JPH10301750A - 携帯情報処理装置 - Google Patents

携帯情報処理装置

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Publication number
JPH10301750A
JPH10301750A JP12507197A JP12507197A JPH10301750A JP H10301750 A JPH10301750 A JP H10301750A JP 12507197 A JP12507197 A JP 12507197A JP 12507197 A JP12507197 A JP 12507197A JP H10301750 A JPH10301750 A JP H10301750A
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JP
Japan
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screen
display
page
portable information
information processing
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Application number
JP12507197A
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English (en)
Inventor
Toshiro Iizuka
俊郎 飯塚
Hirofumi Takagi
広文 高木
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Panasonic Mobile Communications Co Ltd
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Matsushita Communication Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 左手などの一方のみでの装置の保持かつ
操作で画面切り替えを行い、利便性、操作性、構成の自
由度の向上を図ること。 【解決手段】 装置の上面に配置されて親指で操作する
前ぺージ送り用押ボタンSW2の押圧時間によって表示
操作部1のLCD1aでの現在の画面表示の前ページを
めくるスピードが早くなるように制御を行う。かつ、親
指で操作する現在の画面表示の後ページ送り用押ボタン
SW3の押圧時間に基づいて後ページをめくるスピード
が早くなるように制御する。さらに、装置の傾斜方向の
向き認識し、現在画面表示中の一つのページ上での現在
の表示画面部分から、装置の傾斜方向の向きに対応した
一つのページ上の他の部分の画面表示を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子手帳、携帯デ
ータ端末などに適用し、当該装置を左手などの一方で保
持し、かつ、操作して表示画面を切り替える携帯情報処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子手帳、携帯データ端末では、
アプリケーションソフトウェアごとのデータ処理を行
い、そのデータの読み出し、更新が行われる。例えば、
スケージュール管理では、その年月日とともに予定など
が入力され、後日に読み出して、そのスケージュルを確
認している。また、予定データの消去や追加が行われ
る。このような電子手帳、携帯データ端末での入力操作
は、キーボードやペンを用いて行われる。
【0003】この場合、電子手帳、携帯データ端末の本
体を左手で保持し、かつ、右手に保持したペンで入力操
作を行うことが多い。又は、人の指でキーボードに対す
る入力を行っている。したがって、両手がふさがれてい
るため、電子手帳、携帯データ端末の使用以外の他の作
業ができ難くなって不便である。例えば、屋外などで右
手で携帯電話機を使用している場合、電子手帳、携帯デ
ータ端末のスケジュール管理データを読み出す、その操
作ができ難くなってしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように上記従来例
