JP2008149685A - 画像処理装置、画像形成装置、画像処理プログラム、及び画像処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】カラー画像の印刷に必要なインクやトナーの消費量を削減しつつ視認性の良い印刷結果を得ることを可能とする画像処理装置、画像形成装置、画像処理プログラム、及び画像処理方法の提供。
【解決手段】入力されたカラー画像12は、RAM31に格納される。このカラー画像12に基づいて、第1のグレースケール画像14が生成される。第1のグレースケール画像14は、カラー画像12を縮小した縮小画像13を明度のみで表現したものである。制御部21は、この第1のグレースケール画像14の各画素の明度を判断し、各明度に対する画素の分布を示すヒストグラム18を生成する。ヒストグラム18に基づいて、第1の閾値が設定される。カラー画像12の各画素の明度と第1の閾値とが比較されて地色の画素が検出される。検出された地色の画素は、白色を表す所定の表色値の画素に置換される。
【選択図】図2
【解決手段】入力されたカラー画像12は、RAM31に格納される。このカラー画像12に基づいて、第1のグレースケール画像14が生成される。第1のグレースケール画像14は、カラー画像12を縮小した縮小画像13を明度のみで表現したものである。制御部21は、この第1のグレースケール画像14の各画素の明度を判断し、各明度に対する画素の分布を示すヒストグラム18を生成する。ヒストグラム18に基づいて、第1の閾値が設定される。カラー画像12の各画素の明度と第1の閾値とが比較されて地色の画素が検出される。検出された地色の画素は、白色を表す所定の表色値の画素に置換される。
【選択図】図2
Description
本発明は、カラー画像を補正する画像処理装置、その画像処理装置を備えた画像形成装置、画像形成装置により実行される画像処理プログラム、及び画像処理装置に適用される画像処理方法に関する。
近年、所謂ホワイトボードや黒板に書かれた文字や図形を電子データとして記録するために、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話が使用される場合がある。デジタルカメラ等で撮影されたカラー画像データを処理するものとして、特許文献1に開示されている印刷装置が知られている。特許文献1に記載の印刷装置は、入力された高階調のカラー画像データに対して階調を減少させる画像処理を行う。これにより、メールや無線通信による転送に適したデータサイズの小さいカラー画像データが生成される。
電子黒板が備えるスクリーン上の画像を読み取って記録紙に記録する電子黒板装置がある(例えば、特許文献2参照)。この電子黒板装置は、光源の明るさやスクリーン上の画像の濃度に関わらず一定品質の画像を記録するために、画像の読み取りに使用する閾値を変更可能に構成されている。
また、電子黒板のスクリーン上の画像を読み取って得られた画像を色分離する色分離装置が知られている(例えば、特許文献3参照)。この色分離装置は、黒色と赤色で文字や図形が書かれた白色のスクリーンの画像をモノクロのイメージセンサにより読み取ってモノクロ画像データを取得する。このモノクロ画像データは、各画素の濃度が256階調(0〜255)で表現される。色分離装置は、各画素の濃度を判断して濃度と画素数との関係を示す濃度ヒストグラムを作成する。色分離装置は、この濃度ヒストグラムにおける画素の分布に基づいて、黒色を示す画素と白色を示す画素と赤色を示す画素とを分離する。
特許文献4には、デジタルカメラ等による撮影で得られたカラー画像データに対して、その画像を特徴付ける主要被写体の画質を向上させる画像処理装置が開示されている。この画像処理装置は、カラー画像データから主要被写体を示す画素データを検出する。画像処理装置は、主要被写体の画素データに対してカラーバランスやコントラスト等を調整する画像処理を行う。なお、特許文献4には、主要被写体の色を検出するためにヒストグラムを使用することが記載されている。
特許文献5には、入力されたカラー画像データに対してフィルタ処理を行う画像処理装置が開示されている。この画像処理装置は、カラー画像データから画素を間引いて縮小画像データを生成する。画像処理装置は、この縮小画像データに対してフィルタ処理を行い、その結果をディスプレイに表示する。これにより、カラー画像データに施されるフィルタ処理の結果と視覚的にほぼ同一のフィルタ処理の結果が表示される。
ところで、ホワイトボードを撮影して得られたカラー画像には、ホワイトボードの地色に対応する画素が含まれる。特許文献1に記載されているように、ホワイトボードにはゴミや汚れが付着するので、地色の画素は完全な白色を示すものではない。このため、カラー画像を印刷した場合、地色の画像を記録するためにインクやトナーが使用される。また、カラー画像が黒板を撮影して得られたものである場合、黒板の地色が黒に近い色であるため、カラー画像の印刷に多くのトナーやインクが大量に使用される。このように、情報として必要でない地色の画像を記録するためにインクやトナーが無駄に使用されてしまうという問題点がある。
また、カラー画像を記録紙に印刷した場合、ホワイトボードや黒板に付着したゴミや汚れの影響で、視認性の良い印刷結果を得ることができないことがあった。
本発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであり、カラー画像の印刷に必要なインクやトナーの消費量を削減しつつ視認性の良い印刷結果を得ることを可能とする画像処理装置、画像形成装置、画像処理プログラム、及び画像処理方法を提供することを目的とする。
(1) 本発明に係る画像形成装置は、入力されたカラー画像を格納する格納部と、上記格納されたカラー画像に基づいて、該カラー画像を縮小した縮小画像を明度のみで表現した第1のグレースケール画像を生成する第1生成部と、上記第1のグレースケール画像の各画素の明度を判断して各明度に対する画素の分布を示すヒストグラムを生成する第2生成部と、上記ヒストグラムに基づいて、上記カラー画像に含まれる地色の画素及びその他の画素を区別するための第1の閾値を設定する設定部と、上記カラー画像の各画素の明度と上記第1の閾値とを比較して上記地色の画素を検出し、当該地色の画素を白色を表す所定の表色値の画素に置換する第1置換部と、を具備する。
入力されたカラー画像は、格納部により格納される。第1のグレースケール画像は、このカラー画像に基づいて生成される。第1のグレースケール画像は、カラー画像を縮小した縮小画像を明度のみで表現したものである。ヒストグラムは、この第1のグレースケール画像を構成する各画素の明度の分布を示す。カラー画像は、例えば、文字や図形などが書かれたホワイトボードや黒板を撮影して得られる。カラー画像は、文字や図形を示す画素よりもホワイトボードや黒板の地色を示す画素を多く含む。このため、ヒストグラムの明度分布から地色の画素の明度を判断することが可能である。
ヒストグラムが生成されると、ヒストグラムに基づいて第1の閾値が設定される。第1の閾値は、カラー画像における地色の画素を検出するためのものである。カラー画像の各画素の明度は、第1の閾値と比較される。カラー画像が例えばホワイトボードを撮影して得られたものである場合、第1の閾値以上の明度を有する画素が地色の画素として検出される。カラー画像が例えば黒板を撮影して得られたものである場合、第1の閾値未満の明度を有する画素が地色の画素として検出される。検出された地色の画素は、白色を表す所定の表色値の画素に置換される。
(2) 上記第2生成部は、上記第1のグレースケール画像に対して複数の明度範囲を設定して該第1のグレースケール画像の各画素を各明度範囲に分類して上記ヒストグラムを生成し、上記設定部は、そのヒストグラムの中で最も多くの画素が含まれる明度範囲を判断して当該明度範囲内の明度を上記第1の閾値に設定するものでもよい。
