JP2014149860A - 携帯型多機能端末の情報表示方法及びそれを用いた情報表示システム、並びに携帯型多機能端末 - Google Patents

携帯型多機能端末の情報表示方法及びそれを用いた情報表示システム、並びに携帯型多機能端末 Download PDF

Info

Publication number
JP2014149860A
JP2014149860A JP2014082545A JP2014082545A JP2014149860A JP 2014149860 A JP2014149860 A JP 2014149860A JP 2014082545 A JP2014082545 A JP 2014082545A JP 2014082545 A JP2014082545 A JP 2014082545A JP 2014149860 A JP2014149860 A JP 2014149860A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
content
width
display area
posture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014082545A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigetaka Ogiwara
重孝 荻原
Noboru Anzai
昇 安齋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIHON KOKOKU MEDIA KYOKYU KK
Original Assignee
NIHON KOKOKU MEDIA KYOKYU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIHON KOKOKU MEDIA KYOKYU KK filed Critical NIHON KOKOKU MEDIA KYOKYU KK
Priority to JP2014082545A priority Critical patent/JP2014149860A/ja
Publication of JP2014149860A publication Critical patent/JP2014149860A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

【課題】コンテンツの表示向きを変える(回転する)ことが可能な携帯型多機能端末の情報表示方法において、表示部が回転した場合でも主コンテンツのレイアウトを維持するとともに、使用者が拡張コンテンツの表示の有無を選択可能とする。
【解決手段】検出手段が表示部の姿勢を検出し、制御手段が姿勢を取得してレンダリング手段を有するブラウザに通知し、ブラウザが、姿勢を取得および判断し、基準幅(表示部12の短辺SEの表示サイズ)が表示幅と一致する第一の姿勢の場合は、基準幅を表示領域幅とする第一の表示領域12Aにコンテンツを表示し、表示幅が前記基準幅を超える第二の姿勢の場合は、基準幅を表示領域幅とする前記表示部の第二の表示領域12Bに、コンテンツの少なくとも一部を、基準幅を維持して表示すると共に、基準幅を超えた表示部の第三の表示領域12Cに他のコンテンツを表示する。
【選択図】図2

