JP2001283149A - 情報コード読取装置 - Google Patents

情報コード読取装置

Info

Publication number
JP2001283149A
JP2001283149A JP2000098072A JP2000098072A JP2001283149A JP 2001283149 A JP2001283149 A JP 2001283149A JP 2000098072 A JP2000098072 A JP 2000098072A JP 2000098072 A JP2000098072 A JP 2000098072A JP 2001283149 A JP2001283149 A JP 2001283149A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information code
image
decoding
information
stored
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000098072A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3695278B2 (ja
Inventor
Yutaka Matsushima
豊 松島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2000098072A priority Critical patent/JP3695278B2/ja
Publication of JP2001283149A publication Critical patent/JP2001283149A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3695278B2 publication Critical patent/JP3695278B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一度に読み取った複数の情報コードの内、特
定の情報コードのみを、特定の順序にて繰り返し復号可
能にする。 【解決手段】 S130で光学情報記録面から画像を読
み込み、その結果をラベリング処理を行ない(S14
0)その結果を液晶ディスプレイに表示する(S15
0)。ユーザは復号させたい情報コードに対応する推定
位置をハンディターミナルの備えるテンキーで順次指定
し、最後に終了キーを押す(S160)。このとき、復
号しなくてもよい情報コードに対応する推定位置に対応
する数字は押さない。このようにして指示を受けると、
指示された推定位置およびその指示を受けた順序をメモ
リに格納する(S170)。復号は、メモリに格納され
た指示内容に基づいて行なわれるので、読み取った画像
中の特定の情報コードのみを特定の順序で繰り返し復号
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バーコードや2次
元コードなどの情報コードを複数同時に読み取り可能な
情報コード読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、バーコードをラインセンサで
検出したり、2次元コードを2次元光学センサにて2次
元的な画像データとして検出したりし、これらのデータ
を一時的に画像データメモリに記憶して、この画像デー
タメモリを走査してコードを復号する情報コード読取装
置が知られている。なお、バーコードを2次元光学セン
サで読み取り、復号することも可能である。また、2次
元光学センサを用いる場合には、同時に複数の情報コー
ド(バーコードまたは2次元コード)を読み取り、それ
ぞれ復号する、という手法も考えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、情報コ
ード読取装置にて複数の情報を一度に読み取らせる場合
に、読み取った範囲内に、復号したくない情報コードが
入ってしまうことがある。これに対しては、読み取った
範囲内の特定の情報コードのみを復号するように指定す
ることが考えられるが、この指定を読み取り動作をする
都度、行なう必要に迫られる虞がある。また、読み取っ
た複数の情報コードを、特定の順序で復号したい場合も
あるが、そうした要望に答える技術は存在しない。
【0004】本発明はかかる課題に鑑みなされたもの
で、請求項1に記載の情報コード読取装置は、一度に読
み取った複数の情報コードの内、特定の情報コードのみ
を、特定の順序にて繰り返し復号可能にすることを目的
としている。また請求項2に記載の情報コード読取装置
は、2次元コードの読み取りも可能にすることを目的と
している。
【0005】また更に、請求項3に記載の情報コード読
取装置は、情報コードの存在位置を推定するための具体
的な例を提案するものである。請求項4に記載の情報コ
ード読取装置は、請求項3の情報コード読取装置の更に
適切な実施態様を示したものである。
【0006】そして請求項5に記載の情報コード読取装
置は、指示を直観的に行なえるようにすることを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】かかる課
題を解決するためになされた本発明の請求項1に記載の
情報コード読取装置(以下、単に読取装置ともいう)
は、設定モードと読み取りモードの少なくとも2つのモ
