JP4312642B2 - 無線lan送信装置およびその制御方法 - Google Patents

無線lan送信装置およびその制御方法 Download PDF

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この発明は,無線LAN送信装置およびその制御方法に関する。
ディジタル・スチル・カメラは,被写体を撮像し,被写体を表す画像データを出力することができる特徴があることから,単に被写体を撮像してメモリ・カードなどに記録するだけでなく,プリンタ・ドライバのコマンドを出力したものを撮像して,そのプリンタ・ドライバをディジタル・スチル・カメラに取り込むようなものもある(特許文献1)。ディジタル・スチル・カメラからプリンタに画像データを送信し,プリンタから画像をプリントすることができる。
特開2003-13138号公報
パーソナル・コンピュータだけでなく,ディジタル・スチル・カメラなども無線LANを用いて画像データを送信することができるようになってきている。無線LANを用いた送信では,ESS-ID,WEP-KEYなどの設定情報を無線LAN送信を利用する装置に設定する必要がある。このような設定情報は,無線LANを利用するアクセス・ポイントごとに変わる。自宅のアクセス・ポイントは,設定情報を長期間の間利用することができるが,店舗の中などにある公衆アクセス・ポイントでは,長期間の間,その公衆アクセス・ポイント用の設定情報を利用しないことがあるので,必要に応じて設定情報を消去する必要がある。しかしながら,ユーザがその設定情報を消去するなど設定情報を管理することは煩わしい。
この発明は,無線LANを利用した送信に用いられる設定情報を比較的簡単に管理することを目的とする。
この発明による無線LAN装置は,無線LANを利用した送信に用いられる設定情報(AP設定情報,送信先設定情報)およびその設定情報の有効期間を含む無線LAN情報(AP情報,送信先情報)を表す無線LAN情報データを入力する入力手段,上記入力手段から入力した無線LAN情報データを記憶する無線LAN情報メモリ,上記無線LAN情報メモリに記憶されている無線LAN情報データによって表される設定情報および有効期間のうち,上記設定情報を用いた送信が可能な状態にないかどうかを,上記設定情報に対応した有効期間にもとづいて判定する判定手段,上記判定手段により上記設定情報を用いた送信が可能な状態にないと判定されたことに応じて,対応する無線LAN情報データを上記無線LAN情報メモリから消去する消去手段,ならびに上記判定手段により,上記設定情報を用いた送信が可能な状態にあると判定されたことに応じて,その可能な状態にあると判定された上記設定情報を用いて無線LAN送信を行う無線LAN送信回路を備えていることを特徴とする。
この発明は,上記無線LAN送信装置に適した制御方法も提供している。すなわち,この方法は,無線LANを利用した送信に用いられる設定情報およびその設定情報の有効期間を含む無線LAN情報を表す無線LAN情報データを入力し,入力した無線LAN情報データを無線LAN情報メモリに記憶し,上記無線LAN情報メモリに記憶されている無線LAN情報データによって表される設定情報および有効期間のうち,上記設定情報を用いた送信が可能な状態にないかどうかを,上記設定情報に対応した有効期間にもとづいて判定し,上記設定情報を用いた送信が可能な状態にないと判定されたことに応じて,対応する無線LAN情報データを上記無線LAN情報メモリから消去し,上記設定情報を用いた送信が可能な状態にあると判定されたことに応じて,その可能な状態にあると判定された上記設定情報を用いて無線LAN送信を行うものである。
この発明によると,無線LANを利用した送信に用いられる設定情報およびその設定情報の有効期間を含む無線LAN情報を表す無線LAN情報データが入力される。入力した無線LAN設定情報データは無線LAN情報メモリに記憶される。
無線LAN設定情報メモリに記憶されている無線LAN情報データによって表される設定情報を用いた送信が可能な状態にあるかどうかが,対応する有効期間にもとづいて判定される。設定情報を用いた送信が可能な状態にないと判定されたことに応じて,対応する無線LAN情報データが無線LAN情報メモリから消去される。また,設定情報を用いた送信が可能な状態にあると判定されたことに応じて,その可能な状態にあると判定された設定情報を用いて無線LAN送信が行われる。
設定情報を用いて送信が可能な状態にない無線LAN情報データについては,無線LAN情報メモリから消去される。ユーザによる設定情報の管理が比較的容易となる。
上記入力手段は,たとえば,上記無線LAN情報が記録されているバーコードを撮像し,バーコード・データを出力する撮像手段,および上記撮像手段から出力されたバーコード・データから上記無線LAN情報データを検出する検出手段を備えている。この場合,上記無線LAN情報メモリは,上記検出手段によって検出された無線LAN情報データを記憶するものとなろう。
また,上記有効期間は,たとえば,上記設定情報を用いた無線LAN送信を最初に行った時から一定期間の間,有効であることを示すものである。この場合には,時刻を計測する時計,上記無線LAN送信を最初に行った時と上記時計により計測された時刻とから有効期間満了時を算出する算出手段,および上記算出手段によって算出された有効期間満了日時を表すデータを上記設定設定情報に対応して上記無線LAN情報メモリに記憶する記憶制御手段をさらに備えることとなろう。
図1(A) は,ディジタル・スチル・カメラ1の背面側を示している。図1(B) はモード選択ダイアル2の拡大平面図である。
図1(A)を参照して,ディジタル・スチル・カメラ1の上面において,背面から見て右奥の隅にはシャッタ・レリーズ・ボタン3が設けられている。このシャッタ・レリーズ・ボタン3の手前にはモード選択ダイアル2が回転自在に設けられている。また,背面から見て上面の左隅には無線アンテナ4が設けられている。