例えば、256階調のグレースケール画像に対して、16段階の明度範囲が設定される。グレースケール画像の各画素は、各明度範囲に分類される。カラー画像は、文字や図形を示す画素よりも地色を示す画素をより多く含む。このため、最も多くの画素が含まれる明度範囲内の明度が第1の閾値に設定される。
(3) 上記カラー画像を明度のみで表現した第2のグレースケール画像を生成する第3生成部を備え、上記第1置換部は、上記第2のグレースケール画像の各画素の明度と上記第1の閾値とを比較して該第2のグレースケール画像から上記地色の画素を検出し、当該地色の画素に対応する上記カラー画像の画素を上記所定の表色値の画素に置換するものでもよい。
第2のグレースケール画像は、カラー画像を明度のみで表現したものである。すなわち、第2のグレースケール画像は、カラー画像の各画素の明度を示す。第2のグレースケール画像の各画素の明度と第1の閾値とが比較される。この比較により、第2のグレースケール画像から地色の画素が検出される。検出された地色の画素に対応するカラー画像の画素が白色を表す所定の表色値の画素に置換される。
(4) 上記ヒストグラムのピークが明側にあるか又は暗側にあるかを判定する判定部を備え、上記第1置換部は、上記判定部によりピークが明側にあると判定されたことを条件に明度が上記第1の閾値以上である画素を上記地色の画素として検出し、ピークが暗側にあると判定されたことを条件に明度が上記第1の閾値未満である画素を上記地色の画素として検出するものでもよい。
ヒストグラムが生成されると、ピークが明側にあるか又は暗側にあるかが判定される。カラー画像が例えばホワイトボードを撮影して得られたものである場合、ピークは明側に位置する。この場合、明度が第1の閾値以上である画素が地色の画素として検出される。カラー画像が例えば黒板を撮影して得られたものである場合、ピークは暗側に位置する。この場合、明度が第1の閾値未満である画素が地色の画素として検出される。
(5) 上記第1置換部は、上記判定部によりピークが暗側にあると判定されたことを条件に、明度が上記第1の閾値以上である画素の明度を反転させるものでもよい。
例えば、文字や図形が白色で書かれた黒板が撮影される。画像処理装置には、これにより得られたカラー画像が入力される。この場合、文字や図形が書かれていない黒板の地色が白色に変更され、文字や図形の色が白色から黒色に変更される。
(6) 上記カラー画像を上記ヒストグラムのピークが明側にあるものとみなして処理する第1モード又は上記ピークが暗側にあるものとみなして処理する第2モードの選択を受け付ける第1受付部を備え、上記第1置換部は、上記第1受付部により第1モードの選択が受け付けられたことを条件に明度が上記第1の閾値以上である画素を上記地色の画素として検出し、第2モードの選択が受け付けられたことを条件に明度が上記第1の閾値未満である画素を上記地色の画素として検出するものでもよい。
例えば、画像処理装置に対して、文字や図形が書かれたホワイトボードを撮影して得られたカラー画像が入力される。この場合、ユーザが第1モードを選択することにより、ホワイトボードの地色の画素が白色を表す所定の表色値の画素に置換される。例えば、画像処理装置に対して、文字や図形が書かれた黒板を撮影して得られたカラー画像が入力される。この場合、ユーザが第2モードを選択することにより、黒板の地色の画素が白色を表す所定の表色値の画素に置換される。したがって、カラー画像の地色に応じてユーザが適切なモード選択を行うことにより、地色の色に関わらず地色の画素を白色の画素に変更することができる。
(7) 上記第1置換部は、上記第1受付部により第2モードの選択が受け付けられたことを条件に明度が上記第1の閾値以上である画素の明度を反転させるものでもよい。
例えば、画像処理装置に対して、文字や図形が白色で書かれた黒板を撮影して得られたカラー画像が入力される。ユーザにより第2モードが選択されると、黒板の地色の画素が白色の画素に置換され、文字や図形の画素が白色から黒色に変更される。
(8) 上記第1生成部は、上記格納されたカラー画像を縮小して縮小画像を生成し、当該縮小画像に基づいて上記第1のグレースケール画像を生成するものであり、上記第1のグレースケール画像の各画素の明度と上記第1の閾値とを比較して該第1のグレースケール画像から上記地色の画素を検出し、当該地色の画素に対応する上記縮小画像の画素を上記所定の表色値の画素に置換する第2置換部と、上記第2置換部により処理された縮小画像を表示する表示部と、を備えていてもよい。
格納部にカラー画像が格納されると、そのカラー画像に基づいて縮小画像が生成される。第1のグレースケール画像は、この縮小画像に基づいて生成される。第1のグレースケール画像の各画素の明度と第1の閾値とが比較され、第1のグレースケール画像から地色の画素が検出される。検出された地色の画素に対応する縮小画像の画素が白色を表す所定の表色値の画素に置換され、表示部により縮小画像が表示される。このため、ユーザは、表示された縮小画像を見て、地色が変更されたカラー画像を確認することが可能である。
(9) 第2の閾値の入力を受け付ける第2受付部を備え、上記第2置換部は、上記第1の閾値に代えて上記第2受付部により入力が受け付けられた第2の閾値に基づいて上記地色の画素を検出するものでもよい。
第1の閾値に代えて、第2の閾値に基づいて地色の画素が検出される。縮小画像は、この地色の画素が白色を表す所定の表色値の画素に置換されて表示される。このため、ユーザは、第2の閾値を入力して最適な地色補正を行うための閾値を見つけることが可能となる。
(10) 上記設定部は、上記第1の閾値に代えて上記第2の閾値を設定し、上記第1置換部は、上記カラー画像の各画素の明度と上記第2の閾値とを比較して上記地色の画素を検出するものでもよい。
これにより、ユーザが任意に指定した第2の閾値に基づいてカラー画像に対する地色の画素が検出され、その画素が白色を表す所定の表色値の画素に置換される。ユーザが指定した第2の閾値に基づいて処理が行われるので、ユーザにとって最適な地色補正を行うことが可能となる。
(11) また、本発明に係る画像形成装置は、上記画像処理装置と、上記第1置換部により処理されたカラー画像を印刷する印刷部とを備える。
カラー画像は、地色の画素が白色を表す所定の表色値の画素に置換され、印刷部により印刷される。地色の画素の色が均一な白色に変更されるので、カラー画像における地色部分と地色以外の部分との違いが明確となる。その結果、視認性の良い印刷結果を得ることが可能となる。また、カラー画像に多く含まれる地色の画素が白色を表す画素に置換されるので、印刷に必要なインクやトナーの消費量を削減することが可能となる。
(12) また、本発明に係る画像処理プログラムは、入力されたカラー画像を補正する画像処理装置により実行される画像処理プログラムであって、入力されたカラー画像を格納する格納部と、上記格納されたカラー画像に基づいて、該カラー画像を縮小した縮小画像を明度のみで表現した第1のグレースケール画像を生成する第1生成部と、上記第1のグレースケール画像の各画素の明度を判断して各明度に対する画素の分布を示すヒストグラムを生成する第2生成部と、上記ヒストグラムに基づいて、上記カラー画像に含まれる地色の画素及びその他の画素を区別するための第1の閾値を設定する設定部と、上記カラー画像の各画素の明度と上記第1の閾値とを比較して上記地色の画素を検出し、当該地色の画素を白色を表す所定の表色値の画素に置換する第1置換部として上記画像処理装置を機能させるものとして捉えることもできる。
