JP2004326545A - 携帯端末装置 - Google Patents

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政紀 佐藤
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Abstract

【課題】バーコードハンディターミナルのような携帯端末装置において、同じキーを操作することによって複数の機能を実行させることができるようにする。
【解決手段】2個のダブルアクションキー18,19のうちの一方のダブルアクションキー18を半押し又は全押しの状態にして、他のダブルアクションキー19を半押し又は全押ししたとき、当該他のダブルアクションキー19の単独の半押し又は全押しに割り当てられた機能とは異なる別の機能が割り当てられるようにする。これにより、例えば一方のダブルアクションキー18を全押しした状態で、他方のダブルアクションキー19を半押しすると、まずマーカ用レーザを点灯させて読み取り対象部分に読み取り可能な範囲がマーカ光によって、続いて他方のダブルアクションキー19を全押しすると、照明用LEDが点灯して読み取り対象部分を照明し、その反射光をCCDエリアセンサによって撮像するという一連の動作を一つのダブルアクションキー19の操作の半押し、全押しによって実現できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は複数のダブルアクションキーを備えた携帯端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
パソコンやPOS(Point Of Sale)レジに接続して使用するバーコードハンディターミナルでは、本体を手に持って読取口をバーコードに当てて読み取らせる。この読み取りは、通常、読み取り対象であるバーコード部分を照明するためのLEDを点灯させ、その状態でCCDカメラにバーコードからの反射光を露光(受像)させてデコードさせる。
【0003】
従来のバーコードハンディターミナルには、バーコードに対して読取口を正しく当てることができるようにマーカ用のレーザにより読み取り可能な範囲を示すことができるような機能が付加されていたりするが、更に最近では、ワープロソフトを搭載して簡単な文章を作成できるようにしたりする等、色々なプログラムソフトを搭載することが考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のバーコードハンディターミナルは、本体を手に持った場合、持ち替えずに片手で操作できる位置に存在するキーは、読み取り動作を開始させるためのトリガーキーだけであったため、マーカ用のレーザを点灯させるためのキーを操作するには、ターミナルを持っている手とは別の手でマーカ用のキーを操作したりしなければならなかった。しかしながら、これでは、マーカ用レーザの点灯とバーコードの読み取り開始とを別々のキーの操作によって行わねばならず、操作性に劣るものであった。このような操作性に対する問題は、色々なプログラムソフトを搭載する場合に一層顕著に現れる。
【0005】
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、同じキーの操作によって複数の機能を実行させることができ、操作性に優れる携帯端末装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、複数個のダブルアクションキーのうちの一つが半押し又は全押しの状態にあるとき、他の一つのダブルアクションキーを半押し又は全押ししたとき、当該他の一つのダブルアクションキーの単独の半押し又は全押しに割り当てられた機能とは異なる別の機能が割り当てられるので、同じキーを操作することで複数の機能を実行させることが可能となる。なお、ダブルアクションキーとは、押し込みストロークの途中までの押し込みである半押しによって第1のスイッチ素子が動作し、更なる押し込みである全押しによって第2のスイッチ素子が動作するキーを言う。
【0007】
請求項2の発明では、前記他の一つのダブルアクションキーの半押し及び全押しに割り当てられる機能のうち少なくとも一方の機能は、複数の機能のうちから選択可能であるので、2つのダブルアクションキーの操作に割り当てることができる機能が多くなる。
【0008】
請求項3の発明は、前記他の一つのダブルアクションキーの半押し及び全押しの両方に機能が割り当てられ、半押し及び全押しに夫々割り当てられた機能は、全押しの機能によって実行される動作に対して、半押しの機能によって実行される動作が準備段階の動作に相当するので、一つのダブルアクションキーを半押しし、続いて全押しすることで準備動作、目的動作を1つのキーの操作で順に円滑に行うことができる。
