JP2009216411A - 試料検査装置及び試料検査方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】一時的に発生する測定画像の偽像を排除できるパターン検査を行うこと。
【解決手段】試料のパターンを測定して測定画像を生成する測定画像生成部と、測定画像の隣接する画素の差分値を求める測定画像画素差算出部と、測定画像と基準画像とを比較する比較部と、を備え、測定画像の隣接する画素の差分値が所定値を超える場合、該画素を含む領域のパターンの測定を再度行う、試料検査装置、又は、試料のパターンを測定して測定画像を生成する測定画像生成部と、測定画像と基準画像の差画像を求め、差画像の隣接する画素の差分値を求める差画像画素差算出部と、測定画像と基準画像とを比較する比較部と、を備え、差画像の隣接する画素の差分値が所定値を超えた場合、該画素を含む領域のパターンの測定を再度行う、試料検査装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、試料のパターンの検査に関し、特に半導体素子や液晶ディスプレイ(LCD)を製作するときに使用されるフォトマスク、ウェハ、あるいは液晶基板などの極めて小さなパターンの欠陥検査に関するものである。
1ギガビット級のDRAMに代表されるように、大規模集積回路(LSI)を構成するパターンは、サブミクロンからナノメータのオーダーになろうとしている。このLSIの製造における歩留まりの低下の大きな原因の一つとして、半導体ウェハ上に超微細パターンをフォトリソグラフィ技術で露光、転写する際に使用されるフォトマスクの欠陥があげられる。特に、半導体ウェハ上に形成されるLSIのパターン寸法の微細化に伴って、パターン欠陥として検出しなければならない寸法も極めて小さいものとなっている。このため、このような欠陥を検査する装置の開発が行われている。
一方、マルチメディア化の進展に伴い、LCDは、500mm×600mm、またはこれ以上への液晶基板サイズの大型化と、液晶基板上に形成されるTFT等のパターンの微細化が進んでいる。従って、極めて小さいパターン欠陥を広範囲に検査することが要求されるようになってきている。このため、このような大面積LCDのパターン及び大面積LCDを製作する時に用いられるフォトマスクの欠陥を短時間で、効率的に検査する試料検査装置の開発も急務となってきている。
従来の装置では、試料の画像を取得するためのセンサにおいて、宇宙線又はセンサ内部の電気的なノイズにより、微小なパターンがあるように見える偽像が発生しているため、十分な検査が出来ないなどの問題がある。そのため、センサに宇宙線が衝突したことを検出するためのセンサを設置し、宇宙線の影響を除去する技術があるが(特許文献1参照)、装置構成が大きく構成が複雑になり、また、センサ内部で発生するノイズの影響が残る問題がある。
特開平5−312955
(1)本発明は、試料の正確なパターン検査にある。
(2)また、本発明は、一時的に発生する測定画像の偽像を排除できるパターン検査にある。
(1)本発明の実施の形態では、試料のパターンを測定して測定画像を生成する測定画像生成部と、測定画像の隣接する画素の差分値を求める測定画像画素差算出部と、測定画像と基準画像とを比較する比較部と、を備え、測定画像の隣接する画素の差分値が所定値を超える場合、該画素を含む領域のパターンの測定を再度行う、試料検査装置にある。
(2)又、本発明の実施の形態では、試料のパターンを測定して測定画像を生成する測定画像生成部と、測定画像と基準画像の差画像を求め、差画像の隣接する画素の差分値を求める差画像画素差算出部と、測定画像と基準画像とを比較する比較部と、を備え、差画像の隣接する画素の差分値が所定値を超えた場合、該画素を含む領域のパターンの測定を再度行う、試料検査装置にある。
(3)又、本発明の実施の形態では、試料のパターンを測定して測定画像を生成し、測定画像と基準画像とを比較する、試料検査方法において、測定画像の隣接する画素の差分値を求め、差分値が所定値を超えた場合、該画素を含む領域のパターンの測定を再度行う、試料検査方法にある。