(13) また、本発明に係る画像処理方法は、入力されたカラー画像をメモリに格納する第1ステップと、上記格納されたカラー画像に基づいて、該カラー画像を縮小した縮小画像を明度のみで表現した第1のグレースケール画像を生成する第2ステップと、上記第1のグレースケール画像の各画素の明度を判断して各明度に対する画素の分布を示すヒストグラムを生成する第3ステップと、上記ヒストグラムに基づいて、上記カラー画像に含まれる地色の画素及びその他の画素を区別するための第1の閾値を設定する第4ステップと、上記カラー画像の各画素の明度と上記第1の閾値とを比較して上記地色の画素を検出し、当該地色の画素を白色を表す所定の表色値の画素に置換する第5ステップと、を含む。
第1ステップでは、入力されたカラー画像がメモリに格納される。第2ステップでは、このカラー画像に基づいて第1のグレースケール画像が生成される。第1のグレースケール画像は、カラー画像を縮小した縮小画像を明度のみで表現したものである。第3ステップでは、第1のグレースケール画像に基づいてヒストグラムが生成される。このヒストグラムは、第1のグレースケール画像を構成する各画素の明度の分布を示す。カラー画像は、例えば、文字や図形などが書かれたホワイトボードや黒板を撮影して得られる。カラー画像は、文字や図形を示す画素よりもホワイトボードや黒板の地色を示す画素を多く含む。このため、ヒストグラムの明度分布から地色の画素の明度を判断することが可能である。
第4ステップでは、ヒストグラムに基づいて第1の閾値が設定される。第1の閾値は、カラー画像における地色の画素を検出するためのものである。第5ステップにおいて、カラー画像の各画素の明度は、第1の閾値と比較される。カラー画像が例えばホワイトボードを撮影して得られたものである場合、第1の閾値以上の明度を有する画素が地色の画素として検出される。カラー画像が例えば黒板を撮影して得られたものである場合、第1の閾値未満の明度を有する画素が地色の画素として検出される。検出された地色の画素は、白色を表す所定の表色値の画素に置換される。
本発明によれば、検出された地色の画素が均一な白色の画素に置換されるので、カラー画像における地色部分と地色以外の部分との違いが明確となる。その結果、カラー画像を印刷した際に視認性の良い印刷結果を得ることができる。また、カラー画像に多く含まれる地色の画素が白色を表す所定の表色値の画素に置換されるので、カラー画像の印刷に必要なインクやトナーの消費量を削減することができる。
以下に、適宜図面が参照されて本発明の実施形態が説明される。まず、本発明の一実施形態に係るネットワークプリンタ10(本発明の画像形成装置の一例)の構成及び動作について説明する。なお、本発明の画像形成装置は、プリンタ機能を有するものであればネットワークプリンタ10に限定されるものではない。すなわち、本発明は、スキャナ機能、コピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能等を併せ持つ複合機や、コピー機などにも適用可能である。
図1は、ネットワークプリンタ10の構成例を示すブロック図である。
ネットワークプリンタ10は、図1に示されるように、画像処理部20(本発明の画像処理装置の一例)及びプリンタ部40(本発明の印刷部に相当する)を備える。画像処理部20は、主として、コンピュータとして機能する制御部21により構成される。画像処理部20は、入力されたカラー画像(カラー画像データ)12(図2参照)を補正する。このカラー画像12は、本実施形態においては、文字や図形が書かれた筆記媒体をデジタルカメラ50により撮影して得られたものである。筆記媒体は、特に限定されるものではないが、本実施形態においてはホワイトボード又は黒板である。カラー画像12の補正は、カラー画像12に含まれる筆記媒体の地色の画像を所定の白色に変更する処理である。ホワイトボードには、ゴミや汚れが付着する。このため、ホワイトボードの地色は、完全な白色ではない。筆記媒体がホワイトボードである場合、カラー画像12に含まれるホワイトボードの地色の画像が画像処理部20により所定の白色に変更される。一方、黒板は、地色が黒色に近い深緑色のものである。筆記媒体が黒板である場合、カラー画像12に含まれる黒板の地色の画像が画像処理部20により所定の白色に変更される。プリンタ部40は、画像処理部20により補正されたカラー画像12である補正画像16(図2参照)を記録紙に印刷する。
ネットワークプリンタ10は、図1に示されるように、USB(Universal Serial Bus)ケーブル37を介してデジタルカメラ50と通信可能に接続される。また、ネットワークプリンタ10は、LAN(Local Area Network)39を介して端末装置60と通信可能に接続される。端末装置60は、例えばパーソナルコンピュータから構成される。なお、図1には便宜上1台の端末装置60が示されているが、端末装置60は複数台であってもよい。
デジタルカメラ50は、被写体の映像をデジタル化して保存するカメラである。デジタルカメラ50は、CCDやCMOSイメージセンサなどの撮像素子を用いて光を電気信号に変換し、それをカラー画像12として保存する。このカラー画像12の画像ファイル形式は、本実施形態においてはJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式である。ただし、画像ファイル形式は、JPEG形式に限定されるものではなく、BMP(Bitmap)形式やGIF(Graphics Interchange Format)形式であってもよい。文字や図形が書かれたホワイトボード又は黒板がデジタルカメラ50により撮影される。これにより、デジタルカメラ50に装填されている小型メモリカード(不図示)にカラー画像12が保存される。デジタルカメラ50は、USBケーブル37を介して画像処理部20と通信可能に接続される。この状態で、小型メモリカードから画像処理部20へカラー画像12が入力される。なお、カラー画像12は、デジタルカメラ50から画像処理部20へ直接入力される必要はない。カラー画像12は、デジタルカメラ50から端末装置60へ一旦転送され、端末装置60からLAN39を介して画像処理部20へ入力されてもよい。また、カラー画像12は、カラー画像12を記憶する小型メモリカードがスロット部24に装填され、スロット部24から入力されてもよい。
ネットワークプリンタ10の制御部21(本発明の第1生成部、第2生成部、設定部、第1置換部、第3生成部、判定部、及び第2置換部に相当する)は、ネットワークプリンタ10の全体動作を制御する。図1に示されるように、制御部21は、CPU(Central Processing Unit)29、ROM(Read Only Memory)30、RAM(Random Access Memory)31、及び不揮発性RAM(NVRAM:Non Volatile RAM)32を主とするマイクロコンピュータとして構成されている。制御部21は、バス27を介して操作部22、表示部23、スロット部24、USB I/F(Universal Serial Bus Interface)25、LAN I/F(Local Area Network Interface)26、及びプリンタ部40と通信可能に接続されている。なお、ネットワークプリンタ10の構成は、図1に示されるものに限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲内で適宜変更されてもよい。
CPU29は、ROM30に格納されているプログラムに従って、ネットワークプリンタ10を構成する各部を制御する。このROM30は、本発明に係る画像処理プログラムを格納する。画像処理プログラムは、ネットワークプリンタ10を格納部、第1生成部、第2生成部、設定部、第1置換部として機能させるものである。RAM31(本発明の格納部、メモリに相当する)は、CPU29の主メモリ、ワークエリア等として機能し、各種設定情報等を格納する。ネットワークプリンタ10へ入力されたカラー画像12は、このRAM31に格納される(図2参照)。不揮発性RAM32は、ネットワークプリンタ10に関する各種設定データであって電源オフ後も保持すべきデータを記憶する。
