回転することにより収納部45が露出するように開閉する構成となっている。
図17および図18を参照すると、本発明の給紙カセット5のペーパー積載部18に外装部19を嵌合するために、外装部19にセットされている2本のレバー(図にはレバーの突起40aのみが示してある)には、嵌合用の突起41が設けられている。
また、外装部19にも嵌合用の突起42が設けられている。ペーパー積載部18には、レバーの嵌合用の突起41と嵌合する穴43と外装部19の嵌合用の突起42と嵌合する穴44が設けられている。この外装部19の嵌合用の突起42と穴44の嵌合は、前述のモールド部品の弾性を利用したものである。
この時、レバーの突起40aを操作して、嵌合用の突起41と穴43の嵌合を外すと、外装部19は外れていない嵌合用の突起42と穴44を支点として回動する。これによって、交換部品を収納した収納部45が露出する(図18)。
この第3の変形例によれば、外装部19に交換部品を収納する場合、外装部19がペーパー積載部18から完全に分割される必要はない。外装部19の嵌合を一部支点として残すことで、外装部19が回転可能となりかつ収納部としての外装部19が開閉可能となり操作性を上げることができる。
本発明を適用する画像形成装置の第1の実施の形態を示す概略図である。 給紙カセットを示す斜視図である。 余剰スペースに設けた凹部の蓋の第1の実施の形態を示す概略斜視図である。 余剰スペースに設けた凹部の蓋の第2の実施の形態を示す概略斜視図である。 本発明によるペーパー積載部と外装部に分割された給紙カセットの第1の実施の形態を示す概略斜視図である。 フリクションパッドがセットされている給紙カセットの外装部を示す概略斜視図である。 本発明を適用する画像形成装置の第2の実施の形態を示す概略図である。 本発明を適用する画像形成装置の第3の実施の形態を示す概略図である。 本発明を適用する画像形成装置の第4の実施の形態を示す概略図である。 本発明を適用する画像形成装置の第5の実施の形態を示す概略図である。 本発明を適用する画像形成装置の第6の実施の形態を示す概略図である。 本発明によるペーパー積載部と外装部に分割された給紙カセットの第2の実施の形態を示す概略斜視図である。 本発明によるペーパー積載部と外装部に分割された給紙カセットの第2の実施の形態の第1の変形例の嵌合部分を示す概略断面図である。 図13の第1の変形例の嵌合部分を示す概略斜視図である。 本発明によるペーパー積載部と外装部に分割されたカセットの第2の実施の形態の第2の変形例の嵌合部分を示す概略斜視図である。 図15の第2の変形例の嵌合部分を示す概略正面断面図である。 本発明によるペーパー積載部と外装部に分割された給紙カセットの第2の実施の形態の第3の変形例の嵌合部分を示す概略斜視図である。 図17の第3の変形例の嵌合部分の他の状態を示す概略斜視図である。
符号の説明
1 画像形成装置、2 書き込みユニット、5 給紙カセット、5' 外付けトレイ(大量給紙トレイ)、6 ペーパー、7 給紙コロ、8 レジストローラ、10 定着装置、12 排紙トレイ、15 余剰スペース、16 凹部、17 蓋、18 ペーパー積載部、19 外装部、20 止めネジ、21 フリクションパッド、22 手差しトレイ(1枚手出しユニット)、23 搬送装置(搬送ユニット)、24 画像形成装置、25 分岐爪、26 反転ローラ、27 両面搬送ローラ、28 排紙トレイ(下排紙トレイ)、29 排紙分岐爪、30 スイッチバックローラ、31 切り換え爪、32 ペーパー積載部18の嵌合壁、33 嵌合穴、35 突起、36 レバー、36a レバー36の突起、37 レバー36の嵌合用の突起、39 ペーパー積載部18に設けられた穴、40a レバーの突起、41 レバーの嵌合用の突起、42 外装部19の嵌合用の突起、43 嵌合する穴、44 嵌合する穴、45 収納部

Claims (11)

  1. 画像形成装置に搭載される給紙カセットであって、前記給紙カセットは、用紙を積載するカセット本体と、前記画像形成装置に搭載された際に該画像形成装置の外部に現れる外装面を含む外装部とからなり、前記カセット本体と外装部が着脱可能となるように着脱機構を備えていることを特徴とする給紙カセット。
  2. 前記着脱機構は、カセット本体の対向する側面から突出し、外装部を挟持する突出挟持部と、前記突出部及び/又は前記外装部に取り付けられ、前記カセット本体と前記外装部を結合する取付部材とからなることを特徴とする請求項1に記載の給紙カセット。
  3. 前記取付部材は、ネジ部材であることを特徴とする請求項2に記載の給紙カセット。
  4. 前記取付部材は、ピンであることを特徴とする請求項2に記載の給紙カセット。
  5. 前記取付部材は弾性部材により付勢されるように構成された嵌合用の突出部材であることを特徴とする請求項2、3又は4に記載の給紙カセット。
  6. 前記嵌合用の突出部材は手動により可動される構成を有することを特徴とする請求項5に記載の給紙カセット。
  7. 前記取付部材を支点として前記外装部が回動することを特徴とする請求項2乃至6のいずれか一項に記載の給紙カセット。
  8. 前記嵌合用の突出部材を複数有し、手動により可動する突出部材と固定された突出部材を有し、固定された突出部材を支点として前記外装部が回動することを特徴とする請求項5又は6に記載の給紙カセット。
  9. 前記外装部とカセット本体はスライド式に着脱可能としたことを特徴とする請求項1に記載の給紙カセット。
  10. 摩擦により用紙を1枚ずつ送るためのフリクションパッドを前記外装部適所に配置したことを特徴とする請求項1乃至9いずれか一項に記載の給紙カセット。
  11. 請求項1乃至10いずれか一項に記載の給紙カセットを備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP2007005211A 2007-01-12 2007-01-12 給紙カセット及び画像形成装置 Expired - Fee Related JP4786557B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007005211A JP4786557B2 (ja) 2007-01-12 2007-01-12 給紙カセット及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007005211A JP4786557B2 (ja) 2007-01-12 2007-01-12 給紙カセット及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008169013A true JP2008169013A (ja) 2008-07-24
JP4786557B2 JP4786557B2 (ja) 2011-10-05

