JP4930433B2 - 画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像の補正を行う画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラム
に関する。
従来、画像の被写体の人物の見栄えを良くする技術として、人物が含まれる写真などの
画像の中心部分を縮小し、画像のアスペクト比が変更されないように画像の両端を拡大し
て補正し、画像の中心に写された被写体の人物をスリムにみせて見栄えを良くする技術が
ある。例えば、複合機プリンタ(MFP(Multifunction Peripheral)プリンタ)などに
は、このようなスリム機能が搭載されている場合がある。
また、画像の被写体の人物の見栄えを良くする他の技術として、特許文献1には、画像
に含まれる人物の顔領域を特定し、顔の輪郭を補正する機能が提案されている。
特開2004−318204号公報
しかしながら、被写体の人物は常に画像の中心に位置するとは限らず、従来技術のよう
に画像の中心をスリム化する機能では、人物が画像の中心から外れている場合には、人物
が歪んだり太くなったりする場合があった。例えば、従来技術においては、図5の(a)
に示されるように、人物が画像の中心から外れている場合にも、中心を基準として画像が
スリム化する処理が行われる。この処理においては、図5の(b)に示されるように、画
像の中心から一定範囲が縮小領域とされ、縮小領域の外側が拡大領域とされ、(b−1)
と(b−4)との縮小領域と拡大領域の境界が特定される。そして、(b−1)と(b−
4)との内側の縮小領域の画像が、(b−2)と(b−3)との内側に収まるように縮小
される。同時に、(b−1)と(b−4)の外側の拡大領域の画像が、(b−2)と(b
−3)との外側の領域まで拡大される。このようにした場合、図5の(b)に示されるよ
うに、画像の中心から外れた位置に写されている人物は拡大され、歪んだり太くなったり
するという問題があった。
一方、特許文献1の技術は、顔領域のみを補正するものであり、被写体の人物全体の補
正を行うことはできない。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、補正対象画像の中心に人物が写さ
れている場合に限ることなく、人物全体の補正を行い、被写体の人物の見栄えを良くする
画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラムを提供する。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の画像処理装置は、補
正対象の画像に含まれる人物の顔領域を抽出する顔領域抽出部と、補正対象の画像のうち
、顔領域抽出部が抽出した顔領域を含む領域を縮小領域と特定し、縮小領域以外の領域を
拡大領域と特定する補正領域特定部と、定められた縮小率に基づいて補正対象の画像の縮
小領域の画像を縮小し、縮小領域と拡大領域との比に応じて補正対象の画像の拡大領域の
画像を拡大した補正画像を生成する補正実行部と、を備えることを特徴とする。
上記構成からなる本発明の画像処理装置では、補正対象の画像から、人物の顔領域を抽
出し、抽出した顔領域を含む領域を、補正対象画像のうち縮小する補正を行う縮小領域と
特定し、補正対象画像のうち拡大する補正を行う拡大領域と特定し、定められた縮小率に
基づいて画像の縮小領域の画像を縮小し、縮小領域と拡大領域との比に応じて画像の拡大
領域の画像を拡大した補正画像を生成するようにした。
これにより、補正対象の画像に含まれる人物の顔の位置に基づいて、縮小領域と拡大領
域とを特定することが可能となり、人物の顔が補正対象の画像のいずれの位置に存在する
場合でも、例えば中心から外れた位置に存在する場合でも、その人物の位置に応じて画像
の補正を行うことが可能となる。
また、本発明の画像処理装置は、顔領域抽出部が抽出した顔領域の顔の中心を通る中心
軸を検出する中心軸検出部をさらに備え、補正領域特定部は、中心軸検出部が検出した中
心軸に対して垂直方向の範囲の領域を縮小領域とすることを特徴とする。
上記構成からなる本発明の画像処理装置では、抽出した顔領域の顔の中心を通る中心軸
を検出し、検出した中心軸に対して垂直方向に広がる顔領域を含む範囲の領域を縮小領域
とするようにした。
