JP2012014311A - メール作成装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】メールの送り主や受取先に特有のメールを作成する。
【解決手段】携帯端末100であって、操作入力部4により入力された文字列を、テーブル管理部3に記憶されている変換テーブル3aに基づいて変換候補の中から所定の表示内容に変換する文字列変換部2aと、電子メールの送り主及び受取先のうち、少なくとも一方に対応するように、文字列変換部により変換テーブルに基づいて変換される文字列の変換候補の内容を設定する変換候補設定制御部2bとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、メール作成装置及びプログラムに関する。
従来、送信先(受取先)のメールアドレスから送信先の携帯電話端末を判別することで、送り主の作成したメールデータを完全な状態で正確に送信先端末に表示することができる特殊文字処理機能を備えた携帯電話端末が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−67302号公報
しかしながら、上記特許文献1にあっては、メールの送り主や受取先に特有のメールを作成することはできないといった問題がある。
そこで、本発明の課題は、メールの送り主や受取先に特有のメールを作成することができるメール作成装置及びプログラムを提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明のメール作成装置は、
所定の文字列と、当該文字列の変換候補としての表示内容とが対応付けられた変換テーブルを記憶する記憶手段と、メールの作成の際に、前記文字列を入力する入力手段と、この入力手段により入力された前記文字列を、前記記憶手段に記憶されている前記変換テーブルに基づいて前記変換候補の中から所定の表示内容に変換する変換手段と、前記メールの送り主を特定する文字列及び受取先を特定する文字列のうち、少なくとも一方に対応するように、前記変換手段により前記変換テーブルに基づいて変換される前記文字列の変換候補の内容を設定する設定制御手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のメール作成装置において、
前記変換テーブルは、更に、前記メールの送り主を特定する文字列と、前記文字列の表示態様の変換候補としての当該メールの送り主固有の表示内容とが対応付けられ、前記設定制御手段は、前記入力手段により入力された前記文字列が前記メールの送り主を特定する文字列であるか否かを判定する第1判定手段を有し、この第1判定手段により前記文字列が前記メールの送り主を特定する文字列であると判定された場合に、前記変換手段により前記変換テーブルに基づいて変換される前記文字列の変換候補として、前記メールの送り主固有の表示内容を設定することを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のメール作成装置において、
前記第1判定手段は、所定の通信回線を介して送信される前記メールの送り主のアドレス情報に基づいて、前記入力手段により入力された前記文字列が前記メールの送り主を特定する文字列であるか否かを判定することを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載のメール作成装置において、
前記変換テーブルは、更に、前記メールの受取先を特定する文字列と、前記文字列の変換候補としての当該メールの受取先固有の表示内容とが対応付けられ、前記設定制御手段は、前記入力手段により入力された前記文字列が前記メールの受取先を特定する文字列であるか否かを判定する第2判定手段を有し、この第2判定手段により前記文字列が前記メールの受取先を特定する文字列であると判定された場合に、前記変換手段により前記変換テーブルに基づいて変換される前記文字列の変換候補として、前記メールの受取先固有の表示内容を設定することを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のメール作成装置において、
前記第2判定手段は、所定の通信回線を介して送信される前記メールの受取先のアドレス情報に基づいて、前記入力手段により入力された前記文字列が前記メールの受取先を特定する文字列であるか否かを判定することを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の何れか一項に記載のメール作成装置において、
前記表示内容は、前記文字列と異なる種類の文字列、記号及び画像のうち、少なくとも一を含むことを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のメール作成装置において、
背景内に被写体が存在する被写体存在画像から前記被写体が含まれる被写体領域を抽出する抽出手段を更に備え、前記画像は、前記抽出手段により抽出された前記被写体領域の画像であることを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載のメール作成装置において、
前記被写体存在画像を撮像する撮像手段を更に備え、前記抽出手段は、前記撮像手段により撮像された前記被写体存在画像から前記被写体領域を抽出することを特徴としている。
請求項9に記載の発明は、請求項7又は8に記載のメール作成装置において、
少なくとも一の人物の顔画像を登録する登録手段を更に備え、前記記憶手段は、前記抽出手段により抽出された前記被写体領域の人物が前記登録手段に登録されている人物である場合に、当該人物を特定する文字列と、前記文字列の変換候補としての前記被写体領域の画像とを前記変換テーブルに対応付けて記憶し、前記設定制御手段は、前記メールの送り主を特定する文字列及び受取先を特定する文字列のうち、一方の人物が前記登録手段に登録されている場合に、前記変換手段により前記変換テーブルに基づいて変換される前記人物を特定する文字列の変換候補の内容として、前記被写体領域の画像を設定することを特徴としている。
請求項10に記載の発明のプログラムは、
所定の文字列と、当該文字列の変換候補としての表示内容とが対応付けられた変換テーブルを記憶する記憶手段と、メールの作成の際に、前記文字列を入力する入力手段と、を備えたメール作成装置のコンピュータを、前記入力手段により入力された前記文字列を、前記記憶手段に記憶されている前記変換テーブルに基づいて前記変換候補の中から所定の表示内容に変換する変換手段、前記メールの送り主を特定する文字列及び受取先を特定する文字列のうち、少なくとも一方に対応するように、前記変換手段により前記変換テーブルに基づいて変換される前記文字列の変換候補の内容を設定する設定制御手段、として機能させることを特徴としている。
本発明によれば、メールの送り主や受取先に特有のメールを作成することができる。
本発明を適用した実施形態1の携帯端末の概略構成を示すブロック図である。 図1の携帯端末を用いた通信システムの概略構成を模式的に示す図である。 図1の携帯端末のテーブル管理部に記憶されている変換テーブルの一例を模式的に示す図である。 図1の携帯端末によるアドレス登録処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図1の携帯端末による変換候補登録処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図1の携帯端末による表示内容変換処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図6の表示内容変換処理の続きを示すフローチャートである。 図6の表示内容変換処理に係る画像の一例を模式的に示す図である。 本発明を適用した実施形態2の携帯端末の概略構成を示すブロック図である。 図9の携帯端末の被写体画像生成部の構成を模式的に示す図である。 図9の携帯端末による被写体切り抜き処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図11の被写体切り抜き処理における背景生成処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図11の被写体切り抜き処理における領域検出処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図11の被写体切り抜き処理に係る画像の一例を模式的に示す図である。 図11の被写体切り抜き処理に係る画像の一例を模式的に示す図である。 図9の携帯端末のテーブル管理部に記憶されている変換テーブルの一例を模式的に示す図である。 図9の携帯端末による表示内容変換処理に係る画像の一例を模式的に示す図である。 変形例1の携帯端末による被写体画像登録処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
[実施形態1]
図1は、本発明を適用した実施形態1の携帯端末100の概略構成を示すブロック図である。また、図2は、携帯端末100を用いた通信システム1000の概略構成を模式的に示す図である。
実施形態1の携帯端末100は、メールの送り主及び受取先のうち、少なくとも一方に基づいて、文字列変換部2aにより変換テーブル3aに基づいて変換される所定の文字列の表示態様の変換候補の内容を設定する。
具体的には、図1に示すように、携帯端末100は、送受話部1と、メール作成部2と、テーブル管理部3と、操作入力部4と、メモリ5と、記録媒体制御部6と、表示制御部7と、表示部8と、通信制御部9と、中央制御部10とを備えている。また、図2に示すように、複数の携帯端末(第1〜第3携帯端末100A〜100C等)100、…は、通信ネットワークNを介して相互に情報通信可能に接続されている。
なお、図2にあっては、複数の携帯端末100、…として、第1〜第3携帯端末100A〜100Cを例示したが、携帯端末100の個数は一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。また、複数の携帯端末100、…の各々は、略同様の構成をなし、例えば、携帯電話やPHS(Personal Handy-phone System)などの移動体通信網で用いられる移動局、PDA(Personal Data Assistants)等から構成されている。
送受話部1は、例えば、図示は省略するが、マイク、スピーカ、A/D変換部及びD/A変換部等を備えている。そして、送受話部1は、マイクから入力されるユーザの送話音声をA/D変換処理して送話音声データを中央制御部10に出力するとともに、中央制御部10の制御下にて、通信制御部9から出力されて入力される受話音声データ等の音声データをD/A変換処理してスピーカから出力する。
メール作成部2は、所定の通信ネットワークNを介して送信される電子メールを作成する。具体的には、メール作成部2は、文字列変換部2aと、変換候補設定制御部2bとを具備している。
文字列変換部2aは、操作入力部4により入力された文字や文字列を所定の表示内容に変換する。
ここで、所定の表示内容とは、表示態様の変換候補のことである。具体的には、表示内容は、入力される文字列(例えば、「ひらがな」の文字列)の表示態様が変換されたものであり、当該文字列とは異なる種類の文字列(例えば、「カタカナ」や「漢字」の文字列等)や、記号(例えば、加減乗除や米印を表す記号等)や、装飾画像などの装飾画像等が挙げられる。
そして、文字列変換部2aは、操作入力部4により入力された文字や文字列を、テーブル管理部3に記憶されている変換テーブル3aに基づいて変換候補の中から所定の表示内容に変換する。具体的には、例えば、操作入力部4により入力された文字列(例えば、「おとこ」)と対応付けられている表示態様の変換候補(例えば、漢字の表記の「男」、カタカナの表記の「オトコ」、装飾画像の表記の「男顔画像」など)が、ユーザによる操作入力部4の所定操作に従って順次表示部8に表示されていく。このとき、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて変換候補の中から所定の表示内容が選択指示されると、文字列変換部2aは、当該所定の表示内容を文字列の変換内容として決定する。
ここで、文字列変換部2aは、操作入力部4により入力された文字や文字列を、テーブル管理部3に記憶されている変換テーブル3aに基づいて変換候補の中から所定の表示内容に変換する変換手段を構成している。