(4)又、本発明の実施の形態では、試料のパターンを測定して測定画像を生成し、測定画像と基準画像とを比較する、試料検査方法において、測定画像と基準画像の差画像を求め、差画像の隣接する画素の差分値を求め、該差分値が所定値を超えた場合、該画素を含む領域のパターンの測定を再度行う、試料検査方法にある。
以下、本発明の詳細を実施の形態によって説明する。
図1は、本発明の実施の形態の試料検査装置と試料検査方法を説明するブロック図である。試料検査装置10は、フォトマスク、ウェハ、あるいは液晶基板などの試料のパターン12を検査するものである。試料検査装置10は、特に、宇宙線などの放射線、又はセンサ内部の電気的なノイズなどによって一時的に発生する測定画像の偽像の影響を排除して、試料のパターン12を検査するものである。試料検査装置10は、試料のパターン12の透過光や反射光を測定画像生成部14で測定して、透過画像や反射画像の一方、又は両方の測定画像を生成する。試料検査装置10は、試料のパターンの設計データ20を参照画像生成部22で処理して測定画像に類似する参照画像を生成する。
画素差算出部30は、測定画像画素差算出部32、差画像画素差算出部34、又は両方を備えている。測定画像画素差算出部32は、測定画像生成部14で作成した測定画像について、隣接する画素間の出力値の差の差分値、即ち傾斜量を測定し、差分値が所定値を超えているか否かを求める。差画像画素差算出部34は、測定画像と基準画像の出力値の差の差分値を求めて得られた差画像について、隣接する画素間の出力値の差の差分値を測定し、差分値が所定値を超えているか否かを求める。ここで、基準画像は、参照画像生成部22で作成した参照画像、又は、測定画像生成部14で作成した測定画像、例えば、検査対象の透過画像に対する反射画像にフィルタ処理を施した画像又は検査対象の反射画像に対する透過画像にフィルタ処理を施した画像、又は同一試料上の異なる場所にある同一パターンなども含めて、基準として利用する画像である。
測定画像画素差算出部32と差画像画素差算出部34は、いずれも、隣接する画素間の出力値の差が所定値を超えている場合、測定画像生成部14に指示を出す。指示を受けた測定画像生成部14は、これらの画素を含む領域のパターンを再度測定して、測定画像を求め直す。宇宙線や電気的なノイズなどによる測定画像の偽像は、一時的な影響で発生するので、再度、測定することにより、これら偽像を排除することができる。
試料検査装置10は、比較部24を備え、画素差算出部30で偽像が排除された測定画像と基準画像とを比較処理して、その差異が所定値を超えた場合、欠陥と判定するパターン検査を行う。比較部24は、参照画像生成部22で生成した参照画像を基準画像として用い、偽像が排除された測定画像とD−DB比較を行い、又は、測定画像生成部14で生成した同一試料上の異なる場所の同一パターンを撮像して偽像が排除された測定画像を基準画像として用い、偽像が排除された測定画像とD−D比較を行う。
(試料検査装置)
図2は、試料検査装置10の内部構成を示す概念図である。試料検査装置10は、マスクやウェハ等の基板を試料100として、試料100のパターンの欠陥を検査するものである。試料検査装置10は、光学画像取得部110や制御系回路150などを備えている。光学画像取得部110は、オートローダ112、透過光の照明光を発生する照明装置114、反射光の照明光を発生する照明装置1140、XYθテーブル116、XYθモータ118、レーザ測長システム120、拡大光学系122、ピエゾ素子124、透過光や反射光を受信するCCD、TDIやフォトダイオードアレイなどの受光部126、センサ回路128などを備えている。制御系回路150では、制御計算機となるCPU152が、データ伝送路となるバス154を介して、大容量記憶装置156、メモリ装置158、表示装置160、印字装置162、オートローダ制御回路170、テーブル制御回路172、オートフォーカス制御回路174、展開回路176、参照回路178、比較回路180、位置回路182などに接続されている。
