JP2008165877A - 記録媒体駆動装置、ディスク装置、および撮像装置 - Google Patents

記録媒体駆動装置、ディスク装置、および撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】安定した情報処理を実施可能なディスクカメラレコーダを提供する。
【解決手段】ディスクカメラレコーダは、光ディスクDの径方向に沿って移動可能で光ディスクDの記録面に対して所定の情報処理動作を実施する光ピックアップ220と、衝撃による加速度により所定方向に回動する錘部242と、この錘部242の移動により、光ピックアップ220に一体的に設けられるレール223Bに当接して移動を規制するストッパ243と、を具備した。
【選択図】図2

Description

本発明は、記録媒体に所定の処理を実施する記録媒体駆動装置、ディスク装置、および撮像装置に関する。
従来、所定位置に保持された記録媒体に対して相対的に移動可能に設けられ、記録媒体に対して所定の処理を実施するピックアップ機構を有する記録媒体処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載のものは、ディスクを載置して一定速度で回転駆動させるターンテーブルと、ディスクにレーザ光を射出するとともに、反射光を受光して所定の処理を実施するピックアップと、ディスクからの反射光に基づいてフォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号を生成するRFアンプと、データを蓄積するバッファメモリと、振動や衝撃を検出するGセンサなどを備えたディスク装置である。このディスク装置では、RFアンプからフォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号が出力されたり、Gセンサで振動や衝撃を検出したりすると、システムコントローラに対して割込信号を出力する。そして、ピックアップからのレーザ光の出力、およびバッファメモリの読出しを停止し、バッファメモリのオーバーフローが検出されると、バッファメモリに記録されたデータの一部に選択的にオーバーフロー発生後の情報を上書きする処理を実施する構成が採られている。
特開2002−298496号公報
ところで、近年、ディスク装置のピックアップを移動させる機構として、移動精度が良好なステッピングモータを用いる構成が知られている。また、ディスク装置の省電力化などのために、ピックアップ移動時以外では、ステッピングモータへの電圧印加が停止することが一般的である。しかしながら、上記特許文献1のような従来の構成で、ピックアップの移動にステッピングモータを用いた場合、ステッピングモータへの電力供給が停止されているため、振動や衝撃が加わった際に、衝撃などによりピックアップが所定の書き込み位置から移動してしまうおそれがある。このようにピックアップが移動してしまうと、次にディスクに所定の情報処理を実施する際に、ピックアップを元の位置に移動させる復帰動作が必要となり、この復帰動作時に動作音などが発生したり、復帰までの時間がかかったりして、安定した情報処理が実施できないという問題が一例として挙げられる。
本発明は、上記問題に鑑みて、安定した情報処理を実施可能な記録媒体駆動装置、ディスク装置、および撮像装置を提供することを1つの目的とする。
請求項1に記載の発明は、記録媒体を保持する保持手段に保持された前記記録媒体の情報を読み込む読込処理および前記記録媒体に情報を書き込む書込処理のうち少なくともいずれか一方の処理を実施する情報処理部を備えるとともに、前記保持手段に保持された前記記録媒体に対して相対移動可能に設けられる移動部と、衝撃を検知する衝撃検知手段と、前記衝撃検知手段にて衝撃が検知された際に、前記移動部の移動を規制するブレーキ部と、を具備したことを特徴とした記録媒体駆動装置である。
請求項10に記載の発明は、ディスク状の記録媒体を保持する保持手段と、前記保持手段に保持された前記記録媒体に記録された情報を読み込む読込処理および前記記録媒体に情報を書き込む書込処理のうち少なくともいずれか一方の処理を実施する情報処理部と、請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の記録媒体駆動装置と、を具備したことを特徴としたディスク装置である。