ードを備えたものとなっている。両モードの切り替えは
モード切替手段によって行なう。設定モードでは、まず
画像検出手段により検出された光学情報記録面からの反
射光に含まれる複数の情報コードを、画像データ記憶手
段が画像データとしてメモリに記憶し、その画像データ
の中から位置推定手段が、情報コードの概略的な存在位
置を推定する(この、存在位置を推定する処理をラベリ
ング処理という)。こうして推定された概略的な存在位
置(以下、推定位置ともいう)を概略位置表示手段が視
覚的に表示し、この推定位置の中からユーザが指定手段
を介して、復号したい情報コードに対応する推定位置を
指定する。すると、その情報コードの推定位置およびそ
の指定を受けた順序が指定順序記憶手段に記憶される。
【0008】従って、請求項1に記載の読取装置によれ
ば、一旦、設定モードで情報コードの推定位置およびそ
れに対応する情報コードの復号の順序を指定順序記憶手
段に記憶させておけば、その記憶内容にしたがって特定
の複数の情報コードを特定の順序で繰り返し復号するこ
とができ、読み取りの都度、復号対象の情報コードや復
号の順序を設定する必要がない。また、復号手段は、位
置推定手段によって抽出された推定位置を復号の処理対
象とするので、画像データ全体を復号対象にした場合に
比べ処理の負荷が小さくて済む。
【0009】請求項2に記載の読取装置のように、画像
検出手段を2次元光学センサとし、概略位置表示手段
を、2次元画像を表示するディスプレイ装置とすると、
バーコード以外の情報、例えば2次元コードも復号対象
にすることが可能となる。またバーコードに関しても、
読み取り範囲内の任意の位置および任意の姿勢(例:複
数のバーコードが段状に並んだ状態)で光学情報記録面
に記録されていても読み取り可能となる。
【0010】ラベリング処理については、本発明の出願
人が出願した特願平11−161065号に詳しいの
で、ここでは以下のような説明に留める。すなわちラベ
リング処理とは請求項3に示すように、メモリにおける
1画像領域を複数の検査区域に分割し、その分割された
検査区域毎に、当該区域内に含まれる画像データに基づ
いて明暗の変化点の数を計数する。そして、その計数さ
れた明暗変化点数に基づいて、情報コードが存在する可
能性の高い検査区域を抽出し、その抽出された検査区域
を、メモリにおける情報コードの推定位置とする。
【0011】従来は、走査線に従って、メモリ領域内の
画像データを1画素ごとに検査していったが、本発明で
は、複数画素を1まとめにした検査区域単位で概略的な
コード存在領域を推定した後、その推定された領域内に
おいてのみ従来通りの1画素毎の明暗パターンを検査す
るので、その検査範囲が小さくて済む。また、推定位置
は、検査区域毎に計数した明暗変化点数の大小比較の
み、すなわち整数値の相対比較により抽出されるため、
処理負荷は小さくて済む。従って、推定位置を抽出し、
情報コードの正確な位置を検出して復号をするまでの時
間を短縮することができる。
【0012】また請求項4に記載の読取装置のように、
検査区域を、画像領域を水平方向へ走査するための主走
査線及び垂直方向へ走査するための副走査線とそれぞれ
平行な線によって区画される矩形の区域にすると、デー
タを扱い易くなる。すなわち、2次元光学センサ(例え
ばCCDエリアセンサ)は主走査線および副走査線方向
にマトリックス状に画素が配列されているからである。
【0013】請求項5に記載の読取装置では、ディスプ
レイ装置の画面上にタッチパネルを設けてこれを指定手
段とし、このタッチパネルで指定された箇所およびその
指定を受けた順序を指定順序記憶手段が記憶する。そし
て復号制御手段は、指定順序記憶手段に記憶された箇所
の下の画面に、復号モードにおいて表示された情報コー
ドを、指定順序記憶手段に記憶された順序で復号する。
【0014】このような読取装置によれば、復号する情
報コードの指示を直観的に行なうことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施の形態を図
面と共に説明する。まず、図1に本発明を適用したハン
ディターミナル1の正面図を示す。ハンディターミナル
1は、その上部に設けられた情報コード読取部5と、液
晶ディスプレイ7と、矢印キー9と、ENT11と、電
源スイッチ13と、モード切替キー14と、終了キー1
5と、取消キー16と、テンキー17と、トリガスイッ
チ18とを備えている。なお、ハンディターミナル1に
は本図に示された構成以外にも、外部機器(例えば、ホ
ストコンピュータ)とデータのやり取りをするためのコ
ネクタや、このやり取りに関する指示などをするための
ボタン類を備えているが、省略した。
【0016】ハンディターミナル1の構成の概略を図2
に示す。ハンディターミナル1は、照明19、レンズ2
1、光学的センサ23、センサ駆動回路25、照明駆動
回路27を備えた光学系部分、マイコン31、メモリ3
3、波形整形部35、データ出力部37を備えた復号処
理部、液晶ディスプレイ7、キー群41からなるマンマ
シンインタフェース部、電源回路43、バッテリ45か
らなる電源部に分けられる。なお、光学的センサ23は
2次元CCDイメージセンサであり、レンズ21にて結
像された像を2次元データとして検出することができ
る。また、データ出力部37は、復号結果を外部のコン
ピュータシステムなどに出力するために使用される。
