JP2008152569A - 符号読み取り装置、符号読み取り装置の制御プログラム、符号読み取り装置の制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

符号読み取り装置、符号読み取り装置の制御プログラム、符号読み取り装置の制御プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】高い読み取り精度で符号の読み取りを行うことができる符号読み取り装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る携帯通信装置は、QRコードから情報を読み取る装置である。携帯通信装置からQRコードまでの距離を測定する距離検出部9と、距離検出部によって測定した距離が、情報を正確に読み取ることができる適正距離であるか否かを判定する距離判定部23と、距離判定部23がQRコードまでの距離が適正距離であると判定した場合、主制御部19が表示ドライバ16を制御して規定の大きさでQRコードのプレビュー表示を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報を図形パターンとして示した、例えば一次元または二次元コード等の符号から該情報を読み取る符号読み取り装置、符号読み取り装置の制御プログラム、符号読み取り装置の制御プログラムを記録した記録媒体に関するものである。
近年、物流、製造を中心に様々な分野において、バーコードまたは2次元コードを利用して、商品コード、賞味期限、製造履歴情報、発注者情報、および受注者情報等各種情報を記録している。そして、必要なタイミングで上記バーコードまたは2次元コードから情報を読み取って活用できるようになっている。また、例えばチラシなどに上記したバーコードを印刷し、製品などの各種情報を読み取ることができるようにもなっている。
このように、様々な分野において、各種情報の記録に上記したバーコードまたは2次元コードが活用されている。
ところで、このバーコードまたは2次元コードによって記録された各種情報は、例えばスキャナまたは携帯通信装置が備える撮像装置(カメラ)等によって読み取られ利用することができるようになっている。このため、例えば、上記バーコードまたは2次元コードの画質が劣化して不鮮明となると、上記画像読み取り装置による情報の読み取り誤りが生じたり、読み取り処理に時間がかかったりする。
そこで、特許文献1では、上記したように画像読み取り対象の画質が低いため、撮影して得た画像から情報を取り出すための復号処理に時間がかかる場合、この復号処理の状況をユーザに提供することで、ユーザが被るストレスを緩和させる画像処理装置が開示されている。
特開2005−223574(2005年8月18日公開)
ところで、上記した読み取り対象の画質が低い場合だけではなく、以下の場合であってもバーコードまたは2次元コードの読み取りに時間がかかったり、正常に画像を読み取ることができなかったりするという問題が生じる。
すなわち、バーコードまたは2次元コードの読み取り処理時に、該バーコードまたは2次元コードと上記画像読み取り装置との間の距離が適切に保たれない場合である。
より具体的には、例えば、2次元コードとしてQRコード(登録商標)を、携帯通信装置が備える撮像装置によって読み取る場合、該携帯通信装置ではこの読み取り状況(QRコードのプレビュー画像)を表示部に表示させて確認できるように構成されている。ところで、通常この表示部には一定の倍率で被写体であるQRコードが表示される。そこで、このQRコードの寸法が小さい場合、このQRコードをできるだけ表示部の表示領域いっぱいに表示させようとすると、上記撮像装置とQRコードとの距離が近くなってしまう。
このように、上記撮像装置とQRコードとが必要以上に近接してしまうと、撮像装置は的確にQRコードを読み取ることができず、結果として読み取りに時間がかかったり、あるいは正常に読み取れなかったりするといった結果を招くこととなる。
しかしながら、上記従来の構成では、高い読み取り精度でバーコードを読み取れるように、該バーコードと撮像装置との間の距離を適切に保てるような構成となっていない。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、高い読み取り精度で符号の読み取りを行うことができる符号読み取り装置、符号読み取り装置の制御プログラム、符号読み取り装置の制御プログラムを記録した記録媒体を実現することにある。
本発明に係る符号読み取り装置は、上記した課題を解決するために、情報を図形パターンとして示した符号から該情報を読み取る符号読み取り装置であって、当該符号読み取り装置から上記符号までの距離を測定する測定部と、上記測定部による測定結果に基づき、上記符号までの距離が、上記情報を正確に読み取ることができる適正距離であるか否かを判定する距離判定手段と、距離判定手段が上記符号までの距離が上記適正距離であると判定した場合、この判定結果を通知する通知手段と、を備えることを特徴とする。
上記情報とは、例えば、数字、文字、および記号等である。また、上記符号とは、例えば、バーコード等の一次元コードまたはQRコード(登録商標)等の二次元コードなどが挙げられる。