これにより、補正対象の画像の縮小領域を、画像に含まれる人物の顔領域を中心として
特定することができ、また、例えば、人物が画像に対して傾いた角度で写されている場合
にも、角度に関わらず、その人物の顔の中心軸に対して垂直方向に広がる顔領域を含む範
囲の領域を縮小領域とすることが可能となる。
また、本発明の画像処理装置の顔領域抽出部は、補正対象の画像に複数の人物が含まれ
る場合、複数の人物のそれぞれの顔領域を抽出し、補正領域特定部は、複数の顔領域のそ
れぞれに対応する縮小領域が互いに重複する領域を含む場合、複数の縮小領域と、重複す
る領域とを縮小領域とすることを特徴とする。
上記構成からなる本発明の画像処理装置では、補正対象の画像に複数の人物が含まれる
場合、複数の人物のそれぞれの顔領域を抽出し、複数の顔領域のそれぞれに対応する縮小
領域が互いに重複する領域を含む場合、複数の縮小領域と、重複する領域とを縮小領域と
するようにした。
これにより、補正対象の画像に複数の人物が含まれ、その人物が近接する場合にも、そ
のいずれもの人物を含む領域を縮小領域として特定することが可能となる。
また、本発明の画像処理装置は、縮小領域の画像の縮小率が記憶される縮小率記憶部と
、縮小領域の画像の縮小率の入力を受付け、入力された縮小率を縮小率記憶部に記憶させ
る補正率入力部と、をさらに備え、補正実行部は、補正率記憶部に記憶された縮小率に基
づいて、縮小領域の画像を縮小することを特徴とする。
上記構成からなる本発明の画像処理装置では、縮小領域の画像の縮小率の入力を受付け
、入力された縮小率に基づいて、縮小領域の画像を縮小するようにした。
これにより、本発明による画像処理装置のユーザから入力される縮小率に基づいて画像
の補正を行うことができる。
また、本発明の画像処理装置の補正実行部は、縮小領域と拡大領域との面積比または幅
の比に応じて、補正画像を生成することを特徴とする。
上記構成からなる本発明の画像処理装置では、補正対象の画像の縮小領域と拡大領域と
の面積比または幅の比に応じて、補正画像を生成するようにした。
これにより、縮小領域と拡大領域との面積比または幅の比に応じた最適な補正画像を生
成することができる。
また、本発明の画像処理装置の画像処理方法は、顔領域抽出部が、補正対象の画像に含
まれる人物の顔領域を抽出するステップと、補正領域特定部が、画像のうち、顔領域抽出
部が抽出した顔領域を含む領域を縮小領域と特定し、縮小領域以外の領域を拡大領域と特
定するステップと、補正実行部が、定められた縮小率に基づいて画像の縮小領域の画像を
縮小し、縮小領域と拡大領域との比に応じて画像の拡大領域の画像を拡大した補正画像を
生成するステップと、を備えることを特徴とする。
上記構成からなる本発明の画像処理装置の画像処理方法は、補正対象の画像から、人物
の顔領域を抽出し、抽出した顔領域を含む領域を、補正対象画像のうち縮小する補正を行
う縮小領域と特定し、補正対象画像のうち拡大する補正を行う拡大領域と特定し、定めら
れた縮小率に基づいて画像の縮小領域の画像を縮小し、縮小領域と拡大領域との比に応じ
て画像の拡大領域の画像を拡大した補正画像を生成するようにした。
これにより、補正対象の画像に含まれる人物の顔の位置に基づいて、縮小領域と拡大領
域とを特定することが可能となり、人物の顔が補正対象の画像のいずれの位置に存在する
場合でも、例えば中心から外れた位置に存在する場合でも、その人物の位置に応じて画像
の補正を行うことが可能となる。
また、本発明の画像処理装置の画像処理プログラムは、画像処理装置のコンピュータに
、顔領域抽出部が、補正対象の画像に含まれる人物の顔領域を抽出するステップと、補正
領域特定部が、画像のうち、顔領域抽出部が抽出した顔領域を含む領域を縮小領域と特定
し、縮小領域以外の領域を拡大領域と特定するステップと、補正実行部が、定められた縮
小率に基づいて画像の縮小領域の画像を縮小し、縮小領域と拡大領域との比に応じて画像
の拡大領域の画像を拡大した補正画像を生成するステップと、を実行させることを特徴と
する。
上記構成からなる本発明の画像処理装置の画像処理プログラムは、補正対象の画像から
、人物の顔領域を抽出し、抽出した顔領域を含む領域を、補正対象画像のうち縮小する補
正を行う縮小領域と特定し、補正対象画像のうち拡大する補正を行う拡大領域と特定し、
定められた縮小率に基づいて画像の縮小領域の画像を縮小し、縮小領域と拡大領域との比