Description

本発明は、多機能携帯電話やタブレット型端末などに代表される携帯型多機能端末、その情報表示方法及びそれを用いた情報表示システムに関する。
多機能携帯電話やタブレット端末などの携帯型多機能端末では、当該端末(表示部)の姿勢に応じて画面に表示する情報(文字、画像、動画等を含む情報であって、以下、コンテンツともいう)の向き(縦横)を切り替えることが可能である。例えば、当該端末の表示部(表示領域)が短辺と長辺を有する矩形状の場合に、短辺が略水平方向となる姿勢を縦向き姿勢、長辺が略水平方向となる姿勢を横向き姿勢とすると、表示部の姿勢を縦向き姿勢から横向き姿勢に替えた場合であっても、コンテンツが操作者に正対するように、コンテンツを例えば90度回転させて表示することができる(例えば、特許文献1参照。)。
また、携帯電話機において、表示部にバナー広告を表示する技術も知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2011−54177号公報 特開2011−103073号公報
現状の携帯型多機能端末では一般的に、表示部の表示領域は短辺と長辺からなる矩形状であり、例えば通話を行う際には、表示部を縦向き姿勢(表示領域の短辺が表示幅方向となる姿勢)で保持する態様が基本的な使用態様となっている。このため、携帯型多機能端末において、当該端末に搭載されている標準のウェブブラウザ(以下、単にブラウザという)を利用して閲覧できるコンテンツ(サイトコンテンツ)は、当該端末の表示部の姿勢を縦向き姿勢として利用することを想定し、縦長のレイアウト(縦向き姿勢で利用する場合を想定して横幅を調整したレイアウト)で作成されているものが多い。このようなコンテンツを表示中に表示部の姿勢を縦向き姿勢から横向き姿勢に替える場合、コンテンツの(表示領域の)表示幅は、回転に合わせて矩形の表示領域の短辺の長さから、表示領域の長辺の長さまで拡大される。この場合コンテンツは、端末やブラウザの拡大機能によって自動的に横幅に合わせて表示サイズ(文字のフォントサイズや、画像サイズ)が拡大されるか、あるいはレイアウト自体が横幅に合わせて拡張される(例えば、横書きの文字データの1行分の文字数が増加する)ことが一般的である。
前者の場合、拡大による視認性は向上するが、情報量は約半減(表示部の縦:横の比率が16:9の場合、面積比で約44%減少)してしまう。また拡大によって横方向の端部(左端部または右端部)が表示領域外となり、1行を視認するのに画面を左右にスクロールする操作が必要となるなどの問題がある。
後者の場合では、情報量の減少はないが、表示レイアウトが変更されることでコンテンツ作成者の意図したイメージで情報を伝達しにくいなどの問題がある。
別の観点の問題もある。多機能携帯端末に表示されるコンテンツではその一部に、主となるコンテンツとは別の(主となるコンテンツとは無関係の)広告が表示される場合がある。多機能携帯端末では、PC(パーソナルコンピュータ)に比べて表示部が小さいため、その広告の内容が特に関心のないものである場合、当該広告表示を目障りと感じる使用者も少なくない。また、広告表示は端末ごとの設定で非表示にできる場合もあるが、誰もが簡単に設定できるとは限らず、広告の内容に興味のない使用者にとっては広告が表示されるがゆえにコンテンツから離れてしまうこともある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、コンテンツの表示向きを変える(回転する)ことが可能な携帯型多機能端末において、表示部の姿勢を縦向き姿勢から横向き姿勢に変えた場合であっても、主となるコンテンツの表示レイアウトを維持するとともに、拡張的なコンテンツの表示/非表示を使用者が自由に選択することができる携帯型多機能端末の情報表示方法及びそれを用いた情報表示システム、並びに携帯型多機能端末を提供することを目的とする。
本発明は上記課題に鑑みてなされ、第1に、通信ネットワークを介してサーバと交信可能な携帯型多機能端末に複数のコンテンツを少なくとも表示する携帯型多機能端末の情報表示方法であって、前記携帯型多機能端末は、表示部と、検出手段と、入力手段と、制御手段とを有し、前記表示部は、短辺と長辺を有する矩形状であり、前記携帯型多機能端末は、読み込んだ条件に従って前記コンテンツを再レイアウトするレンダリング手段を有するブラウザが動作可能であり、前記制御手段が、前記ブラウザに、前記入力手段で受け付けた入力に基づき前記サーバから少なくとも一つの前記コンテンツを取得させるステップと、前記検出手段が、前記表示部の姿勢を検出するステップと、前記制御手段が、前記姿勢を取得して前記ブラウザに通知するステップと、前記ブラウザが、前記姿勢を取得および判断し、前記表示部の前記短辺の表示サイズを基準幅として、前記表示部の表示幅が前記基準幅と一致する第一の姿勢の場合は、該基準幅を表示領域幅とする前記表示部の第一の表示領域に前記コンテンツを表示し、前記表示幅が、前記基準幅を超える第二の姿勢の場合は、前記レンダリング手段による自動的な表示の拡大および/または拡張を実行することなく、前記基準幅を表示領域幅とする前記表示部の第二の表示領域に、前記コンテンツの少なくとも一部を前記基準幅を維持して表示すると共に、前記基準幅を超えた前記表示部の第三の表示領域に他のコンテンツを表示するステップと、を具備することを特徴とするものである。
第2に、複数のコンテンツを保持するサーバと、通信ネットワークを介して前記サーバと交信可能な携帯型多機能端末とを備え、前記コンテンツを前記携帯型多機能端末に表示する情報表示システムであって、前記携帯型多機能端末は、短辺と長辺を有する矩形状の表示部と、検出手段と、入力手段と、制御手段と、データ通信手段を有し、読み込んだ条件に従ってコンテンツを再レイアウトするレンダリング手段を有するブラウザが動作可能であり、前記携帯型多機能端末は、前記入力手段で受け付けた入力データを前記サーバに送信し、前記サーバは、前記入力データに対応する少なくとも一つの前記コンテンツを前記携帯型多機能端末に送信し、前記携帯型多機能端末は、前記検出手段が、前記表示部の姿勢を検出し、前記制御手段が、前記姿勢を取得して前記ブラウザに通知し、前記ブラウザが、前記姿勢を取得および判断し、前記表示部の前記短辺の表示サイズを基準幅として、前記表示部の表示幅が前記基準幅と一致する第一の姿勢の場合は、該基準幅を表示領域幅とする前記表示部の第一の表示領域に前記コンテンツを表示し、前記表示幅が、前記基準幅を超える第二の姿勢の場合は、前記レンダリング手段による自動的な表示の拡大および/または拡張を実行することなく、前記基準幅を表示領域幅とする前記表示部の第二の表示領域に前記コンテンツの少なくとも一部を前記基準幅を維持して表示すると共に、前記基準幅を超えた前記表示部の第三の表示領域に他のコンテンツを表示する、ことを特徴とするものである。
第3に、通信ネットワークを介してサーバと交信可能であるとともに、読み込んだ条件に従ってコンテンツを再レイアウトするレンダリング手段を有するブラウザが動作可能な携帯型多機能端末であって、長辺と短辺を有し前記コンテンツを表示する矩形状の表示部と、前記コンテンツの姿勢の検出が可能な検出手段と、各種操作の入力を受け付ける入力手段と、前記ブラウザの制御を行う制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記入力手段で受け付けた入力に基づき前記サーバから前記コンテンツを取得し、前記制御手段は、前記検出手段が検出した前記姿勢を取得して前記ブラウザに通知し、前記ブラウザは、前記姿勢を取得および判断し、前記表示部の前記短辺の表示サイズを基準幅として、前記表示部の表示幅が前記基準幅と一致する第一の姿勢の場合は、該基準幅を表示領域幅とする前記表示部の第一の表示領域に前記コンテンツを表示し、前記表示幅が、前記基準幅を超える第二の姿勢の場合は、前記レンダリング手段による自動的な表示の拡大および/または拡張を実行することなく、前記基準幅を表示領域幅とする前記表示部の第二の表示領域に前記コンテンツの少なくとも一部を前記基準幅を維持して表示すると共に、前記基準幅を超えた前記表示部の第三の表示領域に他のコンテンツを表示する、ことを特徴とするものである。
本発明によれば、表示部の姿勢を縦向き姿勢から横向き姿勢に替えた(回転した)場合であっても、コンテンツの表示幅の拡大を抑え、縦向き姿勢のレイアウトを維持して表示することができる。これにより、コンテンツ作成者が想定した方向(例えば縦向き)によるコンテンツの表示レイアウトを大きく損なうことなく、表示部に表示させることができる。
また、横向き姿勢の場合に、縦向き姿勢のレイアウトを維持して表示部に表示することで、表示領域の縦横幅の差によって拡張領域を創出し、該拡張領域に縦向き姿勢の際には非表示の他のコンテンツ(拡張コンテンツ)を表示することができる。これにより、限られた表示領域を効率的に利用し、多様な表示が可能となる。
例えば、拡張領域には拡張コンテンツとして、主となるコンテンツの補足情報、関連情報や広告情報を表示することができる。このようにすることで、限られた表示領域を効率的に使用することができる。
また、縦向き姿勢では、拡張コンテンツは非表示となることから、縦向き姿勢と横向き姿勢を切り替えることで拡張コンテンツの表示/非表示の切り替えが可能となる。例えば、拡張コンテンツとして、使用者にとって関心の低い広告が表示されていた場合には縦向き表示としてそれを非表示にすることが可能となり、複雑な設定等を行うことなく、端末の使用者が簡易に拡張コンテンツの表示/非表示を選択することができる。
本発明の実施形態に係る携帯型多機能端末の情報表示システムの一例を示す概要構成図である。 本実施形態に係る携帯型多機能端末の(a)縦向き姿勢の場合の正面図であり、(b)横向き姿勢の場合の正面図であり、(c)横向き姿勢の場合の表示領域の正面図である。 本実施形態に係る携帯型多機能端末の表示レイアウトを説明する概念図であり、(a)がウェブコンテンツ全体のレイアウトを示す概念図であり、(b)が第1表示コンテンツを示す概念図であり、(c)(d)が第2表示コンテンツと拡張表示コンテンツを示す概念図である。 本実施形態に係る携帯型多機能端末の構成を説明するブロック図である。 本実施形態に係る携帯型多機能端末の表示切替処理の流れを説明するフローチャートである。 本実施形態に係る携帯型多機能端末の表示切替処理の動作を説明する図である。 本実施形態に係る携帯型多機能端末の表示切替処理の動作を説明する図である。 本実施形態に係る携帯型多機能端末の表示例を説明する表示領域の正面図である。 本実施形態に係る携帯型多機能端末の表示例を説明する表示領域の正面図である。
