JP2008165198A - パターン検査装置、及び、パターン検査方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】被検査試料のパターン検査の精度を高めること。
【解決手段】被検査試料のパターンの光学画像を取得する光学画像取得部と、光学画像を参照画像により補正処理を含むアライメント処理するアライメント処理部と、アライメント処理部で処理された異なった光学画像同士を比較処理する比較処理部と、を備える、パターン検査装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被検査試料のパターン検査装置、及び、パターン検査方法に関するものであり、特に、半導体素子や液晶ディスプレイパネルの製造に使用するレチクルなどマスクのパターン検査装置、及び、パターン検査方法に関するものである。
従来、パターン検査装置は、レチクル等の被検査試料上に形成されているパターンを所定の倍率で撮像した光学画像同士を比較して、又は、この光学画像と設計データから得られた参照画像とを比較してパターン検査を行っている。即ち、同一レチクル上の異なる場所の同一パターンから得られた光学画像同士を比較して、レチクルのパターンの欠陥を検出するdie−die検査(DD検査)がある。又は、レチクルに描画されたパターンの光学画像に類似する参照画像をレチクルの設計データから作成し、光学画像と参照画像とを比較して、レチクルのパターンの欠陥を検出するdie−database検査(DB検査)がある。
レチクルの複数ダイの情報でアライメント処理をすることで、DD検査をする方法は、特許文献1に示されている。しかしながら、この検査ではパターン自体の歪みや、量子化誤差を考えていない。これは、基本的にウェハ転写の際の繰り返し転写の位置精度を補間して各ダイについての位置補正量を求めればことが足りる範囲であるからである。一方、レチクルでの各ダイ比較での高精度検査には、更に高い位置合わせ精度と、基準となるダイ自身の変動が抑制された基準画像が必要である。なお、ダイは、ウェハ上に形成されるLSIの1つのチップに相当する、一括りのマスク上のパターンエリアのことである。現在、実際のLSIパターンの4倍のサイズで、原版となるマスク・パターンが形成されることが多いが、このマスク上のパターンは、LSI1チップ分に限られている訳ではなく、可能であれば、2、3、4・・チップ分を1つのマスク上に形成し、まとめてウェハ上にパターン転写することが行われている。この場合の、各チップに相当するマスクパターンエリアをダイと称している。
また、レチクル概観検査装置において、光学画像と参照画像とを相対的にアライメント処理する方法は、特許文献2に示されている。しかしながら、この方法は、あくまでアライメントのスタート時のオフセットを隣接フレームでのアライメント結果を用いるということであり、アライメント自体を高精度化するものではない。これら2つのアライメント処理は、いずれも、「高精度なパターン検査用の基準画像」を得ることではない。
近年、半導体の微細化が進み、それに伴いレチクル検査は更に高度な精度が要求されている。従来のDD検査では、被検査試料となるダイの光学画像を基準となるダイの基準画像にアライメント処理し、双方のイメージ比較を行っている。しかし、比較する画像が双方ともスキャンによる光学画像であるため、検査ダイと基準ダイの各々に歪やノイズが発生する。その誤差を持つ特性によりアライメント誤差、画像間の差分量を増加させ、DD検査の精度を高めることに限界がある。
また、微細化されたパターンのDD検査において、画像の分解能が不足し、光学画像がぼけていることから微細なパターンについての量子化誤差が信号レベル変動となり、比較対象のダイ間で生じて、S/Nが十分に得られない。更に、微小な部分を拡大して撮像していることから、各種ノイズが画像に積み重なっている。