【0009】
請求項4の発明では、前記他の一つのダブルアクションキーの半押し及び全押しに割り当てられる機能は夫々複数の機能のうちから選択可能であり、そのうち半押しに割り当てる機能が選択されたとき、全押しに割り当てられる機能は、半押しに割り当てられた機能によって実行される動作を準備段階の動作とした目的の動作を実行する機能であるので、準備段階動作に相当する機能を選択するだけで、目的動作に相当する機能が自動的に選択され、機能の設定がし易くなる。
【0010】
請求項5の発明では、前記他の一つのダブルアクションキーの半押し及び全押しの双方に割り当てられた機能は、そのうちの一方を変更可能で、当該一方の機能の変更によって他方の機能に影響を与えないので、仮に、半押し及び全押しに夫々割り当てられた機能が準備段階に相当する機能と目的動作に相当する機能とであったとしても、半押し時及び全押し時の機能を夫々任意に変更することができる。
【0011】
請求項6の発明では、手で保持するための手持部を有し、前記一のダブルアクションキーと他の一のダブルアクションキーとは、前記手持部のうち、異なる指によって操作可能な位置に設けられているので、手を持ち替えたりしなくとも両方のダブルアクションキーを操作できる。
【0012】
請求項7の発明では、手で保持するための手持部を有し、前記一のダブルアクションキーと他の一のダブルアクションキーは、前記手持部を手で保持したとき、正面となる一面の上方部位に並べて設けられているので、操作し易い。
請求項8の発明では、手持部はガングリップ型で、前記一のダブルアクションキーと前記他の一つのダブルアクションキーは、このガングリップ型手持部以外の部位に設けられているので、ダブルアクションキーを誤って操作することがない。
請求項9の発明では、手持部はガングリップ型で、ダブルアクションキーの少なくとも一つはこのガングリップ型手持部に設けられているので、ダブルアクションキーの操作をし易い。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をバーコードハンディターミナルに適用した一実施例につき図1〜図7を参照しながら説明する。
図3は携帯端末装置としてのバーコードハンディターミナル(以下、BHTと称する。)の電気的構成のブロック図である。本実施例のBHTは一次元コードとしてのバーコードは勿論のこと、QRコードなどの二次元コードも読み取り可能で、同図に示すように、総括制御手段としての制御回路1、撮像手段としてのカメラ部2、画像処理手段としての画像処理回路3、液晶表示器4、PSレジなどの上位機器に接続されてデータを送受信する入出力回路5、キー入力装置6などから構成されている。
【0014】
制御回路1は、マイクロコンピュータ及びその周辺回路からなるもので、図示はしないがCPU、ROM、RAMなどを備えている。そして、ROMには、OS(Operating System)、情報コードとしての一次元コード及び二次元コードのデコードのためのプログラムソフト、ワープロソフト、エクスプローラなどのユーザインターフェースプログラムなどの各種のソフトウエアが記憶されている。
【0015】
カメラ部2は、撮像手段としてのCCDエリアセンサ7、読取可能領域を2点で示すための2個のマーカ用レーザ8、読取対象部分を照明する照明用LED(発光ダイオード)9、読取対象部分からの反射光をCCDエリアセンサ7上に結像させるレンズ10などから構成されている。
【0016】
CCDエリアセンサ7の受光信号は画像処理装置3に送られる。画像処理装置3は、CCDエリアセンサ7の受光信号を処理してコード画像として記憶する。そして、制御回路1は、バーコードのデコード手段として機能して画像処理装置3に記憶されたバーコードをデコードし、読み取りデータとして入力回路5からPOSレジなどの上位機器に送信する。
【0017】
液晶表示器4は、表示手段としての液晶表示画面11と、この液晶表示画面11を照明するバックライト(以下、LCDバックライトと称する。)12、液晶表示画面11上に設けられたタッチパネル13などからなる。なお、BHTには、タッチパネル13をタッチ操作するためのタッチペン(図示せず)が付属されている。
【0018】
キー入力装置6は、複数個のファンクションキー14、0〜9の数字キー15、任意に選択した機能を実行するためのキーである第1及び第2のマジックキー(以下、Mキー)16及び17、第1の及び第2のダブルアクションキー18及び19、その他の複数個のキー20などの各種のキーからなるキー群21、このキー群21の各キーから出力されるスイッチ信号を処理して各キー特有の識別信号を制御回路1に与えるスイッチ信号処理回路22、キー14〜20を照明するバックライト(以下、キーバックライトと称する。)23などから構成されている。