に応じて画像の拡大領域の画像を拡大した補正画像を生成するようにした。
これにより、補正対象の画像に含まれる人物の顔の位置に基づいて、縮小領域と拡大領
域とを特定することが可能となり、人物の顔が補正対象の画像のいずれの位置に存在する
場合でも、例えば中心から外れた位置に存在する場合でも、その人物の位置に応じて画像
の補正を行うことが可能となる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態による画像処理装置10の構成を示すブロック図である。本実施形
態では、画像処理装置10には複合機プリンタを適用するものとして説明するが、人物を
含む画像の印刷、編集、表示などを行う機器に適用して良く、例えば、家庭用プリンタ、
PC(パーソナルコンピュータ)、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話端
末、カメラ、駅やデパートなどに設置される証明写真撮影装置、写真店のミニラボなどに
適用することができる。
本実施形態による画像処理装置10は、入力部11と、顔領域抽出部12と、中心軸検
出部13と、補正領域特定部14と、縮小率記憶部15と、補正実行部16と、出力部1
7とを備えている。
入力部11は、人物が含まれる写真などの補正対象の画像や、画像補正の縮小率などの
情報の入力を受付ける。入力部11は、例えば、印刷された画像のスキャニングを行って
情報をビット単位に読み取り、画像情報の入力を受付けるスキャナを有しており、図2の
(a)に示されるような、画面の中心から外れた位置に人物が写された写真画像を、補正
対象の画像として入力を受付ける。ここで、入力される写真画像はカラー画像であるとす
る。なお、入力部11は、画像情報の入力を受付けるものであれば良く、例えば、CCD
(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等
の撮像素子を有し、画像情報の入力を受付けるカメラでも良い。この他、入力部11は、
USB(Universal Serial Bus)などのコネクタを介して外部記憶装置からの画像情報の
入力を受付けても良いし、インターネット等のネットワークを介して画像情報の入力を受
付けるようにしても良い。さらに、入力部11は、キーボードやボタンなどの入力デバイ
スを備えており、画像補正の際の画像の縮小率などの数値の入力を受付ける。
顔領域抽出部12は、入力部11に入力された補正対象の画像から、人物の顔領域を抽
出する。例えば、顔領域抽出部12は、入力された補正対象画像の各画素の色情報を取得
し、補正対象画像から肌色の領域を抽出する。顔領域抽出部12は、抽出した肌色の領域
内の孔や窪みなどの配置と、自身の記憶領域に予め記憶される目や鼻、口などの位置が含
まれる顔のテンプレート情報とを比較し、予め定められた閾値を超えて両者が一致する場
合、その肌色の領域を顔領域と判定する。このようにして、例えば、顔領域抽出部12は
、図2の(a)に示された補正対象画像から、顔領域の向き、大きさ、座標位置を算出し
、図2の(b)の(b−1)に示されるような顔領域を抽出する。
中心軸検出部13は、顔領域抽出部12が抽出した顔領域の向きに応じて、顔の中心軸
を検出する。中心軸検出部13は、顔領域抽出部12が検出した顔領域内の目、鼻、口等
の配置から、顔の中心を通る中心軸を検出する。このようにして、中心軸検出部13は、
図2の(b)の(b−1)に示された顔領域から、図2の(c)の(c−1)に示される
ような顔の中心軸を検出する。
補正領域特定部14は、顔領域抽出部12が抽出した顔領域に基づいて、補正対象の画
像のうち縮小する補正を行う縮小領域と、拡大する補正を行う拡大領域とを特定する。こ
のとき、図2の(d)に示されるように、補正領域特定部14は、中心軸検出部13が検
出した中心軸(c−1)に対して垂直方向に広がる顔領域を含む範囲の領域((d−1)
と(d−3)との内側の領域)を縮小領域とする。また、補正対象の画像のうち縮小領域
以外の領域((d−1)と(d−3)との外側の斜線の領域)を拡大領域とする。
縮小率記憶部15には、縮小領域の画像の縮小率が記憶される。縮小率記憶部15に記
憶される縮小率は、出荷時に予め記憶されていても良いし、入力部11から入力される値
が記憶されるようにしても良い。縮小率は、例えば、「0.90」のように、小数点第2
