JP2008158975A - 携帯情報端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示画面が横長状態においても、効率よく画面表示できる。
【解決手段】携帯電話機1は、ディスプレイ2aに表示させる情報を仮想領域に展開し、画面イメージを作成する画面作成部106と、ディスプレイ2aに仮想領域から抽出した画面イメージを表示させる表示内容制御部116と、ユーザが操作するためのキー入力部114とを備え、表示内容制御部116は、ディスプレイ2aの表示領域を2つに分割し、抽出した画面イメージを分割してディスプレイ2aの表示領域に並列して表示させ、キー入力部114を介したユーザからの指示に応じて、分割された表示領域において、分割された画面イメージを、一方の画面イメージの下端と他方の画面イメージの上端とが連続するように連動させてスクロール表示させる。
【選択図】図6

Description

本発明は、携帯情報端末に関する。特に、ディスプレイ回転機構を持つ携帯情報端末に関する。
表示部(ディスプレイ)が設けられた筐体を回転させることなどにより、ディスプレイの状態が、縦長状態から横長状態へ、または、横長状態から縦長状態へ変更できる携帯電話機等の携帯情報端末がある。このような端末のディスプレイにはメールやブラウザ等のコンテンツを表示させることができる。
しかしながら、一般的に、携帯情報端末の小さなディスプレイにすべての情報を表示させることは困難である。このため、ディスプレイにコンテンツ等を表示させる場合、ディスプレイに表示しきれない部分は上下キーなどを押下することにより画面を上下スクロールさせて表示させる。
ここで、ディスプレイに表示しきれない部分を表示させる技術として、たとえば、特許文献1には、複数の表示装置を連動させて単一の表示画面と同等の操作性を実現する技術が提案されている。また、特許文献2には、PC(Personal Computer)等の表示装置において、1つの画面上に2頁分の文書を見開き表示をさせて一覧性を高める技術が提案されている。
特開平6−102851号公報 特開平7−78144号公報
しかしながら、携帯情報端末の1つのディスプレイにコンテンツ表示させる場合に、ディスプレイに表示しきれない部分を表示させるために、特許文献1のように複数の表示装置を組み合わせて表示させるのは携帯性が損なわれる。
また、特許文献2では、1つの表示画面に2頁分の文書が表示されるが、1頁単位または複数頁単位でしか表示切り替えができず、携帯情報端末のディスプレイのように小さな画面で表示させることが想定されていない。
また、縦長状態のディスプレイの横幅(ディスプレイの短辺)に合わせてレイアウトされたデータを横長状態のディスプレイに表示させる場合、表示領域の横幅は縦長状態のときと較べて長くなる。しかし、表示されるデータはディスプレイの短辺に合わせてレイアウトされているため、表示データの左右には隙間ができてしまい、表示画面が有効に利用されていない。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであって、その目的は、表示画面が横長状態においても、効率よく画面表示することができる携帯情報端末を提供することである。
本発明の1つの局面に従うと、携帯情報端末であって、表示手段と、仮想領域を記憶領域として有する記憶手段と、表示手段の表示画面に表示させる情報を仮想領域に展開し、画面イメージを作成するための画面作成手段と、表示画面の表示領域に仮想領域から抽出した画面イメージを表示させるための表示制御手段と、ユーザが操作するための操作手段とを備え、表示制御手段は、表示画面の表示領域を第1の表示領域と第2の表示領域とに分割し、抽出した画面イメージを、第1の表示領域に対応する第1の画面イメージと第2の表示領域に対応する第2の画面イメージとに分割して表示領域に並列して表示させ、操作手段を介したユーザからの指示に応じて、第1の表示領域および第2の表示領域において、第1の画面イメージおよび第2の画面イメージを、第1の画面イメージの下端と第2の画面イメージの上端とが連続するように連動させてスクロール表示させる。
好ましくは、表示制御手段は、仮想領域から表示画面の表示領域に応じた範囲の画面イメージを抽出するための抽出手段を含み、抽出手段は、操作手段を介したユーザからの指示に応じて、仮想領域から抽出する範囲を移動させる。
好ましくは、表示手段が設けられた第1の筐体と、操作手段が設けられた第2の筐体と、第1の筐体と第2の筐体とが開閉するように結合させるための結合手段とをさらに備え、結合手段は、表示画面が縦長状態および横長状態となるように、第1の筐体が開閉のための軸と垂直方向で、表示画面に水平な面内において回転可能となるような回転手段を含み、表示制御手段は、表示画面が横長状態において、表示領域を第1の表示領域と第2の表示領域とに分割する。
好ましくは、表示画面が縦長状態および横長状態のいずれか一方から他方へ遷移したことを検出するための検出手段をさらに備え、表示制御手段は、検出手段が縦長状態から横長状態への遷移を検出したことに応じて、表示画面が縦長状態において、レイアウト情報にしたがって表示領域で表示していた画面イメージに含まれる第1の表示情報と、表示画面が横長状態において、レイアウト情報にしたがって表示領域で表示できる画面イメージに含まれる第2の表示情報とを比較し、表示領域を第1の表示領域と第2の表示領域とに分割する。
好ましくは、表示制御手段は、操作手段を介したユーザからの指示に応じて、所定の文字列や矩形に当てられるように予め定められたフォーカスを第1の表示領域から第2の表示領域へ移動させる。
好ましくは、画面作成手段は、画面イメージに含まれる画像データが第1の画面イメージおよび第2の画面イメージの両方に一部が含まれるとの判断に応じて、画像データを第1の画面イメージまたは第2の画面イメージのいずれか一方に含ませる。
好ましくは、画面作成手段は、第1の画面イメージまたは第2の画面イメージが画像イメージ全てを含むように、画像イメージの表示サイズを変更する。
好ましくは、通信するための通信手段を備え、表示制御部は、表示画面が横長状態において、通信手段を介して取得した情報を閲覧するためのブラウザとして携帯情報端末向けのブラウザが起動しているとの判断に応じて、表示領域を第1の表示領域と第2の表示領域とに分割する。
好ましくは、表示画面が縦長状態および横長状態のいずれか一方から他方へ遷移したことを検出するための検出手段をさらに備え、表示制御手段は、検出手段が縦長状態から横長状態への遷移を検出したことに応じて、携帯情報端末向けのブラウザが起動しているとの判断に基づき、表示領域を第1の表示領域と第2の表示領域とに分割する。
本発明によれば、表示画面が横長状態においても、効率よく画面表示することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについては詳細な説明は繰り返さない。
本発明の実施の形態を、携帯電話機に実施した場合について図に基づいて説明する。
図1は、本実施の形態に係る携帯電話機1の一例を示した斜視図であり、筐体を閉じた状態を示している。
図2は、携帯電話機1の筐体を展開した状態を示した斜視図である。
図1および図2を参照して、携帯電話機1について説明する。この携帯電話機1は、いわゆる折り畳み式の携帯電話機であり、それぞれ長方形形状に形成された第1の筐体2および第2の筐体5がヒンジ部3を介して連結され、第1の筐体2および第2の筐体5の筐体面を対向させた状態で折り畳むことができるようになっている。
第2の筐体5には、折り畳んだ状態で第1の筐体2に対向する内面に多数の操作キー4および送話用マイクロホン7が配置されている。送話用マイクロホン7は、第2の筐体5におけるヒンジ部3と反対側の端部に配置されている。また、第2の筐体5には、第1の筐体2とは反対側の面にカメラが配置されていてもよい。
第1の筐体2には、折り畳んだ状態で第2の筐体5に対向する内面にメイン表示部(ディスプレイ)2aおよび受話用レシーバ8が配置されている。メイン表示部2aは、長方形形状に形成されており、その長手方向が第1の筐体2の長手方向と一致するように配置されている。受話用レシーバ8は、第1の筐体2におけるヒンジ部3と反対側の端部に配置されている。