以下、図1から図9を参照して、本発明の実施の形態の携帯型多機能端末100について詳細に説明する。
図1は、本発明の携帯型多機能端末100の情報表示システム200の一例を示す概要構成図である。
情報表示システムは、情報(例えば、ウェブコンテンツ)を保持するサーバ210と、携帯型多機能端末100を備え、これらが通信ネットワーク220を介して接続される。これにより、携帯型多機能端末100はサーバ210と交信可能となっている。
携帯型多機能端末100は、ここでの詳細な図示は省略するが、表示部と、検出手段と、入力手段と、表示処理手段と、制御手段と、データ通信手段を有し、入力手段で受け付けた入力データ(例えば、特定のURL)をサーバ210に送信し、サーバ210は、入力データに対応する情報を携帯型多機能端末100に送信する。
携帯型多機能端末100は、サーバから取得した情報を表示部に表示する際に、検出手段が表示部の姿勢を検出し、制御手段が姿勢を取得して表示処理手段に通知し、表示処理手段が姿勢を判断する。そして取得した姿勢に応じて、表示部における表示領域を複数のパターンに切り替え、それぞれの表示領域に対応して情報をレイアウトして表示する。一例として、表示部が縦向き姿勢の場合は、使用者の意思で取得した情報を、表示部の例えば全表示領域で表示し、表示部が横向き姿勢の場合は、表示部の表示領域を例えば2分割して、一方に使用者の意思で取得した情報を表示し、他方にそれとは別の情報(例えば、広告配信サーバ225などから取得した広告情報など)を表示する。以下、これについて詳述する。
図2は、携帯型多機能端末100の外観を示す図であり、操作者が主に視認する一主面側の正面図である。また図2(A)は、表示部12が第1の姿勢の場合の表示態様を示しており、図2(B)は表示部12が第2の姿勢の場合の表示態様を示している。また図2(C)は、図2(B)の表示領域を抽出した概要図である。
携帯型多機能端末100はスマートデバイスともいわれ、情報処理端末のうち単なる計算処理だけではなく、あらゆる用途に使用可能な端末をいう。ここでは特に、アクセスポイントまたは基地局などを介したLAN(Local Area Network)やインターネット等の通信ネットワークを通じた通話・通信によるコミュニケーション、通信ネットワークを介したサーバ210(図1参照)との交信、ウェブコンテンツの取得及び閲覧、多種多様なアプリケーションソフトウエアの取得、当該アプリケーションソフトウェアを利用した情報管理、などが可能である多機能携帯電話やタブレット型端末を総称して携帯型多機能端末100という。
ここでウェブコンテンツとは、ネットワーク経由でURL(Uniform Resource Locator)で特定されるサーバにアクセスした場合に、伝送される一纏まりの情報(コンテンツ)をいう。例えばSGML(Standard Generalized Markup Language)、HTML(HyperText Markup Language)、XHTML(Extensible Hyper Text Markup Language)、XML(eXtensible Markup Language)などのマークアップ言語で記述されている文書(ウェブページファイル、またはその集まりであるウェブサイト)、イメージファイル、音声データ等で構成された種々のデータの総称である。また、ウェブコンテンツには、サーバーサイドスクリプトを経由したHTMLデータや、クライアントサイドスクリプト(例えば、JAVASCRIPT(登録商標))などのスクリプト言語が含まれていてもよく、クライアントサイドスクリプトにより表示されている(例えばあるコンテンツにオーバーレイ表示される情報など)のコンテンツも含む。
また、携帯型多機能端末100は、ネットワークにアクセスしなくても、内部の記憶装置や記憶媒体に格納されているファイル(文書ファイル、画像ファイルなど)をユーザ操作により参照、編集することができる。
携帯型多機能端末100の具体的な機能の一例としては、文書ファイルの作成・閲覧、写真や音楽、ビデオの再生・閲覧、カレンダー機能、住所録、電卓、内蔵カメラのある機種では写真や動画の撮影、テレビ電話などが挙げられるが、上記の如くネットワーク経由で取得できるアプリケーションソフトウェアの導入によって、個々に機能のカスタマイズが可能である。
本実施形態でいう多機能携帯電話とは、通話機能以外にインターネット利用やスケジュール管理など多くの機能も併せ持った、いわゆるスマートフォンと呼ばれるものである。多機能携帯電話は、汎用のOS(オペレーティングシステム)を搭載し、利用者がインターネット経由で入手したアプリケーション(その機種が搭載しているOSに対応したソフトウェア)の追加や削除を可能とすることで機能のカスタマイズが行える携帯電話機である。また多機能携帯電話は、パソコン(パーソナルコンピュータ)と同じウェブブラウザ(フルブラウザ)によるウェブ閲覧や、ウェブブラウザで利用できる電子メールの送受信も可能である。また、第3世代移動通信システムのデータ通信機能と、無線LANの通信機能とを併せ持つ場合もある。
また多機能携帯電話は入力手段として例えば、タッチパネルが採用され、操作者は表示部に表示されるキーパッドに指又はスタイラスペン等で接触することで、文字、数字等の入力を行う。タッチパネルは、フィルム電極とガラス電極との接触点の電位を検知して接触位置を算出する抵抗膜方式、赤外線の発光素子と受光素子とでグリッドを作り指示オブジェクトで遮光された位置を出力する赤外線方式、表面弾性波の到達時間を検出して接触位置を出力する超音波表面弾性波方式の等が採用される。なお、入力手段としてはタッチパネルに限らず、物理的なキーボタンを備えるものであってもよい。
本実施形態のタブレット(平板)型端末は、一例として、多機能携帯電話と同等以上で、片手で持ち運び可能な程度(例えばA4版サイズ程度)までの大きさで、入力手段としてタッチパネルが採用される多機能端末をいう。タブレット型端末の機能は多機能携帯電話とほぼ同じであり、テレビ電話が可能なものもある。
図2(a)を参照して、表示部12は、携帯型多機能端末100と一体的に設けられ、携帯型多機能端末100の一主面の面積の2分の1以上の大きさを占める。この例では、一主面にはスピーカ42と1つの入力操作ボタン(ホームボタン)44が配置されるが、入力操作ボタン44以外にはテンキーなどの物理的なキーボタンは配置されず、これらの配置領域を除いた殆どの領域が表示部12となっている場合を示している。
このように携帯型多機能端末100では、物理的なキーボタンが無い(または2〜3個程度と少ない)ことで、(表示部と分離して)多くの物理的なキーボタンが配置された従来の携帯電話と比較して、端末の保持態様(端末の姿勢)の制限が少なく、表示部12、すなわち携帯型多機能端末100自体の姿勢を縦向き姿勢と横向き姿勢で自由に回転させて使用することが一般的となっている。
表示部12は、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCD)、有機エレクトロルミネッセンス(Organic Electro-Luminescence)ディスプレイなどにより構成され、表示部12の第1表示領域12AにコンテンツBCを表示する。
ここでコンテンツBCとは、上述のウェブコンテンツをいい、特に、携帯型多機能端末100に搭載されている標準的なブラウザで閲覧できるコンテンツをいう。携帯型多機能端末100に搭載されている標準的なブラウザとは、HTMLレンダリングエンジンと呼ばれるプログラム(例えば、WebKit(登録商標)など)をベースとした、またはその一部を利用している全てのブラウザをいう。
第1表示領域12Aは、表示部12のほぼ全域に対応する領域をいい、ここでは第1の辺(例えば、短辺SE)と第2の辺(例えば、長辺LE)を有する略矩形の領域である。
また、略矩形とは、表示部12の姿勢によって、第1表示領域12Aが縦長形状と横長形状に変化するような形状であることをいい、2つの短辺SEと2つの長辺LEと4つの角部から構成された矩形の他、4つの角部が円弧状になった角丸矩形や、短辺SEと長辺LEが小さい曲率で湾曲した直線に近い曲線からなる矩形、または台形等を含む。
ここでは、図示の如く第1表示領域12Aが矩形状に設けられる場合を例に説明する。第1表示領域12Aの長辺LEは、短辺SEに対して1.1以上の比率となる長さである。この例では、短辺SEに対して長辺LEは1.5以上の比率となる長さであり、詳細には短辺SE:長辺LE=9:16である。尚、この例に限らず、短辺SE:長辺LE=3:4などの比率であってもよい。
表示部12は、携帯型多機能端末100の本体と一体化しており、操作者による携帯型多機能端末100の保持態様に応じて表示部12の姿勢が変化する。表示部12の姿勢とは、操作者が通常の姿勢で視認する際の(操作者が正対する)表示部12の向きをいう。ここでは図2(A)の如く第1表示領域12Aの短辺SEの延在方向がほぼ水平方向(表示幅W1が短辺SEと同じ長さ)となり、操作者に対して第1表示領域12Aが縦長に配置される向き(入力操作ボタン44が下方またはスピーカ42が上方に位置するような向き)を表示部12の縦向き姿勢という。一方、図2(b)の如く、長辺LEの延在方向がほぼ水平方向となり、操作者に対して第1表示領域12Aが横長に配置される向きを表示部12の横向き姿勢という。
図2(b)(c)を参照して、表示部12が横向き姿勢の場合(第1表示領域12Aが横長形状となる場合)には、第1表示領域12Aは第2表示領域12Bと、第3表示領域12Cとに区画される。このとき、第2表示領域12Bの表示幅W2は、第1表示領域12Aの短辺SEの長さW1と同程度とする。このようにすることで第1表示領域12Aの縦横幅の差により第2表示領域12Bの端部(例えば左端部)に余白が生じるので、その領域を第3表示領域12Cとする。第2表示領域12Bと第3表示領域12Cとは横並びで隣り合い、第2表示領域12Bの表示幅W2と第3表示領域12Cの表示幅W3は、第1表示領域12Aの長辺LEの長さと同等となる。
携帯型多機能端末100がサーバと交信して取得したウェブコンテンツは、表示部12が縦向き姿勢の場合は、第1表示領域12Aにレイアウトされ表示部12に表示される。一方、表示部12が横向き姿勢の場合は、第2表示領域12Bに当該ウェブコンテンツがレイアウトされるとともに、第3表示領域12Cには縦向き姿勢では非表示であった他の(ウェブ)コンテンツがレイアウトされ、これらが合わせて表示部12に表示される。
