JP2015212866A - 光学情報読取装置および光学情報読取方法 - Google Patents

光学情報読取装置および光学情報読取方法 Download PDF

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祐輔 宇田川
Yusuke Udagawa
祐輔 宇田川
杉本 達也
Tatsuya Sugimoto
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Abstract

【課題】汎用のカメラモジュールを用いて、業務用で求められる迅速なバーコード読取処理を実現する光学情報読取装置を提供する。
【解決手段】予め定められた形状のマーカー光を照射する光照射部と、画像を撮像して画像データを取得する画像データ取得部と、前記画像データに含まれるバーコード情報を読み取るバーコード情報読取部と、情報を表示する表示部と、バーコード情報読取部および表示部を制御する制御部とを備え、制御部は、入力部がバーコード読取準備指令を受け付けたとき、前記マーカー光を前記光照射部に照射させ、マーカー光の照射によって指定された予め定められた領域の画像データを画像データ取得部に取得させ、画像データに含まれるバーコード情報をバーコード情報読取部に読み取らせ、表示部にバーコード情報の読み取り結果を表示させる。
【選択図】図4

Description

この発明は、商品等に付されたバーコード等の情報を光学的に読み取る光学情報読取装置および光学情報読取方法に関する。
業務用携帯端末(ハンディターミナル)は、無線通信機能、カメラ機能、画像表示機能およびバーコード読取機能等を備えた携帯型の端末であり、例えば、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどの流通小売業や配送業、製造業等において、商品の照会、発注、棚卸、在庫確認、または検品作業など、さまざまな用途に用いられている。
従来、業務用携帯端末のバーコード読取には、専用のバーコードスキャナモジュールが用いられていたが、専用のバーコードスキャナモジュールはスペースをとるだけでなく、一般に高価格であり、業務用携帯端末の小型化や製造コストの面で問題があった。
このような問題を解決すべく、専用のバーコードスキャナモジュールを搭載する代わりに、業務用携帯端末に内蔵されたカメラを用いて商品等に付されたバーコードを撮影し、得られた画像データをデコードすることによって、バーコード読取機能を実現するさまざまな試みがなされている。
ここで、カメラ機能を用いてバーコード読取機能を実現する光学情報読取装置としては、例えば、画像を撮像する二次元センサと、光学情報に対して帯状の光を照射する光照射器と、写真を撮影するカメラモードと光学情報を読み取る読取モードとを選択する選択手段とを備え、前記選択手段により前記カメラモードが選択された場合は、前記光照射器を消灯させると共に、前記二次元センサの全領域の画像を取り込み、前記読取モードが選択された場合には、前記光照射器を点灯させると共に、前記二次元センサの前記光照射器による帯状の光が照射された領域の画像に基づいて前記二次元センサの複数行の画像を取り込む制御手段と、を備えた光学情報読取装置の発明が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
また、画像を撮像する撮像手段と、撮影対象をバーコードに切り替える撮影手順切替手段と、撮影手順切替手段によりバーコード撮影に切り替えた場合、撮像された画像のバーコードを認識するコード認識手段とを備えた携帯端末装置の発明が提案されている(例えば、特許文献2を参照)。
特開2007−241730号公報 特開2004−56696号公報
しかしながら、業務用携帯端末に用いられるバーコード読取機能は、家庭用の携帯端末より迅速な処理が求められているところ、汎用のカメラモジュールを用いる従来のバーコード読取機能は、業務用に求められる処理レベルを実現するには至らないのが実情であった。
この発明は、以上のような事情を考慮してなされたものであって、その目的は、汎用のカメラモジュールを用いて、業務用で求められる迅速なバーコード読取処理を実現する光学情報読取装置および光学情報読取方法を提供することにある。
この発明は、ユーザーからの指令を受け付ける入力部と、予め定められた形状のマーカー光を照射する光照射部と、画像を撮像して画像データを取得する画像データ取得部と、前記画像データに含まれるバーコード情報を読み取るバーコード情報読取部と、情報を表示する表示部と、前記入力部、前記光照射部、前記画像データ取得部、前記バーコード情報読取部および前記表示部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記入力部がバーコード読取準備指令を受け付けたとき、前記マーカー光を前記光照射部に照射させ、続いて前記入力部がバーコード読取実行指令を受け付けたとき、前記マーカー光の照射によって指定された予め定められた領域の画像データを前記画像データ取得部に取得させ、前記画像データに含まれるバーコード情報を前記バーコード情報読取部に読み取らせ、前記表示部に前記バーコード情報の読み取り結果を表示させることを特徴とする光学情報読取装置を提供するものである。
