JPH09258951A - 表示制御方法及び表示制御装置 - Google Patents

表示制御方法及び表示制御装置

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JPH09258951A
JPH09258951A JP8069856A JP6985696A JPH09258951A JP H09258951 A JPH09258951 A JP H09258951A JP 8069856 A JP8069856 A JP 8069856A JP 6985696 A JP6985696 A JP 6985696A JP H09258951 A JPH09258951 A JP H09258951A
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JP8069856A
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English (en)
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Tetsuji Sawai
哲二 澤井
Jun Kitakado
順 北門
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示画面が比較的狭くても、表示内容を確認
のためにするスクロール操作をできるだけ省く。 【解決手段】 表示部15には、メモリに記憶された原
データGDのうちその表示画面エリア分のデータ(A1
領域を含む横方向への連続領域)が表示される。分割指
定ボタンを操作すると、表示部15の画面右半分に、A
1領域の下方に連続するとともに表示部15に表示され
ていない領域B1のデータが、A1領域と共に一画面上
に分割表示されるようになっている。また、スクロール
ボタンを操作すると、表示画面15に分割表示された各
データA1,B1が同期してスクロール(a,b方向)
する。また、分割画面A1,B1のうち一方をペンを押
圧すると(同図中の黒点)、選択指定された側の内容に
対応する領域が画面一杯に表示され、通常モード(非分
割モード)に復帰する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばメモリに記
憶された原データの少なくとも一部を表示させる表示画
面を備えた表示制御装置に係り、詳しくは一画面上に異
なるデータを分割表示させる表示制御方法及び表示制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばパーソナルコンピュータや
ファクシミリ装置等のように表示画面を備えた表示制御
装置では、作成されたテキストデータ等のデータやFA
X送受信用の原データはメモリに記憶される。メモリに
記憶された原データのうち表示画面の表示エリア分のデ
ータが表示メモリに読み出され、例えばCRTやLCD
の表示画面に表示されるようになっている。
【0003】表示制御装置には、画面の表示内容を移動
させるスクロール手段が設けられており、例えばカーソ
ルキー(スクロールキー)やマウス等を用いて画面をス
クロールさせることにより、原データの全体を画面上で
確認できるようになっている。このスクロールは、原デ
ータから読み込まれる表示メモリ内のデータ内容が逐次
書き替えられることにより行われる。
【0004】また、原データの所望する箇所を探し易い
ように、表示画像を縮小処理して表示画面に表示させる
縮小機能を備えるものもある。さらに、探したい文字列
等が既知であれば検索コマンドで検索することで、表示
画面に所望する箇所を表示させる機能を備えているもの
もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、装置自体の小
型化等の理由から表示画面を広く設定できない場合があ
る。表示画面が比較的小さい(狭い)場合には、例えば
図11に示すように、1ページ分の原データGDがメモ
リに記憶されていても、表示装置41に備えられた表示
画面42には、1ページ分の原データGDのうち僅か一
部分(A領域)が表示されるだけとなる。
【0006】例えばファクシミリ装置においては、送受
信内容を確認するための表示画面を備えるのもがある
が、表示画面が小さいとその内容を確認するために画面
をスクロールさせる必要がある。通常、スクロール速度
は、スクロール中の表示内容を目で追える程度に比較的
低速に設定されており、表示画面が小さければ必然的に
スクロール量も多くなり、所望する箇所を画面上に表示
させるためには、その操作に費やす時間と手間ががかか
るという問題があった。
【0007】また、表示画面の表示内容をスクロールし
ながら、例えば文章中の行頭部分にある項目番号(又は
記号)等を目安にして所望する箇所を探す場合がある。
この場合も、表示画面が小さければ、スクロール量が必
然的に多くなる。特に、表示画面が横長であるのに対
し、原データが横書きの文書であると、一度に僅かな行
数しか表示されないため、スクロール量がさらに多くな
り、所望する箇所を探すのにかなりの時間と手間がかか
っていた。
【0008】また、表示画面が文書を行方向に最後まで
表示し切れないサイズであると、1行読むためにも行の
後半部を見るためにわざわざスクロールさせなければな