請求項11に記載の発明は、レンズを有する撮像部と、この撮像部にて取得した撮像データを前記記録媒体に記録する請求項10に記載のディスク装置と、を具備したことを特徴とした撮像装置である。
以下、本発明に係る一実施の形態に係る撮像装置としてのディスクカメラレコーダを図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るディスクカメラレコーダの概略を示す斜視図である。図2は、第一の実施の形態におけるディスク処理部の内部構成の一部を示す平面図である。
〔ディスクカメラレコーダの構成〕
図1において、1は、本発明の一実施の形態に係る撮像装置としてのディスクカメラレコーダであり、このディスクカメラレコーダ1は、動画情報、音声情報、画像情報などの各種情報を録画して記録媒体としての光ディスクDに記録したり、光ディスクDに記録された各種情報を再生したりする装置である。このディスクカメラレコーダ1に利用できる光ディスクDとしては、例えばCD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-ray Disc)などの各種ディスク状記録媒体が利用できる。
このディスクカメラレコーダ1は、外部ケース11と、撮影レンズ12と、撮影窓13と、記録媒体駆動装置としてのディスク処理部20と、外部ケース11の内部に設けられる図示しない制御回路部と、図示しないコントローラ部と、図示しない小型ディスプレイと、などを備えている。
外部ケース11は、内部空間を有する箱状に形成されている。この外部ケース11の各面には、それぞれ内部と外部とを連通する窓部が形成され、この窓部に臨んで前述した撮影レンズ12、撮影窓13、コントローラ部およびディスク処理部20が設けられている。
撮影レンズ12は、外部ケース11の前面の窓部に臨んで設けられている。この撮影レンズ12は、外部の画像光を取り込む。ここで取り込まれた画像光は、図示しない画像変換処理部にて画像信号に変換され、外部ケース11内部の制御回路部に入力される。
撮影窓13は、外部ケース11の背面の窓部に臨んで設けられている。この撮影窓13は、例えば光学的に撮影レンズ12に接続されており、この撮影窓13から撮影レンズ12に取り込まれる外部画像を確認することが可能となる。
コントローラ部は、例えば外部ケース11の天面、背面、および側面に配置される複数の操作ボタンを備えている。これらの操作ボタンはそれぞれ外部ケース11内部の制御回路部に電気的に接続されており、これらの操作ボタンを操作することで所定の操作信号を制御回路部に出力する。
小型ディスプレイは、外部ケース11のディスク処理部20が設けられた側面とは反対側面に、外部ケース11に対して回動可能に設けられている。この小型ディスプレイは、外部ケース11内部の制御回路部に電気的に接続され、制御回路部から出力される各種画像情報を表示させる。
ディスク処理部20は、外部ケース11の一側面に設けられている。このディスク処理部20は、外部ケース11の一側面から突出開口するディスク設置部21に設置されている。また、ディスク処理部20の外装部には、カバー22が設けられ、このカバー22には、ディスク処理部20の内部に光ディスクDを挿入可能なスリット22Aが設けられている。ディスク処理部20の内部における詳細な説明は後述する。
制御回路部は、ディスクカメラレコーダ1全体の動作を制御する。この制御回路部は、ディスクカメラレコーダ1の全体的な動作を制御する各種処理を実施する。
具体的には、制御回路部は、例えば各種電気部品が搭載された回路基板に回路構成として構成されている。そして、制御回路部は、例えば、画像変換部における撮影レンズ12から取り込まれた画像光を画像信号に変換する処理、小型ディスプレイから画像情報を出力させる処理、画像信号を光ディスクDに記録する処置などを実施する各種プログラムを備えている。
〔ディスク処理部の構成〕
次に、ディスク処理部20の内部構成について、図2に基づいて説明する。
ディスク処理部20は、着脱可能に装着されるディスク状記録媒体としての円板状の光ディスクDにおける少なくとも一面に設けられた図示しない記録面に記録された情報を読み出す情報処理である読取処理、および記録面へ各種情報を記録する情報処理である記録処理を実施する。