【0019】
ここで、上記各種のキー14〜20は押圧操作によってスイッチ素子を動作させるものであるが、特にダブルアクションキー18,19は、押し込みストロークの途中までの押し込みである半押しによって第1のスイッチ素子が動作し、更なる押し込みである全押しによって第2のスイッチ素子が動作するキーを言う。また、本実施例では、第1及び第2のMキー16及び17もダブルアクションキーからなる。なお、このBHTは電源としての電池を搭載している。
【0020】
図1はBHTの平面図、図2はBHTの外観斜視図である。これら図1及び図2に示すように、BHTの本体24は、頭部25と手持部26とを上下に一体に連ねて構成され、頭部25の表面側には前記液晶表示画面11が設けられている。また、頭部25の裏面側には、横長の読取口27が形成されており、マーカ用レーザ8及び照明用LED9はマーカ光及び照明光をこの読取口27から読取対象部分へと照射し、その反射光もこの読取口27から本体24内に入射してCCDエリアセンサ7に受光される。
【0021】
一方、手持部26の表面側には、前記各種のキー14〜20のうち、第1及び第2のダブルアクションキー18及び19を除いたキー14〜17,20が配設されており、第1及び第2のダブルアクションキー18及び19は手持部3の左右両側面部の頭部2寄りの上部位に配設されている。これらキー14〜20は透明又は半透明で、キーバックライト23により背部から照明されてその位置及び種類を視認できるようになっている。このキーバックライト23の点滅は、LCDバックライト12と同様に制御回路1によって制御される。
【0022】
さて、上記各種キー14〜20を操作すると、そのキーのスイッチ素子から発せられるスイッチ信号はキー信号処理回路22に処理されて制御回路1にキー操作信号として送られる。そして、制御回路1は、制御回路1から送られてきたキー操作信号により、どのキーが操作されたかを判別し、そのキーに割り当てられた機能を果たすように動作する。
【0023】
ここで、第1及び第2のダブルアクションキー18及び19の半押しによって動作するスイッチ素子及び全押しによって動作するスイッチ素子からの信号も同様に処理されて第1及び第2のダブルアクションキー18及び19の半押しか全押しかが判別できるようになっている。
【0024】
次に、本発明に係る第1及び第2のダブルアクションキー18及び19の半押し及び全押しに割り当てられた機能、その機能の割り当て方法などについて説明する。まず、これら第1及び第2のダブルアクションキー18及び19の半押しと全押しとの組み合わせ操作によって、各種の機能を得ることができるようになっている。
【0025】
この実施例では、第1のダブルアクションキー18について、その単独の操作には何の機能も割り当てられていない。これは、第1のダブルアクションキー18の半押し又は全押しに機能を割り当てると、半押し又は全押しした時、第1のダブルアクションキー18の操作に割り当てられた機能を果たすようにするのか、後で第2のダブルアクションキー19の半押し又は全押しされたとき、その第2のダブルアクションキー19の操作と組み合わせて当該第2のダブルアクションキー19の半押し又は全押しに割り当てられた機能を果たすようにするのか判別できなくなるからである。
【0026】
これに対し、第2のダブルアクションキー19の単独での半押し又は全押しに対しては、一定の機能が予め割り当てられており、更に、第1のダブルアクションキー18を半押し又は全押しにして第2のダブルアクションキー19を半押し又は全押しすると、当該第2のダブルアクションキー19の単独での半押し又は全押しに割り当てられた機能とは別の機能を果たすようになっている。
【0027】
この実施例では、図4(c)に示すように、第2のダブルアクションキー19の単独での半押しに対しては、レーザマーカ点灯機能が割り当てられ、全押しに対してはバーコードの一種であるPOSコード読み取り機能が割り当てられている。従って、第2のダブルアクションキー19を単独で半押しすると、制御回路1はそのキー操作信号に応答してマーカ用レーザ8を点灯させ、次に第2のダブルアクションキー19を単独で全押しすると、制御回路1はそのキー操作信号に応答して照明用LED9を点灯させ、読取対象部分からの反射光をCCDエリアセンサ7に露光させてPOSコードをデコードするようになっている。
【0028】