プリンタ部40は、後述の補正画像16を記録紙に印刷する。補正画像16は、カラー画像12を補正して得られるカラー画像である。プリンタ部40は、本実施形態においては、所謂レーザプリンタである。レーザプリンタは、感光体ドラムの表面に静電潜像を形成するための光書き込み光源として、半導体レーザ(LD:Laser Diode)を用いるプリンタである。プリンタ部40は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色のトナーを使用して補正画像16の画像を記録紙に記録する。なお、プリンタ部40は、レーザプリンタに限定されるものではなく、例えばLEDプリンタやインクジェットプリンタであってもよい。
操作部22(本発明の第1受付部及び第2受付部に相当する)は、ユーザが情報を入力する入力キー、タッチパネル等から構成される。ネットワークプリンタ10は、この操作部22からの操作入力に基づいて動作する。また、ネットワークプリンタ10は、端末装置60からプリンタドライバ等を介して送信される指示に基づいても動作する。操作部22は、自動判定モード、ホワイトボードモード(本発明の第1モードに相当する)、又は黒板モード(本発明の第2モードに相当する)の選択を受け付ける。なお、これらのモードについては、後に詳述される。
また、操作部22のタッチパネルには、変更キー47及び決定キー45が設けられている(図9参照)。変更キー47及び決定キー45は、表示画面42(図9参照)上に表示される。表示画面42は、操作部22によりモード選択が受け付けられた後に表示部23に表示される。変更キー47は、制御部21により設定された第1の閾値を変更して第2の閾値を入力するための入力キーである。第1の閾値及び第2の閾値は、カラー画像12に含まれる筆記媒体の地色の画素と地色以外の画素とを区別するための境界となる値である。表示画面42を見たユーザが変更キー47を操作することにより、制御部21により設定された第1の閾値が第2の閾値に変更される。決定キー45は、第1の閾値又は第2の閾値を確定させるための入力キーである。
表示部23は、ネットワークプリンタ10に設けられた液晶表示パネルやLEDランプから構成される。表示部23は、ネットワークプリンタ10の設定情報や動作状態などを表示する。
スロット部24は、記憶媒体である各種小型メモリカードが装填される。USB I/F25は、USBケーブル37を介してデジタルカメラ50とネットワークプリンタ10とを通信可能に接続するインターフェースである。デジタルカメラ50に保存されているカラー画像12は、このUSB I/F25からネットワークプリンタ10へ入力される。ただし、カラー画像12は、赤外線通信などの無線通信によりネットワークプリンタ10へ入力されてもよい。LAN I/F26は、LAN39とネットワークプリンタ10とを通信可能に接続するインターフェスである。なお、ネットワークプリンタ10は、LAN I/F26に代えて所謂プリンタポートを介して端末装置60と通信可能に接続されてもよい。
図2は、RAM31に格納されるデータを示す模式図である。
図2に示されるように、このRAM31には、デジタルカメラ50から入力されたカラー画像12が格納される。カラー画像12は、R(Red)、G(Green)、B(Blue)の3つの色成分からなるRGB表色系のカラー画像である。カラー画像12は、画素毎にRGB値を有する。RGB値は、光の3原色である赤を表すR値と、緑を表すG値と、青を示すB値とを構成成分とする値である。光の3原色の混色により各種の色は生成される。このため、カラー画像12の各画素の色は、R値とG値とB値との組み合わせ(RGB値)により1の色が示される。本実施形態では、RGB値は、色成分毎に0〜255(256階調)の数値で表される。このRGB値の値が大きいほど明度(輝度)が高くなり、RGB値が小さいほど明度が低くなる。このため、例えば、完全な白はRGB=255,255,255となる。逆に、完全な黒はRGB=0,0,0となる。制御部21は、このカラー画像12に基づいて、後述の縮小画像13、第1のグレースケール画像14、第2のグレースケール画像15、ヒストグラム18、及び補正画像16を生成する。
以下、本実施形態に係るネットワークプリンタ10において行われる画像処理方法について説明する。
図3〜図5は、カラー画像12が入力された場合にネットワークプリンタ10において行われる処理の手順を示すフローチャートである。図6は、カラー画像12がホワイトボードを撮影して得られたものである場合のヒストグラム18の一例を示す図である。図7は、カラー画像12が黒板を撮影して得られたものである場合のヒストグラム18の一例を示す図である。図8は、地色の画素を白画素に変更する処理について説明するための図である。図9は、表示画面42を示す模式図である。なお、以下のフローチャートに基づいて説明するネットワークプリンタ10の処理は、ROM30に格納されている画像処理プログラムに基づいて制御部21が発行する命令に従って行われる。
制御部21は、カラー画像12が入力されたか否かを判断する(S1)。カラー画像12が入力されていないと制御部21が判断した場合、待機状態となる。制御部21は、カラー画像12が入力されたと判断した場合(S1:YES)、カラー画像12をRAM31の所定領域に格納する(S2)。このステップS2の処理が、本発明の第1ステップに相当する。
制御部21は、カラー画像12に基づいて第2のグレースケール画像15(図2参照)を生成する(S3)。第2のグレースケール画像15は、カラー画像12を明度のみで表現した画像である。このため、第2のグレースケール画像15は、カラー画像12と同じサイズ(解像度)の画像である。第2のグレースケール画像15は、各画素の明度が0〜255(256階調)の数値で表される。ステップS3において、制御部21は、例えば、カラー画像12を構成する各画素についてRGB値の平均値を求めて、その値を各画素の明度として第2のグレースケール画像15を生成する。例えば、カラー画像12に含まれる画素のRGB値がRGB=240,0,0である場合、その画素に対応する第2のグレースケール画像15の画素の明度は「80」となる。なお、第2のグレースケール画像15の生成の仕方はこれに限定されるものではない。例えば、RGB表色系のカラー画像12をYCrCb表色系のカラー画像に変換し、そのカラー画像からY成分のみを取り出して第2のグレースケール画像15を生成してもよい。また、第2のグレースケール画像15は、例えば後述の第1のグレースケール画像14を生成した後に生成されてもよい。
制御部21は、カラー画像12を縮小して縮小画像13(図2参照)を生成し、縮小画像13に基づいて第1のグレースケール画像14(図2参照)を生成する(S4)。具体的には、制御部21は、RAM31に格納されているカラー画像12に基づいて、カラー画像12を縮小した縮小画像13を生成する。縮小画像13は、カラー画像12と同じRGB表色系のカラー画像である。カラー画像12を縮小する方法としては、最近傍(Nearest Neighbor)法、バイキュービック法、平均画素法などが用いられる。最近傍法は、縮小する画像の画素に対応する元画像の位置に最も近い画素の値をサンプリングし、そのサンプリングした画素の値をそのまま用いる方法である。バイキュービック法は、縮小する画像の画素に対応する元画像の位置の周囲の画素を用いて補間演算を行う方法である。画質より処理速度を優先する場合は、最近傍法が用いられる。処理速度より画質を優先する場合は、バイキュービック法や平均画素法が用いられる。