位までの数値で表される数値情報である。
補正実行部16は、縮小率記憶部15に記憶された縮小率を読み出し、読み出した縮小
率に基づいて補正対象の画像の縮小領域の画像を顔領域の中心軸に対して垂直方向に縮小
し、縮小領域と拡大領域との比に応じた補正対象画像の拡大領域の拡大率を算出し、算出
した拡大率に応じて画像を拡大した補正画像を生成する。例えば、図(d)に示される(
d−1)と(d−4)との内側の領域を縮小領域とし、「補正対象画像の左端から(d−
1)までの領域(拡大領域):(d−1)と(d−4)との内側の領域(縮小領域):(
d−4)から補正対象画像の右端までの領域(拡大領域)」の比が「1:4:5」である
とする。このとき、縮小領域の縮小率が「0.90」である場合、(d−1)と(d−4
)との内側の縮小領域は、「0.90」の縮小率に応じて(d−2)と(d−3)との内
側の領域に収まるように縮小される。
ここで、補正実行部16は、補正前後の補正対象画像のアスペクト比を一定に保つよう
に、縮小領域と拡大領域との比に応じて拡大領域の拡大率を算出する。例えば、縮小補正
後の縮小領域である(d−2)と(d−3)との内側の領域の、補正対象の画像全体(1
0)に対する比は、4×0.90=3.6となる。ここで、画像のアスペクト比を補正前
と同一にするには、画像全体(10)と、画像全体に対する縮小補正後の縮小領域の比(
3.6)との差(6.4)を、画像全体に対する拡大領域の比(6)で割った値を拡大領
域の拡大率とすれば良い。このとき、拡大率は、(10(画像全体)−3.6(画像全体
に対する縮小補正後の縮小領域の比))÷6≒1.06となる。補正実行部16は、算出
した拡大率で、拡大領域の画像を拡大する。
出力部17は、補正対象の画像が補正された修正後の画像を出力する。例えば、出力部
17はディスプレイなどの表示部を有し、補正後の画像を表示部に表示させるようにして
も良いし、紙媒体に補正後の画像を印刷して出力するようにしても良いし、接続された記
憶媒体に補正後の画像情報を出力しても良いし、ネットワークを介して外部に出力するよ
うにしても良い。
次に、本実施形態による画像処理装置10が、補正対象の画像の補正を行う動作例を説
明する。図3は、本実施形態による画像処理装置10の動作例を示すフローチャートであ
る。ここでは、縮小率記憶部15は、予め入力部11を介してユーザから入力された縮小
率「0.90」が記憶されているとする。
まず、入力部11は、補正対象画像の入力を受付ける(ステップS1)。本動作例では
、図2の(a)に示したように、画面の中心から外れた位置に人物が写された写真画像が
、補正対象画像として入力されることとする。
図3に戻り、顔領域抽出部12が、ステップS1で入力部11に入力された補正対象の
画像から、顔領域を抽出する(ステップS2)。ここでは、図2の(b)に示したように
、補正対象の画像から、(b−1)で示される顔領域が抽出される。
図3に戻り、中心軸検出部13が、ステップS2で顔領域抽出部12が抽出した顔領域
から、その顔領域の中心軸を検出する。ここでは、図2の(c)に示したように、顔領域
の中心軸(c−1)が検出される(ステップS3)。
図3に戻り、ステップS3で中心軸検出部13が検出した中心軸に基づいて、補正領域
特定部14が、補正対象の画像の補正領域を特定する(ステップS4)。ここでは、図2
の(d)に示したように、(d−1)と(d−4)とが補正領域の境界として特定され、
(d−1)と(d−4)との内側が縮小領域と、(d−1)と(d−4)との外側が拡大
領域として、補正領域が特定される。
図3に戻り、補正実行部16は、縮小率記憶部15に記憶されている縮小率を読み出す
(ステップS5)。また、補正実行部16は、縮小領域の縮小率に応じて拡大領域の拡大
率を算出する(ステップS6)。そして、補正実行部16は、縮小率記憶部15から読み
出した縮小率に基づいて、ステップS4で特定した補正領域のうち縮小領域を縮小し、算
出した拡大率に基づいて、ステップS4で特定した拡大領域の画像を拡大する補正処理を
実行する(ステップS7)。ここでは、図2の(d)に示される(d−1)と(d−4)
との内側の縮小領域の画像が、(d−2)と(d−3)との内側に収まるように縮小され
、同時に、(d−1)と(d−4)の外側の拡大領域の画像が、(d−2)と(d−3)
との外側の領域まで拡大される。このようにして、図(e)に示されるように、補正対象