一方、第1のダブルアクションキー18を半押し又は全押し状態を前提にした第2のダブルアクションキー19の半押し及び全押しに対しては、図4(a)及び(b)に示すような機能が割り当てられている。つまり、第1のダブルアクションキー18の半押し状態で第2のダブルアクションキー19を半押しすると、マーカ用レーザ8が点灯し、続いて第2のダブルアクションキー19を全押しすると、照明用LED9が点灯して一次元コードであるCoade39を読み取る動作を実行するようになっている。また、第1のダブルアクションキー18の全押し状態で第2のダブルアクションキー19を半押しすると、マーカ用レーザ8が点灯し、続いて第2のダブルアクションキー19を全押しすると、照明用LED9が点灯して二次元コードであるQRコードを読み取る動作を実行するようになっている。
【0029】
コード読み取り作業を行う場合、液晶表示画面11が上向きの状態で、片方の手の掌を下向きにして手持部26を上から握り持つ、又は片方の手の掌を上向きにして手持部26を下から握り持つ。このようにして手持部26を持つと、親指と人差し指の2本の指で、第1のダブルアクションキー18と第2のダブルアクションキー19を操作できる状態となるので、第1のダブルアクションキー18を操作せず、或は半押し状態で、又は全押し状態で第2のダブルアクションキー19を半押しし、それから全押しすることで、コード読み取りの準備動作であるマーカ光の照射と目的動作であるコード読み取りとを順に行うことができる。
【0030】
上述の第1のダブルアクションキー18の無操作、半押し、全押しの3つの状態で第2のダブルアクションキー19を半押し又は全押しした場合に割り当てられる機能は、夫々複数の機能からユーザにおいて所望に設定することができる。この機能の割り当ては次のようにして行う。なお、この機能の選択は、機能割り当て手段及び表示制御手段として機能する制御回路1の制御の下で行われる。
【0031】
機能変更の一例として、まず、第1のダブルアクションキー18の全押し状態での第2のダブルアクションキー19の半押し及び全押しに割り当てられる機能を、LCDバックライト12とキーバックライト23の双方の点灯及びLCDバックライト12だけの点灯に変更する場合に適用して図5を参照しながら説明する。
【0032】
即ち、ファンクションキー14のいずれかのキーを操作して液晶表示画面11に図5(a)に示すメニュー画面を表示させる。そして、図示しないタッチペンでメニュー画面から4番目の「SET SYSTEM」を選択する。
すると、図5(b)に示す選択画面が表れるので、3番目の「KEY」を選択する。次に図5(c)に示す選択画面が表れるので、第1のダブルアクションキー18の全押しを示す1番目の「D1」を選択し、これにより表れた図5(d)の画面で9番目の「Function Key」を選択する。なお、第1のダブルアクションキー18の半押しは「D1H」で示される。
【0033】
そして、次の図5(e)の画面で第1のダブルアクションキー18の全押しと第2のダブルアクションキー19の半押しを表す2番目の「D1+D2H」を選択する。すると、図5(f)の画面が表れるので、LCDバックライト12とキーバックライト23を示す5番目の「LCD Backlight」と6番目の「Key Backligjht」を選択する。以上により、第1のダブルアクションキー18の全押し状態で第2のダブルアクションキー19を半押しすると、LCDバックライト12及びキーバックライト23が点灯する機能が割り当てられるようになる。
【0034】
この後、上記したと同様にして、第1のダブルアクションキー18の全押し状態で第2のダブルアクションキー19を全押ししたとき、LCDバックライト12だけが点灯するように機能を割り当てる。なお、第2のダブルアクションキー19の全押しは「D2」で示される。
【0035】
このようにすれば、簡単にバックライトが点灯できるようになっている場合とは異なり、明るい所で不用意に点灯させてしまい、これに気付かずに(明るいとバックライトの点灯に気付き難い。)長時間使用し、電源電池を無駄に消耗させるといった不具合を解消できる。
【0036】
以上のように第1のダブルアクションキー18の全押し状態で第2のダブルアクションキー19を半押ししたとき、両バックライト12,23を双方共に点灯させ、全押ししたときLCDバックライト12だけを点灯させるように機能を割り当てた後、再び、元のように第1のダブルアクションキー18の全押し状態で第2のダブルアクションキー19を半押ししたときマーカ用レーザ8が点灯し、第2のダブルアクションキー19を全押ししたとき照明用LED9が点灯してコード読取を開始するように機能を割り当てる場合には、上述したと同様に図5(a)に示すメニュー選択画面を表示させ、4番目の「SET SYSTEM」を選択し、次の図5(b)の画面で3番目の「KEY」を選択し、続いて表示される図5(c)の画面で1番目の第1のダブルアクションキー18の全押しを示す「D1」を選択する。