変換候補設定制御部2bは、文字列変換部2aにより変換テーブル3aに基づいて変換される文字列の表示態様の変換候補の内容を設定する。
即ち、変換候補設定制御部2bは、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて入力された文字列が電子メールの送り主を特定する文字列であるか否かや、電子メールの受取先を特定する文字列であるか否かを判定する判定部b1を具備しており、当該判定部b1による判定結果に応じて、文字列の表示態様の変換候補の内容を設定する。
ここで、送り主や受取先は、自然人であっても良いし、法人であっても良いし、所定数の構成員によって構成される所定のグループを代表する者であっても良い。また、送り主は、通常、単数となるのに対して、受取先は、単数或いは複数であっても良い。なお、受取先が複数の場合には、相手の識別に、二人称を用いずに、三人称若しくは受取先の名称などを用いるのが好ましい。
そして、判定部b1は、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて入力された文字列が電子メールの送り主を特定する文字列であるか否かや、電子メールの受取先を特定する文字列であるか否かを変換テーブル3aに登録されている電子メールアドレスに基づいて判定する。具体的には、例えば、電子メールの送り主の電子メールアドレスが変換テーブル3aに登録されており、電子メールの送信元の欄に当該電子メールアドレスが記載されている場合には、判定部b1は、入力された文字列が電子メールの送り主を特定する文字列であるか否かを判定する。同様に、例えば、電子メールの受取先(宛先)の電子メールアドレスが変換テーブル3aに登録されており、電子メールの宛先の欄に当該電子メールアドレスが記載されている場合には、判定部b1は、入力された文字列が電子メールの受取先を特定する文字列であるか否かを判定する。
このように、判定部b1は、第1判定手段として、電子メールの送り主のアドレス情報に基づいて、操作入力部4の所定操作に基づいて入力された文字列が電子メールの送り主を特定する文字列であるか否かを判定する。また、判定部b1は、第2判定手段として、電子メールの受取先のアドレス情報に基づいて、操作入力部4の所定操作に基づいて入力された文字列が電子メールの受取先を特定する文字列であるか否かを判定する。
なお、判定部b1は、操作入力部4の所定操作に基づいて入力された文字列の判定を、電子メールの送り主及び受取先の双方について行うようにしたが、これに限られるものではなく、電子メールの送り主及び受取先のうち、何れか一方について行っても良い。
そして、変換候補設定制御部2bは、判定部b1により文字列が電子メールの送り主を特定する文字列であると判定された場合に、文字列変換部2aにより変換テーブル3aに基づいて変換される文字列の表示態様の変換候補として、電子メールの送り主固有の表示内容を設定する。一方、判定部b1により文字列が電子メールの受取先を特定する文字列であると判定された場合に、変換候補設定制御部2bは、文字列変換部2aにより変換テーブル3aに基づいて変換される文字列の表示態様の変換候補として、電子メールの受取先固有の表示内容を設定する。
即ち、変換候補設定制御部2bは、電子メールの送り主及び受取先のうち、少なくとも一方に基づいて、文字列変換部2aにより変換テーブル3aに基づいて変換される文字や文字列の表示態様の変換候補の内容を設定する。
具体的には、判定部b1により文字列が電子メールの送り主を特定する文字列(例えば、「わたし」や「送信者の名前」等)であると判定された場合に、変換候補設定制御部2bは、操作入力部4により入力された文字列(例えば、「わたし」)の表示態様の変換候補(例えば、漢字の表記の「私」、カタカナの表記の「ワタシ」など)に加えて、電子メールの送り主固有の表示内容(例えば、装飾画像の表記の「男顔画像」など)を当該文字列の変換内容として決定する。同様に、判定部b1により文字列が電子メールの受取先を特定する文字列(例えば、「あなた」や「受信者の名前」等)であると判定された場合に、変換候補設定制御部2bは、操作入力部4により入力された文字列(例えば、「あなた」)の表示態様の変換候補(例えば、漢字の表記の「貴女」、カタカナの表記の「アナタ」など)に加えて、電子メールの受取先固有の表示内容(例えば、装飾画像の表記の「女顔画像」など)を当該文字列の変換内容として決定する。
このように、変換候補設定制御部2bは、メールの送り主及び受取先のうち、少なくとも一方に対応するように、文字列変換部2aにより変換テーブル3aに基づいて変換される文字や文字列の表示態様の変換候補の内容を設定する設定制御手段を構成している。
テーブル管理部3は、操作入力部4を介して入力される文字列の変換用の変換テーブル3a(図3参照)を記憶している。
変換テーブル3aは、所定の文字、或いは、文字列と、当該文字や文字列の表示内容とが対応付けられている。ここで、表示内容とは、操作入力部4の所定操作に基づいて入力された文字列の文字列変換部2aによる表示態様の変換候補のことである。
具体的には、例えば、図3に示すように、変換テーブル3aは、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて入力される文字列(文字列1)としての「おとこ」と、「おとこ」を模式的に表す「顔画像」とを対応付けて記憶している。同様に、変換テーブル3aは、入力される文字列(文字列1)としての「おんな」と、「おんな」を模式的に表す「顔画像」とを対応付けて記憶している。
なお、記号は、一文字で表される記号単体であっても良いし、複数組み合わされることで形成される記号、例えば、所謂、「顔文字」であっても良い。また、「顔文字」と所定の種類の文字列とが組み合わされたものであっても良い。
また、変換テーブル3aは、文字列の表示内容と、電子メールの送り主(送信者)を特定する文字列とが対応付けられている。ここで、電子メールの送り主を特定する文字列とは、送り主自身を識別する文字列に限られず、当該送り主自身を示唆する文字列も含む。例えば、電子メールの送り主を特定する文字列として、「わたし」などの一人称を示す文字列(文字列2)や、送信者自身の名前(文字列3)等が挙げられる。
例えば、電子メールの送り主であるユーザの性別が「男」の場合、文字列の表示内容としての「おとこ」を模式的に表す「男顔画像」に対して、「わたし」などの一人称を示す文字列(文字列2)と、送信者自身の名前(文字列3)とがそれぞれ対応付けられている。つまり、文字列の表示内容としての「おとこ」を模式的に表す「男顔画像」と、「わたし」などの一人称を示す文字列(文字列2)と、送信者自身の名前(文字列3)との対応関係は、送り主固有のものとなっている。
これにより、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて、「わたし」などの一人称を示す文字列(文字列2)や送信者自身の名前(文字列3)が入力された場合に、当該文字列の文字列変換部2aによる表示態様の変換候補として、「おとこ」を模式的に表す「男顔画像」が表示部8に表示されることとなる。
このように、変換テーブル3aは、電子メールの送り主を特定する文字列と、当該文字列の表示態様の変換候補としての電子メールの送り主固有の表示内容とが対応付けられている。
また、変換テーブル3aは、文字列の表示内容と、電子メールの受取先(受信者)を特定する文字列とが対応付けられている。ここで、電子メールの受取先を特定する文字列とは、受取先自身を識別する文字列に限られず、当該受取先自身を示唆する文字列も含む。例えば、電子メールの受取先を特定する文字列として、「あなた」などの二人称を示す文字列(文字列2)や、受信者自身の名前(文字列3)等が挙げられる。
例えば、電子メールの受取先であるユーザの性別が「女」の場合、文字列の表示内容としての「おんな」を模式的に表す「女顔画像」に対して、「あなた」などの二人称を示す文字列(文字列2)と、受信者自身の名前(文字列3)とがそれぞれ対応付けられている。つまり、文字列の表示内容としての「おんな」を模式的に表す「女顔画像」と、「あなた」などの二人称を示す文字列(文字列2)と、受信者自身の名前(文字列3)との対応関係は、受取先固有のものとなっている。
これにより、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて、「あなた」などの二人称を示す文字列(文字列2)や受信者自身の名前(文字列3)が入力された場合に、当該文字列の文字列変換部2aによる表示態様の変換候補として、「おんな」を模式的に表す「女顔画像」が表示部8に表示されることとなる。
このように、変換テーブル3aは、電子メールの受取先を特定する文字列と、当該文字列の表示態様の変換候補としての電子メールの受取先固有の表示内容とが対応付けられている。
また、変換テーブル3aは、文字列の表示内容と、送り主や受取先の電子メールアドレス(アドレス情報)とが対応付けられている。例えば、電子メールの送り主(送信者)であるユーザの性別が「男」の場合、文字列の表示内容としての「おとこ」を模式的に表す「男顔画像」に対して、送信者であるユーザ自身の電子メールアドレス(例えば、E-mailアドレス1等)が対応付けられている。また、例えば、電子メールの受取先(受信者)の人物の性別が「女」の場合、文字列の表示内容としての「おんな」を模式的に表す「女顔画像」に対して、受信者の電子メールアドレス(例えば、E-mailアドレス2等)が対応付けられている。
なお、上記例示した変換テーブル3aは一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。
ここで、テーブル管理部3は、所定の文字、或いは、文字列と、当該文字や文字列の表示態様の変換候補としての表示内容とが対応付けられた変換テーブル3aを記憶する記憶手段を構成している。
また、テーブル管理部3は、電話の発着信や電子メールの送受信の際に、通話対象や通信対象を特定するためのアドレス帳テーブル3bを記憶している。
アドレス帳テーブル3bは、例えば、人物の氏名、電子メール(E-mail)アドレス、電話番号、住所等の各種情報を対応付けて記憶している。そして、電話の発信や電子メールの送信の際に、操作入力部4の所定操作に基づいて電話の発信先や電子メールの送信先となる人物が指定されると、テーブル管理部3は、指定された人物と対応付けられている電話番号や電子メールアドレス等を当該アドレス帳テーブル3bから読み出して送受話部1やメール作成部2に出力する。
操作入力部4は、携帯端末100本体に対して各種指示を入力するためのものである。具体的には、操作入力部4は、例えば、電源ボタン、数字ボタン、記号ボタン、上下左右のカーソルボタン、決定ボタン(何れも図示略)等の各種ボタンを備えている。
そして、ユーザにより各種ボタンが操作されると、操作入力部4は、操作されたボタンに応じた操作指示を中央制御部10に出力する。中央制御部10は、操作入力部4から出力され入力された操作指示に従って所定の動作(例えば、電話の発着信やインターネットへのアクセスや電子メールの送受信等)を各部に実行させる。
また、操作入力部4は、例えば、アドレス帳に人物名や住所等の各種情報を登録したり、電子メールの作成の際に、ユーザによる各種ボタンの操作に従って所定の文字や文字列(テキスト)を入力する。具体的には、操作入力部4は、例えば、数字ボタンや記号ボタンに対応する数字や記号を入力したり、所定のキー入力方法(例えば、「5タッチ入力方法」、「2タッチ入力方法」、「T9入力方法」等)に従って日本語や英語などの各種文字や文字列(文字列)を入力する。
このとき、操作入力部4の各種ボタンは、表示部8の表示画面に表示される携帯端末100のグラフィカルユーザインタフェース(GUI)の操作に用いられても良い。例えば、所定のキー入力方法に従って入力された日本語の文字列(例えば、ひらがなの文字列)を当該文字列とは種類の異なる文字列(例えば、カタカナや漢字の文字列等)に変換する際に、表示部8に表示された当該変換を指示するボタンの操作指示を操作入力部4の所定のボタンの操作に基づいて入力するようにしても良い。