らず、その行を読み終えると、再び行頭が表示されるま
で画面を戻すためスクロールする必要があった。そのた
め、数行読むだけでも何度もスクロール操作しなければ
ならなかった。これは、原データが縦書き・横書きであ
るかに拘わらず、行末まで表示し切れないサイズの表示
画面で起こる問題である。
【0009】また、送受信の内容が、全て(最後まで)
メモリ中に取り込まれているかどうかを確認する場合、
原データの頭の部分と、最後の部分とを確認できれば、
全て原データが取り込まれていると確認できる。この確
認作業も最初に表示画面上で原データの頭の部分を確認
した後、最後の部分を確認するため表示内容を最後まで
スクロールさせなければならなかった。特にページ数が
多い場合には、この確認作業にかなりの時間と手間を要
してしまう。
【0010】表示内容を縮小表示させる機能を備えるも
のもあるが、あまり縮小させると文字が読み難くなるた
め、表示画面が小さい場合には、1ページを全て表示さ
せることは困難であり、縮小表示させる方法だけでも上
記の問題は解決できない。また、検索機能により所望す
る文字列を検索して表示させることはできるが、この方
法は文字列が既知であるときしか使用できない。
【0011】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その第1の目的は、表示画面が比較
的小さくても、所望する箇所を表示させるためのスクロ
ール操作をできるだけ少なくあるいは省くことができる
表示制御方法及び表示制御装置を提供することにある。
また、第2の目的は、表示画面が比較的小さくても、表
示画面に表示し切れない連続領域を一画面上に表示させ
ることにある。さらに第3の目的は、表示画面の表示内
容をスクロールしながらの検索作業を容易にすることに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め請求項1に記載の発明では、表示画面を分割して原デ
ータの異なる領域のデータを一画面上に表示させるとと
もに、各分割画面の表示内容を同期してスクロールさせ
るようにした。
【0013】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の表示制御方法において、表示画面の所定方向に表示
し切れない連続するデータを、表示画面をその所定方向
と平行に分割した分割画面の一つに表示させるようにし
た。
【0014】請求項3に記載の発明では、請求項1に記
載の表示制御方法において、前記各分割画面の表示内容
は、原データにおいて互いに連続しない独立した領域で
ある。
【0015】請求項4に記載の発明では、請求項2又は
請求項3に記載の表示制御方法において、前記各分割画
面の表示内容は、原データの異なる領域の各行頭部分で
ある。
【0016】請求項5に記載の発明では、請求項3に記
載の表示制御方法において、前記各分割画面の表示内容
は、原データの最初の領域と最後の領域である。請求項
6に記載の発明では、請求項1〜請求項5のいずれか一
項に記載の表示制御方法において、表示画面の各分割画
面のうち選択指定された分割画面の表示内容を、表示エ
リアを広げて表示画面一杯に表示させることで、分割画
面を通常画面に復帰させるようにした。
【0017】請求項7に記載の発明では、表示画面を備
えた表示手段と、原データを記憶する記憶手段と、前記
表示画面の表示エリア分のデータを前記原データから抽
出するデータ抽出手段と、前記データ抽出手段により抽
出されたデータを前記表示画面に表示させる表示制御手
段とを備えた表示制御装置において、分割表示を指定す
るための指定操作手段と、表示画面の表示内容をスクロ
ールさせるスクロール操作手段とを備えており、前記デ
ータ抽出手段は、前記指定操作手段の操作に基づき前記
表示画面の表示エリア内に分割表示されるように、前記
記憶手段に記憶された原データから予め指定された異な
る領域のデータを抽出する分割表示手段と、前記分割表
示手段により抽出されて前記表示画面に分割表示された
各分割画面の表示内容を、前記スクロール操作手段の操
作に基づき同期してスクロールさせるスクロール手段と
を備えている。
【0018】請求項8に記載の発明では、請求項7に記
載の表示制御装置において、前記分割表示手段は、前記
表示画面の所定方向に表示し切れない連続するデータ
を、前記表示画面をその所定方向と平行に分割した分割
画面の一つに表示させるように、前記原データから抽出
するように設定されている。
【0019】請求項9に記載の発明では、請求項7に記
載の表示制御装置において、前記分割表示手段は、原デ
ータにおいて予め設定された互いに連続しない独立した
領域を、前記原データから抽出するように設定されてい
る。
【0020】請求項10に記載の発明では、請求項7に
記載の表示制御装置において、前記分割表示手段は、原
データの異なる領域の各行頭部分を、前記原データから
抽出するように設定されている。
【0021】請求項11に記載の発明では、請求項7に
記載の表示制御装置において、前記分割表示手段は、原
データの最初の領域と最後の領域を抽出するように設定
されている。
【0022】請求項12に記載の発明では、請求項7〜
請求項11のいずれか一項に記載の表示制御装置におい
て、前記分割表示手段により抽出されて前記表示画面に
分割表示された分割画面を選択するための選択手段を備