第1表示領域12Aおよび第2表示領域12Bに表示されるウェブコンテンツは、操作者が主に閲覧する意思を持って取得したウェブコンテンツであり、これを以下、基本コンテンツBCという。これに対し、第3表示領域12Cに表示される他のコンテンツは基本コンテンツBCとは別のコンテンツであり、以下これを拡張コンテンツECという。拡張コンテンツECは、例えば、基本コンテンツBCに関する情報や、広告情報などである。基本コンテンツBCに関する情報とは例えば、基本コンテンツBCを切り替えるショートカット(メニュー)、基本コンテンツBCに関する補足情報(ログイン情報、ユーザ名、アクセスカウント、基本コンテンツ変更リンク、サイト構成情報(サイトツリー)、検索フォームなど)、ニュース、バーコード(二次元バーコード)などである。また、広告情報とは例えば、リスティング広告、広告コンテンツ、広告バナー、チラシなどである。拡張コンテンツECは所定のタイミングで例えば、広告配信サーバ225(図1参照)などから取得されるが、これについては後述する。
図3も参照して、ウェブコンテンツと表示部12におけるウェブコンテンツの表示イメージについて説明する。図3(a)は、ウェブコンテンツ全体のレイアウトを示す概念図であり、図3(b)が第1表示領域12Aの表示イメージを示す概念図であり、(c)(d)が第2表示領域12Cと第3表示領域12Dの表示イメージを示す概念図である。
携帯型多機能端末100が取得した基本コンテンツBC,拡張コンテンツECの、全体のレイアウトは、図3(a)に示すイメージであるとする。ここでは一例として、基本コンテンツBCおよび拡張コンテンツECが表示部12に表示可能な情報量より大きい情報量を持つ場合(コンテンツを最後まで閲覧するのにスクロールが必要な場合)を例に説明するが、これに限らず、例えば、基本コンテンツBCの情報量は、第1表示領域12Aに表示される情報量と同等(コンテンツを最後まで閲覧するのにスクロールが不要な場合)であってもよい。
図3(a)(b)および図2(a)を参照して、本実施形態では表示部12が縦向き姿勢の場合には、基本コンテンツBCは、一点鎖線で示す領域が第1表示領域12Aに表示され、使用者に視認可能となる。以下この領域を、第1表示コンテンツDC1という。
これに対し、図3(a)(c)(d)および図2(b)(c)を参照して、表示部12が横向き姿勢の場合には、基本コンテンツBCは、二点鎖線で示す領域が第2表示領域12Bに表示され、使用者に視認可能となる。以下、これを第2表示コンテンツDC2という。また同時に、表示部12が横向き姿勢の場合には、縦向き姿勢の場合に非表示であって拡張コンテンツECの、二点鎖線で示す領域が、創出された第3表示領域12Cに表示され、使用者に視認可能となる。以下、これを第3表示コンテンツDC3という。尚、図3(a)の一点鎖線及び二点鎖線の領域は、縦方向(図示の上下方向)において下端の位置を主に説明するものであり、各領域が重畳しないように記載しているが、実際には上端および左右端は、基本コンテンツBC,拡張コンテンツECの上端及び左右端と一致している。また図3(c)と図3(d)では、拡張コンテンツECの内容が異なる場合を例示している。
このように、第1表示コンテンツBC1と比較して、第2表示コンテンツBC2は小さく、情報量としては少なくなっている。しかし、第1表示コンテンツBC1と第2表示コンテンツBC2では、基本コンテンツBCのイメージ(レイアウトや表示サイズ等)が同等に維持されている。
ここでコンテンツのイメージ、特に表示サイズを同等に維持する、とは、表示サイズが等倍あるいは、等倍を超え例えば、1.5倍程度までの比率で拡大すること、または例えば、2分の1以上の表示サイズに縮小することをいう。
表示部12が横向き姿勢の場合、第2表示コンテンツDC2は、横向き姿勢となった直後には、第1表示コンテンツDC1の表示倍率と略等倍とするが、操作者の操作(例えば、複数の指をタッチパネル上で近づけたり遠ざけたりするピンチ操作、タッチパネル上を軽く押すタップ操作、あるいは所定のキー操作やボタン操作など)によって倍率を変更(拡大・縮小)することができる。
なお、図2および図3では説明の便宜上、第1表示領域12Aの内側に第2表示領域12Bおよび第3表示領域12Cを示しているが、実際には、図2(c)、図3(c)(d)において第2表示領域12Bの上下辺と左辺、および第3表示領域12Cの上下辺と右辺は、それぞれ第1表示領域12Aと重畳する(重畳しなくてもよい)。
また、本実施形態では、第1表示領域12Aは表示部12と略同じ形状である場合を例に説明するが、第1表示領域12Aは略矩形状で、表示部12は例えば楕円形状や正方形状であってもよい。その場合であっても操作者にとって第1表示領域12Aが縦長の場合が表示部12の縦向き姿勢であり、第1表示領域12Aが横長の場合が表示部12の横向き姿勢とする。
このように、本実施形態の携帯型多機能端末100は、表示部12を縦向き姿勢(図2(a))にした状態で操作者が表示内容に正対すること(いわゆるポートレートモードでの表示)も、表示部12を横向き姿勢(図2(b))にした状態で操作者が表示内容に正対すること(いわゆるランドスケープモードでの表示)もいずれも可能であり、これらの表示切替は、検出手段14により検出される表示部12の姿勢(携帯型多機能端末100の保持状態)に応じて行われる。
図4を参照して、携帯型多機能端末100の構成を説明する。図3は、図2に示した携帯型多機能端末100の構成例を示すブロック図である。
携帯型多機能端末100は、例えば、ハードウェアの構成として検出手段14と、データ通信手段16と、記憶手段18と、入力手段20と、制御手段22と、表示部12とを有し、これらは、バス40を介して相互に接続される。またソフトウェアの構成として、例えば、オペレーティングシステム(OS)34、表示処理部26などを有する。そしてこれらのハードウェア構成とソフトウェア構成の協働により携帯型多機能端末100の各種機能が実現される。図4では、各種機能のうち、主に本実施形態に関与する部分のみを取り出して機能ブロックとして説明している。またこの構成は一例であり、ここではハードウェアの構成とした機能ブロックであってもソフトウェアの構成として実現できる場合もあり、ソフトウェアの構成とした機能ブロックであってもハードウェアの構成として実現できる場合もあり、これらの組合せとして実現できる場合もある。
入力手段20は、携帯型多機能端末100の操作部である。入力手段20はここでは表示部12に表示されるタッチパネル式のキーパッドであり、各種操作に伴うイベント入力を受け付ける。
記憶手段18は、携帯型多機能端末100が有する各種メモリ、例えばROM(Read Only Memory)、不揮発性半導体メモリ、RAM(Random Access Memory)及びSSD(Solid State Drive)/HDD(Hard Disk Drive)等の総称であり、携帯型多機能端末100のOS34をはじめとする各種アプリケーションプログラム、その他操作者がインターネット回線を通じでダウンロードしたコンテンツ、操作者が入力した情報や、撮影した画像または動画等のデータや、入力手段20、検出手段14およびデータ通信手段16などのハードウェアを制御するデバイスドライバ(API)などを記憶する。
データ通信手段16は、例えば、第3世代移動通信システムのデータ通信機能と、IEEE 802.11シリーズに準拠している無線LANの通信機能とを含み、屋外では携帯電話のデータ通信機能、屋内ではより高速な無線LANと使い分けることができる。また、携帯電話の通信網や、無線LANのアクセスポイントなどの通信ネットワークを介してインターネットに接続された情報配信装置からアプリケーションプログラムを含む各種コンテンツを受信したり、通信ネットワークを介して、電子メール、音声等のデータの送受信を行う。さらにプリンタ等の外部機器に無線接続するために、IEEE802.15.1等の短距離無線通信や赤外線通信機能を備えてもよい。
検出手段14は、表示部12の姿勢(回転)検出センサであり、例えば、センサ自体の加速度(重力加速度を含む)を計測する加速度センサ、方向の変化(基準軸に対する回転運動)を計測するジャイロセンサ(角速度センサ)、地磁気(磁界)の向きを計測する地磁気(磁界)センサ、地磁気センサによって地磁気を検出し方位を特定する方位センサなどである。
制御手段(CPU)22は、OS34を動作させて、携帯型多機能端末100の各種制御を行う。また、入力手段20で受け付けた各種イベント入力に応答して、記憶手段18に記憶したプログラムやデータを読み出し、これに従って各種の処理を実行する。また制御手段22は、姿勢検出センサ14(例えば、ジャイロセンサ)から入力された検出データ(例えば、加速度データ)に基づいて、現在の表示部12の姿勢を判断する。この姿勢の判断では、例えば図2に示すように、表示部12が縦向き姿勢であるか、横向き姿勢であるか、が少なくとも判断される。制御手段22は、判断した表示部12の姿勢に応じた情報をOS34に通知する。また制御手段22は表示手段24を制御する。これにより表示手段24は、表示部12の姿勢に応じた情報をOS34から取得し、その姿勢を判断し、その姿勢に基づいてコンテンツの表示態様を変化させる。
表示手段24は、表示部12と、表示処理部26と、表示部12、メモリ28(例えば、VRAM(Video RAM)32およびバッファ30)などを備え、入力手段20の操作に応じて、表示部12にコンテンツを表示する。例えば操作者によって入力手段20からウェブコンテンツ(基本コンテンツBC)の表示操作が行われると、OS34は、表示処理部26を動作させ、データ通信手段16を介してサーバと通信を行い、所望のウェブコンテンツを取得するとともに、CPU22等のハードウェアと協働して処理を行い、表示部12にウェブコンテンツを表示する。
表示処理部26は、例えば、ウェブコンテンツを取得し、解析し、描写するウェブブラウザであり、姿勢検出センサ14のデバイスドライバを介してOS34によって起動される。表示処理部26は、URLやHTTPプロトコル等に基づきサーバからウェブコンテンツ(基本コンテンツBC)を取得し、記憶手段18に記憶する。表示処理部26は、また、ウェブコンテンツの表示内容を規定するCSS(Cascading Style Sheet)等の外部スタイルシートやECMAScript(登録商標)等の外部スクリプトが存在する場合は、それらも合わせて取得し、記憶する。