画素差算出部30は、センサ回路128内、比較回路180内に設けても、又は、センサ回路128又は比較回路180に接続しても良い。展開回路176、参照回路178、比較回路180、位置回路182は、図2に示すように、相互に接続されている。
なお、図1の測定画像生成部14は、図2の光学画像取得部110により、構成することができる。参照画像生成部22は、展開回路176と参照回路178により、構成することができる。又、比較部24は、比較回路180により構成することができる。図2では、本実施の形態を説明する上で必要な構成部分以外については記載を省略している。試料検査装置10にとって、通常、必要なその他の構成が含まれる。
(光学画像取得部の動作)
試料100は、オートローダ制御回路170により駆動されるオートローダ112から自動的に搬送され、XYθテーブル116の上に配置される。試料100は、照明装置114によって上方から光が照射される。また、試料100は、照明装置1140によって下方から光が照射される。試料100の下方には、拡大光学系122、受光部126及びセンサ回路128が配置されている。露光用マスクなどの試料100を透過した光又は反射した光は、拡大光学系122を介して、受光部126に光学像として結像する。オートフォーカス制御回路174は、試料100のたわみやXYθテーブル116のZ軸(X軸とY軸と直交する)方向への変動を吸収するため、ピエゾ素子124を制御して、試料100への焦点合わせを行なう。
図3は、測定画像の取得手順を説明するための図である。試料100の被検査領域は、Y軸方向にスキャン幅Wで仮想的に分割される。即ち、被検査領域は、スキャン幅Wの短冊状の複数のストライプ102に仮想的に分割される。更にその分割された各ストライプ102が連続的に走査されるようにXYθテーブル116が制御される。XYθテーブル116は、X軸に沿って移動して、測定画像は、ストライプ102として取得される。ストライプ102は、図3では、Y軸方向のスキャン幅Wを持ち、長手方向がX軸方向の長さを有する矩形の形状である。試料100を透過した光、又は試料100で反射した光は、拡大光学系122を介して受光部126に入射する。受光部126上には、図3に示されるような仮想的に分割されたパターンの短冊状領域の一部が拡大された光学像として結像される。図3に示されるようなスキャン幅Wの画像を連続的に受光する。受光部126は、第1のストライプ102における画像を取得した後、第2のストライプ102における画像を今度は逆方向に移動しながら同様にスキャン幅Wの画像を連続的に入力する。スキャン幅Wは、例えば2048画素程度とする。第3のストライプ102における画像を取得する場合には、第2のストライプ102における画像を取得する方向とは逆方向、即ち、第1のストライプ102における画像を取得した方向に移動しながら画像を取得する。
XYθテーブル116は、CPU152の制御の下にテーブル制御回路172により駆動される。X軸方向、Y軸方向、θ方向に駆動する3軸(X−Y−θ)モータ118の様な駆動系によって移動可能となる。これらのXモータ、Yモータ、θモータは、例えばステップモータを用いることができる。XYθテーブル116の移動位置は、レーザ測長システム120により測定され、位置回路182に供給される。受光部126で受光した光学像は、センサ回路128で測定画像の電子データとなる。センサ回路128から出力された試料100の光学画像は、位置回路182から出力されたXYθテーブル116上における試料100の位置を示すデータとともに比較回路180に送られる。
(参照画像の生成)
