JP2008161882A - 電子部品、接合構造体および電子機器 - Google Patents

電子部品、接合構造体および電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】回路基板に電子部品をはんだ付けする際の加熱で電子部品の内部接合が270℃まで溶融させず、かつ耐衝撃性に優れた接合構造体で構成された回路基板で制御される電化商品および電子機器を提供する。
【解決手段】接合材料46が、Biを主成分とし、0.2〜0.8重量%のCuと、0.02〜0.2重量%のGeとを添加する。これにより、270℃未満では溶融しなくなるので、回路基板44に電子部品45A、45Bをはんだ付けする際の加熱で電子部品内部の接合部分が溶融せず不良が生じることがなく、かつAgを含有していないため安価な鉛フリー製品を提供することが可能となる。
【選択図】図11

Description

本発明は、鉛を含まない接合材料およびこれを含む電子部品および電子機器に関するものである。
マザー基板上に実装される電子部品が、素子と電極とこれらを接合する接合材料とを具備する場合、接合材料には、はんだ材料が一般に用いられている。
電子部品は、更に、別の接合材料を用いて、マザー基板に実装される。例えばPAモジュール(パワーアンプモジュール)のような電子部品とマザー基板とを接合する接合材料には、一般に融点が200〜230℃のはんだ材料が用いられている。
電子部品をマザー基板に実装する際には、主に熱風方式のリフロー装置により、電子部品をマザー基板とともに加熱し、融点が200〜230℃のはんだ材料を溶融させる。このとき、電子部品の温度は230〜260℃に達するが、電子部品の内部で素子と電極とを接合しているはんだ材料が溶融すると、短絡、断線、あるいは電気特性の変化が生じて最終製品に不良が生じる可能性がある。よって、電子部品の内部に用いる接合材料は、リフロー装置内で到達する電子部品の最高温度よりも高い溶融温度を有することが要求される。そこで、電子部品の内部で素子と電極とを接合するはんだ材料には、例えば、鉛を主成分として含み、約15重量%のSnを含む、溶融温度約288℃のPb−Sn合金が用いられている。
しかし、Pb−Sn合金を用いる場合、廃棄物中のはんだ材料から、鉛が土壌に溶出することが懸念される。近年、地球環境保護への関心が高まってきており、鉛を含まないはんだ(鉛フリーはんだ)の開発が進められている。例えば、溶融温度が200〜250℃のSn−Pb合金からなるはんだ材料は、Sn−Ag合金もしくはSn−Cu合金からなるはんだ材料に置き換えられつつある。溶融温度260℃以上のはんだ材料としては、主成分であるBiと少量のAgとを含むはんだ材料が提案されている。(特許文献1参照)。
特開2001−353590号公報(第5頁、表1)
上述のように、溶融温度の高いはんだ材料を得るために、BiにAgを添加することが提案されている。しかし、BiにAgを添加すると、BiとAgとの共晶合金(例えば97.5重量%のBiと2.5重量%のAgとを含む共晶合金(Bi−2.5%Ag))が生成する。このような共晶合金の溶融温度は比較的低く、Bi−2.5%Agの溶融温度は262℃である。
一方、電子部品とマザー基板とをはんだ材料で接合する場合、電子部品は260℃まで加熱されることがある。PAモジュールのような熱容量の小さな電子部品は、リフロー装置による加熱温度の上限よりも、10℃程度高い耐熱温度(少なくとも270℃程度)を有する必要がある。よって、Biと少量のAgとを含むはんだ材料は、熱容量の小さな電子部品には用いることができない。
BiにAg以外の元素を添加すると、更に溶融温度が低下する場合もある。例えば96重量%のBiと4重量%のZnからなる共晶合金(Bi−4%Zn)の溶融温度は255℃、58重量%のBiと42重量%のSnからなる共晶合金(Bi−42%Sn)の溶融温度は138℃、35重量%のBiと65重量%のInからなる共晶合金(Bi−65%In)の溶融温度は72℃である。これらの共晶合金は、添加元素の量が微量であっても局所的に生成するため、注意が必要である。