また、表示処理部26は、拡張コンテンツECも同様に取得し、記憶する。拡張コンテンツECは、例えば、表示部12の姿勢が変化したことを姿勢検出センサ14が検出し、姿勢検出センサ14のデバイスドライバを介してOS34によって起動される表示処理部26が、必要に応じてネットワーク経由で、または記憶手段18から取得する。あるいは、基本コンテンツBCの取得時にこれと合わせてネットワーク経由で取得され、記憶手段18に記憶される。または、記憶手段18に記憶(キャッシュ)された各種情報(例えば、ユーザー名、電話番号、メールアドレスなどの個人情報や、ホームページのURL情報や閲覧の履歴情報、検索キーワードの情報)に基づいて生成される。
表示処理部26は、ウェブコンテンツ(基本コンテンツBC及び拡張コンテンツEC)を画面に表示するために、HTML等で記述された文書データ、および外部スタイルシートや外部スクリプトを解析し、表示領域のサイズ、テキストの折り返し、フレーム、画像の配置、文字の大きさの調整や色付けなどの情報に基づき、ウェブコンテンツを表示するためのレイアウト処理(レンダリング)を行い、レイアウト処理されたウェブコンテンツを表示部12に表示させる機能を有する。
表示処理部26は、取得したウェブコンテンツ(基本コンテンツBC及び拡張コンテンツEC)のそれぞれの要素について、表示部12の姿勢に応じて表示手段24内のメモリ(バッファ30)上で座標の割り当て(レンダリング)を行う。そして、表示処理部26は、VRAM32を制御し、バッファ30にレンダリングされたウェブコンテンツのうち、表示部12の姿勢に応じて、表示領域(第1表示領域12A、第2表示領域12B、第3表示領域12C)に対応する第1表示コンテンツDC1、第2表示コンテンツDC2および第3表示コンテンツDC3を表示部12に表示する。また表示処理部26は、表示部12の姿勢の変化を検知した場合には、その姿勢に応じて、ウェブコンテンツの表示が操作者に正対するように、ウェブコンテンツをバッファ30上で再レイアウトし、そのレイアウトに基づき、バッファ30に逐次ウェブコンテンツのレンダリングを行う。レンダリングの結果はVRAM32に書き込まれ、表示部12に第1表示コンテンツDC1または、第2表示コンテンツDC2および第3表示コンテンツDC3が表示される。
より詳細には、表示処理部26は、表示部12が縦向き姿勢の場合は、操作者に正対するように基本コンテンツBCのレンダリングを行い表示部12の第1表示領域12Aに第1表示コンテンツDC1を表示する。
一方、表示部12が横向き姿勢の場合は、第1表示領域12Aを2つの表示領域(第2表示領域12Bと第3表示領域12C)に分割し、それぞれに操作者に正対するように第2表示領域12Bに基本コンテンツBCのレンダリングを行うとともに、第3表示領域12Cに拡張コンテンツECのレンダリングを行い、表示部12の第2表示領域12Bに第2表示コンテンツDC2を表示するとともに、第3表示領域に第3表示コンテンツDC3を表示する。
この時、表示処理部26は、第1表示領域12Aの表示幅W1と第2表示領域12Bの表示幅W2とが同程度になるように区画し、第1表示コンテンツDC1を略等倍で(表示サイズを拡大することなく)、第2表示コンテンツDC2を第2表示領域12Bに表示する。
なお、図3の如く、第1表示コンテンツDC1の情報量より基本コンテンツBCの情報量が多い場合、図3(b)において、第1表示コンテンツDC1を下方にスクロール表示すると、その都度、図3(a)に一点鎖線で示す第1表示コンテンツDC1の領域が下方に移動するように再レンダリングされ、表示部12に表示される。第2表示コンテンツDC2および第3表示コンテンツDC3においては、その内容に応じて第1表示コンテンツDC1と同様に再レンダリングし、第1表示コンテンツDC1のスクロールに同期させて表示してもよいし、同期させなくてもよい。例えば、第2表示コンテンツDC2および第3表示コンテンツDC3に広告情報を表示する場合などには、第1表示コンテンツDC1のスクロールに同期して再レンダリングして広告情報を表示し、メニューや新着情報などを表示する場合には、第1表示コンテンツDC1のスクロールと同期させずに常に表示するものとしてもよい。
図5から図7を参照して、本実施形態の情報表示処理について説明する。まず、図5は情報表示処理の流れを説明するフローチャートであり、ここでは姿勢検出センサ14がジャイロセンサである場合を例に説明する。
ステップSA01では、使用者がタッチパネル20から所望のウェブコンテンツ(基本コンテンツBC)のURL等を入力すると、CPU22は、その入力に基づきサーバから基本コンテンツBCを取得するよう表示処理部26を制御する。
表示処理部26は、基本コンテンツBCを取得し、記憶手段18に記憶する。表示処理部26は、また、基本コンテンツBCの表示内容を規定するCSS等の外部スタイルシートやECMAScript(登録商標)等の外部スクリプトが存在する場合は、それらも合わせて取得し、記憶する。
ステップSA03では、姿勢検出センサ14が表示部12の姿勢を検出する。姿勢検出センサ14は、表示部12(携帯型多機能端末100)の姿勢が変わった場合、自らの移動による角速度を検知し、CPU22に通知する。
ステップSA05では、CPU22は定期的な割り込み処理等によって周期的に、あるいは常に、姿勢検出センサ14の検出結果を取得し、姿勢検出センサ14で検出された加速度データに基づき、積分演算処理などにより、角度の検出、すなわち表示部12の回転の有無を検出する。CPU22は、取得した姿勢検出センサ14の検出結果(加速度データの変位値)が所定の範囲内である場合に、コンテンツの表示を回転すべき表示部12の回転(姿勢の変化)があったと判定する。例えば加速度データの変位値に基づく回転角度が90度または90度に近い角度の場合は、縦向き姿勢が横向き姿勢に(あるいはその逆に)変化したと判定する。CPU22は、表示部12の姿勢が変化したことを、例えばCPU22と通信可能なファームウェア等を介して、OS34に通知する(OS34がイベントハンドラを起動してイベントの発生を取得する)。
またCPU22は、表示処理部26を制御し、OS34から表示部12の姿勢の変化を示す情報を取得させる。OS34は、姿勢の変化(イベントの発生)を例えば、ブラウザのイベントキューを介して表示処理部26に通知する。
ステップSA07で、表示処理部26がS34からのイベントの発生を検知すると、ステップSA09でCPU22は、表示処理部26に、表示の切替え処理を開始させる。
ステップSA11では、表示処理部26が、表示部12が縦向き姿勢であるか横向き姿勢であるかを判定し、縦向き姿勢の場合は、ステップSA13に進み、そうでない場合(横向き姿勢の場合)はステップSA15に進む。
表示処理部26は、例えばスタイルシートの表示方向の属性(例えば、CSSのorientation属性、landscape属性、portrait属性やこれに相当する要素の位置制御や表示制御等の属性等)を利用して表示部12の姿勢を取得し、判定する。あるいは、クライアントサイドスクリプト(例えば、JAVASCRIPT(登録商標))の要素の位置制御や表示制御等の制御構文(例えば、傾きの属性(window.orientation属性))等を利用して表示部12の姿勢を取得し、判定する。あるいは、HTMLレンダリングエンジン(例えば、Webkit(登録商標))等を利用して前出の2つの方法を複合した方法などにより表示部12の姿勢を取得し、判定してもよい。
また、ステップSA07においてOS34からの通知に、変化後の姿勢の情報(縦向き姿勢であるか横向き姿勢であるかを示す情報)を含むものとしてもよく、本ステップにおいて表示処理部26が、その情報に基づきステップSA11またはステップSA15のいずれかに進むかを判定するものであってもよい。
ステップSA13では、表示処理部26は、第1表示領域12Aに基本コンテンツBCをレイアウトし、表示部12に表示する。すなわち、縦向き姿勢用のレイアウトを適用してバッファ30に基本コンテンツBCのレンダリングを行う。バッファ30の一部分は第1表示領域12Aのレンダリング用にそれぞれ割り当てられており、これらはバッファ30のアドレスポインタ(表示座標)によって場所が特定される。ここでは第1表示領域12Aは、短辺SEが略水平方向に延在し、短辺SEと長辺LEの長さの比が例えば9:16である縦長の領域である。VRAM32は、レンダリングされたバッファ30の第1表示領域12Aに対応する範囲(基本コンテンツBCの第1表示コンテンツDC1)を表示部12に表示する。
ステップSA15では、表示処理部26は、第2表示領域12Bに基本コンテンツBCをレイアウトするとともに、第3表示領域12Cに、第1表示領域12Aには非表示の拡張コンテンツECをレイアウトし、表示部12に表示する。すなわち、表示処理部26は、横向き姿勢用のレイアウトを適用してバッファ30に基本コンテンツBCのレンダリングを行う。第1表示領域12Aの場合と同様に、バッファ30の一部分は第2表示領域12Bおよび第3表示領域12Cのレンダリング用にそれぞれ割り当てられており、これらはバッファ30のアドレスポインタ(表示座標)によって場所が特定される。ここでは第2表示領域12Bと第3表示領域12Cは、長辺方向において2分割して区画される領域である。第2表示領域12Bはその表示幅W2が第1表示領域12Aの短辺SEの長さW1と同程度の領域とする。また、横向き姿勢用のレイアウトにおいて、第2表示領域12Bの表示サイズは、第1表示領域12Aの表示サイズと略等倍を維持し、第2表示領域12Bと第3表示領域13Cとは横並びで隣り合い、全体として横長の領域となるように割り当てられる。表示処理部26はバッファ30の第2表示領域12Bに対応する領域に、基本コンテンツBCを、第1表示領域12Aと同程度の倍率でレンダリングする。また第3表示領域12Cに対応する領域に、例えば予め取得(あるいは本ステップで取得)し、記憶手段18に記憶するなどしていた拡張コンテンツECをレンダリングする。VRAM32は、レンダリングされたバッファ30の第2表示領域12Bおよび第3表示領域12Cに対応する範囲(基本コンテンツBCの第2表示コンテンツDC2と拡張コンテンツECの第3表示コンテンツDC3)を表示部12に表示する。
なお、ステップSA13とステップSA15では縦用のレイアウトを適用する仕様と横用のレイアウトを適用する仕様を分ける(例えば、それぞれにCSSを準備する)場合を例に説明しているが、これらはプログラム上は1つのプログラムであってもよい。
