JP2008153564A - Cvd装置 - Google Patents

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JP2008153564A
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Takashi Ogawa
剛史 小川
Takatoshi Ikeda
貴俊 池田
Hidetoshi Furukawa
秀利 古川
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】排気配管のメンテナンス周期を低減できるCVD装置を提供する。
【解決手段】本実施形態におけるCVD装置の排気配管は、L字排気配管101のL字部と配管延長部107とを開閉用のバルブA104で分離できるようにしており、また、配管延長部107の途中に接続ポート105を設け、ドレーン部108とそれ以外の部分を分離できるようにし、ドレーン部108以外の部分は真空排気管109を通じて真空引きできる構成となっている。
【選択図】図1

Description

基板への膜成長を行うためのCVD装置に関し、特にその排気配管の構造に関する。
図2は、従来のCVD(Chemical Vapor Deposition(化学気相成長))装置の構成概略図(例えば特許文献1参照)であり、CVD装置201内には反応炉202が設けられている。炉内はヒーター206によって高温状態となり、ガス導入部203から供給された処理ガスがウエハ205上に導入され成膜処理される。処理後の未反応ガス204などの排気ガスが排気配管207を通り除害装置210によって無害化され排出される。このような排気系を備えたCVD装置において、排気系を介して排気される排気ガス中には余った未反応ガスが含まれている。前記未反応ガスは前記除害装置に達すると、前記除害装置内の吸着剤により有害成分が除去されるとともに、反応性もほぼ無くなる。
しかし、前記除害装置と前記反応炉をつなぐ排気配管内では未だ反応性を有するため、前記排気配管内で反応副生成物が形成される。この結果、排気系の排気コンダクタンスが変化し、成膜条件へ影響を及ぼしてしまう。このため、CVD装置は排気系設備の定期的なメンテナンスを実施する必要があり、それが設備の稼働率を低下させる一つの要因となっている。これを防止する目的で従来から各種の反応副生成物捕獲装置が使用されている。
従来の反応副生成物捕獲装置として、例えば、排気配管にトラップを仕掛け、冷却させることにより、反応副生成物を積極的に付着させて捕集する方法、或いは、特許文献2のように配管に取出口を設け、前記取出口を開くことにより、取出用具等を用いて配管を清掃し反応副生成物を除去する方法などがある。
特開平08−330292号公報 特開平11−329978号公報
しかし、トラップを用いる方法では、基板の大口径化に伴うプロセスガスの流量増加によるトラップ能力の低下や、冷却装置を用いなければならないことによる装置の大型化を招いてしまう。また、単に配管に取出口を設けて、その部分を開いて清掃する方法では、清掃時に配管に空気が混入し、除害系に流れてしまう可能性があり安全性に問題がある。また、全排気系を真空にしなければならないため、真空引きに時間がかかり、メンテナンス時間が長くなってしまう。
近年のCVD装置はウエハ複数枚同時処理のため設備が大型化し、使用ガス量の増加に伴い、未反応ガス量が増加している。また、排気系も複数の経路を備えているため、多様な形状をした配管があり、形状による違いから反応副生成物の形成が変化し、新たな課題も生じている。特に排気方向を直角に曲げるためのL字配管では、ガスの流れが変わり、排気系のコンダクタンスが変化するために、反応副生成物が堆積しやすい。その反応副生成物が排気配管を閉塞していくことで、反応炉内の圧力制御が困難になったり、複数の排気配管間でコンダクタンスに差が生じ、反応炉内でのガスの流れの均一性を妨げる等の問題が発生し、短期間の装置使用で装置のメンテナンスを行わなければならず、稼働率低下が問題となっている。
上記課題を解決するために、本発明のCVD装置は、反応炉と排気配管とを備えたCVD装置であって、前記排気配管は屈曲部を有しており、前記屈曲部に設けられた開閉バルブと、前記開閉バルブの下部に真空排気用枝管を備えた配管延長部を有することを特徴とする。