上記した構成によると測定部を備えているため当該符号読み取り装置から符号までの間の距離を測定することができる。また、距離判定手段を備えているため、測定部からの測定結果にから上記適正距離であるか否かを判定することができる。また、通知手段を備えているため、距離判定部による判定結果に応じて上記符号までの距離が上記適正距離となる配置関係を、符号読み取り装置のユーザに通知することができる。
このため、本発明に係る符号読み取り装置は、当該符号読み取り装置から符号までの距離が上記適正距離となる位置で符号の読み取り処理を行うことができる。よって、本発明に係る符号読み取り装置は、高い読み取り精度で符号の読み取りを行うことができるという効果を奏する。
本発明に係る符号読み取り装置は、上記した構成において、読み取り対象となる符号を撮影する撮像部と、上記撮像部によって取得された上記符号の画像データを表示する表示部とをさらに備え、上記距離判定手段が上記符号までの距離が適正距離であると判定した場合、上記通知手段は、読み取り対象となる符号の画像データを上記表示部における表示領域において規定された大きさで表示するように構成されていることが好ましい。
上記構成によると、上記距離判定手段が上記符号までの距離が適正距離であると判定した場合、上記通知手段は、読み取り対象となる符号の画像データを上記表示部における表示領域において規定された大きさで表示することができる。
このため、当該符号読み取り装置のユーザは、上記符号の表示状態からこの符号読み取り装置が符号に対して適切な距離に位置していることを把握することができる。
さらにまた、表示部における符号の表示状態によって、当該符号読み取り装置と符号との間の距離が適正距離であることを通知することができるため、利用者は、この符号読み取り装置と符号との距離を適正距離に容易に維持することができる。
つまり、符号読み取り装置と符号との間の距離が適正距離であるにも関わらず表示部の表示領域に対して符号が小さく表示されていたり、あるいは逆に大きくはみ出した表示となったりする場合、この表示領域範囲において符号を適切な大きさで表示させたいというユーザ心理が働く。そこで、ユーザは、符号読み取り装置を必要以上に符号に近づけたり、あるいは遠ざけてしまったりする。
しかしながら、本発明に係る符号読み取り装置は、表示部において符号を規定の大きさで表示し、当該符号読み取り装置と符号との間の距離が適正距離であることを通知するため、符号読み取り装置を必要以上に符号に近づけたり、あるいは符号から遠ざけてしまったりすることを防ぐことができる。
また、本発明に係る符号読み取り装置は、上記した構成において、上記通知手段が、上記適正距離にて撮影した符号の画像データの画素数に基づき該符号のサイズを算出するサイズ算出手段と、上記サイズ算出手段により算出した符号のサイズに基づき、表示部において規定の大きさで表示するように上記画像データの表示倍率を決定する倍率決定手段とを備え、上記読み取り対象となる符号の画像データを上記倍率決定手段によって決定した表示倍率にて上記表示部で表示ように構成されていることが好ましい。
上記構成によるとサイズ算出手段を備えているため読み取り対象となる符号の大きさを特定することができる。また、倍率決定手段を備えているため、読み取り対象となる符号の大きさから、該符号の画像データを表示部において規定の大きさで表示することができる表示倍率を決定することができる。
したがって、本発明に係る符号読み取り装置は、符号の大きさに関わらず該符合を規定の大きさで表示できるように調整することができる。
また、本発明に係る符号読み取り装置は、上記した構成において、音声を出力する音声出力部を備え、距離判定手段が上記符号までの距離が上記適正距離であると判定した場合、上記通知手段は、該判定結果を示す音声を出力するように上記音声出力部を制御するように構成されていることが好ましい。
上記構成によると、距離判定手段が上記符号までの距離が上記適正距離であると判定した場合、通知手段によって音声を出力することができる。このため、距離判定部による判定結果に応じて上記符号までの距離が上記適正距離となる配置関係を、符号読み取り装置のユーザに通知することができる。
したがって、本発明に係る符号読み取り装置は、当該符号読み取り装置から符号までの距離が上記適正距離となる位置で符号の読み取り処理を行うことができる。よって、本発明に係る符号読み取り装置は、高い読み取り精度で符号の読み取りを行うことができる。
また、本発明に係る符号読み取り装置は、上記した構成において、発光する発光部を備え、距離判定手段が上記符号までの距離が上記適正距離であると判定した場合、上記通知手段は、上記発光部が発光するように制御するように構成されていてもよい。
上記構成によると、距離判定手段が上記符号までの距離が上記適正距離であると判定した場合、通知手段によって発光部を発光させることができる。このため、距離判定部による判定結果に応じて上記符号までの距離が上記適正距離となる配置関係を、符号読み取り装置のユーザに通知することができる。
したがって、本発明に係る符号読み取り装置は、当該符号読み取り装置から符号までの距離が上記適正距離となる位置で符号の読み取り処理を行うことができる。よって、本発明に係る符号読み取り装置は、高い読み取り精度で符号の読み取りを行うことができる。
なお、上記符号読み取り装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記符号読み取り装置をコンピュータにて実現させる符号読み取り装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も本発明の範疇に入る。