このような折り畳み式の携帯電話機1は、コンパクトに折り畳んだ状態で携帯することができ、筐体を展開させれば、メイン表示部2aの表示を見ながら、操作キー4を押下操作することができる。また、メイン表示部2aは、長辺と短辺の比が、たとえば16:9となる長方形形状に形成されている。なお、この携帯電話機1は、図2に示すようにメイン表示部2aを縦長状態として第1の筐体2の内面に耳を当てることにより、送話用マイクロホン7に口を近づけるとともに、受話用レシーバ8に耳を近づけて、良好に通話を行なうことができるようになっている。
ヒンジ部3は、第2の筐体5に対して回動可能に連結される連結部3aと、第1の筐体2の外面に対向して第1の筐体2を保持する保持部3bとが一体的に形成された構成を有している。連結部3aは、保持部3bの一端部において互いに一定間隔を隔てて突出するように形成された2つの円筒体からなる。第2の筐体5の内面における長手方向の一端部には、短手方向に延びるように円筒体6が形成されており、この円筒体6が2つの連結部3aの間に同一軸線上に配置され、互いに回動可能に取り付けられることにより、ヒンジ部3が第2の筐体5に対して回動可能に連結されている。
保持部3bは、矩形の板状に形成され、メイン表示部2aを縦長状態としたときに、第1の筐体2の外面におけるヒンジ部3側の半分程度に対向する。保持部3bは、第1の筐体2をメイン表示部2aに水平な面内で回動可能に保持しており、第1の筐体2は、第2の筐体5に対する傾斜角度を保った状態で回転できるようになっている。保持部3bの第1の筐体2と反対側の外面には、主に筐体を閉じた状態で表示を行なうためのサブ表示部11が配置されている。
図3は、図2の携帯電話機1の第1の筐体2を回転させた状態で示した斜視図であり、正面から見て図2の状態から時計回りに約45°回転させた状態を示している。
図4は、図2の携帯電話機1の第1の筐体2を回転させた状態を示した斜視図であり、正面から見て図2の状態から時計回りに90°回転させた状態を示している。
図3および図4を参照して、携帯電話機1の第1の筐体2を回転させた状態について説明する。ユーザは、第2の筐体5を把持した状態で、第1の筐体2をメイン表示部2aに水平な面内において90°の角度範囲内で回転させることにより、図2に示した縦長状態と図4に示した横長状態との間で第1の筐体2を回転させることができる。なお、本明細書では、図2に示されたメイン表示部2aの状態を「縦長状態」(ユーザが第2の筐体5を把持しているときにメイン表示部2aの長手方向がほぼ鉛直方向に沿う状態)と呼び、図4に示されたメイン表示部2aの状態を「横長状態」(ユーザが第2の筐体5を把持しているときにメイン表示部2aの長手方向がほぼ水平方向に沿う状態)と呼ぶ。
携帯電話機1では、テレビ放送を視聴することができるようになっており、図2に示す状態から第1の筐体2を回転させ、図3の状態を経て、図4に示すようにメイン表示部2aを横長状態とすることにより、テレビ画像のアスペクト比に合致した横長状態のメイン表示部2aにテレビ画像を良好に表示させることができる。メイン表示部2aは、上述したように、長辺と短辺の比が16:9となる長方形形状に形成されており、この比は、一般的なテレビ放送に用いられるテレビ画像のアスペクト比と一致している。
本実施の形態では、携帯電話機1は、第1の筐体2が、一定位置に固定された回転軸を中心に回転するのではなく、第1の筐体2の回転に伴って移動する回転軸を中心に回転するように構成されている。これにより、図2に示されるように長手方向の一端部が第2の筐体5に近接した縦長の第1の筐体2を90°回転させても、図4に示されるように第1の筐体2の短手方向の一端部が第2の筐体5に近接し、コンパクトに横長状態とされメイン表示部2aにテレビ画面を表示させてテレビ放送を視聴することができるようになっている。
また、第2の筐体5を把持した状態のまま第1の筐体2を縦長状態から横長状態に回転させることにより、携帯電話機1を持ち替えることなくテレビ放送を視聴することができる。このとき、第1の筐体2に作用する付勢力により、第1の筐体2を縦長状態と横長状態との間でスムーズに切り換えることができるようになっている。
図5は、携帯電話機1の電気的構成を模式的に示すブロック図である。
図5を参照して、携帯電話機1の電気的構成について説明する。
携帯電話機1は、上述したメイン表示部2aと、サブ表示部11と、受話用レシーバ8と、送話用マイクロホン7と、操作キー4とに加えて、スピーカ9と、外部入出力端子10と、通信部23と、テレビ放送受信部24と、回転位置検知部25と、メモリ27とを備えており、これらの動作は、プロセッサからなる制御部30により制御される。
スピーカ9は、受話用レシーバ8から出力される場合よりも音声を増幅して出力することにより、第1の筐体2から耳を離した状態で音声を聞くことができるようにするためのものである。また、外部出力端子10にイヤホンマイクなどの外部入出力装置26を接続すれば、その外部入出力装置26を介して音声を入出力することができる。
受話用レシーバ8は、第1の筐体2の内面にユーザが耳を当てた状態で使用されるのに対して、スピーカ9および外部入出力端子10は、第1の筐体2の内面からユーザが耳を離した状態で使用される。したがって、メイン表示部2aに対するテレビ画像などの表示は、スピーカ9や外部入出力端子10を使用しているときには見ることができるが、受話用レシーバ8を使用しているときには見ることができない。
スピーカ9を用いて相手方電話機との間で通話を行なう場合には、相手側電話機からの音声が増幅されてスピーカ9から出力されるとともに、送話用マイクロホン7からの入力信号が増幅されることにより、ユーザは、携帯電話機1を把持することなく、いわゆるハンズフリーで通話を行なうことができる。このとき、送話用マイクロホンからの入力信号は、ハウリングを防止するためのキャンセル回路に入力されるようになっている。受話用レシーバ8による通常の通話とハンズフリーによる通話との切り換えは、操作キー4の操作により行なうことができる。
外部入出力端子10は、外部入出力装置26の接続端子を着脱できるように構成されており、接続端子の着脱に基づいて、受話用レシーバ8による通常の通話と外部入出力装置26による通話とが切り換えられるようになっている。すなわち、外部入出力装置26の接続端子を外部入出力端子10に取り付けることにより、通常の通話から外部入出力装置26による通話に切り換えることができ、外部入出力装置26の接続端子を外部入出力端子10から取外すことにより、受話用レシーバ8による通常の通話に戻すことができる。
通話部23は、通信用アンテナ23aを介して基地局との間で電波の送受信を行なうことにより、通話音や電子メールの送受信を行なっている。相手方電話機との間で通話状態が確立された状態では、ユーザの通話音に基づく音声信号が通信部23から送信され、相手方電話機からの通話音に基づく音声信号が通信部23で受信されることにより、通話音がリアルタイムで送受信される。
電子メール(以下、「メール」と呼ぶ)を送受信する際には、メールの本文の内容である文字情報の他に、そのメールの件名を表わす文字情報や送信元のメールアドレスなどの情報が、通信部23において送受信される。すなわち、メールを送信する際には、この携帯電話機1のユーザが操作キー4の操作により作成したメールの本文および件名の文字情報、ならびに、ユーザ側のメールアドレスなどのメール情報が、相手方の電話機やPC(以下、これらのメールを送受信可能な相手方の通信端末を総称して「相手方通信端末」と呼ぶ)に送信される。一方、メールを受信する際には、相手方通信端末において作成されたメールの本文および件名の文字情報、ならびに、相手方通信端末のメールアドレスなどのメール情報が受信される。メールアドレス、件名や本文などのメール情報は、所定の様式に従ったレイアウトでディスプレイに表示される。
