JP2006209449A - 移動体通信端末、その撮像制御方法およびプログラム - Google Patents

移動体通信端末、その撮像制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 コード認識時に撮影サイズを自動的に切り替えることによって、CPU負荷やメモリ容量の最適化を行ないながら、認識率向上および処理時間の短縮を実現することができる移動体通信端末、その撮像制御方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】 カメラ1によるバーコード認識処理に失敗した場合、CPU5は、ROM7に予め設定されているレベルと画像サイズの情報に基づいて、現在の画像サイズから大きなサイズに変更が可能であるか否かを判断し、サイズ変更が可能な場合、1レベル大きな画像サイズでバーコード解析用画像データを生成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像を認識して画像データを取得することができる移動体通信端末、その撮像制御方法およびプログラムに関する。
近年、携帯電話機等の移動体通信端末は、カメラ機能付きのタイプが一般的であり、デジタルカメラに追従する形で高画素化が進んでいる。
同時にそのカメラ機能を利用した種々のアプリケーションが搭載されており、画像編集や電子メールへの添付といった直接的な機能の他、文字認識、バーコード認識のような機能もサポートされ始めている。
文字認識やバーコード認識をカメラ機能にて行なう場合、一般的に撮影データの解像度が高ければ認識率も高くなる傾向にあり、現在の移動体通信端末の画素数はこの必要条件を満たすレベルにある。
しかし、移動体通信端末の場合、低消費電力化や小型化に対する要求が高い中で、高画素モード時はメモリアクセスやCPU(Central Processing Unit)の負荷が大きく、様々な性能問題が生じる。
具体的な性能問題としては、並列で起動している他の機能の処理時間の遅延、カメラ機能そのものから出力されるフレームレートの低下等が想定される。
このため、バーコード認識時は必要最低限の画素数で実現することが望ましい。
ここで、デジタルスチルカメラにおいて、シャッタースイッチがオンされると画像の撮影を行ない、必要に応じて手振れ補正処理を行なった後に、今回の撮像が、書類やバーコードを精細に撮像するために用意された書類複写モードで行われたか判定し、判定が否定された場合は、今回の撮像が、解像度が1000×1000画素以上、撮影距離が1m以内の特定の撮影条件で行なわれたか判定し、紙幣や有価証券が撮像されたか否かの判定は、上記何れかの判定が肯定された場合にのみ行なわれ、紙幣や有価証券が撮像されたと判定された場合には撮像によって得られた画像を所定の画像で上書きすることによって、所定の被写体が撮像されたか否かの判定を、性能の大幅な低下を招くことなく実現することができる技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−326847号公報
しかしながら、上述した従来例においては次のような問題点があった。
しかしながら、従来の移動体通信端末では、予め決められた撮影サイズでの読み取りを行なっていたため、ピッチの細かいものまで十分な認識率を確保するためには撮影サイズとして大きく取らざるを得ず、逆にメモリアクセス速度、メモリ容量、CPU負荷を考慮すると認識対象を制限するしかないという問題があった。
一方、認識成功のためには、被写体が読取領域内に入るように、カメラと被写体の位置関係の微妙な調節が必要であり、慣れないユーザにとっては操作が難しかった。
また、慣れているユーザであっても、ピッチの細かいコードの場合はなかなか読取ができないため、読取完了までの時間が長かったり、最終的に認識エラーとなるケースが発生していた。