また、操作入力部4は、図示は省略するが、表示部8の表示パネルと一体となって設けられたタッチパネルを有していても良い。即ち、操作入力部4は、表示パネルの画像表示領域をなす表示画面に直接的若しくは間接的に接触するユーザの指(手)やタッチペン等の接触位置をタッチパネルにより検出する。具体的には、タッチパネルは、例えば、表示画面上或いは当該表示画面よりも内側に設けられ、抵抗膜方式、超音波表面弾性波方式、静電容量方式等の各種方式により、表示画面上における接触位置のXY座標を検出する。そして、タッチパネルは、接触位置のXY座標に係る位置信号を中央制御部10に出力することにより、表示部8の表示画面に表示されるグラフィカルユーザインタフェース(GUI)を操作する。
このように、操作入力部4は、メールの作成の際に、所定の文字や文字列を入力する入力手段を構成している。
メモリ5は、例えば、DRAM等により構成され、送受話部1、メール作成部2、テーブル管理部3、記録媒体制御部6、表示制御部7、通信制御部9、中央制御部10等によって処理されるデータ等を一時記憶する。
記録媒体制御部6は、記録媒体Mが着脱自在に構成され、装着された記録媒体Mからのデータの読み出しや記録媒体Mに対するデータの書き込みを制御する。
即ち、記録媒体制御部6は、符号化部(図示略)により所定の圧縮形式(例えば、JPEG形式等)で符号化された記録用の画像データを記録媒体Mに記録させる。
なお、記録媒体Mは、例えば、不揮発性メモリ(フラッシュメモリ)等により構成されるが、一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。
表示部8は、例えば、図示は省略するが、LCDパネル等の表示画面を備え、表示制御部7の制御下にて所定の画面表示を行う。
即ち、表示制御部7は、表示部8に対して所定の画面データを出力し、当該画面データに基づいて表示部8の表示画面に所定の画面を表示させる。例えば、表示制御部7は、メモリ5に一時的に記憶されている表示用の画像データを読み出して表示部8に表示させる制御を行う。
通信制御部9は、着信や発信等に係る無線信号の送受信を行うアンテナ(図示略)を有し、無線基地局(図示略)との間で所定の通信方式によりデータ通信を行う。具体的には、通信制御部9は、中央制御部10から出力されて入力される指示信号に基づいて、所定の通信方式(例えば、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)方式、GSM(Global System for Mobile Communications)方式等)に対応する携帯端末用の通信プロトコルに従って、この通信方式で設定される通信チャネルにより無線基地局との間でアンテナを介して送受話音声の送受信やデータ通信を行う。
なお、通信制御部9の構成は一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能であり、例えば、図示は省略するが、無線LANモジュールを搭載し、アクセスポイント(Access Point)を介して通信ネットワークNにアクセス可能な構成としても良い。
なお、通信ネットワークNは、携帯端末100を無線基地局やゲートウェイサーバ(共に図示略)等を介して接続する通信ネットワークである。また、通信ネットワークNは、専用線や既存の一般公衆回線を利用して構築された通信ネットワークであり、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等の様々な回線形態を適用することが可能である。また、通信ネットワークNには、例えば、電話回線網、ISDN回線網、専用線、移動体通信網、通信衛星回線、CATV回線網等の各種通信ネットワーク網と、IPネットワーク、VoIP(Voice over Internet Protocol)ゲートウェイ、インターネットサービスプロバイダ等が含まれる。
中央制御部10は、携帯端末100の各部を制御するものである。具体的には、中央制御部10は、図示は省略するが、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備え、携帯端末100用の各種処理プログラム(図示略)に従って各種の制御動作を行う。
<アドレス登録処理>
次に、実施形態1の携帯端末100によるアドレス登録処理について図4を参照して説明する。
図4は、アドレス登録処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
なお、以下の説明にあっては、装飾画像の表記の「男顔画像」に対して、送り主の電子メールアドレスを登録する場合について説明するが、一例であってこれに限られるものではなく、登録対象は適宜任意に変更可能である。
また、アドレス登録処理は、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて、メニュー画面に表示された複数のモードの中からアドレス登録モードが選択指示された場合に実行される処理である。
図4に示すように、先ず、中央制御部10は、変換テーブル3aに登録されている複数の画像(例えば、装飾画像等)の中から、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて変換候補(表示内容)としての所定の画像(例えば、装飾画像の表記の「男顔画像」等)の選択指示が入力されているか否かを判定する(ステップS1)。
ここで、所定の画像の選択指示が入力されていると判定されると(ステップS1;YES)、テーブル管理部3は、中央制御部10から出力された画像の選択指示の入力に基づいて、選択された画像を送り主固有の表示内容の登録対象として指定する(ステップS2)。
なお、ステップS1にて、所定の画像の選択指示が入力されていないと判定されると(ステップS1;NO)、中央制御部10は、当該アドレス登録処理を終了させる。
次に、テーブル管理部3は、選択された画像(登録対象)を登録して良いか否か(OKか否か)を判定する(ステップS3)。具体的には、テーブル管理部3は、例えば、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて他の画像の選択指示が入力されているか否かに応じて、画像を登録して良いか否かを判定する。
ここで、登録対象を変更する場合、即ち、選択された画像を登録しないと判定された場合(ステップS3;NO)、中央制御部10は、処理をステップS1に移行して、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて他の画像の選択指示を受け付ける。
一方、ステップS3にて、選択された画像を登録して良いと判定された場合(ステップS3;YES)、操作入力部4の所定操作に基づいて入力される電子メールアドレス(例えば、送り主の電子メールアドレス等)の指定を受け付けた後(ステップS4)、テーブル管理部3は、指定された電子メールアドレスを登録して良いか否か(OKか否か)を判定する(ステップS5)。具体的には、テーブル管理部3は、例えば、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて他の電子メールアドレスの選択指示が入力されているか否かに応じて、電子メールアドレスを登録して良いか否かを判定する。
ここで、登録対象を変更する場合、即ち、指定された電子メールアドレスを登録しないと判定された場合(ステップS5;NO)、テーブル管理部3は、処理をステップS4に移行して、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて他の電子メールアドレスの指定を受け付ける。
一方、ステップS5にて、指定された電子メールアドレスを登録して良いと判定された場合(ステップS5;YES)、テーブル管理部3は、ステップS2にて指定された画像(例えば、装飾画像の表記の「男顔画像」等)と、ステップS4にて指定された電子メールアドレス(例えば、送り主の電子メールアドレス等)とを対応付けて変換テーブル3aに登録する(ステップS6)。
次に、中央制御部10は、変換テーブル3aに登録されている複数の画像(例えば、装飾画像等)の中から、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて登録対象となる次の画像(例えば、装飾画像の表記の「女顔画像」等)の登録指示が入力されているか否かを判定する(ステップS7)。
ここで、次の画像の登録指示が入力されていると判定されると(ステップS7;YES)、中央制御部10は、処理をステップS1に移行して、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて他の画像の選択指示を受け付ける。
一方、ステップS7にて、次の画像の登録指示が入力されていないと判定されると(ステップS7;NO)、中央制御部10は、当該アドレス登録処理を終了させる。
<変換候補登録処理>
次に、実施形態1の携帯端末100による変換候補登録処理について図5を参照して説明する。
図5は、変換候補登録処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
なお、以下の説明にあっては、装飾画像の表記の「男顔画像」に対して、電子メールの送り主を特定する文字列を登録する場合について説明するが、一例であってこれに限られるものではなく、登録対象は適宜任意に変更可能である。
また、変換候補登録処理は、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて、メニュー画面に表示された複数のモードの中から変換候補登録モードが選択指示された場合に実行される処理である。
図5に示すように、先ず、中央制御部10は、変換テーブル3aに登録されている複数の画像(例えば、装飾画像等)の中から、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて変換候補(表示内容)としての所定の画像(例えば、装飾画像の表記の「男顔画像」等)の選択指示が入力されているか否かを判定する(ステップS11)。
ここで、所定の画像の選択指示が入力されていると判定されると(ステップS11;YES)、テーブル管理部3は、中央制御部10から出力された画像の選択指示の入力に基づいて、選択された画像を送り主固有の表示内容の登録対象として指定する(ステップS12)。
なお、ステップS11にて、所定の画像の選択指示が入力されていないと判定されると(ステップS11;NO)、中央制御部10は、当該変換候補登録処理を終了させる。
次に、テーブル管理部3は、選択された画像(登録対象)を登録して良いか否か(OKか否か)を判定する(ステップS13)。具体的には、テーブル管理部3は、例えば、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて他の画像の選択指示が入力されているか否かに応じて、画像を登録して良いか否かを判定する。
ここで、登録対象を変更する場合、即ち、選択された画像を登録しないと判定された場合(ステップS13;NO)、中央制御部10は、処理をステップS11に移行して、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて他の画像の選択指示を受け付ける。
一方、ステップS13にて、選択された画像を登録して良いと判定された場合(ステップS3;YES)、操作入力部4の所定操作に基づいて入力される画像の読み方、即ち、送り主を特定する文字列(例えば、「わたし」や「送り主の名前」等)の入力を受け付けた後(ステップS14)、テーブル管理部3は、入力された画像の読み方(送り主を特定する文字列)を登録して良いか否か(OKか否か)を判定する(ステップS15)。具体的には、テーブル管理部3は、例えば、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて他の読み方(送り主を特定する文字列)が入力されているか否かに応じて、画像の読み方を登録して良いか否かを判定する。
ここで、画像の読み方を変更する場合、即ち、入力された読み方(送り主を特定する文字列)を登録しないと判定された場合(ステップS15;NO)、テーブル管理部3は、処理をステップS14に移行して、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて他の読み方の入力を受け付ける。
一方、ステップS15にて、入力された読み方を登録して良いと判定された場合(ステップS15;YES)、テーブル管理部3は、ステップS12にて指定された画像(例えば、装飾画像の表記の「男顔画像」等)と、ステップS14にて入力された読み方(例えば、送り主を特定する文字列等)とを対応付けて変換テーブル3aに登録する(ステップS16)。