試料100のパターン形成時に用いた設計データ20は、大容量記憶装置156に記憶される。設計データ20は、CPU152によって大容量記憶装置156から展開回路176に入力される。設計データの展開工程として、展開回路176は、試料100の設計データを2値ないしは多値の原イメージデータに変換して、この原イメージデータが参照回路178に送られる。参照回路178は、原イメージデータに適切なフィルタ処理を施し、参照画像を生成する。センサ回路128から得られた測定画像は、拡大光学系122の解像特性や受光部126のアパーチャ効果等によってフィルタが作用した状態にあると言える。この状態では測定画像と設計側の原イメージデータとの間に差異があるので、設計側の原イメージデータに対して参照回路178によりフィルタ処理を施すことで、測定画像に合わせることができる。
測定画像画素差算出部32は、測定画像の隣接する画素間の出力値の差の差分値を求め、差分値が所定値を超えている場合、これらの画素を含む領域を再度測定し、比較対象となる測定画像を求める。差画像画素差算出部34は、測定画像と基準画像の出力値の差を求めて得られた差画像について、隣接する画素間の出力値の差の差分値を測定し、差分値が所定値を超えているか否か判断をする。超えている場合、これらの画素を含む領域を再度測定するように、測定画像生成部14に指示を出す。差分値を求める基準画像は、参照回路で生成した参照画像、または透過画像に対して試料上の異なる場所の同一パターンを撮像した透過画像や、同一場所の反射画像にフィルタ処理を施した画像、また、反射画像に対して試料上の同一パターンを撮像した反射画像や、透過画像にフィルタ処理を施した画像を利用することもできる。
なお、XYθテーブル116上の試料100は、オートローダ制御回路170により検査終了後に自動的に排出される。なお、光学画像は、例えば8ビットの符号なしデータであり、各画素の明るさの階調を表現している。
(測定画像の再取得)
画素差算出部30は、測定画像のX方向又はY方向あるいは両方向の隣接する画素間の差分値を求め、又は差画像のX方向、Y方向又は両方向の隣接画素間の差分値を求め、X方向、Y方向又は両方向の画素間の傾きを算出し、あらかじめ設定されている所定値と比較を行う。所定値を超える傾きが計測された場合には、次のストライプの取得を進めることなく、同一のストライプを再度、取得する。これにより一時的な偽像に影響されない測定画像が取得でき、高感度な検査が可能となる。
(第1の実施形態)
図4は、測定画像16のX方向に隣接する2画素A、B、及び、隣接する3画素C、D、Eを示している。図4の画素A、Bは、各々、画素値a、bを有している。画素値は、例えば、0〜255階調の輝度を有している。画素値は、例えば、0階調は一番暗く、255階調は一番明るいと定義できる。なお、上記X方向は、Y方向でも、別の方向でも良い。ここで使用する受光部126は、2画素以上で構成されるラインセンサを2段以上用いた時間遅延積分センサを使用すると良い。
2画素A、Bの画素値a、bに対して、その差分値(b−a)の絶対値が所定値Zを超える場合(|b−a|>Z)、画素値a又はbは、パターンの光学画像ではない偽像と判定し、画素A、Bを含むストライプの画像を再度取得する。即ち、差分値(b−a)の絶対値が所定の傾斜量を超えると、偽像と判定する。これにより、宇宙線などの一時的な影響による偽像を排除できる。なお、所定値Zは、例えば、Z=100程度の値が用いられる
図5は、第1の実施形態の検査方法を示す流れ図である。先ず、試料検査装置10を初期化して、例えばフラグflagを0とする(ステップS1)。次に測定画像生成部14で測定画像16を作成する(ステップS2)。測定画像16の隣接する画素間の差分値が所定値Z以下か否かを調べる(ステップS3)。画素間の差分値が所定値Z以下の場合、通常のパターンの欠陥検査を行う(ステップS6)。隣接する画素間の差分値が所定値Z以上の場合、以前に同一画素についてステップS3の処理を行ったか否かを示すフラグflagの値を調べる。フラグflagが1の場合、既に同一画素についてステップS3の処理を行っているので、通常のパターンの欠陥検査を行う(ステップS6)。フラグflagが0の場合、同一画素についてステップS3の処理を未だ行っていないので、再度、測定画像16を生成するために、フラグflagを1として、測定画像生成の処理に進む(ステップS5)。