ディジタル・スチル・カメラ1の背面には,その中央部分に表示画面7が形成されている。表示画面7には,撮像によって得られた画像,ディジタル・スチル・カメラ1に装着されたメモリ・カードから読出された画像データによって表される画像,ディジタル・スチル・カメラ1の各種設定のための画像等が表示される。
表示画面7の左上には,マクロ・モード設定ボタン5が設けられている。表示画面7の上側に電源スイッチ12が設けられている。表示画面7の右側には,表示画面7に表示させるべき駒の選択,各種設定等に利用される上下左右キー8,メニュー・ボタン9,実行ボタン10および取消(キャンセル)ボタン11が設けられている。さらに,ディジタル・スチル・カメラ1の正面には撮像レンズ(図示略)が設けられ,側面(図1(A)においては見えない側面)にはUSB(Universal Serial Bus)コネクタが形成されている。
図1(B)を参照して,モード選択ダイアル2の左側には,指標2Aが形成されている。モード選択ダイアル2上には,Setupの文字2a,WLANの文字2b,USBの文字2c,Movの文字2d,Camの文字2e,およびPlayの文字2fが周方向に所定間隔ずつ空けられて形成されている。
セットアップ・モードが設定される場合には,Setupの文字2aが指標2Aに位置決めされる。無線LANモードが設定される場合には,WLANの文字2bが指標2Aに位置決めされる。USBモードが設定される場合には,USBの文字2cが指標2Aに位置決めされる。ムービ・モードが設定される場合には,Movの文字2dが指標2Aに位置決めされる。カメラ・モードが設定される場合には,Camの文字2eが指標2Aに位置決めされる。再生モードが設定される場合には,Playの文字2fが指標2Aに位置決めされる。
初期設定等を行う場合にセットアップ・モードが,無線LANを用いた通信を行う場合に無線LANモードが,パーソナル・コンピュータとの間でUSBケーブルを用いたデータの送受信を行う場合にUSBモードが,ムービ撮影を行う場合にムービ・モードが,静止画撮影を行う場合にカメラ・モードが,動画または静止画を再生する場合に再生モードが,それぞれユーザによって選択される。
図2は,ディジタル・スチル・カメラ1の電気的構成を示すブロック図である。
ディジタル・スチル・カメラ1の全体の動作はCPU20によって統括される。ディジタル・スチル・カメラ1に含まれているCPU20,他の種々の回路および装置にはバッテリ43から電源が供給される。
ディジタル・スチル・カメラ1には,システム・メモリ34および不揮発性メモリ35が含まれている。システム・メモリ34に,ディジタル・スチル・カメラ1の動作制御のためのプログラムおよびデータ等が記憶されている。不揮発性メモリ35には,後述するように無線LANを用いた通信のための設定情報(ESSID,WEPKEY),画像データの送信先情報(送信先のアドレス,パスワードなど)などが記憶される。
タイマ36はセルフ・タイマ撮影のときの経過時間の計測に用いられる。カレンダおよび時計37によって日時が計測される。
上述したモード選択ダイアル2,シャッタ・レリーズ・ボタン3,上下左右キー8,メニュー・ボタン9,実行ボタン10,取消ボタン11等(図2において符号39で示す)からの出力信号は,I/O(Input/Output)ユニット38を介してCPU20に入力する。ディジタル・スチル・カメラ1に発光ダイオードが設けられている場合には,I/Oユニット38を介して発光素子に発光信号が出力される。
ストロボ発光装置5は,ストロボ制御装置24によってその発光が制御される。
ディジタル・スチル・カメラ1には,撮像回路21が含まれている。この撮像回路21には,被写体を撮像し,被写体像を表すアナログ映像信号を出力するCCDおよびこのCCDの受光面上に被写体像を結像するためのズーム・レンズが含まれている。モード選択ダイアル2によってカメラ・モードが選択されると,撮像回路21に含まれるCCDによって被写体が撮像される。被写体像を表す映像信号がアナログ信号処理回路22に与えられる。アナログ信号処理回路22において,相関二重サンプリング,白バランス調整,ガンマ補正などの所定の信号処理が行われる。アナログ信号処理回路22から出力されたアナログ映像信号は,アナログ/ディジタル信号処理回路23に入力する。アナログ/ディジタル変換回路23においてアナログ映像信号がディジタル画像データに変換される。
ディジタル画像データは,フレーム・メモリ29を介してLCD(液晶表示装置)制御回路31に入力し,LCD制御回路31においてLCD表示に適したデータに変換等される。LCD制御回路31からの出力データが液晶表示装置32に与えられる。表示画面7に画像が表示される。
LCD制御回路31にはOSD(On Screen Device)30からオン・スクリーン信号も入力する。撮像された画像上に,オン・スクリーン信号によって表される日時を表す文字,キャラクタを表す画像等を重畳させて,液晶表示装置32(表示画面7)上に表示することができる。
モード選択ダイアル2によってカメラ・モードが選択されているときにシャッタ・レリーズ・ボタン3が押されると,上述のようにして得られた画像データは,フレーム・メモリ29に一時的に記憶される。画像データはフレーム・メモリ29から読出され,圧縮/伸張回路25において圧縮される。圧縮された画像データがカード・インターフェイス40を介してメモリ・カード・スロット41に装着されているメモリ・カード42に記録される。
再生モードが選択されると,メモリ・カード42に記録されている画像データが読出され,カード・インターフェイス40を介して圧縮/伸張回路25に与えられる。圧縮/伸張回路25において伸張処理が行われ,伸張された画像データがフレーム・メモリ29を介してLCD制御回路31に入力する。メモリ・カード42に記録されている画像データによって表される画像が,液晶表示装置32(表示画面7)に表示される。