また、携帯電話機1でWebサイトを閲覧する際には、起動させるWebブラウザに応じた情報がWebサーバとの間で送受信される。通信部23が受信した情報は、たとえば、HTML(Hypertext Markup Language)などのマークアップ言語で記述されており、タグ情報に従ったレイアウトでブラウザに表示される。
テレビ放送受信部24は、テレビ放送受信用アンテナ24aを介して、テレビ局から発信されているテレビ放送波を受信するためのものである。テレビ局から発信されているテレビ放送波には、アナログ放送に対応したアナログ放送波と、デジタル放送に対応したデジタル放送波とが含まれる。このテレビ放送受信部24が受信するデジタル放送波は、一般のデジタルハイビジョン放送波の一定帯域に割当てられた携帯電話機向けの1セグメント放送波であり、テレビ画像およびテレビ音声に加えて、そのテレビ画像に対応する字幕や関連する記事などの文字情報が含まれている。
テレビ放送受信部24で受信したテレビ放送波に基づいて、メイン表示部2aにテレビ画像を表示するとともに、そのテレビ画像に対応するテレビ音声をスピーカ9または外部
入出力端子10から出力することにより、テレビ放送を視聴することができる。また、テレビ放送波に含まれる文字情報を抽出してメイン表示部2aに表示させることにより、テレビ画像とともに字幕などの文字情報を表示させることができる。
回転位置検知部25は、たとえば機械的または電気的なスイッチにより構成され、第1の筐体2の回転位置を検知する。この回転位置検知部25は、ユーザによる第1の筐体2の回転操作を検出する。
図6は、携帯電話機1の機能的構成を示した機能ブロック図である。
図6を参照して、携帯電話機1の機能のうち、ブラウザ表示に関わる部分を抜き出して説明する。
携帯電話機1は、データ読み出し部100と、縦横検出部102と、ブラウザ検出部104と、画面作成部106と、画面メモリ108と、レイアウトデータベース(以下、「レイアウトDB」と呼ぶ)110と、ページ開始座標記憶メモリ112と、キー入力部114と、表示内容制御部116と、メイン表示部(ディスプレイ)2aなどから成る表示部118と、通信制御部120と、記憶部122とを備える。
通信制御部120は、キー入力部114を介したユーザからの指示により、ネットワーク上のWebサーバ等からコンテンツのデータを、通信部23を介して取得し、記憶部122に与える。
記憶部122は、通信制御部120から与えられたデータを記憶する。
データ読み出し部100は、記憶部122からコンテンツ等のデータを読み出し、画面作成部106に与える。
縦横検出部102は、回転位置検知部25の出力に基づいて、ディスプレイが縦長状態であるか横長状態であるかを検出し、画面作成部106および表示内容制御部116に通知する。
ブラウザ検出部104は、携帯電話機1でWebサイトを閲覧する際に使用するWebブラウザの種類を検出し、画面作成部106および表示内容制御部116に通知する。なお、ユーザは、キー入力部114を介して使用するWebブラウザを選択する。Webブラウザの種類については後述する。
画面作成部106は、縦横検出部102およびブラウザ検出部104からの情報に基づき、データ読み出し部100から与えられたコンテンツのデータを表示部118に表示させる際の画面イメージを作成する。
この際、画面作成部106は、データ読み出し部100から与えられたデータを解析する。たとえば、受信したデータがHTMLファイルである場合、画面作成部106は文法解析などのHTML文書の解析を行ない、タグ情報などに基づいて、メモリ27などに設定された仮想的な記憶領域(以下、「仮想領域」と呼ぶ)に受信した情報を展開する。以下、仮想領域において展開された情報を「画面イメージ」と呼ぶ。また、データ読み出し部100から与えられたデータに含まれる、複数の描画オブジェクト(たとえば、画像やスキーマなど)の仮想領域における配置座標、大きさ、色などを示す情報を「レイアウト情報」という。
画面作成部106は、画面メモリ108に対し、レイアウト情報やフォーカスすべき文字列や矩形(たとえば、電話番号やメールアドレス)を示した「フォーカス情報」を含めた画面イメージを展開する。
画面メモリ108は、画面作成部106から与えられた画面イメージを記憶する。また、レイアウト情報をレイアウトDB110に、仮想領域において、ディスプレイに表示される領域を示す座標(ページ開始座標)をページ開始座標記憶メモリ112に与える。
レイアウトDB110は、画面メモリ108から与えられたレイアウト情報を記憶する。
ページ開始座標記憶メモリ112は、画面メモリ108から与えられたページ開始座標を記憶する。
キー入力部114は、操作キー4に対してなされた操作に対応する情報を通信制御部120および表示内容制御部116に通知する。なお、携帯電話機1には操作キー4を構成するキーの他に、バーやトラックボール、タッチパネルなどの他の入力部が備えられていてもよく、そして、キー入力部114は、これらの入力部に対する操作内容に対応した情報を通信制御部120および表示内容制御部116に通知するよう構成される。
表示内容制御部116は、キー入力部114を介したユーザの指示により、ディスプレイに表示する領域の画面イメージを画面メモリ108から取り出して表示部118に与える。
表示部118は、表示用メモリ1180と、ドライバ1182と、ディスプレイ(メイン表示部)2aとを含む。表示内容制御部116から与えられた画面イメージは、表示用メモリ1180に格納される。そして、表示内容制御部116から命令を埋めたドライバ1182によってディスプレイ2aに表示される。
データ読み出し部100、縦横検出部102、ブラウザ検出部104、画面作成部106、表示内容制御部116および通信制御部120は、制御部30(図5参照)が所定のプログラムを実行することによって構成される。なお、本発明に従った携帯情報端末では、これらの各構成要素のすべてまたは一部が、専用のLSI(Large Scale Integration)などのハードウェアによって構成されてもよい。
また、レイアウトDB110および記憶部122は、メモリ27から構成される。画面メモリ108およびページ開始座標記憶メモリ112は、たとえば制御部30内の図示せぬメモリによって構成される。
次に、上記Webブラウザの種類について説明する。
Webブラウザは、所定のプロトコルに従いWebサーバにアクセスすると共に、さらに、取得した情報をユーザに提示しユーザからの操作を受け付けるユーザインタフェースとしての機能する。
携帯電話機1は、携帯情報端末のような比較的小さなディスプレイを有する機器向けに作られたWebサイトを閲覧するためのWebブラウザ(以下、携帯情報端末の一例として携帯電話機(たとえば、表示領域は240×400ドット)を用いて説明するとし、「携帯電話機用ブラウザ」と呼ぶ)と、PC向けに作られたWebサイトをそのまま閲覧できるWebブラウザ(以下、「フルブラウザ」と呼ぶ)とを起動させることができる。
携帯情報端末向けのWebサイトは、携帯情報端末のディスプレイのように小さなディスプレイに表示されることを想定し、たとえばコンパクトHTMLなどの記述言語で作成される。携帯情報端末向けのWebサイトでは、横スクロールしないように、携帯情報端末のディスプレイが縦長状態のときの横幅(ディスプレイの短辺)に合わせてレイアウトされる。また、携帯情報端末向けのWebサイトは、PC向けWebサイトと比べ容量等に制限がされているためデータが軽い。
Webサイトを閲覧する場合、携帯電話機用ブラウザとフルブラウザとでは、Webサイトでそれぞれ異なるプロキシが用いられる。これにより、携帯電話機1は、通信制御部120を介して、異なるユーザエージェント情報をWebサーバに送信する。ユーザエージェント情報には、たとえば、クライアントの機種、ソフトウェアのバージョン情報、ブラウザの種類などの情報が含まれる。Webサーバは、ユーザエージェント情報に含まれるブラウザの種類を示す情報を元に、ブラウザに適したデータを配信する。
図7は、画面作成部106が作成する画面イメージを説明するための図である。
図7を参照して、画面作成部106が作成する画面イメージについて説明する。