次に、中央制御部10は、変換テーブル3aに登録されている複数の画像(例えば、装飾画像等)の中から、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて登録対象となる次の画像(例えば、装飾画像の表記の「女顔画像」等)の登録指示が入力されているか否かを判定する(ステップS17)。
ここで、次の画像の登録指示が入力されていると判定されると(ステップS17;YES)、中央制御部10は、処理をステップS11に移行して、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて他の画像の選択指示を受け付ける。
一方、ステップS17にて、次の画像の登録指示が入力されていないと判定されると(ステップS17;NO)、中央制御部10は、当該変換候補登録処理を終了させる。
<表示内容変換処理>
次に、実施形態1の携帯端末100による表示内容変換処理について図6及び図7を参照して説明する。
図6及び図7は、表示内容変換処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
なお、以下の説明にあっては、送り主を特定する文字列(例えば、「わたし」等)を入力して当該送り主固有の表示内容として装飾画像の表記の「男顔画像」に変換する場合について説明するが、一例であってこれに限られるものではなく、変換対象となる文字列は適宜任意に変更可能である。
図6に示すように、先ず、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて所定の文字列(例えば、「わたし」等)が入力されると(ステップS21)、変換候補設定制御部2bは、操作入力部4の所定操作(例えば、表示部8に表示されている「変換」ボタンのGUI操作等に基づいて)に基づいて変換指示が入力されているか否かを判定する(ステップS22)。
ここで、変換指示が入力されていると判定されると(ステップS22;YES)、変換候補設定制御部2bは、変換テーブル3aを参照して入力された所定の文字列に対応する装飾画像がデフォルトとして登録されているか否かを判定する(ステップS23)。具体的には、所定の文字列として、例えば、「はれ」が入力された場合において、装飾画像の表記の「お日様のマーク」が登録されている場合には、変換候補設定制御部2bは、所定の文字列に対応する装飾画像が登録されていると判定する。一方、所定の文字列として、例えば、「わたし」が入力された場合には、変換候補設定制御部2bは、所定の文字列に対応する装飾画像が登録されていないと判定する。
ステップS23にて、所定の文字列に対応する装飾画像が登録されていないと判定されると(ステップS23;NO)、図7に示すように、変換候補設定制御部2bは、文字列(例えば、「わたし」等)の入力が電子メールの作成中の入力であるか否かを判定する(ステップS24)。
ここで、文字列の入力が電子メールの作成中の入力であると判定されると(ステップS24;YES)、変換候補設定制御部2bの判定部b1は、文字列(例えば、「わたし」等)が電子メールの受取先を特定する文字列であるか否かを判定する(ステップS25)。
ステップS25にて、受取先を特定する文字列でないと判定されると(ステップS25;NO)、変換候補設定制御部2bの判定部b1は、文字列(例えば、「わたし」等)が電子メールの送り主を特定する文字列であるか否かを判定する(ステップS26;図8(a)参照)。
ここで、電子メールの送り主を特定する文字列であると判定されると(ステップS26;YES)、変換候補設定制御部2bの判定部b1は、変換テーブル3a(図3参照)を参照して、送り主の電子メールアドレスと対応付けて登録されている画像(例えば、装飾画像の表記の「男顔画像」等)があるか否かを判定する(ステップS27)。
ステップS27にて、送り主の電子メールアドレスと対応付けて登録されている画像があると判定されると(ステップS27;YES)、図6に示すように、変換候補設定制御部2bは、入力された文字列(例えば、「わたし」等)の変換候補として、変換候補登録処理にて登録された画像(例えば、装飾画像の表記の「男顔画像」等)を含む変換候補リストを生成する(ステップS28)。
なお、当該変換候補リストにおける各候補の並び順は、登録されている画像(例えば、装飾画像の表記の「男顔画像」等)がユーザにより選択され易くするため、上位(表示順が早い位置)とした方が好ましいが、一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。
その後、変換候補設定制御部2bにより生成された変換候補リストに基づいて表示部8に表示された変換候補の中から、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて所定の変換候補の選択が行われる(ステップS29)。このとき、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて所定の変換候補としての画像(例えば、装飾画像の表記の「男顔画像」等)が選択されると、文字列変換部2aは、入力された文字列(例えば、「わたし」等)を画像(例えば、装飾画像の表記の「男顔画像」等)に変換し、表示制御部7は、当該変換結果に対応する画像データを生成して表示部8に表示させて(図8(b)参照)、当該表示内容変換処理を終了する。
一方、ステップS27にて、送り主の電子メールアドレスと対応付けて登録されている画像がないと判定されると(ステップS27;NO)、変換候補設定制御部2bは、入力された文字列(例えば、「わたし」等)の変換候補として、変換候補登録処理にて登録された画像を含まない通常の変換候補リストを生成する(ステップS30)。
また、ステップS26にて、電子メールの送り主を特定する文字列でないと判定された場合(ステップS26;NO)や、ステップS24にて、文字列の入力が電子メールの作成中の入力でないと判定された場合(ステップS24;NO)にも、変換候補設定制御部2bは、処理をステップS30に移行して、入力された文字列(例えば、「わたし」等)の変換候補として、変換候補登録処理にて登録された画像を含まない通常の変換候補リストを生成する(ステップS30)。
その後、図6に示すように、ステップS29にて、変換候補設定制御部2bにより生成された通常の変換候補リストに基づいて表示部8に表示された変換候補の中から、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて所定の変換候補の選択が行われる。
また、ステップS25にて、入力された文字列(例えば、「あなた」等)が受取先を特定する文字列であると判定されると(ステップS25;YES)、変換候補設定制御部2bの判定部b1は、変換テーブル3a(図3参照)を参照して、受取先の電子メールアドレスと対応付けて登録されている画像(例えば、装飾画像の表記の「女顔画像」等)があるか否かを判定する(ステップS31)。
ここで、受取先の電子メールアドレスと対応付けて登録されている画像があると判定されると(ステップS31;YES)、図6に示すように、変換候補設定制御部2bは、処理をステップS28に移行して、入力された文字列(例えば、「あなた」等)の変換候補として、変換候補登録処理にて登録された画像(例えば、装飾画像の表記の「女顔画像」等)を含む変換候補リストを生成する(ステップS28)。
なお、当該変換候補リストにおける各候補の並び順は、登録されている画像(例えば、装飾画像の表記の「女顔画像」等)がユーザにより選択され易くするため、上位(表示順が早い位置)とした方が好ましいが、一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。
一方、ステップS31にて、受取先の電子メールアドレスと対応付けて登録されている画像がないと判定されると(ステップS31;NO)、変換候補設定制御部2bは、処理をステップS30に移行して、入力された文字列(例えば、「あなた」等)の変換候補として、変換候補登録処理にて登録された画像を含まない通常の変換候補リストを生成する(ステップS30)。
また、ステップS23にて、入力された所定の文字列(例えば、「はれ」等)に対応する装飾画像(例えば、装飾画像の表記の「お日様のマーク」等)が登録されていると判定されると(ステップS23;YES)、変換候補設定制御部2bは、処理をステップS28に移行して、入力された文字列の変換候補として、既に登録されている装飾画像(画像)を含む変換候補リストを生成する(ステップS28)。
また、ステップS22にて、入力された文字列の変換指示が入力されていないと判定されると(ステップS22;NO)、文字列変換部2aは、入力された文字列を変換せずに、即ち、入力された文字列の表示態様で決定となるため、当該表示内容変換処理を終了する。
以上のように、実施形態1の携帯端末100によれば、電子メールの送り主及び受取先のうち、少なくとも一方に対応するように、文字列変換部2aにより変換テーブル3aに基づいて変換される所定の文字、或いは、文字列の表示態様の変換候補の内容(例えば、入力される文字列と異なる種類の文字列、記号及び画像のうち、少なくとも一)を設定するので、入力される文字列を電子メールの送り主や受取先に特有の表示態様に変換することができ、電子メールの送り主や受取先に特有のメールを作成することができる。
具体的には、入力された文字列が電子メールの送り主を特定する文字列や電子メールの示す文字列である場合に、変換テーブル3aに基づいて変換される文字列の表示態様の変換候補として、電子メールの送り主や受取先固有の表示内容を設定する。これにより、入力される文字列を電子メールの送り主や受取先に特有の表示態様に変換することができ、電子メールの送り主や受取先に特有のメールを作成することができる。
また、入力された文字列が電子メールの送り主を特定する文字列であるか否かや、電子メールの受取先であるか否かの判定を、電子メールの送り主や受取先のアドレス情報に基づいて行うので、電子メールの作成中に、電子メールの送り主や受取先のアドレス情報と関連付けられている文字列が入力された場合には、当該文字列を電子メールの送り主や受取先に特有の表示態様に変換することができる。つまり、電子メールの送り主や受取先のアドレス情報と関連付けられていない文字列が入力されても、電子メールの送り主や受取先に特有の表示態様に変換することはないため、入力された文字列が誤って異なる表示態様に変換されてしまうことを防止することができる。
[実施形態2]
以下に、実施形態2の携帯端末200について図9〜図17を参照して説明する。
実施形態2の携帯端末200は、背景内に被写体が存在する被写体存在画像Paから被写体が含まれる被写体領域を抽出し、当該被写体領域の画像を文字列の表示態様の変換候補として設定する。
なお、実施形態2の携帯端末200は、以下に説明する以外の点で上記実施形態1の携帯端末100と略同様の構成をなし、その説明は省略する。
図9は、実施形態2の携帯端末200の概略構成を示すブロック図である。また、図10は、被写体画像生成部13の構成を模式的に示す図である。
図9に示すように、実施形態2の携帯端末200は、送受話部1と、メール作成部2と、テーブル管理部3と、操作入力部4と、メモリ5と、記録媒体制御部6と、表示制御部7と、表示部8と、通信制御部9と、中央制御部10とに加えて、撮像部11と、画像データ生成部12と、被写体画像生成部13とを具備している。
撮像部11は、レンズ部11aと、電子撮像部11bと、撮像制御部11cとを具備している。
レンズ部11aは、複数のレンズから構成され、ズームレンズやフォーカスレンズ等を備えている。また、レンズ部11aは、図示は省略するが、被写体の撮像の際に、ズームレンズを光軸方向に移動させるズーム駆動部、フォーカスレンズを光軸方向に移動させる合焦駆動部等を備えていても良い。
電子撮像部11bは、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-oxide Semiconductor)等のイメージセンサから構成され、レンズ部11aの各種レンズを通過した光学像を二次元の画像信号に変換する。
撮像制御部11cは、図示は省略するが、タイミング発生器、ドライバなどを備えている。そして、撮像制御部11cは、タイミング発生器、ドライバにより電子撮像部11bを走査駆動して、所定周期毎に光学像を電子撮像部11bにより二次元の画像信号に変換させ、当該電子撮像部11bの撮像領域から1画面分ずつ画像フレームを読み出して画像データ生成部12に出力させる。