本発明に係る符号読み取り装置は、以上のように、情報を図形パターンとして示した符号から該情報を読み取る符号読み取り装置であって、当該符号読み取り装置から上記符号までの距離を測定する測定部と、上記測定部による測定結果に基づき、上記符号までの距離が、上記情報を正確に読み取ることができる適正距離であるか否かを判定する距離判定手段と、距離判定手段が上記符号までの距離が上記適正距離であると判定した場合、この判定結果を通知する通知手段と、を備えることを特徴とする。
よって、本発明に係る符号読み取り装置は、高い読み取り精度で符号の読み取りを行うことができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態について図1ないし図7に基づいて説明すると以下の通りである。すなわち、本実施の形態に係る携帯通信装置1は、基地局を介して他の携帯通信装置と通信を確立することができるものである。この携帯通信装置1の外観形状は、図2に示すように、基地局と通信を確立するためのアンテナ2、通話時に音声を出力するスピーカ3、通話時に音声が入力されるマイク4、各種情報が表示される表示部5、および各種情報を入力する操作部6を備えている。そして、表示部5が設けられている面と操作部6が設けられている面とが重ね合わさるように折りたたむことができるようになっている。
また、携帯通信装置1の筐体において、表示部5が備えられている面とは反対側の面には、図3に示すように撮像部7、発光部8、および距離検出部9をさらに備えている。
なお、図2および図3は、本実施の形態に係る携帯通信装置1の外観形状の一例を示す斜視図である。
(携帯通信装置のハードウェア構成)
次に、上記した外観形状を有する携帯通信装置1のハードウェア構成について図4を参照して説明する。図4は、本発明の実施形態を示すものであり、携帯通信装置1の要部構成を示すブロック図である。
図4に示すように、本実施の形態に係る携帯通信装置1は、上記したアンテナ2、スピーカ(音声出力部)3、マイク4、表示部5、操作部6、撮像部7、発光部8、および距離検出部(測定部)9に加えて、無線部10、通信制御部11、信号処理部12、画像処理部13、第1メモリ14、表示ドライバ16、第2メモリ15、および主制御部19を備えてなる構成である。
ここで、第1メモリ14は、バッファ的な役割を果たすものであり、第2メモリ15は、フラッシュメモリのように恒久的にデータを蓄積する役割を果たすものである。なお、携帯通信装置1の記憶装置である第1メモリ14および第2メモリ15は、携帯通信装置1の仕様に応じて構成を適宜変更可能であり、例えば、一体として設けてもよい。
そして、このように構成された携帯通信装置1は、以下のようにして、通話機能、カメラ機能、およびバーコード読み取り機能などを実行することができる。
まず、携帯通信装置1では、通信制御部11による送受信制御のもとに、無線部10がアンテナ2を介して基地局(不図示)との信号の送受信を行い、信号処理部12が無線部10で送受信される信号に所定の信号処理を施す。これによって、携帯通信装置1では、基地局を介して相手側装置から送信されてくる音声をスピーカ3から出力したり、マイク4から入力される音声を、基地局を介して相手側装置に送信したりする、いわゆる通話機能が実現されている。
また、携帯通信装置1は、CCD(charge coupled device)やCMOSによって構成された撮像部7および補助光源に用いられる発光部8を備えている。そして、カメラ起動指示を操作部6が受け付けると、該指示に応じて、画像処理部13が撮像部7を起動させ画像を撮影させる。このように画像を撮影すると、画像処理部13によって露出・画質などを調整した後、撮影結果を第1メモリ14に格納し、表示部5に画像をプレビュー表示するようになっている。また、このプレビュー表示の状態で操作部6により入力された操作指示に基づいて画像を第2メモリ15に格納するようになっている。すなわち、このような動作によって、携帯通信装置1ではいわゆるカメラ機能が実現されている。
また、携帯通信装置1は、上述したカメラ起動指示ではなく、QRコード読み取り指示を操作部6が受け付けた場合も、上記と同様に撮像部7を起動させ、表示部5に画像をプレビュー表示する。そして、さらにQRコードの読み取り開始指示を、操作部6を介して受け付けたら、現在のプレビュー表示に対応する撮影結果を主制御部19が解析し、その解析結果を第1メモリ14に一時格納する。このようにしてQRコードの画像解析結果が第1メモリ14に格納されると、主制御部19からの指示に応じて表示ドライバ16がこの解析結果を読み出し表示部5に表示させる。
このように、本実施の形態に係る携帯通信装置1は、表示部5において、QRコードに記録された情報の解析結果を表示させることができる。すなわち上記した処理によって、本実施の形態に係る携帯通信装置1は、いわゆるバーコード読み取り機能を実現することができる。
なお、本実施の形態に係る携帯通信装置1では、バーコード読み取り機能を実行する際、撮像部7と被写体であるバーコードとの距離が、適切な距離にあるか否かを判定するため、両者の間の距離を測定するための距離検出部9をさらに備えている。