の画像の中心から外れた位置に人物が存在している場合にも、その人物を中心として縮小
、拡大の画像補正を行い、写された人物が細くなるように画像が補正される。そして、出
力部17は、修正された画像を出力する(ステップS8)。
なお、画像処理装置10は、補正対象の画像に複数の人物が含まれる場合は、それぞれ
の人物を中心として、縮小領域と拡大領域とを特定するようにして良い。例えば、図4の
(a)に示されるように、3人の人物が含まれる画像を補正対象とする場合には、図4の
(b)に示されるように、それぞれの人物から検出した中心軸に基づいて、縮小領域と拡
大領域とを特定する。図4の(b)では、縮小領域と拡大領域との境界として(b−1)
、(b−2)、(b−3)、(b−4)が特定される。画像処理装置10は、(b−1)
と(b−2)との間、および(b−3)と(b−4)との間を、それぞれ縮小領域とし、
それ以外の斜線部分を、拡大領域として特定し、画像の補正処理を行う。このように、顔
領域抽出部12は、補正対象の画像に複数の人物が含まれる場合、複数の人物のそれぞれ
の顔領域を抽出し、補正領域特定部14は、複数の顔領域のそれぞれに対応する縮小領域
が互いに重複する領域を含む場合には、複数の縮小領域と、重複する領域とを含む領域(
(b−3)と(b−4)との間)を縮小領域とする。
また、画像処理装置10は、補正対象の画像に含まれる人物が、画像に対して垂直方向
ではなく、傾いて表示されている場合にも、傾いた状態での人物の顔領域を特定し、目、
鼻、口等の配置に基づいて顔領域の中心軸を検出することで、縮小領域と拡大領域とを特
定するようにして良い。例えば、図4の(c)に示されるように、人物が傾いて表示され
ている場合、その人物の中心軸を(d−2)のように検出し、人物の中心軸に基づいて縮
小領域と拡大領域との境界(d−1)と(d−2)とを特定する。また、補正対象の画像
に複数の人物が含まれ、かつそれぞれが異なる傾きで含まれている場合には、その傾きの
平均値を算出し、算出した傾きの平均値に基づいて縮小領域を特定しても良いし、複数の
異なる角度のうち近い角度の多い傾きに基づいて縮小領域を特定するようにしても良い。
なお、本発明における処理部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取
り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシス
テムに読み込ませ、実行することにより画像の補正を行ってもよい。なお、ここでいう「
コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また
、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたW
WWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、
フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュ
ータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通
信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータ
システム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているも
のも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステ
ムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシス
テムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネッ
ト等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送す
る機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現
するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに
記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差