即ち、検査対象の検査ダイと基準ダイの(最悪逆方向の)歪み、量子化誤差(位置関係で特性が相反するケース、例えば、エッジが量子化ポイント上にあるか、半画素ずれたところ)にあり、更に対応する画素に逆方向のノイズが乗った場合、検査ダイを基準ダイに合わせるためのアライメント量が大きく狂い、それに伴い、アライメント処理のノイズが発生し、余分な画素間レベル差異が発生し、DD検査の感度低下の要因となっている。
また、対象となるパターンの微小化により、限界的な解像度での光学画像の採取時の微妙なアライメント処理、量子化メッシュのズレの影響で、特に分解能近傍以下のパターンについて、採取毎に基準ダイの画像が変動し、再現性が乏しいものとなっている。そのため、安定した良質な基準画像が得られない。ひいては、基準画像、検査画像との差異として出てくる検査結果の変動が大きくなり、補償できる検査結果レベルの制約条件となっている。
特開2004−273850号公報 特開2000−147749号公報
(1)本発明は、被検査試料のパターン検査の精度を高めることにある。
(2)また、本発明は、高精度なパターン検査用基準画像を生成し、これに対しアライメント処理を行うことで、結果として高精度なアライメント結果を得ることにある。
(1)本発明は、被検査試料のパターンの光学画像を取得する光学画像取得部と、前記光学画像取得部にて取得された光学画像に対して、被検査試料パターンの設計データから生成される参照画像を用いた補正処理を含むアライメント処理を行うアライメント処理部と、アライメント処理部で補正処理された光学画像と基準画像とを比較処理する比較処理部と、を備えるパターン検査装置にある。
(2)また、本発明は、被検査試料のパターンの光学画像を取得し、前記光学画像に対し被検査試料のパターンの設計データから生成する参照画像を用いた補正処理を含むアライメント処理を行い、前記アライメント処理された光学画像と基準画像とを比較処理することで、被検査試料のパターンの差異を検出する、パターン検査方法にある。
(1)本発明は、被検査試料のパターン検査の精度を高めることができる。
(2)また、本発明は、高精度なパターン検査用基準画像を生成でき、これに対しアライメント処理を行うことで、結果として高精度なアライメント結果を得ることができる。
以下、本発明の実施形態によるレチクルなどの被検査試料のパターン検査について説明する。
本発明の実施の形態のパターン検査は、光学画像取得部で取得した被検査試料(即ち、検査の対象側試料)のパターンの光学画像に対して、被検査試料のパターンの設計データから作成された参照画像(即ち、検査の基準側画像)を用いてフィティングアライメント処理、即ち、フィティング処理を含んだアライメント処理を行い、DD検査又はDB検査を行うものである。このフィティングアライメント処理は、参照画像を用いた補正処理を含むアライメント処理である。パターン検査は、この補正処理を含むアライメント処理を行った光学画像同士を比較処理して、DD検査を行うものである。パターン検査は、この補正処理を含むアライメント処理を行った光学画像と参照画像とを比較処理して、DB検査を行うものである。又は、パターン検査は、この補正処理を含むアライメント処理を行った光学画像同士を合成処理し、補正処理を含むアライメント処理を行った光学画像と、合成処理された光学画像とを比較処理して、DB検査を行うものである。なお、この上記補正処理は、光学画像取得部で取得した光学画像に対して、被検査試料パターンの設計データから生成される参照画像を用いた補正処理である。
本発明の実施の形態において、この補正処理を含むアライメント処理は、被検査試料の画像を補正処理して位置合わせする処理であり、例えば、比較処理される検査の基準側画像に検査の対象側画像を重ね合わさるように位置合わせをするアライメント処理である。補正処理を含むアライメント処理は、例えば、光学画像を対象側にして、設計データからつくった参照画像を基準側として、光学画像の着目画素に対応する参照画像上の画素及びその周辺画素の影響を考慮して、光学画像に合わせ込み処理を行うことで、画像間の位置ずれ誤差に加え、光学画像の歪みを補正するアライメント処理である。この補正処理により、サブ画素精度の位置合わせを行うことができ、光学画像と基準画像間の歪み、量子化誤差、アライメント処理のノイズ、余分な画素間レベル差異などを低減することができる。