この距離検出部9は、赤外線を照射しその反射光を受光することにより被写体までの距離を測定するように構成されており、受光した結果を主制御部19に送信する。また、距離検出部9は、撮像部7とバーコードとの間の距離をできるだけ正確に測定するため、距離検出部9における赤外線の照射部(不図示)とバーコードとの間の距離が、撮像部が備えるレンズ面(不図示)とバーコードとの間の距離と略等しくなるように該距離検出部9を配置させる。
以上のように構成された携帯通信装置1におけるQRコードの読み取り処理の詳細について説明する。
(QRコードの詳細について)
まずここで、上記携帯通信装置1におけるQRコードの読み取り処理において読み取り対象となるQRコードの詳細、特にはQRコードのバージョン(種類)とQRコードの寸法について説明する。
QRコードのバージョンは、QRコード内のセル構成(セル数)に応じて1〜40まで設定されている。なお、このセルとは、QRコードを構成している四角い黒白の領域であり、セル構成とはQRコード中に含まれるこのセルの数である。例えば、バージョン1は、21セル×21セルであり、バージョン数が上がるごとに縦横それぞれのセル数が4つずつ増えていく。その結果、バージョン40では、177セル×177セルとなる。
ところで、QRコードに含めるデータ量が大きくなるとQRコードを構成するセルを多く必要とする。このため、QRコードに含めるデータ量が大きくなるにつれQRコード自体も大きくなる。さらにQRコードの実寸法は、バージョンを決定した上で上記セルをどのくらいのサイズで印字するかによっても決まる。
このように、QRコードに含める情報量および各セルの印字サイズによってQRコードのサイズは様々となる。
(QRコード読み取り処理に関するソフトウェア構成)
次に図1を参照してQRコード読み取り処理に関する本実施の形態に係る携帯通信装置1のソフトウェア構成について説明する。図1は、本発明の実施形態に関するものであり、QRコードの読み取り処理に関する携帯通信装置1の要部構成を示すブロック図である。
図1に示すように、主制御部19は、機能ブロックとして指示受付け部21、コード解析部22、距離判定部(距離判定手段)23、バージョン特定部24、セルサイズ算出部25、コードサイズ特定部26、および表示データサイズ変換部(倍率決定手段)27を備えてなる構成である。なお、この各機能ブロックは、上記主制御部19が例えばCPUにより実現される場合、該CPUが第2メモリ15に記憶されたプログラムを第1メモリ14に読み出し実行することで実現できる。
なお、バージョン特定部24、セルサイズ算出部25、コードサイズ特定部26、および表示データサイズ変換部27と、表示ドライバ16とによって通知手段を実現する。そして、この通知手段におけるバージョン特定部24、セルサイズ算出部25、およびコードサイズ特定部26によってサイズ算出手段を実現する。
また、図1に示すように、第2メモリ15は、適正距離情報31、バージョン情報32、寸法対応表33、および表示倍率変換表34を記憶する構成である。
まず、主制御部19が有する各機能ブロックについて説明する前に、第2メモリ15に記憶している各種情報について説明する。
適正距離情報31は、QRコード読み取り処理において適切となる、撮像部7と該QRコードとの間の距離(適正距離)を示す情報である。すなわち、この適正距離情報31は、被写体(QRコード)の画像データ40を精度よく取得できる距離を示す情報であり、携帯通信装置1が備える撮像部7の有する性能(例えば、焦点距離等)に応じて決定することができる。
バージョン情報32は、QRコードにおいて規定されているバージョンに関する情報であり、QRコードのセル数とバージョン番号との対応関係が示されている。
寸法対応表33は、被写体であるQRコードの寸法(サイズ)を求めるための表であり、より具体的には、図5に示すように、適正距離とQRコードから読み取った画像データ40のドット数との対応関係と、該対応関係に応じたQRコードの寸法が、QRコードのバージョンごとに記録されている。この図5は、本実施の形態に係る第2メモリ15に記憶する寸法対応表33の一例を示す図である。
表示倍率変換表34は、当該携帯通信装置1において適切な大きさで、撮影したQRコードがプレビュー表示されるように表示倍率を規定した情報を示す表である。より具体的には、図6に示すように適正距離とQRコードの寸法との対応関係と、該対応関係に応じた表示倍率が示されている。なお、この図6は、本実施の形態に係る第2メモリ15に記憶する表示倍率変換表34の一例を示す図である。
なお、この表示倍率は、本実施の形態に係る携帯通信装置1が有する表示能力と、QRコードをプレビュー表示させる表示領域の大きさとによって規定される値である。すなわち、プレビュー表示において予め、適切なQRコードの表示状態(表示サイズ)が規定されており、上記表示倍率はこの表示状態となるように算出された倍率である。
次に、主制御部19が備える各機能ブロックについて説明する。
指示受付け部21は、操作部6によって入力された、QRコード撮影モードへの設定切り替え指示を受付け、画像処理部13にQRコードの読み取りを指示するものである。指示受付け部21からの指示に応じて、画像処理部13は撮像部7を制御してQRコードの撮影を行う。そして画像処理部13は、この撮影により得られたQRコードの画像データ40に対して露出・画質などを調整し第1メモリ14に一時記憶する。