鉛フリーはんだの開発においては、Agの含有率を減少させることも重要である。家庭用の電化商品や電子機器は、安価に生産することが求められる。Agは1g当たりの価格が約40円と高価であるため、その使用量は少ない方が望ましい。鉛フリーはんだには、溶融温度が220〜230℃のSn−3%Ag−0.5%Cu合金が一般的に用いられている。このような合金においても、材料価格を安価にするために、Agの量を0.3重量%程度に減少させる取り組みが進められている。
本発明は、上記を鑑み、例えば270℃以上の溶融温度を有し、鉛を含まない接合材料で接合された構造を有する電子部品が実装されたマザー基板で制御される電子機器を提供することを目的の1つとする。
本発明は、電子素子と、前記電子素子と接続される電極と、前記電子素子と前記電極とを接合する接合材料とを具備し、前記接合材料は、Biを主成分とする合金を含み、前記合金は、0.2〜0.8重量%のCuと、0.02〜0.2重量%のGeとを含む、電子部品に関する。
本発明は、電子素子と、前記電子素子と接続される電極と、前記電子素子と前記電極とを接合する接合材料とを具備し、前記接合材料は、Biを主成分とする合金を含み、前記合金は、0.2〜0.8重量%のCuと、0.02〜0.2重量%のGeと、0.02〜0.08重量%のNiとを含む、電子部品に関する。
本発明は、電子素子と、前記電子素子と接続される電極と、前記電子素子と前記電極とを接合する接合材料とを具備し、前記接合材料は、Biを主成分とする合金を含み、前記合金は、0.2〜0.8重量%のCuと、0.02〜0.2重量%のGeとを含み、前記電子素子表面のめっき、および前記電子素子と接続される電極表面のめっきに含まれるSnは、前記接合材料の30重量%以下である、接合構造体に関する。
本発明は、電子素子と、前記電子素子と接続される電極と、前記電子素子と前記電極とを接合する接合材料とを具備し、前記接合材料は、Biを主成分とする合金を含み、前記合金は、0.2〜0.8重量%のCuと、0.02〜0.2重量%のGeと、0.02〜0.08重量%のNiとを含み、前記電子素子表面のめっき、および前記電子素子と接続される電極表面のめっきに含まれるSnは、前記接合材料の30重量%以下である、接合構造体に関する。
本発明は、電子部品と、前記電子部品を搭載する基板と、前記電子部品と前記基板とを接合する第1の接合材料とを具備し、前記第1の接合材料は、第1の合金を含み、前記電子部品は、電子素子と、前記電子素子と接続される電極と、前記電子素子と前記電極とを接合する第2の接合材料とを具備し、前記第2の接合材料は、Biを主成分とする第2の合金を含み、前記第2の合金は、0.2〜0.8重量%のCuと、0.02〜0.2重量%のGeとを含み、前記電子素子表面のめっき、および前記電子素子と接続される電極表面のめっきに含まれるSnは、前記接合材料の30重量%以下であり、前記第2の合金は、前記第1の合金よりも高い溶融温度を有する接合構造体により構成された回路基板で制御される電子機器に関する。
本発明は、電子部品と、前記電子部品を搭載する基板と、前記電子部品と前記基板とを接合する第1の接合材料とを具備し、前記第1の接合材料は、第1の合金を含み、前記電子部品は、電子素子と、前記電子素子と接続される電極と、前記電子素子と前記電極とを接合する第2の接合材料とを具備し、前記第2の接合材料は、Biを主成分とする第2の合金を含み、前記第2の合金は、0.2〜0.8重量%のCuと、0.02〜0.2重量%のGeと、0.02〜0.08重量%のNiとを含み、前記電子素子表面のめっき、および前記電子素子と接続される電極表面のめっきに含まれるSnは、前記接合材料の30重量%以下であり、前記第2の合金は、前記第1の合金よりも高い溶融温度を有する接合構造体により構成された回路基板で制御される電子機器に関する。