また、この発明は、バーコード読取準備指令の入力を受け付けたとき、予め定められた形状のマーカー光を照射する光照射工程と、続いてバーコード読取実行指令の入力を受け付けたとき、前記マーカー光の照射によって指定された予め定められた領域の画像データを撮像により取得する画像データ取得工程と、前記画像データに含まれるバーコード情報を読み取るバーコード情報読取工程と、前記バーコード情報の読み取り結果を表示する表示工程とを有することを特徴とする光学情報読取方法を提供するものである。
この発明によれば、マーカー光の照射によってバーコードの読み取り位置を指定し、予め定められた領域の画像を撮像により取得するため、汎用のカメラモジュールを用いて、業務用で求められるバーコード読み取り位置の迅速な指定が可能な光学情報読取装置および光学情報読取方法を実現することができる。
この発明の実施形態1に係る光学情報読取装置の外観を示す説明図である。(実施形態1) この発明の実施形態1に係る光学情報読取装置の概略構成を示すブロック図である。(実施形態1) 光学情報読取装置によるバーコード読取モードとカメラ撮影モードとの切り替え手順を示すフローチャートである。(実施形態1) この発明の光学情報読取装置によるバーコードの読み取り手順を示すフローチャートである。(実施形態1) この発明の光学情報読取装置からバーコード上に照射された照準マーカーの一例を示す説明図である。(実施形態1) この発明の光学情報読取装置1からバーコード上に照射された照準マーカーの一例を示す説明図である。(実施形態1) この発明の光学情報読取装置によるバーコードの読み取り手順を示す説明図である。(実施形態1) 従来の光学情報読取装置によるバーコードの読み取り手順を示す説明図である。(実施形態1) この発明の光学情報読取装置を用いたバーコードの読み取り操作の一例を示す説明図である。 カメラからの画像入力およびエイミングレーザーの照射のタイミングチャートである。(実施形態1) 従来の光学情報読取装置を用いたバーコードの読み取り手順を示す説明図である。(実施形態1) この発明の光学情報読取装置を用いたバーコードの読み取り手順を示す説明図である。(実施形態1) 光学情報読取装置によるバーコード読取モードとカメラ撮影モードとの切り替え手順を示すフローチャートである。(実施形態2) この発明の光学情報読取装置の概略構成を示すブロック図である。(実施形態3) この発明の光学情報読取装置のバーコード読み取り結果のキーコード変換手順の流れを示すフローチャートである。(実施形態3)
以下、図面を用いてこの発明をさらに詳述する。なお、以下の説明は、すべての点で例示であって、この発明を限定するものと解されるべきではない。
(実施形態1)
<光学情報読取装置1の構成>
以下、図1および図2に基づき、この発明の実施形態1に係る光学情報読取装置1の構成について説明する。
図1は、この発明の実施形態1に係る光学情報読取装置1の外観を示す説明図である。図2は、この発明の実施形態1に係る光学情報読取装置1の概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、この発明の光学情報読取装置1は、カメラモジュール100およびエイミング装置101から構成される。
カメラモジュール100は、レンズ、画像センサおよび信号処理デバイスを備え、静止画または動画を撮影するためのモジュールである。
カメラモジュール100は、カメラ11、ディスプレイ13、操作部12(シャッターボタン121)、記憶部15(RAM151およびROM152)およびCPU10の協働によって実現する(図2参照)。
エイミング装置101は、レーザー光源14、光源制御デバイスを備え、バーコード191の読み取り位置を示すエイミング(照準)用のレーザーを照射するためのモジュールである。
エイミング装置101は、レーザー光源14、操作部12(シャッターボタン121)、カメラ11、コード読取部16およびCPU10の協働によって実現する(図2参照)。
図2に示すように、この発明の光学情報読取装置1は、CPU10、カメラ11、操作部12、ディスプレイ13、レーザー光源14、記憶部15およびコード読取部16を備える。
なお、この発明の入力部は、操作部12によって実現する。また、この発明の光照射部は、レーザー光源14によって実現する。また、この発明の画像データ取得部は、カメラ11によって実現する。また、この発明のバーコード情報読取部は、コード読取部16によって実現する。また、この発明の表示部は、ディスプレイ13によって実現する。また、この発明の制御部は、CPU10によって実現する。
以下、図2に示す光学情報読取装置1の各構成要素を説明する。
CPU10は、光学情報読取装置1の各構成要素の動作を制御する部分である。主として、CPU、ROM、RAM、I/Oコントローラ、タイマー等からなるマイクロコンピュータによって実現される。CPU10は、CPUあるいはマイクロプロセッサ(Microprocessor)を主体とする回路である。また、CPU10は、ROM等に予め格納された制御プログラムに基づいて、各ハードウェアを有機的に動作させて、後述するようなこの発明の照準マーカー141の照射機能や、バーコード191の読取機能などを実行する。