そして、ディスク処理部20は、スリット22Aから挿入された光ディスクを搬送する図示しない搬送部と、スリット22Aから挿入された光ディスクDを回転可能に保持して、所定の情報処理を実施するディスク処理機構200と、などを備えている。
搬送部は、開口部を介してケース体の内外に光ディスクDを搬送する。この搬送部は、例えば制御回路部に接続され、開口部に光ディスクDの一部が挿入されたことを検出すると、例えば図示しないローラが回転して光ディスクDをケース体内にディスク処理機構200にて処理可能な位置まで搬送する。
また、搬送部は、例えばイジェクトボタンの操作など、ケース体内に装着されている光ディスクDの排出を要求する旨の信号を制御回路部が認識すると、この制御回路部の制御によりディスク処理機構200に処理可能に保持されている光ディスクDを例えば図示しないローラの回転により開口部を介してケース体外へ搬送する。
ディスク処理機構200は、図2に示すように、台座部201を有している。台座部201は、ケース体内に配設されている。そして、台座部201には、回転可能に支持された回転子とともに回転駆動手段210が配設されている。
回転駆動手段210は、台座部201に配設された図示しないスピンドルモータと、このスピンドルモータの出力軸に一体的に設けられた図2に示す保持手段としてのターンテーブル211と、を備えている。
スピンドルモータは、制御回路部に制御可能に接続され、制御回路部から供給される電力により駆動する。このスピンドルモータは、最高回転数が例えば4500rpm〜5600rpmで、制御回路部により、任意の回転数で回転可能に制御されている。
ターンテーブル211は、光ディスクDの中心に開口形成された図示しない軸孔に嵌挿して軸支する軸支部である略円柱状の回転軸211Aと、この回転軸211Aの外周面にフランジ状に突設され光ディスクDの軸孔の周縁が載置されて支持する鍔部211Bと、を備えている。そして、ターンテーブル211は、台座部201が回動されることで、光ディスクDを挾持する。この挾持された光ディスクDは、スピンドルモータの駆動により回転するターンテーブル211および挾持する回転子とともに回転される。
また、台座部201には、移動部としての光ピックアップ220を移動させる移動手段230が配設されている。この移動手段230は、一対の軸部材としてのガイドシャフト231および駆動手段としてのステッピングモータ232を備えている。
そして、一対のガイドシャフト231は、例えば金属製の細長棒状に形成され、台座部201に略平行に配設されている。
また、ステッピングモータ232は、制御回路部に制御可能に接続され、制御回路部から供給される電力により駆動する。そして、ステッピングモータ232の図示しない出力軸には、例えば金属製の細長棒状のリードスクリュ232Aが同軸上に一体に連結されている。このリードスクリュ232Aの外周面には、螺旋状に係合溝232Bが設けられている。
また、このステッピングモータ232は、光ピックアップ220にて光ディスクDに所定の情報処理操作が実施されている状態では、制御回路部からの電力供給が停止される。これにより、光ピックアップ220を移動させない状態では、ステッピングモータ232に印加させる電圧がセーブされ省電力化が促進される。
そして、一対のガイドシャフト231には、光ピックアップ220が移動可能に支持されている。光ピックアップ220は、一対のガイドシャフト231間に架橋する状態で保持される保持部221を備えている。
この保持部221には、移動手段230のリードスクリュ232Aの係合溝232Bに係合する図示しない移動規制爪部が設けられている。そして、光ピックアップ220は、保持部221に配設された、図示しない光源と、この光源からの光を光ディスクDに照射させる対物レンズ222Aを有する図示しない複数の光学素子と、光ディスクDから反射された光を検出する図示しない光センサなどを有している。なお、これらの光源、対物レンズ222A、光学素子、および光センサにより本発明の情報処理部が構成される。この光ピックアップ220は、制御回路部に信号を送受信可能に接続され、制御回路部の制御により、光ディスクDの記録面に記録された各種情報を読み取って制御回路部へ出力する読取処理や、制御回路部からの各種情報を記録面に記録する記録処理を実施する。