後に詳述されるが、縮小画像13は、表示部23に表示されるカラー画像である(図9参照)。このため、制御部21は、カラー画像12を縮小した例えばVGA(Video Graphics Array)サイズの縮小画像13を生成する。すなわち、制御部21は、640×480ドットの解像度を有する縮小画像13を生成する。なお、縮小画像13のサイズ(解像度)は、表示部23に表示可能なサイズであればこれに限定されるものではない。縮小画像13のサイズは、例えばQVGA(Quarter Video Graphics Array)サイズやXGA(Extended Graphics Array)サイズなどであってもよい。また、縮小画像13のサイズは、これらの規格以外のサイズであってもよい。
ステップS4において、制御部21は、生成された縮小画像13に基づいて第1のグレースケール画像14を生成する。第1のグレースケール画像14は、縮小画像13を明度のみで表現した画像である。このため、第1のグレースケール画像14は、縮小画像13と同じサイズ(解像度)の画像である。制御部21は、例えば、縮小画像13を構成する各画素についてRGB値の平均を求めて、その値を明度とする第1のグレースケール画像14を生成する。この第1のグレースケール画像14は、各画素の明度が0〜255(256階調)の数値で表される。なお、RGB表色系の縮小画像13をYCrCb表色系のカラー画像に変換し、そのカラー画像からY成分を取り出して第1のグレースケール画像14を生成してもよい。このステップS4の処理が、本発明の第2ステップに相当する。
続いて、制御部21は、第1のグレースケール画像14に基づいてヒストグラム18を生成する(S5)。ヒストグラム18は、第1のグレースケール画像14の明るさの分布(各明度に対する画素の分布)を示すものである(図6及び図7参照)。制御部21は、第1のグレースケール画像14の各画素の明度を判断する。各画素の明度は、0〜255の数値で表される。制御部21は、これらの各明度(数値)に対する画素の数を計数してヒストグラム18を生成する。なお、本実施形態においては、制御部21は、第1のグレースケール画像14に対して16個の明度範囲を設定する。そして、制御部21は、第1のグレースケール画像14の各画素の明度を各明度範囲に分類してヒストグラム18を生成する。図6及び図7に示されるように、明度が0〜15の数値で表される画素が1番目の明度範囲に分類される。明度が16〜31の数値で表される画素が2番目の明度範囲に分類される。このように、順次16の数値間隔で明度範囲が分類されて、最後に明度が240〜255の数値で表される画素が16番目の明度範囲に分類される。なお、設定される明度範囲の数は、16個に限定されるものではなく、複数であれば例えば8個であってもよい。このステップS5の処理が、本発明の第3ステップに相当する。
制御部21は、このヒストグラム18に基づいて第1の閾値を求めて、第1の閾値を表示用閾値に設定する(S6)。ここで、第1の閾値は、カラー画像12に含まれる地色の画素及びその他の画素を区別するための境界となる値である。制御部21は、ヒストグラム18の中で最も多くの画素が含まれる明度範囲を判断する。そして、制御部21は、その明度範囲内の明度を第1の閾値とする。制御部21は、各明度範囲に含まれる画素数を比較する。例えば、図6に示されるヒストグラム18が生成された場合、制御部21は、明度範囲が176〜191の数値で規定される12番目の明度範囲が最も多くの画素を含むと判断する。この場合、制御部21は、176〜191の数値の中から第1の閾値を決める。例えば、制御部21は、第1の閾値を「176」に決める。また、例えば、図7に示されるヒストグラム18が生成された場合、制御部21は、明度範囲が32〜47の数値で規定される3番目の明度範囲が最も多くの画素を含むと判断する。そして、制御部21は、32〜47の数値の中から第1の閾値を決める。例えば、制御部21は、第1の閾値を「47」に決める。制御部21は、このようにして決めた第1の閾値を表示用閾値としてRAM31に格納する。この表示用閾値は、縮小画像13に含まれる地色の画像を補正するために使用される。
制御部21は、自動判定モード、ホワイトボードモード、又は黒板モードのいずれかのモードの選択を促す旨を報知する(S7)。例えば、制御部21は、「判定モードを選択してください」などのメッセージを表示部23に表示させる。そして、制御部21は、これらのいずれかのモードを選択するための選択情報が操作部22から入力されたか否かを判断する(S8)。このように、操作部22は、自動判定モード、ホワイトボードモード、又は黒板モードの選択を受け付ける。なお、自動判定モードは、制御部21がヒストグラム18のピークが明側にあるか暗側にあるかを判定して処理を行うモードである。ホワイトボードモードは、ヒストグラム18のピークが明側にあるものとみなしてカラー画像12を処理するモードである。換言すれば、ホワイトボードモードは、カラー画像12に含まれる地色が白色に近いとみなしてカラー画像12を処理するモードである。黒板モードは、ヒストグラム18のピークが暗側にあるものとみなしてカラー画像12を処理するモードである。換言すれば、黒板モードは、カラー画像12に含まれる地色が黒に近いとみなしてカラー画像12を処理するモードである。選択情報が入力されていないと制御部21が判断した場合(S8:NO)、ステップS7の処理が継続される。制御部21は、選択情報が入力されたと判断した場合(S8:YES)、自動判定モードが選択されたか否かを選択情報に基づいて判断する(S9)。
制御部21は、自動判定モードが選択されたと判断した場合(S9:YES)、ヒストグラム18のピークが明側にあるか又は暗側にあるかを判定する(S10)。具体的には、制御部21は、ステップS6において最も多くの画素が含まれると判断した明度範囲が明側に位置しているか又は暗側に位置しているかを判定する。換言すれば、制御部21は、最も多くの画素が含まれると判断した明度範囲が9番目〜16番目の明度範囲のいずれかであるか、又は1番目〜8番目の明度範囲のいずれかであるかを判定する。カラー画像12がホワイトボードを撮影して得られたものである場合、ピークは明側に位置する(図6参照)。この場合、明度が第1の閾値以上である画素が地色の画素と判断される。カラー画像12が黒板を撮影して得られたものである場合、ピークは暗側に位置する(図7参照)。この場合、明度が第1の閾値未満である画素が地色の画素と判断される。
ヒストグラム18のピークが明側にあると制御部21が判定した場合(S10:明側)、
処理がステップS13(図4参照)へ進められる。例えば、ヒストグラム18が図6に示されるものである場合、ピークが明側に位置すると制御部21により判定される。ヒストグラム18のピークが暗側にあると制御部21が判定した場合(S10:暗側)、処理がステップS24(図5参照)へ進められる。例えば、ヒストグラム18が図7に示されるものである場合に、ピークが暗側に位置すると制御部21により判定される。
処理がステップS13(図4参照)へ進められる。例えば、ヒストグラム18が図6に示されるものである場合、ピークが明側に位置すると制御部21により判定される。ヒストグラム18のピークが暗側にあると制御部21が判定した場合(S10:暗側)、処理がステップS24(図5参照)へ進められる。例えば、ヒストグラム18が図7に示されるものである場合に、ピークが暗側に位置すると制御部21により判定される。
制御部21は、自動判定モードが選択されていないと判断した場合(S9:NO)、ホワイトボードモードが選択されたか、又は黒板モードが選択されたかを判断する(S11)。ホワイトボードモードが選択されたと制御部21が判断した場合(S11:ホワイトボード)、処理がステップS13へ進められる。黒板モードが選択されたと制御部21が判断した場合(S11:黒板)、処理がステップS24へ進められる。