【0037】
すると、図5(d)の画面が表示されるので、この画面で9番目の「Function Key」を選択する。そして、次の図5(e)で示す画面で第1のダブルアクションキー18の全押しと第2のダブルアクションキー19の半押しを示す2番目の「D1+D2H」を選択し、次の図5(f)の画面で8番目の「Laser Marker」を選択する。
【0038】
その後、上述したと同様にして第1のダブルアクションキー18の全押し状態で第2のダブルアクションキー19の全押ししたとき、照明用LED9が点灯されてコード読み取りが実行されるように設定する。つまり、図5(e)で1番目の「D1+D2H」を選択し、図5(f)でコード読み取り開始を意味する7番目の「Trigger」を選択する。これにより、画像処理回路3が記憶する画像に基づいてコードの種類を判別し、判別結果に基づいたデコードソフトによりコードをデコードする。
【0039】
デコードするコードの種類を予め設定しておきたい場合には、「Trigger」を選択した後、図5(g)の読み取りコードの選択画面を表示させ、ここで所望するコードを選択するようにすることができる。この選択を用いれば、読み取るコードの種類を、第1及び第2のダブルアクションキー18及び19の半押し及び全押しの組み合わせに対し、図4のように、Coad39、QRコード、POSコードに設定できる。
【0040】
第2のダブルアクションキー19の半押しと全押しとにマーカ用レーザ8の点灯及びコード読み取りを割り当てる場合には、簡易な設定方法が容易されている。この設定方法を図6により説明する。なお、図6では説明の簡単化のために図4(c)で示した第1のダブルアクションキー18を操作しない状態で第2のダブルアクションキー19を半押し及び全押ししたとき、マーカ用レーザ8の点灯とPOSコード読み取りとが割り当てられるようにしたものである。
【0041】
まず、液晶表示部11に図6(a)のメニュー画面を表示し、この表示画面で4番目の「SET SYSTEM」を選択し、次の図6(b)の画面で3番目の「KEY」を選択する。続いて図6(c)の画面で第2のダブルアクションキー19の半押しを示す4番目の「D2H」を選択し、次の図6(d)の画面でコード読み取りを行う動作の準備動作に相当する8番目の「Laser Marker」を選択する。
【0042】
マーカ用レーザ8を点灯させる動作は、次の照明用LED9を点灯させてコードを読み取る動作(目的動作)の準備段階に相当する動作(準備動作)であるから、機能割り当て手段に相当する制御回路1は、「Laser Marker」が選択されたら、次はコード読み取りの開始機能が選択されるであろうと判断し、図6(e)に示すように、液晶表示画面11にこれを意味する「Autoset To D2:Trigger Key OK 1:YES 2:NO」とコード読み取り開始動作の選択を推奨するような表示がなされる。
【0043】
そこで、「1:YES」を選択すると、第2のダブルアクションキー19の全押しに対してコードの読み取り開始機能が自動的に割り当てられ、この結果、第2のダブルアクションキー19を半押しすると、マーカ用レーザ8が点灯し、次に第2のダブルアクションキー19を全押しすると、照明用LED9が点灯してコードの読み取りを開始するように機能が割り当てられる。この場合も、読み取るコードの種類を予め設定して起きたい場合には、図6(f)の画面を表示させて、コードの種類を選択するようにしても良い。なお、図5(g)、図6(f)において、1番目の「All Coads」はコードの種類を予め設定せず、画像処理回路3に記憶された画像からコードの種類を判別しデコードする形態を示す。
【0044】
このように、第2のダブルアクションキー19の半押しに対して或る動作が割り当てられたとき、その動作が或る目的動作の準備動作に相当する動作であるとき、第2のダブルアクションキー19の全押しに目的動作が推奨されて、その推奨に対して応答をするだけで自動的に目的動作が割り当てられるので、機能の選択操作が非常に行い易くなる。
【0045】