えており、前記データ抽出手段は、該選択手段により選
択された分割画面の表示内容を含む前記表示画面の表示
エリア分のデータを、前記原データから抽出する画面復
帰手段を備えている。
【0023】請求項13に記載の発明では、情報端末装
置は、請求項7〜請求項12のいずれか一項に記載の前
記表示制御装置を備えている。請求項1に記載の発明に
よれば、表示画面を分割して原データの異なる領域のデ
ータが一画面上に表示されるとともに、各分割画面の表
示内容が同期してスクロールされる。
【0024】請求項2に記載の発明によれば、表示画面
の所定方向に表示し切れない連続するデータが、表示画
面を所定方向と平行に分割した分割画面の一つに表示さ
れる。
【0025】請求項3に記載の発明によれば、表示画面
には、原データにおいて互いに連続しない独立した領域
のデータが各分割画面に一画面上に表示される。請求項
4に記載の発明によれば、表示画面には、原データの異
なる領域の各行頭部分が、各分割画面に一画面上に表示
される。
【0026】請求項5に記載の発明によれば、表示画面
には、原データの最初の領域と最後の領域が、各分割画
面に一画面上に表示される。請求項6に記載の発明によ
れば、表示画面の各分割画面のうち選択指定された分割
画面の表示内容が、その表示エリアを広げて表示画面一
杯に表示され、表示画面の表示状態が分割画面から通常
画面に復帰する。
【0027】請求項7に記載の発明によれば、記憶手段
に記憶された原データから表示画面の表示エリア分のデ
ータがデータ抽出手段により抽出され、表示制御手段に
よりその抽出されたデータが表示画面に表示される。指
定操作手段が操作されると、表示画面の表示エリア内に
分割表示されるように、記憶手段に記憶された原データ
から予め指定された異なる領域のデータが分割表示手段
により抽出され、抽出された各データは表示画面に分割
表示される。この分割表示状態において、スクロール操
作手段が操作されると、スクロール手段により、表示画
面の各分割画面の表示内容が同期してスクロールされ
る。
【0028】請求項8に記載の発明によれば、表示画面
の所定方向に表示し切れない連続するデータが、分割表
示手段により、表示画面をその所定方向と平行に分割し
た分割画面の一つに表示されるように原データから抽出
され、表示画面に分割表示される。
【0029】請求項9に記載の発明によれば、原データ
において予め設定された互いに連続しない独立した領域
が、分割表示手段により、原データから抽出され、表示
画面に分割表示される。
【0030】請求項10に記載の発明によれば、原デー
タの異なる領域の各行頭部分が、分割表示手段により、
原データから抽出され、表示画面に分割表示される。請
求項11に記載の発明によれば、原データの最初の領域
と最後の領域が、分割表示手段により抽出され、表示画
面に分割表示される。
【0031】請求項12に記載の発明によれば、表示画
面に分割表示された分割画面のいずれかが選択手段によ
り選択されると、画面復帰手段により、その選択された
分割画面の表示内容を含む表示画面の表示エリア分のデ
ータが原データから抽出され、表示画面の表示が分割表
示でない通常画面に復帰される。
【0032】請求項13に記載の発明によれば、情報端
末装置において、請求項7〜請求項12のいずれか一項
に記載の作用が得られる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図10に従って説明する。図1に示すよう
に、情報端末装置としてのPHS(パーソナル・ハンデ
ィフォン・システム)方式の携帯電話1は、そのボディ
1aの上面に表示画面としての液晶表示画面2が設けら
れている。液晶表示画面2は、指定操作手段、スクロー
ル操作手段及び選択手段を構成するタッチパネル3を備
えた表示手段としての液晶表示装置(LCD)4(いず
れも図3に示す)に装備されている。液晶表示画面2上
に電話番号等の各種操作ボタンが表示されるようになっ
ており、操作ボタンを押すことで各種入力操作が可能と
なっている。
【0034】図1に示す初期画面では、電話番号をダイ
ヤルするためのダイヤルボタン5、オンボタン6、オフ
ボタン7、電話モード選択ボタン8、FAXモード選択
ボタン9等の他、各種ボタン10が表示されるようにな
っている。また、ボディ1aにはアンテナ11や受話器
12が装備されている。
【0035】ボディ1aにはファクシミリ装置(図示せ
ず)と接続可能な外部入力端子13が設けられており、
ファクシミリ装置から外部入力端子13を介して読み取
った画像データをFAX送信したり、FAX受信した画
像データを外部入力端子13を介して印刷等の外部出力
が可能となっている。
【0036】また、図2に示す選択手段を構成するペン
14を使用することで、手書き入力モードにおいて、液
晶表示面2に設定されたメモ画面(図示せず)上に文字
や絵等を手書き入力することが可能となっている。手書
き入力データもFAX送信することが可能となってい
る。
【0037】FAXモード画面では、図2に示すように
液晶表示画面2上にFAX送信すべき、あるいはFAX
受信されたデータ内容を確認するための表示部15が設
定されている。また、FAXモード画面には、表示部1
5に表示されるデータの向きを縦・横に切り換えるため
の縦横切換ボタン16、表示部15の表示内容を分割表