本発明によれば、例えば270℃以上の溶融温度を有し、鉛を含まない接合材料で接合された構造を有する電子部品が実装されたマザー基板で制御される電子機器を提供することができる。本発明の電子機器は、マザー基板に電子部品を実装する際の加熱で、電子部品の内部の接合部が溶融することがないため、電子機器に不良が発生することがなく、かつ信頼性を高くすることができる。
(実施の形態1)
本実施形態の電子部品は、電子素子と、電子素子と接続される電極と、電子素子と電極とを接合する接合材料とを具備する。ここで、接合材料には、Biを主成分とする合金を含み、前記合金は、0.2〜0.8重量%のCuと、0.02〜0.2重量%のGeとを含む。Cuの含有率は0.4〜0.6重量%が好ましく、Geの含有量は0.02〜0.05重量%が好ましい。Biを主成分とする合金が3元合金(3種の元素からなる合金)である場合、CuとGe以外の残部はBiのみからなる。
電子素子は、特に限定されないが、例えばコンデンサ、抵抗、トランジスタ、SOP(Side Outer−lead Package)、QFP(Quad Flat Package)、コイル、ベアチップ、線材、板材などで構成される。電子部品は、特に限定されないが、様々なモジュール部品(例えばPA(Power Amp)モジュールやVCO(Voltage Controlled Oscillator)モジュールなど)、表面実装部品(例えばチップインダクタやトランジスタなど)、挿入部品(例えばアキシャル部品、ラジアル部品など)が挙げられる。
本発明は、電子部品の内部で、はんだによる接合をしている電子部品に適しており、特に8mm×5mmサイズ以下の熱容量を有する電子部品を得る場合に好適である。
電子部品がPAモジュール(PAMタイプ:5mm×5mm×1.5mm、松下電器産業(株)製)である場合について、図12およびその断面を示す図13を参照しながら説明する。
PAモジュール10は、ガラスエポキシ基板11と、エポキシ樹脂12とを具備する。PAモジュール10の内部は、ガラスエポキシ基板11上に形成された内部電極13A、13Bと、チップコンデンサ14と、内部電極13Aとチップコンデンサ14とを接合する高温はんだ15と、半導体部品16と、内部電極13Bと半導体部品16とを接合する線材17とからなる。PAモジュール10は、外部電極18により、マザー基板(図示せず)に、接合材料により実装して用いられる。
本実施形態の目的である、270℃以上の溶融温度を有する接合材料を得る場合、共晶点温度が270℃以上である2元合金(2種の元素からなる合金)をベース(母材)に用いることが有効である。多くの元素の中から共晶点温度が270℃以上となる元素の組み合わせを選ぶ際、重視すべき点は、元素の毒性の有無と価格である。Pb、Hg、Sb、Se等の元素は、毒性の点から除外される。
図1は、2元共晶合金の共晶点温度を示している。縦軸の元素と横軸の元素との交点に示した数値は、それら2種の元素からなる合金の共晶点温度である。図1から、例えばSn−Ag合金の共晶点温度は221℃であり、Ni−Cu合金には共晶点が存在しないことがわかる。また、BiとCuとの組み合わせ、または、BiとGeとの組み合わせが、共晶点温度が270〜300℃の合金を与えることがわかる。
ここで、BiとCuとの共晶合金は、99.5重量%のBiと0.5重量%のCuとを含む(Bi−0.5%Cu)。BiとGeとの共晶合金は、99重量%のBiと1重量%のGeとを含む(Bi−1%Ge)。しかし、Geの価格はCuの約420倍と高価である。よって、安価な材料を提供する観点からは、BiとCuとの組み合わせが有利である。