【0017】復号処理部は、バーコード47、QRコー
ド49、マイクロQR51(これらを総じて情報コード
という。またこれらが複数、光学情報記録面に記録され
た状態をコード群という。またQRコード49、マイク
ロQR51は何れも2次元コードである)を処理可能に
されている。具体的には、コード群が記録された光学情
報記録面に照明19により光を照射し、この反射光がレ
ンズ21により光学的センサ23上に結像され、光電変
換される。変換結果は波形整形部35で増幅され、2値
化されてメモリ33内に格納される。2値化の結果はメ
モリ33内の画像RAMにも記録され、これにより液晶
ディスプレイ7上で、ハンディターミナル1のユーザは
ハンディターミナル1が読み込んだ画像を見ることがで
きる。
【0018】この格納された画像情報を元にマイコン3
1が復号を行なう。メモリ33は、2値化の結果や後述
するプログラムの処理に用いるデータ等を一時的に記憶
する領域や画像RAMの他、ハンディターミナル1の電
源を切っても格納した内容が消えない不揮発性RAM、
マイコン31により実行されるプログラムが格納された
ROMも含んでいる。キー群41とは、矢印キー9、E
NTキー11、…、トリガスイッチ18の総称である。
【0019】マイコン31にて実行される情報コード読
み取り処理のフローチャートを図3に示す。本処理は電
源スイッチ13が操作されてハンディターミナル1が電
源ON状態になると起動する。本処理が起動するとまず
ステップ(以下、Sと記す)100にてハンディターミ
ナル1の各部の初期化を行なう。そしてS110にてモ
ード選択画面を液晶ディスプレイ7に表示する。その表
示内容は、図4(a)に示すようなものである。この画
面は、メモリ33のROM領域に格納されており、マイ
コン31がこれを画像RAMに転送することにより液晶
ディスプレイ7に表示される。ここで設定モードとは、
コード群の内のどの情報コードを復号するかをユーザが
ハンディターミナル1に指示するモードであり、読取モ
ードとは設定モードにて行なわれた設定にしたがって、
実際にハンディターミナル1にてコード群の復号を行な
うモードである(本発明の復号モードに相当)。本図に
示されているように、設定モードを選ぶときには、テン
キー17の「1」を押す。読取モードを選ぶときには、
テンキー17の「2」を押す。
【0020】図3に戻る。続くS120では、設定モー
ドが選択されたか否かを判定する。具体的には、テンキ
ー17の内、「1」が押されたか「2」が押されたかを
判断する。ここではユーザが設定モードを選んだものと
する。するとS130に進み光学情報記録面から画像の
読み込みを行なう。そして続くS140でラベリング処
理を行なう。このラベリング処理では、S130で読み
取った画像を格子状に分け、その各格子内において発生
している画像データに基づいて明暗の変化点の数を計数
する。そして、その計数された明暗変化の数に基づい
て、情報コードが存在する可能性の高い検査区域を抽出
し、その抽出された検査区域を、メモリにおける情報コ
ードの推定位置とする。例えば、図4(b)のような画
像をS130で読み取った場合、S140でラベリング
を行なうと、S150では図5(a)のような画像が液
晶ディスプレイ7に表示される。
【0021】ユーザは、この画面に基づき、復号させた
い順序でテンキー17を操作する。例えば、図5(a)
において画面の右上に存在する情報コード、画面の中央
のやや下に存在しする情報コードをこの順序で復号し、
左上に存在する情報コードは復号しなくてもよい場合に
は、テンキー17の「2」「3」をこの順序で押し、最
後に終了キー15を押す。なお、この記載から判るよう
に、情報コードを1つのみ指定することも可能である。
図3に戻る。このようにして指示を受ける(S160)
と、S170にて指示内容をメモリ33の不揮発性の領
域に格納する。前記例では「初めに画面の右上にある情
報コードを復号し、次に画面中央のやや下にある情報コ
ードを復号する」という内容がメモリ33に格納され
る。このように指示の内容がメモリ33に格納されると
本処理を終了する。
【0022】S120にて読取モードを選択したと判定
された場合には、S210に進む。なおS210の処理
は、トリガスイッチ18が押されることによっても起動
される。S210では指示内容をメモリ33から読み出
す。前記例によれば「初めに画面の右上にある情報コー
ドを復号し、次に画面中央のやや下にある情報コードを
復号する」という内容となる。
【0023】そして続くS220にて画像の読み込みを
行なう。こうして読み取った画像データに対し、S21
0で読み取った指示内容にしたがって復号を順次行なう
(S230)。すなわち、まず画面中央の右上にある情
報コードを復号する。詳しく言うと、指示内容が示す位
置にある情報コードがどんな規格の符号であるかを判別
してから復号を行なう。この判別は、読み取ったコード
のサイズ、データの特徴等に基づき行なわれる。そして
この復号結果をメモリ33に一時的に記憶する(S24
0)。そしてS250では、指示内容にある情報コード
が全て復号されたかを判定する。前記例では「画面中央
のやや下にある情報コードを復号」が残っているので、
NOと判定されてS230に戻る。YESと判定された
場合には本処理を終了する。なお、新たに画像を読み取
らせ、その復号を行なわせたいときには、トリガスイッ
チ18を押す。するとS210から処理が開始される。