では、電子手帳、携帯データ端末を使用する際には両手
がふさがれてしまい、他の作業ができ難いため操作性が
悪いという欠点があった。本発明は、このような従来の
技術における課題を解決するものであり、電子手帳、携
帯データ端末等に適用した際に、左手などの一方のみで
の装置の保持かつ操作によって容易かつ確実に表示画面
の切り替えが出来るようになり、その使用の利便性、操
作性、構成の自由度が向上する優れた携帯情報処理装置
を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、以下の手段を講じた。請求項1に記載の発明は、デ
ィスプレイを有する装置本体と、前記装置本体をスイン
グしたときにそのスイング方向を検出する検出手段と、
前記スイング方向に対応してディスプレイの画面表示を
制御する制御手段とを具備する構成を採る。
【0006】この構成では本発明を電子手帳、携帯デー
タ端末等に適用した際に、左手などの一方のみでの装置
の保持かつ操作によって現在の画面の切り替えが容易か
つ確実に行われる。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、スイング方向は、上向き、下向き、右
向き及び左向きの少なくとも4方向を含む構成を採る。
【0008】この構成によれば、装置本体を握持したま
まスイングすることにより、前ページもしくは後ページ
の画面切り替え又は上下左右のページの切り替えを片手
で行うことができる。したがって、地図等の頁送り等に
非常に有効である。
【0009】請求項3に記載の発明は、ディスプレイを
有する第1面及びこの第1面の反対側の第2面を有する
装置本体と、前記第1面上に設けられた第1の押圧ボタ
ンと、前記第2面上に設けられた第2の押圧ボタンとを
具備し、前記第1及び第2の押圧ボタンに一方の手の指
を当接させた状態で前記一方の手で前記装置本体を握持
し、前記装置本体をスイングしたときに、前記第1又は
第2の押圧ボタンを前記指で押圧して表示画面を変える
構成を採る。
【0010】この構成によれば、装置本体を手首を支点
としてスイングした際に、第1及び第2の押圧ボタンの
いずれかが押圧されるので、その第1及び第2の押圧ボ
タンの押圧により、容易に画面を切り替えることができ
る。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、装置本体をスイングすることにより、
表示画面において頁めくり又は頁送りが行われる構成を
採る。
【0012】この構成によれば、第1又は第2の押圧ボ
タンを頁めくり又は頁戻しの画面変更に対応させること
により、片手で装置本体を握持している状態で容易に頁
操作を行うことができる。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項1又は請
求項3に記載の発明において、第1又は第2の押圧ボタ
ンの押圧時間を長くすることにより、連続的に順次表示
画面が変わる構成を採る。
【0014】この構成によれば、本発明を電子手帳、携
帯データ端末等に適用した際に、片手で装置本体を保持
し、かつスイング動作をすることにより、1ページ上で
の現在表示画面から、他の画面に連続的に移動(スクロ
ール)させる画面移動が容易かつ確実に行われる。
【0015】請求項6に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、第1又は第2の押圧ボタンの組み合わ
せにより種々のアプリケーションの選択が可能である構
成を採る。
【0016】この構成によれば、片手で装置本体を握持
した状態であっても、簡単に種々のアプリケーション選
択を行うことができる。
【0017】請求項7に記載の発明は、請求項1又は請
求項3に記載の発明において、装置本体の握持側の側部
に湾曲した突出部が設けられており、第1及び第2の押
圧ボタンに指を当接させた状態で前記装置本体を握持し
た際に、前記装置本体を握持した手の平の窪みに前記湾
曲した突出部が適合する構成を採る。
【0018】この構成では、右手又は左手の一方での装
置の保持が確実になり、さらに、操作する指が容易かつ