そこで、本発明は、コード認識時に撮影サイズを自動的に切り替えることによって、CPU負荷やメモリ容量の最適化を行ないながら、認識率向上および処理時間の短縮を実現することができる移動体通信端末、その撮像制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、カメラ機能によるバーコード認識処理に失敗した場合、予め設定されているレベルと画像サイズの情報に基づいて、現在の画像サイズから大きなサイズに変更が可能であるか否かを判断し、サイズ変更が可能な場合、1レベル大きな画像サイズでバーコード解析用画像データを生成することを特徴とする移動体通信端末である。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の移動体通信端末において、カメラ機能によるバーコード認識処理に失敗した場合、認識失敗回数と失敗回数閾値との比較を行ない、失敗回数が失敗回数閾値に到達した場合に、サイズ変更が可能であるか否かを判断し、サイズ変更が可能な場合、1レベル大きな画像サイズでバーコード解析用画像データを生成する。
請求項3記載の発明は、カメラ機能によるバーコード認識処理に失敗した場合であって、文字認識に成功している場合、取得した文字サイズ情報から撮影したバーコードのサイズを計算し、計算した解像度と予め登録されている認識に必要なサイズを比較し、必要な画像サイズを計算し、現在の画像サイズから必要な画像サイズに変更が可能であるか否かを判断し、サイズ変更が可能な場合、必要な画像サイズでバーコード解析用画像データを生成することを特徴とする移動体通信端末である。
請求項4記載の発明は、カメラ機能によるバーコード認識処理を行なうステップと、バーコード認識処理に失敗した場合、予め設定されているレベルと画像サイズの情報に基づいて、現在の画像サイズから大きなサイズに変更が可能であるか否かを判断するステップと、サイズ変更が可能な場合、1レベル大きな画像サイズでバーコード解析用画像データを生成するステップとを有することを特徴とする移動体通信端末の撮像制御方法である。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の移動体通信端末の撮像制御方法において、バーコード認識処理に失敗した場合、認識失敗回数と失敗回数閾値との比較を行なうステップをさらに有し、失敗回数が失敗回数閾値に到達した場合に、サイズ変更が可能であるか否かを判断し、サイズ変更が可能な場合、1レベル大きな画像サイズでバーコード解析用画像データを生成する。
請求項6記載の発明は、カメラ機能によるバーコード認識および文字認識の処理を行なうステップと、バーコード認識処理に失敗した場合であって、文字認識に成功している場合、取得した文字サイズ情報から撮影したバーコードのサイズを計算するステップと、計算した解像度と予め登録されている認識に必要なサイズを比較し、必要な画像サイズを計算し、現在の画像サイズから必要な画像サイズに変更が可能であるか否かを判断するステップと、サイズ変更が可能な場合、必要な画像サイズでバーコード解析用画像データを生成するステップとを有することを特徴とする移動体通信端末の撮像制御方法である。
請求項7記載の発明は、移動体通信端末に、カメラ機能によるバーコード認識処理を行なうステップと、バーコード認識処理に失敗した場合、予め設定されているレベルと画像サイズの情報に基づいて、現在の画像サイズから大きなサイズに変更が可能であるか否かを判断するステップと、サイズ変更が可能な場合、1レベル大きな画像サイズでバーコード解析用画像データを生成するステップとを実行させることを特徴とするプログラムである。
請求項8記載の発明は、請求項7記載のプログラムにおいて、バーコード認識処理に失敗した場合、認識失敗回数と失敗回数閾値との比較を行なうステップをさらに実行させ、失敗回数が失敗回数閾値に到達した場合に、サイズ変更が可能であるか否かを判断し、サイズ変更が可能な場合、1レベル大きな画像サイズでバーコード解析用画像データを生成させる。
請求項9記載の発明は、移動体通信端末に、カメラ機能によるバーコード認識および文字認識の処理を行なうステップと、バーコード認識処理に失敗した場合であって、文字認識に成功している場合、取得した文字サイズ情報から撮影したバーコードのサイズを計算するステップと、計算した解像度と予め登録されている認識に必要なサイズを比較し、必要な画像サイズを計算し、現在の画像サイズから必要な画像サイズに変更が可能であるか否かを判断するステップと、サイズ変更が可能な場合、必要な画像サイズでバーコード解析用画像データを生成するステップとを実行させることを特徴とするプログラムである。