また、合成処理は、補正処理を含むアライメント処理された複数の光学画像を用いて合成して合成画像を作成するものである。合成処理は、例えば、補正処理を含むアライメント処理された複数の光学画像の平均を取って合成する方法、即ち、画像の統合化処理である。
(パターン検査装置)
図1は、パターン検査装置10のブロック図を示している。パターン検査装置10は、レチクルなどの被検査試料のパターンの光学画像12を取得する光学画像取得部20と、被検査試料のパターンのデータベースから光学画像12に類似した参照画像14を作成する参照画像作成部58と、光学画像12に対して参照画像14を用いて補正処理を含むアライメント処理するアライメント処理部60と、補正処理を含むアライメント処理された光学画像同士を比較処理(DD検査620)する比較処理部62、又は、補正処理を含むアライメント処理された光学画像と参照画像とを比較処理(DB検査622)する比較処理部62などを備えている。なお、光学画像12と参照画像14は、画像の処理単位で比較処理され、その処理単位の大きさは、フレーム単位、ダイ単位など、パターン検査装置の処理機能に応じた、任意の処理単位を取ることができる。以下、光学画像12と参照画像14の処理は、ダイ単位によって説明する。
図2は、DD検査620によるパターン検査の手順の例を示している。被検査試料のレチクル300の光学画像には、光学ダイ302(光学ダイ1、光学ダイ2、・・)が示されている。設計データのデータベース580の参照画像には、参照ダイ582(参照ダイ1、参照ダイ2、・・・)が示されている。レチクル300の光学画像とデータベースの参照画像は、対応する同一のダイについて、同一の番号(1、2、・・・)を付してある。
光学画像の光学ダイ1は、参照画像の参照ダイ1を用い補正処理を含むアライメント処理されて、DD検査620のための基準ダイ304(基準ダイ1’)となる。光学画像の光学ダイ2、光学ダイ3、・・・は、参照画像の参照ダイ1を用い補正処理を含むアライメント処理されて、検査ダイ306(検査ダイ2’、・・・)となる。補正処理を含むアライメント処理された検査ダイ2’、・・・は、基準ダイ1’と比較処理され、DD検査620が行われ、各ダイの欠陥が検出される。このように、比較処理の対象が、いずれも設計データから求めた参照画像のダイ1で補正処理を含むアライメント処理されるので、光学画像の歪などの変形が補正され、光学画像の欠陥をサブ画素の程度で見出すことができる。ここで、どれを基準ダイ304とし、どれを検査ダイ306とするかは、任意に決めることができる。なお、光学ダイ1と参照ダイ1は、対応する同一のダイである。また、参照ダイ1は、光学ダイ2、光学ダイ3、・・・とは、異なったダイであるが、同一のパターンとなるように設計されている。
図3は、DB検査622によるパターン検査の手順の例を示している。レチクル300の光学画像とデータベース580の参照画像は、図2と同様のダイのパターンを示している。図3では、光学画像の光学ダイ302(光学ダイ1、光学ダイ2、・・・)は、検査されるダイである。光学ダイ1は、参照ダイ1を用い補正処理を含むアライメント処理され、検査ダイ1’となる。検査ダイ1’は、基準ダイの参照ダイ1と比較処理されて、DB検査622が行われ、光学ダイ1の欠陥が検出される。同様にして、光学ダイ2は、参照ダイ2を用い補正処理を含むアライメント処理され、検査ダイ2’となる。検査ダイ2’は、基準ダイの参照ダイ2と比較処理されて、DB検査622が行われ、光学ダイ2の欠陥が検出される。このように、比較処理の対象が、いずれも設計データから求めた参照画像の参照ダイ1、参照ダイ2、・・・で補正処理を含むアライメント処理されるので、光学画像の歪などの変形が補正され、光学画像の欠陥をサブ画素の程度で見出すことができる。ここで、検査ダイ1’、検査ダイ2’、・・・に対する基準ダイは、各々、参照画像の同一のダイである参照ダイ1、参照ダイ2、・・・である。