示するための分割指定ボタン17及び、分割指定ボタン
17を操作したときの分割モードを選択するための分割
モード選択ボタン18が設定されている。また、表示部
15の表示画面を横方向(主走査方向)にスクロールす
るための1組のスクロールボタン19と、縦方向(副走
査方向)にスクロールするための1組のスクロールボタ
ン20が設定されている。
【0038】図3はこの携帯電話1の電気構成ブロック
図を示す。データ抽出手段を構成するとともに画面復帰
手段としての中央処理装置(以下、CPUという)21
は、入力制御部22、記憶手段としてのメモリ23、デ
ータ抽出手段を構成するとともに分割表示手段としての
分割表示制御部24、データ抽出手段を構成するととも
にスクロール手段としてのスクロール制御部25、コー
デック26及び符号メモリ27に接続されている。
【0039】入力制御部22は、液晶表示画面2上の各
種操作ボタン5〜10,16〜20を操作した操作信号
など、タッチパネル3からの入力信号をCPU2へ転送
制御する。
【0040】メモリ23は、外部入力端子13を介して
携帯電話1に入力されたFAX送信用のデータや、FA
X受信した符号信号を変換したイメージデータ、さらに
ペン14を用いて手書き入力されたデータなどの原デー
タGD(図4〜図10に示す)を記憶する。表示部15
に表示されるデータは、メモリ23からデータ抽出手段
を構成する表示メモリ28に一旦読み出され、表示制御
手段としてのLCDコントローラ29を介してLCD4
の液晶表示画面2に表示されるようになっている。
【0041】分割表示制御部24は、表示部15に表示
されたデータ内容を、分割指定ボタン17が操作された
ときの分割指令信号に基づきそのとき指定されている分
割モードに応じた分割方式で分割表示する制御を司る。
すなわち、分割指定ボタン17が操作されると、そのと
き表示メモリ28に読み込まれているデータの原データ
GDから、そのとき指定されている分割モードに応じた
異なる2つの領域のデータを、表示部15の画面をその
分割方向に半分に分割したエリア分ずつメモリ23から
読出す。そして、表示部15の画面にその2つの異なる
領域のデータが所定分割方向に二分割表示されるよう
に、表示メモリ28の記憶内容を書き替える処理をす
る。
【0042】スクロール制御部25は、表示部15の表
示画面をスクロールさせる制御を司り、スクロールボタ
ン19,20が操作されたときにCPU21から入力す
るスクロール指令信号に基づき表示メモリ28のデータ
の書き替え処理を実行する。すなわち、スクロール指令
信号を入力すると、そのとき表示メモリ28に読み込ま
れているデータを、その読出し元の原データGDの番地
領域をそのスクロール方向に所定量ずらした番地領域の
データに書き替える処理を所定時間間隔で実行する。そ
して、分割表示時には、分割表示された各番地領域のデ
ータをそれぞれスクロール方向に所定量ずらした番地領
域のデータをメモリ23の原データGDから読み出して
表示メモリ28のデータ内容を所定時間間隔に逐次書き
替える処理を実行する。
【0043】本実施形態では、表示部15の表示エリア
は640×200画素に設定されており、横方向(主走
査方向)に長く設定されている。FAX送受信内容を確
認するときには、データ内容が640×200画素に表
示されることになる。例えばA4サイズの原稿は横幅が
1728画素で読み取られ、読み取られた画像データが
3分の1に縮小されて、表示部15に表示されるように
なっている。FAX送受信画面を横表示使用していると
きで、A4サイズの画像データは横幅方向には表示部1
5に横幅内に表示されることになるが、表示部15の縦
方向には200画素分の一部分しか表示されない(図4
を参照)。
【0044】コーデック26は、外部入力端子13又は
メモリ23から転送されたデータをFAX送信用の符号
信号に変換する符号化処理と、受信した符号信号をメモ
リ23に記憶可能な画像データに変換する処理を実行す
る。
【0045】符号メモリ27は、コーデック26により
符号化された符号信号や、受信したFAXモデム30か
らの符号信号を一時記憶する。送信時には送信相手先に
繋がったことが確認されると、符号メモリ27の符号信
号がFAXモデム30及び通信制御部31を介してアン
テナ11から電波として発信される。また、相手先から
受信した電波は通信制御部31にて符号信号に変換され
てFAXモデム30を介して符号メモリ4に記憶される
ようになっている。
【0046】次に、この携帯電話1に装備された表示制
御装置の作用を説明する。FAX送信するときには、メ
モ画面を選択して例えばペン14を使用して液晶表示画
面2上にFAX送信する内容(例えば文章や地図等)を
書き込む。また、外部入力端子13を介してファクシミ
リ装置から原稿を読み取らせて携帯電話1にその原稿の
画像データを取り込むこともできる。これらのデータは
メモリ23に記憶される。
【0047】また、通信相手から受信した符号信号は、
通信制御部31及びFAXモデム30を介して符号メモ
リ27に一時記憶された後、コーデック26に転送さ
れ、画像データに変換されてメモリ23に記憶される。
こうして発信前のデータと、受信後のデータは共にメモ
リ23に記憶される。
【0048】この携帯電話1では、発信前のデータ及び
受信後のデータを、FAXモードで液晶表示画面上に設