また、指示受付け部21は、上述のようにQRコード撮影モードへの設定の切り替え指示を受け付けると、さらに距離検出部9に対して、撮像部7から被写体(QRコード)までの間の距離を測定するように指示するものでもある。この指示に応じて、距離検出部9は、撮像部7と距離検出部9との間の距離を測定し、その測定結果を距離判定部23に入力する。
さらにまた、指示受付け部21は、操作部6から入力された、QRコード読み取り決定処理指示を受付け、撮影して得たQRコードの画像データ40を第1メモリ14から読み出し、該画像データ40を解析するようにコード解析部22に対して指示するものでもある。
なお、上記QRコード撮影モードとは、QRコードの決定画像データを取得するための準備モードである。また、上記決定画像データとは、情報を読み取るための解析対象となるQRコードの画像データである。
すなわち、上記QRコード撮影モードは、被写体であるQRコードの撮影状態を表示部5においてプレビュー表示させユーザからのQRコード読み取り決定処理を待ち受ける設定状態である。本実施の形態に係る携帯通信装置1では、QRコード撮影モードに設定されている状態で、操作部6を介して指示受付け部21がQRコード読み取り決定処理の指示を受け付けると、QRコード撮影モードでプレビュー表示していQRコードの画像データ40を決定画像データとする。そして、後述するコード解析部22がこの決定画像データを解析処理する。
コード解析部22は、指示受付け部21からの指示に応じて、QRコードの画像データ40、すなわち決定画像データを解析して、該QRコードに含まれる情報を読み取るものである。コード解析部22は、読み取った上記情報を表示ドライバ16に出力するとともに、表示部5に表示させるように指示する。
距離判定部23は、距離検出部9から入力された測定結果に基づき、適正距離情報31を参照して撮像部7と被写体(QRコード)との間の距離が所定の適正距離であるか否かを判定するものである。この判定において、撮像部7と被写体(QRコード)との間の距離が所定の適正距離となった場合、バージョン特定部24に対して撮影されたQRコードのバージョンを特定するように指示する。
バージョン特定部24は、距離判定部23からの指示に応じて第1メモリ14に格納された画像データ40を読み出し、撮影されたQRコードのバージョンを特定するものである。この、バージョン特定部24は、第2メモリ15に格納されているバージョン情報32を参照することで撮影されたQRコードのバージョンを特定することができる。
セルサイズ算出部25は、バージョン特定部24からの指示に応じて、QRコードの画像データ40における1セルあたりの縦、横のドット数(画素数)を求めるものである。
セルサイズ算出部25は、1セルあたりの縦横のドット数を求めると、該ドット数と、バージョン特定部24により特定されたQRコードのバージョンと、に関する情報それぞれをコードサイズ特定部26に出力する。
コードサイズ特定部26は、セルサイズ算出部25から入力された、1セルあたりの縦横のドット数と、バージョン特定部24により特定されたQRコードのバージョンとに関する情報に基づき寸法対応表33を参照して、被写体となるQRコードの寸法を求めるものである。コードサイズ特定部26は、QRコードの寸法を求めると表示データサイズ変換部27に出力する。
表示データサイズ変換部27は、コードサイズ特定部26から入力されたQRコードの寸法に基づき、表示倍率変換表34を参照して撮影したQRコードの表示倍率を決定するものである。表示データサイズ変換部27は、QRコードの表示倍率を決定すると、その倍率でQRコードのプレビュー表示を行うように表示ドライバ16に指示する。
以上のように、本実施の形態に係る携帯通信装置1では、機能ブロックとして、指示受付け部21、距離判定部23、バージョン特定部24、セルサイズ算出部25、コードサイズ特定部26、および表示データサイズ変換部27を備える。このため、撮像部7とQRコードとの間の距離が適切な距離(適正距離)にあるとき該QRコードを最適な大きさで表示領域に表示させることができる。
また、コード解析部22を備えるため、撮像部7とQRコードとの間の距離が適切な距離(適正距離)にあるときに撮影した画像データ40(決定画像データ)に基づき、該画像データに含まれる情報を読み出すことができる。
(QRコード撮影処理の処理フロー)
以下において、図7を参照して、本実施の形態に係る携帯通信装置1におけるQRコード読み取り処理の処理フローを説明する。なお、図7に示すQRコード読み取り処理において、ステップS11〜ステップS14までがQRコード撮影モードの処理について示しており、ステップS15では、QRコード読み取り決定処理について示す。
まず、携帯通信装置1では、指示受付け部21が、操作部6を通じて、ユーザからQRコード撮影モードへの設定の切り替え指示を受け付けると、画像処理部13に指示して撮像部7を起動させる。このようにして、携帯通信装置1は、QRコード撮影モードとなる。
上記QRコード撮影モードとなると、画像処理部13からの制御指示に応じて撮像部7がQRコードの画像データ40を取得する。そして、撮像部7は、この取得した画像データ40を画像処理部13に送信する。