また、保持部221には、例えばアルミなどの金属により形成され、対物レンズ222Aから離隔する方向(例えば、本実施の形態では、リードスクリュ232A側)に延出するレール部223が設けられている。このレール部223は、レール基部223Aと、レール223Bとを備えている。
レール基部223Aは、例えば光ピックアップ220の移動方向に対して略直交する方向に長手となる略板状に形成され、保持部221に例えばねじ止めなどにより固定されている。
レール223Bは、例えばレール基部223Aの延出先端部から一方の台座部201側に折り曲げ形成され、面方向が光ディスクDの載置面に対して略直交するとともに、光ピックアップ220の移動方向と略平行する長手状に形成されている。
また、一方の台座部201には、光ピックアップ220のレール223Bを、光ピックアップ220の移動方向にガイドする案内部としてのガイド部201Aが設けられている。
このガイド部201Aは、台座部201の一端縁からレール223Bに向かって突出し、レール223Bの一面に対向して設けられている。そして、ガイド部201Aのレール223Bとの対向面は、レール223Bの一面に当接してレール223Bの移動方向を規制している。
さらに、一方の台座部201には、衝撃による光ピックアップ220の移動を防止するカウンター部240が設けられている。
このカウンター部240は、軸部241と、衝撃検知手段としての錘部242と、ブレーキ部を構成する規制部としてのストッパ243と、などを備えている。
軸部241は、一端部が台座部201の一端縁に回動自在に軸支されている。この軸部241は、図2に示すように、ディスクカメラレコーダ1に衝撃を加えられていない状態で、後述の付勢手段250により付勢され、レール223Bに対して略直交する角度が維持される。
錘部242は、軸部241の他方端に一体的に設けられている。この錘部242は、例えば光ディスクDの載置面と略平行する面方向を有する略円盤状に形成されている。そして、錘部242は、例えばディスクカメラレコーダ1に衝撃が加えられるなどして所定の加速度が発生すると、衝撃による応力により所定方向に力を受け、軸部241を所定方向に回動させる。
ストッパ243は、軸部241の略中央部に設けられ、レール223Bのガイド部201Aが対向する一面とは反対側となる面側に対向する状態で設けられている。このストッパ243は、ディスクカメラレコーダ1に衝撃が加えられていない状態、すなわち錘部242が回動していない状態では、レール223Bの長手方向と略平行して、レール223Bに接触しない状態で設けられている。そして、ストッパ243は、ディスクカメラレコーダ1に衝撃が加えられて、錘部242および軸部241が所定方向に回動すると、レール223Bに当接して、レール223Bをガイド部201A側に付勢する。これにより、ストッパ243は、レール223Bをガイド部201Aとの間で挟み込み、摩擦力によりレール223Bの移動を規制する。これにより、光ピックアップ220の移動が規制される。
付勢手段250は、一方の台座部201に一体的に設けられている。この付勢手段250は、光ディスクDの載置面に対して略平行し、かつカウンター部240の軸部241に略直交する状態で設けられている。そして、この付勢手段250は、軸部241を挟み込んで一対のばね251が設けられ、これらのばね251により軸部241がレール223Bに対して略直交する状態に付勢される。
〔ディスクカメラレコーダの動作〕
次に、上記ディスクカメラレコーダ1の動作における衝撃時のピックアップ静止動作について説明する。
まず、ディスクカメラレコーダ1の電源の投入により、ディスクカメラレコーダ1に電力が供給される。そして、ディスクカメラレコーダ1のスリット22Aから光ディスクDが挿入されると、制御回路部は搬送部を制御して光ディスクDをディスク処理部20内部に搬入し、ターンテーブル211上に保持させる。
この後、制御回路部は、例えば利用者によりコントロール部が操作されるなどして、光ディスクDに撮影レンズ12から取り込んで画像信号に変換された画像情報などを記録する記録要求信号、光ディスクDから所定の情報を読み込んで小型ディスプレイに表示させる再生要求信号が設定入力されると、ディスク処理機構200に情報処理動作を実施させる。