定される表示部15に表示させ、その内容を確認するこ
とができる。図1の初期画面において、FAXモード選
択ボタン9を操作し、確認したい内容(例えばファイル
名)を指定する。すると、図2のFAXモード画面に切
り換わり、この表示部15上にそのデータ内容が表示さ
れる。
【0049】この場合、表示部15には1ページ分の原
データGDの一部分のみが表示される。例えば縦横切換
ボタン16の操作により横表示モードが選択されている
と、1ページの原データGDがA4サイズの原稿であれ
ば、図4に示すように読み取り画像データが3分の1に
縮小された1ページの原データGDのうち640×20
0画素分のA領域だけが表示部15に表示されることに
なる。
【0050】このときスクロールボタン19,20を押
すと、表示部15の画面がスクロールされ、原データG
Dの所望する箇所のデータを見ることができる。例えば
図4に示す1ページ分の原データGDのうちA領域が表
示部15に表示された状態で、スクロールボタン20を
操作すれば、表示部15の画面が上下方向にスクロール
する。
【0051】原データGDが例えば文章であって、表示
部15に表示された文章中の行頭部分の項目番号(又は
記号)を目安に原データGD中の所望する箇所を探すと
きには、分割指定ボタン17を押して表示部15の表示
内容を分割表示とする。例えば分割モード選択ボタン1
8により分割モード「1」が選択されていれば、図5に
示すように、表示部15に表示されていたA領域の画面
右半分に、A領域の画面左半分の領域A1と縦方向に連
続する領域B1が置き換わって表示される。つまり、原
データGDの縦長の領域A1,B1を上下に二分割した
各領域A1,B1が、表示部15の画面上に横方向に並
んだ状態で分割表示される。そのため、表示部15の縦
幅の2倍の行数分の行頭部分(A1とB1)を表示部1
5の画面上で一度に見ることが可能となる。このように
横長の表示部15でありながら、一画面上で縦方向の流
れも把握できるようになる。
【0052】この状態でスクロールボタン20を押す
と、領域A1,B1がそれぞれ図5に示すa矢印方向に
同期してスクロールする。よって、表示部15の画面が
横長でありながら、見かけ上は縦長(原データGDにお
けるA1+B1領域)の表示エリアでスクロールしたと
きと同じ表示内容、すなわち通常モード(非分割モー
ド)の2倍の行数の行頭部分だけが一画面上で見られる
ので、文章中から所望する項目番号(又は記号)を素早
く見つけ出すことができる。なお、スクロールボタン1
9を押すと、領域A1,B1がそれぞれ図5に示すb矢
印方向に同期してスクロールされる。
【0053】分割モードの画面上で所望する箇所を見つ
けると、その分割画面の領域内(例えば図5における黒
点部)にペン14を押圧(ポインティング)して分割画
面を選択指定する。すると、表示部15の画面は、図6
に示すように選択された分割画面の表示内容B1が属す
る領域Bのデータが画面一杯に表示された状態で通常モ
ードに復帰する。このとき図5に示す表示部15の左半
分の分割画面をペン14で選択すれば、図4に示す領域
Aが表示された状態で通常モードに復帰する。
【0054】また、分割モード選択ボタン18の操作に
より分割モード「2」が選択された状態で分割指定ボタ
ン17を押すと、図7に示すように、1ページ分の原デ
ータGDのうち、副走査方向(縦方向)における最初の
所定領域Cと真ん中からの所定領域Dの各行頭部分C
1,D1が、表示部15の画面に横方向に並んで分割表
示される。
【0055】この状態でスクロールボタン20を押す
と、領域C1,D1が図7に示すc矢印方向に同期して
スクロールされ、1ページの行頭部分を半ページ分のス
クロールで全て見ることが可能となる。つまり、分割モ
ード「1」では縦方向にスクロールさせたときに表示部
15の各分割画面に表示される内容が重複することにな
るが、分割モード「2」で縦方向にスクロールさせたと
きには表示部15の各分割画面に表示される内容が重複
することがない。よって、先に述べた分割モード「1」
よりも、1ページを見渡すために必要なスクロール量が
少なくて済み、所望する箇所を一層素早く見つけ出すこ
とができる。なお、スクロールボタン19を押せば、領
域C1,D1がそれぞれ図7に示すd矢印方向に同期し
てスクロールされる。
【0056】また、分割モード「3」を選択した状態で
分割指定ボタン17を押すと、図8に示すように、原デ
ータGDのうち、最初の所定領域Eの行頭部分E1と、
最後の所定領域Fの行末部分F1とが、表示部15の画
面に横方向に並んだ状態で分割表示される(但し、図8
は原データGDが1ページであるときの例)。例えば、
送信するFAX内容が最後まで読み込まれているかどう
か、あるいは受信したFAX内容が最後まで受信されて
いるかどうかのを、表示部15の画面上に分割表示され
た原データGDの最初の行頭部分E1と最後の行末部分
F1とを確認することにより、一目で確認することが可
能となる。なお、原データGDが複数ページに亘る場合
は、1ページの最初の領域と、最終ページの末端領域と
が表示部15の画面上に分割表示される。
【0057】さらに分割モード「4」を選択した状態で
分割指定ボタン17を押すと、図9に示すように、原デ
ータGDがA4サイズより大きいときでも、表示部15
の画面横幅に表示可能な行頭部分G1と、これに連続す