上述のように,ディジタル・スチル・カメラ1は,無線LANを利用して無線送信するためのアンテナ4を備えている。アンテナ4に無線インターフェイス26が接続されている。アンテナ4を介して,ディジタル・スチル・カメラ1と画像データ受信装置(図示略)との間において,不揮発性メモリ35に記憶されている無線LAN設定情報を用いて無線LANを利用した画像データの送受信が行われる。
また,ディジタル・スチル・カメラ1には,パーソナル・コンピュータなどとUSBケーブルを用いて通信するためのUSBコネクタ28およびUSBファンクション・ドライバ27が設けられている。
この実施例によるディジタル・スチル・カメラにおいては,AP(アクセス・ポイント)設定情報が記録されている二次元バーコード(一次元その他のバーコードでもよい)を撮像することにより,二次元バーコードに記録されているAP設定情報が読み取られる。読み取られたAP設定情報が不揮発性メモリ35に記憶されることにより,ディジタル・スチル・カメラ1に設定される。同様に,送信先設定情報が記録されている二次元バーコードが撮像されることにより,その送信先設定情報が二次元バーコードから読み取られる。読み取られた送信先設定情報は不揮発性メモリ35に記憶させられる。とくに,この実施例においては,二次元バーコードには,AP設定情報および送信先設定情報(設定情報)だけでなく,それらの設定情報の有効期間を示す情報も記録されている。有効期間を示す情報もディジタル・スチル・カメラ1に設定され,その有効期間が経過すると,設定情報等がディジタル・スチル・カメラから消去される。
図3および図4は,AP情報用二次元バーコードの一例とその二次元バーコードに記録されているAP情報とを示している。
AP(アクセス・ポイント)情報用二次元バーコードCb1およびCb2には,AP情報として,AP情報であることを知らせるための「AP」,タイトル(TITLE),ESSID,WEP-KEY,AP情報の有効期間を示す「VALID」が記録されている。
図3に示すAP情報用二次元バーコードCb1においては,VALIDは,「24H」が記録されている。有効期間がAP情報を最初に利用した時から24時間となる。また,図4に示すAP情報用二次元バーコードCb2においてVALIDは,「ONCE」が記録されている。AP情報の利用が一回のみ許可される。
図5は,送信先情報用二次元バーコードの一例とその二次元バーコードに記録されている送信先情報とを示している。
送信先情報用二次元バーコードCb3には,送信先情報であることを知らせるための「TO」,タイトル(TITLE),アドレス(ADR),ユーザ名(USR),パスワード(PASS),送信先情報の有効期間を示す「VALID」が記録されている。
送信先情報用二次元バーコードにおいてVALIDは,「2003/12/31 23:59:59」が記録されている。このVALIDは,2003年12月31日23時59分59秒まで送信先情報をユーザが利用できることを示している。
図6は,AP情報用二次元バーコードが記録されたカードの一例である。
カード50は,公衆無線LANが初回の使用時から24時間の間利用することができるものである。カード50の下部には,WEPキー記録領域51およびESSID記録領域52が設けられている。また,これらの記録領域51および52の右側にはAP情報用二次元バーコードCb1が記録されている。
このカード50は,パーソナル・コンピュータなど入力機器が充実している公衆無線LAN装置とディジタル・スチル・カメラなどのように撮像する機能は有するが入力機器が充実していない公衆無線LAN装置とに利用できるものである。
パーソナル・コンピュータなどを用いて公衆無線LANが利用される場合には,ユーザは,WEPKEY記録領域51に記録されているWEPKEYおよびESSID記録領域52に記録されているESSIDをパーソナル・コンピュータに設けられているキーボードを用いて入力する。
ディジタル・スチル・カメラを用いて公衆無線LANが利用される場合には,カード50を所有するユーザは,AP情報用二次元バーコードCb1を撮像する。すると,AP情報用二次元バーコードCb1に記録されているAP情報(図3参照)がディジタル・スチル・カメラによって読み取られる。読み取られたAP情報がディジタル・スチル・カメラに設定される。
図7は,ディジタル・スチル・カメラに設定されているAP情報管理テーブルの一例である。上述したようにAP情報管理テーブルは,不揮発性メモリ35に記憶されている。
AP情報管理テーブルには,識別コード,TITLE,AP設定情報および有効期間の各項目が含まれている。識別コードは,AP情報を識別するためのものである。AP設定情報には,上述したようにESSIDとWEPKEYとが含まれている。このように,読み取られたAP情報がAP情報管理テーブルに記憶されていく。
図8は,ディジタル・スチル・カメラに設定されている送信先情報管理テーブルの一例である。上述したように,送信先情報管理テーブルも,不揮発性メモリ35に記憶されている。
送信先情報管理テーブルには,識別コード,TITLE,送信先設定情報および有効期間の各項目が含まれている。識別コードは,送信先情報を識別するためのものである。送信先設定情報には,上述したようにアドレス(ADR),ユーザ名(USR)およびパスワード(PASS)が含まれている。このように,読み取られた送信先情報が送信先情報管理テーブルに記憶されていく。
図9は,現在の設定状況管理テーブルの一例である。この現在の設定状況管理テーブルも不揮発性メモリ35に記憶される。
現在の設定状況管理テーブルは,ディジタル・スチル・カメラに現在設定されているアクセス・ポイント(設定を変更しない限りアクセスするアクセス・ポイント)についてのAP設定情報およびディジタル・スチル・カメラに現在設定されている送信先情報(設定を変更しない限りデータが送信される送信先)についての送信先設定情報が格納される。