具体的には、制御回路部は、回転駆動手段210を制御して、光ディスクDを所定回転速度で回転させる。また、制御回路部は、ステッピングモータ232に所定の駆動パルス電圧を印加して、光ディスクDの記録面における情報処理の対象アドレス位置に対物レンズ222Aが対向する状態に、光ピックアップ220を移動させる制御をする。
また、制御回路部は、対物レンズ222Aから所定の光が射出され、光ディスクDに情報を書き込む書込み処理および光ディスクDの情報を読み込む読込処理のうち少なくともいずれか一方の情報処理操作が実施されている状態で、ステッピングモータ232への電圧印加を停止させる制御をする。
この状態で、例えばディスクカメラレコーダ1が外部からの衝撃を受けるなどすると、光ピックアップ220に所定方向に力が作用する。この時、カウンター部240の錘部242も同様に、所定方向に力が作用し、軸部241が衝撃による加速度が加わった方向に回動する。そして、軸部241に一体的に設けられるストッパ243も軸部241の回動方向に移動し、レール部223のレール223Bをガイド部201A側に付勢する。これにより、レール223Bは、ストッパ243およびガイド部201Aに挟持されて、移動が規制され、レール223Bと一体的に設けられる光ピックアップ220も移動が規制される。
〔ディスクカメラレコーダの作用効果〕
上述したように、上記第一の実施の形態のディスクカメラレコーダ1では、光ディスクDの径方向に沿って移動可能で光ディスクDの記録面に対して所定の情報処理動作を実施する光ピックアップ220と、衝撃による加速度により所定方向に回動する錘部242と、この錘部242の移動により、光ピックアップ220に一体的に設けられるレール223Bに当接して移動を規制させるストッパ243と、を備えている。
このため、ディスクカメラレコーダ1に衝撃が加わった場合、錘部242に衝撃方向に応じた応力が加わって、軸部241が回動すると、軸部241と一体的に設けられるストッパ243も回動し、レール223Bがストッパ243とガイド部201Aに挟まれて移動が規制される。したがって、レール223Bに一体的に設けられる光ピックアップ220も移動が規制され、衝撃による加速度が作用したとしても、位置ずれを防止することができる。よって、衝撃が加わった場合でも、光ピックアップ220が位置ずれせず、光ディスクDの情報処理動作を継続することができ、安定した情報処理動作を実施することができる。
また、錘部242の移動によりストッパ243でレール223Bを規制させてレール223Bの移動を規制している。
このため、錘部242を回動自在に設けるだけの簡単な構成で、容易に光ピックアップ220の移動を規制することができる。従って、例えばステッピングモータ232の制御やソフトウェアでの制御などを用いる必要がなく、簡単な構成で光ピックアップ220の位置ずれを防止することができる。
さらに、レール223Bをストッパ243とガイド部201Aで挟み込んでレール223Bの移動を規制するため、衝撃時におけるレール223Bの移動をより確実に規制することができ、光ピックアップ220の移動を確実に規制することができる。
そして、付勢手段250により、カウンター部240は、軸部241がレール223Bに対して略直交する状態となるように付勢されている。
このため、衝撃が加わっていない状態では、軸部241が回動せず、ストッパ243とレール223Bとが略平行する状態を維持することができる。したがって、非衝撃時では、ステッピングモータ232による光ピックアップ220の移動が規制されず、良好に光ピックアップ220を移動させて情報処理動作を実施することができる。
さらに、ステッピングモータ232は、光ピックアップ220にて光ディスクDに所定の情報処理動作を実施している状態では、制御回路部からの電圧印加が停止されている。
