JP2014051239A - 回路導通遮断装置 - Google Patents

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Shinichi Takase
慎一 高瀬
Junichi Wakayama
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Abstract

【課題】簡素な構成で回路の導通、遮断を行うことが可能な装置を提供する。
【解決手段】回路導通遮断装置10は、第1コネクタ部16を有する本体部11と、
電線32の端末部に接続され、第1コネクタ部16と並んで配される第2コネクタ部31と、第1コネクタ部16及び第2コネクタ部31に対する正規位置に装着されて電線32と本体部11の回路とを電気的に接続するとともに、正規位置から移動することで電線32と本体部11の回路との電気的な接続を遮断する導通遮断部材51と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、回路導通遮断装置に関する。
電気自動車等の車両には、高電圧の電池が搭載されている。そのため、メンテナンスの際などには電力の供給を遮断する必要がある。
特許文献1には、ハンドルを備えたブレーカ装置が記載されており、ハンドルを抜き差しすることで回路の遮断、導通を行っている。
特許第3435973号公報
ところで、特許文献1の構成は、ブレーカ装置と外部との接続を、電線の端末部及びヒューズをボルト締めして固定し、ケースを被せることが必要であり、装置の構成が複雑になりやすいという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、簡素な構成で回路の導通、遮断を行うことが可能な装置を提供することを目的とする。
本発明の回路導通遮断装置は、第1コネクタ部を有する本体部と、電源から機器に連なる動力経路に配された電線の端末部に接続され、前記第1コネクタ部と並んで配される第2コネクタ部と、前記第1コネクタ部及び前記第2コネクタ部に対する正規位置に装着されて前記電線と前記本体部の回路とを電気的に接続するとともに、前記正規位置から移動することで前記電線と前記本体部の回路との電気的な接続を遮断する導通遮断部材と、を備える。
本構成によれば、並んで配置された第1コネクタ及び第2コネクタ部に対する正規位置に導通遮断部材を装着すれば、電線と本体部の回路とが電気的に接続されて回路導通遮断装置を構成することが可能になる。よって、回路の導通、遮断を行うことが可能な回路導通遮断装置の構成を簡素化することが可能になる。
上記構成の実施態様として以下の構成を有すれば好ましい。
・前記導通遮断部材は、前記電線と前記本体部の回路とが電気的に遮断された状態で前記本体部に対して仮係止位置に係止可能であるとともに、前記仮係止位置から前記電線と前記本体部の回路とが電気的に接続される正規位置へ移動可能に構成されている。
このようにすれば、電線と本体部の回路とが電気的に遮断された状態であっても導通遮断部材を本体部に対して係止することができるから、電線と本体部の回路との電気的接続、遮断作業を容易にすることが可能になる。
・操作レバーを有し、前記操作レバーの操作により前記導通遮断部材を前記正規位置に移動させる倍力機構を備える。
このようにすれば、導通遮断部材の正規位置への移動及び正規位置からの移動を容易にすることができる。
・前記倍力機構は、前記操作レバーと、前記導通遮断部材の両側に配される一対の側壁部とを備え、前記第1コネクタ及び前記側壁部の一方には、他方側に突出する第1軸部が設けられるとともに、前記第1コネクタ及び前記側壁部の他方には、前記第1軸部が摺動可能に嵌め入れられる摺動溝が設けられており、前記導通遮断部材及び前記側壁部の一方には、他方側に突出する第2軸部が設けられるとともに、前記導通遮断部材及び前記側壁部の他方には、前記第2軸部が回動可能に嵌め入れられる回動凹部が設けられている。
このようにすれば、簡素な構成で、倍力機構を構成することができる。