なお、周辺回路として、特定の用途のために設計・製造される集積回路であるASIC(Application Specific Integrated Circuit)、その他の演算機能を有する回路を含んでいてもよい。
カメラ11は、外部の対象物の静止画または動画を撮像し、画像データを生成する部分である。
カメラ11は、業務用携帯端末においては、例えば、商品の破損状況や、商品の外装の痛みの状態など、商品状態の記録・報告や、製造業においては、はんだ等の接続不良や破損等の記録・報告などの用途に用いられる。
操作部12は、光学情報読取装置1を操作するためのインターフェイスである。ユーザーは、操作部12を操作することによって、光学情報読取装置1に対する指示を実行する。
操作部12は、例えば、撮影を開始するためのシャッターボタン121を備え、動画記録の開始・終了操作または、バーコード191の読取開始・停止を実行するための操作ボタンまたはタッチパネルである。
ディスプレイ13は、光学情報読取装置1のユーザーに対して各種情報の表示を行う部分である。ディスプレイ13は、例えば、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、ELディスプレイなどで構成され、オペレーティングシステムやアプリケーションソフトウェアが処理状態など電子的なデータを表示するためのモニタやラインディスプレイなどの表示装置である。
ディスプレイ13は、「撮影モード」においては、カメラ11が撮像した画像(プレビュー画像、静止画または動画)を表示する。また、「バーコードスキャンモード」においては、スキャンしたバーコード191をデコードした結果(商品情報やURL等のデータ)を表示する。
レーザー光源14は、バーコード191の読取位置を示すエイミング(照準)マーカー(以下、照準マーカー141とする)を対象物に照射するための光源である。
記憶部15は、光学情報読取装置1の各種機能を実現するために必要な情報やプログラムを記憶する部分であり、例えば、RAMやROM等の半導体素子、ハードディスク、フラッシュメモリ等の記憶媒体が用いられる。
RAM151は、CPU10がアクセス可能なメモリ(Random Access Memory)であり、一時的にデータを記憶しておくワークメモリを提供する。RAM151には、例えば、カメラ11から入力された静止画像が記録される。
ROM152は、CPU10がアクセス可能な読み出し専用メモリ(Read Only Memory)であり、CPU10のプログラム制御のために必要なデータが格納される。ROM152には、例えば、静止画(動画)モードで動作すべきか、またはバーコード191の読み取りモードで動作すべきかなどの設定の基礎となる各種のデータが格納される。
コード読取部16は、カメラ11によって得られた画像データからバーコード191を抽出して、デコード処理をおこない、データを取り出す部分である。
<光学情報読取装置1のバーコード191の読み取り手順の流れ>
次に、図3〜図6に基づき、光学情報読取装置1によるバーコード191の読み取り手順の流れについて説明する。
図3は、光学情報読取装置1によるバーコード読取モードとカメラ撮影モードとの切り替え手順を示すフローチャートである。図4は、この発明の光学情報読取装置1によるバーコード191の読み取り手順を示すフローチャートである。図5(A)は、この発明の光学情報読取装置1からバーコード191上に照射された照準マーカー141の一例を示す説明図である。図5(B)は、この発明の光学情報読取装置1からバーコード191上に照射された照準マーカー141の一例を示す説明図である。図6(A)は、この発明の光学情報読取装置1によるバーコード191の読み取り手順を示す説明図である。図6(B)は、従来の光学情報読取装置2によるバーコード191の読み取り手順を示す説明図である。
図3において、CPU10は、以下のステップS1〜S6に示す手順に従って、バーコード読取モードとカメラ撮影モードとの切り替え処理を行う。
最初に、図3のステップS1において、CPU10は、光学情報読取装置1のバーコード読取モードが選択されたか否かを判定する(ステップS1)。
ステップS1において、バーコード読取モードが選択された場合(ステップS1の判定がYesの場合)、CPU10は、ステップS2において、バーコード読取モードに移行して、カメラモジュール100およびエイミング装置101にバーコード191の読み取り処理を実行させる(ステップS2)。
一方、バーコード読取モードが選択されなかった場合、CPU10は、ステップS3の処理を行う(ステップS3)。
なお、バーコード読取モードの処理の詳細については、図4の説明において後述する。
次に、ステップS3において、CPU10は、カメラ撮影モードが選択されたか否かを判定する(ステップS3)。
カメラ撮影モードが選択された場合(ステップS3の判定がYesの場合)、CPU10は、ステップS4において、カメラ撮影モードに移行して、カメラモジュール100に静止画または動画の撮影処理を実行させる(ステップS4)。その後、ステップS1の処理を繰り返す(ステップS1)。
一方、カメラ撮影モードが選択されなかった場合(ステップS3の判定がNoの場合)、CPU10は、ステップS1の処理を繰り返す(ステップS1)。
このように、バーコード読取モードとカメラ撮影モードを適宜切り替えることによって、簡単かつ迅速な操作が可能となる。また、バーコード読取モードとカメラ撮影モードは、いずれもカメラモジュール100を共通に使用するため、迅速な切り替え処理が可能になる。