ちなみに、図4(a)及び(b)に示すように第1のダブルアクションキー18の半押し又は全押し状態で第1のダブルアクションキー19を半押し及び全押ししたとき、マーカ用レーザ8の点灯してCode39の読み取り又はQRコードの読み取りが行われるようにするには、図5(a)〜(f)の画面を順に表示させる。そして、図5(f)に相当する場面で7番目の「Trigger」を選択する。すると、次に図6(e)に相当する画面が表れるので、ここで「1:YES」を選択すれば良い。そして、デコードするコードを予め設定しておきたい場合には、図6(f)で示す画面を表示させて所望のコードを選択すれば良い。
【0046】
次に、図6に示す手順によって第2のダブルアクションキー19の半押しにマーカ用レーザ8の点灯を割り当て、全押しにコード読み取りを割り当てた後、その第2のダブルアクションキー19の半押し又は全押しを別の機能、例えば全押しをLCD用バックライト12の点灯に変更する場合の手順を図7により説明する。
【0047】
即ち、図7(a)に示すメニュー選択画面を表示させ、4番目の「SET SYSTEM」を選択する。そして、次に表示される図7(b)の画面で3番目の「KEY」を選択し、続いて表示される図7(c)の画面で3番目の第2のダブルアクションキー19の全押しを示す「D2」を選択する。
【0048】
すると、今まで、第2のダブルアクションキー19の全押しに対しては、半押しの機能を準備動作とする目的動作に相当する機能が自動的に割り振られていたので、それを解除してよいかを問うための画面が図7(d)のように表示される。そこで、この画面で「1:YES」を選択する。これにより、図7(e)の画面が表れるので、5番目の「LCD Backlight」を選択する。これにより、第2のダブルアクションキー19の半押しにマーカ用レーザ8の点灯が割り当てられ、全押しにLCDバックライト12の点灯が割り当てられる。
【0049】
このようなことは、第2のダブルアクションキー19の半押しの機能(マーカ用レーザ8の点灯)を別の機能に変更する場合も同様に行うことができ、この場合にも、第2のダブルアクションキー19の全押しのコード読み取り機能は何等の影響を受けない。もちろん、第1のダブルアクションキー18の半押し又は全押し状態で、第2のダブルアクションキー19が半押しされたときの機能と全押しされた時の機能が準備動作と目的動作の関係にあった場合も、第2のダブルアクションキー19の半押しの機能及び全押しの機能の打ち、一方の機能を他方の機能に対して何等の影響を与えないで別の機能に変更することが可能である。
【0050】
図8は本発明の他の実施例を示す。この実施例では、BHTの手持部28をガングリップ型としたもので、この手持部28の上部に設けられた頭部29の左右両側に第1及び第2のダブルアクションキー18及び19が配設されている。また、前述の一実施例における第1及び第2のMキー16及び17は手持部28の前側に上下に設けられている。なお、液晶表示画面11及び他のキー14,15,20は頭部29の上面に配設されている。
【0051】
この実施例では、手持部28を片方の手に握り持つ。すると、第1及び第2のダブルアクションキー18及び19を親指と人差し指の2本の指で操作できる。特に、本実施例の場合には、第1及び第2のダブルアクションキー18及び19が手持部28ではなく、頭部29の左右両側に配設されているので、手持部28を握り持ったときに不用意に押圧してしまうことがない。
【0052】
なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施例に限定されるものではなく、以下のような拡張或は変更が可能である。
第1及び第2のMキー16及び17を第1及び第2のダブルアクションキー18及び19と同様に機能させても良い。この場合、図1に示すように、キー群21を配置した面が正面となるように手持部26を手に保持したとき、第1及び第2のMキー16及び17がその一面の上方部に並んで設けられた状態になれば、両Mキー16及び17を人差し指と親指などで操作できる。また、図8のように両Mキー16及び17が上下に配置されていれば、手持部26を手に持った状態で人差し指と中指などで操作できる。
上述の一実施例で説明した第1及び第2のダブルアクションキー18及び19の半押し及び全押しを組み合わせて得られる機能は、第1及び第2のダブルアクションキー18及び19と第1及び第2のMキー16及び17の4つのダブルアクションキーのいずれか2つを組み合わせて果たすように構成しても良い。
目的動作とその準備動作との関係は、コード読み取りに対するマーカ用レーザ8の点灯の関係に限られず、図9に示すような関係、つまり選択したメニューの実行に対する準備動作としてタブキーとしての機能、アプリケーションでの文字入力に対する準備動作としてシフトキーの機能、アプリケーションでのショートカット起動に対する準備動作としてコントロールキーとしての機能、エクスプローラからのプログラム起動においてエンターキーの機能に対するタブキーの機能、エクスプローラでのファイル編集においてペースト機能に対するコピー又はカット機能など種々考えられる。