・前記導通遮断部材が正規位置にあるときにスライド移動によりインターロック受け部に接続されて外部に信号を送信可能となるインターロック接続部を備える。
このようにすれば、インターロック接続部をスライド移動してインターロック受け部に接続すれば、電線と本体部の回路とが電気的に接続された状態にあることを外部で検知することが可能になる。
・導電路をオンオフ可能なリレーを備えている。
このようにすれば、回路導通遮断装置をリレーボックスとして用いることが可能になる。
本発明によれば、簡素な構成で回路の導通、遮断を行うことが可能な装置を提供することが可能になる。
実施形態1の回路導通遮断装置を示す斜視図 回路導通遮断装置を示す側面図 回路導通遮断装置を示す側断面図 倍力部材付き導電遮断部材が本体部から離脱した状態を示す側断面図 回路導通遮断装置の電気的構成を示す図 本体部を示す斜視図 本体部を示す平面図 第2コネクタ部を示す斜視図 第2コネクタ部を示す平面図 第2コネクタ部を示す正面図 倍力部材が導電遮断部材に取付けられた状態を示す斜視図 倍力部材が導電遮断部材に取付けられた状態を示す平面図 倍力部材が導電遮断部材に取付けられた状態を示す底面図 導電部材を示す斜視図 導電部材を示す平面図 本体部に第2コネクタ部が取付けられた状態を示す斜視図 本体部に第2コネクタ部が取付けられた状態を示す平面図 本体部に第2コネクタ部が取付けられた状態を示す側面図 導電遮断部材が仮係止位置に係止された状態を示す斜視図 導電遮断部材が仮係止位置に係止された状態を示す側面図 導電遮断部材が仮係止位置に係止された状態を示す背面図 倍力部材を回動させて導電遮断部材が正規位置に移動した状態を示す側面図
<実施形態1>
本実施形態の回路導通遮断装置10は、電気自動車やハイブリッド自動車等の車両に搭載され、メンテナンス等の際に駆動力の伝送経路を遮断するものである。以下では、上下方向については、図2を基準とし、図2の右方を前方、左方を後方として説明する。
回路導通遮断装置10は、図2に示すように、車両内においてバッテリ等の電源Bからインバータやモータ等の機器への電力を伝送する経路(動力経路)に配されており、図1に示すように、相手側コネクタ部と嵌合する複数(本実施形態では6個)のコネクタ部16〜21を有する本体部11と、電線32の端末部に接続され、本体部11の第1コネクタ部16と並んで配される第2コネクタ部31と、電線32と本体部11の回路との電気的接続を遮断可能な導通遮断部材51と、操作レバー78の操作により導通遮断部材51を仮係止位置から正規位置(本係止位置)に移動させる倍力部材74(「倍力機構」の一例)と、を備えている。
本体部11は、図6に示すように、内部に回路が収容された回路収容部12と、回路収容部12の上面に設けられ上方に開口する複数のコネクタ部16〜21とを有する。
回路収容部12は、直方体状の箱形であって、導電路13A,13Bと、導電路13Aをオンオフするリレー14と、リレー14を駆動する駆動コイル15とをケース12A内に収容している。
リレー14は、機械式のリレーが用いられている。
複数のコネクタ部16〜21は、上方(嵌合方向)に筒状に開口し、図7に示すように、ケース12Aと一体に形成された複数(本実施形態では6個)のフード部22と、回路収容部12からフード部22内に突出する複数(本実施形態では6個)の雄型の端子23とを備えている。
コネクタ部16〜19のフード部22は、長方形の角筒状に開口し、コネクタ部20,21のフード部22は、山形の角筒状に開口しており、コネクタ部16〜19のフード部22は、コネクタ部20,21のフード部22よりもやや大きく開口している。
6個のコネクタ部16〜21のうちの、角部に位置する1個のコネクタ部は、第2コネクタ部17と共に導通遮断部材51が装着され、第1端子23Aを有する第1コネクタ部16とされている。
第1コネクタ部16のフード部22は、互いに対向する一対の対向壁22A,22Cと、一対の対向壁22A,22C間を連ねる一対の側壁22B,22Dとからなる。
第1コネクタ部16は、後方側の対向壁22Aの外面が回路収容部12の外面に面一に連なるように設けられており、その大きさ(開口の大きさ)は、隣りのコネクタ部17〜19よりも小さくされている。