次に、図4に基づき、この発明の光学情報読取装置1によるバーコード191の読み取り手順の詳細な流れについて説明する。
図4において、バーコード191の読み取りを開始したとき、ステップS11において、CPU10は、エイミング照射を開始する(ステップS11)。
エイミング照射は、バーコード191の読み取り位置を示す照準マーカー141をレーザー光源14に照射させるものである。ここで、照準マーカー141の形状としては、例えば、図5(A)に示すような十字形状の照準マーカー141(図5(A)参照)や、図5(B)に示すような枠形状の照準マーカー141(図5(B)参照)などがあげられる。
図5(A)に示すように、十字形状の照準マーカー141を照射する場合、ユーザーは、照準マーカー141の十字形状の交差する部分がバーコード191の中心部付近に位置するように照射することによって、バーコード191の読み取り位置を指定する。
また、枠形状の照準マーカー141を照射する場合、ユーザーは、図5(B)に示すように、バーコード191が照準マーカー141の枠内に入るように、照準マーカー141を照射することによって、バーコード191の読み取り位置を指定する。
次に、図4のステップS12において、CPU10は、照準マーカー141が照射されたバーコード191の画像データをカメラ11に取得させ、コード読取部16に読み取らせる(ステップS12)。
図6(A)に示すように、ユーザーは、バーコード191が照準マーカー141の枠内に入るように照準マーカー141を照射した後、読み取り開始ボタン(シャッターボタン121)を押す。このようにして、照準マーカー141に囲まれた領域のバーコード191の画像データを取得する。
なお、画像データの取得対象となる領域の形状や大きさは、カメラの撮影範囲やマーカー光の形状によらず、バーコード情報を認識可能であれば、どのような形状や大きさであってもよい。
一方、図6(B)に示すように、汎用のカメラモジュール100を使用した従来の光学情報読取装置2の場合、読み取り対象のバーコード191をカメラ11で撮影してバーコード191を含む画像をディスプレイ13に表示させるものが一般的である。
このような従来の光学情報読取装置2において、バーコード191がディスプレイ13に表示された照準マーカー131の枠内に入るように合わせた後、シャッターボタン121を押して、ディスプレイ13に表示されたバーコード191の画像データを取得する。
次に、ステップS13において、CPU10は、コード読取部16がバーコード191の読み取りに成功したか否かを判定する(ステップS13)。
バーコード191の読み取りに成功した場合(ステップS13の判定がYesの場合)、CPU10は、ステップS14において、バーコード191の読み取り結果をディスプレイ13に表示させ(ステップS14)、その後、ステップS18の処理を行う(ステップS18)。
一方、ステップS13において、バーコード191の読み取りに成功しなかった場合(ステップS13の判定がNoの場合)、CPU10は、ステップS15において、ディスプレイ13に予め定められたエラー情報を表示させる(ステップS15)。
次に、ステップS16において、CPU10は、操作部12から読取中止の操作があったか否かを判定する(ステップS16)。
読取中止の操作があった場合(ステップS16の判定がYesの場合)、CPU10は、ステップS18の処理を行う(ステップS18)。
一方、読取中止の操作がなかった場合(ステップS16の判定がNoの場合)、CPU10は、ステップS17において、エイミング照射の開始時から予め定められた入力時間(例えば、5分間)を経過したか否かを判定する(ステップS17)。
ステップS17において、エイミング照射の開始時から予め定められた入力時間を経過した場合(ステップS17の判定がYesの場合)、CPU10は、ステップS18の処理を行う(ステップS18)。
一方、予め定められた入力時間を経過していない場合(ステップS17の判定がNoの場合)、CPU10は、ステップS12の処理を繰り返す(ステップS12)。
最後に、ステップS18において、CPU10は、エイミングモードをオフにして(ステップS18)、読み取り処理を終了させる。
また、複数のバーコード191を連続的に読み取る場合、次のバーコード191の読み取りをスムーズに開始すべく、エイミングモードをオフにして読み取りを終了させる代わりに、エイミングモードをオフにしないまま、ステップS11以降の処理を繰り返すようにしてもよい。
<光学情報読取装置1のバーコード191の読み取り手順の一例>
次に、図7に基づき、光学情報読取装置1によるバーコード191の読み取り手順の一例について説明する。
図7は、この発明の光学情報読取装置1を用いたバーコード191の読み取り操作の一例を示す説明図である。
図7(A)に示すように、光学情報読取装置1をエイミングモードにしたとき、レーザー光源14から予め定められた形状の照準マーカー141が照射される。
図7(B)に示すように、ユーザーは、光学情報読取装置1を動かして、読み取り対象のバーコード191が照準マーカー141の枠内に入るようにする。ここで、ユーザーがシャッターボタン121を押すと、光学情報読取装置1はカメラ11からバーコード191の画像を取得してデコードを実行する。バーコード191の読み取りが成功すれば、得られた読み取り結果がディスプレイ13上に表示される。