図10から図12は,モード選択ダイアル2によって無線LANモードが設定された場合の処理手順を示すフローチャートである。
無線LANモードが設定されると,カレンダおよび時計37から現在の日時が読み取られる(ステップ61)。
不揮発性メモリ35に記憶されているAP情報管理テーブルの有効期間がサーチされ,読み取られた日時にもとづいて有効期間が経過しているAP情報がAP情報管理テーブルから消去される(ステップ62)。また,現在の設定状況管理テーブルが参照され,消去されたAP情報が現在のAP設定情報として設定されている場合にはクリアされ未設定状態とされる(ステップ63)。
さらに,不揮発性メモリ35に記憶されている送信先情報管理テーブルの有効期間がサーチされ,読み取られた日時にもとづいて有効期間が経過している送信先情報が送信先情報管理テーブルから消去される(ステップ64)。AP情報と同様に,現在の設定状況管理テーブルが参照され,消去された送信先情報が現在の送信先情報として設定されている場合にはクリアされ未設定状態とされる(ステップ65)。
その後,メモリ・カード42に記録されている画像データによって表される画像のうち,最後に撮影された画像が表示すべき画像として設定され(ステップ66),その最後に撮影された画像がディジタル・スチル・カメラの表示画面7に表示される(ステップ67)。
つぎに,最後に撮影された画像とともに,ディジタル・スチル・カメラ1に設定されている(現在の設定状況管理テーブルに記憶されている)AP情報および送信先情報がディジタル・スチル・カメラ1の表示画面7に表示される(ステップ67)。AP情報および送信先情報が設定されていなければ,AP情報および送信情報が表示されるべき部分は空白とされる。
図13は,アクセス・ポイント等が表示される画像の一例である。
表示画面7の全体に渡って,設定された画像が表示されている。画像の右端部には,表示画面7に表示させる画像のコマ送りをユーザに報知する領域A11,実行ボタン10が押されることにより,表示画面7に表示されている画像を表す画像データが無線送信されることを報知する領域A12およびメニュー・ボタン9が押されることにより,AP情報および送信先情報の少なくとも一方の設定を変更(新規に設定)できることをユーザに報知する領域A13が設定されている。表示画面7に表示されている画像の下の部分の領域A14には,アクセス・ポイント(AP:公衆WLANスポット)および送信先(TO:○○○Print Service)が表示されている。
図11を参照して,上下左右ボタン8のうち,左矢印または右矢印が押されると(ステップ69でYES),表示画面7に表示される画像が変更させられる(ステップ70)。左矢印が押されると表示されている画像の一駒前の画像が表示され,右矢印が押されると表示されている画像の一駒後の画像が表示される。
実行ボタン10が押されると(ステップ71でYES),表示画面7に表示されている画像を表す画像データの送信処理に移行する。この送信処理については,後述する。
実行ボタン10が押されずに(ステップ71でNO),メニュー・ボタン9が押されると(ステップ72でYES),図14から図17に示すAP情報および送信先情報設定処理に移行する(ステップ73)。このAP情報および送信先情報設定処理についても後述する。メニュー・ボタン9が押されずに(ステップ72でNO),モード選択ダイアル2によってモードが変更されなければ(ステップ74でNO),ステップ67以降の処理が繰り返される。モード変更があると(ステップ74でYES),その変更したモードとなる。
実行ボタン10が押されると(ステップ71でYES),送信先が設定されているかどうかが確認される(ステップ75でYES)。送信先が設定されていなければ(ステップ75でNO),送信先が未設定の旨が表示画面7に表示される(ステップ76)。
送信先が設定されていると(ステップ75でYES),AP情報を用いて,設定されているアクセス・ポイントに接続される(ステップ77)。アクセス・ポイントへの接続が成功しないと(ステップ78でNO),アクセス・ポイントへの接続が失敗した旨が表示画面7に表示される(ステップ79)。
アクセス・ポイントへの接続が成功すると(ステップ78でYES),送信先情報を用いて,設定されている送信先に接続される(ステップ80)。送信先への接続が成功しないと(ステップ81でNO),送信先への接続が失敗した旨が表示画面7に表示される(ステップ85)。
送信先への接続が成功すると(ステップ81でYES),表示画面7に表示されている画像を表す画像データがフレーム・メモリ29から読み取られ,無線アンテナ4から送信先に送信される(ステップ83)。画像データの送信が成功しないと(ステップ84でNO),送信失敗の旨が表示画面7に表示される(ステップ85)。画像データの送信が成功すると(ステップ84でYES),送信成功の旨が表示画面7に表示される(ステップ86)。
図14から図17は,AP情報および送信先情報設定処理(図11ステップ73の処理)を示すフローチャートである。
上述したように,無線LANモードにおいてメニュー・ボタン9が押されるとAP情報および送信先情報設定処理に移行する。すると,ディジタル・スチル・カメラ1の表示画面7には,図18に示すようにAP情報の設定を選択するのか(AP選択),送信先情報を選択するのか(送信先選択)を選択する画像が表示される(ステップ91)。
選択画像には,送信すべき画像の駒番号(001-0001)が上部に表示されている。選択画像のほぼ中央部分には,「AP選択」の文字および「送信先選択」の文字が表示されていちる。これらの文字のいずれかがカーソルC21によって囲まれる(フォーカスされる)。また,選択画像には,カーソルC21の移動方法をユーザに報知する領域A21およびAP情報または送信先情報の選択方法をユーザに報知する領域A22が含まれている。