本発明の移動体通信端末、その撮像制御方法およびプログラムによれば、コード認識時に撮影サイズを自動的に切り替えることによって、CPU負荷やメモリ容量の最適化を行ないながら、認識率向上および処理時間の短縮を実現することができる。
次に、本発明の第1の実施の形態の構成について図面を参照して説明する。
図1を参照すると、本実施の形態における移動体通信端末は、携帯電話機である。移動体通信端末は、プログラム制御により動作する情報処理装置であり、携帯電話機、PHS(Personal Handy Phone System)、PDA(Personal Data Assistance,Personal Digital Assistants:個人向け携帯型情報通信機器)等の情報処理装置であり、例えば、無線機、情報端末機器、ノート型パーソナルコンピュータ等を含む。
図1は、携帯電話機におけるコード認識処理の一構成例を示す図である。
カメラ1は、撮影レンズとCCD(Charge Coupled Devices)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)による撮像素子等で構成される、携帯電話機に一般的に搭載されているデバイスである。
画像処理部2は、カメラ1で撮影されたスキャンデータをCPU5で指定された画像サイズの画像データに変換し、LCD9の表示用データとコード解析処理に必要な画像データをそれぞれカメラバッファ3に格納する機能を有している。
コード解析部4は、カメラバッファ3からコード認識・文字認識用の画像データを取り出し、解析処理を行なう機能を有している。コード解析部4は、バーコード認識機能と文字認識機能をもつ。コード解析部4は、バーコード認識機能や文字認識機能の解析の成功および失敗をCPU5に対して通知する。コード解析部4は、バーコード認識や文字認識に成功した場合、認識結果データとしての文字列や数字列を出力する機能を有している。コード解析部4は、文字認識に成功した場合、文字のサイズ情報を出力する機能を有している。
CPU5は、画像処理部2に対してバーコード認識用の画像サイズの指定、カメラバッファ3、表示バッファ8に対してデータの開放指定を行なう機能を有している。また、CPU5は、認識した文字の大きさを計算し、コード認識に必要な解像度を確保するための画像サイズを計算する機能を有している。
描画データ処理部6は、カメラバッファ3に格納されたLCD9の表示用データを実際のLCD9に表示するためのRGBデータへの変換や、コード解析部4から出力される認識結果からLCD9に表示するデータを生成する処理を行ない、LCD表示用データを表示バッファ8に格納する機能を有している。
ROM7は、コード認識に必要な解像度情報や指定可能な画像サイズに関する情報を有している。
LCD9は、表示バッファ8に格納されたデータを表示する機能を有している。
次に、図2を参照して、本実施の形態における、撮像処理のフローを詳細に説明する。
まず、カメラ1は、バーコードの認識を行うために、カメラ機能を起動後に撮影操作を行なう(S201)。
次に、カメラ1は、一定のフレームレートでスキャンデータを出力し、出力されたスキャンデータは、画像処理部で画像データとなり、カメラバッファ3に格納される。ここで、一般的なバーコードの一例を図4に示す。そして、カメラバッファ3にデータが格納されると、コード解析部4は、コード解析用画像データをカメラバッファ3から取り出し、コード認識処理を行なう(S202)。
次に、そのコード認識処理が成功したか否かを判定する(S203)。
コード認識処理が成功した場合(S203/Yes)、コード解析部4は、コード認識処理が成功した旨と認識結果データをCPU5に通知し、CPU5は、認識失敗回数を表わすNを初期化し(S204)、認識結果データを描画データ処理部6に転送するとともにLCD9に対する表示を指示する(S205)。描画データ処理部6は、LCD9表示用データの変換を行ない、LCD9に描画データを出力する。
一方、コード認識処理に失敗した場合(S203/No)、コード解析部4は、コード認識処理が失敗した旨をCPU5に通知し、CPU5は、認識失敗回数を表わすNを1カウントアップし(S206)、失敗回数閾値Aと比較を行なう(S207)。失敗回数閾値Aは、コード認識処理の失敗を連続で何回検出したら画像サイズ変更を行なうか判断するための値であり、予めROM7に格納されているデータである。