図4は、DB検査622によるパターン検査のもう一つの手順の例を示している。図3では、検査ダイ1’、検査ダイ2’、・・・の基準ダイは、参照画像の同一のダイである参照ダイ1、参照ダイ2、・・・であるが、図4では、検査ダイ1’、検査ダイ2’、・・・の基準ダイは、参照画像の特定の参照ダイ1である点で、図3のパターン検査と相違している。このように、比較処理の対象が、いずれも設計データから求めた参照画像のダイ1で補正処理を含むアライメント処理されるので、光学画像の歪などの変形が補正され、光学画像の欠陥をサブ画素の程度で見出すことができ、しかも、検査処理の手順を簡略化できる。
図5では、補正処理を含むアライメント処理された検査ダイ1’、検査ダイ2’、・・・を用いて合成処理を行い、基準ダイ(この場合の基準ダイを合成ダイと呼ぶ)を求める方法を用いる。合成処理には、平均化処理などを適用する。図5は、この合成ダイを基準ダイとして、検査ダイ1’、検査ダイ2’、・・・とDD検査620を行うパターン検査の手順の例を示している。このように、比較処理の対象が、いずれも設計データから求めた参照画像のダイ1で補正処理を含むアライメント処理されて光学画像の歪などの変形が補正され、光学画像の欠陥をサブ画素の程度で見出すことができ、しかも、平均化処理などの効果により、合成処理をすることでノイズの除去などができる。
(パターン検査方法)
図6は、取得した光学画像の検査をするパターン検査方法の流れ図を示している。パターン検査方法は、レチクルなどの被検査試料に形成されたパターンを光学画像12として取得する光学画像取得ステップ(S1)と、被検査試料のパターンの設計データから光学画像に類似した参照画像14を作成する参照画像作成ステップ(S2)と、光学画像12に対して参照画像14を用いて補正処理を含むアライメント処理をするアライメント処理ステップ(S3)と、このアライメント処理された光学画像同士を比較処理してDD検査620を行う比較処理ステップ(S4)、又は、このアライメント処理された光学画像12と参照画像14とを比較処理してDB検査622を行う比較処理ステップ(S4)などの手順を有している。
図7は、図6に合成処理ステップ(S5)が加わったパターン検査方法の流れ図を示している。合成処理ステップ(S5)は、このアライメント処理された複数の光学画像を合成処理して合成画像を作成する。この合成画像を基準画像として、このアライメント処理された光学画像12と比較処理してDD検査620を行う。
(パターン検査装置の構成例)
図8は、パターン検査装置10の構成例を示している。パターン検査装置10は、被検査試料30からの反射光又は透過光を検出して光学画像を取得する光学画像取得部20、画像データなどのデータを記憶し、演算処理するデータ処理部50などを備えている。
(光学画像取得部)
光学画像取得部20は、レチクルなどの被検査試料30のパターンから光学画像12を取得する。被検査試料30は、XYθテーブル32上に載置される。XYθテーブル32は、X方向、Y方向に移動し、θ方向に回転する3軸(X−Y−θ)の位置決めステージである。XYθモータ34は、中央演算処理部52から指令を受けたテーブル制御部56により駆動制御され、XYθテーブル32をX方向、Y方向、θ方向に移動する。XYθモータ34は公知のサーボモータやステップモータ等を用いることができる。XYθテーブル32の位置座標は、レーザ測長システム28により測定され、その出力が位置測定部66に送られる。位置測定部66から出力されたXYθテーブル32の位置座標は、テーブル制御部56にフィードバックされる。
被検査試料30は、オートローダ制御部54の制御の下で、オートローダ22によりXYθテーブル32上に自動的に供給され、検査終了後に自動的に排出される。XYθテーブル32の上方には、光源24及び照射部26が配置されている。光源24からの光は、照射部26の集光レンズを介して被検査試料30に照射される。被検査試料30の下方には、拡大光学系36及びフォトダイオードアレイ38からなる信号検出部が配置されている。被検査試料30を透過した透過光は、拡大光学系36を介してフォトダイオードアレイ38の受光面に結像する。拡大光学系36は、ピエゾ素子等の焦点調整装置(図示省略)で自動的に焦点調整される。この焦点調整装置は、中央演算処理部52に接続されたオートフォーカス制御回路(図示省略)により制御される。焦点調整は、別途設けられた観察スコープでモニタリングしてもよい。光電変換部としてのフォトダイオードアレイ38は、複数の光センサを配設したラインセンサもしくはエリアセンサである。XYθテーブル32をX軸方向に連続的に移動することにより、フォトダイオードアレイ38は、被検査試料30のパターンに対応した測定信号を検出する。