【0024】また、S220〜S260の処理を行なっ
ているときにモード切替キー14を押すと、設定モード
へモードを遷移させることができる。例えば、読取モー
ドにおいて、復号対象の情報コードを変更したくなった
場合には、モード切替キー14を押すことにより、S1
30の処理が起動される。
【0025】このようなハンディターミナル1によれ
ば、復号対象の情報コードの推定位置およびその復号の
順序を設定モードで一度設定しておけば、トリガスイッ
チ18を押すだけで次々に所望の情報コードのみを所望
の順序で復号することができる。
【0026】また、一度設定した指示内容は、メモリ3
3に不揮発的に記憶されるので、前回、ハンディターミ
ナル1を使ったときと同じ指示内容で復号して良い場合
には、電源を入れ、図4(a)の画面が表示されたとき
に「読取モード」を選択するだけで良い。しかも、復号
は、ラベリング処理によって抽出された推定位置のみを
処理対象とするので、画像データ全体を復号対象にした
場合に比べ処理の負荷が小さくて済む。
【0027】ここで、本実施の形態の構成と本発明の構
成との対応関係を示す。ハンディターミナル1が情報コ
ード読取装置に相当し、光学的センサ23が画像検出手
段に相当し、S210〜S250が復号制御手段に相当
し、S150が概略位置表示手段に相当し、テンキー1
7が指定手段に相当し、S180が指定順序記憶手段に
相当し、S110およびモード切替キー14がモード切
替手段に相当する。
【0028】以上、本発明の一実施形態として、ハンデ
ィターミナル1について説明してきたが、本発明はこの
実施形態に何等限定されるものではなく様々な態様で実
施しうる。例えば、ハンディターミナル1をバーコード
47、QRコード49、マイクロQR51以外の情報コ
ードをも復号可能に構成したり、専ら2次元コードを復
号しバーコード47を復号できない読取装置としたりし
ても良い。
【0029】また、タッチパネルを用いてモードの選択
や情報コードの指定が可能な態様にしても良い。タッチ
パネルは、液晶ディスプレイ7に重ねて設置される透明
の部材で、ペンや指でその表面に触れると、その触れら
れた位置をマイコン31で認識可能にされている。マイ
コン31はその位置に表示されていた情報に対応する処
理を行なう。例えば、図4(a)が表示された状態で、
「設定モード」と表示された箇所に触れると、図3のS
130以下の処理が起動される。また図5(a)の画面
で、前記と同様の指定を行なうには、と表示された推
定位置に触れ、次にと表示された推定位置に触れ、最
後に終了キー15を押す。こうすれば、モード選択や復
号対象の指定を直観的に行なうことができる。なお、タ
ッチパネルを用いる場合には、図4(a)、図5(a)
に示された〜の数字は表示不要となる。
【0030】前記実施形態では、画像検出手段として2
次元CCDイメージセンサを用いたが、これ以外の2次
元光学センサを用いても良い。また、1次元光学的セン
サを用いても良い。ただしこの場合には、コード群は、
図5(b)に示すように走査方向が一直線に並んだバー
コードからなるものに限られる(バーコード47a、4
7b、47cの規格は、復号処理部で復号可能にされて
さえいれば、互いに同じでなくともよい)。指定の仕方
は前記実施形態と同様、図5(b)のような画像を液晶
ディスプレイ7に表示させテンキー17で指定するよう
にすれば良い。
【0031】あるいは、バーコード47a〜47cが一
直線に並んでいる必要があることに鑑みて、液晶ディス
プレイ7を排し、代わりに走査方向に平行に複数のLE
Dを一直線に配置してもよい。そして読み取った一次元
画像の中でバーコード47a〜47cが存在する箇所に
対応するLEDのみを点灯させる(1つのバーコード中
の白い部分は無視し、そのバーコードの左端に対応する
位置から右端に対応する位置までに対応するLEDを点
灯させる)。この態様で図5(b)のコード群を読み取
った場合、バーコード47a、47b、47cに対応し
た長さの、光るLEDからなる線を3本視認できること
になる。そして、これらの線に対応して「左から1、
2、3(線が4本以上ある場合には更に4、5、…)と
番号を付与する」と予め決めておき、テンキー17で復
号対象のバーコードおよびそれらの復号の順序を指定で
きるようにしておくと簡単である。LEDに代えて一直
線に並んだ液晶素子を用いてバーコードの位置および数
を表示してももちろん良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態であるハンディターミナ
ル1の正面図である。
【図2】 ハンディターミナル1の概略構成を示すブロ
ック図である。
【図3】 マイコン31により実行される情報コード読
み取り処理を示すフローチャートである。
【図4】 モード選択を行なう場合の液晶ディスプレイ
7の表示態様などを示す説明図である。
【図5】 ラベリング処理が行なわれた結果などを示す
説明図である。
【符号の説明】
1…ハンディターミナル 5…情報コード読取部 7…液晶ディスプレイ 9…矢印キー 11…ENTキー 13…電源スイッチ 14…モード切替キー 15…終了キー 16…取消キー 17…テンキー 19…照明 21…レンズ 23…光学的センサ 25…センサ駆動回路 27…照明駆動回路 31…マイコン 33…メモリ 35…波形整形部 37…データ出力部 47、47a、47b、47c…バーコード 49…QRコード 51…マイクロQR