第1コネクタ部16の対向壁22Aの後面側には、第2コネクタ部31が係止される係止部25が後方に延設されている。
係止部25は、対向壁22Aの基端部から後方に突出する一対の連結部26と、連結部26に連なり対向壁22Aの外面に沿うように板状に上方に延びる板状部27とを備える。
板状部27には、その幅方向の中間部から下方に切欠かれた係止孔28が形成されている(図3参照)。
板状部27の両側方には、図7に示すように、フード部22に連なり、被係止部42が内側に嵌め入れられる拡径部29がフード部22から段差状に拡径されて設けられている。
拡径部29の外面には、第1軸部30が側方に突出している。
第1軸部30は、円柱状の棒状部30Aと、棒状部30Aの先端部にて鍔状に張り出す張出部30Bとを有する。
第2コネクタ部31は、図8に示すように、電線32の端末部に取付けられた第2端子33が収容され、後述する導通遮断部材51のコネクタ部52Aと嵌合する嵌合部35と、嵌合部35の前方側に設けられ、第1コネクタ部16の係止部25に係止される被係止部42と、電線32と本体部11の回路とが電気的に接続された状態にあることを外部に出力するためのインターロック受け部47とを有する。
嵌合部35は、雌型の第2端子33が収容される端子収容室36と、端子収容室36の周囲を覆うフード部40とを備え、端子収容室36とフード部40の間がコネクタ部52Bが嵌め入れられる嵌入溝41とされている。
端子収容室36は、上面に導通遮断部材51の第2接続部56が挿入される端子挿入孔37が溝状に設けられている。
第2端子33は、雌型であって、電線32の芯線に圧着されおり(図3参照)、内部に導通遮断部材51の第2接続部56と接触する弾性接触片(図示しない)が設けられている。第2接続部56が端子挿入孔37に挿入されると、第2接続部56が弾性接触片を弾性変形させつつ接触する。
端子収容室36の内壁には、第2端子33を抜け止めするランス38が突設されている。なお、ランス38の上方の開口は、ランス38の形成のための金型の抜き孔である。
被係止部42は、図8に示すように、第1コネクタ部16の板状部27を挟むように配される一対の側壁43,43と、一対の側壁43,43間を連結する外壁44とを備え、それらの内側が板状部27が挿通される挿通孔とされている。
外壁44は、T字の板状であって、係止部25の外面側に配されるものであり、一対の側壁43,43間を連結する連結部45と、連結部45の下方に延びる延出部46とを備えている。延出部46の背面側には、図3に示すように、係止部25の係止孔28の孔縁に係止して抜け止めする係止爪46Aが設けられている。
係止爪46Aは、段差状に後方に突出し、下方に向けて傾斜状に突出寸法が小さくなる形状をなす。
インターロック受け部47は、インターロック検知用の電線49の端末部に取り付けられた端子48が収容されることで、外部のECU(Electronic Control Unit)等に信号を出力可能とされており、嵌合部35の後方及び上方に延出された支持部47Aに支持されて前方に突き出た形状とされている。
インターロック受け部47には、電線49の端末部に取り付けられた雌端子48が収容される端子収容室50が設けられている。
端子収容室50は、溝状の端子挿入孔50Aを有する。
導通遮断部材51は、図13に示すように、第1コネクタ部16及び第2コネクタ部31に嵌合する一対のコネクタ部52A,52Bと、一対のコネクタ部52A,52Bを一体に連結するコネクタ連結部59とを備えている。
一対のコネクタ部52A,52Bは、一方のコネクタ部52Aに第1コネクタ部16と嵌合する第1嵌合部53Aを備え、他方のコネクタ部52Bに第2コネクタ部31と嵌合する第2嵌合部53Bを備える。
第1接続部55は、雌型の端子であり、第2接続部56は、雄型の端子である。
第1接続部55及び第2接続部56は、図14に示すように、端子連結部57を介して一体に形成されて導電部材54を構成している。
図13に示すように、第1嵌合部53Aは、第1接続部55が収容され、第1コネクタ部16が外嵌する。