この測定信号は、センサ回路40でデジタルデータに変換され、光学画像のデータとして、バッファメモリ64に入力される。バッファメモリ64は、複数設けることができる。バッファメモリ64の出力は、比較処理部62に送られる。光学画像のデータは、例えば8ビットの符号なしデータであり、各画素の明るさを表現するものとする。この種のパターン検査装置10は、通常、これらのパターンデータを10MHz〜30MHz程度のクロック周波数に同期して、フォトダイオードアレイ38から読み出し、適当なデータの並び替えを経て、ラスター走査された2次元画像データとして取り扱われる。
(光学画像の取得手順)
レチクルなど被検査試料30に描かれたパターンの光学画像の取得は、光学画像取得部20で被検査試料30を走査することによって行われる。レチクル300のパターンは、例えば、レチクル300の一辺の方向(例えばX方向)に細長く切った短冊の光学画像として取得される。その短冊は、ストリームとする。ストリームは、一辺の方向(X方向)に4分割した更に細長い短冊の光学画像とする。4分割されたストリームは、サブストリームとする。サブスリームは、上記辺(X方向)と直交する他辺の方向(Y方向)に複数に切断される。切断された光学画像は、フレームとする。フレームは、例えば一辺(X方向)が512画素、他辺(Y方向)が512画素の光学画像とする。なお、1画素は256階調のグレースケールとする。
(データ処理部)
データ処理部50は、主に、データの演算処理をする中央演算処理部52、オートローダ22を制御するオートローダ制御部54、XYθテーブル32を制御するテーブル制御部56、設計データから光学画像12に類似する参照画像14を作成する参照画像作成部58、光学画像12に対して参照画像14を用いて補正処理を含むアライメント処理を行うアライメント処理部60、アライメント処理部60で処理された光学画像を合成処理する合成処理部68、光学画像と基準画像とを比較して検査画像の欠陥を検査する比較処理部62、光学画像のデータを一時的に記憶するバッファメモリ64、レーザ側長システム28で測定したXYθテーブル32の位置データから被検査試料30の位置を求める位置測定部66、設計データのデータベースなどの多量のデータ、やプログラムを記憶する外部記憶装置70、演算処理に必要なデータやプログラムを記憶する主記憶装置72、プリンタ74、CRT76、バス78などを備えている。例えばレチクル300の設計データは、検査エリア全体を短冊状のエリアに分けて格納される。
(参照画像作成部)
参照画像作成部58は、データベース580の設計データを展開して、イメージデータを形成した上で、このイメージデータの図形の角を丸める処理、図形の輪郭をぼかす処理などを施すことで、光学画像12に似せる処理を行い、参照画像14を作成する。参照画像14は、設計データから作成されるので、光学画像取得部20で生じるような、歪、変形やレベル、諧調などの変動がない。
(補正処理を含むアライメント処理部)
アライメント処理部60では、光学画像取得部20で得られた光学画像12に対して、参照画像作成部58で設計データから生成された参照画像14を用いて、補正処理を含むアライメント処理を行う。この補正処理を含むアライメント処理により、検査対象側画像を、基準側画像にサブ画素精度で摺り合わせを行うと同時に、サブ画素精度で位置合わせを行うことになり、歪み・変形のない画像を得ることができる。ここで言う補正処理とは、被検査試料の光学画像を設計データから作られた参照画像に基づいて画像修正を行うことである。即ち、光学画像には歪みがあるので、この歪みを「設計データからつくった参照画像」に基づく補正処理を含むアライメント処理を行うことで補正すると共に、サブピクセル単位のアライメント処理を実行している。