領域A21には,上下左右ボタン8のうち,上矢印が押されることによりカーソルC21が上方向に移動し(AP選択の文字をカーソルC21が囲む),下矢印が押されることによりカーソルC21が下方向に移動する(送信先選択の文字を囲む)旨が表示されている。領域A22には,メニュー・ボタン9が押されることにより,カーソルC21で囲まれている処理が選択される旨が表示されている。
カーソルC21がAP選択の文字を囲んでいる場合にメニュー・ボタン9が押されると,アクセス・ポイントの設定処理に移行する。カーソルC21が送信先選択の文字を囲んでいる場合にメニュー・ボタン9が押されると,送信先の設定処理に移行する。
図14に戻って,AP選択か送信先選択かが判断される(ステップ92,93)。まず,送信先選択が行われるものとする(ステップ92でNO,93でYES)。
送信先選択が実行されると,ディジタル・スチル・カメラ1の表示画面7には,図19に示す送信先選択画像が表示される(ステップ94)。
図19を参照して,送信先選択画像には,そのほぼ中央にすでにディジタル・スチル・カメラ1の不揮発性メモリ35の送信先情報管理テーブルに記憶されている送信先(タイトル)(○○○Print Service,インターネット・アルバム・サービス,○×写真店)が表示されている。いずれかの送信先がカーソルC31によって囲まれている。現在の設定状況管理テーブルに記憶されている送信先がカーソルC31によって最初に囲まれる。
送信先選択画像の右側部分には,カーソルC31の移動方法をユーザに報知する領域A31,選択方法をユーザに報知する領域A32,登録削除方法をユーザに報知する領域A33および新規登録方法をユーザに報知する領域A34が表示されている。
領域A31には上下左右ボタン8のうち,上矢印が押されることによりカーソルC31が上に移動し,下矢印が押されることによりカーソルC31が下に移動する旨が表示されている。領域A32には実行ボタン10が押されることにより,カーソルC31によって囲まれている送信先が選択される旨が表示されている。領域A33にはキャンセル・ボタン11が押されることにより,カーソルC31で囲まれている送信先の登録が削除される旨が表示されている。領域A34にはメニュー・ボタン9が押されることにより送信先の新規登録処理が開始される旨が表示されている。
図14に戻って,送信先選択画像が表示画面7に表示されている場合にメニュー・ボタン9が押されると(ステップ95でYES),表示画面7には,送信先情報用二次元バーコード(図5参照)に,ディジタル・スチル・カメラ1を向けて送信先情報用二次元バーコードの撮影指示の画像が表示される(ステップ104)。ユーザによって送信先情報用二次元バーコードが撮影され,そのバーコードに記録されている送信先情報の読み取り処理が行われる(ステップ105)。この読み取り処理について詳しくは後述する。
バーコード読み取り処理が成功しないと(ステップ106でNO),送信先の読み取りが失敗した旨が表示画面7に表示される(ステップ110)。必要に応じて再度送信情報用二次元バーコードの読み取り処理が行われる。バーコード読み取り処理が成功すると(ステップ106でYES),読み取られた送信先情報が解析される(ステップ107)。読み取られた送信先情報が規格どおりのもので正しければ(ステップ108でYES),その後読み取られた送信先設定情報が現在の送信先の設定として現在の設定管理テーブルに記憶される(図15ステップ111)。読み取られた送信先情報から有効期間が抽出される(ステップ112)。
抽出された有効期間が1回限り(VALID=ONCE)であれば(ステップ113でYES),アクセス・ポイント/送信先設定処理が成功したとして,その処理が終了する。有効期間が1回限りであれば,設定された送信先への再度のデータ送信が禁止されるので,送信先管理テーブルへの送信先情報の記憶は行われない。
抽出された有効期間が1回限りでなければ(ステップ113でNO),読み取られた送信先設定情報(アドレス,ユーザ名,パスワード)がすでに送信先情報管理テーブルに記憶されているかどうかが確認される(ステップ114)。すでに送信先情報管理テーブルに記憶されていれば(ステップ114でNO),アクセス・ポイント/送信先設定処理が成功したとして,その処理が終了する。送信先情報等の送信先情報管理テーブルへの重複登録処理が回避される。
読み取られた送信先設定情報がすでに送信先情報管理テーブルに記憶されていなければ(ステップ114でNO),初回使用時から所定時間の間有効なものかが確認される(ステップ115)。初回使用時から所定時間の間有効なものであれば(ステップ115でYES),現在の時刻がカレンダおよび時計37から読み取られる(ステップ116)。読み取られた現在の時刻と有効な所定時間とから有効期間が算出される(ステップ117)。算出された有効期間および送信先情報がタイトルとともに送信先情報管理テーブルに記憶される(ステップ119)。
初回使用時から所定時間の間有効なものでなければ(ステップ118でNO),有効期限が無期限かどうかが確認される(ステップ120)。無期限であれば(ステップ121でYES),有効期間が無期限としてタイトルおよび送信先情報とともに送信先情報管理テーブルに記憶される(ステップ121)。
読み取られた送信先情報に有効期限の情報が存在しない場合には,有効期限は無期限ではないと判断され(ステップ120でNO),読み取られた送信先情報をディジタル・スチル・カメラに記憶させるかどうかの確認をするための文章が表示画面7に表示される(ステップ122)。この確認表示が行われ,ユーザによって実行ボタン10が押されると(ステップ123),有効期間が無期限としてタイトルおよび送信先情報とともに送信先情報管理テーブルに記憶される(ステップ121)。ユーザによってキャンセル・ボタン11が押されると(ステップ121),送信先情報テーブルへの送信先情報の記憶処理が停止される。