図2は、BiとCuとの二元合金(Bi−Cu合金)におけるCu含有量(重量%)と、Bi−Cu合金の融点(液相温度または固相温度)との関係を示している。図2において、Cuの含有量が0.8重量%以下では、液相温度が270〜272℃であり、固相温度との温度差が小さくなっている。一方、Cuの含有量が1.0重量%を超えると、液相温度は275℃以上となり、固相温度との温度差が5℃以上に拡大している。液相温度と固相温度との間の温度では、固相と液相が共存する。よって、液相温度と固相温度との温度差が5℃以上に大きくなると、接合材料の作業性が低下し、製造現場における生産性が低下する。以上より、Cuの含有量は0.8重量%以下であることが望ましい。一方、Cuの含有量が0.2重量%未満になると、溶融した接合材料と電極等との濡れ性が低下する。よって、Cuの含有量は0.2重量%以上であることが望ましい。また、Cuの含有量を0.4〜0.6重量%とすることにより、更に物性バランスに優れた接合材料を得ることができる。
0.2〜0.8重量%のCuを含むBi−Cu合金は、270℃未満の温度で溶融しない点では優れた接合材料である。しかし、メニスカス法による試験では、濡れ性が低いという知見が得られている。Bi−Cu合金は、99.5重量%という多量のBiを含む。そのため、合金内における酸化物の生成量が多くなっており、このことが濡れ性に影響していると考えられる。Biの酸化は、Biよりも優先的に酸化する元素を、Bi−Cu合金に微量添加することにより、抑制できると考えられる。Biよりも優先的に酸化する元素としては、Ge、Al、Li、P等が挙げられる。
図3は、99.5重量%のBiと0.5重量%のCuとからなる共晶合金(Bi−0.5%Cu)に、0.05重量%のGe、Al、LiまたはPを添加し、300℃で4時間攪拌したときに、試料中に生成する酸化物の生成量を示している。ただし、試料全体の重量は8kgである。これらの元素を添加していない試料と比較して、Geを添加した試料では、酸化物の生成が抑制されていることがわかる。これは、GeがBi−0.5%Cuの表面で優先的に酸化し、酸化膜を形成するためと考えられる。以上より、Bi−Cu合金の酸化を抑制するためには、Geの添加が適していることがわかる。
図4は、0.5重量%のCuを含むBiとCuとGeとの三元合金(Bi−Cu−Ge合金)におけるGe含有量(重量%)と、酸化物生成量との関係を示している。ただし、合金全体の重量は8kgである。図4から、Geを0.02重量%以上添加すると、酸化物の生成が抑制されるが、Geの含有量が0.3重量%以上になると、酸化物生成量が多くなることがわかる。図4は、Geの含有量は0.02〜0.2重量%が好適であり、0.02〜0.05重量%が更に好適であることを示している。
(実施の形態2)
本実施形態の電子部品は、電子素子と、電子素子と接続される電極と、電子素子と電極とを接合する接合材料とを具備する。ここで、接合材料には、Biを主成分とする合金を含み、前記合金は、0.2〜0.8重量%のCuと、0.02〜0.2重量%のGeと、0.02〜0.08重量%のNiとを含む。Cuの含有率は0.4〜0.6重量%が好ましく、Geの含有量は0.02〜0.05重量%が好ましく、Niの含有量は0.02〜0.05重量%が好ましい。このような電子部品は、実施の形態1の電子部品よりも、耐衝撃性が高くなるため、信頼性の高い電子部品を得ることができる。
耐衝撃性は、1.6mm×0.8mmサイズのチップコンデンサの側面に、60gの錘を180mmの高さから衝突させる試験により評価できる。
99.46重量%のBiと、0.5重量%のCuと、0.04重量%のGeとを含む3元合金(Bi−0.5%Cu−0.04%Ge)で接合された接合部を有するチップコンデンサを用い、上記の耐衝撃試験を行ったところ、チップコンデンサは接合部で破断した。破断後の接合部の断面を観察したところ、Bi含有量の多いα相と、Cu含有量の多いβ相との界面で破断していた。
ここで、α相とβ相との均一性は、結晶外周値により評価できる。結晶外周値とは、10μm×10μmの範囲に存在するα相の外周長さの合計として定義される。結晶外周値が大きい場合は、α相とβ相との混合は十分であり、結晶外周値が小さい場合、α相とβ相との混合は不十分である。