(参照画像を用いた補正処理を含むアライメント処理の例)
このアライメント処理の例の詳細は、先ず、参照画像を2次元入力データ、光学画像を2次元出力データと見なして2次元線形予測モデルを設定する。ここでは、5×5画素の領域を用いた5×5の2次元線形予測モデルを例に取る。このモデルで用いるサフィックス(5×5の画素の位置に対応)を表1に示す。なお、図9においては、左図を参照画像とし、右図を光学画像とする(特開2006−30518、特開2006−266860参照)。
2次元入力データと2次元出力データをそれぞれu(i,j)、y(i,j)とする。着目する画素のサフィックスをi,jとし、この画素を取り囲む2行前後および2列前後の合計25個の画素のサフィックスを表1のように設定する。ある1組の5×5領域の画素データについて、式(1)のような関係式を設定する。式(1)の各入力データu(i,j)の係数b00〜b44は、同定すべきモデルパラメータである。
式(1)の意味するところは、光学画像のある1画素のデータyk =y(i,j)は、対応する参照画像の1画素を取り囲む5×5画素のデータの線形結合で表すことができるということである(図9(A)参照)。
(連立方程式解法ステップ(モデルパラメータの同定))
式(1)をベクトルで表すと、式(2)となる。ここで、未知パラメータベクトルαは、α=[b00,
b01, ..., b44]Tであり、また、データベクトルxkはxk=[u(i-2,j-2), u(i-2,j-1),
..., u(i+2,j+2)]Tである。
参照画像と光学画像の座標i, jを走査して25組のデータを連立させれば、モデルパラメータを同定できることになる。実際には統計的観点から、式(3)のようにn(>25)組のデータを用意して、次のような最小2乗法に基づいて25次元の連立方程式を解き、αを同定する。ここで、A=[x1,x2,…xn]T、また、y=[y1,y2,…yn]T、また、xk T α= yk、また、k=1,2,…nである。
例えば、参照画像と光学画像がそれぞれ512×512画素であれば、5×5次のモデルの走査によって画像の周囲を2画素ずつ減らされるので、式の個数は、式(4)となり、258064組のデータが得られることになる。これにより、統計的に見て充分な個数を確保することができる。
(アライメント処理が行われた光学画像の生成)
同定されたモデルパラメータαと、同定に用いた入出力画像データを式(1)に代入し、画素の座標i, jを走査するシミュレーション演算を行うことによって、参照画像を用いた補正処理を含むアライメント処理が行われる。このアライメント処理が行われた光学画像は、最小2乗法に基づくフィッティングによって、1画素未満の画素位置ズレや伸縮・うねりノイズ、リサイズ処理、センシングノイズの低減が実現されている。
(合成処理部)
合成処理部68では、補正処理を含むアライメント処理された複数の光学画像合成処理を行い、新たな1枚の画像を生成する。合成処理は、例えば、補正処理を含むアライメント処理された複数の光学画像を平均化処理すること、あるいは中位値処理することが考えられ、これにより、ノイズの除去、S/Nの改善が得られる。この合成処理された画像を、DD検査の基準画像とすることで、基準画像の精度が改善される。その結果、例えばコンタクトホールパターンの体積変動を特徴量とする検査などに有効となる。
複数の光学画像の平均化処理方法の効果を図10に示す。平均化処理自体は、一般的な画像処理手段に準じる。図10の3個の細い実線は、補正処理を含むアライメント処理された3個の光学画像のコンタクトホールの断面画像を示している。図10の細かいドットの破線は、設計データから求めた参照画像のコンタクトホールの断面画像を示している。図10の大きなドットの破線は、補正処理を含むアライメント処理された3個の光学画像を平均化して得られたコンタクトホールの断面画像を示しており、DD検査の基準画像として平均化処理を行った画像を用いることにより、精度が改善されることが示されている。