次に、図8に基づき、カメラ11からの画像入力とエイミングレーザーの照射のタイミングについて説明する。
図8は、カメラからの画像入力およびエイミングレーザーの照射のタイミングチャートである。
図8に示すように、カメラ撮影モードがONになったとき、カメラ11から静止画像が入力される(入力1)。
続いて、バーコード読取モードがONになったとき、レーザー光源14からエイミングレーザーが照射され(照射1)、カメラ11からの画像入力がOFFになる。
次に、カメラ撮影モードがONになると、カメラ11から静止画像が入力されて(入力2)、エイミングレーザーの照射がOFFになる。
以下、同様にして、カメラ撮影モードがONになるたびに、エイミングレーザーの照射がOFFになり、また逆に、バーコード読取モードがONになるたびに、カメラ11からの画像入力がOFFになる。
このようにして、バーコード191の読み取りの際にバーコード読取モードをONにし、カメラ撮影モードをOFFにすることによって、効率的なバーコード191の読み取りが可能になる。また、カメラ撮影モードをONにしたとき、エイミングレーザーの照射がOFFになるため、静止画像への照準マーカー141の移り込みが防止される。
<従来の光学情報読取装置2と、この発明の光学情報読取装置1とのバーコード191の読み取り手順の違い>
次に、図9および図10に基づき、従来の光学情報読取装置2と、この発明の光学情報読取装置1とのバーコード191の読み取り手順を比較して説明する。
図9は、従来の光学情報読取装置2を用いたバーコード191の読み取り手順を示す説明図である。
図10は、この発明の光学情報読取装置1を用いたバーコード191の読み取り手順を示す説明図である。
図9(A)に示すように、ディスプレイ13に「商品検索」画面が表示されている場合において、従来の光学情報読取装置2を用いてバーコード191を読み取る場合を想定する。
次に、図9(B)に示すように、バーコード読取モードが選択されたとき、従来の光学情報読取装置2は、カメラ11が撮影した画像をディスプレイ13に表示させる。このとき、従来の光学情報読取装置2は、ディスプレイ13に照準マーカー131を表示させ、読み取り対象のバーコード191が照準マーカー131の枠内に入るようにユーザーは位置合わせを行う。
次に、図9(C)に示すように、ユーザーが位置合わせをおこなってからシャッターボタン121を押したとき、従来の光学情報読取装置2は、バーコード191の画像を取得してデコードを行う。そして、ディスプレイ13の表示をカメラの撮影画像からもとの「商品検索」画面に切り替えた後、デコードによって得られたバーコード191の読み取り結果「49xxxxx」をディスプレイ13に表示させる。
図9からもわかるように、従来の光学情報読取装置2は、バーコード191の位置合わせを行うため、ディスプレイ13の画像をいったん切り替えなければならない。また、カメラ11が撮影したバーコード191の画像をディスプレイ13に表示させた状態で位置合わせを行うため、ディスプレイ13に表示されるまでにタイムラグが生じる場合、位置合わせが困難になることもある。さらに、バーコード191の位置合わせのため、ユーザーが見やすい適切な画素数を設定する必要があるため、バーコード191の読み取りに特化した画素数の設定ができなかった。
一方、図10(A)に示すように、この発明の光学情報読取装置1でバーコード読取モードが選択されたとき、図10(B)に示すように、ディスプレイ13の表示を切り替えないまま、レーザー光源14から予め定められた形状の照準マーカー141を照射させる。
次に、図10(C)に示すように、ユーザーが位置合わせをおこなってからシャッターボタン121を押したとき、この発明の光学情報読取装置1は、バーコード191の画像を取得してデコードを行う。そして、デコードによって得られたバーコード191の読み取り結果「49xxxxx」をディスプレイ13に表示させる。
このように、この発明の光学情報読取装置1は、バーコード191の読み取りのために、カメラ11によって撮影されたバーコード191の画像をディスプレイ13に表示させることなく、エイミングレーザーを直接バーコード191に当てることによって、位置合わせができる。それゆえ、ユーザーは、表示のタイムラグを感じることなしに、迅速な読み取り動作を実現できる。
また、位置合わせのためにディスプレイ13を切り替える必要がないため、バーコード191の読み取り前に表示していた画像をそのまま表示したまま、バーコード191の読み取りができる。それゆえ、他のさまざまなアプリケーションとの連携が可能になる。
さらに、バーコード191の画像をユーザーに表示させる必要がないため、低画素数やモノクロ画像など、バーコード191の読み取り用に最も適した形式にすることができる。
(実施形態2)
<実施形態2に係るこの発明の光学情報読取装置1によるバーコード読取モードとカメラ撮影モードとの切り替え手順>
次に、図11に基づき、実施形態2に係るこの発明の光学情報読取装置1によるバーコード読取モードとカメラ撮影モードとの切り替え手順の流れについて説明する。
図11は、光学情報読取装置1によるバーコード読取モードとカメラ撮影モードとの切り替え手順を示すフローチャートである。