Family

ID=39697478

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007005211A Expired - Fee Related JP4786557B2 (ja) 2007-01-12 2007-01-12 給紙カセット及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4786557B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10486922B2 (en) 2016-11-09 2019-11-26 Ricoh Company, Ltd. Sheet feeding device and image forming apparatus incorporating the sheet feeding device
JP2020204680A (ja) * 2019-06-14 2020-12-24 株式会社リコー シート搬送装置及び画像形成装置

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62120034U (ja) * 1986-01-22 1987-07-30
JPS642736A (en) * 1987-06-26 1989-01-06 Toshiba Corp Pressing device
JPH0280556U (ja) * 1988-12-06 1990-06-21
JPH0342436A (ja) * 1989-07-07 1991-02-22 Canon Inc シート給送装置のシート収納カセット
JPH107267A (ja) * 1996-06-18 1998-01-13 Ricoh Co Ltd 給紙カセット
JP2001225973A (ja) * 2000-02-15 2001-08-21 Canon Inc 画像形成装置
JP2002096945A (ja) * 2000-09-20 2002-04-02 Ricoh Co Ltd 手差し給紙装置
JP2003094763A (ja) * 2001-09-25 2003-04-03 Konica Corp 画像形成装置
JP2003276889A (ja) * 2002-03-25 2003-10-02 Canon Inc 画像形成装置
JP2005231851A (ja) * 2004-02-20 2005-09-02 Ricoh Co Ltd 給紙装置及びこれを使用した画像形成装置
JP2005239390A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Brother Ind Ltd カセット、被記録媒体供給装置、及び画像形成装置

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62120034U (ja) * 1986-01-22 1987-07-30
JPS642736A (en) * 1987-06-26 1989-01-06 Toshiba Corp Pressing device
JPH0280556U (ja) * 1988-12-06 1990-06-21
JPH0342436A (ja) * 1989-07-07 1991-02-22 Canon Inc シート給送装置のシート収納カセット
JPH107267A (ja) * 1996-06-18 1998-01-13 Ricoh Co Ltd 給紙カセット
JP2001225973A (ja) * 2000-02-15 2001-08-21 Canon Inc 画像形成装置
JP2002096945A (ja) * 2000-09-20 2002-04-02 Ricoh Co Ltd 手差し給紙装置
JP2003094763A (ja) * 2001-09-25 2003-04-03 Konica Corp 画像形成装置
JP2003276889A (ja) * 2002-03-25 2003-10-02 Canon Inc 画像形成装置
JP2005231851A (ja) * 2004-02-20 2005-09-02 Ricoh Co Ltd 給紙装置及びこれを使用した画像形成装置
JP2005239390A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Brother Ind Ltd カセット、被記録媒体供給装置、及び画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10486922B2 (en) 2016-11-09 2019-11-26 Ricoh Company, Ltd. Sheet feeding device and image forming apparatus incorporating the sheet feeding device
JP2020204680A (ja) * 2019-06-14 2020-12-24 株式会社リコー シート搬送装置及び画像形成装置
JP7344459B2 (ja) 2019-06-14 2023-09-14 株式会社リコー 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4786557B2 (ja) 2011-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5255955B2 (ja) トナーカートリッジの着脱構造
US8371582B2 (en) Image forming apparatus
JP5094768B2 (ja) 記録媒体搬送装置及び画像形成装置
US8787796B2 (en) Developing unit and image forming apparatus including the same
US20090121416A1 (en) Image forming apparatus
US20080093795A1 (en) Image forming apparatus
US7869738B2 (en) Image forming apparatus
JP5111309B2 (ja) 用紙供給装置及びこれを搭載した画像形成装置
KR101821616B1 (ko) 화상형성장치
JP4786557B2 (ja) 給紙カセット及び画像形成装置
JP2017057061A (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JP2011107253A (ja) 画像形成装置
JP4729357B2 (ja) 画像記録装置
JP7476666B2 (ja) 搬送ガイドユニット
JP2009046229A (ja) 媒体供給装置および画像形成装置
JP2001301993A (ja) 画像記録装置
JP2007217153A (ja) 画像形成装置
JP4703307B2 (ja) 画像形成装置
JP2010055126A (ja) 画像形成装置及びプロセスカートリッジの着脱方法
JP2012185208A (ja) 画像形成装置
JP4487864B2 (ja) 給紙カセット及び給紙装置。
JP2008094528A (ja) 画像形成装置
JP4998343B2 (ja) 開閉機構及び画像形成装置
JP4729399B2 (ja) 画像記録装置のフレーム構造体、およびこれを備えた画像記録装置
EP2028569B1 (en) Image forming apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091027

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20091028

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110407

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110419

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110615

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110712

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110713

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140722

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees