JP2008168765A - 給電構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】漏電を防止して信頼性の向上を図ることができる給電構造を提供する。
【解決手段】車両のフロア2に着脱可能に且つスライド移動可能に組み付けられるコンソールボックス3の移動方向に延在してフロア2に設けられたケース11内に当該ケース11の延在方向に移動可能に収容されたフロアコネクタ4と、コンソールボックス3に設けられ、コンソールボックス3の着脱に伴ってフロアコネクタ4と自動的に接続され又は切り離される相手側コネクタ5と、を備え、フロアコネクタ4が、ケース11内の所定位置において内部回路が遮断され、コンソールボックス3が、ケース11内の所定位置にあるフロアコネクタ4に相手側コネクタ5を接続可能なフロア2上の所定位置においてのみ着脱を許容される構成とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両のフロアに着脱可能に且つスライド移動可能に組み付けられるシートやコンソールボックス等の組付体への給電構造に関する。
近年、自動車等の車両に、例えば携帯型オーディオ機器などの家庭用の電気機器が持ち込まれて車室内でも使用されており、これらの電気機器は、コンソールボックスやシートの脇などに置かれることがある。そこで、コンソールボックスやシートにコンセントがあると、これらの電気機器への給電に便利である。
ところで、コンソールボックスは、必要に応じてフロントシートとリアシートとの間のウォークスルーを可能とするべく、車両のフロアに着脱可能に且つスライド移動可能に設置される傾向にある。また、シートについても、シートアレンジの自由度を高めるべく、車両のフロアに着脱可能に且つスライド移動可能に設置される傾向にある。着脱可能で且つスライド移動可能コンソールボックスやシートへの給電構造として、図3に示すものが知られている(特許文献1参照)。
図3には、ワイヤハーネス101をU字状に折り返して収容するケース102と、ワイヤハーネス101の移動端側を保持してケース102に係合したスライダ103とを備えて車両のフロアに設置される給電装置100が示されている。スライダ103は、ケース102に設けられたスリット104を通して上半部をケース102の外部に露出させている。そして、スライダ103の上半部から引き出されたワイヤハーネス101の移動端にコネクタ105が設けられおり、コネクタ105がシートなどに設けられた相手側コネクタに接続される。
特表2006−74980号公報
上記特許文献1の給電構造では、シートが取り外された後、コネクタ105が車室内に露呈しており、また、継続して通電されているので、コネクタ105内への異物の侵入や浸水により漏電する可能性がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、漏電を防止して信頼性の向上を図ることができる給電構造を提供することにある。
上記目的は、本発明に係る下記(1)〜(3)の給電構造により達成される。
(1)車両のフロアに着脱可能に且つスライド移動可能に組み付けられる組付体への給電構造であって、前記組付体の移動方向に延在して前記フロアに設けられたケース内に当該ケースの延在方向に移動可能に収容されたフロアコネクタと、前記組付体に設けられ、当該組付体の着脱に伴って前記フロアコネクタと自動的に接続され又は切り離される相手側コネクタと、を備え、前記フロアコネクタが、ケース内の所定位置において内部回路が遮断され、前記組付体が、前記ケース内の所定位置にある前記フロアコネクタに前記相手側コネクタを接続可能なフロア上の所定位置においてのみ着脱を許容される構成とされていることを特徴とする給電構造。
(2)前記フロアコネクタが、押圧されることにより前記内部回路を遮断するスイッチ機構を有し、前記ケースの延在方向の一端に、前記フロアコネクタがケース内を当該一端に移動された際に前記スイッチ機構に当接して当該スイッチ機構を押圧する押圧部が設けられていることを特徴とする上記(1)に記載の給電構造。
(3)前記フロアコネクタ及び前記相手側コネクタが多極コネクタであって、各極が前記ケースの延在方向に整列して配置されていることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の給電構造。
本発明によれば、フロアコネクタはケース内の所定位置において内部回路を遮断され、組付体はケース内の所定位置にあるフロアコネクタに相手側コネクタを接続可能なフロア上の所定位置においてのみ着脱を許容されるので、組付体がフロアから取り外されている間はフロアコネクタの内部回路に通電がなされず、それにより漏電を防止することができる。
以下、図を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
図1は本発明の給電構造の一実施形態に係り車両のフロアを一部破断して示す要部斜視図、図2は図1の給電構造の動作を示す模式図である。尚、以下の説明において、前、後、左、右は、車両の方向に準じて記載するものとし、図1中の左方が車両の前方であるものとする。
図1及び図2に示すように、本実施形態の給電構造1は、車両のフロア2に着脱可能に且つ車両の前後方向にスライド移動可能に組み付けられるコンソールボックス3への給電構造である。フロア2には、フロアコネクタ4が設けられており、コンソールボックス3には、フロアコネクタ4に接続する相手側コネクタ5が設けられている。
フロアコネクタ4には、車両の電源に接続してフロア2内に配索されているフロアワイヤハーネス6が接続しており、また、相手側コネクタ5には、コンソールボックス内に配索されているワイヤハーネス7が接続している。フロアコネクタ4と相手側コネクタ5とが接続されることにより、コンソールボックス3への給電がなされる。
フロアコネクタ4のコネクタハウジング12は、略直方体状に成形されており、フロア2に一体に形成されているケース11内に収容されている。ケース11は、コンソールボックス3の移動方向である車両の前後方向に延在し、フロアコネクタ4を当該ケース11の延在方向である車両の前後方向に移動可能に収容している。
コネクタハウジング12の上面に摺接するケース11の上壁部には、コネクタハウジング12の上面の左右両側縁部を除く中央部を露出させるためのスリット13が形成されており、このスリット13は、車両の前後方向にケース11の前端から後端まで延在している。
フロアコネクタ4は、本実施形態において複極のコネクタであって、2つの接続端子14をコネクタハウジング12内に収納している。コネクタハウジング12の上面の中央部には、接続端子14を収容している端子収納室に連通して相手側コネクタ5の接続端子15が挿入される挿入口16が設けられている。
挿入口16は、コネクタハウジング12内に収納されている接続端子14の数に対応して2つ設けられており、これら2つの挿入口16は、ケース11の延在方向、即ち、車両の前後方向であってフロアコネクタ4の移動方向に整列して配置されている。
スリット13は挿入口16を露出させるのに足る開口幅にて形成される。ここで、2つの挿入口16がフロアコネクタ4の移動方向に整列していることにより、これら2つの挿入口16がフロアコネクタ4の移動方向と直交する方向、即ち、ケース11の厚み方向に整列した場合に比べて開口幅が縮小される。ケース11内に異物が侵入するとフロアコネクタ4の移動が妨げられる虞があるが、スリット13の開口幅が縮小されると、スリット13を通してケース11内に異物が侵入する可能性を低減することができ、好ましい。
フロアコネクタ4は、ケース11内の所定位置おいて内部回路が遮断されるように構成されている。かかる構成の一例として、内部回路に接点を介装し、接点に係合する操作釦をコネクタハウジングの外面に設け、ケース11内の所定位置において操作釦をケース11に係合させて操作し、接点を開閉する。
本実施形態において、ケース11内の所定位置は、ケース11の前端に設定されている。そして、内部回路に介装された接点17に係合する操作釦18は、押圧されることにより接点17を開くよう構成され、コネクタハウジング12の前端面に設けられている。ケース11の前端には、押し釦18の移動軌跡上に押圧部材19が配置されており、フロアコネクタ4がケース11の前端に移動された際に、押圧部材19が押し釦18に当接してこれを押圧する。それにより、接点17が開かれてフロアコネクタ4の内部回路が遮断される。
コンソールボックス3は、ケース11内の前端にあるフロアコネクタ4に相手側コネクタ5を接続可能なフロア2上の所定位置においてのみ着脱を許容される構成とされている。かかる構成の一例として、本実施形態においては、コンソールボックス3をフロア2に着脱可能に且つ車両の前後方向にスライド移動可能に組み付けるためのレール20がフロア2に設けられ、レール20に係合する取付部24がコンソールボックス3に設けられている。
レール20は、ケース11に隣接してケース11と平行に延在する凹溝21と、凹溝21の開口の前端部を除く左右両側縁のそれぞれから他方の側縁に向けて凹溝21の開口幅を狭めるように突出した一組の係合片22とで構成されている。凹溝21の前端部における開口23は、コンソールボックス3の取付部24が進入可能な寸法に形成されているが、凹溝21の前端部を除く部分における開口は、一組の係合片22により幅方向の寸法が狭められており、取付部24が進入できないようになっている。
そして、コンソールボックス3の取付部24の左右両側面には、各係合片22を収容するための一組の係合溝25がそれぞれ設けられている。レール20の凹溝21の前端部の開口23から凹溝21内に進入した取付部24は、コンソールボックス3が車両の後方に移動されるのに伴って、係合溝25内に係合片22を収容しつつ、凹溝21内を後方に移動する。取付部24は、凹溝21の前端部以外の位置に移動されると、係合片22が干渉して凹溝21から離脱することができないようになる。
相手側コネクタ5及び取付部24は、レール20の凹溝21の前端部の開口23に対する取付部24の位置関係とケース11内の所定位置にあるフロアコネクタ4に対する相手側コネクタ5の位置関係とが同じになるようにコンソールボックス3に設けられている。従って、ケース11内の所定位置にあるフロアコネクタ4に相手側コネクタ5を接続するようにコンソールボックス3をフロア2へ組み付けるのに伴って、取付部24はレール20の凹溝21の前端部の開口23を通して凹溝21内に進入する。換言すれば、取付部24をレール20の凹溝21の前端部の開口23を通して凹溝21内に進入させるようにコンソールボックス3をフロア2へ組み付けるのに伴って、相手側コネクタ5はケース11内の所定位置にあるフロアコネクタ4に接続する。
以上のように構成されたコンソールボックス3への給電構造の動作を説明する。まず、図2(A)に示すように、フロアコネクタ4は、ケース11の前端にあって、押圧部材19により操作釦18を押圧されて接点17が開かれており、内部回路が遮断された状態にある。
次いで、図2(B)に示すように、ケース11内の所定位置にあるフロアコネクタ4に相手側コネクタ5を接続するようにコンソールボックス3がフロア2に組み付けられる。同時に、レール20の凹溝21の前端部の開口23を通して凹溝21内に取付部24が進入する。両コネクタ4,5の接続端子14,15が接触して電気的に接続されるが、フロアコネクタ4の内部回路は、接点17が開かれており、依然として遮断された状態にある。
次いで、図2(C)に示すように、コンソールボックス3が車両の後方に移動されると、押圧部材19による操作釦18の押圧が解除されて接点17が閉じられ、車両の電源からコンソールボックス3への給電がなされる。この時、取付部24は、係合溝25内に係合片22を収容しつつ、凹溝21内を後方に移動している。即ち、取付部24は、凹溝21の前端部以外の位置にあり、係合片22が干渉して凹溝21から離脱することができず、よって、コンソールボックス3はフロア2から取り外せなくなっている。
コンソールボックス3をフロア2から取り外すには、フロアコネクタ3を車両の前方に移動させ、取付部24をレール20の凹溝21の前端部に位置させて、凹溝21の前端部の開口23を通して取付部24を凹溝21から離脱させることにより可能となる。このとき、フロアコネクタ4は、押圧部材19により操作釦18を押圧されて接点17が開かれており、内部回路が遮断された状態にある。
以上説明したように、本実施形態の給電構造1によれば、フロアコネクタ4はケース11内の所定位置において内部回路を遮断され、コンソールボックス3はケース11内の所定位置にあるフロアコネクタ4に相手側コネクタ5を接続可能なフロア2上の所定位置においてのみ着脱を許容されるので、コンソールボックス3がフロア2から取り外されている間はフロアコネクタ4の内部回路に通電がなされず、それにより漏電を防止することができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
本発明の給電構造の一実施形態に係り車両のフロアを一部破断して示す要部斜視図である。 図1の給電構造の動作を示す模式図である。 従来の給電構造の斜視図である。
符号の説明
1 給電構造
2 フロア
3 コンソールボックス(組付体)
4 フロアコネクタ
5 相手側コネクタ
6 フロアワイヤハーネス
7 ワイヤハーネス
11 ケース
12 コネクタハウジング
13 スリット
14 接続端子
15 接続端子
16 挿入口
17 接点(スイッチ機構)
18 操作釦(スイッチ機構)
19 押圧部材(押圧部)
20 レール
21 凹溝
22 係合片
23 開口
24 取付部
25 係合溝

Claims (3)

  1. 車両のフロアに着脱可能に且つスライド移動可能に組み付けられる組付体への給電構造であって、
    前記組付体の移動方向に延在して前記フロアに設けられたケース内に当該ケースの延在方向に移動可能に収容されたフロアコネクタと、
    前記組付体に設けられ、当該組付体の着脱に伴って前記フロアコネクタと自動的に接続され又は切り離される相手側コネクタと、を備え、
    前記フロアコネクタが、ケース内の所定位置において内部回路が遮断され、
    前記組付体が、前記ケース内の所定位置にある前記フロアコネクタに前記相手側コネクタを接続可能なフロア上の所定位置においてのみ着脱を許容される構成とされていることを特徴とする給電構造。
  2. 前記フロアコネクタが、押圧されることにより前記内部回路を遮断するスイッチ機構を有し、
    前記ケースの延在方向の一端に、前記フロアコネクタがケース内を当該一端に移動された際に前記スイッチ機構に当接して当該スイッチ機構を押圧する押圧部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の給電構造。
  3. 前記フロアコネクタ及び前記相手側コネクタが多極コネクタであって、各極が前記ケースの延在方向に整列して配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の給電構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015074374A (ja) * 2013-10-10 2015-04-20 矢崎総業株式会社 コンソールボックスの給電機構

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