図6および図7は、上記の表示切替処理の動作を説明する図であり、HTMLタグの記述例を説明する概要図である。図6は、外部スタイルシート(例えば、CSS)のみで姿勢を判断(解釈)し、レイアウトする場合の記述例であり、図7は、クライアントサイドスクリプト(例えば、JAVASCRIPT(登録商標))を利用して、姿勢を判断(解釈)し、レイアウトする場合の記述例である。図6および図7では、基本コンテンツBCの名称を「content」、拡張コンテンツECの名称を「extend」と定義している。
図6では、<style>要素において、orientation属性を利用して、姿勢に応じて適用するレイアウトを振り分ける。つまり、縦向き姿勢の場合は、「縦向き姿勢で適用するレイアウト」を実行し、「content」を、floatプロパティで定義された、第1表示領域に表示するためのサイズ、色などによってレイアウトする。また、「extend」は表示しない。
一方、横向き姿勢の場合は、「横向き姿勢で適用するレイアウト」を実行し、「content」を、floatプロパティで定義された、第2表示領域に表示するためのサイズ、色などによってレイアウトするとともに、「extend」を、floatプロパティで定義された、第3表示領域に表示するためのサイズ、色などによってレイアウトする。
またこの例では、形式状の枠を指定する「flame」要素、「content」要素および「extend」要素は、それぞれ、タグ(例えば、<div>タグ)などによって、グループ化されている。
図7は、例えばJAVASCRIPT(登録商標)を利用する場合の一例を示す。ここではまずJAVASCRIPT(登録商標)のライブラリ(例えば、jQuery)を外部ライブラリとしてダウンロードし、読み込む。その後、表示部12のサイズが変わった場合にその傾きを数値として取得する関数(ここでは「setOperate」関数)を記述する。「setOperate」関数では例えば、<body>要素にCSSクラス(ここでは「orientation」クラス)を追加し、表示部12のサイズが変わった場合の傾きを数値として取得し、「orientation」に格納する。
次に、例えば、傾きが0度の場合を基準として、取得した数値から表示部12の姿勢(縦向き姿勢か横向き姿勢か)を判定する。縦向き姿勢の場合は、「style」要素で定義されている「portrait」を適用し、「landscape」を削除する。一方、横向き姿勢の場合は、「style」要素で定義されている「landscape」を適用し、「portrait」を削除する。尚、傾きの基準は0度に限らず、例えば−90度であってもよい。
<style>要素では、「縦向き姿勢で適用するレイアウト」として、「content」を、floatプロパティで定義された、第1表示領域に表示するためのサイズ(幅、高さ)、背景色などによってレイアウトする。また、「extend」は表示しない。一方、「横向き姿勢で適用するレイアウト」として「content」を、floatプロパティで定義された、第2表示領域に表示するためのサイズ(幅、高さ)、背景色などによってレイアウトするとともに、「extend」を、floatプロパティで定義された、第3表示領域に表示するためのサイズ(幅、高さ)、背景色などによってレイアウトする。
またこの例では、形式状の枠を指定する「section」要素、「content」要素および「extend」要素は、それぞれ、タグ(例えば、<div>タグ)などによって、グループ化されている。
上述した表示切替処理により、使用者が携帯型多機能端末100を縦向き姿勢から横向き姿勢に切り替えた場合、第1表示コンテンツDC1の後半の情報量が非表示とはなるが、第1表示コンテンツDC1とほぼ同一のレイアウトで第2表示コンテンツDC2を表示させることができる。これにより、基本コンテンツBCのレイアウトの崩れを無くすことができるので、基本コンテンツBCの作成者が意図した表示を維持することができる。
また、基本コンテンツBCに隣接して、拡張コンテンツECを表示することができ、限られた表示領域を有効活用することができる。
更に、拡張コンテンツECの表示を望まない場合は、使用者は携帯型多機能端末100の縦向き姿勢で保持すればよく、拡張コンテンツECの表示/非表示を使用者が選択することができる。また、携帯型多機能端末100の設定変更などを行うことなく、表示部12の姿勢の変更のみで、表示/非表示を選択できるので、誰でも容易に拡張コンテンツECの表示/非表示の選択が可能となる。
図8を参照して、拡張コンテンツECの表示例についてさらに説明する。図8(a)は表示部12が縦向き姿勢の場合の第1表示領域12Aの表示例を示す概要図であり、図8(b)(c)は表示部12が横向き姿勢の場合の第2表示領域12B、第3表示領域12Cの表示例を示す概要図である。
図8(a)の如く例えば、第1表示領域12Aにインターネット上の店舗のホームページなどの商品一覧画面(基本コンテンツBCの第1表示コンテンツDC1)が表示されている状態で、表示部12を横向き姿勢とすると、図8(b)の如く、第2表示領域12Bに図8(a)に示す商品一覧の一部の商品一覧画面(基本コンテンツBCの第2表示コンテンツDC2)が表示される。これとともに、第3表示領域12Cには、拡張コンテンツECの第3表示コンテンツDC3として、基本コンテンツBCの広告情報(例えば、リスティング広告、広告バナーなど)が表示される。また、商品ww、商品xxのより詳細な情報や、これらの商品の使用例を説明する動画等などの補足情報が表示されてもよい。
図9は、上記の携帯型多機能端末100の他の形態を示す図であり、図9(a)は表示部12が縦向き姿勢の場合の表示例を示す概要図であり、図9(b)は表示部12が横向き姿勢の場合の表示例を示す概要図である。
る。
図9(a)を参照して、表示部12が縦向き姿勢の場合に、基本コンテンツBCの第1表示コンテンツDC1を表示する第1表示領域12Aに加えて、拡張コンテンツEC1を表示する他の表示領域(第4表示領域12D)を配置してもよい。この場合の第4表示領域12Dは、第1表示領域12Aに比べて大幅に小さい(例えば、第1表示領域12Aの長辺LE方向の長さの比で10:1、8:1など)ものとし、例えば、第1表示領域12Aの下方端部に隣接して設けられる。第4表示領域12Dには例えばバナー広告などの基本コンテンツBCに関連する(または無関係の)簡素な広告情報や、基本コンテンツBCに関する簡素な補足情報などの拡張コンテンツEC1を表示する。
そして図9(b)の如く表示部12を横向き姿勢にした場合には、表示領域全体を第1表示領域12Aの短辺SE(表示幅W1)と同等の表示幅W2の第2表示領域12Bと第3表示領域12Cに区画し、第2表示領域12Bには基本コンテンツBCの第2表示コンテンツDC2を表示し、第3表示領域12Cには、第1表示領域12A(および第4表示領域12D)に非表示の拡張コンテンツEC2を表示するものとしてもよい。拡張コンテンツEC2は、例えば、第4表示領域12Dの拡張コンテンツEC1の詳細情報などである。
また、図9(c)の如く表示部12が横向き姿勢の場合の表示領域は、3つ以上(ここでは第2表示領域12B、第3表示領域12C、第5表示領域12E)に区画され、第3表示領域12C、第5表示領域12Eには異なる拡張コンテンツEC2,EC3がそれぞれ表示されてもよい。
また、拡張コンテンツECとして、比較的大規模なインターネットコミュニティで用いられる、自分の分身となるキャラクター(いわゆる、アバター)を表示してもよい。更に、そのアバターに、広告商品を身に着けさせるなどしてもよい。例えば、基本コンテンツBCとして、第2表示領域12Bに釣り場情報を表示し、第3表示領域12Cに広告情報として、新製品の釣り道具を持つ自身のアバターを表示するものとしてもよい。
更に、図9(a)(b)に示すように、第1表示領域12Aが複数(例えば2つ)の領域(12A1、12A2)に区画されたレイアウトになっていてもよい。
このように携帯型多機能端末100は、表示部12(第1表示領域12A)が短辺SEの長さに対し長辺LEの長さが1.1倍以上となる矩形であり、その長さの違い(縦横幅の差)を利用するとともに、姿勢を変化させた場合の基本コンテンツBCの表示倍率を略等倍に維持することで、表示部12が横向き姿勢の場合に、基本コンテンツBCと、縦向き姿勢の場合に非表示の拡張コンテンツECを表示可能とするものである。
以上、上記の実施形態では、縦向き姿勢と横向き姿勢とで表示部12の姿勢が90度回転する場合を例に説明したが、180度の回転が可能な携帯型多機能端末の場合は180度の回転を検出してもよく、その場合は縦向き姿勢または横向き姿勢から天地(上下)を反転させて表示する。
また、縦向き姿勢用レイアウトと横向き姿勢用レイアウトの表示の切り替えは、OS34が姿勢の変化を検出した後、操作者による所定の操作(ピンチ操作、タップ操作、タッチキー操作、ボタン操作等)を契機として行うものとしてもよい。
また、表示部12と第1表示領域12Aの大きさと形状は異なってもよく、例えば、楕円形の表示部12の内側に矩形状の第1表示領域12Aが設けられるものであってもよい。更に、第1表示領域12Aが略矩形状で、携帯型多機能端末100の外形が正方形、楕円形、円形などであってもよい。
また、第1表示領域12Aの形状は長方形状に限らず、第1の辺と第2の辺の長さが等しい略正方形状(正方形、角丸正方形)であってもよい。
更に、拡張コンテンツECは、第1表示領域12Aに表示されていた第1表示コンテンツDC1のうち、第2表示領域12Bに表示される第2表示コンテンツDC2以外の(第2表示コンテンツDC2以降の)情報であってもよい。
以上、本発明の実施の形態に記載された作用および効果は、本発明から生じる最も好適な作用および効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用および効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。また、実施例に記載した複数の構成のうち、1つの構成に記載している内容を、他の構成に適用することでより遊技の幅を広げられる場合がある。
本発明に係る携帯型多機能端末は、多機能携帯電話(スマートフォン)、タブレット端末などに代表される携帯型多機能端末(スマートデバイス)に適用することができる。
12 表示部
12A 第1表示領域
12B 第2表示領域
12C 第3表示領域
14 姿勢検出センサ
16 データ通信手段
18 記憶手段
20 入力手段
22 制御手段
24 表示手段
26 表示処理部
100 携帯型多機能端末
LE 長辺
SE 短辺