正確に位置するようになる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の携帯情報処理装置
の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本
発明の携帯情報処理装置の実施形態の外観構成を示す斜
視図である。図1において、この携帯情報処理装置は、
この装置を左手で保持する平板状の外観構成であり、当
該装置の上面の中央部から右側に位置してアプリケーシ
ョン内容(アイコン)や、そのデータを画面表示し、か
つ、住所や電話番号、スケジュール内容などをペン入力
するためのカラー液晶ディスプレイ(LCD)の前面に
抵抗型又は静電型のタブレットを重ね合わせた表示操作
部1が設けられている。
【0020】さらに、当該装置の上面の左側に人の指で
操作して表示操作部1上でのカーソル移動を行うための
スライドパッド2が設けられている。また、スライドパ
ッド2の下部方向に以降の図4をもって示すように、当
該装置を左手で保持した際の親指で動作モードを切り替
えるモード切替用押ボタン(スイッチ)SW1と、この
モード切替用押ボタンSW1の下部方向に複数ページの
データを前ページに切り替える前ぺージ送り用押ボタン
SW2が設けられている。
【0021】さらに、当該装置の裏面に以降の図4に示
すように、当該装置を左手で保持した際の人差指で複数
ページのデータを後ページに切り替える後ページ送り用
押ボタンSW3が設けられている。
【0022】これらのSW1−SW3は、握持した手の
手首を支点として装置をスイングすることにより、その
反動で自然に押圧されるような位置に設けられている。
したがって、これらのSW1−SW3の押圧について
は、装置を持ちかえることなく行うことができる。これ
により、片手操作ガ非常に容易となる。
【0023】なお、当該装置装置の右側端部は、その周
囲が左手で保持し易いように、湾曲し、かつ、段差が設
けられており、さらに、当該装置の上部に図4に示すよ
うに当該装置を左手で保持した際の親指を容易に配置す
るための凹部6が形成されている。なお、凹部6と同様
の凹部を裏面にも形成すると、人差指などの位置が容易
に誘導して位置できるようになる。また、湾曲した突出
部は装置を握持したときに手の平に適合するようになっ
ている。さらに、当該装置を人の右手で保持して使用す
る場合は、各部を図1の構成と左右反転して配置すれば
良い。
【0024】図2は、この携帯情報処理装置の電気的構
成を示すブロック図である。図2において、この例はマ
イクロプロセッサを中心に構成したものであり、例え
ば、スケージュール管理、計算機、電話帳、住所録、漢
字辞書として機能し、かつ、移動電話ネットワークなど
を通じてデータ送受信を行うために各部を制御するCP
U10が設けられている。また、この制御プログラムを
格納したROM11及びワーキング用のRAM12がC
PU10に接続して設けられている。さらに、CPU1
0には図1をもって示したモード切替用押ボタンSW
1、前ぺージ送り用押ボタンSW2及び後ページ送り用
押ボタンSW3が接続して設けられている。
【0025】また、この例においては、装置をスイング
したときのスイング方向を検出する手段を有する構成を
示している。すなわち、図1に示す当該装置の向きを、
その表示操作部1の上部を上向きに変位させた傾斜状態
(以下、単に上向きUと記載する)、表示操作部1の下
部を上向きに変位させた傾斜状態(以下、単に下向きD
と記載する)、表示操作部1の右側を上向きに変位させ
た傾斜状態(以下、単に右上向きRと記載する)、又
は、表示操作部1の左側を上向きに変位させた傾斜状態
(以下、単に左上向きLと記載する)をそれぞれ検出す
る本体向き検出器13を有している。
【0026】この本体向き検出器13は、周知のガラス
管内の水銀が傾斜で変位して両端の接点をオン・オフす
る水銀スイッチや、金属ボールが管内を移動して両端の
接点をオン・オフする傾斜スイッチなどを十の字上に二
組を配置して構成すれば良い。さらに、この例には、本
体向き検出器13からの上向きU、下向きD、右上向き
R又は左上向きLの傾斜を判定したそれぞれの検出信号
を出力する本体向き判定部14と、この本体向き判定部
14からの検出信号をCPU10が取り込めるようデジ