図14に戻って,メニュー・ボタン9が押されないと(ステップ95でNO),どのボタンが押されたかによって処理が変わる。キャンセル・ボタン11が押されると(ステップ96でYES),カーソルC31によって囲まれている(フォーカスされている)送信先が送信先情報管理テーブルから削除される(ステップ97)。また,先頭(一番上)の送信先にカーソルC31が移動する(ステップ98)。上下左右ボタン8の上矢印または下矢印が押されると(ステップ99でYES),その押し下げに応じてカーソルC31が上または下に移動する(ステップ100)。実行ボタン10が押されると(ステップ101でYES),カーソルC31によって囲まれている送信先が画像データの送信先として設定される(ステップ102)。そして,設定された送信先が不揮発性メモリ35に格納される(ステップ103)。
AP選択が実行される場合には(ステップ92でYES),ディジタル・スチル・カメラ1の表示画面7には,図20に示すAP選択画像が表示される(ステップ131)。
AP選択画像には,送信先選択画像と同様に,ほぼ中央に,ディジタル・スチル・カメラに記憶されているアクセス・ポイント(自宅,公衆WLANスポット,オフィス)が表示されている。記憶されているアクセス・ポイントのうち現在の設定状況管理テーブルに設定されているアクセス・ポイント(タイトル)がカーソルC41によって囲まれている。最初は,設定されているアクセス・ポイントをカーソルC41が囲むようにしてもよい。
送信先選択画像の右側部分には,カーソルC41の移動方法をユーザに報知する領域A41,選択方法をユーザに報知する領域A42,登録削除方法をユーザに報知する領域A43および新規登録方法をユーザに報知する領域A44が表示されている。
領域A41には上下左右ボタン8のうち,上矢印が押されることによりカーソルC41が上に移動し,下矢印が押されることによりカーソルC41が下に移動する旨が表示されている。領域A42には実行ボタン10が押されることにより,カーソルC41によって囲まれている送信先が選択される旨が表示されている。領域A43にはキャンセル・ボタン11が押されることにより,カーソルC41で囲まれている送信先の登録が削除される旨が表示されている。領域A44にはメニュー・ボタン9が押されることにより送信先の新規登録処理が開始される旨が表示されている。
図16を参照して,メニュー・ボタン9が押されると(ステップ132でYES),AP情報の読み取り処理に移行する。
送信先情報の読み取り処理と同様に,ディジタル・スチル・カメラ1の表示画面7には,ディジタル・スチル・カメラ1をAP情報用二次元バーコード(図3,図4参照)に向け,そのAP情報用二次元バーコードの撮影指示が表示される(ステップ141)。AP情報用二次元バーコードが読み取られる(ステップ142)。読み取り処理が成功すると(ステップ143でYES),読み取られた情報が解析される(ステップ144)。読み取られた情報がAP情報の規格にしたがったものであり,正しければ(ステップ145でYES),読み取られたAP設定情報が現在AP設定情報として現在の設定管理テーブルに記憶される(ステップ151)。
上述した送信先情報と同様に,抽出された有効期間が1回限り(VALID=ONCE)であれば(ステップ153でYES),アクセス・ポイント/送信先設定処理が成功したとして,その処理が終了する。有効期間が1回限りであれば,設定されたアクセス・ポイントへの再度のアクセスが禁止されるので,AP情報管理テーブルへの送信先情報の記憶が禁止される。
抽出された有効期間が1回限りでなければ(ステップ153でNO),読み取られたAP情報(ESSID,WEPKEY)がすでにAP情報管理テーブルに記憶されているかどうかが確認される(ステップ154)。すでにAP情報管理テーブルに記憶されていれば(ステップ154でNO),アクセス・ポイント/送信先設定処理が成功したとして,その処理が終了する。AP設定情報等のAP情報管理テーブルへの重複登録処理は回避される。
読み取られたAP情報がすでにAP情報管理テーブルに記憶されていなければ(ステップ154でNO),初回使用時から所定時間の間有効なものかが確認される(ステップ155)。初回使用時から所定時間の間有効なものであれば(ステップ155でYES),現在の時刻がカレンダおよび時計37から読み取られる(ステップ156)。読み取られた現在の時刻と有効な所定時間とから有効期間が算出される(ステップ157)。算出された有効期間およびAP設定情報がタイトルとともにAP情報管理テーブルに記憶される(ステップ159)。
初回使用時から所定時間の間有効なものでなければ(ステップ158でNO),有効期限が無期限かどうかが確認される(ステップ160)。無期限であれば(ステップ161でYES),有効期間が無期限としてタイトルおよびAP情報とともにAP情報管理テーブルに記憶される(ステップ161)。
読み取られたAP情報に有効期限の情報が存在しない場合には,有効期限は無期限ではないと判断され(ステップ160でNO),読み取られたAP情報をディジタル・スチル・カメラに記憶させるかどうかの確認をするための文章が表示画面7に表示される(ステップ162)。この確認表示が行われ,ユーザによって実行ボタン10が押されると(ステップ163),有効期間が無期限としてタイトルおよびAP情報とともにAP情報管理テーブルに記憶される(ステップ161)。ユーザによってキャンセル・ボタン11が押されると(ステップ161),AP情報テーブルへのAP情報の記憶処理が停止される。
メニュー・ボタン9が押されないと(ステップ132でNO),押されたボタンに応じた処理が行われる。