又は、合成処理の他の例として、合成処理部68は、補正処理を含むアライメント処理された複数の光学画像を用いて、次の3つの処理を行う。(1)位置推定:複数の画像データから、各画像データの撮影時の標本化位置のずれを推定する。(2)高帯域補間:各画像データを折り返し成分も含め原信号の高周波成分をすべて透過する帯域の広いローパスフィルタを使い高密度化する。(3)加重和:各高密度化データの標本化位置に応じた重みを使った加重和をとることにより折り返し歪みを打ち消し、同時に原信号の高周波成分を復元する。このような3つの処理を行うことにより、パターンエッジ位置を高精度(1画素の数分の1以下)に再現する画像を生成でき、パターンエッジ位置の微小なずれの検査や、パターン線幅の微小な変化の検査(CD(クリティカル・ディメンション)検査)に有効となる。
(比較処理部)
比較処理部62は、主に、DD検査比較620、DB検査比較622、欠陥分析など比較処理を行うものである。比較処理部62は、並列処理の機能を有してもよい。その場合、比較処理部62は、複数の同一の機能を備え、比較処理を並列して処理することができる。なお、パターン検査装置10は、電子回路、プログラム、コンピュータ、又は、これらの組み合わせにより構成できる。
以上述べてきたように、光学画像12に対して設計データから生成された参照画像14を用いて補正処理を含むアライメント処理を行った画像を比較検査に使用するので、この光学画像12に補正処理を含むアライメント処理を行った画像は、DB検査にもそのまま適用出来る。また、参照画像14を用いて補正処理を含むアライメント処理をするので、アライメントに起因する誤差の推定が可能となる。
また、上記の実施の形態では、被検査試料30をスキャンして得られた光学画像12を用いてアライメント処理をするのではなく、データベース580の設計データから作成した参照画像14を用いて補正処理を含むアライメント処理をすることで、感度の高いDD検査を行うことができる。具体的には、上記の実施の形態では、DD検査、DB検査を1回のアライメント処理で効率的に実施でき、各検査ダイ302の参照画像との相対的なアライメント量が分かるので、各検査ダイ302の画像を統合する際に、このアライメント量を利用して、検査ダイ302の超解像イメージを得ることができる。又は、参照画像を対象としたアライメント情報を各ダイについて、DB検査に応用することで、参照画像の再生成を行うことで、精度の高いDB検査を実施することができる。
また、本発明の実施の形態によると、各光学画像の検査ダイと参照画像の参照ダイとの相対的なアライメント量が画素精度よる数倍以上の高精度で分かるので、検査ダイの画像を統合する際に、このアライメント量を利用して、検査ダイの超解像イメージ(画素より小さい単位でズラして撮像した結果から、撮像画素より細かなイメージを再生すること。なお、通常は同一対象物に対する複数の撮像画像から超解像イメージを生成するが、今回の場合は、同一パターンの異なるダイに対する撮像画像から超解像イメージを生成している。また、異なるダイに対する撮像画像を合成していることから、個々のダイ固有の欠陥・不具合は除去され理想のダイ画像となるという大きなメリットがある。)を得ることができる。
また、本発明の実施の形態によると、参照画像を対象としたアライメント情報を各検査ダイについてのDB検査に応用することにより、例えば、設計データからの参照画像の再生成をアライメントに合わせて最初から行い、全く同じ位置での参照画像を作ることで、参照画像をアライメントして、被検査試料の画像に重ねることで発生する誤差を解消することができ、より精度の高いDB検査を行うことができる。
以上の実施の形態以外にも、様々な組合せが考えられるので、本発明は、ここで述べた実施の形態に制限されないことは言うまでもない。