このため、光ピックアップ220を移動させない状態では、ステッピングモータ232へ供給する電力が停止される。特に、ディスクカメラレコーダ1のような、ディスク処理部20を備えた携帯型電気機器では、一般にバッテリにより電力を供給するため、電力の供給量が限られるが、このような場合でも、上記のように光ピックアップ220の非移動時では、ステッピングモータ232の電力供給が停止されるため、省電力化を促進することができ、バッテリを長時間持続させることができる。また、このように、省電力化のためにステッピングモータ232への電力供給を停止させる構成では、ホールドトルクが発生しないため、衝撃により光ピックアップ220が移動しやすい状態となるが、上記のように、カウンター部240を回動させて、ストッパ243およびガイド部201Aでレール223Bを挟み込んで光ピックアップ220の移動を規制できるので、衝撃による光ピックアップ220の位置ずれを効果的に防止することができる。
〔他の実施の形態〕
なお、本発明は、上述した各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で以下に示される変形をも含むものである。
例えば、上記実施の形態では、撮像手段にて撮像した撮像画像などを、光ディスクDに記録し、光ディスクDに記録された情報を再生するディスクカメラレコーダ1を例示したが、これに限られず、情報の読み出しあるいは記録のみでもよい。
また、ディスクカメラレコーダ1に限られず、例えばノート型パーソナルコンピュータなどに搭載可能な薄型ディスクドライブ装置や、デスクトップ型パーソナルコンピュータに搭載されるディスクドライブ装置、車両などに搭載されるディスク装置、携帯型CD再生装置や、DVD再生装置、ゲーム機や映像データの録画などの記録や再生のための処理をする再生装置などの単体の構成などに適用されるものであってもよい。
さらに、記録媒体として、光ディスクDに限らず、磁気ディスク、光磁気ディスクなどのいずれのディスク状記録媒体を対象とすることができ、さらには、これらのディスクがカートリッジなどに格納されたカートリッジタイプのディスクにも適用することができる。
さらには、スリット22Aから光ディスクDを挿入する、いわゆるスロットインタイプのディスク処理部20を示したが、例えばトレイに一体的に光ピックアップ220が配設されるディスク処理機構200に適用されてもよい。
そして、上記実施の形態では、カウンター部240は、略円盤状の錘部242を有し、この錘部242に作用する加速度により軸部241が回動する構成としたが、例えば図3に示すような構成としてもよい。
図3において、カウンター部240Aは、一端部が台座部201に回動自在に軸支される軸部241と、この軸部の他端部に一体的に設けられる錘ストッパ243Aとを備えている。この錘ストッパ243Aは、例えば上記実施の形態の錘部242と略同等の質量を有し、衝撃による加速度の作用を受けることで、所定方向に回動する。
このような構成でも上記実施の形態を同様に、ストッパ243Aとガイド部201Aによりレール223Bを挟み込み、光ピックアップ220の移動を規制することができる。また、円盤状の錘部242を設ける場合に比べて、カウンター部240Aを小型化することができる。したがって、ディスク処理機構200およびディスクカメラレコーダ1の小型化にも貢献できる。
また、上記実施の形態では、付勢手段250は、図2に示すように、ストッパ243と錘部242との間に設けられる構成を示したが、図3に示すように、例えばレール223Bより台座部201側に設ける構成などとしてもよい。このような構成では、ディスク処理機構200の小型化をより促進させることができ、ディスクカメラレコーダ1の小型化をも図ることができる。
また、台座部201に回動自在に設けられるカウンター部240の例に限られず、例えば図4に示すような構成としてもよい。
図4において、カウンター部260は、一端部が台座部201の端縁に固定される一対の支持部261と、これら支持部261の間に架橋されるカウンターシャフト262と、このカウンターシャフト262に沿って移動可能に設けられる錘部263とを備えている。また、一対の支持部261間には、支持台264が架橋され、この支持台264上に錘部263の移動方向に長手となるストッパ265が回動自在に設けられている。具体的には、このストッパ265は、長手方向の中心位置に回動中心軸265Bが設けられ、この回動中心軸265Bが支持台264の略中心位置に保持されることにより支持台264に回動自在に軸支されている。そして、このストッパ265の長手方向の両端側には、それぞれ錘部263の移動経路上に突出するテーパ部265Aが設けられている。