キャンセル・ボタン11が押されると(ステップ133でYES),カーソルC41によって囲まれているアクセス・ポイントが削除され(ステップ134),先頭のアクセス・ポイントがカーソルC41によって囲まれる(ステップ135)。上下左右ボタン8の上矢印または下矢印が押されると(ステップ136でYES),カーソルC41が上または下に移動する(ステップ137)。実行ボタン10が押されると(ステップ138でYES),カーソルC41によって囲まれているアクセス・ポイントがアクセス・ポイントとして設定される(ステップ139)。設定されたアクセス・ポイントが不揮発性メモリ35に格納される(ステップ140)。
上述した実施例においては,二次元バーコードにAP情報,送信先情報などが記録されており,二次元バーコードを撮像することにより,その二次元バーコードに記録されているAP情報,送信先情報などを読み取ってディジタル・スチル・カメラに設定されているが,AP情報,送信先情報などは必ずしも二次元バーコードに記録されていなくともよい。たとえば,暗号化されたAP情報,送信先情報がユーザに報知され,ユーザがそれらのAP情報,送信先情報を入力するようにしてもよい。
(A)は,ディジタル・スチル・カメラの斜視図,(B)は,モード選択ダイアルを示している。 ディジタル・スチル・カメラの電気的構成を示すブロック図である。 AP情報用二次元バーコードとAP情報とを示している。 AP情報用二次元バーコードとAP情報とを示している。 送信先情報用二次元バーコードと送信先情報とを示している。 AP情報用二次元バーコードを記録されているカードの一例である。 AP情報管理テーブルの一例である。 送信先情報管理テーブルの一例である。 現在の設定状況管理テーブルの一例である。 無線LANモードの処理手順を示すフローチャートである。 無線LANモードの処理手順を示すフローチャートである。 無線LANモードの処理手順を示すフローチャートである。 表示画面に表示される画像の一例である。 アクセス・ポイント送信先設定処理手順を示すフローチャートである。 アクセス・ポイント送信先設定処理手順を示すフローチャートである。 アクセス・ポイント送信先設定処理手順を示すフローチャートである。 アクセス・ポイント送信先設定処理手順を示すフローチャートである。 表示画面に表示される画像の一例である。 表示画面に表示される画像の一例である。 表示画面に表示される画像の一例である。
符号の説明
1 ディジタル・スチル・カメラ
2 モード選択ダイアル
3 シャッタ・レリーズ・ボタン
4 アンテナ
5 ストロボ
7 表示画面
8 上下左右ボタン
9 メニュー・ボタン
10 実行ボタン
11 取り消しボタン
20 CPU
26 無線インターフェイス(無線LAN送信回路)
35 不揮発性メモリ(無線LAN情報メモリ)
37 カレンダおよび時計
Cb1,Cb2 AP情報用二次元バーコード
Cb3 送信先情報用二次元バーコード

Claims (3)

  1. 表示装置を備えたディジタル・スチル・カメラによる無線LAN送信装置であって,
    ディジタル・スチル・カメラによって撮影された画像とともに,無線LAN送信装置に現在設定されているアクセス・ポイント情報および送信先情報が格納されている設定状況管理テーブルに格納されているアクセス・ポイント情報および送信先情報を表示画面に表示するように上記表示装置を制御する表示制御手段,
    実行ボタンの押し下げに応じて,上記設定状況管理テーブルに格納されているアクセス・ポイント情報を用いてアクセス・ポイントに接続され,上記設定状況管理テーブルに格納されている送信先情報を用いて送信先に接続され,かつ上記表示画面に表示されている画像を表わす画像データを無線LAN送信する無線LAN送信回路,
    上記実行ボタンの押し下げが無いことに応じて,アクセス・ポイント情報の設定をするのか送信先情報の設定をするのかを選択する選択手段,
    上記選択手段によってアクセス・ポイント情報の設定が選択されたことに応じて有効期間を含むアクセス・ポイント設定情報が記録されているアクセス・ポイント情報用バーコードが記録されている無線LAN利用券のアクセス・ポイント情報用バーコードを,ディジタル・スチル・カメラを用いて撮像することにより読み取り,読み取られたアクセス・ポイント情報用バーコードに記録されているアクセス・ポイント設定情報を記憶する無線LAN情報メモリ,
    アクセス・ポイント設定情報として正しければ,読み取られたアクセス・ポイント設定情報から有効期間を抽出し,上記アクセス・ポイント設定情報を用いた送信が可能な状態にないかどうかを,上記アクセス・ポイント設定情報に対応した有効期間にもとづいて判定する第1の判定手段,
    上記第1の判定手段により上記アクセス・ポイント設定情報を用いた送信が可能な状態にないと判定されたことに応じて,対応するアクセス・ポイント設定情報を上記無線LAN情報メモリから消去する第1の消去手段,
    上記選択手段によって送信先情報の設定が選択されたことに応じて有効期間を含む送信先設定情報が記録されている送信先情報用バーコードが記録されている上記無線LAN利用券の送信先情報用バーコードを,上記ディジタル・スチル・カメラを用いて撮像することにより読み取り,読み取られた送信先情報用バーコードに記録されている送信先設定情報を記憶するように上記無線LAN情報メモリを制御する手段,
    送信先設定情報として正しければ,読み取られた送信先設定情報から有効期間を抽出し,上記送信先設定情報を用いた送信が可能な状態にないかどうかを,上記送信先設定情報に対応した有効期間にもとづいて判定する第2の判定手段,
    上記第2の判定手段により上記送信先設定情報を用いた送信が可能な状態にないと判定されたことに応じて,対応する送信先設定情報を上記無線LAN情報メモリから消去する第2の消去手段