第2嵌合部53Bは、第2コネクタ部31が内嵌するフード状をなし、内部が閉塞されており、第2接続部56は、閉塞された奥壁を突き出る形状となっている。
コネクタ連結部59には、図3に示すように、導電部材54の端子連結部57が載置される載置部60を備えている。
導電部材54は、その端子連結部57が載置部60に載置された状態で本体59Aの上方側からカバー部61で覆われて位置決めされる。カバー部61には、第1接続部55を抜け止めするための抜け止め部61Aが第1コネクタ部16側に突出している。
コネクタ連結部59の上面は、左右方向に長い長方形状をなし、前後方向における所定の位置にインターロック接続部68をロック位置(図3の位置)及び非ロック位置(図22の位置)に係止するためのロック係止部63及び非ロック係止部64が溝状に形成されている。
コネクタ連結部59の上面における周縁部には、本体59Aとカバー部61のそれぞれの壁部65A,65Bが上方に起立している。
壁部65Aは、壁部65Bの突部65Cに係止する爪部65Dが設けられており、カバー部61が本体部59Aを覆った状態で保持できるようになっている。
壁部65A,65Bは、図11に示すように、後方側が開放されており、その開放された端部は、インターロック受け部47の側面を内側に嵌め入れる突部66A,66Bが突出形成されている。
壁部65Aの内周面には、図1に示すように、厚み寸法を段差状に厚くした一対のリブ67が設けられている。
インターロック接続部68は、図3に示すように、インターロック受け部47に嵌合するインターロック嵌合部69と、インターロック嵌合部69と一体に形成されコネクタ連結部59の上面をスライド移動するスライド部71とを備えている。
インターロック嵌合部69は、フード状であって、コ字状のインターロック端子70の左右一対の先端部をフード内に突出するように基端部側がスライド部71に埋め込まれている。このインターロック端子70は、インターロック接続部68が非ロック位置からロック位置に移動すると、インターロック受け部47の雌端子48に先端部が挿し込まれて雌端子48と電気的に接続される。
スライド部71は、コネクタ連結部59の上面に摺接する板状の摺接部71Aが連なっており、左右一対のリブ67の下に摺接部71Aの側縁部が嵌め入れられることで前後方向にロック位置と非ロック位置との間をスライド移動可能とされている。
摺接部71Aの下方側の面には、ロック係止部63及び非ロック係止部64に嵌められてインターロック接続部68をロック位置又は非ロック位置に位置決めする係止凸部71Bが設けられている。
壁部65Bの左右の側面には、図11に示すように、第2軸部72が側方に突出している。
第2軸部72は、前後方向に長径で上下方向に短径の断面を有する扁平な棒状である。
倍力部材74は、導通遮断部材51の側面に対向配置される一対の側壁部75,75と、一対の側壁部75,75間を一体に連結する操作レバー78とを備える。
操作レバー78は板状であって、インターロック接続部68がロック位置にあるときにインターロック接続部68が嵌め入れられる凹部79が形成されている。
各側壁部75,75は、共に同一形状であって、側壁部75,75を貫通する回動溝76,76(「回動凹部」の一例)と摺動溝77,77とが形成されている。
回動溝76,76は、第2軸部72が所定角度回動可能な扇形の切欠部を有する。
摺動溝77,77は、所定の長さに亘って曲がった形状とされており、倍力部材74が起立した姿勢にあるときに、概ね上下方向に延びている。摺動溝77,77は、内方側の溝幅を段差状に小さくした径小部77Aが設けられている。その下端部の外面には、摺動溝77,77の終端部において摺動溝77,77の外面側を連ねる連結部77Cが形成されている。
この倍力部材74は、一対の側壁部75,75間を広げて撓ませて内側に導通遮断部材51を挿通すると、導通遮断部材51の第2軸部72が倍力部材74の回動溝76,76に嵌め入れられ、一対の側壁部75,75間に導通遮断部材51が挟まれた状態の倍力部材付き導通遮断部材80が形成される。
次に、導通遮断部材51の本体部11への装着について説明する。