そして、錘部263の移動経路上には、錘部263および支持部261の間に一対のばね266が設けられ、衝撃が加わっていない状態で錘部263が一対の支持部261間の略中心に位置するように付勢されている。
このようなカウンター部260では、衝撃により錘部263に所定の加速度が作用すると、錘部263が衝撃方向に応じてカウンターシャフト262に沿って移動する。これにより、錘部263は、ストッパ265のテーパ部265Aを押し出し、ストッパ265が回動する。これにより、レール223Bがストッパ265およびガイド部201Aに挟持されて移動が規制され、光ピックアップ220の位置ずれを防止することができる。
また、衝撃検知手段として、錘部242を用いる例を示したが、例えばディスクカメラレコーダ1に加速度センサを設け、制御回路部が加速度センサにより検出した加速度が所定値以上である場合に衝撃が加えられたと判断する構成などとしてもよい。このような構成では、制御回路部は、加速度センサから入力される加速度値により、ディスクカメラレコーダ1に衝撃が加えられたと判断すると、図示しないストッパを起動させて光ピックアップ220の移動を規制する。このストッパとしては、特に限定されず、例えば、上記実施の形態のカウンター部240を電気的に駆動させて回動させ、ストッパ243およびガイド部201Aにてレール223Bを挟持して光ピックアップ220の移動を規制する構成や、図4に示すような錘部263を電気的に駆動させてカウンターシャフト262に沿って移動させる構成など、レール223Bをストッパおよびガイド部201Aで挟持して移動規制させる構成が例示できる。また、その他リードシャフト232Aの回転を規制する回転規制部を設け、制御回路部は、加速度センサから入力される信号に基づいて衝撃が加えられたことを認識すると、回転規制部を駆動させて光ピックアップ220の移動を規制する構成などとしてもよい。
また、レール223Bをガイド部201Aおよびストッパ243で挟持して光ピックアップ220の位置ずれを防止する構成を示したが、例えば、ストッパ243の一面に例えばゴムシートを貼り付けるなどして、摩擦面を形成し、ストッパ243の摩擦面をレール223Bに当接させてレール223Bの移動を規制する構成などとしてもよい。この構成では、ガイド部201Aが不要となり、より構成を簡単にすることができる。
また、上記実施の形態では、駆動手段としてステッピングモータ232を例示したが、例えば所定電圧を印加することで回転駆動するDCモータなどを用いてもよい。
その他、本発明の実施の際の具体的な構造および手順は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造などに適宜変更できる。
〔実施の形態の効果〕
上述したように、上記第一の実施の形態のディスクカメラレコーダ1では、光ディスクDの径方向に沿って移動可能で光ディスクDの記録面に対して所定の情報処理動作を実施する光ピックアップ220と、衝撃による加速度により所定方向に回動する錘部242と、この錘部242の移動により、光ピックアップ220に一体的に設けられるレール223Bに当接して移動を規制させるストッパ243と、を備えている。
このため、ディスクカメラレコーダ1に衝撃が加わった場合、錘部242に衝撃方向に応じた加速度が加わって、軸部241が回動すると、軸部241と一体的に設けられるストッパ243も回動し、レール223Bがストッパ243とガイド部201Aに挟まれて移動が規制される。したがって、レール223Bに一体的に設けられる光ピックアップ220も移動が規制され、衝撃による加速度が作用したとしても、位置ずれを防止することができる。よって、光ピックアップ220による光ディスクDの情報処理動作を安定して実施させることができる。
本発明の一実施の形態に係るディスクカメレレコーダの概略を示す斜視図である。 前記第一の実施の形態におけるディスク処理部の内部構成の一部を示す平面図である。 他の実施の形態におけるディスク処理部の内部構成の一部を示す平面図である。 さらに他の実施の形態におけるディスク処理部の内部構成の一部を示す平面図である。
符号の説明
D …記録媒体としての光ディスク
1 …撮像装置およびディスク装置としてのディスクカメラレコーダ
12 …撮影レンズ
20 …記録媒体駆動装置としてのディスク処理部