タル信号に変換するA/D変換器15とを有している。
【0027】また、この例には、モード切替用押ボタン
SW1、前ぺージ送り用押ボタンSW2及び後ページ送
り用押ボタンSW3のそれぞれの押圧によるオンを検出
し、かつ、その押圧時間をCPU10の制御で計測する
ためのカウンタなどを備えたスイッチオン処理部16が
設けられている。さらに、アプリケーションソフトウェ
アを格納し、当該装置に着脱可能なICカード17と、
このICカード17のデータを読み取ってCPU10に
送出するICカードデータ読取装置18とを有してい
る。
【0028】また、ICカード17から読み出したデー
タを一時的に格納するメモリ19と、CPU10からの
画像データ、例えば、複数枚のページや表示操作部1で
一部を画面表示した際のデータなどを格納し、かつ、ス
ライドパッド2による画面上のカーソルの移動などの画
像処理を行うためのビデオRAMなどを用いた画像処理
用メモリ20を有している。
【0029】さらに、画像処理用メモリ20からの画像
データをX,YマトリックスのLCD駆動信号に変換し
て表示操作部1へ出力するLCD駆動回路21と、図1
に示すスライドパッド2のカーソル操作方向(上下右
左)を示すカーソル信号をCPU10が取り込むために
処理して出力するカーソル信号処理部22とを有してい
る。さらに、表示操作部1はカラー液晶ディスプレイ
(LCD)1aに重ね合わせた抵抗式又は容量式のタブ
レット1bとから構成されるとともに、タブレット1b
からの操作信号をCPU10に送出するための操作信号
処理部25が設けられている。
【0030】次に、この実施形態の動作について説明す
る。図3は図1に示した携帯情報処理装置の使用状態を
示す斜視図である。図3において、この携帯情報処理装
置は、当該装置を左手Mで保持して、モード選択、ペー
ジめくり又は1ページ上での表示画面を移動(スクロー
ル)させるものである。この際、モード切替用押ボタン
SW1やスライドパッド2の操作でスケジュール管理の
アプリケーションなどを画面表示し、この状態で上向き
U、下向きD、右上向きR又は左上向きLに、当該装置
全体をスイングしてページめくりを行い、又は、1ペー
ジ上での表示画面を移動(スクロール)させる。
【0031】図4は、この当該装置全体の傾斜を装置の
側面(短手方向、長手方向)をもって説明するための図
である。図4(a)は、表示操作部1の上部を上向きに
変位させた状態、すなわち、上向きUの傾斜状態を示
し、図4(b)は表示操作部1の下部を上向きに変位さ
せた状態、すなわち、下向きDの傾斜状態を示してい
る。また、図4(c)は表示操作部1の左側の装置の端
部を上向きに変位させ、表示操作部1の右側を下方に下
げた状態、すなわち、左上向きLの傾斜状態であり、図
4(d)は表示操作部1の右側を上向きに変位させる表
示操作部1の左側を下方に下げた状態、すなわち、右上
向きRの傾斜状態を示している。
【0032】以下、図2に示した電気的構成の動作につ
いて説明する。図5は変位操作に基づいた動作の処理手
順を示すフローチャートである。図1から図5におい
て、この装置が図3に示すように左手で保持される。次
に、例えば、モード切替用押ボタンSW1を一定時間以
上押圧すると、この押圧時間をスイッチオン処理部16
の図示しないカウンタなどが計数し、この時間(電源)
データの取り込みをCPU10が判断して、この装置の
動作開始(電源オン)を設定する(ステップS1)。こ
の後、ICカード17に格納しているデータをICカー
ドデータ読取装置18が読み取ってCPU10に送出
し、メモリ19に格納する(ステップS2)。次に、ス
ケージュール管理、計算機、電話帳、住所録、漢字辞書
などのアプリケーションモード(アイコン)が画面表示
される(ステップS3)。
【0033】次に、親指でスライドパッド2を操作し、
表示操作部1に画面表示されたアプリケーションモード
を選択する。ここではスケージュール管理を選択する
(ステップS4)。このスケージュール管理のデータが
表示操作部1の制御でメモリ19から読み出され、画像
処理用メモリ20に格納する。この後、画像処理用メモ
リ20に格納しているスケージュール管理データがLC
D駆動回路21を通じて表示操作部1のLCD1aに送
出され、ここで画面表示される(ステップS5)。次