宇宙線などの偽像は、一時的な影響によるものであるために、このように同一画素を再度測定することにより、宇宙線などの偽像の影響を排除することができる。これらの検査は、測定画像のすべての画素について行うか、又は、必要に応じて、特に精密を要求する画素を行うか、又は、偽像が発生する確率の高い画素を行う。
(第2の実施形態)
図6は、X方向の隣接する画素(横軸)に対する画素値(縦軸)を示しており、特に、図4のX方向に隣接する3画素C、D、Eの明るさの画素値、即ち出力データc、d、eを示している。なお、上記X方向は、Y方向でも、別の方向でも良い。3画素C、D、Eの画素値c、d、eに対して、両端の画素C、Eの値c、eがある閾値、即ち所定値th(v)以下の黒部(c<th(v)及びe<th(v))、又は、所定値th(w)以上の白部(c>th(w)及びe>th(w))で、画素値c、eの差である差分値(c−e)の絶対値が所定値z以下の平坦な領域(|c−e|<z)と判定された場合に、中央の画素Dの画素値dと両端の画素値c、又はeとの差である差分値(d−c)又は(e−d)の絶対値が所定値Z1を超えたとき(|d−c|>Z1、又は|e−d|>Z1)、画素値dは、パターンの光学像ではない偽像と判定し、画素Dを含むストライプの画像を再度取得して検査を行う。
これにより、平坦な領域における宇宙線などの一時的な影響による偽像に影響されず、試料のパターン検査を行うことが可能となる。なお、各所定値は、典型的には、th(v)=60、th(w)=230、z=5、Z1=10程度の値が用いられる。以上のように、3画素による偽像の検査について説明したが、画素数を多くすれば処理が複雑になるが、より精度を高めることができる。
(第3の実施形態)
図7は、図5の測定画像16の代わりに測定画像と基準画像の差画像で偽像を検査する手順を示す流れ図である。図7に示すように測定画像を採取した後(ステップS2)、転送された設計データ(ステップS31)から参照画像を作成して基準画像を生成し、又は、測定画像から基準となる基準画像を選択する(ステップS32)。検査の対象の測定画像とステップS32で求めた基準画像との画素値の差をとった差画像を生成する(ステップS33)。第1又は第2の実施形態と同様に、隣接する2画素又は3画素について、画素間の差分値が所定値Z2以下か判定する(ステップS34)。所定値Z2以下の場合、通常の欠陥検査の処理(ステップS6)に進む。所定値Z2以上の場合、宇宙線など偽像の影響と推定し、図5の流れ図と同様の処理を行う(ステップS4、S5)。このように、ストライプの画像を再度取得することで、測定パターンデータに任意のパターンがある場合でも、宇宙線などの影響による偽像に影響されず、検査を行うことが可能となる。
(第4の実施形態)
図8は、透過光の測定画像と反射光の測定画像との差画像について、図7と類似の処理をする流れ図である。図8に示すように透過測定画像と反射測定画像を採取する(ステップS21)。その後、反射測定画像を画素値の反転などの適切なフィルタ処理を行い、透過画像に類似した基準画像を生成する(ステップS311)。次に、透過測定画像とステップS311で求めた基準画像との画素値の差をとった差画像を生成する(ステップS312)。第1〜第3の実施形態と同様に、隣接する2画素又は3画素について、画素間の差分値が所定値Z3以下か判定する(ステップS313)。所定値Z3以下の場合、通常の欠陥検査の処理(ステップS6)に進む。所定値Z3以上の場合、宇宙線など偽像の影響と推定し、図5又は図7の流れ図と同様の処理を行う(ステップS4、S5)。なお、透過測定画像に適切なフィルタ処理をして反射測定画像に類似する基準画像を作成し、この基準画像と反射測定画像との差画像を作成してもよい。
(第5の実施形態)