失敗回数NがAに到達していない場合(S207/No)、同条件でのスキャン動作を継続するためにカメラ1、画像処理部2およびコード解析部3に対してリトライの通知を行なう。
一方、失敗回数NがAに到達した場合(S207/Yes)、現在の画像サイズから大きなサイズに変更が可能であるか否かを判断する(S208)。
サイズ変更が不可能な場合(S208/No)、エラー表示を行なって処理を終了する(S209)。ここで、サイズのステップの一例を図5に示す。図5を参照すると、レベルが高くなるほど画像サイズが大きくなるように設定されている。レベルと画像サイズの情報については予めROM7に格納しておく。
一方、サイズ変更が可能な場合(S208/Yes)、CPU5は、Nを初期化し、画像処理部2に対して1レベル大きな画像サイズに変更する通知を行ない、画像処理部2は、指定に従った画像サイズでコード解析用画像データを生成する(S210)。
以上のように、本実施の形態によれば、コード認識時に撮影サイズを自動的に切り替えることで、最終的に認識エラーとなる機会を低減し認識率を向上させることや認識完了までの時間を短縮化することができる。
また、結果的に、読取難易度に応じた撮影サイズの切替となるため、CPU負荷やメモリ使用の最適化を図ることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して説明する。
本実施の形態における移動体通信端末は、上述の第1の実施の形態と基本的な構成は同様であるので、重複する説明は省略する。
図4を参照すると、一般的なバーコードにおいて、“*”の部分には、通常、数字列が表記されており、通常、数字とバーコードの大きさの相対的な関係は一定となっている。本実施の形態では、この関係を応用する。
次に、図3を参照して、本実施の形態における、撮像処理のフローを詳細に説明する。
まず、カメラ1は、バーコードの認識を行うために、カメラ機能を起動後に撮影操作を行なう(S301)。
次に、カメラ1は、一定のフレームレートでスキャンデータを出力し、出力されたスキャンデータは、画像処理部で画像データとなり、カメラバッファ3に格納される。ここで、一般的なバーコードの一例を図4に示す。そして、カメラバッファ3にデータが格納されると、コード解析部4は、コード解析用画像データをカメラバッファ3から取り出し、コード認識処理を行なう(S302)。
次に、そのコード認識処理が成功したか否かを判定する(S303)。
コード認識処理が成功した場合(S303/Yes)、コード解析部4は、コード認識処理が成功した旨と認識結果データをCPU5に通知し、CPU5は、認識失敗回数を表わすNを初期化し(S304)、認識結果データを描画データ処理部6に転送するとともにLCD9に対する表示を指示する(S305)。描画データ処理部6は、LCD9表示用データの変換を行ない、LCD9に描画データを出力する。
一方、コード認識処理に失敗した場合(S203/No)、コード解析部4は、文字認識処理が成功したか否かを判定する(S306)。
文字認識にも失敗している場合(S306/No)、コード認識処理が失敗した旨と文字認識結果と認識した文字のサイズ情報をCPU5に通知する。CPU5は、認識失敗回数を表わすNを1カウントアップし(S310)、失敗回数閾値Aと比較を行なう(S311)。失敗回数閾値Aは、コード認識処理の失敗を連続で何回検出したら画像サイズ変更を行なうか判断するための値であり、予めROM7に格納されているデータである。
失敗回数NがAに到達していない場合(S311/No)、同条件でのスキャン動作を継続するためにカメラ1、画像処理部2およびコード解析部3に対してリトライの通知を行なう。
一方、失敗回数NがAに到達した場合(S311/Yes)、現在の画像サイズから大きなサイズに変更が可能であるか否かを判断する(S312)。
サイズ変更が不可能な場合(S312/No)、エラー表示を行なって処理を終了する(S314)。ここで、サイズのステップの一例を図5に示す。図5を参照すると、レベルが高くなるほど画像サイズが大きくなるように設定されている。レベルと画像サイズの情報については予めROM7に格納しておく。
一方、サイズ変更が可能な場合(S312/Yes)、CPU5は、Nを初期化し、画像処理部2に対して1レベル大きな画像サイズに変更する通知を行ない、画像処理部2は、指定に従った画像サイズでコード解析用画像データを生成する(S313)。