上記画像処理部13は、QRコードの画像データ40を撮像部7から受信すると、この受信した画像データ40に対して露出、および画質などを調整して第1メモリ14に一時記憶させる。このようにして、本実施の形態に係る携帯通信装置1では、QRコードの画像データ40の取り込みを行うことができる(ステップS11、これ以降ではS11のように称する)。
なお、画像処理部13は、上記画像データ40を第1メモリ14に一時記憶させると、この記憶した画像データ40のプレビュー表示を行うように表示ドライバ16に指示する。そして、この指示に応じて表示ドライバ16が表示部5を制御して撮影したQRコードの画像を表示させる。
また、上記したようにQRコードの画像データ40の取り込みを行う際、本実施の形態に係る携帯通信装置1は、被写体となるQRコードと携帯通信装置1が備える撮像部7との間の距離を測定するように構成されている。
すなわち、指示受付け部21は、上述のようにQRコード撮影モードへの設定の切り替え指示を受け付けると、さらに距離検出部9に対して、撮像部7から被写体(QRコード)までの間の距離を測定するように指示する。この指示に応じて、距離検出部9は、撮像部7と距離検出部9との間の距離を測定し(S12)、その測定結果を距離判定部23に入力する。
距離判定部23は、距離検出部9から入力された測定結果に基づき、適正距離情報31を参照して撮像部7と被写体(QRコード)との間の距離が所定の適正距離であるか否かを判定する(S13)。
距離判定部23は、撮像部7と被写体(QRコード)との間の距離が適正距離になったと判定すると(S13において「YES」)、バージョン特定部24に指示して、被写体となっているQRコードのバージョンを特定するように指示する。一方、距離判定部23は、撮像部7と被写体(QRコード)との間の距離が適正距離ではないと判定している間(S13において「NO」)は、被写体との間の距離測定を距離検出部9に指示する。
上記ステップS13において「YES」の場合、主制御部19において適正距離通知処理(S14)を実行する。この適正距離通知処理により、携帯通信装置1とQRコードとの間の距離が適正距離にある場合、表示部5の表示領域では撮影されたQRコードが適切な大きさでプレビュー表示される。このため、このプレビュー表示状態によりユーザは、携帯通信装置1とQRコードとの間の距離が適正距離にあることを確認することができる。
このように、QRコードと携帯通信装置1との間の距離が適正距離にあることについての確認がとれると、ユーザはその携帯通信装置1の位置状態を維持して操作部6を操作してQRコード読み取り決定処理を指示する。
すなわち、操作部6から入力されたQRコード読み取り決定処理指示を指示受付け部21が受付け、コード解析部22に対してQRコードの画像データ40を第1メモリ14から読み出し解析するように指示する。コード解析部22は、指示受付け部21から入力された指示に応じて、現在表示部5においてプレビュー表示されているQRコードの画像データを決定画像データとする。そして、コード解析部22は、決定画像データを解析処理して、QRコードに含まれている情報を読み取る。そして、コード解析部22は、読み取ったQRコードの情報を表示ドライバ16に渡して表示部5に表示させる。このようにしてQRコードの読み取り決定処理を実行することができる(S15)。
ここで、上記したステップS14の適正距離通知処理の詳細について説明する。
(適正距離通知処理)
上記ステップS13において距離判定部23が被写体(QRコード)と携帯通信装置1との間の距離が適正距離であると判定すると、バージョン特定部24に被写体であるQRコードのバージョンを特定するように指示する。
上記バージョン特定部24は、距離判定部23からの指示に応じて、第1メモリ14に記憶している画像データ40を読み出し、この画像データ40からQRコードの縦横のセル数を確認する。そして、バージョン特定部24は、第2メモリに記憶したバージョン情報32を参照して、確認したセル数から被写体であるQRコードのバージョンを特定する。
すなわち、第2メモリ15に記憶されているバージョン情報32には、縦横のセル数と、そのセル数に対応するQRコードのバージョンとが記録されている。そこで、バージョン特定部24は、このバージョン情報32を参照することで画像データから確認したセル数から被写体であるQRコードのバージョンを特定することができる。
バージョン特定部24は、QRコードのバージョンを特定すると、このバージョン情報32をセルサイズ算出部25に通知するとともに、セルサイズの算出を指示する。セルサイズ算出部25は、バージョン特定部24からの指示に応じて、撮影した画像データ40における1セルあたりの縦、横のドット数(画素数)を求める。そして、セルサイズ算出部25は、1セルあたりの縦横のドット数を求めると、該ドット数と、バージョン特定部24により特定されたQRコードのバージョンとに関する情報をコードサイズ特定部26に出力する。
コードサイズ特定部26は、セルサイズ算出部25から入力された、1セルあたりの縦横のドット数と、バージョン特定部24により特定されたQRコードのバージョンと、に関する情報に基づき寸法対応表33を参照して撮影したQRコードの寸法を求める。
例えば、本実施の形態に係る携帯通信装置1の適正距離情報が3cmであり、撮影したQRコードのバージョンがバージョン1であるとする。この場合、図5に示す網掛け部分がQRコードの寸法候補となる。さらにここで、撮影したQRコードの1セルのドット数から求めた、該QRコード全体のドット数(1セルのドット数×バージョンのセル数)が100ドット×100ドットとなるとする。この場合、寸法対応表33より撮影されたQRコードの実際の寸法は4cm×4cmとなる。