また、撮像制御部11cは、AF(自動合焦処理)、AE(自動露出処理)、AWB(自動ホワイトバランス)等の被写体を撮像する際の条件の調整制御を行う。
このように構成された撮像部11は、撮像手段として、所定の背景内に被写体が存在する被写体存在画像Pa(図14(a)参照)を撮像する。また、撮像部11は、所定の背景内に被写体が存在しない被写体非存在画像Pb(図15(d)参照)を撮像する。
画像データ生成部12は、電子撮像部11bから転送された画像フレームのアナログ値の信号に対してRGBの各色成分毎に適宜ゲイン調整した後に、サンプルホールド回路(図示略)でサンプルホールドしてA/D変換器(図示略)でデジタルデータに変換し、カラープロセス回路(図示略)で画素補間処理及びγ補正処理を含むカラープロセス処理を行った後、デジタル値の輝度信号Y及び色差信号Cb,Cr(YUVデータ)を生成する。
カラープロセス回路から出力される輝度信号Y及び色差信号Cb,Crは、図示しないDMAコントローラを介して、バッファメモリとして使用されるメモリ5にDMA転送される。
表示制御部7は、撮像部11による被写体の撮像により生成された複数の画像フレームに基づいてライブビュー画像を表示部8に表示させたり、記録媒体Mに記録される撮像画像として撮像されたレックビュー画像を表示部8に表示させる制御を行う。
具体的には、表示制御部7は、VRAM、VRAMコントローラ、デジタルビデオエンコーダなど(何れも図示略)を備えている。そして、デジタルビデオエンコーダは、中央制御部10の制御下にてメモリ5から読み出されてVRAM(図示略)に記憶されている輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを、VRAMコントローラを介してVRAMから定期的に読み出して、これらのデータを元にビデオ信号を発生して表示部8に出力する。
被写体画像生成部13は、図10に示すように、非平坦度演算部14と、画像処理部15とを具備している。
非平坦度演算部14は、撮像部11による撮像された背景内に被写体が存する被写体存在画像Paの非平坦度を演算する。具体的には、非平坦度演算部14は、分割部14aと、ばらつき量算出部14bを具備している。
分割部14aは、背景生成処理にて、被写体存在画像PaのYUVデータに基づいて、当該被写体存在画像Paを複数の画像ブロックB、…に分割する(図14(b)参照)。
ばらつき量算出部14bは、分割部14aにより分割された画像ブロックB内の画素値のばらつき量(非平坦度)を算出する。具体的には、ばらつき量算出部14bは、背景生成処理にて、被写体存在画像Paの複数の画像ブロックB、…の各々についてのばらつき量として、標準偏差を下記式(1)に従って算出する。
Figure 2012014311
なお、上記式(1)において、b:各ブロック領域の画素値としては、例えば、輝度値が挙げられる。
画像処理部15は、画像領域特定部15aと、画像領域判定部15bと、背景生成部15cと、位置合わせ部15dと、マスク生成部15eと、切抜画像生成部15fとを具備している。
画像領域特定部15aは、被写体存在画像Paに含まれる非平坦度が所定値以下である画像領域を特定する。具体的には、画像領域特定部15aは、非平坦度演算部14により演算された各画像ブロックBの非平坦度の判定を行う非平坦度判定部a1を具備しており、当該非平坦度判定部a1による判定結果に基づいて、非平坦度が所定値以下である画像ブロックBを特定する。
即ち、非平坦度判定部a1は、背景生成処理にて、ブロック内の画素値のばらつき量が所定値以下であるか否かを判定する。具体的には、非平坦度判定部a1は、例えば、画像ブロックB内の画素値のばらつき量(非平坦度)の小さい無地の背景をバックに被写体を撮像した場合、被写体存在画像Paの複数の画像ブロックB、…のうち、被写体Sを含む画像ブロックB(図14(b)参照)については、ブロック内の画素値のばらつき量が大きく、画素値のばらつき量が所定値以下であると判定しない。一方で、非平坦度判定部a1は、被写体存在画像Paの複数の画像ブロックBのうち、被写体Sを含まない画像ブロックBは、ブロック内の画素値のばらつき量が被写体Sを含む画像ブロックBに比して大幅に小さくなり、画素値のばらつき量が所定値以下であると判定する。
そして、画像領域特定部15aは、非平坦度判定部a1による判定の結果、ブロック内の画素値の非平坦度が所定値以下であると判定された少なくとも一の画像ブロックBを含んでなる画像領域を特定する。
画像領域判定部15bは、被写体存在画像Paのブロック内の画素値のばらつき量が所定値以下である画像ブロックBの数が必要ブロック数以上あるか否かを判定する。
即ち、例えば、画像領域判定部15bは、被写体存在画像Paのブロック内の画素値のばらつき量が所定値以下である画像ブロックBの数が必要ブロック数以上あるか否かにより、被写体存在画像Paにおける非平坦度が所定値以下である画像領域の範囲が所定の範囲以上であるか否かを判定する。
なお、必要ブロック数は、予め設定されており、その数は任意であるが、例えば全ての画像ブロックBの数Bmaxの半数が必要ブロック数として設定される。
背景生成部15cは、クロマキー技術を利用して被写体領域を抽出するための抽出用背景画像Pcを生成する。
即ち、背景生成部15cは、画像領域判定部15bによって、被写体存在画像Paのブロック内の画素値のばらつき量が所定値以下である画像ブロックBの数が必要ブロック数以上あると判定された場合に、当該画像ブロックBの色とほぼ等しい色を背景色とする抽出用背景画像Pcを生成する。例えば、図14(a)に示すように、背景生成部15cは、無地の背景をバックに被写体Sを撮影した場合には、無地の背景とほぼ等しい色の抽出用背景画像Pcを生成する。
なお、クロマキーとは、特定の色背景を用いて一の画像データから被写体Sを切り抜く手法である。クロマキーでは、通常、背景に被写体Sと補色の関係にある青や緑のスクリーンを用いるようになっており、被写体存在画像Paのブロック内の画素値のばらつき量が所定値以下である画像ブロックBとほぼ等しい色の抽出用背景画像Pcを生成することで、抽出用背景画像Pcと被写体存在画像Paの色情報を基にして背景部分と被写体部分を分離することができる。
位置合わせ部15dは、被写体存在画像Paと被写体非存在画像Pbとの位置合わせを行う。
即ち、位置合わせ部15dは、被写体非存在画像Pbの撮像後にメモリ5に一時記憶された被写体非存在画像Pbの画像データから抽出した特徴点(例えば、高周波成分の多い特徴の高いブロック領域等)に基づいて、被写体非存在画像Pbに対する被写体存在画像Paの各画素の座標変換式(射影変換行列)を算出し、当該座標変換式に従って被写体存在画像Paを座標変換して被写体非存在画像Pbと位置合わせを行う。
具体的には、位置合わせ部15dは、特徴抽出処理にて抽出された複数の特徴点(ブロック領域)の動きベクトルを多数決により演算して、統計的に所定%(例えば、50%)以上となると判断された動きベクトルを全体の動きベクトルとして、当該動きベクトルに係る特徴点対応を用いて被写体存在画像Paの射影変換行列を算出する。そして、位置合わせ部15dは、射影変換行列に従って被写体存在画像Paを座標変換して被写体非存在画像Pbと位置合わせを行う。
マスク生成部15eは、被写体存在画像Paから被写体領域を抽出するためのマスク画像を生成する。
即ち、マスク生成部15eは、抽出用背景画像Pcと被写体存在画像Paの対応する各画素の相違度Dを下記式(2)に従って算出して相違度マップを生成する。同様に、マスク生成部15eは、被写体非存在画像Pbを背景画像として、被写体存在画像Paとの対応する各画素の相違度Dを下記式(2)に従って算出して相違度マップを生成する。
Figure 2012014311
なお、上記式にあっては、背景画像のYUVデータを「Y」、「U」、「V」で表し、被写体存在画像PaのYUVデータを「Yc」、「Uc」、「Vc」で表す。また、Gは、色差信号U、Vのゲインを表している。
そして、マスク生成部15eは、生成した相違度マップを所定の閾値で二値化(0、255)してマスク画像を生成する。
また、マスク生成部15eは、細かいノイズを除去するための収縮処理を行って所定値よりも小さい画素集合を除いた後、収縮分を修正するための膨張処理を行い、その後、同じ連結成分を構成する画素集合に同じ番号を付けるラベリング処理により、有効領域の構成画素数における所定の比率以下の領域を有効領域に置き換えることで穴埋めも行う。さらに、マスク生成部15eは、領域情報に対して平均化フィルタをかけて領域の縁部に合成階調をつける。
切抜画像生成部15fは、被写体Sの画像を所定の単一色背景画像と合成して被写体切り抜き画像Pdの画像データを生成する。
即ち、切抜画像生成部15fは、クロマキー技術を利用して、マスク生成部15eにより生成されたマスク画像を用いて被写体存在画像Paから被写体領域を切り出して、単一色背景画像と合成して被写体切り抜き画像Pdの画像データを生成する(図14(d)参照)。なお、マスク画像の縁部分には、合成階調がつけられているため、切り出された被写体領域と単一色背景画像との境界部分がはっきりしていない自然な感じに合成することができる。単一色背景画像の色は任意であるが、例えばグレー等の色が挙げられる。
ここで、切抜画像生成部15fは、背景内に被写体が存在する被写体存在画像Paから被写体が含まれる被写体領域を抽出する抽出手段を構成している。
記録媒体制御部6は、画像処理部15のマスク生成部15eにより生成されたマスク画像と、被写体切り抜き画像Pdの画像データをそれぞれ圧縮した上で対応付けて、当該被写体切り抜き画像Pdの画像データの拡張子を「.jpe」として記録媒体Mに保存させる。
<被写体切り抜き処理>
次に、実施形態2の携帯端末200による被写体切り抜き処理について、図11〜図15を参照して説明する。
図11は、被写体切り抜き処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。また、図12は、被写体切り抜き処理における背景生成処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。また、図13は、被写体切り抜き処理における領域検出処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。また、図14及び図15は、被写体切り抜き処理に係る画像の一例を模式的に示す図である。
被写体切り抜き処理は、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて、メニュー画面に表示された複数の撮像モードの中から被写体切り抜きモードが選択指示された場合に実行される処理である。
なお、以下の説明にあっては、被写体Sとして、例えば、ヒトを例示し、当該被写体Sの背景は、画像ブロックB内の画素値のばらつき量(非平坦度)の小さい無地の背景の場合(図14参照)と、画像ブロックB内の画素値のばらつき量(非平坦度)の大きい背景の場合(図15参照)とがある。
図11に示すように、先ず、ユーザによる操作入力部4のシャッタボタン(図示略)の所定操作に基づいて、撮像制御部11cは、被写体S(図14(a)及び図15(a)参照)の光学像を所定の撮像条件で電子撮像部11bにより撮像させ(ステップS51)、電子撮像部11bから転送された被写体存在画像Paの画像フレームに基づいて、画像データ生成部124が被写体存在画像PaのYUVデータを生成する。
また、ステップS51の処理に基づいて、表示制御部7は、中央制御部10の制御下にて、被写体存在画像Paを表示部8の表示画面に表示させてもよい。
次に、中央制御部10は、ステップS51により得られた被写体存在画像Paの枚数を定数M(例えば、M=1)として設定し(ステップS52)、メモリ5に書き込む。
次に、中央制御部10は、被写体画像生成部13に、被写体存在画像Paから被写体領域を抽出するための抽出用背景画像Pcを生成させる抽出用背景生成処理を行わせる(ステップS53)。
<抽出用背景生成処理>
ここで、抽出用背景生成処理について図12を参照して詳細に説明する。
図3に示すように、まず、中央制御部10は、処理ブロックカウンタSBC及び有効ブロックカウンタYBCをそれぞれ初期値0で設定し(ステップS71)、メモリ5に書き込む。