に、スライドパッド2の操作でスケジュール管理画面に
おける必要な部分を指示して選択し、その画面をCPU
10の制御を通じてLCD1aで表示する。例えば、年
月日に対応するスケジュール内容を入力する場合は、ペ
ンを用いてタブレット1bから、その入力を行う。な
お、このタブレット1bを通じたデータの入力は、慣用
的な電子手帳や携帯端末と同様の動作である。
【0034】この後、LCD1aの画面に対して、この
前ページをめくってLCD1aで画面表示する場合、図
3に示すように親指で前ぺージ送り用押ボタンSW2が
押圧され、この押圧をカーソル信号処理部22を通じて
CPU10が取り込んで判断する(ステップS6)。前
ぺージ送り用押ボタンSW2の押圧の場合(S6:Ye
s)、その一定時間以上の押圧時間をカーソル信号処理
部22で計時する(ステップS7)。この一定時間以上
の押圧時間データをCPU10が取り込むと、その押圧
時間に対応して画像処理用メモリ20を制御し、前ペー
ジをめくるスピードが早くなるように制御して、その前
ページをめくるように変化する画面表示がLCD1aで
行われる(ステップS8)。前ぺージ送り用押ボタンS
W2の押圧を停止すると、その前ページをめくる画面表
示が停止する。
【0035】なお、モード切替用押ボタンSW2を一定
時間以上押圧しない場合は図5に、その処理手順を記載
しないものの、その押圧ごとに前ページをめくり、その
ページごとの画面表示が行われる。
【0036】次に、前ぺージ送り用押ボタンSW2の押
圧でない場合(S6:No)、親指で後ページ送り用押
ボタンSW3が押圧され、この押圧をカーソル信号処理
部22を通じてCPU10が取り込んで判断する(ステ
ップS9)。ここで後ページ送り用押ボタンSW3の押
圧の場合(S9:Yes)、その一定時間以上の押圧時
間をカーソル信号処理部22で計測する(ステップS1
0)。この押圧時間データをCPU10が取り込むと、
その押圧時間に対応して画像処理用メモリ20を制御
し、後ページをめくるスピードが早くなるように制御し
て、その前ページをめくるように変化する画面表示をL
CD1aで行う(ステップS11)。後ページ送り用押
ボタンSW3の押圧を停止すると、その後ページをめく
る画面表示が停止する。
【0037】図6はページ送りの状態を説明するための
図である。図6において、前ぺージ送り用押ボタンSW
2又は親指で後ページ送り用押ボタンSW3の押圧、か
つ、その押圧時間に対応して、現在の表示操作部1のL
CD1aが面表示されたスケジュール管理のページP6
から画面が前ページ5にめくられ、又は、後ページPn
に向かってめくられる。なお、モード切替用押ボタンS
W3を一定時間以上押圧しない場合は図5に、その処理
手順を記載しないものの、その押圧ごとに後ページをめ
くり、そのページごとの画面表示が行われる。
【0038】このような前ぺージ送り用押ボタンSW2
の押圧でない場合(S6:No)、かつ、後ページ送り
用押ボタンSW3の押圧でない場合(S9:No)、図
3に示すように当該装置全体を傾斜させて1ページ上で
の表示画面の移動を行うために上向きU、下向きD、右
上向きR又は左上向きLに変位される。
【0039】この場合、本体向き検出器13での傾きの
信号が、本体向き判定部14に入力され、ここで装置の
上向きU、下向きD、右上向きR又は左上向きLの傾斜
状態を判定し、それぞれの検出信号をA/D変換器15
に出力し、ここで検出信号をCPU10が取り込めるよ
うにデジタル信号に変換して出力する。CPU10は検
出信号から、図3に示すように当該装置の上向きU、下
向きD、右上向きR又は左上向きLを認識する(ステッ
プS12)。図3、図4に示すように、上向きUは表示
操作部1の上部を上向きに変位させた傾斜状態であり
(ステップS13)、下向きDは表示操作部1の下部を
上向きに変位させた傾斜状態である(ステップS1
4)。さらに、左上向きLは表示操作部1の左側を上向
きに変位させる表示操作部1の右側を下方に下げた傾斜
状態であり(ステップS15)、右上向きRは表示操作
部1の右側を上向きに変位させる表示操作部1の左側を
下方に下げた傾斜状態である(ステップS16)。
【0040】CPU10は検出信号から当該装置の上向