このようにして、コードサイズ特定部26は撮影したQRコードの実際の寸法を算出すると、この算出結果を表示データサイズ変換部27に出力する。表示データサイズ変換部27は、コードサイズ特定部26から入力されたQRコードの寸法に基づき、表示倍率変換表34を参照してQRコードの表示倍率を決定する。
例えば、適正距離が3cmである場合、表示倍率変換表34では、図6に示す網掛け部分が、表示部5に撮影したQRコードを表示させる際の表示倍率候補となる。ここで、コードサイズ特定部26によって特定されたQRコードの実際の寸法が4cm×4cmである場合、表示倍率は5倍となる。
以上のようにして、本実施の形態に係る携帯通信装置1では、QRコードと撮像部7との間の距離を測定し、劾距離が適正距離となったか否か判定することができる。また、携帯通信装置1が、被写体であるQRコードに対して適性距離となる位置に配されている場合、被写体となるQRコードの寸法を求め、当該携帯通信装置1において規定された適切な表示サイズでQRコードをプレビュー表示することができる。
したがって、携帯通信装置1を操作するユーザは、QRコードのプレビュー表示における表示サイズが適切な表示サイズとなった場合、当該携帯通信装置1とQRコードとの間の距離が適切であることを把握することができる。このように当該携帯通信装置1とQRコードとの間の距離が適切であるか否かを把握することができるため、携帯通信装置1を利用するユーザは適切な距離によりQRコートの撮影を行うことができる。
よって、本実施の形態に係る携帯通信装置1は高い読み取り精度でQRコードを読み取ることができる。
さらにまた、表示部5におけるQRコードのプレビュー表示から、当該携帯通信装置1と符号との間の距離が適正距離であることを通知することができるため、利用者(ユーザ)は、この携帯通信装置1とQRコードとの距離を適正距離に容易に維持することができる。
つまり、携帯通信装置1とQRコードとの間の距離が適正距離であるにも関わらず表示部5の表示領域に対してQRコードが小さく表示されていたり、あるいは逆に大きく表示されていたりする場合、プレビュー表示においてQRコードを適切な大きさで表示させたいというユーザ心理が働く。そこで、ユーザは携帯通信装置1を必要以上にQRコードに近づけたり、あるいはQRコードから遠ざけてしまったりする。
しかしながら、携帯通信装置1は、表示部5においてQRコードを規定の大きさで表示し、QRコードとの間の距離が適正距離であることを通知する構成であるため、当該携帯通信装置を必要以上にQRコードに近づけたり、あるいは遠ざけてしまったりすることを防ぐことができる。
なお、本実施の形態に係る携帯通信装置1では、距離検出部9によって測定された被写体(QRコード)と撮像部7との間の距離が適切であるか否かを、被写体(QRコード)の表示状態によって示すことでユーザに把握させる構成であった。しかしながらこれに限定されるものではなく、例えば、被写体(QRコード)と撮像部7との間の距離が適切となった時点を音声または発光により通知できる構成であってもよい。
すなわち、携帯通信装置1は、上述した構成において、上記距離が適切となったタイミングを通知するための報知部(不図示)としてスピーカまたは発光部を備える。ここで、上記報知部としてスピーカを備える場合、適正距離となったと距離判定部23が判定したとき、該距離判定部23からの指示に応じて上記スピーカから音声を出力させる音声出力制御部をバージョン特定部24、セルサイズ算出部25、コードサイズ特定部26、および表示データサイズ変換部27の代わりに主制御部19が備える構成とする。
なお、上記スピーカは、図4に示すスピーカ3であってもよいし、スピーカ3とは別途設けられたものであってもよい。
一方、上記報知部として発光部を備える場合、適正距離となったと距離判定部23が判定したとき、該距離判定部23からの指示に応じて上記発光部による発光を制御する発光制御部をバージョン特定部24、セルサイズ算出部25、コードサイズ特定部26、および表示データサイズ変換部27の代わりに主制御部19が備える構成とする。
なお、上記発光部は、図3に示す発光部8であってもよいし、この発光部8とは別に設けられたものであってもよい。
また、本実施の形態に係る携帯通信装置1は、2次元コードであるQRコードを読み取るように構成されていたが、読み取り対象はこれに限定されるものではない。被写体と撮像部7との間の距離と、該被写体の実際のサイズとの関係が求められるテーブル情報を第2メモリ15に記憶できる構成であれば他の2次元コードまたはバーコードであってもよい。他の2次元コードとしては、例えば、ID Matrix社で発明されたData Matrix(データ・マトリクス)、PDF417(ピーディーエフ417)、UPS社が開発したMaxi Code(マキシコード)、またはVeri Code(ベリコード)などが挙げられる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