そして、非平坦度演算部14の分割部14aは、被写体存在画像PaのYUVデータに基づいて、当該被写体存在画像Paを複数の画像ブロックB、…(図14(b)及び図15(b)参照)に分割し、分割された複数の画像ブロックの総数を定数Bmaxとして設定し(ステップS72)、メモリ5に書き込む。
続けて、非平坦度演算部14のばらつき量算出部14bは、被写体存在画像Paの複数の画像ブロックB、…のうち、まだ画素値のばらつき量としての標準偏差を算出していない画像ブロックBのうち一つの画像ブロックBについて、画素値のばらつき量としての標準偏差を式(1)に従って算出する(ステップS73)。
Figure 2012014311
次に、画像処理部15の非平坦度判定部a1は、算出された画像ブロックBのばらつき量が所定値以下であるか否かを判定する(ステップS74)。
ここで、ばらつき量が所定値以下であると判定されると(ステップS74;YES)、画像処理部15は、ステップS74においてばらつき量が所定値以下であると判定された画像ブロックBの平均色を算出する(ステップS75)。そして、中央制御部10は、有効ブロックカウンタYBCに1を加算(YBC=YBC+1)する(ステップS76)。
そして、中央制御部10は、処理ブロックカウンタSBCに1を加算(SBC=SBC+1)する(ステップS77)。
一方、ステップS74にて、ばらつき量が所定値以下でないと判定されると(ステップS74;NO)、中央制御部10は、ステップS75、S76の処理を行わず、処理をステップS77に移行して、処理ブロックカウンタSBCに1を加算(SBC=SBC+1)する。
ステップS77の処理後、中央制御部10は、処理ブロックカウンタSBCの値が画像ブロックの総数Bmaxの値と等しいか否かを判定する(ステップS78)。
ここで、処理ブロックカウンタSBCの値が画像ブロックの総数Bmaxの値と等しくないと判定されると(ステップS78;NO)、中央制御部10は、処理をステップS73に移行して、各部によるそれ以降の処理を行う。つまり、ばらつき量算出部14bが全ての画像ブロックBに対して画素値のばらつき量としての標準偏差を算出し、非平坦度判定部a1が画素値のばらつき量が所定値以下であるか否かを判定する。そして、中央制御部10は、ばらつき量が所定値以下であると判定された画像ブロックBの数を有効ブロックカウンタYBCの値によりカウントする。
そして、全ての画素ブロックに対する画素値のばらつき量としての標準偏差の算出及びそのばらつき量が所定値以下であるか否かが判定されると、ステップS78にて、処理ブロックカウンタSBCの値が画像ブロックの総数Bmaxの値と等しいと判定され(ステップS78;YES)、画像処理部15の画像領域判定部15bは、有効ブロックカウンタYBCの値が必要ブロック数以上であるか否かを判定する(ステップS79)。
ステップS79にて、有効ブロックカウンタYBCの値が必要ブロック数以上であると判定されると(ステップS79;YES)、画像処理部15は、ばらつき量が所定値以下であると判定された画像ブロックBのうち、同一色であるとみなすことができる色のブロック数を同一ブロック数として算出する(ステップS80)。
そして、画像領域判定部15bは、同一ブロック数のうち、最大の値をとる最多同一ブロック数を特定して、当該最多同一ブロック数が必要ブロック数以上であるか否かを判定する(ステップS81)。
ステップS81にて、最多同一ブロック数が必要ブロック数以上であると判定されると(ステップS81;YES)、画像処理部15の背景生成部15cは、最多同一ブロック数に計数された画像ブロックBの平均色を背景色とする抽出用背景画像PcのYUVデータを生成(ステップS82;図14(c)参照)して、抽出用背景の生成成功とする(ステップS83)。
一方、ステップS81にて、最多同一ブロック数が必要ブロック数以上でないと判定された場合(ステップS81;NO)、例えば、ばらつきのない安定した画像ブロックBがあっても、ほぼ等しい色のブロックが必要ブロック数以上ない場合等には背景が特定できないため、背景生成部15cは、抽出用背景画像Pcを生成せずに、抽出用背景生成失敗とする(ステップS84)。
また、ステップS79にて有効ブロックカウンタYBCの値が必要ブロック数以上でないと判定された場合(ステップS79;NO)、ばらつきのない安定した画像ブロックBがないために背景が特定できないことから、背景生成部15cは、抽出用背景画像Pcを生成せずに、抽出用背景の生成失敗とする(ステップS84)。
これにより、抽出用背景生成処理を終了する。
このように、例えば、図14(a)に示すように、被写体Sの背景が、画像ブロックB内の画素値のばらつき量(非平坦度)の小さい無地の背景の場合には、当該抽出用背景生成処理にて、抽出用背景の生成成功となる(ステップS83)。一方、図15(a)に示すように、被写体Sの背景が、画像ブロックB内の画素値のばらつき量(非平坦度)の大きい背景の場合には、当該抽出用背景生成処理にて、抽出用背景の生成失敗となる(ステップS84)。
図11に示すように、次に、中央制御部10は、背景生成部15cに、抽出用背景生成が成功した(OK)か否かを判定させる(ステップS54)。
ここで、抽出用背景生成が成功した(OK)と判定されると(ステップS54;YES)、中央制御部10は、被写体切り抜き処理を完了した被写体存在画像Paの枚数を管理するためのカウンタNを初期値0で設定し(ステップS55)、メモリ5に書き込む。
一方、抽出用背景生成が失敗したと判定されると(ステップS54;NO)、撮像制御部11cは、ユーザによる操作入力部4のシャッタボタン(図示略)の所定操作に基づいて、被写体存在画像Paと同一の背景内に被写体Sの存在しない状態で、当該背景のみの光学像(図15(c)参照)を所定の撮像条件で電子撮像部11bにより撮像させ(ステップS56)、電子撮像部11bから転送された被写体存在画像Paの画像フレームに基づいて、画像データ生成部124が被写体非存在画像PbのYUVデータ(図15(d)参照)を生成する。
また、ステップS55の処理に基づいて、表示制御部7は、中央制御部10の制御下にて、被写体非存在画像Pbを表示部8の表示画面に表示させてもよい。
その後、中央制御部10は、処理をステップS55に移行して、被写体切り抜き処理を完了した被写体存在画像Paの枚数を管理するためのカウンタNを初期値0で設定し(ステップS55)、メモリ5に書き込む。
次に、中央制御部10は、背景生成部15cに、抽出用背景生成が成功した(OK)か否かを判定させる(ステップS57)。
ここで、抽出用背景生成が成功した(OK)と判定されると(ステップS57;YES)、中央制御部10は、画像処理部15に、未だ領域検出処理を施されていない一の被写体存在画像Paから被写体Sが含まれる被写体領域を検出する領域検出処理を行わせる(ステップS58)。
一方、ステップS57にて、抽出用背景生成が失敗したと判定されると(ステップS57;NO)、中央制御部10は、画像処理部15の位置合わせ部15dに、被写体存在画像Paと被写体非存在画像Pbとの位置合わせを行わせる(ステップS59)。
具体的には、位置合わせ部15dは、被写体非存在画像Pbの撮像後にメモリ5に一時記憶された被写体非存在画像Pbの画像データから抽出した特徴点(例えば、高周波成分の多い特徴の高いブロック領域等)に基づいて、被写体非存在画像Pbに対する被写体存在画像Paの各画素の座標変換式(射影変換行列)を算出し、当該座標変換式に従って被写体存在画像Paを座標変換して被写体非存在画像Pbと位置合わせを行う。
その後、中央制御部10は、処理をステップS58に移行して、画像処理部15に、被写体存在画像Paから被写体Sが含まれる被写体領域を検出する領域検出処理を行わせる(ステップS58)。
<領域検出処理>
ここで、領域検出処理について図13を参照して詳細に説明する。
図13に示すように、画像処理部15のマスク生成部15eは、背景画像のYUVデータと被写体存在画像PaのYUVデータとの間で対応する各画素の相違度Dを式(2)に従って算出して相違度マップを生成する(ステップS91)。具体的には、抽出用背景生成が成功した(OK)場合には、背景画像として抽出用背景画像Pcを用い、一方、抽出用背景生成が失敗した場合には、背景画像として被写体非存在画像Pbを用いるものとする。また、この場合には、被写体非存在画像Pbと被写体存在画像Paとは位置合わせされた後の画像データが対象となる。
Figure 2012014311
次に、マスク生成部15eは、生成した相違度マップを所定の閾値で二値化してマスク画像データを生成する(ステップS92)。そして、マスク生成部15eは、例えば、背景(二値化;0)の領域が著しく小さいか否か等を判定することで、二値化が成功したか否かを判定する(ステップS93)。
ここで、二値化に成功したと判定されると(ステップS93;YES)、マスク生成部15eは、被写体領域の周辺部の残り過ぎを修正したり細かいノイズを除去するため、マスク画像データに対する収縮処理を行って所定値よりも小さい画素集合を除いた後(ステップS94)、収縮分を修正するための膨張処理を行う(ステップS95)。
続けて、被写体Sに背景色と似たような色がある場合、マスク画像の被写体領域内が欠損するため、マスク生成部15eは、同じ連結成分を構成する画素集合に同じ番号を付けるラベリング処理により、マスク画像データの有効領域の構成画素数における所定の比率以下の領域を有効領域に置き換えることで穴埋めを行う(ステップS96)。
その後、マスク生成部15eは、マスク画像データに対して平均化フィルタをかけて、被写体領域の縁部に合成階調をつけて(ステップS97)、領域検出成功とする(ステップS98)。
一方、ステップS93にて、二値化に成功しなかったと判定されると(ステップS93;NO)、例えば、背景(二値化;0)の領域が著しく小さい場合などには、マスク生成部15eは、二値化に失敗したとみなして領域検出失敗とする(ステップS99)。
これにより、領域検出処理を終了する。
図11に示すように、領域検出処理の終了後、中央制御部10は、マスク生成部15eに、被写体領域の検出が成功したか否かを判定させる(ステップS60)。
ここで、被写体領域の検出が成功したと判定されると(ステップS60;YES)、中央制御部10は、画像処理部15の切抜画像生成部15fに、クロマキー技術を利用して、領域検出処理にて生成されたマスク画像を用いて被写体存在画像Paから被写体領域を切り出して、単一色背景画像と合成して被写体切り抜き画像Pd(図14(d)参照)の画像データを生成させる(ステップS61)。
具体的には、切抜画像生成部15fは、被写体存在画像Pa、単一色背景画像及びマスク画像データを読み出してメモリ5に展開した後、被写体存在画像Paのうち、マスク画像データの塗りつぶした部分(被写体S以外の部分)で覆われる画素については、単一色背景画像の所定の単一色で塗りつぶす一方で、被写体部分の画素については、何もせずに所定の単一色に対して透過させないようにする。なお、マスク画像の縁部分には、合成階調がつけられているため、切り出された被写体領域と単一色背景画像との境界部分がはっきりしていない自然な感じとなる。
そして、記録媒体制御部6は、記録媒体Mの所定の記憶領域に、画像処理部15のマスク生成部15eにより生成されたマスク画像データと被写体切り抜き画像Pdの画像データを対応付けて、当該被写体切り抜き画像Pdの画像データの拡張子を「.jpe」として一ファイルで保存させる(ステップS62)。
その後、中央制御部10は、カウンタNに1を加算する(ステップS63)。
一方、ステップS60において、被写体領域の検出が失敗したと判定されると(ステップS60;NO)、中央制御部10は、ステップS61、S62の処理を行わず、処理をステップS63に移行して、カウンタNに1を加算する。
ステップS63の処理後、中央制御部10は、カウンタNの値が被写体存在画像Paの枚数Mと等しいか否かを判定する(ステップS64)。
ここで、カウンタNの値が被写体存在画像Paの枚数Mと等しくないと判定されると(ステップS64;NO)、中央制御部10は、処理をステップS57に移行して、それ以降の処理を行う。一方、ステップS64にて、カウンタNの値が被写体存在画像Paの枚数Mと等しいと判定されると(ステップS64;YES)、全ての被写体存在画像Paに対する各処理が終了したため、中央制御部10は、被写体切り抜き処理を終了する。
<アドレス登録処理>
次に、実施形態2の携帯端末200によるアドレス登録処理について図4及び図16を参照して説明する。