制御部21は、ステップS10において明側と判断した場合、又はステップS11においてホワイトボードと判断した場合、第1のグレースケール画像14から明度が表示用閾値以上の画素を地色の画素として検出する(S13)。例えば、図6に示されるヒストグラム18に対して表示用閾値が「176」に設定されている場合、制御部21は、12番目〜16番目の明度範囲に分類された画素を第1のグレースケール画像14から地色の画素として検出する。図8(A)及び(B)に示されるように、制御部21は、第1のグレースケール画像14に対して、明度が表示用閾値以上である画素に符号「1」を付与する。また、制御部21は、第1のグレースケール画像14に対して、明度が表示用閾値未満である画素に符号「0」を付与する。このように、制御部21は、第1のグレースケール画像14の各画素の明度と第1の閾値とを比較して第1のグレースケール画像14から地色の画素を検出する。なお、操作部22により後述の第2の閾値の入力が受け付けられた場合、制御部21は、第1の閾値に代えて第2の閾値に基づいて地色の画素を検出する。すなわち、この場合、制御部21は、第1のグレースケール画像14の各画素の明度と第2の閾値とを比較して第1のグレースケール画像14から地色の画素を検出する。
第1のグレースケール画像14と縮小画像13とは、同じサイズの画像である。このため、第1のグレースケール画像14の各画素と、縮小画像13の各画素とが対応している。制御部21は、第1のグレースケール画像14から検出した地色の画素に対応する縮小画像13の画素を白画素に置換する(S14)。すなわち、制御部21は、第1のグレースケール画像14において符号「1」を付与した画素に対応する縮小画像13の画素を白画素に置換する(図8(B)及び(C)参照)。ここで、白画素は、白色を表す所定の表色値を有する画素である。制御部21は、対応する縮小画像13の画素のRGB値を、例えば255,255,255に変更する。これにより、制御部21は、縮小画像13に含まれる地色の画素を白画素に置換する。
制御部21は、ステップS14の処理が施された縮小画像13、及び表示用閾値を変更するか否かの選択を促す情報を表示する(S15)。具体的には、制御部21は、図9に示される表示画面42を表示部23に表示させる。表示画面42は、縮小画像13、ヒストグラム18、変更キー47、及び決定キー45を含む。縮小画像13は、ステップS14の処理がなされた縮小画像13である。ヒストグラム18は、ステップS5で生成されたものである。図9に示されるように、このヒストグラム18には、表示用閾値が視覚的に示されている。変更キー47は、表示用閾値を変更するために使用される操作部22の入力キーである。決定キー45は、表示用閾値を印刷用閾値に設定するために使用される操作部22の入力キーである。このように、表示部23は、制御部21により地色の画素が白画素に置換された縮小画像13を表示する。
制御部21は、操作部22から情報が入力されたか否かを判断する(S16)。情報が入力されていないと制御部21が判断した場合(S16:NO)、ステップS15の処理が継続される。制御部21は、情報が入力されたと判断した場合(S16:YES)、入力された情報が決定情報であるか、又は第2の閾値であるかを判断する(S17)。換言すれば、制御部21は、決定キー45が操作されたか、又は変更キー47が操作されたかを操作部22から入力された情報に基づいて判断する。制御部21は、入力された情報が第2の閾値であると判断した場合(S17:第2の閾値)、表示用閾値を入力された第2の閾値に変更する(S18)。第1の閾値が表示用閾値に設定されている場合、第1の閾値が第2の閾値に変更される。ステップS18の処理が行われると、処理がステップS13へ戻される。ステップS18の処理で変更された表示用閾値に基づいてステップS13〜ステップS15の処理が行われる。このため、表示画面42には、変更後の表示用閾値(第2の閾値)に基づいて地色の画素が白画素に置換された縮小画像13が表示される。
地色の画素に対応する縮小画像13の画素が白画素に置換され、表示部23によりその縮小画像13が表示される。このため、ユーザは、表示された縮小画像13を見て、カラー画像12に対して行われる地色補正の結果を予め確認することができる。また、ユーザが変更キー47を操作することにより、操作部22により第2の閾値の入力が受け付けられる。これにより、第1の閾値に代えて第2の閾値に基づいて地色の画素が検出されることとなる。縮小画像13は、この第2の閾値に基づいて検出された地色の画素が白画素に置換されて表示部23に表示される。このため、ユーザは、表示画面42に表示された縮小画像13を見ながら変更キー47を操作することにより、最適な閾値を見つけることができる。
制御部21は、入力された情報が決定情報であると判断した場合(S17:決定情報)、表示用閾値を印刷用閾値に設定する(S19)。変更キー47が操作されることなく決定キー45が操作された場合、ステップS6において表示用閾値に設定された第1の閾値がそのまま印刷用閾値に設定される。このステップS19の処理が、本発明の第4ステップに相当する。なお、変更キー47が操作されて決定キー45が操作された場合、ステップS18において表示用閾値に設定された第2の閾値が印刷用閾値に設定される。この場合、制御部21は、ステップS6の処理で設定した第1の閾値に代えて第2の閾値を設定する。
制御部21は、第2のグレースケール画像15から明度が印刷用閾値以上の画素を地色の画素として検出する(S20)。制御部21は、第2のグレースケール画像15の各画素の明度と、印刷用閾値(第1の閾値又は第2の閾値)とを比較して第2のグレースケール画像15から地色の画素を検出する。図には示されていないが、制御部21は、第2のグレースケール画像15に対して、明度が印刷用閾値以上である画素に符号「1」を付与する。また、制御部21は、第2のグレースケール画像15に対して、明度が印刷用閾値未満である画素に符号「0」を付与する。このように、制御部21は、ピークが明側にあると判定したことを条件に、又は、ホワイトボードモードの選択が受け付けられたことを条件に、明度が印刷用閾値以上である画素を地色の画素として検出する。
制御部21は、第2のグレースケール画像15から検出した地色の画素に対応するカラー画像12の画素を白画素に置換した補正画像16を生成する(S21)。換言すれば、制御部21は、カラー画像12に含まれる地色の画素を白色を表す所定の表色値の画素に置換して補正画像16を生成する。具体的には、制御部21は、第2のグレースケール画像15において符号「1」が付与された画素に対応するカラー画像12の画素を白画素に置換する。制御部21は、符号「1」が付与された画素に対応するカラー画像12の画素のRGB値を、所定の表色値、例えば255,255,255に変更する。これにより、カラー画像12に対して地色の画素を白画素に置換した補正画像16が得られる。このステップS20及びステップS21の処理が、本発明の第5ステップに相当する。制御部21は、プリンタ部40により補正画像16を記録紙に印刷する(S22)。
ステップS20においては、上述のように、カラー画像12に代えて第2のグレースケール画像15に基づいて地色の画素が検出される。ただし、第2のグレースケール画像15を用いることなくカラー画像12に含まれる地色の画素が検出されてもよい。例えば、制御部21は、ステップS20において、カラー画像12の各画素についてRGB値の平均をとって各画素の明度を求める。そして、制御部21は、求めた明度と印刷用閾値とを比較し、明度が印刷用閾値以上である画素を地色の画素としてカラー画像12から検出する。そして、制御部21は、このようにカラー画像12から検出した地色の画素をステップS21において白画素に置換する。この場合、ステップS3の処理は不要である。