第1のMキー16、第2のMきー17を第1のダブルアクションキー18及び第2のダブルアクションキー19と同様に機能させることもできる。
携帯端末装置としては、バーコード読取装置に限られず、PDA(Personal dijital assistants)、携帯電話機などであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すBHTの平面図
【図2】同斜視図
【図3】同電気的構成のブロック図
【図4】ダブルアクションキーの操作に割り当てられた機能を示す図
【図5】ダブルアクションキーの操作に機能を割り当てる場合の手順を示す図その1
【図6】ダブルアクションキーの操作に機能を割り当てる場合の手順を示す図その2
【図7】ダブルアクションキーの操作に機能を割り当てる場合の手順を示す図その3
【図8】本発明の他の実施例を示す図2相当図
【図9】目的動作と準備動作の関係の他の例を示す図
【符号の説明】
図中、1は制御回路、4は液晶表示器、6はキー入力装置、8はマーカ用レーザ、9は照明用LED、11は液晶表示画面、18,19は第1,第2のダブルアクションキー、24は本体、26は手持部、27は読取口、28は手持部を示す。

Claims (9)

  1. 押し込みストロークの途中までの押し込みである半押しによって第1のスイッチ素子が動作し、更なる押し込みである全押しによって第2のスイッチ素子が動作する複数個のダブルアクションキーを備え、
    この複数個のダブルアクションキーのうちの一つが半押し又は全押しの状態にあるとき、他の一つのダブルアクションキーを半押し又は全押ししたとき、当該他の一つのダブルアクションキーの単独の半押し又は全押しに割り当てられた機能とは異なる別の機能が割り当てられるように構成されていることを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記他の一つのダブルアクションキーの半押し及び全押しに割り当てられる機能のうち少なくとも一方は、複数の機能のうちから選択可能であることを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 前記他の一つのダブルアクションキーの半押し及び全押しの両方に機能が割り当てられ、半押し及び全押しに夫々割り当てられた機能は、全押しの機能によって実行される動作に対して、半押しの機能によって実行される動作が準備段階の動作に相当することを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  4. 前記他の一つのダブルアクションキーの半押し及び全押しに割り当てられる機能は夫々複数の機能のうちから選択可能で、そのうち半押しに割り当てる機能が選択されたとき、全押しに割り当てられる機能は、半押しに割り当てられた機能によって実行される動作を準備段階の動作とした目的の動作に相当する動作を実行する機能であることを特徴とする請求項3記載の携帯端末装置
  5. 前記他の一つのダブルアクションキーの半押し及び全押しの双方に割り当てられた機能は、そのうちの一方を変更可能で、当該一方の機能の変更によって他方の機能に影響を与えないことを特徴とする請求項3又は4記載の携帯端末装置。
  6. 手で保持するための手持部を有し、前記一のダブルアクションキーと他の一のダブルアクションキーとは、前記手持部のうち、異なる指によって操作可能な位置に設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の携帯端末装置。
  7. 手で保持するための手持部を有し、前記一のダブルアクションキーと他の一のダブルアクションキーは、前記手持部を手で保持したとき、正面となる一面の上方部位に並べて設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の携帯端末装置。
  8. 手持部はガングリップ型で、前記一のダブルアクションキーと前記他の一つのダブルアクションキーは、このガングリップ型の手持部以外の部位に設けられていることを特徴とする請求項6記載の携帯端末装置。
  9. 手持部はガングリップ型で、ダブルアクションキーの少なくとも一つはこのガングリップ型の手持部に設けられていることを特徴とする請求項6記載の携帯端末装置。
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