一方、文字認識に成功している場合(S306/Yes)、CPU5は、コード解析部4から取得した文字サイズ情報から撮影したバーコードのサイズを計算する(S307)。
さらに、CPU5は、計算した解像度とROM7に予め登録されている認識に必要なサイズを比較し、必要な画像サイズを計算する(S308)。
次に、現在の画像サイズから大きなサイズに変更が可能であるか否かを判断する(S309)。
サイズ変更が不可能な場合(S309/No)、エラー表示を行なって処理を終了する(S314)。ここで、サイズのステップの一例を図5に示す。図5を参照すると、レベルが高くなるほど画像サイズが大きくなるように設定されている。レベルと画像サイズの情報については予めROM7に格納しておく。
一方、サイズ変更が可能な場合(S309/Yes)、CPU5はNを初期化し、画像処理部2に対してステップS308で算出された適切な画像サイズに変更する通知を行ない、画像処理部2は指定に従った画像サイズでコード解析用画像データを生成する(S315)。
必要な画像サイズを導くための具体例を図6に示す。左図は、コード認識に失敗し、文字認識(数字読取)に成功した場合のバーコードの一部とその際の画像サイズを表わしている。右図は、本来、コード認識に必要なバーコードおよび画像サイズを表わしている。
数字の縦長q(dot)とバーコードの縦長p(dot)とバーコードの基本間隔j(dot)には一定の関係があるため、文字認識に成功した場合、読み取った際のサイズ情報から、バーコードの縦長p(dot)とバーコードの基本間隔j(dot)を算出することができる。
p=mq
j=nq
係数m、nはROM7に予め格納しておく値である。係数m、nは読取対象となるバーコードの種類により、最適な値を設定する。例えば、日本国内であれば、JAN(Japanese Article Number)コードに最適化された値を用いる。また、複数のバーコードに対応したテーブルをもち、読取時に読取対象となるバーコード種別の選択を行なった際に、当該バーコードに対応した係数を読み出す構成としてもよい。
次に、算出したjと本来コード認識に必要なkを比較し、コード認識に必要な画像サイズは、一辺をk/j倍すればよいという結果を得る。例えば、文字認識(数字読取)に成功した時の画像サイズがLevel1(160×160)でk/j=1.5の場合、画像サイズをLevel2(240×240)とすればよいという算出結果となる。
なお、上述する各実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更実施が可能である。例えば、上記の実施の形態における携帯電話機の機能を実現するためのプログラムを装置に読込ませて実行することにより本機能を実現する処理を行なってもよい。さらに、そのプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であるCD−ROMまたは光磁気ディスク等を介して、または伝送媒体であるインターネット、電話回線等を介して伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。
本発明の実施形態における移動体通信端末の概略構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態における撮像処理動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における撮像処理動作を示すフローチャートである。 本発明が対象とするバーコード例を示す図である。 本発明の画像サイズのステップ例を示す図である。 本発明の第2の実施例におけるコード認識に必要な画像サイズを計算する過程を表わす図である。
符号の説明
1 カメラ
2 画像処理部
3 カメラバッファ
4 コード解析部
5 CPU
6 描画データ処理部
7 ROM
8 表示バッファ
9 LCD

Claims (9)

  1. カメラ機能によるバーコード認識処理に失敗した場合、予め設定されているレベルと画像サイズの情報に基づいて、現在の画像サイズから大きなサイズに変更が可能であるか否かを判断し、サイズ変更が可能な場合、1レベル大きな画像サイズでバーコード解析用画像データを生成することを特徴とする移動体通信端末。