最後に、携帯通信装置1の各ブロック、特に主制御部19は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、携帯通信装置1は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである携帯通信装置1の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記携帯通信装置1に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、携帯通信装置1を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本実施の形態に係る携帯通信装置1は、距離検出部9を備え、被写体となるQRコードまでの距離を測定し、該距離が適正距離となった時点で取得したQRコードの画像データに基づき、該QRコードに含まれる情報を解析できる構成であった。このように、撮影距離として適正距離を保ってQRコードの画像データを取得する必要がある機構において広く適用できる。
本発明の実施形態を示すものであり、QRコードの読み取り処理に関する携帯通信装置の要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態を示すものであり、携帯通信装置の外観形状の一例を示す斜視図である。 本発明の実施形態を示すものであり、携帯通信装置の外観形状の一例を示す斜視図である。 本発明の実施形態を示すものであり、携帯通信装置の要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態を示すものであり、第2メモリに記憶する寸法対応表の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示すものであり、第2メモリに記憶する表示倍率変換表の一例を示す図である 本発明の実施形態を示すものであり、携帯通信装置におけるQRコード読み取り処理の処理フローの一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 携帯通信装置(符号読み取り装置)
3 スピーカ(音声出力部)
5 表示部
7 撮像部
8 発光部
9 距離検出部(測定部)
13 画像処理部
16 表示ドライバ(通知手段)
19 主制御部(通知手段・サイズ算出手段・倍率決定手段)
22 コード解析部
23 距離判定部(距離判定手段)
24 バージョン特定部(サイズ算出手段)
25 セルサイズ算出部(サイズ算出手段)
26 コードサイズ特定部(通知手段・サイズ算出手段)
27 表示データサイズ変換部(通知手段・倍率決定手段)
31 適正距離情報(適正距離)
33 寸法対応表
34 表示倍率変換表
40 画像データ

Claims (7)

  1. 情報を図形パターンとして示した符号から該情報を読み取る符号読み取り装置であって、
    当該符号読み取り装置から上記符号までの距離を測定する測定部と、
    上記測定部による測定結果に基づき、上記符号までの距離が、上記情報を正確に読み取ることができる適正距離であるか否かを判定する距離判定手段と、
    上記距離判定手段が上記符号までの距離が上記適正距離であると判定した場合、この判定結果を通知する通知手段と、を備えることを特徴とする符号読み取り装置。
  2. 読み取り対象となる符号を撮影する撮像部と、
    上記撮像部によって取得された上記符号の画像データを表示する表示部とをさらに備え、
    上記距離判定手段が上記符号までの距離が適正距離であると判定した場合、上記通知手段は、読み取り対象となる符号の画像データを上記表示部における表示領域において規定された大きさで表示することを特徴とする請求項1に記載の符号読み取り装置。
  3. 上記通知手段が、
    上記適正距離にて撮影した符号の画像データの画素数に基づき該符号のサイズを算出するサイズ算出手段と、
    上記サイズ算出手段により算出した符号のサイズに基づき、表示部において規定の大きさで表示するように上記画像データの表示倍率を決定する倍率決定手段とを備え、
    上記読み取り対象となる符号の画像データを上記倍率決定手段によって決定した表示倍率にて上記表示部で表示させることを特徴とする請求項2に記載の符号読み取り装置。
  4. 音声を出力する音声出力部を備え、
    距離判定手段が上記符号までの距離が上記適正距離であると判定した場合、上記通知手段は、該判定結果を示す音声を出力するように上記音声出力部を制御することを特徴とする請求項1に記載の符号読み取り装置。
  5. 発光する発光部を備え、
    距離判定手段が上記符号までの距離が上記適正距離であると判定した場合、上記通知手段は、上記発光部が発光するように制御することを特徴とする請求項1に記載の符号読み取り装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の符号読み取り装置を動作させるための制御プログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるための符号読み取り装置の制御プログラム。
  7. 請求項6に記載の符号読み取り装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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