図11において、CPU10は、以下のステップS21〜S23に示す手順に従って、バーコード読取モードとカメラ撮影モードとの切り替え処理を行う。
図11のステップS21において、CPU10は、カメラ撮影モードが選択されたか否かを判定する(ステップS21)。
ステップS21において、カメラ撮影モードが選択された場合(ステップS21の判定がYesの場合)、CPU10は、ステップS22において、カメラ撮影モードに移行して、カメラモジュール100に静止画または動画の撮影処理を実行させる(ステップS22)。その後、ステップS21の処理を繰り返す(ステップS21)。
一方、カメラ撮影モードが選択されなかった場合(ステップS21の判定がNoの場合)、CPU10は、ステップS23において、バーコード読取モードに移行して、カメラモジュール100およびエイミング装置101にバーコード191の読み取り処理を実行させる(ステップS23)。その後、ステップS21の処理を繰り返す(ステップS21)。
このように、実施形態2に係るこの発明の光学情報読取装置1は、カメラ撮影モードが選択されない場合、バーコード読取モードとして機能する。一般に、業務用携帯端末においては、バーコード読取モードを使用し、端末に搭載されたカメラモジュール100を撮影用として機能させるのは、撮影のためのアプリケーションを使用している場合のみと考えられるため、ユーザーは、バーコード読取モードを意識して切り替える必要がない。
(実施形態3)
<バーコード191の読み取り結果のキーコード変換手順の流れ>
最後に、図12および図13に基づき、この発明の実施形態3に係る光学情報読取装置1のバーコード191の読み取り結果のキーコード変換手順の流れについて説明する。
図12は、この発明の光学情報読取装置1の概略構成を示すブロック図である。
図13は、この発明の光学情報読取装置1のバーコード191の読み取り結果のキーコード変換手順の流れを示すフローチャートである。
図12に示すように、この発明の光学情報読取装置1は、CPU10、カメラ11、操作部12、ディスプレイ13、レーザー光源14、記憶部15、コード読取部16、キーコード変換部17およびキーコード送信部18を備える。
また、操作部12は、シャッターボタン121を備え、記憶部15は、RAM151およびROM152を備える。
なお、図12において、図2に示す光学情報読取装置1に類似し、対応する部分については同一の参照符号を付して説明を省略する。ここでは、図2に記載のない構成について説明する。
キーコード変換部17は、バーコード191の読み取り結果をキーコード(スキャンコード)に変換する部分である。
ここで、キーコードは、操作キーが押されたときに、操作キーからCPU10に送られるコード(スキャンコード)である。キーコードは物理的な操作キーの配列によって決まり、アプリケーションの種類に依存しないため、アプリケーションにキーコードを送信して、ASCIIコードなどの所定の文字コードに変換することによって、任意のアプリケーションでテキストデータとして利用できるようになる。
キーコード送信部18は、キーコード変換部17によって変換されたキーコードをアプリケーションのテキストボックスに送信する部分である。
図13において、CPU10は、以下のステップS31〜S37に示す手順に従って、光学情報読取装置1のバーコード191の読み取り結果のキーコード変換処理を行う。
図13に示すように、ステップS31において、CPU10は、バーコード191の読み取り結果の文字数Lを計算し、計算結果を記憶部15に保持する(ステップS31)。
次に、ステップS32において、CPU10は、カウンタNを1にセットする(ステップS32)。
次に、ステップS33において、CPU10は、バーコードの読み取り結果RのN番目の文字Cを取り出す(ステップS33)。
次に、ステップS34において、CPU10は、キーコード変換部17に文字CをキーコードKに変換させる(ステップS34)。
次に、ステップS35において、CPU10は、対象となるアプリケーションのテキストボックスに対し、変換されたキーコードKをキーコード送信部18に送信させる(ステップS35)。
次に、ステップS36において、CPU10は、カウンタNが文字数Lに等しいか否かを判定する(ステップS36)。
カウンタNが文字数Lに等しい場合(ステップS36の判定がYesの場合)、CPU10は、キーコード変換手順を終了させる。
一方、カウンタNが文字数Lに達していない場合(ステップS36の判定がNoの場合)、CPU10は、ステップS37において、カウンタNをN+1に置き換えた後(ステップS37)、新たなNについて、ステップS33の処理を行う(ステップS37)。
このように、CPU10は、バーコード191の読み取り結果をキーコードに変換してアプリケーションに送信することが可能となる。
従来、バーコード191の読み取り結果は、バーコード読み取り用のアプリケーション内のみでしか扱えなかったが、図13のように処理することで、任意のアプリケーションのテキストボックスに対して、読み取り結果を送信することが可能となる。
(他の実施形態)