上記試験で破断した接合部の断面で結晶外周値を測定したところ、結晶外周値は87μmであった。
図5は、0.5重量%のCuと0.04重量%のGeとを含む、BiとCuとGeとNiとの四元合金(Bi−Cu−Ge−Ni合金)におけるNi含有量(重量%)と、結晶外周値との関係(グラフA)を示している。
図5は、また、0.5重量%のCuと0.2重量%のGeとを含むBi−Cu−Ge−Ni合金におけるNi含有量(重量%)と、結晶外周値との関係(グラフB)を示している。
図5から、Ni含有量が0.02〜0.08重量%である場合に、結晶外周値が大きくなり、α相とβ相とが均一に混合されることがわかる。一方、Ni含有量が0.11重量%以上になると、結晶外周値が小さくなり、α相とβ相とが均一に混合されないことがわかる。図5から、Niの含有量は0.02〜0.08重量%が好適であり、0.02〜0.05重量%が更に好適であることがわかる。
(実施の形態3)
本実施形態の接合構造体は、電子素子と、前記電子素子と接続される電極と、前記電子素子と前記電極とを接合する接合材料とを具備し、前記接合材料は、Biを主成分とする合金を含み、前記合金は、0.2〜0.8重量%のCuと、0.02〜0.2重量%のGeとを含み、前記電子素子表面のめっき、および前記電子素子と接続される電極表面のめっきに含まれるSnは、前記接合材料の30重量%以下である。Cuの含有率は0.4〜0.6重量%が好ましく、Geの含有量は0.02〜0.05重量%が好ましい。Biを主成分とする合金が3元合金(3種の元素からなる合金)である場合、CuとGe以外の残部はBiのみからなる。
電子素子は、特に限定されないが、例えばコンデンサ、抵抗、トランジスタ、SOP(Side Outer−lead Package)、QFP(Quad Flat Package)、コイル、ベアチップ、線材、板材などで構成される。電子部品は、特に限定されないが、様々なモジュール部品(例えばPA(Power Amp)モジュールやVCO(Voltage Controlled Oscillator)モジュールなど)、表面実装部品(例えばチップインダクタやトランジスタなど)、挿入部品(例えばアキシャル部品、ラジアル部品など)が挙げられる。
本実施形態の接合構造体の電子素子がチップコンデンサ(1.0mm×0.5mm×0.5mm)である場合について、図6を参照しながら説明する。
チップコンデンサ20は、誘電体セラミックス21と、Agを主成分とする下地電極22と、Niを主成分とする中間電極23と、Snを主成分とする外部電極24とを具備する。チップコンデンサ20は、高温はんだ25により、ガラスエポキシ基板26上に形成された内部電極27に接合され、エポキシ樹脂28でパッケージングされ、外部電極29により、マザー基板(図示せず)に実装して用いられる。
チップコンデンサを、高温はんだで、ガラスエポキシ基板上に形成された内部電極に接合する際、リフロー炉により、高温はんだの溶融温度である270℃以上に加熱して接合する。チップコンデンサの外部電極は溶融温度が230℃のSnを主成分としているため、リフロー炉の加熱で溶融したSnは高温はんだ内に溶け込み、冷却後の高温はんだ内にSnとBiによる低融点組成(Sn−58%Bi:溶融温度138℃)を生成する。
図7は、高温はんだ25内にSnが溶け込んだ場合の金属組織の様子を示す図である。Snの溶け込む量が少ない場合には、図7(a)に示すように高温はんだ30の内部に、SnとBiによる低融点組成31が島状に点在する。この金属組織を150℃に再加熱すると、低融点組成31は溶融するが、高温はんだ30は溶融しないため、チップコンデンサとガラスエポキシ基板上に形成された内部電極との接合は良好な状態に保たれる。しかし、Snの溶け込む量が多い場合には、図7(b)に示すように高温はんだ30の内部に、SnとBiによる低融点組成31が連続した塊状に存在する。この金属組織を138℃以上に再加熱すると、低融点組成31が溶融するため、チップコンデンサとガラスエポキシ基板上に形成された内部電極との接合が外れたり、低融点組成31がガラスエポキシ基板上に溶出して隣接する内部電極との間で短絡する不良となる。