  2. カメラ機能によるバーコード認識処理に失敗した場合、認識失敗回数と失敗回数閾値との比較を行ない、失敗回数が失敗回数閾値に到達した場合に、前記サイズ変更が可能であるか否かを判断し、サイズ変更が可能な場合、1レベル大きな画像サイズでバーコード解析用画像データを生成することを特徴とする請求項1記載の移動体通信端末。
  3. カメラ機能によるバーコード認識処理に失敗した場合であって、文字認識に成功している場合、取得した文字サイズ情報から撮影したバーコードのサイズを計算し、計算した解像度と予め登録されている認識に必要なサイズを比較し、必要な画像サイズを計算し、現在の画像サイズから前記必要な画像サイズに変更が可能であるか否かを判断し、サイズ変更が可能な場合、前記必要な画像サイズでバーコード解析用画像データを生成することを特徴とする移動体通信端末。
  4. カメラ機能によるバーコード認識処理を行なうステップと、
    前記バーコード認識処理に失敗した場合、予め設定されているレベルと画像サイズの情報に基づいて、現在の画像サイズから大きなサイズに変更が可能であるか否かを判断するステップと、
    サイズ変更が可能な場合、1レベル大きな画像サイズでバーコード解析用画像データを生成するステップと、
    を有することを特徴とする移動体通信端末の撮像制御方法。
  5. 前記バーコード認識処理に失敗した場合、認識失敗回数と失敗回数閾値との比較を行なうステップをさらに有し、
    失敗回数が失敗回数閾値に到達した場合に、前記サイズ変更が可能であるか否かを判断し、サイズ変更が可能な場合、1レベル大きな画像サイズでバーコード解析用画像データを生成することを特徴とする請求項4記載の移動体通信端末の撮像制御方法。
  6. カメラ機能によるバーコード認識および文字認識の処理を行なうステップと、
    前記バーコード認識処理に失敗した場合であって、文字認識に成功している場合、取得した文字サイズ情報から撮影したバーコードのサイズを計算するステップと、
    計算した解像度と予め登録されている認識に必要なサイズを比較し、必要な画像サイズを計算し、現在の画像サイズから前記必要な画像サイズに変更が可能であるか否かを判断するステップと、
    サイズ変更が可能な場合、前記必要な画像サイズでバーコード解析用画像データを生成するステップと、
    を有することを特徴とする移動体通信端末の撮像制御方法。
  7. 移動体通信端末に、
    カメラ機能によるバーコード認識処理を行なうステップと、
    前記バーコード認識処理に失敗した場合、予め設定されているレベルと画像サイズの情報に基づいて、現在の画像サイズから大きなサイズに変更が可能であるか否かを判断するステップと、
    サイズ変更が可能な場合、1レベル大きな画像サイズでバーコード解析用画像データを生成するステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  8. 前記バーコード認識処理に失敗した場合、認識失敗回数と失敗回数閾値との比較を行なうステップをさらに実行させ、
    失敗回数が失敗回数閾値に到達した場合に、前記サイズ変更が可能であるか否かを判断し、サイズ変更が可能な場合、1レベル大きな画像サイズでバーコード解析用画像データを生成させることを特徴とする請求項7記載のプログラム。
  9. 移動体通信端末に、
    カメラ機能によるバーコード認識および文字認識の処理を行なうステップと、
    前記バーコード認識処理に失敗した場合であって、文字認識に成功している場合、取得した文字サイズ情報から撮影したバーコードのサイズを計算するステップと、
    計算した解像度と予め登録されている認識に必要なサイズを比較し、必要な画像サイズを計算し、現在の画像サイズから前記必要な画像サイズに変更が可能であるか否かを判断するステップと、
    サイズ変更が可能な場合、前記必要な画像サイズでバーコード解析用画像データを生成するステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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