1.実施形態1において、照準マーカー141の形状は、図5に示すような十字形状や枠形状のほか、ライン形状・丸形状・だ円形状・矩形状・くさび形状・矢印形状・平行線状など、バーコード191の読み取り位置を示すものであれば、どのような形状であってもよい。また、形状に限らず、色彩・模様の違いによってバーコード191の読み取り位置を示すものであってもよい。(実施形態4)
このように、照準マーカー141の形状・色彩または模様を効果的に組み合わせることによって、バーコード191の位置合わせが容易になる。
2.実施形態1において、カメラ撮影モードからバーコード読取モードへ移行したとき、ディスプレイ13には、カメラ11によって取得した画像を表示させないようにしてもよい。(実施形態5)
このように、カメラ11によって取得された画像をディスプレイ13に表示させないことによって、迅速なバーコード読取処理が可能となる。
3.実施形態3において、CPU10は、バーコード読取モードが選択された時点でディスプレイ13に表示中のアプリケーションが、テキストボックスを含むか否かを判定し、テキストボックスを含む場合にのみ、キーコード変換部17にキーコード変換させるものであってもよい。(実施形態6)
このようにすることによって、アプリケーションがテキストボックスを含むか否かに応じてキーコード変換することによって、効率的かつ迅速な処理を実現する。
以上に述べたように、
(i)この発明の光学情報読取装置は、
ユーザーからの指令を受け付ける入力部と、予め定められた形状のマーカー光を照射する光照射部と、画像を撮像して画像データを取得する画像データ取得部と、前記画像データに含まれるバーコード情報を読み取るバーコード情報読取部と、情報を表示する表示部と、前記入力部、前記光照射部、前記画像データ取得部、前記バーコード情報読取部および前記表示部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記入力部がバーコード読取準備指令を受け付けたとき、前記マーカー光を前記光照射部に照射させ、続いて前記入力部がバーコード読取実行指令を受け付けたとき、前記マーカー光の照射によって指定された予め定められた領域の画像データを前記画像データ取得部に取得させ、前記画像データに含まれるバーコード情報を前記バーコード情報読取部に読み取らせ、前記表示部に前記バーコード情報の読み取り結果を表示させることを特徴とする。
また、この発明の光学情報読取方法は、
バーコード読取準備指令の入力を受け付けたとき、予め定められた形状のマーカー光を照射する光照射工程と、続いてバーコード読取実行指令の入力を受け付けたとき、前記マーカー光の照射によって指定された予め定められた領域の画像データを撮像により取得する画像データ取得工程と、前記画像データに含まれるバーコード情報を読み取るバーコード情報読取工程と、前記バーコード情報の読み取り結果を表示する表示工程とを有することを特徴とする。
この発明において、「光学情報読取装置」は、カメラ機能、画像表示機能およびバーコード読取機能等を備え、レーザー光などの光を照射してバーコードを光学的に読み取る装置である。
「予め定められた形状のマーカー光」は、バーコードの読み取り位置やバーコードまでの距離を指定するために、十字形状や枠形状などの予め定められた形状に整形された照射光である。
マーカー光の形状としては、十字形状や枠形状のほか、ライン形状・丸形状・だ円形状・矩形状・くさび形状・矢印形状・平行線状など、バーコードの読み取り位置を示す形状であれば、どのような形状であってもよく、また、形状に限らず、色彩・模様の違いによってバーコードの読み取り位置を示すものであってもよい。
「バーコード情報」とは、商品等に付された1次元バーコードや2次元バーコード(QR(Quick Response)コード(登録商標))などのコード情報である。
「バーコード情報読取部」は、商品や製品に付された1次元バーコードや2次元バーコードを読み取るためのものであり、商品情報の確認や製品の特定などを行う部分である。
「バーコード読取準備指令」は、バーコード読み取りのためのバーコード読取モードに移行する操作である。
「予め定められた領域」は、画像データ取得の対象となる領域である。領域の形状や大きさは、カメラの撮影範囲やマーカー光の形状によらず、バーコード情報を認識可能な領域であれば、どのような形状や大きさであってもよい。
さらに、この発明の好ましい態様について説明する。
(ii)この発明による光学情報読取装置において、前記制御部は、前記入力部がバーコード読取準備指令を受け付けたとき、前記画像データを前記表示部に表示させずに、前記マーカー光を前記光照射部に照射させるものであってもよい。
このようにすれば、バーコード読取準備指令を受け付けたとき、カメラによって撮影された領域の画像データを表示部に表示させる必要がないため、汎用のカメラモジュールを用いて、業務用で求められる迅速なバーコード読取処理が可能になる。
(iii)この発明による光学情報読取装置において、前記制御部は、前記入力部が撮像に係る指令を受け付けていない場合、前記入力部がバーコード読取準備指令を受け付けたものとして処理を行うものであってもよい。
このようにすれば、カメラ撮影モードが選択されない場合、バーコード読取モードとして機能する光学情報読取装置を実現できるため、ユーザーは、バーコード読取モードに意識して切り替える必要がなく、業務用に特化したバーコード読取処理が可能になる。
(iv)この発明による光学情報読取装置において、前記バーコード情報をキーコードに変換するキーコード変換部と、前記キーコードを前記表示部に表示中の情報に係るアプリケーションに送信するキーコード送信部をさらに備え、前記制御部は、前記キーコード変換部を制御して前記バーコード情報を前記キーコードに変換させ、前記キーコード送信部を制御して前記キーコードを前記アプリケーションに送信させるものであってもよい。
このようにすれば、バーコード情報をキーコードに変換して、表示部に表示中のアプリケーションに送信することによって、バーコード読み取り用のアプリケーションだけでなく、任意のアプリケーションで文字データとして利用可能になる。
「キーコード」は、操作キーが押されたときに、操作キーからCPUに送られるコード(スキャンコード)である。キーコードは物理的な操作キーの配列によって決まり、アプリケーションの種類に依存しないため、アプリケーションにキーコードを送信して、ASCIIコードなどの所定の文字コードに変換することによって、任意のアプリケーションでテキストデータとして利用できるようになる。
「キーコード変換部」は、バーコードの読み取りによって得られた結果データをキーコードに変換する部分である。
(v)この発明による光学情報読取装置において、前記制御部は、前記表示部に表示中の情報がテキストデータに係るものであるとき、前記キーコード変換部を制御して前記バーコード情報を前記キーコードに変換させるものであってもよい。
このようにすれば、表示部に表示中の情報がテキストボックスに係るものである場合に限ってキーコード変換を実行することによって、効率的かつ迅速な処理を実現する。
この発明の好ましい態様は、上述した複数の態様のうちの何れかを組み合わせたものも含む。
前述した実施形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得る。それらの変形例は、この発明の範囲に属さないと解されるべきものではない。この発明には、請求の範囲と均等の意味および前記範囲内でのすべての変形とが含まれるべきである。
1:光学情報読取装置、 2:従来の光学情報読取装置、 10:CPU、 11:カメラ、 12:操作部、 13:ディスプレイ、 14:レーザー光源、 15:記憶部、 16:コード読取部、 17:キーコード変換部、 18:キーコード送信部、 100:カメラモジュール、 101:エイミング装置、 121:シャッターボタン、 131:照準マーカー、 141:照準マーカー、 151:RAM、 152:ROM、 191:バーコード

Claims (6)

  1. ユーザーからの指令を受け付ける入力部と、予め定められた形状のマーカー光を照射する光照射部と、画像を撮像して画像データを取得する画像データ取得部と、前記画像データに含まれるバーコード情報を読み取るバーコード情報読取部と、情報を表示する表示部と、前記入力部、前記光照射部、前記画像データ取得部、前記バーコード情報読取部および前記表示部を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記入力部がバーコード読取準備指令を受け付けたとき、前記マーカー光を前記光照射部に照射させ、続いて前記入力部がバーコード読取実行指令を受け付けたとき、前記マーカー光の照射によって指定された予め定められた領域の画像データを前記画像データ取得部に取得させ、前記画像データに含まれるバーコード情報を前記バーコード情報読取部に読み取らせ、前記表示部に前記バーコード情報の読み取り結果を表示させることを特徴とする光学情報読取装置。
  2. 前記制御部は、前記入力部がバーコード読取準備指令を受け付けたとき、前記画像データを前記表示部に表示させずに、前記マーカー光を前記光照射部に照射させる、請求項1に記載の光学情報読取装置。
  3. 前記制御部は、前記入力部が撮像に係る指令を受け付けていない場合、前記入力部がバーコード読取準備指令を受け付けたものとして処理を行う、請求項1または2に記載の光学情報読取装置。
  4. 前記バーコード情報をキーコードに変換するキーコード変換部と、前記キーコードを前記表示部に表示中の情報に係るアプリケーションに送信するキーコード送信部をさらに備え、
    前記制御部は、前記キーコード変換部を制御して前記バーコード情報を前記キーコードに変換させ、前記キーコード送信部を制御して前記キーコードを前記アプリケーションに送信させる、請求項1〜3のいずれか1つに記載の光学情報読取装置。
  5. 前記制御部は、前記表示部に表示中の情報がテキストデータに係るものであるとき、前記キーコード変換部を制御して前記バーコード情報を前記キーコードに変換させる、請求項4に記載の光学情報読取装置。
  6. バーコード読取準備指令の入力を受け付けたとき、予め定められた形状のマーカー光を照射する光照射工程と、続いてバーコード読取実行指令の入力を受け付けたとき、前記マーカー光の照射によって指定された予め定められた領域の画像データを撮像により取得する画像データ取得工程と、前記画像データに含まれるバーコード情報を読み取るバーコード情報読取工程と、前記バーコード情報の読み取り結果を表示する表示工程とを有することを特徴とする光学情報読取方法。
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