図8は、上記接合材料にSnが混入した場合の接合材料に対するSn含有量(重量%)と、接合強度との関係を示している。Sn含有量が40重量%を超えると、接合強度が急激に低下することがわかる。これは、Sn含有量が40重量%を超えると、島状に点在していた低融点組成31が、連続した塊状になることを示している。したがって、電子素子表面のめっき、電子素子と接続される電極表面のめっき、および接合材料に含まれるSnは、接合材料の40重量%以下とすることが好適であり、20重量%以下が更に好適であることがわかる。1.0mm×0.5mm×0.5mmサイズのチップコンデンサの場合は、外部電極の厚みを2μm以下にすると、接合材料に対するSnの量が40重量%以下となり、外部電極の厚みを1μm以下にすると、接合材料に対するSnの量が20重量%以下となる。したがって、本実施形態の接合構造体に用いる電子素子、および電極表面のSnの厚みは2μm以下が好適であり、1μm以下が更に好適である。
また上記の結果は、接合材料に予めSnが含まれる場合の上限値として考えることもできる。接合材料に予め含まれるSnの量が40重量%以下(例えば、Bi−0.6%Cu−0.04%Ge−40%Sn)であれば接合強度の低下が起こらない接合構造体であり、Snの量が20重量%以下(例えば、Bi−0.6%Cu−0.04%Ge−20%Sn)であれば更に望ましい接合構造体であることを示している。
Sn以外にAgについても同様の傾向がある。図9は、上記接合材料にAgが混入した場合の接合材料に対するAg含有量(重量%)と、接合強度との関係を示している。接合材料に対するAg含有量が2重量%を超えると、接合強度が急激に低下する。これは、Ag含有量が2重量%を超えると、島状に点在していた低融点組成が、連続した塊状になることを示している。これは、Ag含有量が2重量%を超えると、島状に点在していた低融点組成が、連続した塊状になることを示している。したがって、電子素子表面のめっき、電子素子と接続される電極表面のめっき、および接合材料に含まれるAgは、接合材料の2重量%以下とすることが好適であり、1.5重量%以下が更に好適であることがわかる。
これは、接合材料に予めAgが含まれる場合の上限値として考えることもできる。接合材料に予め含まれるAgの量が2重量%以下(例えば、Bi−0.6%Cu−0.04%Ge−2%Ag)であれば接合強度の低下が起こらない接合構造体であり、Agの量が1.5重量%以下(例えば、Bi−0.6%Cu−0.04%Ge−1.5%Ag)であれば更に望ましい接合構造体であることを示している。
(実施の形態4)
本実施形態の接合構造体は、電子素子と、前記電子素子と接続される電極と、前記電子素子と前記電極とを接合する接合材料とを具備し、前記接合材料は、Biを主成分とする合金を含み、前記合金は、0.2〜0.8重量%のCuと、0.02〜0.2重量%のGeと、0.02〜0.08重量%のNiとを含み、前記電子素子表面のめっき、および前記電子素子と接続される電極表面のめっきに含まれるSnは、前記接合材料の30重量%以下である。Cuの含有率は0.4〜0.6重量%が好ましく、Geの含有量は0.02〜0.05重量%が好ましく、Niの含有量は0.02〜0.05重量%が好ましい。このような接合構造体は、実施の形態3の接合構造体よりも、耐衝撃性が高くなるため、信頼性の高い接合構造体を得ることができる。
(実施の形態5)