Claims (9)

  1. 通信ネットワークを介してサーバと交信可能な携帯型多機能端末に複数のコンテンツを少なくとも表示する携帯型多機能端末の情報表示方法であって、
    前記携帯型多機能端末は、表示部と、検出手段と、入力手段と、制御手段とを有し、
    前記表示部は、短辺と長辺を有する矩形状であり、
    前記携帯型多機能端末は、読み込んだ条件に従って前記コンテンツを再レイアウトするレンダリング手段を有するブラウザが動作可能であり、
    前記制御手段が、前記ブラウザに、前記入力手段で受け付けた入力に基づき前記サーバから少なくとも一つの前記コンテンツを取得させるステップと、
    前記検出手段が、前記表示部の姿勢を検出するステップと、
    前記制御手段が、前記姿勢を取得して前記ブラウザに通知するステップと、
    前記ブラウザが、前記姿勢を取得および判断し、
    前記表示部の前記短辺の表示サイズを基準幅として、前記表示部の表示幅が前記基準幅と一致する第一の姿勢の場合は、該基準幅を表示領域幅とする前記表示部の第一の表示領域に前記コンテンツを表示し、
    前記表示幅が、前記基準幅を超える第二の姿勢の場合は、前記レンダリング手段による自動的な表示の拡大および/または拡張を実行することなく、前記基準幅を表示領域幅とする前記表示部の第二の表示領域に、前記コンテンツの少なくとも一部を前記基準幅を維持して表示すると共に、前記基準幅を超えた前記表示部の第三の表示領域に他のコンテンツを表示するステップと、
    を具備することを特徴とする携帯型多機能端末の情報表示方法。
  2. 前記他のコンテンツは前記第一の表示領域には非表示の広告情報である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯型多機能端末の情報表示方法。
  3. 前記ブラウザは、前記第一の姿勢と前記第二の姿勢の切り替えによって、前記他のコンテンツの表示および非表示を切り替える、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の携帯型多機能端末の情報表示方法。
  4. 複数のコンテンツを保持するサーバと、
    通信ネットワークを介して前記サーバと交信可能な携帯型多機能端末とを備え、
    前記コンテンツを前記携帯型多機能端末に表示する情報表示システムであって、
    前記携帯型多機能端末は、短辺と長辺を有する矩形状の表示部と、検出手段と、入力手段と、制御手段と、データ通信手段を有し、読み込んだ条件に従ってコンテンツを再レイアウトするレンダリング手段を有するブラウザが動作可能であり、
    前記携帯型多機能端末は、前記入力手段で受け付けた入力データを前記サーバに送信し、
    前記サーバは、前記入力データに対応する少なくとも一つの前記コンテンツを前記携帯型多機能端末に送信し、
    前記携帯型多機能端末は、
    前記検出手段が、前記表示部の姿勢を検出し、
    前記制御手段が、前記姿勢を取得して前記ブラウザに通知し、
    前記ブラウザが、前記姿勢を取得および判断し、前記表示部の前記短辺の表示サイズを基準幅として、前記表示部の表示幅が前記基準幅と一致する第一の姿勢の場合は、該基準幅を表示領域幅とする前記表示部の第一の表示領域に前記コンテンツを表示し、前記表示幅が、前記基準幅を超える第二の姿勢の場合は、前記レンダリング手段による自動的な表示の拡大および/または拡張を実行することなく、前記基準幅を表示領域幅とする前記表示部の第二の表示領域に前記コンテンツの少なくとも一部を前記基準幅を維持して表示すると共に、前記基準幅を超えた前記表示部の第三の表示領域に他のコンテンツを表示する、
    ことを特徴とする情報表示システム。
  5. 前記他のコンテンツは前記第一の表示領域には非表示の広告情報である、
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報表示システム。
  6. 前記ブラウザは、前記第一の姿勢と前記第二の姿勢の切り替えによって、前記他のコンテンツの表示および非表示を切り替える、
    ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の情報表示システム。
  7. 通信ネットワークを介してサーバと交信可能であるとともに、読み込んだ条件に従ってコンテンツを再レイアウトするレンダリング手段を有するブラウザが動作可能な携帯型多機能端末であって、
    長辺と短辺を有し前記コンテンツを表示する矩形状の表示部と、
    前記コンテンツの姿勢の検出が可能な検出手段と、
    各種操作の入力を受け付ける入力手段と、
    前記ブラウザの制御を行う制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記入力手段で受け付けた入力に基づき前記サーバから前記コンテンツを取得し、
    前記制御手段は、前記検出手段が検出した前記姿勢を取得して前記ブラウザに通知し、
    前記ブラウザは、前記姿勢を取得および判断し、
    前記表示部の前記短辺の表示サイズを基準幅として、前記表示部の表示幅が前記基準幅と一致する第一の姿勢の場合は、該基準幅を表示領域幅とする前記表示部の第一の表示領域に前記コンテンツを表示し、
    前記表示幅が、前記基準幅を超える第二の姿勢の場合は、前記レンダリング手段による自動的な表示の拡大および/または拡張を実行することなく、前記基準幅を表示領域幅とする前記表示部の第二の表示領域に前記コンテンツの少なくとも一部を前記基準幅を維持して表示すると共に、前記基準幅を超えた前記表示部の第三の表示領域に他のコンテンツを表示する、
    ことを特徴とする携帯型多機能端末。
  8. 前記他のコンテンツは前記第一の表示領域には非表示の広告情報である、
    ことを特徴とする請求項7に記載の携帯型多機能端末。
  9. 前記ブラウザは、前記第一の姿勢と前記第二の姿勢の切り替えによって、前記他のコンテンツの表示および非表示を切り替える、
    ことを特徴とする請求項7または請求項8に記載の携帯型多機能端末。
JP2014082545A 2014-04-14 2014-04-14 携帯型多機能端末の情報表示方法及びそれを用いた情報表示システム、並びに携帯型多機能端末 Pending JP2014149860A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014082545A JP2014149860A (ja) 2014-04-14 2014-04-14 携帯型多機能端末の情報表示方法及びそれを用いた情報表示システム、並びに携帯型多機能端末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014082545A JP2014149860A (ja) 2014-04-14 2014-04-14 携帯型多機能端末の情報表示方法及びそれを用いた情報表示システム、並びに携帯型多機能端末

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012264840 Division 2012-12-04

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014149860A true JP2014149860A (ja) 2014-08-21

Family

ID=51572713

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014082545A Pending JP2014149860A (ja) 2014-04-14 2014-04-14 携帯型多機能端末の情報表示方法及びそれを用いた情報表示システム、並びに携帯型多機能端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014149860A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016024624A (ja) * 2014-07-18 2016-02-08 ヤフー株式会社 情報表示装置、配信装置、情報表示方法および情報表示プログラム
WO2017120894A1 (zh) * 2016-01-15 2017-07-20 华为技术有限公司 一种显示的方法及终端
CN107071655A (zh) * 2017-03-20 2017-08-18 广东欧珀移动通信有限公司 配置立体声输出的方法、装置、音频播放设备及移动终端
JP2017161974A (ja) * 2016-03-07 2017-09-14 セイコーソリューションズ株式会社 電子機器
JP2017532641A (ja) * 2014-08-28 2017-11-02 フェイスブック,インク. デバイスの向きに基づいて機能を提供するためのシステムおよび方法
JP2020043534A (ja) * 2018-09-13 2020-03-19 Zホールディングス株式会社 情報表示プログラム、情報表示装置、情報表示方法および配信装置
JP2020160895A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 富士フイルム株式会社 プリントシステム、操作システム、プリンタ及び端末
WO2021258319A1 (zh) * 2020-06-24 2021-12-30 深圳传音控股股份有限公司 应用窗口显示方法、终端设备及存储介质
JP2022537150A (ja) * 2019-06-19 2022-08-24 ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド ユーザインタフェースレイアウト方法および電子デバイス
WO2024071641A1 (ko) * 2022-09-30 2024-04-04 삼성전자주식회사 전자 장치 및 그 ui 제공 방법

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003111054A (ja) * 2001-09-28 2003-04-11 Access:Kk 動画配信システム
US20070204220A1 (en) * 2006-02-27 2007-08-30 Microsoft Corporation Re-layout of network content
JP2008017374A (ja) * 2006-07-10 2008-01-24 Sharp Corp 携帯電話機
JP2008158975A (ja) * 2006-12-26 2008-07-10 Sharp Corp 携帯情報端末
JP2008192034A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Sharp Corp 携帯電話機
JP2011103073A (ja) * 2009-11-11 2011-05-26 Yappa Corp 情報表示装置
JP2012038067A (ja) * 2010-08-06 2012-02-23 Brother Ind Ltd 可搬型の端末装置に搭載される制御装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003111054A (ja) * 2001-09-28 2003-04-11 Access:Kk 動画配信システム
US20070204220A1 (en) * 2006-02-27 2007-08-30 Microsoft Corporation Re-layout of network content
JP2008017374A (ja) * 2006-07-10 2008-01-24 Sharp Corp 携帯電話機
JP2008158975A (ja) * 2006-12-26 2008-07-10 Sharp Corp 携帯情報端末
JP2008192034A (ja) * 2007-02-07 2008-08-21 Sharp Corp 携帯電話機
JP2011103073A (ja) * 2009-11-11 2011-05-26 Yappa Corp 情報表示装置
JP2012038067A (ja) * 2010-08-06 2012-02-23 Brother Ind Ltd 可搬型の端末装置に搭載される制御装置

Non-Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
CSNB201101116001; アレン クリストファー Christopher Allen: iPhoneアプリ×Webサイト開発入門 iPhone in Action Introduction to Web and SDK Development 第1版, 20100419, pp.79-80, 日経BP社 瀬川 弘司 *
CSND201100433012; 加藤 俊司: 'マルチデバイス対応サイトの傾向と対策 今や対応は必須。先行するサイトの論理と手法を公開!' Web Designing 第11巻 第9号, 20110901, pp.66-67, (株)毎日コミュニケーションズ *
JPN6014037172; 加藤 俊司: 'マルチデバイス対応サイトの傾向と対策 今や対応は必須。先行するサイトの論理と手法を公開!' Web Designing 第11巻 第9号, 20110901, pp.66-67, (株)毎日コミュニケーションズ *
JPN6015004388; アレン クリストファー Christopher Allen: iPhoneアプリ×Webサイト開発入門 iPhone in Action Introduction to Web and SDK Development 第1版, 20100419, pp.79-80, 日経BP社 瀬川 弘司 *

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9984390B2 (en) 2014-07-18 2018-05-29 Yahoo Japan Corporation Information display device, distribution device, information display method, and non-transitory computer readable storage medium
JP2016024624A (ja) * 2014-07-18 2016-02-08 ヤフー株式会社 情報表示装置、配信装置、情報表示方法および情報表示プログラム
JP2017532641A (ja) * 2014-08-28 2017-11-02 フェイスブック,インク. デバイスの向きに基づいて機能を提供するためのシステムおよび方法
CN108351794B (zh) * 2016-01-15 2021-08-27 华为技术有限公司 一种显示的方法及终端
WO2017120894A1 (zh) * 2016-01-15 2017-07-20 华为技术有限公司 一种显示的方法及终端
CN108351794A (zh) * 2016-01-15 2018-07-31 华为技术有限公司 一种显示的方法及终端
JP2019511029A (ja) * 2016-01-15 2019-04-18 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. 表示方法および端末
JP7043407B2 (ja) 2016-01-15 2022-03-29 華為技術有限公司 表示方法および端末
US10872585B2 (en) * 2016-01-15 2020-12-22 Huawei Technologies Co., Ltd. Display method and terminal
JP2017161974A (ja) * 2016-03-07 2017-09-14 セイコーソリューションズ株式会社 電子機器
CN107071655A (zh) * 2017-03-20 2017-08-18 广东欧珀移动通信有限公司 配置立体声输出的方法、装置、音频播放设备及移动终端
CN107071655B (zh) * 2017-03-20 2020-03-27 Oppo广东移动通信有限公司 配置立体声输出的方法、装置、音频播放设备及移动终端
JP7044674B2 (ja) 2018-09-13 2022-03-30 ヤフー株式会社 情報表示プログラム、情報表示装置、情報表示方法および配信装置
JP2020043534A (ja) * 2018-09-13 2020-03-19 Zホールディングス株式会社 情報表示プログラム、情報表示装置、情報表示方法および配信装置
JP2020160895A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 富士フイルム株式会社 プリントシステム、操作システム、プリンタ及び端末
JP7149215B2 (ja) 2019-03-27 2022-10-06 富士フイルム株式会社 プリントシステム、プリンタ及び端末
US11858283B2 (en) 2019-03-27 2024-01-02 Fujifilm Corporation Printing system, operation system, printer, and terminal
JP2022537150A (ja) * 2019-06-19 2022-08-24 ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド ユーザインタフェースレイアウト方法および電子デバイス
JP7473100B2 (ja) 2019-06-19 2024-04-23 ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド ユーザインタフェースレイアウト方法および電子デバイス
WO2021258319A1 (zh) * 2020-06-24 2021-12-30 深圳传音控股股份有限公司 应用窗口显示方法、终端设备及存储介质
WO2024071641A1 (ko) * 2022-09-30 2024-04-04 삼성전자주식회사 전자 장치 및 그 ui 제공 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014149860A (ja) 携帯型多機能端末の情報表示方法及びそれを用いた情報表示システム、並びに携帯型多機能端末
JP6130335B2 (ja) 情報表示プログラム、配信装置、情報表示方法および情報表示装置
KR102384130B1 (ko) 렌더링된 콘텐츠와의 호버 기반 상호작용
US8286078B2 (en) Apparatus and method for efficiently displaying web contents
US20170220220A1 (en) Advertisement generation apparatus and terminal device
US20110141144A1 (en) Content display magnification changing method and content display magnification changing program
US10878175B2 (en) Portlet display on portable computing devices
US20120066638A1 (en) Multi-dimensional auto-scrolling
US20120304068A1 (en) Presentation format for an application tile
US20190114043A1 (en) Method, apparatus, and electronic device for displaying a page and storage medium
KR20140114645A (ko) 하이퍼링크의 미리 보기 화면 표시 방법 및 그 장치
US20110035663A1 (en) User interface method used in web browsing, electronic device for performing the same and computer readable recording medium thereof
JP2008523488A (ja) 装置上でデジタルビジュアルコンテンツを閲覧するためのシステム及び方法
JP6090173B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
KR102343361B1 (ko) 전자 기기 및 이의 웹 페이지 디스플레이 방법
JP2012008686A (ja) 情報処理装置および方法、並びにプログラム
JP5599959B1 (ja) 情報処理装置
JP6223310B2 (ja) 情報表示プログラム、配信装置、情報表示方法および情報表示装置
US10025757B2 (en) Information display device, delivery device, information display method, and non-transitory computer readable storage medium
CN106598398B (zh) 一种视频全屏的实现方法及电子设备
JP6339550B2 (ja) 端末用プログラム、端末装置及び端末制御方法
JP5997328B2 (ja) プログラム及び端末装置
JP2012084058A (ja) コンテンツ表示倍率変更方法、コンテンツ表示倍率変更プログラム、及びコンテンツ表示倍率変更装置
US20210389849A1 (en) Terminal, control method therefor, and recording medium in which program for implementing method is recorded
JP6279679B2 (ja) プログラム、端末装置、装置及び配信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20140609

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140609

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20140717

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140902

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150409

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150721