201 …台座部
201A…案内部としてのガイド部
211 …保持手段としてのターンテーブル
220 …移動部としての光ピックアップ
223B…レール
232 …駆動手段としてのステッピングモータ
242 …衝撃検知手段としての錘部
243 …ブレーキ部を構成する規制部としてのストッパ
250 …付勢手段

Claims (11)

  1. 記録媒体を保持する保持手段に保持された記録媒体の情報を読み込む読込処理および前記記録媒体に情報を書き込む書込処理のうち少なくともいずれか一方の処理を実施する情報処理部を備えるとともに、前記保持手段に保持された前記記録媒体に対して相対移動可能に設けられる移動部と、
    衝撃を検知する衝撃検知手段と、
    前記衝撃検知手段にて衝撃が検知された際に、前記移動部の移動を規制するブレーキ部と、
    を具備したことを特徴とした記録媒体駆動装置。
  2. 請求項1に記載の記録媒体駆動装置であって、
    前記衝撃検知手段は、前記移動部の移動により所定方向に移動可能な錘部であり、
    前記ブレーキ部は、前記錘部の移動により前記移動部側に付勢されて前記移動部の移動を規制する規制部である
    ことを特徴とした記録媒体駆動装置。
  3. 請求項2に記載の記録媒体駆動装置であって、
    前記移動部は、移動方向に長手となるレールを備え、
    前記規制部は、前記錘部の移動により前記レールに当接し、前記移動部の移動を規制する
    ことを特徴とした記録媒体駆動装置。
  4. 請求項3に記載の記録媒体駆動装置であって、
    前記レールに対向するとともに、このレールを前記移動部の移動方向に案内する案内部を備え、
    前記規制部は、前記レールの前記案内部と反対側に対向して設けられ、前記錘部の移動により前記レールを前記案内部側に付勢する
    ことを特徴とした記録媒体駆動装置。
  5. 請求項3または請求項4に記載の記録媒体駆動装置であって、
    前記錘部は、前記レールの長手方向前記移動方向に交差する方向に延出して、回動自在に設けられ、
    前記規制部は、前記錘部に一体的に設けられるとともに、前記錘部が回動していない状態で前記レールに対して略平行に設けられ、前記錘部の回動により回動方向に移動して前記レールに当接する
    ことを特徴とした記録媒体駆動装置。
  6. 請求項5に記載の記録媒体駆動装置であって、
    前記規制部が前記レールから離隔する方向に前記錘部を付勢する付勢手段を備えた
    ことを特徴とした記録媒体駆動装置。
  7. 請求項1に記載の記録媒体駆動装置であって、
    前記衝撃検知手段は、前記移動部の加速度を検知して、前記移動部の加速度が所定値以上である場合に衝撃を加えられたと検知する
    ことを特徴とした記録媒体駆動装置。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の記録媒体駆動装置であって、
    電圧印加手段から所定の駆動電圧を印加されることで前記移動部を所定方向に移動させるとともに、前記情報処理部にて前記処理が実施されている状態で、前記電圧印加手段からの電圧印加が停止される駆動手段を備えた
    ことを特徴とした記録媒体駆動装置。
  9. 請求項8に記載の記録媒体駆動装置であって、
    前記駆動手段は、所定の駆動パルス電圧により駆動させるステッピングモータである
    ことを特徴とした記録媒体駆動装置。
  10. ディスク状の記録媒体を保持する保持手段と、
    前記保持手段に保持された前記記録媒体に記録された情報を読み込む読込処理および前記記録媒体に情報を書き込む書込処理のうち少なくともいずれか一方の処理を実施する情報処理部と、
    請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の記録媒体駆動装置と、
    を具備したことを特徴としたディスク装置。
  11. レンズを有する撮像部と、
    この撮像部にて取得した撮像データを前記記録媒体に記録する請求項10に記載のディスク装置と、
    を具備したことを特徴とした撮像装置。
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