制御部21は、ステップS10において暗側と判定した場合、又はステップS11において黒板と判断した場合、図5に示されるように、第1のグレースケール画像14から明度が表示用閾値未満の画素を地色の画素として検出する(S24)。例えば、図7に示されるヒストグラム18に対して表示用閾値が「47」に設定されている場合、制御部21は、1番目〜3番目の明度範囲に分類された画素を第1のグレースケール画像14から検出する。図には示されていないが、制御部21は、第1のグレースケール画像に対して、明度が表示用閾値未満である画素に符号「1」を付与し、明度が表示用閾値以上である画素に符号「0」を付与する。このように、制御部21は、第1のグレースケール画像14の各画素の明度と第1の閾値とを比較して第1のグレースケール画像14から地色の画素を検出する。なお、操作部22により第2の閾値の入力が受け付けられた場合、制御部21は、第1の閾値に代えて第2の閾値に基づいて地色の画素を検出する。すなわち、この場合、制御部21は、第1のグレースケール画像14の各画素の明度と第2の閾値とを比較して第1のグレースケール画像14から地色の画素を検出する。
制御部21は、第1のグレースケール画像14から検出した地色の画素に対応する縮小画像13の画素を白画素に置換する(S25)。すなわち、制御部21は、第1のグレースケール画像14において符号「1」を付与した画素に対応する縮小画像13の画素を白画素に置換する。制御部21は、対応する縮小画像13の画素のRGB値を、例えば255,255,255に変更する。これにより、縮小画像13も含まれる地色の画素を白画素に置換する。
制御部21は、地色以外の画素に対応する縮小画像13の画素の明度を反転させる(S26)。具体的には、制御部21は、第1のグレースケール画像14において符号「0」を付与した画素に対応する縮小画像13の画素に対して、明度を反転させる処理を行う。例えば、縮小画像13に含まれる画素のRGB値がRGB=0,255,5である場合、制御部21は、RGB値をRGB=255,0,250に変更することにより明度を反転させる。
制御部21は、ステップS25及びステップS26の処理が施された縮小画像13、及び表示用閾値を変更するか否かの選択を促す情報を表示する(S27)。制御部21は、表示画面42を表示部23に表示させる。このステップS27の処理は、ステップS15の処理と同様に行われる。よって、ここでの詳細な説明は省略される。制御部21は、ステップS16の処理と同様に、操作部22から情報が入力されたか否かを判断する(S28)。情報が入力されていないと制御部21が判断した場合(S28:NO)、ステップS27の処理が継続される。制御部21は、情報が入力されたと判断した場合(S28:YES)、ステップS17の処理と同様に、入力された情報が決定情報であるか、又は第2の閾値であるかを判断する(S29)。制御部21は、入力された情報が第2の閾値であると判断した場合(S29:第2の閾値)、表示用閾値を入力された第2の閾値に変更する(S30)。第1の閾値が表示用閾値に設定されている場合、第1の閾値が第2の閾値に変更される。ステップS30の処理が行われると、処理がステップS24へ戻される。ステップS24の処理で変更された表示用閾値に基づいてステップS24〜ステップS27の処理が行われる。このため、表示画面42には、変更後の表示用閾値(第2の閾値)に基づいて地色の画素が白画素に置換され且つ地色以外の画素の明度が反転された縮小画像13が表示される。
制御部21は、入力された情報が決定情報であると判断した場合(S29:決定情報)、表示用閾値を印刷用閾値に設定する(S31)。変更キー47が操作されることなく決定キー45が操作された場合、ステップS6において表示用閾値に設定された第1の閾値がそのまま印刷用閾値に設定される。変更キー47が操作されて決定キー45が操作された場合、ステップS30において表示用閾値に設定された第2の閾値が印刷用閾値に設定される。すなわち、第1の閾値が第2の閾値に変更される。このステップS31の処理が、本発明の第4ステップに相当する。
制御部21は、第2のグレースケール画像15から明度が印刷用閾値未満の画素を地色の画素として検出する(S32)。制御部21は、第2のグレースケール画像15の各画素の明度と、印刷用閾値(第1の閾値又は第2の閾値)とを比較して第2のグレースケール画像15から地色の画素を検出する。図には示されていないが、制御部21は、第2のグレースケール画像15に対して、明度が印刷用閾値未満である画素に符号「1」を付与する。また、制御部21は、第2のグレースケール画像15に対して、明度が印刷用閾値以上である画素に符号「0」を付与する。このように、制御部21は、ピークが暗側にあると判定したことを条件に、又は、黒板モードの選択が受け付けられたことを条件に、明度が印刷用閾値未満である画素を地色の画素として検出する。
制御部21は、第2のグレースケール画像15から検出した地色の画素に対応するカラー画像12の画素を白画素に置換し、地色以外の画素の明度を反転して補正画像16を生成する(S33)。制御部21は、カラー画像12に含まれる地色の画素を白色を表す所定の表色値の画素に置換する。制御部21は、第2のグレースケール画像15において符号「1」を付与した画素に対応するカラー画像12の画素を白画素に置換する。制御部21は、符号「1」を付与した画素に対応するカラー画像12の画素のRGB値を、所定の表色値、例えば255,255,255に変更する。また、制御部21は、第2のグレースケール画像15において符号「0」を付与した画素に対応するカラー画像12の画素の明度を反転させる。例えば、カラー画像12に含まれる画素のRGB値がRGB=0,255,5である場合、制御部21は、RGB値をRGB=255,0,250に変更する。これにより、カラー画像12に含まれる地色以外の画素の明度が反転される。これらの処理によって、カラー画像12に対して地色の画素を白画素に置換し、且つ地色以外の画素の明度を反転させた補正画像16が生成される。このステップS32及びステップS33の処理が、本発明の第5ステップに相当する。このステップS33で生成された補正画像16は、プリンタ部40により記録紙に印刷される(S22)。
なお、ステップS32において、第2のグレースケール画像15を用いることなくカラー画像12から地色の画素が検出されてもよい。例えば、制御部21は、ステップS32において、カラー画像12の各画素についてRGB値の平均をとって各画素の明度を求める。そして、制御部21は、求めた明度と印刷用閾値とを比較し、明度が印刷用閾値未満である画素を地色の画素として検出する。制御部21は、このようにカラー画像12から検出した地色の画素をステップS33において白画素に置換する。
以上説明したように、カラー画像12から検出された地色の画素が均一な白色の画素(白画素)に置換されるので、カラー画像12における地色部分と地色以外の部分との違いが明確となる。その結果、補正画像16をプリンタ部40で印刷した際に視認性の良い印刷結果を得ることができる。
また、カラー画像12に多く含まれる地色の画素が白色を表す所定の表色値の画素に置換される。ネットワークプリンタ10に対して、文字や図形が書かれたホワイトボードを撮影して得られたカラー画像12が入力される。文字や図形が書かれていないホワイトボードの地色は、ホワイトボードに付着したゴミや汚れの影響で完全な白色ではない。このホワイトボードの地色が所定の白色に変更される。また、例えば白色で文字や図形が書かれた黒板を撮影して得られたカラー画像12がネットワークプリンタ10へ入力される。文字や図形が書かれていない黒板の地色は、一般的には黒に近い深緑色である。この黒板の地色が白色に変更され、且つ文字や図形の色が白色から黒色に変更される。被写体がホワイトボードであるか又は黒板であるかに関わらず地色が所定の白色に変更されるので、カラー画像12の印刷に必要なインクやトナーの消費量を削減することができる。特に、被写体が黒板のように黒色に近い色である場合、その効果は大きい。