画面作成部106は、ブラウザ検出部104からの情報に基づき、どのブラウザが起動しているかを判断する。起動しているブラウザが携帯電話機用ブラウザの場合、図7(a)に示すように、携帯電話機用ブラウザ向けに予め定められた、携帯電話機1のディスプレイが縦長状態の場合における横幅(ディスプレイの短辺)に合うように仮想領域200を設定する。そして、仮想領域200において、受信したデータに含まれる複数の描画オブジェクトを、たとえばタグ情報に従ってレイアウトした画面イメージを作成する。
また、起動しているブラウザがフルブラウザの場合、図7(b)に示すように、画面作成部106は、フルブラウザ用に予め定められたサイズの仮想領域202を設定する。そして、仮想領域202において、受信したデータに含まれる複数の描画オブジェクトをレイアウトした画面イメージを作成する。
ディスプレイが縦長状態の場合、抽出領域300,302のように縦長部分の画面イメージが抽出され、表示用メモリに転送されてディスプレイの表示領域に表示される。また、ディスプレイが横長状態の場合は、抽出領域301,303のように横長部分が仮想領域から抽出され、表示用メモリに転送されてディスプレイの表示領域に表示される。
また、データ読み出し部100から与えられたデータによっては、画面作成部106は、ディスプレイの状態に応じて仮想領域を設定し、所定の様式に従って情報をレイアウトしてディスプレイの表示領域に表示させる。
たとえば、ディスプレイが縦長状態の場合は、画面作成部106は、図7(a)に示す仮想領域200のような縦長の仮想領域を設定し、テキストや描画オブジェクトなどをレイアウトした画面イメージを作成する。この場合、画面作成部106は、抽出領域300のように縦長部分の画面イメージを仮想領域から抽出する。そして、抽出された画面イメージは表示用メモリに転送され、ディスプレイの表示領域に表示される。
一方、ディスプレイが横長状態の場合は、画面作成部106は、図7(c)に示す仮想領域203のような、ディスプレイの長辺にあわせた横長の仮想領域を設定し、テキストや描画オブジェクトなどをレイアウトした画面イメージを作成する。この場合、画面作成部106は、抽出領域305のように横長部分の画面イメージを仮想領域203から抽出する。そして、抽出された画面イメージは表示用メモリに転送され、ディスプレイの表示領域に表示される。
ここで、図7(a)に示すように、仮想領域200のように仮想領域が縦長で、抽出領域301のように抽出領域が横長の場合、抽出領域における左半分にしか画面イメージが抽出されない。このため、表示領域に表示される画面イメージは、抽出領域が縦長のときに較べて少ない。
このような場合、ディスプレイの表示領域を2分割してコンテンツを表示させることで表示領域を有効に利用することができる。
図8は、2画面表示時におけるレイアウトを説明するための図である。
図8を参照して、表示領域を2分割してコンテンツを表示する場合の例としてメール表示時におけるレイアウトについて説明する。なお、ここでは表示領域を2分割して表示する場合の例として、メール表示を挙げるが、携帯電話機用ブラウザでWebサイトを閲覧する場合であってもよい。
画面作成部106は、図8(a)に示すように、ディスプレイの短辺に合うように横幅を設定した仮想領域204において、受信したテキストデータ等をレイアウトした画面イメージを作成する。ディスプレイが縦長状態の場合、図8(b)に示すように、表示領域402には、抽出領域306に示す画面イメージが表示される。
一方、ディスプレイが横長状態の場合、図8(c)に示すように、表示領域402を、第1の表示領域410および第2の表示領域412に分割して表示させることができる。この場合、たとえば、第1の表示領域410には、抽出領域306を2分割してできた一方の分割抽出領域308に示す第1の画面イメージが表示される。また、第2の表示領域412には、抽出領域306を2分割してできた他方の分割抽出領域310に示す第2の画面イメージが表示される。つまり、画面イメージを分割してできた第1の画面イメージと第2の画面イメージとが並列に表示される。
以下の説明では、表示領域を2分割して表示させる場合の、左側の表示領域を「第1の表示領域」、右側の表示領域を「第2の表示領域」と呼ぶ。
また、仮想領域において、表示領域に表示させる画面イメージの領域を示す「抽出領域」に該当する画面イメージを「抽出画面イメージ」と呼ぶ。
また、分割した抽出領域を「分割抽出領域」と呼び、特に、第1の抽出画面イメージが抽出される領域を「第1の分割抽出領域」、第2の抽出画面イメージが抽出される領域を「第2の分割抽出領域」と呼ぶ。
また、第1の分割抽出領域で抽出され、第1の表示領域に表示される抽出画面イメージを「第1の抽出画面イメージ」と呼び、第2の分割抽出領域で抽出され、第2の表示領域に表示される抽出画面イメージを「第2の抽出画面イメージ」と呼ぶ。
さらに、画面に表示される画面イメージの単位を適宜「ページ(頁)」と呼ぶ。
画面作成部106は、抽出領域を分割した場合の各分割抽出領域の開始座標を計算しておく。図8(a)では、たとえば、仮想領域204の先頭を原点とし、下方向へ表示領域の短辺単位に仮想領域を区切った場合の区切り点の座標(分割抽出領域310,312,314の開始座標)を計算する。このように、抽出領域の開始点を示す座標を「ページ開始座標」と呼ぶ。
表示内容制御部116は、縦横検出部102およびブラウザ検出部104からの情報に基づき、ディスプレイの表示領域を2分割して表示すると判断した場合は、ページ開始座標記憶メモリ112から第1の分割抽出領域の開始座標および第2の分割抽出領域の開始座標を取得する。そして、画面メモリ108から取り出したデータの中から、開始座標に該当する分割抽出領域の画面イメージを取り出して、表示部118に与える。
また、表示内容制御部116は、キー入力部114を介したユーザの指示に応じて、頁開始座標記憶メモリ112に保存されたページ開始座標を更新し、画面メモリ108から該当する部分を取り出す。たとえば、上下キーが押下された場合、表示内容制御部116は、図7に示すように、矢印A1,A2,A4の方向に抽出領域を移動させる。具体的には、たとえば、メール作成時に下キーが押下された場合、図8に示すように、抽出領域は矢印A5の方向へ1行分ずつ移動する。これにより第2の表示領域412の第1行に表示されていた文字は、第1の表示領域410の最終行に表示される。なお、左右キーが押下された場合、図7(b)に示すように、矢印A3の方向に抽出領域は移動する。
抽出領域を移動させる処理では、表示内容制御部116が、ページ開始座標に移動距離分だけ加算した結果を新たにページ開始座標としてページ開始座標記憶メモリ112に記憶させる。その新たなページ開始座標に従って画面イメージを抽出することでディスプレイに表示される画面イメージがスクロール表示される。
以下に、上述した構成の携帯電話機1において行なわれる処理について説明する。
以下の処理によれば、本発明に係る携帯電話機1は、ディスプレイが回転しても、表示領域を有効に利用してコンテンツ等を表示する。
図9は、ディスプレイに画面イメージを表示する処理を示したフローチャートである。
図9を参照して、ディスプレイに画面イメージを表示する処理について説明する。なお、図9のフローチャートに示される処理は、制御部30として機能するプロセッサがメモリ27に記憶されるプログラムを読み出して実行し、図6に示された各部を制御することによって実現される。また、図9のフローチャートで示す処理は、画像を表示する処理の一具体例に過ぎず、たとえば、ステップの順番を入れ替えて実行してもよい。
ステップS10において、データ読み出し部100は、記憶部122からコンテンツのデータを読み出し、画面作成部106に与える。
次いで、ステップS12において、画面作成部106は、縦横検出部102からディスプレイの状態(縦長状態または横長状態)を示す情報を取得する。
そして、ステップS14において、画面作成部106は、データ読み出し部100から与えられたデータがブラウザによって表示されるものかどうかを判定する。