きU、下向きD、右上向きR又は左上向きLの傾斜を認
識すると、現在画面表示中の1ページ上での表示画面部
分から、それぞれ上向きU、下向きD、右上向きR又は
左上向きLの傾斜に対応した部分の画面表示を行うよう
に、画像処理用メモリ20を制御して、その画面表示を
行う(ステップS13,S14,S15,S16)。
【0041】図7は、この1ページ上での表示画面を移
動させる状態を説明するための図である。図7におい
て、この移動(スクロール)ではLCD1aでの現在の
表示画面Paから、上向きUの傾斜に対応した画面Pb
の部分がLCD1aで表示される。また、下向きDの傾
斜に対応して画面Pcの部分がLCD1aで表示され
る。さらに、右上向きRの傾斜に対応して画面Peの部
分がLCD1aで表示され、また、左上向きLの傾斜に
対応して画面Pdの部分がLCD1aで表示される。な
お、ここでは現在の表示画面Paに対して十字方向に画
面Pb,Pc,Pdを切り替えているが、図7に示すよ
うに切り替えた画面Pb,Pc,Pdを現在の画面表示
として、さらに、1ページ上などでの十字方向の他の画
面に切り替えることが出来る。
【0042】次に、表示停止をCPU10が判断する。
すなわち、モード切替用押ボタンSW1の一定時間以上
の押圧による電源オフ(OFF)を判断し、この停止を
認識した際に、その電源オフを設定する(ステップS1
7,S18)。また、一定時間以上の押圧による電源オ
フ(OFF)を認識しない場合(S17:No)は、ス
テップS6に戻って、ページ送りの操作、すなわち、前
ぺージ送り用押ボタンSW2の押圧からの処理手順を繰
り返す。
【0043】このように、この実施形態では、親指で前
ぺージ送り用押ボタンSW2の押圧と、その一定時間以
上の押圧時間によって前ページをめくるスピードが早く
なるように制御し、また、親指で後ページ送り用押ボタ
ンSW3が押圧され、この一定時間以上の押圧時間に基
づいて後ページをめくるスピードが早くなるように制御
している。
【0044】さらに、本体向き検出器13での傾斜の検
出信号に基づいて、その当該装置の上向きU、下向き
D、右上向きR又は左上向きLの傾斜を認識して、現在
画面表示中の1ページ上での表示画面部分から、それぞ
れ上向きU、下向きD、右上向きR又は左上向きLの傾
斜に対応した部分の画面表示を行っている。
【0045】なお、この実施形態ではアプリケーション
ソフトウェアを格納したICカード17を当該装置に着
脱可能に構成したが、この他に増設用メモリを装着して
追加するように構成しても良い。この、データ処理が速
くなり、また、データ処理量が増加する利点がある。
【0046】また、モード切替用押ボタンSW1の押圧
回数又は押圧時間によって、CPU10の制御での当該
装置の上向きU、下向きD、右上向きR又は左上向きL
の傾斜に対応した部分に切り替える画面表示を停止する
ようにも出来る。この場合、不安定な状態での不用意な
画面移動を阻止できるようなる。また、同一画面の表示
を一定時間、保持する場合にも便利である。
【0047】また、この実施形態では、装置の傾斜方向
の向きの検出を上向きU、下向きD、右上向きR又は左
上向きLきの4方向としているが、本体向き検出器13
の水銀スイッチなどを4方向の配置とともに、4方向の
間にも配置して8方向での傾斜の向きを検出し、現在の
表示画面に対する斜め方向の外側の画面部分もLCD1
aで切り替えて画面表示するようにも出来る。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明の携帯情報処
理装置は、電子手帳、携帯データ端末等に適用した際
に、左手などの一方のみでの装置の保持かつ操作によっ
て現在の画面の切り替えが容易かつ確実に行われる。
【0049】また、本発明の携帯情報処理装置は、装置
本体を握持したままスイングすることにより、前ページ
もしくは後ページの画面切り替え又は上下左右のページ
の切り替えを片手で行うことができる。したがって、地
図等の頁送り等に非常に有効である。
【0050】また、本発明の携帯情報処理装置は、装置
本体を手首を支点としてスイングした際に、第1及び第
2の押圧ボタンのいずれかが押圧されるので、その第1
及び第2の押圧ボタンの押圧により、容易に画面を切り
替えることができる。