また、ネットワークプリンタ10に対して、文字や図形が書かれたホワイトボードを撮影して得られたカラー画像12が入力される。この場合、ユーザがホワイトボードモードを選択することにより、ホワイトボードの地色の画素が白画素に置換される。ネットワークプリンタ10に対して、文字や図形が書かれた黒板を撮影して得られたカラー画像12が入力される。この場合、ユーザが黒板モードを選択することにより、黒板の地色の画素が白画素に置換される。したがって、カラー画像12の地色に応じてユーザが適切なモード選択を行うことにより、地色の色に関わらず地色の画素を白色の画素に変更することができる。
また、ユーザが任意に指定した第2の閾値に基づいてカラー画像12に含まれる地色の画素が検出され、その画素が白画素に置換される。ユーザが指定した第2の閾値に基づいて処理が行われるので、ユーザにとって最適な地色補正を行うことができる。
10・・・ネットワークプリンタ(本発明の画像形成装置の一例)
12・・・カラー画像
13・・・縮小画像
14・・・第1のグレースケール画像
15・・・第2のグレースケール画像
16・・・補正画像
18・・・ヒストグラム
20・・・画像処理部(本発明の画像処理装置の一例)
21・・・制御部(本発明の第1生成部、第2生成部、設定部、第1置換部、第3生成部、判定部、第2置換部に相当)
22・・・操作部(本発明の第1受付部、及び第2受付部に相当)
23・・・表示部
31・・・RAM(本発明の格納部に相当)
40・・・プリンタ部(本発明の印刷部に相当)
12・・・カラー画像
13・・・縮小画像
14・・・第1のグレースケール画像
15・・・第2のグレースケール画像
16・・・補正画像
18・・・ヒストグラム
20・・・画像処理部(本発明の画像処理装置の一例)
21・・・制御部(本発明の第1生成部、第2生成部、設定部、第1置換部、第3生成部、判定部、第2置換部に相当)
22・・・操作部(本発明の第1受付部、及び第2受付部に相当)
23・・・表示部
31・・・RAM(本発明の格納部に相当)
40・・・プリンタ部(本発明の印刷部に相当)
Claims (13)
- 入力されたカラー画像を格納する格納部と、
上記格納されたカラー画像に基づいて、該カラー画像を縮小した縮小画像を明度のみで表現した第1のグレースケール画像を生成する第1生成部と、
上記第1のグレースケール画像の各画素の明度を判断して各明度に対する画素の分布を示すヒストグラムを生成する第2生成部と、
上記ヒストグラムに基づいて、上記カラー画像に含まれる地色の画素及びその他の画素を区別するための第1の閾値を設定する設定部と、
上記カラー画像の各画素の明度と上記第1の閾値とを比較して上記地色の画素を検出し、当該地色の画素を白色を表す所定の表色値の画素に置換する第1置換部と、を具備する画像処理装置。 - 上記第2生成部は、上記第1のグレースケール画像に対して複数の明度範囲を設定して該第1のグレースケール画像の各画素を各明度範囲に分類して上記ヒストグラムを生成し、
上記設定部は、そのヒストグラムの中で最も多くの画素が含まれる明度範囲を判断して当該明度範囲内の明度を上記第1の閾値に設定する請求項1に記載の画像処理装置。 - 上記カラー画像を明度のみで表現した第2のグレースケール画像を生成する第3生成部を備え、
上記第1置換部は、上記第2のグレースケール画像の各画素の明度と上記第1の閾値とを比較して該第2のグレースケール画像から上記地色の画素を検出し、当該地色の画素に対応する上記カラー画像の画素を上記所定の表色値の画素に置換する請求項1又は2に記載の画像処理装置。 - 上記ヒストグラムのピークが明側にあるか又は暗側にあるかを判定する判定部を備え、
上記第1置換部は、上記判定部によりピークが明側にあると判定されたことを条件に明度が上記第1の閾値以上である画素を上記地色の画素として検出し、ピークが暗側にあると判定されたことを条件に明度が上記第1の閾値未満である画素を上記地色の画素として検出する請求項1から3のいずれかに記載の画像処理装置。 - 上記第1置換部は、上記判定部によりピークが暗側にあると判定されたことを条件に、明度が上記第1の閾値以上である画素の明度を反転させる請求項4に記載の画像処理装置。
- 上記カラー画像を上記ヒストグラムのピークが明側にあるものとみなして処理する第1モード又は上記ピークが暗側にあるものとみなして処理する第2モードの選択を受け付ける第1受付部を備え、
上記第1置換部は、上記第1受付部により第1モードの選択が受け付けられたことを条件に明度が上記第1の閾値以上である画素を上記地色の画素として検出し、第2モードの選択が受け付けられたことを条件に明度が上記第1の閾値未満である画素を上記地色の画素として検出する請求項1から3のいずれかに記載の画像処理装置。 - 上記第1置換部は、上記第1受付部により第2モードの選択が受け付けられたことを条件に明度が上記第1の閾値以上である画素の明度を反転させる請求項6に記載の画像処理装置。
- 上記第1生成部は、上記格納されたカラー画像を縮小して縮小画像を生成し、当該縮小画像に基づいて上記第1のグレースケール画像を生成するものであり、
上記第1のグレースケール画像の各画素の明度と上記第1の閾値とを比較して該第1のグレースケール画像から上記地色の画素を検出し、当該地色の画素に対応する上記縮小画像の画素を上記所定の表色値の画素に置換する第2置換部と、
上記第2置換部により処理された縮小画像を表示する表示部と、を備える請求項1から7のいずれかに記載の画像処理装置。 - 第2の閾値の入力を受け付ける第2受付部を備え、
上記第2置換部は、上記第1の閾値に代えて上記第2受付部により入力が受け付けられた第2の閾値に基づいて上記地色の画素を検出する請求項8に記載の画像処理装置。 - 上記設定部は、上記第1の閾値に代えて上記第2の閾値を設定し、
上記第1置換部は、上記カラー画像の各画素の明度と上記第2の閾値とを比較して上記地色の画素を検出する請求項9に記載の画像処理装置。 - 請求項1から10のいずれかに記載の画像処理装置と、
上記第1置換部により処理されたカラー画像を印刷する印刷部とを備える画像形成装置。 - 入力されたカラー画像を補正する画像処理装置により実行される画像処理プログラムであって、
入力されたカラー画像を格納する格納部と、
上記格納されたカラー画像に基づいて、該カラー画像を縮小した縮小画像を明度のみで表現した第1のグレースケール画像を生成する第1生成部と、
上記第1のグレースケール画像の各画素の明度を判断して各明度に対する画素の分布を示すヒストグラムを生成する第2生成部と、
上記ヒストグラムに基づいて、上記カラー画像に含まれる地色の画素及びその他の画素を区別するための第1の閾値を設定する設定部と、
上記カラー画像の各画素の明度と上記第1の閾値とを比較して上記地色の画素を検出し、当該地色の画素を白色を表す所定の表色値の画素に置換する第1置換部として上記画像処理装置を機能させる画像処理プログラム。 - 入力されたカラー画像をメモリに格納する第1ステップと、
上記格納されたカラー画像に基づいて、該カラー画像を縮小した縮小画像を明度のみで表現した第1のグレースケール画像を生成する第2ステップと、
上記第1のグレースケール画像の各画素の明度を判断して各明度に対する画素の分布を示すヒストグラムを生成する第3ステップと、
上記ヒストグラムに基づいて、上記カラー画像に含まれる地色の画素及びその他の画素を区別するための第1の閾値を設定する第4ステップと、
上記カラー画像の各画素の明度と上記第1の閾値とを比較して上記地色の画素を検出し、当該地色の画素を白色を表す所定の表色値の画素に置換する第5ステップと、を含む画像処理方法。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081118 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090310 |