図16は、実施形態2の携帯端末200のテーブル管理部3に記憶されている変換テーブル3aの一例を模式的に示す図である。
なお、以下に説明するアドレス登録処理にあっては、画像の登録対象を被写体切り抜き画像Pdとする以外の点で、実施形態1の携帯端末100によるアドレス登録処理(図4参照)と同様であり、その詳細な説明を省略する。
図4に示すように、先ず、中央制御部10は、記録媒体Mに記録されている複数の画像の中から、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて変換候補(表示内容)としての所定の画像(例えば、被写体切り抜き画像Pd;図14(d)参照)等)の選択指示が入力されているか否かを判定する(ステップS1)。
ここで、所定の画像の選択指示が入力されていると判定されると(ステップS1;YES)、テーブル管理部3は、中央制御部10から出力された画像の選択指示の入力に基づいて、選択された画像(例えば、被写体切り抜き画像Pd等)を送り主固有の表示内容の登録対象として指定する(ステップS2)。
次に、テーブル管理部3は、選択された画像(登録対象)を登録して良いか否か(OKか否か)を判定する(ステップS3)。
ここで、登録対象を変更する場合、即ち、選択された画像を登録しないと判定された場合(ステップS3;NO)、中央制御部10は、処理をステップS1に移行して、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて他の画像の選択指示を受け付ける。
一方、ステップS3にて、選択された画像を登録して良いと判定された場合(ステップS3;YES)、操作入力部4の所定操作に基づいて入力される電子メールアドレス(例えば、送り主の電子メールアドレス等)の指定を受け付けた後(ステップS4)、テーブル管理部3は、指定された電子メールアドレスを登録して良いか否か(OKか否か)を判定する(ステップS5)。
ここで、登録対象を変更する場合、即ち、指定された電子メールアドレスを登録しないと判定された場合(ステップS5;NO)、テーブル管理部3は、処理をステップS4に移行して、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて他の電子メールアドレスの指定を受け付ける。
一方、ステップS5にて、指定された電子メールアドレスを登録して良いと判定された場合(ステップS5;YES)、テーブル管理部3は、ステップS2にて指定された画像(例えば、被写体切り抜き画像Pd等)と、ステップS4にて指定された電子メールアドレス(例えば、送り主の電子メールアドレス等)とを対応付けて変換テーブル3aに登録する(ステップS6)。
次に、中央制御部10は、記録媒体Mに記録されている複数の画像の中から、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて登録対象となる次の画像(例えば、受取先の被写体切り抜き画像Pd等)の登録指示が入力されているか否かを判定する(ステップS7)。
ここで、次の画像の登録指示が入力されていると判定されると(ステップS7;YES)、中央制御部10は、処理をステップS1に移行して、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて他の画像の選択指示を受け付ける。
一方、ステップS7にて、次の画像の登録指示が入力されていないと判定されると(ステップS7;NO)、中央制御部10は、当該アドレス登録処理を終了させる。
<変換候補登録処理>
次に、実施形態2の携帯端末200による変換候補登録処理について図5及び図16を参照して説明する。
なお、以下に説明する変換候補登録処理にあっては、画像の登録対象を送り主の被写体切り抜き画像Pdとする以外の点で、実施形態1の携帯端末100による変換候補登録処理(図5参照)と同様であり、その詳細な説明を省略する。
図5に示すように、先ず、中央制御部10は、変換テーブル3aに登録されている複数の画像の中から、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて変換候補(表示内容)としての所定の画像(例えば、被写体切り抜き画像Pd等)の選択指示が入力されているか否かを判定する(ステップS11)。
ここで、所定の画像の選択指示が入力されていると判定されると(ステップS11;YES)、テーブル管理部3は、中央制御部10から出力された画像の選択指示の入力に基づいて、選択された画像を送り主固有の表示内容の登録対象として指定する(ステップS12)。
次に、テーブル管理部3は、選択された画像(登録対象)を登録して良いか否か(OKか否か)を判定する(ステップS13)。
ここで、登録対象を変更する場合、即ち、選択された画像を登録しないと判定された場合(ステップS13;NO)、中央制御部10は、処理をステップS11に移行して、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて他の画像の選択指示を受け付ける。
一方、ステップS13にて、選択された画像を登録して良いと判定された場合(ステップS3;YES)、操作入力部4の所定操作に基づいて入力される画像の読み方、即ち、送り主を特定する文字列(例えば、「わたし」や「送り主の名前」等)の入力を受け付けた後(ステップS14)、テーブル管理部3は、入力された画像の読み方(送り主を特定する文字列)を登録して良いか否か(OKか否か)を判定する(ステップS15)。
ここで、画像の読み方を変更する場合、即ち、入力された読み方(送り主を特定する文字列)を登録しないと判定された場合(ステップS15;NO)、テーブル管理部3は、処理をステップS14に移行して、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて他の読み方の入力を受け付ける。
一方、ステップS15にて、入力された読み方を登録して良いと判定された場合(ステップS15;YES)、テーブル管理部3は、ステップS12にて指定された画像(例えば、被写体切り抜き画像Pd等)と、ステップS14にて入力された読み方(例えば、送り主を特定する文字列等)とを対応付けて変換テーブル3aに登録する(ステップS16)。
次に、中央制御部10は、変換テーブル3aに登録されている複数の画像の中から、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて登録対象となる次の画像(例えば、受取先の被写体切り抜き画像Pd等)の登録指示が入力されているか否かを判定する(ステップS17)。
ここで、次の画像の登録指示が入力されていると判定されると(ステップS17;YES)、中央制御部10は、処理をステップS11に移行して、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて他の画像の選択指示を受け付ける。
一方、ステップS17にて、次の画像の登録指示が入力されていないと判定されると(ステップS17;NO)、中央制御部10は、当該変換候補登録処理を終了させる。
<表示内容変換処理>
次に、実施形態2の携帯端末200による表示内容変換処理について図6、図7及び図17を参照して説明する。
図17は、表示内容変換処理に係る画像の一例を模式的に示す図である。
なお、以下に説明する変換候補登録処理にあっては、送り主固有の表示内容として被写体切り抜き画像Pdを適用する以外の点で、実施形態1の携帯端末100による表示内容変換処理(図6及び図7参照)と同様であり、その詳細な説明を省略する。
図6に示すように、先ず、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて所定の文字列(例えば、「わたし」等)が入力されると(ステップS21)、変換候補設定制御部2bは、操作入力部4の所定操作(例えば、表示部8に表示されている「変換」ボタンのGUI操作等に基づいて)に基づいて変換指示が入力されているか否かを判定する(ステップS22)。
ここで、変換指示が入力されていると判定されると(ステップS22;YES)、変換候補設定制御部2bは、変換テーブル3aを参照して入力された所定の文字列に対応する装飾画像がデフォルトとして登録されているか否かを判定する(ステップS23)。
ステップS23にて、所定の文字列に対応する装飾画像が登録されていないと判定されると(ステップS23;NO)、図7に示すように、変換候補設定制御部2bは、文字列(例えば、「わたし」等)の入力が電子メールの作成中の入力であるか否かを判定する(ステップS24)。
ここで、文字列の入力が電子メールの作成中の入力であると判定されると(ステップS24;YES)、変換候補設定制御部2bの判定部b1は、文字列(例えば、「わたし」等)が電子メールの受取先を特定する文字列であるか否かを判定する(ステップS25)。
ステップS25にて、受取先を特定する文字列でないと判定されると(ステップS25;NO)、変換候補設定制御部2bの判定部b1は、文字列(例えば、「わたし」等)が電子メールの送り主を特定する文字列であるか否かを判定する(ステップS26;図17(a)参照)。
ここで、電子メールの送り主を特定する文字列であると判定されると(ステップS26;YES)、変換候補設定制御部2bの判定部b1は、変換テーブル3a(図3参照)を参照して、送り主の電子メールアドレスと対応付けて登録されている画像(例えば、被写体切り抜き画像Pd等)があるか否かを判定する(ステップS27)。
ステップS27にて、送り主の電子メールアドレスと対応付けて登録されている画像があると判定されると(ステップS27;YES)、図6に示すように、変換候補設定制御部2bは、入力された文字列(例えば、「わたし」等)の変換候補として、変換候補登録処理にて登録された画像(例えば、被写体切り抜き画像Pd等)を含む変換候補リストを生成する(ステップS28)。
その後、変換候補設定制御部2bにより生成された変換候補リストに基づいて表示部8に表示された変換候補の中から、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて所定の変換候補の選択が行われる(ステップS29)。このとき、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて所定の変換候補としての画像(例えば、被写体切り抜き画像Pd等)が選択されると、文字列変換部2aは、入力された文字列(例えば、「わたし」等)を画像(例えば、被写体切り抜き画像Pd等)に変換し、表示制御部7は、当該変換結果に対応する画像データを生成して表示部8に表示させて(図17(b)参照)、当該表示内容変換処理を終了する。
一方、ステップS27にて、送り主の電子メールアドレスと対応付けて登録されている画像がないと判定されると(ステップS27;NO)、変換候補設定制御部2bは、入力された文字列(例えば、「わたし」等)の変換候補として、変換候補登録処理にて登録された画像を含まない通常の変換候補リストを生成する(ステップS30)。
なお、ステップS30以降の処理は、上記実施形態1の表示内容変換処理と同様であり、その説明は省略する。即ち、受取先を特定する文字列が入力された場合に、当該受取先の被写体切り抜き画像Pdが記録されている場合には、当該被写体切り抜き画像Pdを含む変換候補リストが作成される。
以上のように、実施形態2の携帯端末200によれば、背景内に被写体が存在する被写体存在画像Paを撮像し、当該被写体存在画像Paから被写体が含まれる被写体領域を抽出して被写体切り抜き画像Pdを生成する。そして、生成された当該被写体切り抜き画像Pdを文字列の表示態様の変換候補として設定するので、入力される文字列を電子メールの送り主や受取先に特有の表示態様、即ち、当該送り主や受取先に関連する被写体切り抜き画像Pdに変換することができ、電子メールの送り主や受取先に特有のメールを作成することができる。
<変形例1>
以下に、変形例1の携帯端末について図18を参照して説明する。
変形例1の携帯端末は、メールの送り主及び受取先のうち、一方の人物がアドレス帳テーブル3bに登録されている場合に、文字列変換部2aにより変換テーブル3aに基づいて変換される人物を特定する文字列の表示態様の変換候補の内容として、被写体切り抜き画像Pdを設定する。
なお、変形例1の携帯端末は、以下に説明する以外の点で上記実施形態2の携帯端末200と略同様の構成をなし、その説明は省略する。