電線32の端末部に取り付けられた第2コネクタ部31を掴み、第2コネクタ部31の被係止部42を本体部11における第1コネクタ部16の係止部25に係止させる(図16)。これにより、上方に開口する第1コネクタ部16及び第2コネクタ部31が互いに隣り合う位置で並んだ状態となる。
次に、倍力部材付き導通遮断部材80を、倍力部材74が起立した姿勢で本体部11の上方に配し、第1コネクタ部16及び第2コネクタ部31側に下降させると、摺動溝77,77の下端から第1軸部30,30が摺動溝77,77内に挿通されるとともに、摺動溝77,77が後方側に向きを変えて生じた段差部77Bに突き当たり上下方向に位置決めされる(図20)。これにより、導通遮断部材51が倍力部材74を介して本体部11に対して仮係止位置に係止された状態となる。
そして、作業者は、倍力部材74の操作レバー78を掴んで倍力部材74を回動させると、第2軸部72,72に対して回動溝76,76が回動するとともに、摺動溝77,77内を第1軸部30,30が摺動ながら相対的に移動していく。このとき、導通遮断部材51が本体部11に対して仮係止位置よりも下方に移動していく。
そして、第1軸部30,30が摺動溝77,77の端部に移動すると、導通遮断部材51が第1コネクタ部16及び第2コネクタ部31に対する正規位置(本係止位置)まで押し下げられ、電線32と本体部11の回路とが導通遮断部材51を介して電気的に接続された状態となる(図22)。
そして、インターロック接続部68を操作レバー78の凹部79に嵌まる位置までスライド移動させる。インターロック接続部68がインターロック受け部47に装着されると、外部のECUに電線32と本体部11の回路とが電気的に接続された状態にあることを示す信号を出力する。
本実施形態によれば、以下の作用・効果を奏する。
本実施形態によれば、並んで配置された第1コネクタ部16及び第2コネクタ部31に対する正規位置に導通遮断部材51を装着すれば、電線32と本体部11の回路とが電気的に接続されて回路導通遮断装置10を構成することが可能になる。よって、回路の導通、遮断を行うことが可能な回路導通遮断装置10の構成を簡素化することが可能になる。
また、導通遮断部材51は、電線32と本体部11の回路とが電気的に遮断された状態で本体部11に対して仮係止位置に係止可能であるとともに、仮係止位置から電線32と本体部11の回路とが電気的に接続される正規位置へ移動可能に構成されている。
このようにすれば、電線32と本体部11の回路とが電気的に遮断された状態であっても導通遮断部材51を本体部11に対して係止することができるから、電線32と本体部11の回路との電気的接続、遮断作業を容易にすることが可能になる。
さらに、操作レバー78を有し、操作レバー78の操作により導通遮断部材51を正規位置に移動させる倍力機構を備える。
このようにすれば、導通遮断部材51の正規位置への移動及び正規位置からの移動を容易にすることができる。
また、倍力部材74(倍力機構)は、操作レバー78と、導通遮断部材51の両側に配される一対の側壁部75,75とを備え、第1コネクタ部16及び側壁部75,75の一方には、他方側に突出する第1軸部30が設けられるとともに、第1コネクタ部16及び側壁部75,75の他方には、第1軸部30が摺動可能に嵌め入れられる摺動溝77,77が設けられており、導通遮断部材51及び側壁部75,75の一方には、他方側に突出する第2軸部72が設けられるとともに、導通遮断部材51及び側壁部75,75の他方には、第2軸部72が回動可能に嵌め入れられる回動溝76(回動凹部)が設けられている。
このようにすれば、簡素な構成で、倍力機構を構成することができる。
さらに、導通遮断部材51が正規位置にあるときにスライド移動によりインターロック受け部47に接続されて外部に信号を送信可能となるインターロック接続部68を備える。
このようにすれば、インターロック接続部68をスライド移動してインターロック受け部47に接続すれば、電線32と本体部11の回路とが電気的に接続された状態にあることを外部で検知することが可能になる。
また、導電路13A,13Bをオンオフ可能なリレー14を備えている。