ブラウザによって表示されるデータであると判断すれば(ステップS14において、YES)、ステップS16において、画面作成部106は、ブラウザ検出部104より、起動中のブラウザの情報(携帯電話機用ブラウザまたはフルブラウザ)を取得し、ステップS18の処理に進む。
一方、ブラウザによって表示されるデータでないと判断すれば(ステップS14において、NO)、ステップS18において、画面作成部106は、取得した情報から、ディスプレイの状態とデータの種類(たとえば、メールデータ、携帯電話機用ブラウザで表示するデータ、フルブラウザで表示するデータなど)とを判断して、データに含まれる描画オブジェクトなどをレイアウトするための仮想領域のサイズを決定する。
続いて、ステップS20において、画面作成部106は、コンテンツのデータを解析して仮想領域のサイズに沿って描画オブジェクトなどをレイアウトし、画面イメージを作成する。ここで、レイアウト情報やページ開始座標が計算される。
そして、ステップS22において、画面作成部106は、画面イメージを画面メモリ108へ格納する。
さらに、ステップS24において、レイアウトDB110は、レイアウト情報を保存する。
次いで、ステップS26において、ページ開始座標記憶メモリ112はページ開始座標を保存する。
続いて、ステップS28において、表示内容制御部116は、ディスプレイの状態と仮想領域のサイズとを考慮して、2画面で表示するかどうかを決定する。たとえば、ディスプレイが横長状態で、携帯電話機用ブラウザ起動時やメールソフト起動時には2画面表示する。なお、2画面表示の設定は、ディスプレイが横長状態において所定のソフトウェアが起動中に2画面表示する、というように予め設定しておいてもよい。
そして、ステップS30において、表示内容制御部116は、ステップS28の決定が2画面で表示するのかどうかを判定する。
1画面で表示するとの決定である場合は(ステップS30において、NO)、ステップS32において、表示内容制御部116は、レイアウトDB110およびページ開始座標記憶メモリ112からレイアウト情報やページ開始座標を取得し、画面メモリ108からディスプレイに表示させる該当部分のデータを取り出す。
さらに、ステップS34において、表示内容制御部116は表示部118へステップS32で抽出した抽出画面イメージを転送する。
一方、2画面で表示すると判断した場合は(ステップS30において、YES)、ステップS36において、表示内容制御部116は、レイアウトDB110およびページ開始座標記憶メモリ112からレイアウト情報やページ開始座標を取得し、画面メモリ108からディスプレイに表示させる該当ページ分のデータを取り出す。つまり、第1の抽出画面イメージおよび第2の抽出画面イメージを取り出す。
さらに、ステップS38において、表示内容制御部116は第1の表示領域と第2の表示領域とに表示させる画面イメージを並列に並べて配置し、表示部118へ抽出画面イメージを転送する。
最後に、ステップS39において、表示部118は、表示内容制御部116から与えられた画面イメージを表示画面に表示する。
図10は、2画面表示時に画面イメージをスクロール表示する処理を示したフローチャートである。
図10を参照して、2画表示時において画面イメージをスクロール表示する処理について説明する。なお、図10のフローチャートに示される処理は、制御部30として機能するプロセッサがメモリ27に記憶されるプログラムを読み出して実行し、図6に示された各部を制御することによって実現される。また、図10のフローチャートで示す処理は、画面を表示する処理の一具体例に過ぎず、たとえば、各ステップの順番を入れ替えて実行してもよい。
ステップS40において、キー入力部114を介して、ユーザが下キーを押下する。
次いで、ステップS42において、表示内容制御部116は、現在表示中の頁の後(次頁)にディスプレイに表示するデータがあるかどうかを判定する。たとえば、ページ開始座標記憶メモリ112に、次の分割抽出領域の開始座標があるかを確認する。次のページ開始座標がないと判断すれば(ステップS42において、NO)、ステップS52において、表示内容制御部116は表示更新しないと判断し、処理を終了する。
一方、次のページ開始座標があると判断すれば(ステップS42において、YES)、ステップS44において、表示内容制御部116は、ページ開始座標記憶メモリ112から各分割抽出領域の開始座標を読み出す。そして、各開始座標に対し1行分の値を加算し、その開始座標をページ開始座標記憶メモリ112に再保存する。
続いて、ステップS46において、表示内容制御部116は、第1の抽出分割領域のページ開始座標に基づき第1の抽出画面イメージを画面メモリ108から読み出す。
そして、ステップS48において、表示内容制御部116は、第2の抽出分割領域のページ開始座標に基づき第2の抽出画面イメージを画面メモリ108から読み出す。
さらに、ステップS50において、表示内容制御部116は、ステップS46で読み出した第1の抽出画面イメージを第1の表示領域に、ステップS48で読み出した第2の抽出画面イメージを第2の表示領域に表示させるように並列に配置して、表示部118に転送する。
最後に、ステップS51において、表示部118は、表示内容制御部116から与えられた画面イメージをディスプレイに表示する。
図11は、2画面表示時の表示例を示した図である。
図11を参照して、図10で示した処理によって表示される画面イメージを説明する。
ディスプレイに画面D1のように2画面表示されているときに、下キーが押下されると、ディスプレイは画面D2の状態に遷移する。画面D1における第2の画面の第1行目が、画面D2の第1の画面の最終行に移動する。この際、表示内容制御部116は、画面イメージ作成のための仮想領域における、分割抽出領域のページ開始座標を1行分加算する処理を行なっている。分割抽出領域のページ開始座標が1行分ずれるため、抽出される画面イメージは1行分ずれる。
さらに、ディスプレイに画面D2のように2画面表示されているときに、下キーが押下されると、ディスプレイは画面D3の状態に遷移する。上記と同様に、この際も、表示内容制御部116は、画面イメージ作成のための仮想領域における、分割抽出領域の開始座標を1行分加算する処理を行なっている。
図12は、ディスプレイにフォーカスを表示する処理を示したフローチャートである。
図12を参照して、ディスプレイにフォーカスを表示する処理について説明する。なお、図12のフローチャートに示される処理は、制御部30として機能するプロセッサがメモリ27に記憶されるプログラムを読み出して実行し、図6に示された各部を制御することによって実現される。また、図12のフローチャートで示す処理は、フォーカスを表示する処理の一具体例に過ぎず、たとえば、各ステップの順番を入れ替えて実行してもよい。また、本実施の形態では、フォーカスを表示する処理は、図10で示した2画面表示時の上下スクロール時の動作と並行して行なわれるものとする。
ステップS60において、キー入力部114を介して、ユーザが下キーを押下する。
次いで、ステップS62において、表示内容制御部116は、現在フォーカスが表示中の抽出画面イメージ(自頁)にフォーカスすべき要素があるかどうかを判定する。この際、レイアウトDB110に保存されたフォーカス情報を確認する。にフォーカスすべき要素があると判断すれば(ステップS62において、YES)、ステップS66の処理に進む。
一方、自頁にフォーカスすべき要素がないと判断すれば(ステップS62において、NO)、ステップS64において、表示内容制御部116は、次頁にフォーカスすべき要素があるかどうかを判定する。次頁にフォーカスすべき要素がないと判断すれば(ステップS64において、NO)、処理を終了する。
一方、次頁にフォーカスすべき要素があると判断すれば(ステップS64において、YES)、ステップS66において、表示内容制御部116は、レイアウトDB110からフォーカス情報を読み出す。
続いて、ステップS68において、表示内容制御部116は、フォーカス情報にしたがって、次にフォーカスすべき要素が配置される位置にフォーカスを移動させた画面イメージを作成し、作成した画面イメージを表示部118に転送して処理を終了する。