る表示部15の画面横幅では表示し切れない行末部分G
2とが、表示部15の画面上に上下に二分割されて分割
表示される。そのため、横方向にスクロールさせなくて
も行頭から行末までを一画面上で見ることが可能とな
り、従来技術で述べたように一行読むためにわざわざス
クロール操作をしなくて済む。
【0058】この分割表示状態でスクロールボタン20
を操作すると、領域G1,G2がそれぞれ図9に示すg
矢印方向に同期してスクロールされる。そのため、表示
部15の画面を縦方向にスクロールさせるだけで、表示
部15の表示エリアでは表示し切れない原データGDの
行頭から行末までを所定行数ずつ読み進むことが可能と
なる。
【0059】また、縦横切り換えボタン16を操作する
ことで、液晶表示画面2の画面の向きを縦と横とで切り
換えることができる。液晶表示画面2を縦向きに設定し
たときには(図1の状態)、FAXモードにおいて表示
部15も縦長に設定される。表示部15が縦長である
と、表示部15に一度に表示される原データGDのエリ
アは、横画面のときに比べて縦方向に広く横方向に狭く
なる。
【0060】通常モードにおいて分割指定ボタン17を
操作すると(例えば分割モード「1」)、図10に示す
ように、横方向(主走査方向)に連続した原データGD
の各領域H1,H2が、表示部15の縦長な画面の上下
に分割表示される。また、スクロールボタン19,20
を操作すると、表示部15に分割表示された各領域H
1,H2は横・縦方向に同期してスクロールされる。な
お、縦横画面いずれであっても、各分割モードにおいて
所定の分割画面をペン14で選択指定することで、ペン
14で選択指定された分割画面の表示内容に対応するデ
ータ領域が画面一杯に表示された状態で通常モードに復
帰する。
【0061】以上詳述したように本実施形態によれば、
以下に列記する効果が得られる。 (a)表示部15の画面上に通常モードでは表示し切れ
ない縦方向に連続した領域B1を、画面の右半分に分割
表示するとともに、分割表示された各領域A1,B1が
同期してスクロールされるようにした(分割モード
「1」)。そのため、表示部15の画面が横長であって
も、原データGDの縦方向の流れを一画面上で把握でき
る。また、文章中の項目番号や項目記号等を目安に文章
中から所望箇所を探す場合にも、通常モード時より行頭
部分だけを広い範囲で見ることができるので、探したい
箇所を素早く見つけ出すことができる。スクロール量も
通常モードに比べて少なくできる。
【0062】(b)原データGDの最初の領域Cの行頭
部分C1と、真ん中の領域Dの行頭部分D1とを、表示
部15の一画面上に分割表示させ、各分割領域C1,D
1が同期してスクロールするようにした(分割モード
「2」)。そのため、1ページの行頭部分を半ページの
スクロールで全て見ることができる。よって、分割モー
ド「1」よりもスクロール量が少なくて済み、原データ
GD中の所望箇所を一層素早く見つけ出すことができ
る。
【0063】(c)原データGDの最初の領域Eの行頭
部分E1と、最後の領域Fの行末部分F1とを、表示部
15の一画面上に分割表示させた(分割モード
「3」)。そのため、FAX内容が最後まで読み込まれ
ているかどうか、または受信したFAX内容が最後まで
受信されているかどうかの確認を、一画面上で簡単に済
ませることができる。このときスクロール操作は全く不
要となる。
【0064】(d)原データGDのサイズが大きいとき
でも、表示部15の画面横幅に表示可能な行頭部分G1
と、これに連続する表示部15の画面横幅では表示し切
れない行末部分G2とを、表示部15の画面縦方向上下
に分割表示させた(分割モード「4」)。そのため、横
方向にスクロールさせなくても行頭から行末までを一画
面上で見ることができる。そのため、原データGDが表
示部15の画面内に表示し切れない通常モードにおいて
必要となる、一行の行末を読むための面倒な横方向への
スクロール操作を省くことができる。
【0065】(e)分割モードにおいて、所望する分割
画面をペン14で選択指定することで、選択した分割画
面の表示内容に対応するデータ領域が画面一杯に表示さ
れ、通常モードに復帰するようにした。そのため、分割
モードで見つけ出した所望箇所を画面一杯に表示した状
態に表示部15の画面を簡単に移動させることができ、
探し出した箇所の内容確認をスムーズにできる。また、
分割モード「2」「3」では、分割表示された分割画面
を選択指定することで、スクロール操作することなく、
表示部15の画面を素早く移動させることができる。
【0066】(f)表示部15の画面を縦向きに設定し
たときにも、各分割モード「1」,「2」,「3」,
「4」を使用することで、(a)〜(e)と同様の効果
が得られる。但し分割モード「4」においては、行頭か
ら行末まで表示し切れない場合には、行方向の表エリア
が広く確保されることで読み易くできる。
【0067】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、以下のように実施してもよい。 (1)表示画面の分割数は適宜変更できる。例えば3分
割以上に画面を分割させてもよい。また、分割数を選択
するための選択ボタン等を設定し、利用者が必要に応じ
て分割数を選択できる構成としてもよい。
【0068】(2)前記実施形態では各分割モード毎に