分プログラム)であっても良い。
本発明の一実施形態による画像処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による補正対象画像の例を示す図である。 本発明の一実施形態による画像処理装置の動作例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態による補正対象画像の例を示す図である。 従来技術による補正対象画像の例を示す図である。
符号の説明
10 画像処理装置
11 入力部
12 顔領域抽出部
13 中心軸検出部
14 補正領域特定部
15 縮小率記憶部
16 補正実行部
17 出力部

Claims (7)

  1. 補正対象の画像に含まれる人物の顔領域を抽出する顔領域抽出部と、
    前記画像のうち、前記顔領域抽出部が抽出した前記顔領域を含む領域を縮小領域と特定
    し、当該縮小領域以外の領域を拡大領域と特定する補正領域特定部と、
    定められた縮小率に基づいて前記画像の前記縮小領域の画像を縮小し、前記縮小領域と
    前記拡大領域との比に応じて前記画像の前記拡大領域の画像を拡大した補正画像を生成す
    る補正実行部と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記顔領域抽出部が抽出した前記顔領域の顔の中心を通る中心軸を検出する中心軸検出
    部をさらに備え、
    前記補正領域特定部は、前記中心軸検出部が検出した前記中心軸に対して垂直方向の範
    囲の領域を前記縮小領域とする
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記顔領域抽出部は、前記補正対象の画像に複数の人物が含まれる場合、当該複数の人
    物のそれぞれの顔領域を抽出し、
    前記補正領域特定部は、前記複数の顔領域のそれぞれに対応する縮小領域が互いに重複
    する領域を含む場合、当該複数の縮小領域と、当該重複する領域とを前記縮小領域とする
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記縮小領域の画像の縮小率が記憶される縮小率記憶部と、
    前記縮小領域の画像の前記縮小率の入力を受付け、入力された前記縮小率を前記縮小率
    記憶部に記憶させる補正率入力部と、をさらに備え、
    前記補正実行部は、前記補正率記憶部に記憶された前記縮小率に基づいて、前記縮小領
    域の画像を縮小する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記補正実行部は、前記縮小領域と前記拡大領域との面積比または幅の比に応じて、前
    記補正画像を生成する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 人物が含まれる画像を補正する画像処理装置の、
    顔領域抽出部が、補正対象の画像に含まれる人物の顔領域を抽出するステップと、
    補正領域特定部が、前記画像のうち、前記顔領域抽出部が抽出した前記顔領域を含む領
    域を縮小領域と特定し、当該縮小領域以外の領域を拡大領域と特定するステップと、
    補正実行部が、定められた縮小率に基づいて前記画像の前記縮小領域の画像を縮小し、
    前記縮小領域と前記拡大領域との比に応じて前記画像の前記拡大領域の画像を拡大した補
    正画像を生成するステップと、
    を備えることを特徴とする画像処理方法。
  7. 人物が含まれる画像を補正する画像処理装置のコンピュータに、
    顔領域抽出部が、補正対象の画像に含まれる人物の顔領域を抽出するステップと、
    補正領域特定部が、前記画像のうち、前記顔領域抽出部が抽出した前記顔領域を含む領
    域を縮小領域と特定し、当該縮小領域以外の領域を拡大領域と特定するステップと、
    補正実行部が、定められた縮小率に基づいて前記画像の前記縮小領域の画像を縮小し、
    前記縮小領域と前記拡大領域との比に応じて前記画像の前記拡大領域の画像を拡大した補
    正画像を生成するステップと、
    を実行させる画像処理プログラム。
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