【0051】また、本発明の携帯情報処理装置は、第1
又は第2の押圧ボタンを頁めくり又は頁戻しの画面変更
に対応させることにより、片手で装置本体を握持してい
る状態で容易に頁操作を行うことができる。
【0052】また、本発明の携帯情報処理装置は、電子
手帳、携帯データ端末等に適用した際に、片手で装置本
体を保持し、かつスイング動作をすることにより、1ペ
ージ上での現在表示画面から、他の画面に連続的に移動
(スクロール)させる画面移動が容易かつ確実に行われ
る。
【0053】また、本発明の携帯情報処理装置は、片手
で装置本体を握持した状態であっても、簡単に種々のア
プリケーション選択を行うことができる。
【0054】また、本発明の携帯情報処理装置は、右手
又は左手の一方での装置の保持が確実になり、さらに、
操作する指が容易かつ正確に位置するようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯情報処理装置の実施形態の外観構
成を示す斜視図である。
【図2】実施形態にあって電気的構成を示すブロック図
である。
【図3】図1に示した携帯情報処理装置の使用状態を示
す斜視図である。
【図4】(a) 装置全体の上向きの傾斜を説明するた
めの図である。 (b) 装置全体の下向きの傾斜を説明するための図で
ある。 (c) 装置全体の左上向きの傾斜を説明するための図
である。 (d) 装置全体の右上向きの傾斜を説明するための図
である。
【図5】実施形態にあって変位操作に基づいた動作の処
理手順を示すフロー図である。
【図6】実施形態にあって装置の変位操作による画面の
切り替え状態図である。
【図7】実施形態にあって表示画面を移動させる状態を
説明するための図である。
【符号の説明】
1 表示操作部 1a LCD 1b タブレット 2 スライドパッド 10 CPU 13 本体向き検出器 14 本体向き判定部 17 ICカード 19 メモリ 20 画像処理用メモリ SW1 モード切替用押ボタン SW2 前ぺージ送り用押ボタン SW3 後ページ送り用押ボタン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイを有する装置本体と、前記
    装置本体をスイングしたときにそのスイング方向を検出
    する検出手段と、前記スイング方向に対応してディスプ
    レイの画面表示を制御する制御手段とを具備することを
    特徴とする携帯情報処理装置。
  2. 【請求項2】 スイング方向は、上向き、下向き、右向
    き及び左向きの少なくとも4方向を含む請求項1に記載
    の携帯情報処理装置。
  3. 【請求項3】 ディスプレイを有する第1面及びこの第
    1面の反対側の第2面を有する装置本体と、前記第1面
    上に設けられた第1の押圧ボタンと、前記第2面上に設
    けられた第2の押圧ボタンとを具備し、前記第1及び第
    2の押圧ボタンに一方の手の指を当接させた状態で前記
    一方の手で前記装置本体を握持し、前記装置本体をスイ
    ングしたときに、前記第1又は第2の押圧ボタンを前記
    指で押圧して表示画面を変えることを特徴とする携帯情
    報処理装置。
  4. 【請求項4】 装置本体をスイングすることにより、表
    示画面において頁めくり又は頁戻しが行われる請求項3
    に記載の携帯情報処理装置。
  5. 【請求項5】 第1又は第2の押圧ボタンの押圧時間を
    長くすることにより、連続的に順次表示画面が変わる請
    求項1又は請求項3に記載の携帯情報処理装置。
  6. 【請求項6】 第1又は第2の押圧ボタンの組み合わせ
    により種々のアプリケーションの選択が可能である請求
    項3に記載の携帯情報処理装置。
  7. 【請求項7】 装置本体の握持側の側部に湾曲した突出
    部が設けられており、第1及び第2の押圧ボタンに指を
    当接させた状態で前記装置本体を握持した際に、前記装
    置本体を握持した手の平の窪みに前記湾曲した突出部が
    適合する請求項1又は請求項3に記載の携帯情報処理装
    置。
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