図13は、2画面表示時のフォーカス表示例を示した図である。
図13を参照して、図12で示した処理によって表示される画面イメージを説明する。
ディスプレイに画面D5のように2画面表示されているとする。画面D5において、領域10,12,14はフォーカスすべき要素である。画面D5においては、領域10にフォーカスがあてられている。
画面D5のように2画面表示されているときに、下キーが押下されると、ディスプレイは画面D6の状態に遷移する。画面D5の第1の画面におけるフォーカスが次のフォーカスすべき要素(領域12)に移動する。この際、表示内容制御部116は、レイアウトDB110を参照して、次にフォーカスすべき要素の位置座標を取得し、画面イメージを作成する。
さらに、ディスプレイに画面D6のように2画面表示されているときに、下キーが押下されると、ディスプレイは画面D7の状態に遷移する。画面D7において、フォーカスは第1の画面の領域12から第2の画面の領域14に移動する。
図14は、メールソフト起動時においてディスプレイが縦長状態から横長状態へ回転した場合における処理を示したフローチャートである。
図14を参照して、メールソフト起動時においてディスプレイが縦長状態から横長状態へ回転した場合における処理について説明する。なお、図14のフローチャートに示される処理は、制御部30として機能するプロセッサがメモリ27に記憶されるプログラムを読み出して実行し、図6に示された各部を制御することによって実現される。また、図14のフローチャートで示す処理は、ディスプレイが縦長状態から横長状態に回転した場合についての処理の一具体例に過ぎず、たとえば、各ステップの順番を入れ替えて実行してもよい。
ステップS72において、画面作成部106は、縦横検出部102からディスプレイの回転情報(縦長状態から横長状態への遷移)を取得する。
次いで、ステップS74において、画面作成部106は、ディスプレイが横長状態において、横1画面で画面イメージが表示されると仮定して、たとえば、図7(c)の仮想領域203に示すような仮想領域のサイズを決定する。
続いて、ステップS76において、画面作成部106は、ステップS74で決定した仮想領域サイズに沿った画面イメージを作成する。
そして、ステップS78において、画面作成部106は、ステップS76で作成した画面イメージを画面メモリ108へ格納する。
さらに、ステップS80において、レイアウトDB110は画面メモリ108に格納された画面イメージに含まれるレイアウト情報を保存する。
次いで、ステップS82において、ページ開始座標記憶メモリ112は画面メモリ108に格納された画面イメージに含まれるページ開始座標を保存する。
続いて、ステップS84において、表示内容制御部116は、ディスプレイの表示領域に表示する内容が1画面に収まるかどうかを判定する。この際、表示内容制御部116は、画面メモリ108に格納されたデータから、仮想領域における画面イメージを確認し、抽出領域外にテキストデータ等がないかを調べる。表示内容が1画面に収まると判断すれば(ステップS84において、YES)、ステップS100において、表示内容制御部116は、ページ開始座標記憶メモリ112からページ開始座標の情報を取得し、画面メモリ108からその開始座標に該当する画面イメージを取得する。
さらに、ステップS102において、表示内容制御部116は、表示部118へ画面イメージを転送する。
一方、表示内容が1画面に収まらないと判断すれば(ステップS84において、NO)、ステップS86において、画面作成部106は、ディスプレイが横長状態において、横2画面で画面イメージを表示すると判断して、図7(a)の仮想領域200に示すような仮想領域のサイズを決定する。
次いで、ステップS88において、画面作成部106は、ステップS86で決定した仮想領域サイズに沿った画面イメージを作成する。
そして、ステップS90において、画面作成部106は、ステップS88で作成した画面イメージを画面メモリ108へ格納する。
さらに、ステップS92において、レイアウトDB110は画面メモリ108に格納された画面イメージに含まれるレイアウト情報を保存する。
次いで、ステップS94において、ページ開始座標記憶メモリ112は画面メモリ108に格納された画面イメージに含まれるページ開始座標を保存する。
続いて、ステップS96において、表示内容制御部116は、第1の分割抽出領域のページ開始座標に基づき第1の抽出画面イメージを画面メモリ108から読み出す。さらに、第2の分割抽出領域のページ開始座標に基づき第2の抽出画面イメージを画面メモリ108から読み出す。
そして、ステップS98において、表示内容制御部116は、ステップS96で読み出した第1の抽出画面イメージおよび第2の抽出画面イメージを並列に配置して、表示部118に転送する。
最後に、ステップS99において、表示部118は、表示内容制御部116から与えられた画面イメージをディスプレイに表示する。
なお、ディスプレイが横長状態から縦長状態へ遷移した場合は、縦1画面として表示する。
図15は、ディスプレイ回転時における表示例を示した図である。図15(a)は、横1画面で表示する表示例を示し、図15(b)は、横2画面で表示する表示例を示す。
図15を参照して、図14で示した処理によって表示される画面イメージを説明する。
図15(a)に示すように、縦長状態のディスプレイに画面D10のように受信メールが表示されている場合にディスプレイが回転したとき、ディスプレイは画面D11の状態に遷移する。この場合、画面D10で表示されていた内容は、ディスプレイが横長状態においても1画面で表示することができるため、ディスプレイ回転後において、画面D11のように横1画面で表示される。
一方、図15(b)に示すように、縦長状態のディスプレイに画面D12のように受信メールが表示されている場合にディスプレイが回転したとき、ディスプレイは画面D13の状態に遷移する。この場合、画面D12で表示されていた内容は、ディスプレイが横長状態の場合にも横1画面で表示できない。このため、ディスプレイ回転後において、画面D13に示すように2画面で表示される。
また、ディスプレイに画面D13のように表示されているときに、たとえば、右キーが押下されるとディスプレイは画面D14の状態に遷移する。画面D13における第2の画面に表示される画面イメージが、画面D14において第1の画面に表示される。この場合、表示内容制御部116は、ページ開始座標記憶メモリ112から、画面D13に表示されるページの次ページの開始座標を取得し、画面メモリ108から、その該当部分の画像イメージを読み出す。そして、新たに読み出した画像イメージを第2の画面に、右キー押下前の第2の画面の画面イメージを第1の画面に配置して表示部118に転送する。
同様にして、ディスプレイに画面D14のように表示されているときに、右キーが押下されると、ディスプレイは画面D15の状態に遷移する。また、画面D13の状態から右キーを長押し等することによって、2頁分飛ばして表示させることもできる。
なお、下キーを押下することで、図11で示したようにスクロール表示させることも可能である。
図16は、Webブラウザ起動時においてディスプレイが縦長状態から横長状態へ回転した場合における処理を示したフローチャートである。
図16を参照して、Webブラウザ起動時においてディスプレイが縦長状態から横長状態へ回転した場合における処理について説明する。なお、図16のフローチャートに示される処理は、制御部30として機能するプロセッサがメモリ27に記憶されるプログラムを読み出して実行し、図6に示された各部を制御することによって実現される。また、図16のフローチャートで示す処理は、画像を表示する処理の一具体例に過ぎず、たとえば、ステップの順番を入れ替えて実行してもよい。
ステップS112において、画面作成部106は、縦横検出部102からディスプレイの回転情報(縦長状態から横長状態へ遷移)を取得する。
次いで、ステップS114において、画面作成部106は、ブラウザ検出部104からから起動中のWebブラウザについての情報(携帯電話機用ブラウザまたはフルブラウザ)を取得する。