本実施の形態の電子機器は、電子部品と、前記電子部品を実装する基板と、前記電子部品と前記基板とを接合する第1の接合材料とを具備し、前記第1の接合材料は、第1の合金を含み、前記電子部品は、電子素子と、前記電子素子と接続される電極と、前記電子素子と前記電極とを接合する第2の接合材料とを具備し、前記第2の接合材料は、Biを主成分とする第2の合金を含み、前記第2の合金は、0.2〜0.8重量%のCuと、0.02〜0.2重量%のGeとを含み、前記電子素子表面のめっき、および前記電子素子と接続される電極表面のめっきに含まれるSnは、前記接合材料の30重量%以下であり、前記第2の合金は、前記第1の合金よりも高い溶融温度を有する接合構造体により構成された回路基板で制御される。Cuの含有率は0.4〜0.6重量%が好ましく、Geの含有量は0.02〜0.05重量%が好ましい。Biを主成分とする合金が3元合金(3種の元素からなる合金)である場合、CuとGe以外の残部はBiのみからなる。
電子機器は、特に限定されないが、薄型テレビ、DSC(デジタルカメラ)、HDDレコーダ(ハードディスクレコーダ)、ノートパソコン、冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどの耐久年数の長い製品に用いるのに適している。また、大型コンピュータ、産業用ロボット、航空機搭載電子機器などの高い信頼性が求められる製品にも用いることもできる。
本実施形態の電子機器が薄型テレビである場合について、図10および薄型テレビの内臓される回路基板の断面を示す図11を参照しながら説明する。
薄型テレビ40は、プラズマディスプレーパネル41と、筐体42と、筐体42に内蔵されるマザー基板43とを具備する。マザー基板43は、電気配線が施されたガラスエポキシ基板44と、電子部品の内部で、はんだによる接合をしている電子部品45Aと、電子部品の内部で、はんだによる接合をしていない電子部品45Bと、ガラスエポキシ基板44と電子部品45Aおよび45Bとを接合する第1の接合材料46(例えば、Sn−3%−0.5%Cu、Sn−3.5%Ag−0.5%Bi−8%In等)とで構成される。
ここで、電子部品45Aは、モジュール基板47と、エポキシ樹脂48とを具備する。また、電子部品45Aの内部は、モジュール基板上に形成された内部電極49A、49Bと、チップコンデンサ50と、内部電極49Aとチップコンデンサ50とを接合する第2の接合材料51と、半導体部品52と、内部電極49Bと半導体部品52とを接合する線材53とからなる。
電子部品45Aを、マザー基板に実装する際、リフロー炉で、第1の接合材料の溶融温度以上に加熱して接合する。第1の接合材料がSn−3%−0.5%Cuの場合、電子部品45Aは260℃まで加熱される。このとき、電子部品45Aの内部温度も260℃前後まで上昇する。しかし、本実施形態の電子機器の第2の接合材料は、溶融温度が270℃以上であるため、電子部品45Aをマザー基板に実装する際の加熱で、第2の接合材料が溶融することはない。そのため、電子部品45Aと内部電極との接合が外れたり、溶融したはんだが溶出して隣接する内部電極との間で短絡する不良が発生することはないため、信頼性の高い電子機器を提供することができる。
(実施の形態6)
本実施の形態の電子機器は、電子部品と、前記電子部品を実装する基板と、前記電子部品と前記基板とを接合する第1の接合材料とを具備し、前記第1の接合材料は、第1の合金を含み、前記電子部品は、電子素子と、前記電子素子と接続される電極と、前記電子素子と前記電極とを接合する第2の接合材料とを具備し、前記第2の接合材料は、Biを主成分とする第2の合金を含み、前記第2の合金は、0.2〜0.8重量%のCuと、0.02〜0.2重量%のGeと、0.02〜0.08重量%のNiとを含み、前記電子素子表面のめっき、および前記電子素子と接続される電極表面のめっきに含まれるSnは、前記接合材料の30重量%以下であり、前記第2の合金は、前記第1の合金よりも高い溶融温度を有する接合構造体により構成された回路基板で制御される。Cuの含有率は0.4〜0.6重量%が好ましく、Geの含有量は0.02〜0.05重量%が好ましく、Niの含有量は0.02〜0.05重量%が好ましい。このような電子機器は、実施の形態5の電子機器よりも、耐衝撃性が高くなるため、更に信頼性の高い電子機器を得ることができる。