本発明によれば、排気配管の屈曲部に付着した反応副生成物を、真空を破らずに除去するため、排気配管を経由して除害設備に空気が混入することを防止でき、安全性を上げることができる。また、反応副生成物の溜まりやすい部分を、バルブを用いて排気配管の主要部と分離できるため、メンテナンス時に装置を停止させずに済み、メンテナンス周期の低減が図れる。
図1は本発明の実施形態におけるCVD装置の排気配管部の構成概略図である。CVD装置の全体構成は図1に示した構造以外は図2に示したのと同様である。
図1において、101はL字排気配管、102は未反応ガス、103は反応副生成物、104はバルブA、105は接続ポート、106はバルブB、107は配管延長部、108はドレーン部、109は真空排気管、110は短管部である。
本実施形態におけるCVD装置の排気配管の特徴は、L字排気配管101のL字部と配管延長部107とを開閉用のバルブA104で分離できるようにしていること、また、配管延長部107の途中に接続ポート105を設け、ドレーン部108とそれ以外の部分を分離できるようにし、ドレーン部108以外の部分は真空排気管109を通じて真空引きできるようにした点にある。
以下に本発明のCVD装置の動作について、図面を参照しながら説明する。
まず、接続ポート105、バルブB106を開き、バルブA104を閉じた状態で真空引きを行い、配管延長部107を減圧状態にしておく。CVD装置201の反応炉202に処理ガスが供給され、ウエハ205上に成膜された後、未反応ガスが排気系に排出されると、L字排気配管101部分で反応副生成物103が付着してくる。
反応副生成物103が付着してきたら、排気配管に処理ガスが流れていない状態にし、バルブA104を開き、開閉前後の圧力差を利用して、反応副生成物103をドレーン部108へと隔離する。こうすることにより排気配管に空気が入ることなく反応副生成物を配管から取り出すことができる。配管延長部107において、接続ポート105によってドレーン部108が着脱可能となっており、反応副生成物103をドレーン部108に隔離した後、ドレーン部108を取り外し、清掃した後、もう一度取り付けることができる。
その後、バルブA104を閉じ、接続ポート105が開いた状態で、バルブB106を開き、真空排気管109より排気ポンプ209を用いて十分真空引きを行い、リークチェックを行った後、バルブB106を閉じ、配管延長部107を再び元の減圧状態にしておく。
このように、排気配管を大気開放せずに、配管延長部のみを真空引きすればよいので、除害系に空気を排出することなく安全に作業でき、また真空引きの時間も短縮できる。こういった作業中もバルブA104が閉じている限り、排気配管と配管延長部とは空間的に切り離されているため、CVD装置を停止させてメンテナンスを行わずに済み、装置稼働率が向上する。
本発明に係るCVD装置は、メンテナンス周期を大幅に低減できるため、半導体産業や液晶産業等の量産設備に適用する上で有用である。
本発明の実施形態におけるCVD装置の排気配管部の構成概略図 従来のCVD装置の構成概略図
符号の説明
101 L字排気配管
102 未反応ガス
103 反応副生成物
104 バルブA
105 接続ポート
106 バルブB
107 配管延長部
108 ドレーン部
109 真空排気管
110 短管部
201 CVD装置
202 反応炉
203 ガス導入部
204 未反応ガス
205 ウエハ
206 ヒーター
207 排気配管
208 圧力コントローラー
209 排気ポンプ
210 除害装置

Claims (2)

  1. 反応炉と排気配管とを備えたCVD装置であって、
    前記排気配管は屈曲部を有しており、前記屈曲部に設けられた開閉バルブと、前記開閉バルブの下部に真空排気用枝管を備えた配管延長部を有することを特徴とするCVD装置。
  2. 前記配管延長部に接続ポートを設け、前記接続ポートにより前記配管延長部の一部が着脱可能であることを特徴とする請求項1に記載のCVD装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109778144A (zh) * 2017-11-13 2019-05-21 昭和电工株式会社 化学气相沉积装置

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