図9は、横軸にX軸の画素の位置を示し、縦軸にY軸の画素の位置を示している。図9は、測定画像16のX1〜X3軸とY1軸〜Y3軸の交点の隣接する9個の画素を示している。図10は、横軸にY軸の画素の位置を示し、縦軸に画素値を示している。図10は、X1軸(太い破線)、X2軸(細かい破線)、X3軸(1点破線)に関して、隣接する3画素の画素値を検出し、Y1軸の3画素(X1Y1、X2Y1、X3Y1)の画素値(x1y1、x2y1、x3y1)の傾き成分、Y2軸の3画素(X1Y2、X2Y2、X3Y2)の画素値(x1y2、x2y2、x3y2)の傾き成分、及び、Y3軸の3画素(X1Y3、X2Y3、X3Y3)の画素値(x1y3、x2y3、x3y3)の傾き成分を示している。これにより、中央の画素X2Y2の画素値x2y2と、それにX2軸においての隣接する画素X2Y1またはX2Y3の画素値の差分値が、X1軸の中央の画素X1Y2と両端の画素X1Y1またはX1Y3の画素値の差分値より所定値Z4以上大きく、さらにX3軸の中央の画素X3Y2と両端の画素X3Y1またはX3Y3の画素値の差分値より所定値Z4以上大きい場合、宇宙線などの影響によるノイズと判定し、該画素のストライプの画像を再度取得する。即ち、測定画像画素差算出部は、測定画像や差画像の隣接する2画素についての差分値と、それぞれの画素に隣接する画素間についての差分値の差が所定値を超える場合、該画素を含む領域のパターンの測定を再度行う。
これにより、宇宙線などの影響による測定画像の偽像に影響されず、パターン検査を行うことが可能となる。所定値Z4は、典型的には、Z4=20程度の値が用いられる。特に、センサ面にほぼ平行に宇宙線が入射すると、測定画像に線状の偽像が発生する。そのため、異なった2方向以上の複数方向について、それぞれ隣接する画素値を測定することにより、より正確に宇宙線などによる偽像を検出することができる。また、複数方向の交差する角度は、直交しても、又は他の角度でも良い。ここで使用する受光部126は、3画素以上で構成されるラインセンサを2段以上用いた時間遅延積分センサを使用すると良い。
以上、具体例を参照しつつ実施の形態について説明した。これらの実施の形態に示すように、センサに入射した宇宙線などの放射線、又はセンサ内部で発生した電気的なノイズによる偽像を検出し、偽像を含むストライプを再検査することでノイズによる疑似欠陥を抑制でき、検出感度の高い検査を行うことができる。これらの実施の形態の検査は、測定画像のすべての画素について行うか、又は、必要に応じて、特に精密を要求する画素のみを行うか、又は、偽像が発生する確率の高い画素のみを行っても良い。
以上の説明において、「〜部」、「〜回路」或いは「〜工程」、「〜ステップ」と記載したものは、コンピュータで動作可能なプログラムにより構成することができる。或いは、ソフトウェアとなるプログラムだけではなく、ハードウェアとソフトウェアとの組合せにより実施させても構わない。或いは、ファームウェアとの組合せでも構わない。又は、これらの組み合わせで実現しても良い。また、プログラムにより構成される場合、プログラムは、磁気ディスク装置、磁気テープ装置、FD、或いはROM(リードオンリメモリ)等の記録媒体に記録される。
本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。各実施の形態では、XYθテーブル116が移動することで検査位置が走査されているが、XYθテーブル116を固定し、その他の光学系が移動するように構成しても構わない。すなわち、相対移動すればよい。また、装置構成や制御手法等、本発明の説明に直接必要しない部分等については記載を省略したが、必要とされる装置構成や制御手法を適宜選択して用いることができる。その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全ての試料検査装置は、本発明の範囲に包含される。
実施の形態における試料検査装置と試料検査方法を説明するためのブロック図である。 実施の形態における試料検査装置の内部構成を示す概念図である。 測定画像の取得手順を説明するための図である。 測定画像の隣接する画素を示す図である。 測定画像の画素間の差分値を取り、偽像を検出する流れ図である。 測定画像の隣接する画素の画素値を示す図である。 測定画像と基準画像の差画像の画素間の差分値を取り、偽像を検出する流れ図である。 透過測定画像と反射測定画像の差画像の画素間の差分値を取り、偽像を検出する流れ図である。 測定画像のX方向とY方向の隣接する画素を示す図である。 測定画像のX方向とY方向の隣接する画素の画素値の変化を示す図である。