続いて、ステップS116において、画面作成部106は、起動中のWebブラウザが携帯電話機用ブラウザかフルブラウザかを判定する。
起動中のWebブラウザがフルブラウザであると判断した場合(ステップS116において、フルブラウザ)、ステップS118において、画面作成部106は、ディスプレイの状態と表示種別(フルブラウザ)を判断して図7(b)の仮想領域202に示したように仮想領域サイズを決定し、ステップS122の処理に進む。
一方、起動中のWebブラウザが携帯電話機用ブラウザであると判断した場合(ステップS116において、携帯電話機用ブラウザ)、ステップS120において、画面作成部106は、画面の状態と表示種別(携帯電話機用ブラウザ)を判断して図7(a)の仮想領域200に示したように仮想領域サイズを決定し、ステップS122の処理に進む。
続いて、ステップS122において、画面作成部106は、上記で決定した仮想領域サイズに沿った画面イメージを作成する。
そして、ステップS124において、画面作成部106は、ステップS122で作成した画面イメージを画面メモリ108へ格納する。
さらに、ステップS126において、レイアウトDB110は画面メモリ108に格納された画面イメージに含まれるレイアウト情報を保存する。
次いで、ステップS128において、ページ開始座標記憶メモリ112は画面メモリ108に格納された画面イメージに含まれるページ開始座標を保存する。
続いて、ステップS130において、表示内容制御部116は、レイアウトDB110からレイアウト情報を、ページ開始座標記憶メモリ112からページ開始座標を取得し、画面メモリ108から該当ページ分だけのデータを取得する。この際、携帯電話機用ブラウザで表示する場合は、第1の抽出画面イメージと第2の抽出画面イメージを取得する。
そして、ステップS132において、表示内容制御部116は、表示部118へ画面イメージを転送する。
最後に、ステップS133において、表示部118は、表示内容制御部116から与えられた画面イメージをディスプレイに表示する。
図17は、Webブラウザ起動時にディスプレイを回転させたときの表示例を示した図である。
図17を参照して、図16で示した処理によって表示される画面イメージを説明する。
縦長状態のディスプレイに画面D20のようにWebブラウザが表示されている場合にディスプレイが回転したとき、Webブラウザがフルブラウザであれば、ディスプレイは画面D22の状態に遷移する。
一方、Webブラウザが携帯電話機用ブラウザであれば、ディスプレイは画面D21の状態に遷移する。図7(a)で示したように、ディスプレイが横長状態の場合は、仮想領域200から抽出領域300を分割した部分が取り出される。
図18は、画像データを含むコンテンツを表示時にディスプレイが縦長状態から横長状態へ回転した場合における処理を示したフローチャートである。
図18を参照して、画像データ(たとえば、JPEGファイルなど)を含むコンテンツを表示時にディスプレイが縦長状態から横長状態へ回転した場合における処理について説明する。なお、図18のフローチャートに示される処理は、制御部30として機能するプロセッサがメモリ27に記憶されるプログラムを読み出して実行し、図6に示された各部を制御することによって実現される。また、図18のフローチャートで示す処理は、画像を表示する処理の一具体例に過ぎず、たとえば、ステップの順番を入れ替えて実行してもよい。
ステップS142において、画面作成部106は、縦横検出部102からディスプレイの回転情報(縦長状態から横長状態へ遷移)を取得する。
次いで、ステップS144において、画面作成部106は、横2画面で画面表示するとして、図7(a)の仮想領域200に示したように仮想領域のサイズを決定する。
続いて、ステップS146において、画面作成部106は、決定した仮想領域サイズに沿って画面イメージを作成する。
そして、ステップS148において、画面作成部106は、画面イメージに含まれる画像データの縦幅横幅が、分割抽出領域のサイズを超過するものがあるかどうかを判定する。分割抽出領域のサイズを超過するものがあると判断すれば(ステップS148において、YES)、ステップS150において、画面作成部106は、分割抽出領域サイズを超過する画像データを分割抽出領域サイズ内に入るように縮小し、再度画面イメージを作成し、ステップS152の処理に進む。
一方、分割抽出領域サイズを超過するものがないと判断すれば(ステップS148において、NO)、ステップS152において、画面作成部106は、画像データがレイアウトされる範囲内にページ開始座標が存在するかどうかを判定する。画像データがレイアウトされる範囲内にページ開始座標が存在すると判断すれば(ステップS152において、YES)、ステップS154において、画面作成部106は、そのレイアウトされる範囲内に存在するページ開始座標が画像データの先頭になるように、ページ開始座標をずらし、画面イメージを再度作成し、ステップS156の処理に進む。
一方、画像データがレイアウトされる範囲内にページ開始座標が存在しないと判断すれば(ステップS152において、NO)、ステップS156において、画面作成部106は、作成した画面イメージを画面メモリ108へ格納する。
さらに、ステップS158において、レイアウトDB110は画面メモリ108に格納された画面イメージに含まれるレイアウト情報を保存する。
次いで、ステップS160において、ページ開始座標記憶メモリ112は画面メモリ108に格納された画面イメージに含まれるページ開始座標を保存する。
続いて、ステップS162において、表示内容制御部116は、ページ開始座標記憶メモリ112からページ開始座標を取得し、画面メモリ108から該当ページ分のデータを取得する。
そして、ステップS164において、表示内容制御部116は、表示部118へ画面イメージを転送する。
最後に、ステップS165において、表示部118は、表示内容制御部116から与えられた画面イメージをディスプレイに表示する。
図19は、画像データを含むコンテンツ表示時にディスプレイを回転させたときの表示例を示した図である。
図19を参照して、図18で示した処理によって表示される画面イメージを説明する。
縦長状態のディスプレイに画面D25のように画像データを含むコンテンツが表示されている場合にディスプレイが回転したとき、ディスプレイは画面D26の状態に遷移する。画面D26では、画像データが分割されないように表示されている。
以上で説明したように、本実施の形態に係る携帯情報端末は、ディスプレイが横長状態においてディスプレイを2分割して表示することができる。これにより、表示領域に隙間が生じることなく、有効に情報を表示することができる。また、一般的に、横長すぎる文章は読みにくいが、ディスプレイを2分割することにより、文章が読みやすい幅となるため視認性があがる。また、横1画面で表示するときに較べて横2画面で表示するときの方が、表示領域を有効に利用して表示するため、キー操作によって表示しきれない部分を表示させる回数を減らすことができる。
また、ディスプレイが横長状態において、携帯情報端末向けのWebサイトを携帯電話機用ブラウザで表示領域を2画面分割して閲覧できる。このため、表示領域に表示される情報量を維持したまま、PC向けWebサイトよりも安い通信料でWebサイトを閲覧することができる。
また、本実施の形態に係る携帯情報端末は、ディスプレイが2画面表示時において、画面イメージをスクロール表示させることができる。これにより、ユーザは、表示領域に表示しきれない部分についても、少しずつ表示させて内容を確認することができる。
また、本実施の形態に係る携帯情報端末は、ディスプレイが2画面表示時において、画面イメージをスクロール表示させるとともに、フォーカスも移動して表示させることができる。これにより、ユーザは、フォーカスの移動をスクロールとともに容易に行なうことができる。