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の情報コードが記録された光学情報
    記録面からの反射光を検出する画像検出手段と、該画像
    検出手段により検出された反射光に含まれる情報コード
    を復号する復号手段と、を備えた情報コード読取装置に
    おいて、 前記画像検出手段により検出された反射光を画像データ
    としてメモリに記憶する画像データ記憶手段と、 該画像データ記憶手段に記憶された画像データの中から
    前記情報コードの概略的な存在位置を推定する位置推定
    手段と、 該位置推定手段により推定された前記概略的な存在位置
    を視覚的に表示する概略位置表示手段と、 該概略位置表示手段によって表示された前記概略的な存
    在位置の中から、前記復号手段に復号させる情報コード
    の存在位置を順次指定するための指定手段と、 該指定手段によって指定された前記概略的な存在位置お
    よび指定を受けた順序を記憶する指定順序記憶手段と、 該指定順序記憶手段に前記概略的な存在位置が記憶され
    た情報コードのみを、前記指定を受けた順序で前記復号
    手段に復号させる復号制御手段と、 前記概略的な存在位置および指定された順序を前記指定
    順序記憶手段に記憶する設定モード、および前記指定順
    序記憶手段に記憶された前記概略的な存在位置に存在す
    る情報コードを該指定順序記憶手段に記憶された前記順
    序にしたがって前記復号制御手段に復号させる復号モー
    ド、の少なくとも2つのモードに、使用者の指示に応じ
    て当該情報コード読取装置を切り替えるモード切替手段
    と、 を備えたことを特徴とする情報コード読取装置。
  2. 【請求項2】 前記画像検出手段が、2次元光学センサ
    であり、 前記概略位置表示手段が、2次元画像を表示するディス
    プレイ装置であることを特徴とする請求項1に記載の情
    報コード読取装置。
  3. 【請求項3】 前記概略位置表示手段が、 前記メモリにおける1画像領域を複数の検査区域に分割
    し、その分割された検査区域毎に、当該区域内に含まれ
    る画像データに基づいて明暗の変化点の数を計数し、 その計数された明暗変化点数に基づいて、情報コードが
    存在する可能性の高い検査区域を抽出し、その抽出され
    た検査区域を、前記メモリにおける前記情報コードの概
    略的な存在領域として推定するものであることを特徴と
    する請求項2に記載の情報コード読取装置。
  4. 【請求項4】 前記検査区域は、前記画像領域を水平方
    向へ走査するための主走査線及び垂直方向へ走査するた
    めの副走査線とそれぞれ平行な線によって区画される矩
    形の区域であること、 を特徴とする請求項3に記載の情報コード読取装置。
  5. 【請求項5】 前記指定手段が、前記ディスプレイ装置
    の画面上に設置されたタッチパネルであり、 前記指定順序記憶手段が、前記タッチパネルで指定され
    た箇所を、その指定を受けた順序と共に記憶するもので
    あり、 前記復号制御手段が、前記指定順序記憶手段に記憶され
    た箇所に、復号モードにおいて読み取られた情報コード
    のみを、該指定順序記憶手段に記憶された前記順序で前
    記復号手段に復号させるものであることを特徴とする請
    求項2から4にいずれか記載の情報コード読取装置。
JP2000098072A 2000-03-31 2000-03-31 情報コード読取装置 Expired - Fee Related JP3695278B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000098072A JP3695278B2 (ja) 2000-03-31 2000-03-31 情報コード読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000098072A JP3695278B2 (ja) 2000-03-31 2000-03-31 情報コード読取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001283149A true JP2001283149A (ja) 2001-10-12
JP3695278B2 JP3695278B2 (ja) 2005-09-14