符号の説明
10・・・試料検査装置
12・・・試料のパターン
14・・・測定画像生成部
16・・・測定画像
20・・・試料のパターンの設計データ
22・・・参照画像生成部
24・・・比較部
30・・・画素差算出部
32・・・測定画像画素差算出部
34・・・差画像画素差算出部
100・・試料
102・・ストライプ
110・・光学画像取得部
112・・オートローダ
114・・透過照明装置
1140・反射照明装置
116・・XYθテーブル
118・・XYθモータ
120・・レーザ測長システム
122・・拡大光学系
124・・ピエゾ素子
126・・受光部(センサ)
128・・センサ回路
150・・制御系回路
152・・CPU
154・・バス
156・・大容量記憶装置
158・・メモリ装置
160・・表示装置
162・・印字装置
170・・オートローダ制御回路
172・・テーブル制御回路
174・・オートフォーカス制御回路
176・・展開回路
178・・参照回路
180・・比較回路
182・・位置回路

Claims (8)

  1. 試料のパターンを測定して測定画像を生成する測定画像生成部と、
    測定画像の隣接する画素の差分値を求める測定画像画素差算出部と、
    測定画像と基準画像とを比較する比較部と、を備え、
    測定画像の隣接する画素の差分値が所定値を超える場合、該画素を含む領域のパターンの測定を再度行う、試料検査装置。
  2. 請求項1に記載の試料検査装置において、
    測定画像画素差算出部は、測定画像の隣接する3画素について、両端の2画素の差分値と中央と端の2画素の差分値を求め、両端の2画素の差分値が所定値より小さく、中央と端の2画素の差分値が所定値を超える場合、該画素を含む領域のパターンの測定を再度行う、試料検査装置。
  3. 請求項1に記載の試料検査装置において、
    測定画像画素差算出部は、測定画像の隣接する2画素についての差分値と、それぞれの画素に隣接する画素間についての差分値の差が所定値を超える場合、該画素を含む領域のパターンの測定を再度行う、試料検査装置。
  4. 試料のパターンを測定して測定画像を生成する測定画像生成部と、
    測定画像と基準画像の差画像を求め、差画像の隣接する画素の差分値を求める差画像画素差算出部と、
    測定画像と基準画像とを比較する比較部と、を備え、
    差画像の隣接する画素の差分値が所定値を超えた場合、該画素を含む領域のパターンの測定を再度行う、試料検査装置。
  5. 請求項4に記載の試料検査装置において、
    差画像画素差算出部は、差画像の隣接する3画素について、両端の2画素の差分値と中央と端の2画素の差分値を求め、両端の2画素の差分値が所定値より小さく、中央と端の2画素の差分値が所定値を超える場合、該画素を含む領域のパターンの測定を再度行う、試料検査装置。
  6. 請求項4に記載の試料検査装置において、
    差画像画素差算出部は、差画像の隣接する2画素についての差分値と、それぞれの画素に隣接する画素間についての差分値の差が所定値を超える場合、該画素を含む領域のパターンの測定を再度行う、試料検査装置。
  7. 試料のパターンを測定して測定画像を生成する測定画像を生成し、測定画像と基準画像とを比較する、試料検査方法において、
    測定画像の隣接する画素の差分値を求め、差分値が所定値を超えた場合、該画素を含む領域のパターンの測定を再度行う、試料検査方法。
  8. 試料のパターンを測定して測定画像を生成し、測定画像と基準画像とを比較する、試料検査方法において、
    測定画像と基準画像の差画像を求め、差画像の隣接する画素の差分値を求め、該差分値が所定値を超えた場合、該画素を含む領域のパターンの測定を再度行う、試料検査方法。
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