パターン検査装置のブロック図 補正処理を含むアライメント処理がなされた光学ダイ同士のDD検査の説明図 補正処理を含むアライメント処理がなされた光学ダイと参照ダイのDB検査の説明図 補正処理を含むアライメント処理がなされた光学ダイと参照ダイの他のDB検査の説明図 補正処理を含むアライメント処理がなされた光学ダイを合成処理し、合成処理された光学ダイとアライメント処理がなされた光学ダイのDD検査の説明図 DD検査とDB検査のパターン検査方法の流れ図 合成処理された光学ダイとアライメント処理がなされた光学ダイのDD検査のパターン検査方法の流れ図 パターン検査装置の構成図 補正処理を含むアライメント処理の説明図 合成処理の説明図
符号の説明
10・・・パターン検査装置
12・・・光学画像
14・・・参照画像
20・・・光学画像取得部
22・・・オートローダ
24・・・光源
26・・・照射部
28・・・レーザ測長システム
30・・・被検査試料
300・・レチクル
302・・光学ダイ
304・・基準ダイ
306・・検査ダイ
32・・・XYθテーブル
34・・・XYθモータ
36・・・拡大光学系
38・・・フォトダイオード
40・・・センサ回路
50・・・データ処理部
52・・・中央演算処理部(CPU)
54・・・オートローダ制御部
56・・・テーブル制御部
58・・・参照画像作成部
580・・データベース
582・・参照ダイ
60・・・アライメント処理部
62・・・比較処理部
620・・DD検査
622・・DB検査
64・・・バッファメモリ
66・・・位置測定部
68・・・合成処理部
70・・・外部記憶装置
72・・・主記憶装置
74・・・プリンタ
76・・・CRT
78・・・バス

Claims (6)

  1. 被検査試料のパターンの光学画像を取得する光学画像取得部と、
    前記光学画像取得部にて取得された光学画像に対して、被検査試料パターンの設計データから生成される参照画像を用いた補正処理を含むアライメント処理を行うアライメント処理部と、
    アライメント処理部で補正処理された光学画像と基準画像とを比較処理する比較処理部と、を備えるパターン検査装置。
  2. 請求項1に記載のパターン検査装置において、
    アライメント処理部は、前記光学画像取得部にて取得された光学画像に対して、被検査試料パターンの設計データから生成される参照画像を用いて、画像間の位置ずれ誤差の補正処理を含むアライメント処理を行う、パターン検査装置。
  3. 請求項1に記載のパターン検査装置において、
    前記基準画像は、被検査試料パターンの設計データから生成される参照画像を用いた補正処理を行った光学画像として、
    前記比較処理部は、前記基準画像の光学画像と同一の設計データに基づく被検査試料上の異なる箇所の光学画像に対して、被検査試料パターンの設計データから生成される参照画像を用いた補正処理を行った光学画像と、前記基準画像とを比較処理することを特徴とするパターン検査装置。
  4. 請求項1に記載のパターン検査装置において、
    前記基準画像は、前記参照画像とすることを特徴とするパターン検査装置。
  5. 被検査試料パターンの光学画像を取得する光学画像取得部と、
    前記光学画像取得部にて取得された光学画像に対して、被検査試料パターンの設計データから生成される参照画像を用いた補正処理を含むアライメント処理を行うアライメント処理部と、
    前記アライメント処理部で処理された、前記被検査試料上の、同一設計データに基づく、異なった箇所の複数の光学画像を合成処理する合成処理部と、
    アライメント処理部で処理された光学画像と、前記合成処理部で合成処理された光学画像とを比較処理する比較処理部と、を備える、パターン検査装置。
  6. 被検査試料のパターンの光学画像を取得し、
    前記光学画像に対し被検査試料のパターンの設計データから生成する参照画像を用いた補正処理を含むアライメント処理を行い、
    前記アライメント処理された光学画像と基準画像とを比較処理することで、被検査試料のパターンの差異を検出する、パターン検査方法。
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