このようにすれば、回路導通遮断装置10にリレーボックスとして用いることが可能になる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、回路導通遮断装置10には、導電路13A,13Bをオンオフ可能なリレー14が備えられており、電力を遮断する機能に加えて、リレーボックスとしての機能も有していたが、これに限られない。例えば、複数の電線32間の接続を行うジャンクションボックスとしての機能を有するようにしてもよい。
(2)本体部11を、リレー等の電子部品が収容された回路体と、回路体を覆い、コネクタ部のフード部が形成されたケースとからなるようにしてもよい。
10…回路導通遮断装置
11…本体部
13A,13B…導電路
14…リレー
16…第1コネクタ部
22…フード部
25…係止部
27…板状部
28…係止孔
30…第1軸部
30A…軸部
30B…張出部
31…第2コネクタ部
32…電線
33…第2端子
35…嵌合部
42…被係止部
43…側壁
44…外壁
46A…係止爪
47…インターロック受け部
48…端子
49…電線
51…導通遮断部材
52A,52B…コネクタ部
53A…第1嵌合部
53B…第2嵌合部
54…導電部材
55…第1接続部
56…第2接続部
59…コネクタ連結部
60…載置部
68…インターロック接続部
71…スライド部
72…第2軸部
74…倍力部材(倍力機構)
75…側壁部
76…回動溝(回動凹部)
77…摺動溝
79…操作レバー
80…倍力部材付き導通遮断部材

Claims (6)

  1. 第1コネクタ部を有する本体部と、
    電源から機器に連なる動力経路に配された電線の端末部に接続され、前記第1コネクタ部と並んで配される第2コネクタ部と、
    前記第1コネクタ部及び前記第2コネクタ部に対する正規位置に装着されて前記電線と前記本体部の回路とを電気的に接続するとともに、前記正規位置から移動することで前記電線と前記本体部の回路との電気的な接続を遮断する導通遮断部材と、を備える回路導通遮断装置。
  2. 前記導通遮断部材は、前記電線と前記本体部の回路とが電気的に遮断された状態で前記本体部に対して仮係止位置に係止可能であるとともに、前記仮係止位置から前記電線と前記本体部の回路とが電気的に接続される正規位置へ移動可能に構成されている請求項1に記載の回路導通遮断装置。
  3. 操作レバーを有し、前記操作レバーの操作により前記導通遮断部材を前記正規位置に移動させる倍力機構を備える請求項1又は請求項2に記載の回路導通遮断装置。
  4. 前記倍力機構は、前記操作レバーと、前記導通遮断部材の両側に配される一対の側壁部とを備え、
    前記第1コネクタ及び前記側壁部の一方には、他方側に突出する第1軸部が設けられるとともに、前記第1コネクタ及び前記側壁部の他方には、前記第1軸部が摺動可能に嵌め入れられる摺動溝が設けられており、
    前記導通遮断部材及び前記側壁部の一方には、他方側に突出する第2軸部が設けられるとともに、前記導通遮断部材及び前記側壁部の他方には、前記第2軸部が回動可能に嵌め入れられる回動凹部が設けられている請求項3に記載の回路導通遮断装置。
  5. 前記導通遮断部材が正規位置にあるときにスライド移動によりインターロック受け部に接続されて外部に信号を送信可能となるインターロック接続部を備える請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の回路導通遮断装置。
  6. 導電路をオンオフ可能なリレーを備えている請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の回路導通遮断装置。
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JP2015191758A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 矢崎総業株式会社 レバー嵌合式コネクタ

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