また、本実施の形態に係る携帯情報端末では、ディスプレイが縦長状態から横長状態へ遷移した場合において、それぞれの状態における表示内容を比較する。そして、横長状態の表示内容の方が縦長状態の表示内容よりも少ないと判断すれば、表示領域を2分割して表示する。横長状態と縦長状態とで仮想領域のサイズを変えて画面イメージを作成する場合、各仮想領域では所定の様式に従って画面イメージが作成されるため、改行位置等によっては表示領域に隙間が生じて表示領域が有効に使えず表示内容が変わることがある。しかし、上記処理により、隙間が生じるのを防ぎ、表示領域を有効に利用することができる。
また、本実施の形態に係る携帯情報端末は、ディスプレイの回転および起動中のWebブラウザの種類に応じて、表示領域を2分割して表示させる。これにより、ユーザは、ディスプレイを回転させても、表示領域が有効に利用された状態で閲覧することができる。
また、本実施の形態に係る携帯情報端末は、画像データを含むメール等のコンテンツを2画面表示する場合において、画像データを1画面内に入るように表示する。これにより、画像データが左右に分割されて画面に表示されることがないため、視認性があがる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本実施の形態に係る携帯電話機1の一例を示した斜視図であり、筐体を閉じた状態を示している。 携帯電話機1の筐体を展開した状態を示した斜視図である。 図2の携帯電話機1の第2の筐体2を回転させた状態で示した斜視図である。 図2の携帯電話機1の第2の筐体2を回転させた状態を示した斜視図である。 携帯電話機1の電気的構成を模式的に示すブロック図である。 携帯電話機1の機能的構成を示した機能ブロック図である。 画面作成部106が作成する画面イメージを説明するための図である。 2画面表示時におけるレイアウトを説明するための図である。 ディスプレイに画面イメージを表示する処理を示したフローチャートである。 2画面表示時に画面イメージをスクロール表示する処理を示したフローチャートである。 2画面表示時の表示例を示した図である。 ディスプレイにフォーカスを表示する処理を示したフローチャートである。 2画面表示時のフォーカス表示例を示した図である。 メールソフト起動時においてディスプレイが縦長状態から横長状態へ回転した場合における処理を示したフローチャートである。 ディスプレイ回転時における表示例を示した図である。 Webブラウザ起動時においてディスプレイが縦長状態から横長状態へ回転した場合における処理を示したフローチャートである。 Webブラウザ起動時にディスプレイを回転させたときの表示例を示した図である。 画像データを含むコンテンツを表示時にディスプレイが縦長状態から横長状態へ回転した場合における処理を示したフローチャートである。 画像データを含むコンテンツ表示時にディスプレイを回転させたときの表示例を示した図である。
符号の説明
1 携帯情報端末、2 第2の筐体、2a メイン表示部、3 ヒンジ部、4 操作キー、5 第1の筐体、7 送話用マイクロホン、8 受話用レシーバ、9 スピーカ、10 外部入出力端子、23 通信部、23a 通信用アンテナ、24 テレビ放送受信部、24a テレビ放送受信用アンテナ、25 回転位置検知部、26 外部入出力装置、27 メモリ、30 制御部、100 データ読み出し部、102 縦横検出部、104 ブラウザ検出部、106 画面作成部、108 画面メモリ、110 レイアウトDB、112 ページ開始座標記憶メモリ、114 キー入力部、116 表示内容制御部、118 表示部、120 通信制御部、122 記憶部、1180 表示用メモリ、1182 ドライバ。

Claims (9)

  1. 表示手段と、
    仮想領域を記憶領域として有する記憶手段と、
    前記表示手段の表示画面に表示させる情報を前記仮想領域に展開し、画面イメージを作成するための画面作成手段と、
    前記表示画面の表示領域に前記仮想領域から抽出した前記画面イメージを表示させるための表示制御手段と、
    ユーザが操作するための操作手段とを備え、
    前記表示制御手段は、
    前記表示画面の表示領域を第1の表示領域と第2の表示領域とに分割し、前記抽出した画面イメージを、前記第1の表示領域に対応する第1の画面イメージと前記第2の表示領域に対応する第2の画面イメージとに分割して前記表示領域に並列して表示させ、
    前記操作手段を介したユーザからの指示に応じて、前記第1の表示領域および前記第2の表示領域において、前記第1の画面イメージおよび前記第2の画面イメージを、前記第1の画面イメージの下端と前記第2の画面イメージの上端とが連続するように連動させてスクロール表示させる、携帯情報端末。
  2. 前記表示制御手段は、前記仮想領域から前記表示画面の表示領域に応じた範囲の画面イメージを抽出するための抽出手段を含み、
    前記抽出手段は、前記操作手段を介したユーザからの前記指示に応じて、前記仮想領域から抽出する範囲を移動させる、請求項1記載の携帯情報端末。
  3. 前記表示手段が設けられた第1の筐体と、
    前記操作手段が設けられた第2の筐体と、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体とが開閉するように結合させるための結合手段とをさらに備え、
    前記結合手段は、前記表示画面が縦長状態および横長状態となるように、前記第1の筐体が前記開閉のための軸と垂直方向で、前記表示画面に水平な面内において回転可能となるような回転手段を含み、
    前記表示制御手段は、前記表示画面が前記横長状態において、前記表示領域を前記第1の表示領域と前記第2の表示領域とに分割する、請求項2記載の携帯情報端末。
  4. 前記表示画面が前記縦長状態および前記横長状態のいずれか一方から他方へ遷移したことを検出するための検出手段をさらに備え、
    前記表示制御手段は、前記検出手段が前記縦長状態から前記横長状態への遷移を検出したことに応じて、前記表示画面が前記縦長状態において、レイアウト情報にしたがって前記表示領域で表示していた前記画面イメージに含まれる第1の表示情報と、前記表示画面が前記横長状態において、前記レイアウト情報にしたがって前記表示領域で表示できる前記画面イメージに含まれる第2の表示情報とを比較し、前記表示領域を前記第1の表示領域と前記第2の表示領域とに分割する、請求項3記載の携帯情報端末。
  5. 前記表示制御手段は、前記操作手段を介したユーザからの指示に応じて、所定の文字列や矩形に当てられるように予め定められたフォーカスを前記第1の表示領域から前記第2の表示領域へ移動させる、請求項3記載の携帯情報端末。
  6. 前記画面作成手段は、前記画面イメージに含まれる画像データが前記第1の画面イメージおよび前記第2の画面イメージの両方に一部が含まれるとの判断に応じて、前記画像データを前記第1の画面イメージまたは前記第2の画面イメージのいずれか一方に含ませる、請求項3記載の携帯情報端末。
  7. 前記画面作成手段は、前記第1の画面イメージまたは前記第2の画面イメージが前記画像イメージ全てを含むように、前記画像イメージの表示サイズを変更する、請求項6記載の携帯情報端末。
  8. 通信するための通信手段をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記表示画面が前記横長状態において、前記通信手段を介して取得した情報を閲覧するためのブラウザとして携帯情報端末向けのブラウザが起動しているとの判断に応じて、前記表示領域を前記第1の表示領域と前記第2の表示領域とに分割する、請求項3記載の携帯情報端末。
  9. 前記表示画面が前記縦長状態および前記横長状態のいずれか一方から他方へ遷移したことを検出するための検出手段をさらに備え、
    前記表示制御手段は、前記検出手段が前記縦長状態から前記横長状態への遷移を検出したことに応じて、前記携帯情報端末向けのブラウザが起動しているとの判断に基づき、前記表示領域を前記第1の表示領域と前記第2の表示領域とに分割する、請求項8記載の携帯情報端末。
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