    上記設定状況管理テーブルに格納されているアクセス・ポイント設定情報によって表わされるアクセス・ポイントおよび上記無線LAN情報メモリに記憶されているアクセス・ポイント設定情報によって表わされるアクセス・ポイントを上記表示装置の表示画面に表示し,表示されているアクセス・ポイントの中から所望のアクセス・ポイントを選択するアクセス・ポイント選択手段,
    上記設定状況管理テーブルに格納されているアクセス・ポイント設定情報によって表わされるアクセス・ポイントおよび上記無線LAN情報メモリに記憶されている送信先設定情報によって表わされる送信先を上記表示画面に表示し,表示されている送信先の中から所望の送信先を選択する送信先選択手段,ならびに
    上記アクセス・ポイント選択手段によって選択されたアクセス・ポイント,および上記送信先情報選択手段によって選択された送信先,ならびに画像を上記表示画面に表示し,上記選択されたアクセス・ポイントに接続し,上記選択された送信先に,上記表示画面に表示されている画像を表わす画像データを無線LAN送信するように上記無線LAN送信回路を制御する手段,
    を備えた無線LAN送信装置。
  2. 上記有効期間が,上記アクセス・ポイント設定情報および上記送信先設定情報を用いた無線LAN送信を最初に行った時から一定期間の間,有効であることを示すものであり,
    時刻を計測する時計,
    上記無線LAN送信を最初に行った時と上記時計により計測された時刻とから有効期間満了時を算出する算出手段,および
    上記算出手段によって算出された有効期間満了日時を表すデータを上記アクセス・ポイント設定情報および上記送信先設定情報に対応して上記無線LAN情報メモリに記憶する記憶制御手段,
    をさらに備えた請求項1に記載の無線LAN送信装置。
  3. 表示装置を備えたディジタル・スチル・カメラによる無線LAN送信装置であって,
    表示制御手段が,ディジタル・スチル・カメラによって撮影された画像とともに,無線LAN送信装置に現在設定されているアクセス・ポイント情報および送信先情報が格納されている設定状況管理テーブルに格納されているアクセス・ポイント情報および送信先情報を表示画面に表示するように上記表示装置を制御し,
    無線LAN送信回路が,実行ボタンの押し下げに応じて,上記設定状況管理テーブルに格納されているアクセス・ポイント情報を用いてアクセス・ポイントに接続され,上記設定状況管理テーブルに格納されている送信先情報を用いて送信先に接続され,かつ上記表示画面に表示されている画像を表わす画像データを無線LAN送信し,
    選択手段が,アクセス・ポイント情報の設定をするのか送信先情報の設定をするのかを選択し,
    上記選択手段によってアクセス・ポイント情報の設定が選択されたことに応じて有効期間を含むアクセス・ポイント設定情報が記録されているアクセス・ポイント情報用バーコードが記録されている無線LAN利用券のアクセス・ポイント情報用バーコードを,ディジタル・スチル・カメラを用いて撮像することにより読み取り,無線LAN情報メモリが,読み取られたアクセス・ポイント情報用バーコードに記録されているアクセス・ポイント設定情報を記憶し,
    アクセス・ポイント設定情報として正しければ,読み取られたアクセス・ポイント設定情報から有効期間を抽出し,上記アクセス・ポイント設定情報を用いた送信が可能な状態にないかどうかを,第1の判定手段が,上記アクセス・ポイント設定情報に対応した有効期間にもとづいて判定し,
    第1の消去手段が,上記第1の判定手段により上記アクセス・ポイント設定情報を用いた送信が可能な状態にないと判定されたことに応じて,対応するアクセス・ポイント設定情報を上記無線LAN情報メモリから消去し,
    制御手段が,上記選択手段によって送信先情報の設定が選択されたことに応じて有効期間を含む送信先設定情報が記録されている送信先情報用バーコードが記録されている上記無線LAN利用券の送信先情報用バーコードを,ディジタル・スチル・カメラを用いて撮像することにより読み取り,読み取られた送信先情報用バーコードに記録されている送信先設定情報を記憶するように上記無線LAN情報メモリを制御し,
    第2の判定手段が,送信先設定情報として正しければ,読み取られた送信先設定情報から有効期間を抽出し,上記送信先設定情報を用いた送信が可能な状態にないかどうかを,上記送信先設定情報に対応した有効期間にもとづいて判定し,
    第2の消去手段が,上記第2の判定手段により上記送信先設定情報を用いた送信が可能な状態にないと判定されたことに応じて,対応する送信先設定情報を上記無線LAN情報メモリから消去し,
    アクセス・ポイント選択手段が,上記設定状況管理テーブルに格納されているアクセス・ポイント設定情報によって表わされるアクセス・ポイントおよび上記無線LAN情報メモリに記憶されているアクセス・ポイント設定情報によって表わされるアクセス・ポイントを上記表示装置の表示画面に表示し,表示されているアクセス・ポイントの中から所望のアクセス・ポイントを選択し,
    送信先選択手段が,上記設定状況管理テーブルに格納されているアクセス・ポイント設定情報によって表わされるアクセス・ポイントおよび上記無線LAN情報メモリに記憶されている送信先設定情報によって表わされる送信先を上記表示画面に表示し,表示されている送信先の中から所望の送信先を選択し,
    無線LAN送信回路の制御手段が,上記アクセス・ポイント選択手段によって選択されたアクセス・ポイント,および上記送信先情報選択手段によって選択された送信先,ならびに画像を上記表示画面に表示し,上記選択されたアクセス・ポイントに接続し,上記選択された送信先に,上記表示画面に表示されている画像を表わす画像データを無線LAN送信するように無線LAN回路を制御する,
    無線LAN送信装置の制御方法。
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