分割方向が予め決められていたが、表示画面を分割する
向きを利用者がボタン操作で指定する構成としてもよ
い。 (3)複数ページあるときには、各ページの一部分、例
えば最初の領域を分割表示させる構成としてもよい。こ
の構成によれば、探したい箇所をまずページ単位で絞り
込んでから、そのページ内で検索すればよいので、より
効率良い検索が可能となる。つまり、不要なページを1
ページずつスクロールさせる手間を省くことができる。
【0069】(4)表示内容の縮小機能を備え、表示内
容を縮小させることで、さらにスクロール量の低減を図
ってもよい。 (5)分割表示される原データの異なる領域とは、全く
同一でないことを意味し、一部重複しても構わない。従
って、各分割画面の内容が一部重複する分割モードを採
用することもできる。この構成では、重複部分から各分
割画面の繋がりを把握し易くなる。
【0070】(6)本発明は携帯電話1の表示画面の適
用に限定されない。例えば家庭用小型ファクシミリ装置
や、業務用大型ファクシミリ装置に適用しても構わな
い。さらに、パーソナルコンピュータやワードプロセッ
サの表示装置に本発明を適用することもできる。これら
の装置に適用した場合も、前記実施形態と同様の効果を
得ることができ、特に表示画面が比較的狭い場合には有
効である。表示画面を広く確保し難い小型機種には特に
著しい効果を発揮する。
【0071】前記実施形態から把握され、特許請求の範
囲に記載されていない発明を、その効果とともに以下に
記載する。 (イ)請求項13において、前記情報端末装置は携帯電
話である。この構成によれば、携帯電話において、請求
項7〜請求項12のいずれか一項に記載の効果を得るこ
とができる。
【0072】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1及び請求項
7に記載の発明によれば、表示画面を分割して原データ
の異なる領域のデータを一画面上に表示させるととも
に、各分割画面の表示内容を同期してスクロールさせる
ようにしたので、異なる領域のデータを一目で見ること
ができるとともに、同期してスクロールさせることで所
望する箇所を簡単に探し出すことができる。
【0073】請求項2及び請求項8に記載の発明によれ
ば、表示画面の所定方向に表示し切れない連続するデー
タを、表示画面をその所定方向と平行に分割した分割画
面の一つに表示させるようにしたので、表示画面に表示
し切れなかったデータを一画面上で見ることができ、表
示し切れなかったデータを見るための面倒なスクロール
操作をしなくて済む。
【0074】請求項3及び請求項9に記載の発明によれ
ば、原データにおいて互いに連続しない独立した領域の
データを表示画面に分割に表示するようにしたので、原
データ中の連続しない独立した領域のデータを一画面上
に対応させて見ることができる。
【0075】請求項4及び請求項10に記載の発明によ
れば、原データの異なる領域の各行頭部分を表示画面に
分割表示するようにし、行頭部分が一画面に多く表示さ
れるようにしたので、行頭部分にある項目番号等を目安
にして原データ中の所望する箇所を比較的簡単に探し出
すことができる。
【0076】請求項5及び請求項11に記載の発明によ
れば、原データの最初の領域と最後の領域を表示画面に
分割表示するようにしたので、原データが最後まで取り
込まれているかどうかを一画面上で確認することができ
る。
【0077】請求項6及び請求項12に記載の発明によ
れば、表示画面の各分割画面のうち選択指定された分割
画面の表示内容が、表示エリアを広げて表示画面一杯に
表示されることで、通常画面に復帰するようにしたの
で、分割画面上で探し出した所望する箇所が表示される
ように表示画面の表示内容を簡単な操作で移動させるこ
とができる。
【0078】請求項13に記載の発明によれば、情報端
末装置において、請求項7〜請求項12のいずれか一項
に記載の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の携帯電話の初期画面表示状態の平
面図。
【図2】携帯電話のFAX内容確認画面表示状態の平面
図。
【図3】携帯電話の電気構成を示すブロック図。
【図4】表示方法を説明するための模式図。
【図5】分割表示を説明するための模式図。
【図6】表示方法を説明するための模式図。
【図7】他の分割モードの分割表示を説明するための模
式図。
【図8】図7と異なる分割モードの分割表示を説明する
ための模式図。
【図9】図8と異なる分割モードの分割表示を説明する
ための模式図。
【図10】縦表示使用時の分割表示を説明するための模
式図。
【図11】従来技術における表示方法の模式図。
【符号の説明】
1…情報端末装置としての携帯電話、2…表示画面とし
ての液晶表示画面、3…指定操作手段、スクロール操作
手段及び選択手段を構成するタッチパネル、4…表示手
段としての液晶表示装置、14…選択手段を構成するペ
ン、21…データ抽出手段を構成するとともに画面復帰
手段としてのCPU、23…記憶手段としてのメモリ、
24…データ抽出手段を構成するとともに分割表示手段
としての分割表示制御部、25…データ抽出手段を構成
するとともにスクロール手段としてのスクロール制御
部、28…データ抽出手段を構成する表示メモリ、29
…表示制御手段としてのLCDコントローラ、GD…原