本発明は、270℃以上の溶融温度と、優れた耐衝撃性とを有し、かつ環境基準にも適合する鉛を含まない接合材料で接合された構造を有する電子部品を実装した回路基板で制御される電子機器を安価で提供するものである。本発明の電子機器は、薄型テレビ、DSC(デジタルカメラ)、HDDレコーダ(ハードディスクレコーダ)、ノートパソコン、冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどの耐久年数の長い製品に用いることができ、大型コンピュータ、産業用ロボット、航空機搭載機器などの高い信頼性が求められる製品にも適用することができる。
2元合金の共晶点温度を示す図 Bi−Cu合金におけるCu含有量と、Bi−Cu合金の融点との関係を示す図 Bi−0.5%Cuに0.05重量%のGe、Al、LiまたはPを添加した場合の酸化物生成量を示す図 Bi−Cu−Ge合金におけるGe含有量と、酸化物生成量との関係を示す図 Bi−Cu−Ge−Ni合金におけるNi含有量と、結晶外周値との関係を示す図 本発明の接合構造体の一例を示す図 高温はんだ内にSnが溶け込んだ場合の金属組織を示す図 接合材料に含まれるSn含有量と、接合強度との関係を示す図 接合材料に含まれるAg含有量と、接合強度との関係を示す図 本発明の電子機器の一例を示す図 本発明の電子機器を制御する回路基板の断面構造を示す図 本発明の電子部品の一例の構造を示す図 図11の要部拡大図
符号の説明
10 PAモジュール
11、26、44 ガラスエポキシ基板
12、28、48 エポキシ樹脂
13A、13B、27,49A、49B 内部電極
14、20、50 チップコンデンサ
15、25、30 高温はんだ
16 半導体部品
17、53 線材
18、29 外部電極
21 誘電体セラミックス
22 下地電極
23 中間電極
24 外部電極
31 低融点組成
43 マザー基板
45A、45B 電子部品
47 モジュール基板

Claims (6)

  1. 電子素子と、前記電子素子と接続される電極と、前記電子素子と前記電極とを接合する接合材料とを具備し、前記接合材料は、Biを主成分とする合金を含み、前記合金は、0.2〜0.8重量%のCuと、0.02〜0.2重量%のGeとを含む電子部品。
  2. 前記合金は、更に、0.02〜0.08重量%のNiを含む、請求項1記載の電子部品。
  3. 電子素子と、前記電子素子と接続される電極と、前記電子素子と前記電極とを接合する接合材料とを具備し、前記接合材料は、Biを主成分とする合金を含み、前記合金は、0.2〜0.8重量%のCuと、0.02〜0.2重量%のGeとを含み、前記電子素子表面のめっき、および前記電子素子と接続される電極表面のめっきに含まれるSnは、前記接合材料の30重量%以下である接合構造体。
  4. 前記合金は、更に、0.02〜0.08重量%のNiを含む、請求項3記載の接合構造体。
  5. 電子部品と、前記電子部品を搭載する基板と、前記電子部品と前記基板とを接合する第1の接合材料とを具備し、前記第1の接合材料は、第1の合金を含み、前記電子部品は、電子素子と、前記電子素子と接続される電極と、前記電子素子と前記電極とを接合する第2の接合材料とを具備し、前記第2の接合材料は、Biを主成分とする第2の合金を含み、前記第2の合金は、0.2〜0.8重量%のCuと、0.02〜0.2重量%のGeとを含み、前記電子素子表面のめっき、および前記電子素子と接続される電極表面のめっきに含まれるSnは、前記接合材料の30重量%以下であり、前記第2の合金は、前記第1の合金よりも高い溶融温度を有する接合構造体により構成された回路基板で制御される電子機器。
  6. 前記第2の合金は、更に、0.02〜0.08重量%のNiを含む、請求項5記載の電子機器。
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