アドレス帳テーブル3bは、人物の氏名と、当該人物の顔画像とを対応付けて記憶している。即ち、アドレス帳テーブル3bは、例えば、人物の氏名、電子メール(E-mail)アドレス、電話番号、住所等を対応付けて記憶しているとともに、当該人物の顔画像を対応付けて記憶している。
なお、アドレス帳テーブル3bには、少なくとも一人登録されていれば良く、また、登録されている人物は、送り主であっても良いし、受取先であっても良い。
ここで、テーブル管理部3は、少なくとも一の人物の顔画像を登録する登録手段を構成している。
また、テーブル管理部3は、切抜画像生成部15fにより抽出された被写体領域の人物がアドレス帳テーブル3bに登録されているか否かを判定する。即ち、テーブル管理部3は、例えば、被写体切り抜き画像Pdから顔検出処理等により被写体の顔画像を検出した後、検出された顔画像をテンプレートとして、当該顔画像の人物がアドレス帳テーブル3bに登録されているか否かを特定する顔認識処理を行って、被写体領域の人物がアドレス帳テーブル3bに登録されているか否かを判定する。
なお、顔検出処理及び顔認識処理は、公知の技術であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
そして、被写体領域の人物がアドレス帳テーブル3bに登録されていると判定されると、テーブル管理部3は、当該人物を特定する文字列としての人物の名前と、被写体切り抜き画像Pdとを対応付けて変換テーブル3aに登録する。また、このとき、テーブル管理部3は、人物の名前及び被写体切り抜き画像Pdに加えて、当該人物の電子メールアドレスも対応付けて記憶する。
このように、テーブル管理部3は、人物の名前の表示態様の変換候補として、被写体切り抜き画像Pdを変換テーブル3aに対応付けて記憶する。
そして、判定部b1は、ユーザによる操作入力部4の所定操作に基づいて入力された文字列が電子メールの送り主や受取人を特定する文字列であるか否かを変換テーブル3aに登録されている電子メールアドレスに基づいて判定する。当該判定の結果、文字列が電子メールの送り主や受取人を特定する文字列であると判定された場合に、変換候補設定制御部2bは、文字列変換部2aにより変換テーブル3aに基づいて変換される送り主や受取人である人物を特定する文字列の表示態様の変換候補の内容として、被写体領域の画像を設定する。
<被写体画像登録処理>
次に、変形例1の携帯端末による被写体画像登録処理について図18を参照して説明する。
被写体画像登録処理は、被写体切り抜き処理にて被写体切り抜き画像Pdが生成された場合に自動的に実行される処理である。
図18に示すように、中央制御部10は、テーブル管理部3に、切抜画像生成部15fにより生成された被写体切り抜き画像Pdの画像データを取得させた後(ステップS101)、当該被写体切り抜き画像Pdの画像データに対して顔検出処理を行って顔画像を特定させる(ステップS102)。
その後、中央制御部10は、テーブル管理部3に、特定された顔画像をテンプレートとして、当該顔画像の人物がアドレス帳テーブル3bに登録されているか否かを判定させる(ステップS103)。
ここで、顔画像の人物がアドレス帳テーブル3bに登録されていると判定されると(ステップS103;YES)、テーブル管理部3は、特定された人物を特定する文字列としての人物の名前と、被写体切り抜き画像Pdと、当該人物の電子メールアドレスとを対応付けて変換テーブル3aに記憶する(ステップS104)。
一方、ステップS103にて、顔画像の人物がアドレス帳テーブル3bに登録されていないと判定されると(ステップS103;NO)、中央制御部10は、当該被写体画像登録処理を終了させる。
従って、変形例1の携帯端末によれば、メールの送り主及び受取先のうち、一方の人物がアドレス帳テーブル3bに登録されている場合に、上記実施形態2のようにアドレス登録処理や変換候補登録処理を行わなくとも、当該人物の被写体切り抜き画像Pdを自動的に変換テーブル3aに記憶することができる。従って、文字列変換部2aにより変換テーブル3aに基づいて変換される人物を特定する文字列の表示態様の変換候補の内容として、自動的に被写体切り抜き画像Pdを設定することができ、使い勝手の良い携帯端末を提供することができる。
なお、本発明は、上記実施形態1、2に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
また、携帯端末100、200の構成は、上記実施形態1、2に例示したものは一例であり、これらに限られるものではない。即ち、メール作成装置として、携帯端末100、200を例示したが、これらに限られるものではい。例えば、メール作成のみを行うための操作入力部4を具備する文字列入力装置であっても良く、作成されたメールを他の携帯端末等の通信機器に送信して、当該通信機器を介して他の携帯端末等に送信させるようにしても良い。
つまり、郵便物として配達される手紙等のメールを作成するメール作成装置であっても良い。かかる場合には、電子メールアドレスではなく、送り主や受取人の住所や居所をアドレス情報として利用しても良い。
加えて、上記実施形態1、2にあっては、変換手段、設定制御手段としての機能を、中央制御部10の制御下にて、メール作成部2の文字列変換部2a、変換候補設定制御部2bが駆動することにより実現される構成としたが、これに限られるものではなく、中央制御部10のCPUによって所定のプログラム等が実行されることにより実現される構成としても良い。
即ち、プログラムを記憶するプログラムメモリ(図示略)に、変換処理ルーチン、設定制御処理ルーチンを含むプログラムを記憶しておく。そして、変換処理ルーチンにより中央制御部10のCPUを、入力手段により入力された文字列を、記憶手段に記憶されている変換テーブル3aに基づいて変換候補の中から所定の表示内容に変換する変換手段として機能させるようにしても良い。また、設定制御処理ルーチンにより中央制御部10のCPUを、メールの送り主及び受取先のうち、少なくとも一方に対応するように、変換手段により変換テーブル3aに基づいて変換される文字列の表示態様の変換候補の内容を設定する設定制御手段として機能させるようにしても良い。
同様に、第1判定手段、第2判定手段、抽出手段についても、中央制御部10のCPUによって所定のプログラム等が実行されることにより実現される構成としても良い。
さらに、上記の各処理を実行するためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な媒体として、ROMやハードディスク等の他、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することも可能である。また、プログラムのデータを所定の通信回線を介して提供する媒体としては、キャリアウェーブ(搬送波)も適用される。
100、200 携帯端末
2 メール作成部
2a 文字列変換部
2b 変換候補設定制御部
b1 判定部
3 テーブル管理部
3a 変換テーブル
11 撮像部
15 画像処理部
15f 切抜画像生成部
10 中央制御部

Claims (10)

  1. 所定の文字列と、当該文字列の変換候補としての表示内容とが対応付けられた変換テーブルを記憶する記憶手段と、
    メールの作成の際に、前記文字列を入力する入力手段と、
    この入力手段により入力された前記文字列を、前記記憶手段に記憶されている前記変換テーブルに基づいて前記変換候補の中から所定の表示内容に変換する変換手段と、
    前記メールの送り主を特定する文字列及び受取先を特定する文字列のうち、少なくとも一方に対応するように、前記変換手段により前記変換テーブルに基づいて変換される前記文字列の変換候補の内容を設定する設定制御手段と、
    を備えたことを特徴とするメール作成装置。
  2. 前記変換テーブルは、更に、
    前記メールの送り主を特定する文字列と、前記文字列の表示態様の変換候補としての当該メールの送り主固有の表示内容とが対応付けられ、
    前記設定制御手段は、
    前記入力手段により入力された前記文字列が前記メールの送り主を特定する文字列であるか否かを判定する第1判定手段を有し、この第1判定手段により前記文字列が前記メールの送り主を特定する文字列であると判定された場合に、前記変換手段により前記変換テーブルに基づいて変換される前記文字列の変換候補として、前記メールの送り主固有の表示内容を設定することを特徴とする請求項1に記載のメール作成装置。
  3. 前記第1判定手段は、
    所定の通信回線を介して送信される前記メールの送り主のアドレス情報に基づいて、前記入力手段により入力された前記文字列が前記メールの送り主を特定する文字列であるか否かを判定することを特徴とする請求項2に記載のメール作成装置。
  4. 前記変換テーブルは、更に、
    前記メールの受取先を特定する文字列と、前記文字列の変換候補としての当該メールの受取先固有の表示内容とが対応付けられ、
    前記設定制御手段は、
    前記入力手段により入力された前記文字列が前記メールの受取先を特定する文字列であるか否かを判定する第2判定手段を有し、この第2判定手段により前記文字列が前記メールの受取先を特定する文字列であると判定された場合に、前記変換手段により前記変換テーブルに基づいて変換される前記文字列の変換候補として、前記メールの受取先固有の表示内容を設定することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のメール作成装置。
  5. 前記第2判定手段は、
    所定の通信回線を介して送信される前記メールの受取先のアドレス情報に基づいて、前記入力手段により入力された前記文字列が前記メールの受取先を特定する文字列であるか否かを判定することを特徴とする請求項4に記載のメール作成装置。
  6. 前記表示内容は、前記文字列と異なる種類の文字列、記号及び画像のうち、少なくとも一を含むことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載のメール作成装置。
  7. 背景内に被写体が存在する被写体存在画像から前記被写体が含まれる被写体領域を抽出する抽出手段を更に備え、
    前記画像は、前記抽出手段により抽出された前記被写体領域の画像であることを特徴とする請求項6に記載のメール作成装置。
  8. 前記被写体存在画像を撮像する撮像手段を更に備え、
    前記抽出手段は、前記撮像手段により撮像された前記被写体存在画像から前記被写体領域を抽出することを特徴とする請求項7に記載のメール作成装置。
  9. 少なくとも一の人物の顔画像を登録する登録手段を更に備え、
    前記記憶手段は、
    前記抽出手段により抽出された前記被写体領域の人物が前記登録手段に登録されている人物である場合に、当該人物を特定する文字列と、前記文字列の変換候補としての前記被写体領域の画像とを前記変換テーブルに対応付けて記憶し、
    前記設定制御手段は、
    前記メールの送り主を特定する文字列及び受取先を特定する文字列のうち、一方の人物が前記登録手段に登録されている場合に、前記変換手段により前記変換テーブルに基づいて変換される前記人物を特定する文字列の変換候補の内容として、前記被写体領域の画像を設定することを特徴とする請求項7又は8に記載のメール作成装置。
  10. 所定の文字列と、当該文字列の変換候補としての表示内容とが対応付けられた変換テーブルを記憶する記憶手段と、メールの作成の際に、前記文字列を入力する入力手段と、を備えたメール作成装置のコンピュータを、
    前記入力手段により入力された前記文字列を、前記記憶手段に記憶されている前記変換テーブルに基づいて前記変換候補の中から所定の表示内容に変換する変換手段、
    前記メールの送り主を特定する文字列及び受取先を特定する文字列のうち、少なくとも一方に対応するように、前記変換手段により前記変換テーブルに基づいて変換される前記文字列の変換候補の内容を設定する設定制御手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016218848A (ja) * 2015-05-22 2016-12-22 日本電信電話株式会社 言語表現書き換え装置、方法、及びプログラム
JP2017174086A (ja) * 2016-03-23 2017-09-28 株式会社Nttドコモ サーバ装置及び情報処理システム

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