データ。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面(2)を分割して原データ(G
    D)の異なる領域のデータを一画面上に表示させるとと
    もに、各分割画面の表示内容を同期してスクロールさせ
    るようにした表示制御方法。
  2. 【請求項2】 表示画面(2)の所定方向に表示し切れ
    ない連続するデータを、表示画面(2)をその所定方向
    と平行に分割した分割画面の一つに表示させるようにし
    た請求項1に記載の表示制御方法。
  3. 【請求項3】 前記各分割画面の表示内容は、原データ
    (GD)において互いに連続しない独立した領域である
    請求項1に記載の表示制御方法。
  4. 【請求項4】 分割表示される内容は、原データ(G
    D)の異なる領域の各行頭部分である請求項2又は請求
    項3に記載の表示制御方法。
  5. 【請求項5】 分割表示される内容は、原データ(G
    D)の最初の領域と最後の領域である請求項3に記載の
    表示制御方法。
  6. 【請求項6】 表示画面(2)の各分割画面のうち選択
    指定された分割画面の表示内容を、表示エリアを広げて
    表示画面(2)一杯に表示させることで、分割画面を通
    常画面に復帰させるようにした請求項1〜請求項5のい
    ずれか一項に記載の表示制御方法。
  7. 【請求項7】 表示画面(2)を備えた表示手段(4)
    と、原データ(GD)を記憶する記憶手段(23)と、
    前記表示画面(2)の表示エリア分のデータを前記原デ
    ータ(GD)から抽出するデータ抽出手段(21,2
    4,25,28)と、前記データ抽出手段(21,2
    4,25,28)により抽出されたデータを前記表示画
    面(2)に表示させる表示制御手段(29)とを備えた
    表示制御装置において、 分割表示を指定するための指定操作手段(3)と、表示
    画面(2)の表示内容をスクロールさせるスクロール操
    作手段(3)とを備えており、 前記データ抽出手段(21,24,25,28)は、前
    記指定操作手段(3)の操作に基づき前記表示画面
    (2)の表示エリア内に分割表示されるように、前記記
    憶手段(23)に記憶された原データ(GD)から予め
    指定された異なる領域のデータを抽出する分割表示手段
    (24)と、前記分割表示手段(24)により抽出され
    て前記表示画面(2)に分割表示された各分割画面の表
    示内容を、前記スクロール操作手段(3)の操作に基づ
    き同期してスクロールさせるスクロール手段(25)と
    を備えている表示制御装置。
  8. 【請求項8】 前記分割表示手段(24)は、前記表示
    画面(2)の所定方向に表示し切れない連続するデータ
    を、前記表示画面(2)をその所定方向と平行に分割し
    た分割画面の一つに表示させるように、前記原データ
    (GD)から抽出するように設定されている請求項7に
    記載の表示制御装置。
  9. 【請求項9】 前記分割表示手段(24)は、原データ
    (GD)において予め設定された互いに連続しない独立
    した領域を、前記原データ(GD)から抽出するように
    設定されている請求項7に記載の表示制御装置。
  10. 【請求項10】 前記分割表示手段(24)は、原デー
    タ(GD)の異なる領域の各行頭部分を、前記原データ
    (GD)から抽出するように設定されている請求項7に
    記載の表示制御装置。
  11. 【請求項11】 前記分割表示手段(24)は、原デー
    タ(GD)の最初の領域と最後の領域を抽出するように
    設定されている請求項7に記載の表示制御装置。
  12. 【請求項12】 前記分割表示手段(24)により抽出
    されて前記表示画面(2)に分割表示された分割画面を
    選択するための選択手段(3,14)を備えており、前
    記データ抽出手段(21,24,25,28)は、該選
    択手段(3,14)により選択された分割画面の表示内
    容を含む前記表示画面(2)の表示エリア分のデータ
    を、前記原データ(GD)から抽出する画面復帰手段
    (21)を備えている請求項7〜請求項11のいずれか
    一項に記載の表示制御装置。
  13. 【請求項13】 請求項7〜請求項12のいずれか一項
    に記載の前記表示制御装置を備えた情報端末装置。
JP8069856A 1996-03-26 1996-03-26 表示制御方法及び表示制御装置 Pending JPH09258951A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008158975A (ja) * 2006-12-26 2008-07-10 Sharp Corp 携帯情報端末
JP2016191977A (ja) * 2015-03-30 2016-11-10 新日鉄住金ソリューションズ株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

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