Family

ID=18612603

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000098072A Expired - Fee Related JP3695278B2 (ja) 2000-03-31 2000-03-31 情報コード読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3695278B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004219152A (ja) * 2003-01-10 2004-08-05 Tsubakimoto Chain Co コード読み取りシステム
US6902105B2 (en) 2001-10-22 2005-06-07 Seiko Epson Corporation Negotiable instrument processing device, negotiable instrument processing method and negotiable instrument processing system
JPWO2007108053A1 (ja) * 2006-03-16 2009-07-30 富士通株式会社 コード認識方法及び装置、電子装置、プログラム及び記憶媒体
JP2014225298A (ja) * 2014-08-27 2014-12-04 カシオ計算機株式会社 識別装置及びプログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6902105B2 (en) 2001-10-22 2005-06-07 Seiko Epson Corporation Negotiable instrument processing device, negotiable instrument processing method and negotiable instrument processing system
JP2004219152A (ja) * 2003-01-10 2004-08-05 Tsubakimoto Chain Co コード読み取りシステム
JPWO2007108053A1 (ja) * 2006-03-16 2009-07-30 富士通株式会社 コード認識方法及び装置、電子装置、プログラム及び記憶媒体
JP4653215B2 (ja) * 2006-03-16 2011-03-16 富士通株式会社 コード認識方法及び装置、電子装置、プログラム及び記憶媒体
JP2014225298A (ja) * 2014-08-27 2014-12-04 カシオ計算機株式会社 識別装置及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3695278B2 (ja) 2005-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4270133B2 (ja) 情報読取装置
JP4059173B2 (ja) 光学的情報読取装置および光学的情報の読取方法
US5945661A (en) Data symbol reader and method including data symbol position evaluation
WO2006049704A2 (en) Methods and apparatus for dynamic signal processing
CN111539236A (zh) 一种一次性读取多个条码的方法
JP3695278B2 (ja) 情報コード読取装置
JP3675289B2 (ja) 情報コード読取装置
CN109657513B (zh) 二维码
JP7468580B2 (ja) 端末装置及びプログラム
JP2004110670A (ja) 情報コード読取装置
JP4951266B2 (ja) 表示装置、関連情報表示方法およびプログラム
KR100829108B1 (ko) 패턴 기울기 계산 기능을 갖는 2차원 바코드 판독 장치 및방법
JP3331300B2 (ja) 光学読取り装置
JP5780192B2 (ja) 情報コード読取装置
JP3066729B2 (ja) 指紋入力装置
JP5310039B2 (ja) 撮像処理装置及びプログラム
WO2012140772A1 (ja) タッチパネル装置、および、これを用いた情報処理方法
JP4378894B2 (ja) ハンディ型情報コード読取装置
JP5251964B2 (ja) 光学情報読み取り装置
JP4915307B2 (ja) 携帯型情報読取端末
JP2018010555A (ja) 符号読取装置、符号読取プログラムおよび符号読取方法
JP2005292990A (ja) バーコード読取装置及びバーコード読取方法
JP2011203944A (ja) 光学的情報読取装置及び情報処理端末
JP2000268122A (ja) 二次元コードリーダ
JP2002216073A (ja) 可読文字等の読取り装置及び可読文字等の読取り方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040818

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040928

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050607

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050620

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110708

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120708

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120708

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120708

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130708

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130708

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees