JP2000244735A - 電子黒板 - Google Patents
電子黒板Info
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- JP2000244735A JP2000244735A JP11040021A JP4002199A JP2000244735A JP 2000244735 A JP2000244735 A JP 2000244735A JP 11040021 A JP11040021 A JP 11040021A JP 4002199 A JP4002199 A JP 4002199A JP 2000244735 A JP2000244735 A JP 2000244735A
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- density
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- image data
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 かすれ、未印刷等を防止することができる電
子黒板を得る。 【解決手段】 CPU40は濃度補正ボタン44によっ
て濃度補正実施の指示入力が行われた場合には、二値化
回路34の二値化閾値を、黒濃度検出回路36によって
検出される筆記具による描画部分の濃度値と未描画部分
の濃度値との間の値に設定する。
子黒板を得る。 【解決手段】 CPU40は濃度補正ボタン44によっ
て濃度補正実施の指示入力が行われた場合には、二値化
回路34の二値化閾値を、黒濃度検出回路36によって
検出される筆記具による描画部分の濃度値と未描画部分
の濃度値との間の値に設定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子黒板に係り、
より詳しくは、スクリーンに書き込まれた文字や図形等
をコピー印刷する電子黒板に関する。
より詳しくは、スクリーンに書き込まれた文字や図形等
をコピー印刷する電子黒板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から打合わせや会議等で広く用いら
れている電子黒板では、スクリーン上に所定の筆記具を
用いて書き込まれた文字や図形等の画像をCCD等の画
像センサを用いて画像データとして読み取り、該読み取
った画像データを用いて感熱プリンタ、インクジェット
プリンタ等のプリンタによって感熱紙、普通紙等の用紙
に印刷することによって、上記スクリーン上に書き込ま
れた文字や図形等の画像をコピー出力している。
れている電子黒板では、スクリーン上に所定の筆記具を
用いて書き込まれた文字や図形等の画像をCCD等の画
像センサを用いて画像データとして読み取り、該読み取
った画像データを用いて感熱プリンタ、インクジェット
プリンタ等のプリンタによって感熱紙、普通紙等の用紙
に印刷することによって、上記スクリーン上に書き込ま
れた文字や図形等の画像をコピー出力している。
【0003】このような従来の電子黒板では、上記所定
の筆記具が消耗してスクリーンへの書き込み濃度が低下
した場合、画像センサによって得られる画像データのコ
ントラストが小さくなるため、プリンタによるコピー出
力の画像がかすれたり、印刷されなかったりする、とい
う問題点があった。
の筆記具が消耗してスクリーンへの書き込み濃度が低下
した場合、画像センサによって得られる画像データのコ
ントラストが小さくなるため、プリンタによるコピー出
力の画像がかすれたり、印刷されなかったりする、とい
う問題点があった。
【0004】すなわち、例えば、CCDによって得られ
たアナログ画像信号をA/D変換器によってデジタル画
像データに変換し、該デジタル画像データを二値化して
プリンタによるモノクロ印刷を行う電子黒板では、図1
0に示すように、CCDによって得られたアナログ画像
信号が示す画像濃度レベルが予め定められた二値化閾値
以上となっている画像については二値化によって印刷さ
れるデータに変換されるが、濃度データの値が上記二値
化閾値より小さな画像については完全に消滅してしまう
ことになる。
たアナログ画像信号をA/D変換器によってデジタル画
像データに変換し、該デジタル画像データを二値化して
プリンタによるモノクロ印刷を行う電子黒板では、図1
0に示すように、CCDによって得られたアナログ画像
信号が示す画像濃度レベルが予め定められた二値化閾値
以上となっている画像については二値化によって印刷さ
れるデータに変換されるが、濃度データの値が上記二値
化閾値より小さな画像については完全に消滅してしまう
ことになる。
【0005】このような問題点を解決するために適用し
得る技術として、特開昭63−87862号公報記載の
技術では、スクリーン上に記入されている文字や図形の
線が細かったり濃度が低い場合に、空気と屈折率が異な
る光学フィルタを画像読取りの光学系内に挿入し、焦点
距離をずらすことによって画像をぼかして線を太くした
り、コントラストを下げたりして、プリント濃度を高め
ていた。
得る技術として、特開昭63−87862号公報記載の
技術では、スクリーン上に記入されている文字や図形の
線が細かったり濃度が低い場合に、空気と屈折率が異な
る光学フィルタを画像読取りの光学系内に挿入し、焦点
距離をずらすことによって画像をぼかして線を太くした
り、コントラストを下げたりして、プリント濃度を高め
ていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開昭63−87862号公報記載の技術では、比較的高
濃度の細線画に対しては太くすることができ、見かけ上
濃度が高くなったようにすることはできるものの、比較
的低濃度の画像については効果が期待できない、という
問題点があった。
開昭63−87862号公報記載の技術では、比較的高
濃度の細線画に対しては太くすることができ、見かけ上
濃度が高くなったようにすることはできるものの、比較
的低濃度の画像については効果が期待できない、という
問題点があった。
【0007】すなわち、上記特開昭63−87862号
公報記載の技術では、細線画を太くすることはできる
が、細線画の濃度を高めているわけではなく、この技術
を上記のような二値画像データによってモノクロ印刷を
行うような電子黒板に適用しても、予め定められた二値
化閾値より濃度の低い画像が消滅してしまう不具合を完
全には解消することはできない。
公報記載の技術では、細線画を太くすることはできる
が、細線画の濃度を高めているわけではなく、この技術
を上記のような二値画像データによってモノクロ印刷を
行うような電子黒板に適用しても、予め定められた二値
化閾値より濃度の低い画像が消滅してしまう不具合を完
全には解消することはできない。
【0008】本発明は、上記問題点を解消するために成
されたものであり、かすれ、未印刷等を防止することが
できる電子黒板を提供することを目的としている。
されたものであり、かすれ、未印刷等を防止することが
できる電子黒板を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の電子黒板は、スクリーンと、前記スク
リーン上に筆記具によって描画された画像を複数画素に
分解して読み取って濃度値を示す濃度信号として出力す
る画像センサと、設定されたパラメータに基づいて前記
濃度信号に画像処理を行うことによって画像を形成する
ために用いる二値画像データを生成する画像処理手段
と、前記スクリーン上の前記筆記具による描画部分の濃
度信号と前記スクリーン上の未描画部分の濃度信号とに
基づいて前記パラメータを設定する設定手段と、前記二
値画像データに基づいて前記スクリーン上に描画された
画像を形成する画像形成手段と、を備えている。
に請求項1記載の電子黒板は、スクリーンと、前記スク
リーン上に筆記具によって描画された画像を複数画素に
分解して読み取って濃度値を示す濃度信号として出力す
る画像センサと、設定されたパラメータに基づいて前記
濃度信号に画像処理を行うことによって画像を形成する
ために用いる二値画像データを生成する画像処理手段
と、前記スクリーン上の前記筆記具による描画部分の濃
度信号と前記スクリーン上の未描画部分の濃度信号とに
基づいて前記パラメータを設定する設定手段と、前記二
値画像データに基づいて前記スクリーン上に描画された
画像を形成する画像形成手段と、を備えている。
【0010】請求項1記載の電子黒板によれば、スクリ
ーン上に筆記具によって描画された画像が画像センサに
よって複数画素に分解されて読み取られ、濃度値を示す
濃度信号として出力される。なお、上記画像センサに
は、CCD等の固体撮像素子やその他の光電変換素子等
が含まれる。
ーン上に筆記具によって描画された画像が画像センサに
よって複数画素に分解されて読み取られ、濃度値を示す
濃度信号として出力される。なお、上記画像センサに
は、CCD等の固体撮像素子やその他の光電変換素子等
が含まれる。
【0011】また、請求項1記載の電子黒板では、画像
処理手段によって、設定されたパラメータに基づいて上
記濃度信号に画像処理が行われて画像を形成するために
用いる二値画像データが生成され、該二値画像データに
基づいて上記スクリーン上に描画された画像が画像形成
手段によって形成される。
処理手段によって、設定されたパラメータに基づいて上
記濃度信号に画像処理が行われて画像を形成するために
用いる二値画像データが生成され、該二値画像データに
基づいて上記スクリーン上に描画された画像が画像形成
手段によって形成される。
【0012】この際、上記画像処理手段のパラメータ
は、設定手段によってスクリーン上の上記筆記具による
描画部分の濃度信号とスクリーン上の未描画部分の濃度
信号とに基づいて設定される。
は、設定手段によってスクリーン上の上記筆記具による
描画部分の濃度信号とスクリーン上の未描画部分の濃度
信号とに基づいて設定される。
【0013】このように請求項1記載の電子黒板によれ
ば、スクリーン上の筆記具による描画部分の濃度信号と
スクリーン上の未描画部分の濃度信号とに基づいて、画
像を形成するために用いる二値画像データを生成する画
像処理手段のパラメータを設定しているので、画像処理
手段によって二値画像データを生成する際に上記描画部
分の濃度信号が示す濃度値を画像が形成される値とし、
かつ未描画部分の濃度信号が示す濃度値を画像が形成さ
れない値とするように上記パラメータを設定することに
よって、上記筆記具で描画された画像についてはほぼ確
実に画像形成することができ、かすれ、未印刷等を防止
することができる。
ば、スクリーン上の筆記具による描画部分の濃度信号と
スクリーン上の未描画部分の濃度信号とに基づいて、画
像を形成するために用いる二値画像データを生成する画
像処理手段のパラメータを設定しているので、画像処理
手段によって二値画像データを生成する際に上記描画部
分の濃度信号が示す濃度値を画像が形成される値とし、
かつ未描画部分の濃度信号が示す濃度値を画像が形成さ
れない値とするように上記パラメータを設定することに
よって、上記筆記具で描画された画像についてはほぼ確
実に画像形成することができ、かすれ、未印刷等を防止
することができる。
【0014】なお、請求項2記載の電子黒板のように、
請求項1記載の電子黒板において、前記スクリーンが前
記筆記具によりマークを書き込むためのマーク領域を備
え、前記描画部分の濃度信号を、前記マーク領域に前記
筆記具によって書き込まれたマークの濃度信号とするこ
とが好ましい。また、この場合、上記マーク領域内に書
き込まれたマークについては画像形成手段によって像形
成されないようにマスクすることが好ましい。
請求項1記載の電子黒板において、前記スクリーンが前
記筆記具によりマークを書き込むためのマーク領域を備
え、前記描画部分の濃度信号を、前記マーク領域に前記
筆記具によって書き込まれたマークの濃度信号とするこ
とが好ましい。また、この場合、上記マーク領域内に書
き込まれたマークについては画像形成手段によって像形
成されないようにマスクすることが好ましい。
【0015】このように、スクリーンに上記筆記具によ
りマークを書き込むためのマーク領域を備え、かつ請求
項1記載の発明における描画部分の濃度信号を、上記マ
ーク領域に筆記具によって書き込まれたマークの濃度信
号とすることによって、上記筆記具による描画部分の濃
度信号を確実に得ることができる。
りマークを書き込むためのマーク領域を備え、かつ請求
項1記載の発明における描画部分の濃度信号を、上記マ
ーク領域に筆記具によって書き込まれたマークの濃度信
号とすることによって、上記筆記具による描画部分の濃
度信号を確実に得ることができる。
【0016】また、請求項3記載の電子黒板のように、
請求項1記載の電子黒板において、前記描画部分の濃度
信号を、前記画像センサによって最初に読み取られた所
定濃度以上でかつ所定サイズ以上である領域の濃度信号
とすることも好ましい。
請求項1記載の電子黒板において、前記描画部分の濃度
信号を、前記画像センサによって最初に読み取られた所
定濃度以上でかつ所定サイズ以上である領域の濃度信号
とすることも好ましい。
【0017】このように、請求項1記載の発明における
描画部分の濃度信号を、画像センサによって最初に読み
取られた所定濃度以上でかつ所定サイズ以上である領域
の濃度信号とすることによって、上記請求項2記載の発
明のようなマーク領域をスクリーン上に設ける必要がな
くなり、スクリーン上の書き込み領域の制限をなくする
ことができる。なお、ここで、描画部分の濃度信号を所
定濃度以上でかつ所定サイズ以上である領域とするの
は、スクリーン上の塵埃等の印刷を防止するためであ
る。
描画部分の濃度信号を、画像センサによって最初に読み
取られた所定濃度以上でかつ所定サイズ以上である領域
の濃度信号とすることによって、上記請求項2記載の発
明のようなマーク領域をスクリーン上に設ける必要がな
くなり、スクリーン上の書き込み領域の制限をなくする
ことができる。なお、ここで、描画部分の濃度信号を所
定濃度以上でかつ所定サイズ以上である領域とするの
は、スクリーン上の塵埃等の印刷を防止するためであ
る。
【0018】また、請求項4記載の電子黒板のように、
請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の電子黒板にお
いて、前記パラメータが前記二値画像データを生成する
際に用いる二値化閾値であり、前記設定手段は、前記描
画部分の濃度信号が示す濃度値と前記未描画部分の濃度
信号が示す濃度値との間の値となるように前記二値化閾
値を設定することが好ましい。
請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の電子黒板にお
いて、前記パラメータが前記二値画像データを生成する
際に用いる二値化閾値であり、前記設定手段は、前記描
画部分の濃度信号が示す濃度値と前記未描画部分の濃度
信号が示す濃度値との間の値となるように前記二値化閾
値を設定することが好ましい。
【0019】このように、描画部分の濃度信号が示す濃
度値と未描画部分の濃度信号が示す濃度値との間の値と
なるように二値化閾値を設定することによって、上記筆
記具で描画された画像についてはほぼ確実に画像形成す
ることができる。
度値と未描画部分の濃度信号が示す濃度値との間の値と
なるように二値化閾値を設定することによって、上記筆
記具で描画された画像についてはほぼ確実に画像形成す
ることができる。
【0020】また、請求項5記載の電子黒板のように、
請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の電子黒板にお
いて、前記画像処理手段が、前記濃度信号の振幅を増幅
する、増幅率が可変とされた増幅手段と、前記濃度信号
に対してオフセット調整を行う、オフセット値が可変と
されたオフセット手段と、前記濃度信号をデジタル画像
データに変換する信号変換手段と、を備え、前記設定手
段は、前記描画部分の濃度信号が示す濃度値及び前記未
描画部分の濃度信号が示す濃度値を各々前記信号変換手
段の入力範囲の上限値近傍及び下限値近傍となるように
前記増幅手段の増幅率及び前記オフセット手段のオフセ
ット値を設定することが好ましい。
請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の電子黒板にお
いて、前記画像処理手段が、前記濃度信号の振幅を増幅
する、増幅率が可変とされた増幅手段と、前記濃度信号
に対してオフセット調整を行う、オフセット値が可変と
されたオフセット手段と、前記濃度信号をデジタル画像
データに変換する信号変換手段と、を備え、前記設定手
段は、前記描画部分の濃度信号が示す濃度値及び前記未
描画部分の濃度信号が示す濃度値を各々前記信号変換手
段の入力範囲の上限値近傍及び下限値近傍となるように
前記増幅手段の増幅率及び前記オフセット手段のオフセ
ット値を設定することが好ましい。
【0021】このように、描画部分の濃度信号が示す濃
度値及び未描画部分の濃度信号が示す濃度値を各々信号
変換手段の入力範囲の上限値近傍及び下限値近傍となる
ように増幅率及びオフセット値を設定することによっ
て、信号変換手段の許容範囲内において最大限に濃度信
号の振幅を増大させることができ、二値画像データを生
成する際の二値化閾値の値が何れの値であっても上記筆
記具で描画された画像についてはほぼ確実に画像形成す
ることができる。
度値及び未描画部分の濃度信号が示す濃度値を各々信号
変換手段の入力範囲の上限値近傍及び下限値近傍となる
ように増幅率及びオフセット値を設定することによっ
て、信号変換手段の許容範囲内において最大限に濃度信
号の振幅を増大させることができ、二値画像データを生
成する際の二値化閾値の値が何れの値であっても上記筆
記具で描画された画像についてはほぼ確実に画像形成す
ることができる。
【0022】また、請求項6記載の電子黒板のように、
請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の電子黒板にお
いて、前記画像処理手段が、前記濃度信号をデジタル画
像データに変換する信号変換手段と、前記デジタル画像
データを所定の変換規則に従って変換するデータ変換手
段と、を備え、前記設定手段は、前記描画部分の濃度信
号に対応するデジタル画像データ及び前記未描画部分の
濃度信号に対応するデジタル画像データを各々前記デー
タ変換手段の出力範囲の上限値近傍及び下限値近傍とな
るように前記データ変換手段の変換規則を設定すること
が好ましい。
請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の電子黒板にお
いて、前記画像処理手段が、前記濃度信号をデジタル画
像データに変換する信号変換手段と、前記デジタル画像
データを所定の変換規則に従って変換するデータ変換手
段と、を備え、前記設定手段は、前記描画部分の濃度信
号に対応するデジタル画像データ及び前記未描画部分の
濃度信号に対応するデジタル画像データを各々前記デー
タ変換手段の出力範囲の上限値近傍及び下限値近傍とな
るように前記データ変換手段の変換規則を設定すること
が好ましい。
【0023】このように、描画部分の濃度信号に対応す
るデジタル画像データ及び未描画部分の濃度信号に対応
するデジタル画像データを各々データ変換手段の出力範
囲の上限値近傍及び下限値近傍となるようにデータ変換
手段の変換規則を設定することによって、データ変換手
段の許容範囲内において最大限にデジタル画像データの
振幅を増大させることができ、二値画像データを生成す
る際の二値化閾値の値が何れの値であっても上記筆記具
で描画された画像についてはほぼ確実に画像形成するこ
とができる。
るデジタル画像データ及び未描画部分の濃度信号に対応
するデジタル画像データを各々データ変換手段の出力範
囲の上限値近傍及び下限値近傍となるようにデータ変換
手段の変換規則を設定することによって、データ変換手
段の許容範囲内において最大限にデジタル画像データの
振幅を増大させることができ、二値画像データを生成す
る際の二値化閾値の値が何れの値であっても上記筆記具
で描画された画像についてはほぼ確実に画像形成するこ
とができる。
【0024】更に、請求項7記載の電子黒板のように、
請求項1乃至請求項6の何れか1項記載の電子黒板にお
いて、前記設定手段による設定を行うか否かの指示を入
力するための指示入力手段を更に備え、前記設定手段
は、前記指示入力手段によって設定を行う旨の指示が入
力されたときにのみ設定を行うことが好ましい。
請求項1乃至請求項6の何れか1項記載の電子黒板にお
いて、前記設定手段による設定を行うか否かの指示を入
力するための指示入力手段を更に備え、前記設定手段
は、前記指示入力手段によって設定を行う旨の指示が入
力されたときにのみ設定を行うことが好ましい。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
実施の形態について詳細に説明する。
【0026】〔第1実施形態〕まず、図2を参照して、
本第1実施形態に係る電子黒板10の全体構成について
説明する。同図に示すように、本第1実施形態に係る電
子黒板10には、所定の筆記具によって文字、図形等が
書き込まれる白色のスクリーン12が備えられている。
本第1実施形態に係る電子黒板10の全体構成について
説明する。同図に示すように、本第1実施形態に係る電
子黒板10には、所定の筆記具によって文字、図形等が
書き込まれる白色のスクリーン12が備えられている。
【0027】スクリーン12は、スクリーン12上に書
き込まれた画像のコピー出力の際には、電子黒板10の
内部に設けられた図示しないステッピングモータの駆動
によって、表面が図2矢印S方向の逆方向に移動されて
電子黒板10の内部に巻き取られるように構成されてい
る。
き込まれた画像のコピー出力の際には、電子黒板10の
内部に設けられた図示しないステッピングモータの駆動
によって、表面が図2矢印S方向の逆方向に移動されて
電子黒板10の内部に巻き取られるように構成されてい
る。
【0028】なお、本実施形態の電子黒板10では、図
2矢印M方向が主走査読み取り方向とされており、後述
するCCD20(図1参照)により矢印M方向に沿って
1ライン分の画像が読み取られてアナログ画像信号とし
て出力される。また、電子黒板10では、図2矢印S方
向が副走査読み取り方向とされており、上記ステッピン
グモータの駆動による所定速度のスクリーン12の矢印
S方向の逆方向への巻き取り移動に同期してCCD20
による副走査読み取りが行われる。
2矢印M方向が主走査読み取り方向とされており、後述
するCCD20(図1参照)により矢印M方向に沿って
1ライン分の画像が読み取られてアナログ画像信号とし
て出力される。また、電子黒板10では、図2矢印S方
向が副走査読み取り方向とされており、上記ステッピン
グモータの駆動による所定速度のスクリーン12の矢印
S方向の逆方向への巻き取り移動に同期してCCD20
による副走査読み取りが行われる。
【0029】スクリーン12表面の左端近傍の下部に
は、使用する筆記具によってマークを記入するための矩
形状の枠とされたマーキングエリア14が設けられてい
る。なお、図2では使用者によってマークが書き込まれ
た状態を示している。
は、使用する筆記具によってマークを記入するための矩
形状の枠とされたマーキングエリア14が設けられてい
る。なお、図2では使用者によってマークが書き込まれ
た状態を示している。
【0030】スクリーン12の下方には、CCD20に
よって得られた画像データに対してシェーディング補
正、階調補正、濃度補正等の各種画像処理を行う画像処
理装置16、スクリーン12に書き込まれた画像のコピ
ー開始を指示するためのコピースタートボタン42、濃
度補正の実施を指示するための濃度補正ボタン44、及
び画像処理装置16によって各種画像処理が行われた画
像データを用いてモノクロ印刷を行うプリンタ60が備
えられている。
よって得られた画像データに対してシェーディング補
正、階調補正、濃度補正等の各種画像処理を行う画像処
理装置16、スクリーン12に書き込まれた画像のコピ
ー開始を指示するためのコピースタートボタン42、濃
度補正の実施を指示するための濃度補正ボタン44、及
び画像処理装置16によって各種画像処理が行われた画
像データを用いてモノクロ印刷を行うプリンタ60が備
えられている。
【0031】次に図1を参照して、本第1実施形態に係
る電子黒板10の電気系の構成について説明する。
る電子黒板10の電気系の構成について説明する。
【0032】同図に示すように、電子黒板10にはスク
リーン12に書き込まれた文字、図形等の画像を読み取
ってアナログ画像信号として出力するCCD20が備え
られており、CCD20のアナログ画像信号を出力する
出力端は画像処理装置16に備えられたサンプル/ホー
ルド回路(以下、S/H回路という)22の入力端に接
続されており、更にS/H回路22の出力端は増幅率
(ゲイン)が可変とされた増幅器24の一方の入力端に
接続されている。
リーン12に書き込まれた文字、図形等の画像を読み取
ってアナログ画像信号として出力するCCD20が備え
られており、CCD20のアナログ画像信号を出力する
出力端は画像処理装置16に備えられたサンプル/ホー
ルド回路(以下、S/H回路という)22の入力端に接
続されており、更にS/H回路22の出力端は増幅率
(ゲイン)が可変とされた増幅器24の一方の入力端に
接続されている。
【0033】増幅器24の出力端は入力されたアナログ
画像信号のレベルをシフト(オフセット)する、該レベ
ルシフトのオフセット値が可変とされたオフセット可変
回路26の一方の入力端に接続されており、オフセット
可変回路26の出力端は入力されたアナログ画像信号を
デジタル画像データに変換するアナログ/デジタル変換
器(以下、A/D変換器という)28を介してシェーデ
ィング補正を行うシェーディング補正回路30の入力端
に接続されている。
画像信号のレベルをシフト(オフセット)する、該レベ
ルシフトのオフセット値が可変とされたオフセット可変
回路26の一方の入力端に接続されており、オフセット
可変回路26の出力端は入力されたアナログ画像信号を
デジタル画像データに変換するアナログ/デジタル変換
器(以下、A/D変換器という)28を介してシェーデ
ィング補正を行うシェーディング補正回路30の入力端
に接続されている。
【0034】シェーディング補正回路30の出力端は2
つに分岐されており、一方は書き換え可能なメモリによ
って構成されたルックアップテーブル32の一方の入力
端に接続されており、他方は黒濃度検出回路36の入力
端に接続されている。
つに分岐されており、一方は書き換え可能なメモリによ
って構成されたルックアップテーブル32の一方の入力
端に接続されており、他方は黒濃度検出回路36の入力
端に接続されている。
【0035】上記ルックアップテーブル32は、ルック
アップテーブル32を構成するメモリのアドレスライン
に対してシェーディング補正回路30から入力されたデ
ジタル画像データに対応するデジタル値を上記メモリの
データラインから出力するように構成されており、入力
されたデジタル画像データを非線形に階調変換すること
によって画像品質を向上させるために設けられたもので
ある。
アップテーブル32を構成するメモリのアドレスライン
に対してシェーディング補正回路30から入力されたデ
ジタル画像データに対応するデジタル値を上記メモリの
データラインから出力するように構成されており、入力
されたデジタル画像データを非線形に階調変換すること
によって画像品質を向上させるために設けられたもので
ある。
【0036】また、上記黒濃度検出回路36には、スク
リーン12内のマーキングエリア14の位置に関する情
報が予め設定されており、該位置に関する情報に基づい
て、入力されたデジタル画像データからマーキングエリ
ア14に使用者によって書き込まれたマークに対応する
部分(本発明の描画部分に相当)の画像データを抽出
し、該抽出した画像データの値を黒に相当する濃度(以
下、黒レベルBLという)として出力する機能を有して
いると共に、入力されたデジタル画像データからスクリ
ーン12上の何も書き込まれていない部分(本発明の未
描画部分に相当)の画像データを抽出し、該抽出した画
像データの値を白に相当する濃度(以下、白レベルWL
という)として出力する機能を有している。
リーン12内のマーキングエリア14の位置に関する情
報が予め設定されており、該位置に関する情報に基づい
て、入力されたデジタル画像データからマーキングエリ
ア14に使用者によって書き込まれたマークに対応する
部分(本発明の描画部分に相当)の画像データを抽出
し、該抽出した画像データの値を黒に相当する濃度(以
下、黒レベルBLという)として出力する機能を有して
いると共に、入力されたデジタル画像データからスクリ
ーン12上の何も書き込まれていない部分(本発明の未
描画部分に相当)の画像データを抽出し、該抽出した画
像データの値を白に相当する濃度(以下、白レベルWL
という)として出力する機能を有している。
【0037】ルックアップテーブル32の出力端は、入
力されたデジタル画像データを予め設定されている二値
化閾値により二値化する二値化回路34の一方の入力端
に接続されており、二値化回路34の出力端は、入力さ
れた2つのデータの論理積をとるゲート回路38の一方
の入力端に接続されている。なお、二値化回路34の二
値化閾値は必要に応じて変更することができる。
力されたデジタル画像データを予め設定されている二値
化閾値により二値化する二値化回路34の一方の入力端
に接続されており、二値化回路34の出力端は、入力さ
れた2つのデータの論理積をとるゲート回路38の一方
の入力端に接続されている。なお、二値化回路34の二
値化閾値は必要に応じて変更することができる。
【0038】一方、ゲート回路38の他方の入力端は黒
濃度検出回路36の出力端に接続されており、ゲート回
路38の出力端はプリンタ60に接続されている。上述
したように、上記黒濃度検出回路36にはマーキングエ
リア14の位置を示す情報が予め設定されているので、
黒濃度検出回路36では該位置を示す情報に基づいて、
マーキングエリア14を示す矩形枠及びその内部に対応
するデジタル画像データが二値化回路34からゲート回
路38の一方の入力端に入力される場合には0(零)を
ゲート回路38の他方の入力端に入力し、他の場合は1
を入力することによって、上記マーキングエリア14を
示す矩形枠及びその内部に書き込まれたマークに相当す
る画像をマスクしてプリンタ60により印刷されないよ
うにしている。
濃度検出回路36の出力端に接続されており、ゲート回
路38の出力端はプリンタ60に接続されている。上述
したように、上記黒濃度検出回路36にはマーキングエ
リア14の位置を示す情報が予め設定されているので、
黒濃度検出回路36では該位置を示す情報に基づいて、
マーキングエリア14を示す矩形枠及びその内部に対応
するデジタル画像データが二値化回路34からゲート回
路38の一方の入力端に入力される場合には0(零)を
ゲート回路38の他方の入力端に入力し、他の場合は1
を入力することによって、上記マーキングエリア14を
示す矩形枠及びその内部に書き込まれたマークに相当す
る画像をマスクしてプリンタ60により印刷されないよ
うにしている。
【0039】本実施形態に係る画像処理装置16は、以
上のS/H回路22、増幅器24、オフセット可変回路
26、A/D変換器28、シェーディング補正回路3
0、ルックアップテーブル32、二値化回路34、黒濃
度検出回路36、及びゲート回路38を含んで構成され
ている。
上のS/H回路22、増幅器24、オフセット可変回路
26、A/D変換器28、シェーディング補正回路3
0、ルックアップテーブル32、二値化回路34、黒濃
度検出回路36、及びゲート回路38を含んで構成され
ている。
【0040】また、電子黒板10には電子黒板10全体
の動作を司るCPU40が備えられており、CPU40
はバス52を介して増幅器24及びオフセット可変回路
26の各々の他方の入力端に接続されている。これによ
ってCPU40は、増幅器24の増幅率(ゲイン)及び
オフセット可変回路26のオフセット値を必要に応じて
変更することができる。
の動作を司るCPU40が備えられており、CPU40
はバス52を介して増幅器24及びオフセット可変回路
26の各々の他方の入力端に接続されている。これによ
ってCPU40は、増幅器24の増幅率(ゲイン)及び
オフセット可変回路26のオフセット値を必要に応じて
変更することができる。
【0041】また、CPU40はバス52を介して黒濃
度検出回路36の入出力端にも接続されており、黒濃度
検出回路36から出力される黒レベル(マークの濃度)
BL及び白レベル(スクリーン12の地色の濃度)WL
を入力することができると共に、黒濃度検出回路36に
設定されているマーキングエリア14の位置を示す情報
を必要に応じて変更することができる。
度検出回路36の入出力端にも接続されており、黒濃度
検出回路36から出力される黒レベル(マークの濃度)
BL及び白レベル(スクリーン12の地色の濃度)WL
を入力することができると共に、黒濃度検出回路36に
設定されているマーキングエリア14の位置を示す情報
を必要に応じて変更することができる。
【0042】また、CPU40はバス52を介してルッ
クアップテーブル32及び二値化回路34の各々の他方
の入力端にも接続されており、CPU40は必要に応じ
てルックアップテーブル32の記憶内容(変換テーブ
ル)及び二値化回路34の二値化閾値を変更することが
できる。
クアップテーブル32及び二値化回路34の各々の他方
の入力端にも接続されており、CPU40は必要に応じ
てルックアップテーブル32の記憶内容(変換テーブ
ル)及び二値化回路34の二値化閾値を変更することが
できる。
【0043】また、CPU40はバス52を介してタイ
ミング信号発生回路46にも接続されており、タイミン
グ信号発生回路46によって生成されているタイミング
信号に基づいて各部の制御を行う。
ミング信号発生回路46にも接続されており、タイミン
グ信号発生回路46によって生成されているタイミング
信号に基づいて各部の制御を行う。
【0044】更にCPU40には上記コピースタートボ
タン42及び濃度補正ボタン44が接続されており、C
PU40はコピースタートボタン42及び濃度補正ボタ
ン44の使用者による操作を検知することができる。
タン42及び濃度補正ボタン44が接続されており、C
PU40はコピースタートボタン42及び濃度補正ボタ
ン44の使用者による操作を検知することができる。
【0045】また、バス52にはCPU40によって実
行される制御プログラム等が記憶されたROM48、及
びCPU40によって上記制御プログラムが実行される
際のワーキングエリア等として使用されるRAM50が
接続されている。
行される制御プログラム等が記憶されたROM48、及
びCPU40によって上記制御プログラムが実行される
際のワーキングエリア等として使用されるRAM50が
接続されている。
【0046】マーキングエリア14が本発明のマーク領
域に、画像処理装置16が本発明の画像処理手段に、C
CD20が本発明の画像センサに、増幅器24が本発明
の増幅手段に、オフセット可変回路26が本発明のオフ
セット手段に、A/D変換器28が本発明の信号変換手
段に、ルックアップテーブル32が本発明のデータ変換
手段に、CPU40が本発明の設定手段に、濃度補正ボ
タン44が本発明の指示入力手段に、プリンタ60が本
発明の画像形成手段に、各々相当する。
域に、画像処理装置16が本発明の画像処理手段に、C
CD20が本発明の画像センサに、増幅器24が本発明
の増幅手段に、オフセット可変回路26が本発明のオフ
セット手段に、A/D変換器28が本発明の信号変換手
段に、ルックアップテーブル32が本発明のデータ変換
手段に、CPU40が本発明の設定手段に、濃度補正ボ
タン44が本発明の指示入力手段に、プリンタ60が本
発明の画像形成手段に、各々相当する。
【0047】次に、図3及び図4を参照して、本第1実
施形態に係る電子黒板10の作用を説明する。なお、図
3及び図4は、電子黒板10の電源投入後にCPU40
によって実行される制御プログラムの流れを示すフロー
チャートである。また、本実施形態におけるプリンタ6
0では、入力された2値画像データが1である場合に黒
ドットを印刷する。
施形態に係る電子黒板10の作用を説明する。なお、図
3及び図4は、電子黒板10の電源投入後にCPU40
によって実行される制御プログラムの流れを示すフロー
チャートである。また、本実施形態におけるプリンタ6
0では、入力された2値画像データが1である場合に黒
ドットを印刷する。
【0048】図3のステップ100では、使用者による
何れかのボタンの操作待ちを行い、ボタン操作が有った
場合に肯定判定となってステップ102へ移行して操作
されたボタンが濃度補正ボタン44であったか否かを判
定し、濃度補正ボタン44であった場合(肯定判定の場
合)にはステップ104へ移行して濃度補正の実行/非
実行を示す濃度補正フラグをセット(濃度補正の実行を
示す)した後に上記ステップ100へ戻り、操作された
ボタンが濃度補正ボタン44ではなかった場合(否定判
定の場合)にはステップ106へ移行する。
何れかのボタンの操作待ちを行い、ボタン操作が有った
場合に肯定判定となってステップ102へ移行して操作
されたボタンが濃度補正ボタン44であったか否かを判
定し、濃度補正ボタン44であった場合(肯定判定の場
合)にはステップ104へ移行して濃度補正の実行/非
実行を示す濃度補正フラグをセット(濃度補正の実行を
示す)した後に上記ステップ100へ戻り、操作された
ボタンが濃度補正ボタン44ではなかった場合(否定判
定の場合)にはステップ106へ移行する。
【0049】ステップ106では、上記ステップ100
において操作されたと判定されたボタンがコピースター
トボタン42であったか否かを判定し、コピースタート
ボタン42であったと判定された場合(肯定判定の場
合)はステップ108へ移行し、コピースタートボタン
42ではなかったと判定された場合(否定判定の場合)
には上記ステップ100へ戻る。
において操作されたと判定されたボタンがコピースター
トボタン42であったか否かを判定し、コピースタート
ボタン42であったと判定された場合(肯定判定の場
合)はステップ108へ移行し、コピースタートボタン
42ではなかったと判定された場合(否定判定の場合)
には上記ステップ100へ戻る。
【0050】すなわち、上記ステップ100〜ステップ
106の処理によって、使用者によるコピースタートボ
タン42の操作待ちが行われると共に、その間に濃度補
正ボタン44が操作された場合には濃度補正フラグがセ
ットされる。
106の処理によって、使用者によるコピースタートボ
タン42の操作待ちが行われると共に、その間に濃度補
正ボタン44が操作された場合には濃度補正フラグがセ
ットされる。
【0051】電子黒板10の使用者は、濃度補正を行う
場合には、コピースタートボタン42の操作によるコピ
ー出力の指示入力に先立って、スクリーン12への文字
や図形等の書き込みに使用した筆記具によりマーキング
エリア14内にマークを記入しておく。
場合には、コピースタートボタン42の操作によるコピ
ー出力の指示入力に先立って、スクリーン12への文字
や図形等の書き込みに使用した筆記具によりマーキング
エリア14内にマークを記入しておく。
【0052】ステップ108では、濃度補正フラグがセ
ットされているか否かを判定し、セットされていない場
合(否定判定の場合)はステップ110へ移行して通常
のコピー処理を実行した後にステップ114へ移行し、
セットされている場合(肯定判定の場合)にはステップ
112へ移行して図4に示す濃度補正コピー処理(1)
を実行した後にステップ114へ移行する。
ットされているか否かを判定し、セットされていない場
合(否定判定の場合)はステップ110へ移行して通常
のコピー処理を実行した後にステップ114へ移行し、
セットされている場合(肯定判定の場合)にはステップ
112へ移行して図4に示す濃度補正コピー処理(1)
を実行した後にステップ114へ移行する。
【0053】なお、上記ステップ110の通常のコピー
処理は、濃度補正を行わずにプリンタ60による印刷を
行うものであり、一般的に行われている通常の処理を適
用するものであるので、ここでの詳細な説明は省略す
る。
処理は、濃度補正を行わずにプリンタ60による印刷を
行うものであり、一般的に行われている通常の処理を適
用するものであるので、ここでの詳細な説明は省略す
る。
【0054】ステップ114では濃度補正フラグをリセ
ットし、その後上記ステップ100へ戻って、以上のス
テップ100〜ステップ114の処理を再度繰り返して
実行する。
ットし、その後上記ステップ100へ戻って、以上のス
テップ100〜ステップ114の処理を再度繰り返して
実行する。
【0055】次に、図4を参照して、図3のステップ1
12で実行される濃度補正コピー処理(1)について説
明する。
12で実行される濃度補正コピー処理(1)について説
明する。
【0056】まずステップ200では、スクリーン12
を図2矢印S方向の逆方向に巻き取るための図示しない
ステッピングモータを駆動することによってスクリーン
12の巻き取り移動を開始し、次のステップ202で
は、CCD20によるスクリーン12上に書き込まれた
画像の読み取り動作を開始する。
を図2矢印S方向の逆方向に巻き取るための図示しない
ステッピングモータを駆動することによってスクリーン
12の巻き取り移動を開始し、次のステップ202で
は、CCD20によるスクリーン12上に書き込まれた
画像の読み取り動作を開始する。
【0057】次のステップ204では、マーキングエリ
ア14に対応する領域の画像データの読み取りの終了待
ちを行い、終了した時点でステップ206へ移行する。
ア14に対応する領域の画像データの読み取りの終了待
ちを行い、終了した時点でステップ206へ移行する。
【0058】ステップ206では、黒濃度検出回路36
から入力されている黒レベル(マークの濃度)BL及び
白レベル(スクリーン12の地色の濃度)WLに基づい
て、次の(1)式によって二値化回路34による二値化
閾値TRを算出する。
から入力されている黒レベル(マークの濃度)BL及び
白レベル(スクリーン12の地色の濃度)WLに基づい
て、次の(1)式によって二値化回路34による二値化
閾値TRを算出する。
【0059】 TR=(BL+WL)/2 (1) すなわち、本第1実施形態では、黒レベルBLと白レベ
ルWLの中央の値を二値化閾値TRとして算出してい
る。
ルWLの中央の値を二値化閾値TRとして算出してい
る。
【0060】次のステップ208では、上記ステップ2
06で算出された二値化閾値TRを二値化回路34に設
定する。従って、これ以降、CCD20によって読み取
られた画像のデジタル画像データは二値化回路34によ
って二値化閾値TR以上のものは1に、二値化閾値TR
未満のものは0(零)に各々変換されることによって二
値化される。
06で算出された二値化閾値TRを二値化回路34に設
定する。従って、これ以降、CCD20によって読み取
られた画像のデジタル画像データは二値化回路34によ
って二値化閾値TR以上のものは1に、二値化閾値TR
未満のものは0(零)に各々変換されることによって二
値化される。
【0061】次のステップ218では、二値化回路34
によって二値化されたデジタル画像データを用いたプリ
ンタ60によるプリント動作を開始し、次のステップ2
20では、スクリーン12の1ページ分の全領域に対す
るCCD20による画像の読み取りの終了待ちを行い、
終了した時点でステップ222へ移行する。
によって二値化されたデジタル画像データを用いたプリ
ンタ60によるプリント動作を開始し、次のステップ2
20では、スクリーン12の1ページ分の全領域に対す
るCCD20による画像の読み取りの終了待ちを行い、
終了した時点でステップ222へ移行する。
【0062】ステップ222ではスクリーン12の巻き
取り移動を終了し、次のステップ224ではプリンタ6
0によるプリント動作を停止して本濃度補正コピー処理
(1)を終了する。
取り移動を終了し、次のステップ224ではプリンタ6
0によるプリント動作を停止して本濃度補正コピー処理
(1)を終了する。
【0063】図5には、マーキングエリア14及びマー
キングエリア14の読み取り以降に読み取られる領域
(以下、描画領域という)の各領域においてCCD20
によって得られるアナログ画像信号レベルの分布状態の
一例が示されていると共に、この場合の上記濃度補正コ
ピー処理(1)によって設定される二値化閾値、及び該
二値化閾値を用いた二値化によって得られる二値画像デ
ータのレベルが示されている。
キングエリア14の読み取り以降に読み取られる領域
(以下、描画領域という)の各領域においてCCD20
によって得られるアナログ画像信号レベルの分布状態の
一例が示されていると共に、この場合の上記濃度補正コ
ピー処理(1)によって設定される二値化閾値、及び該
二値化閾値を用いた二値化によって得られる二値画像デ
ータのレベルが示されている。
【0064】同図に示すように、図4のステップ208
によって二値化回路34に設定された二値化閾値TRは
黒レベルBL及び白レベルWLの中央の値とされている
ので、マークを記入する際に用いた筆記具と同一の筆記
具でスクリーン12上に書き込んだ文字や図形等の画像
については消滅することが殆どなく、ほぼ確実にプリン
トすることができる。
によって二値化回路34に設定された二値化閾値TRは
黒レベルBL及び白レベルWLの中央の値とされている
ので、マークを記入する際に用いた筆記具と同一の筆記
具でスクリーン12上に書き込んだ文字や図形等の画像
については消滅することが殆どなく、ほぼ確実にプリン
トすることができる。
【0065】以上詳細に説明したように、本第1実施形
態に係る電子黒板10では、スクリーンに文字や図形等
を書き込む際に用いた筆記具によって書かれたマークの
濃度値とスクリーンの地色の濃度値との間の値を二値化
閾値として設定しているので、上記筆記具で書き込まれ
た画像についてはほぼ確実にプリントすることができ
る。
態に係る電子黒板10では、スクリーンに文字や図形等
を書き込む際に用いた筆記具によって書かれたマークの
濃度値とスクリーンの地色の濃度値との間の値を二値化
閾値として設定しているので、上記筆記具で書き込まれ
た画像についてはほぼ確実にプリントすることができ
る。
【0066】なお、本第1実施形態では、二値化回路3
4の二値化閾値を上記(1)式によって得る場合、すな
わち二値化閾値を黒レベルBLと白レベルWLの中央の
値とする場合について説明したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、二値化閾値は黒レベルBL及び白
レベルWLの間の値であれば如何なる値も適用すること
ができる。
4の二値化閾値を上記(1)式によって得る場合、すな
わち二値化閾値を黒レベルBLと白レベルWLの中央の
値とする場合について説明したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、二値化閾値は黒レベルBL及び白
レベルWLの間の値であれば如何なる値も適用すること
ができる。
【0067】〔第2実施形態〕本第2実施形態では、上
記第1実施形態において図4を参照して説明した濃度補
正コピー処理の別の実施形態について説明する。従っ
て、電子黒板10の構成、及び濃度補正コピー処理以外
の作用については上記第1実施形態と同様であるので、
ここでの説明は省略する。
記第1実施形態において図4を参照して説明した濃度補
正コピー処理の別の実施形態について説明する。従っ
て、電子黒板10の構成、及び濃度補正コピー処理以外
の作用については上記第1実施形態と同様であるので、
ここでの説明は省略する。
【0068】図6を参照して、本第2実施形態における
濃度補正コピー処理(2)について説明する。なお、図
6における図4と同様の処理を行うステップについては
同一のステップ番号を付してその説明を省略する。
濃度補正コピー処理(2)について説明する。なお、図
6における図4と同様の処理を行うステップについては
同一のステップ番号を付してその説明を省略する。
【0069】図6のステップ210では、黒濃度検出回
路36から入力されている黒レベル(マークの濃度)B
L及び白レベル(スクリーン12の地色の濃度)WLに
基づいて、増幅器24の増幅率(ゲイン)及びオフセッ
ト可変回路26のオフセット値を算出し、次のステップ
212では、算出した増幅率を増幅器24に設定すると
共に、算出したオフセット値をオフセット可変回路26
に設定する。
路36から入力されている黒レベル(マークの濃度)B
L及び白レベル(スクリーン12の地色の濃度)WLに
基づいて、増幅器24の増幅率(ゲイン)及びオフセッ
ト可変回路26のオフセット値を算出し、次のステップ
212では、算出した増幅率を増幅器24に設定すると
共に、算出したオフセット値をオフセット可変回路26
に設定する。
【0070】すなわち、上記ステップ210では、A/
D変換器28に入力されるアナログ画像信号に対して、
黒レベルBLがA/D変換器28によるA/D変換値の
上限値近傍となるように(本実施形態では黒レベルBL
をA/D変換後のデジタルデータの上限値側としてい
る)、増幅器24の増幅率(ゲイン)を算出する。
D変換器28に入力されるアナログ画像信号に対して、
黒レベルBLがA/D変換器28によるA/D変換値の
上限値近傍となるように(本実施形態では黒レベルBL
をA/D変換後のデジタルデータの上限値側としてい
る)、増幅器24の増幅率(ゲイン)を算出する。
【0071】また、これと同時に、白レベルWLがA/
D変換器28によるA/D変換値の下限値近傍(0
(零))となるようにオフセット可変回路26を作用さ
せることができるオフセット値を算出する。CCD20
から出力されるスクリーン12の地色の濃度を示すアナ
ログ画像信号が完全に0(零)レベルであることはほと
んどなく、この信号に対して増幅器24による増幅を行
った場合は更に0レベルから離れてしまい、A/D変換
器28によるA/D変換のレンジを有効に利用すること
ができなくなる。この不都合を回避するために、スクリ
ーン12の地色の濃度を示すアナログ画像信号のレベル
をA/D変換後のデジタルデータの0にほぼ対応するよ
うにシフト(オフセット)することができるオフセット
値を算出しているのである。
D変換器28によるA/D変換値の下限値近傍(0
(零))となるようにオフセット可変回路26を作用さ
せることができるオフセット値を算出する。CCD20
から出力されるスクリーン12の地色の濃度を示すアナ
ログ画像信号が完全に0(零)レベルであることはほと
んどなく、この信号に対して増幅器24による増幅を行
った場合は更に0レベルから離れてしまい、A/D変換
器28によるA/D変換のレンジを有効に利用すること
ができなくなる。この不都合を回避するために、スクリ
ーン12の地色の濃度を示すアナログ画像信号のレベル
をA/D変換後のデジタルデータの0にほぼ対応するよ
うにシフト(オフセット)することができるオフセット
値を算出しているのである。
【0072】上記ステップ212によるゲイン及びオフ
セット値の設定によって、A/D変換器28に入力され
るアナログ画像信号の最大レベル及び最小レベルを各々
A/D変換器28の入力範囲の上限値近傍及び下限値近
傍とすることができるので、このように振幅が増大され
たアナログ画像信号に対してA/D変換器28によるA
/D変換を行うことによって、後段の二値化回路34に
おいて安定して二値化することができ、像のかすれ等の
ない高品質なコピー出力を得ることができる。
セット値の設定によって、A/D変換器28に入力され
るアナログ画像信号の最大レベル及び最小レベルを各々
A/D変換器28の入力範囲の上限値近傍及び下限値近
傍とすることができるので、このように振幅が増大され
たアナログ画像信号に対してA/D変換器28によるA
/D変換を行うことによって、後段の二値化回路34に
おいて安定して二値化することができ、像のかすれ等の
ない高品質なコピー出力を得ることができる。
【0073】なお、これ以降、上記第1実施形態と同様
のステップ218〜ステップ224の各処理によってプ
リンタ60によるプリント出力が成される。
のステップ218〜ステップ224の各処理によってプ
リンタ60によるプリント出力が成される。
【0074】図7には、マーキングエリア14及び描画
領域の各領域においてCCD20によって得られるアナ
ログ画像信号の増幅前の分布状態の一例が示されている
と共に、この場合の増幅器24による増幅後のアナログ
画像信号レベル、オフセット可変回路26によるオフセ
ット後のレベル、及び予め定められた二値化閾値を用い
た二値化によって得られる二値画像データのレベルが示
されている。
領域の各領域においてCCD20によって得られるアナ
ログ画像信号の増幅前の分布状態の一例が示されている
と共に、この場合の増幅器24による増幅後のアナログ
画像信号レベル、オフセット可変回路26によるオフセ
ット後のレベル、及び予め定められた二値化閾値を用い
た二値化によって得られる二値画像データのレベルが示
されている。
【0075】同図に示すように、CCD20によって得
られたアナログ画像信号は増幅器24によって最大レベ
ルがA/D変換器28によるA/D変換値の上限値近傍
となるように増幅され、該増幅されたアナログ画像信号
はオフセット可変回路26によって白レベルWLがA/
D変換後のデジタルデータの0(零)と略一致するよう
にオフセットがかけられる。
られたアナログ画像信号は増幅器24によって最大レベ
ルがA/D変換器28によるA/D変換値の上限値近傍
となるように増幅され、該増幅されたアナログ画像信号
はオフセット可変回路26によって白レベルWLがA/
D変換後のデジタルデータの0(零)と略一致するよう
にオフセットがかけられる。
【0076】従って、A/D変換器28に入力されるア
ナログ画像信号は増幅器24及びオフセット可変回路2
6によってA/D変換器28のレンジを最大限に利用す
るように変換されているので、マークを書き込む際に用
いた筆記具と同一の筆記具で書き込まれたスクリーン1
2上の文字や図形等の画像については二値化回路34に
よって安定して二値化を行うことができる。
ナログ画像信号は増幅器24及びオフセット可変回路2
6によってA/D変換器28のレンジを最大限に利用す
るように変換されているので、マークを書き込む際に用
いた筆記具と同一の筆記具で書き込まれたスクリーン1
2上の文字や図形等の画像については二値化回路34に
よって安定して二値化を行うことができる。
【0077】以上詳細に説明したように、本第2実施形
態に係る電子黒板10では、スクリーンに文字や図形等
を書き込む際に用いた筆記具によって書かれたマークの
濃度値及びスクリーンの地色の濃度値を各々A/D変換
器の入力範囲の上限値近傍及び下限値近傍となるように
増幅器の増幅率とオフセット可変回路のオフセット値を
設定しているので、A/D変換器の許容範囲内において
最大限にアナログ画像信号の振幅を増大させることがで
き、二値画像データを生成する際の二値化閾値の値が何
れの値であっても、マークを書き込む際に用いた筆記具
と同一の筆記具で書き込まれた画像についてはほぼ確実
にプリントすることができる。
態に係る電子黒板10では、スクリーンに文字や図形等
を書き込む際に用いた筆記具によって書かれたマークの
濃度値及びスクリーンの地色の濃度値を各々A/D変換
器の入力範囲の上限値近傍及び下限値近傍となるように
増幅器の増幅率とオフセット可変回路のオフセット値を
設定しているので、A/D変換器の許容範囲内において
最大限にアナログ画像信号の振幅を増大させることがで
き、二値画像データを生成する際の二値化閾値の値が何
れの値であっても、マークを書き込む際に用いた筆記具
と同一の筆記具で書き込まれた画像についてはほぼ確実
にプリントすることができる。
【0078】なお、本第2実施形態では、増幅器24に
よる増幅後にオフセット可変回路26によるオフセット
を行う場合について説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、逆にオフセットを行った後に増幅す
る形態としてもよい。
よる増幅後にオフセット可変回路26によるオフセット
を行う場合について説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、逆にオフセットを行った後に増幅す
る形態としてもよい。
【0079】また、本第2実施形態では、増幅器24に
よる増幅及びオフセット可変回路26によるオフセット
調整を双方とも行う場合について説明したが、本発明は
これに限定されるものではなく、例えば増幅器24によ
る増幅のみを行う形態としてもよい。
よる増幅及びオフセット可変回路26によるオフセット
調整を双方とも行う場合について説明したが、本発明は
これに限定されるものではなく、例えば増幅器24によ
る増幅のみを行う形態としてもよい。
【0080】〔第3実施形態〕本第3実施形態では、上
記第1実施形態及び第2実施形態とは異なる濃度補正コ
ピー処理の実施形態について説明する。従って、電子黒
板10の構成、及び濃度補正コピー処理以外の作用につ
いては上記第1実施形態及び第2実施形態と同様である
ので、ここでの説明は省略する。
記第1実施形態及び第2実施形態とは異なる濃度補正コ
ピー処理の実施形態について説明する。従って、電子黒
板10の構成、及び濃度補正コピー処理以外の作用につ
いては上記第1実施形態及び第2実施形態と同様である
ので、ここでの説明は省略する。
【0081】図8を参照して、本第3実施形態における
濃度補正コピー処理(3)について説明する。なお、図
8における図4と同様の処理を行うステップについては
同一のステップ番号を付してその説明を省略する。
濃度補正コピー処理(3)について説明する。なお、図
8における図4と同様の処理を行うステップについては
同一のステップ番号を付してその説明を省略する。
【0082】図8のステップ214では、黒レベル(マ
ークの濃度)BL及び白レベル(スクリーン12の地色
の濃度)WLに基づいて、ルックアップテーブル32の
調整を行う。
ークの濃度)BL及び白レベル(スクリーン12の地色
の濃度)WLに基づいて、ルックアップテーブル32の
調整を行う。
【0083】すなわち、黒レベルBL及び白レベルWL
が各々ルックアップテーブル32の出力範囲の上限値近
傍及び下限値近傍となるようにルックアップテーブル3
2を構成するメモリに記憶されている変換テーブルを調
整する。
が各々ルックアップテーブル32の出力範囲の上限値近
傍及び下限値近傍となるようにルックアップテーブル3
2を構成するメモリに記憶されている変換テーブルを調
整する。
【0084】本ステップ214によるルックアップテー
ブル32の調整によって、ルックアップテーブル32か
ら出力されるデジタル画像データの振幅を大きくするこ
とができるので、二値化回路34による二値化閾値は一
定のままで安定して二値化することができ、像のかすれ
等のない高品質なコピーを得ることができる。
ブル32の調整によって、ルックアップテーブル32か
ら出力されるデジタル画像データの振幅を大きくするこ
とができるので、二値化回路34による二値化閾値は一
定のままで安定して二値化することができ、像のかすれ
等のない高品質なコピーを得ることができる。
【0085】なお、これ以降、上記第1実施形態と同様
のステップ218〜ステップ224の各処理によってプ
リンタ60によるコピー出力が成される。
のステップ218〜ステップ224の各処理によってプ
リンタ60によるコピー出力が成される。
【0086】図9には、マーキングエリア14及び描画
領域の各領域においてCCD20によって得られるアナ
ログ画像信号の分布状態の一例が示されていると共に、
この場合のルックアップテーブル32による変換後のデ
ジタル画像データのレベル、及び予め定められた二値化
閾値を用いた二値化によって得られる二値画像データの
レベルが示されている。
領域の各領域においてCCD20によって得られるアナ
ログ画像信号の分布状態の一例が示されていると共に、
この場合のルックアップテーブル32による変換後のデ
ジタル画像データのレベル、及び予め定められた二値化
閾値を用いた二値化によって得られる二値画像データの
レベルが示されている。
【0087】同図に示すように、増幅器24によって所
定の増幅率で或る程度増幅されたアナログ画像信号はA
/D変換器28によってデジタル画像データに変換さ
れ、更にシェーディング補正回路30によってシェーデ
ィング補正が実施された後にルックアップテーブル32
によって黒レベルBL及び白レベルWLが各々ルックア
ップテーブル32の出力範囲の上限値近傍及び下限値近
傍となるように変換される。
定の増幅率で或る程度増幅されたアナログ画像信号はA
/D変換器28によってデジタル画像データに変換さ
れ、更にシェーディング補正回路30によってシェーデ
ィング補正が実施された後にルックアップテーブル32
によって黒レベルBL及び白レベルWLが各々ルックア
ップテーブル32の出力範囲の上限値近傍及び下限値近
傍となるように変換される。
【0088】従って、マークに対応するデジタル画像デ
ータに基づいて、二値化回路32に入力されるデジタル
画像データは振幅が最大限まで増大されたものとされる
ので、マークを書き込む際に用いた筆記具と同一の筆記
具で書き込まれたスクリーン12上の文字や図形等の画
像については二値化回路34によって安定して二値化を
行うことができる。
ータに基づいて、二値化回路32に入力されるデジタル
画像データは振幅が最大限まで増大されたものとされる
ので、マークを書き込む際に用いた筆記具と同一の筆記
具で書き込まれたスクリーン12上の文字や図形等の画
像については二値化回路34によって安定して二値化を
行うことができる。
【0089】以上詳細に説明したように、本第3実施形
態に係る電子黒板10では、スクリーンに文字や図形等
を書き込む際に用いた筆記具によって書かれたマークの
濃度値及びスクリーンの地色の濃度値を各々ルックアッ
プテーブルの出力範囲の上限値近傍及び下限値近傍とな
るようにルックアップテーブルを調整しているので、ル
ックアップテーブルの許容範囲内において最大限にデジ
タル画像データの振幅を増大させることができ、二値画
像データを生成する際の二値化閾値の値が何れの値であ
っても、マークを書き込む際に用いた筆記具と同一の筆
記具で書き込まれた画像についてはほぼ確実にプリント
することができる。
態に係る電子黒板10では、スクリーンに文字や図形等
を書き込む際に用いた筆記具によって書かれたマークの
濃度値及びスクリーンの地色の濃度値を各々ルックアッ
プテーブルの出力範囲の上限値近傍及び下限値近傍とな
るようにルックアップテーブルを調整しているので、ル
ックアップテーブルの許容範囲内において最大限にデジ
タル画像データの振幅を増大させることができ、二値画
像データを生成する際の二値化閾値の値が何れの値であ
っても、マークを書き込む際に用いた筆記具と同一の筆
記具で書き込まれた画像についてはほぼ確実にプリント
することができる。
【0090】なお、本第3実施形態では、階調変換処理
をルックアップテーブル32によって非線型に行う場合
について説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、階調変換処理を行うものとして、例えば次の
(2)式等に示されるような線形変換演算を行う演算回
路を適用する形態としてもよい。
をルックアップテーブル32によって非線型に行う場合
について説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、階調変換処理を行うものとして、例えば次の
(2)式等に示されるような線形変換演算を行う演算回
路を適用する形態としてもよい。
【0091】 y=ax+b (2) ここで、xは変換前のデジタル画像データを、yは変換
後のデジタル画像データを各々表しており、a及びbは
CPU40によって調整される定数である。
後のデジタル画像データを各々表しており、a及びbは
CPU40によって調整される定数である。
【0092】また、上記各実施形態では、スクリーン1
2上にマーキングエリア14を設け、該マーキングエリ
ア14に使用者によって予め記入されたマークの濃度に
基づいて濃度補正を行う場合について説明したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、スクリーン12上
にマーキングエリア14を設けず、スクリーン12に使
用者によって記入されたコピー出力すべき文字、図形等
の画像のうち、画像の読み取り開始後に最初に所定濃度
以上でかつ所定サイズ以上の画像が検出された場合に、
該検出された画像の濃度に基づいて上記各実施形態と同
様に濃度調整を行う形態としてもよい。この場合、スク
リーン12上にマーキングエリア14を設ける必要がな
いので使用者は書き込み領域の制限を受けることがなく
自由に書き込むことができると共にマークを書き込む手
間を削減することができる。また、この場合は、マーキ
ングエリア14における画像を印刷しないようにマスク
する必要がないので、図1に示すゲート回路38を省略
することができ、上記各実施形態に比較して電子黒板1
0を低コスト化することができる。
2上にマーキングエリア14を設け、該マーキングエリ
ア14に使用者によって予め記入されたマークの濃度に
基づいて濃度補正を行う場合について説明したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、スクリーン12上
にマーキングエリア14を設けず、スクリーン12に使
用者によって記入されたコピー出力すべき文字、図形等
の画像のうち、画像の読み取り開始後に最初に所定濃度
以上でかつ所定サイズ以上の画像が検出された場合に、
該検出された画像の濃度に基づいて上記各実施形態と同
様に濃度調整を行う形態としてもよい。この場合、スク
リーン12上にマーキングエリア14を設ける必要がな
いので使用者は書き込み領域の制限を受けることがなく
自由に書き込むことができると共にマークを書き込む手
間を削減することができる。また、この場合は、マーキ
ングエリア14における画像を印刷しないようにマスク
する必要がないので、図1に示すゲート回路38を省略
することができ、上記各実施形態に比較して電子黒板1
0を低コスト化することができる。
【0093】また、上記各実施形態では、本発明をスク
リーン12の巻き取り動作によって副走査を行うように
構成された電子黒板に適用した場合について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば走
査光学系を副走査方向に移動させることによってスクリ
ーン12を巻き取ることなく副走査を行うように構成さ
れた電子黒板に適用することができることは言うまでも
ない。
リーン12の巻き取り動作によって副走査を行うように
構成された電子黒板に適用した場合について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば走
査光学系を副走査方向に移動させることによってスクリ
ーン12を巻き取ることなく副走査を行うように構成さ
れた電子黒板に適用することができることは言うまでも
ない。
【0094】また、上記各実施形態では、本発明の画像
センサとしてCCDを適用した場合について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばC
CD以外の固体撮像素子等を適用する形態とすることも
できる。
センサとしてCCDを適用した場合について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばC
CD以外の固体撮像素子等を適用する形態とすることも
できる。
【0095】
【発明の効果】本発明によれば、スクリーン上の筆記具
による描画部分の濃度信号とスクリーン上の未描画部分
の濃度信号とに基づいて、画像を形成するために用いる
二値画像データを生成する画像処理手段のパラメータを
設定しているので、画像処理手段によって二値画像デー
タを生成する際に上記描画部分の濃度信号が示す濃度値
を画像が形成される値とし、かつ未描画部分の濃度信号
が示す濃度値を画像が形成されない値とするように上記
パラメータを設定することによって、上記筆記具で描画
された画像についてはほぼ確実に画像形成することがで
き、かすれ、未印刷等を防止することができる、という
効果が得られる。
による描画部分の濃度信号とスクリーン上の未描画部分
の濃度信号とに基づいて、画像を形成するために用いる
二値画像データを生成する画像処理手段のパラメータを
設定しているので、画像処理手段によって二値画像デー
タを生成する際に上記描画部分の濃度信号が示す濃度値
を画像が形成される値とし、かつ未描画部分の濃度信号
が示す濃度値を画像が形成されない値とするように上記
パラメータを設定することによって、上記筆記具で描画
された画像についてはほぼ確実に画像形成することがで
き、かすれ、未印刷等を防止することができる、という
効果が得られる。
【図1】 実施の形態に係る電子黒板の電気系の概略構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】 実施の形態に係る電子黒板の概略外観を示す
外観図である。
外観図である。
【図3】 実施の形態に係る電子黒板に設けられたCP
Uで実行される制御プログラムのメインルーチンの流れ
を示すフローチャートである。
Uで実行される制御プログラムのメインルーチンの流れ
を示すフローチャートである。
【図4】 図3の制御プログラムの実行途中で実行され
る濃度補正コピー処理ルーチンの流れを示すフローチャ
ートである。
る濃度補正コピー処理ルーチンの流れを示すフローチャ
ートである。
【図5】 第1実施形態の作用の説明に供する図であ
る。
る。
【図6】 図3の制御プログラムの実行途中で実行され
る図4に示すものとは異なる濃度補正コピー処理ルーチ
ンの流れを示すフローチャートである。
る図4に示すものとは異なる濃度補正コピー処理ルーチ
ンの流れを示すフローチャートである。
【図7】 第2実施形態の作用の説明に供する図であ
る。
る。
【図8】 図3の制御プログラムの実行途中で実行され
る図4及び図6に示すものとは異なる濃度補正コピー処
理ルーチンの流れを示すフローチャートである。
る図4及び図6に示すものとは異なる濃度補正コピー処
理ルーチンの流れを示すフローチャートである。
【図9】 第3実施形態の作用の説明に供する図であ
る。
る。
【図10】 従来技術の問題点の説明に供する図であ
る。
る。
10 電子黒板 12 スクリーン 14 マーキングエリア(マーク領域) 16 画像処理装置(画像処理手段) 20 CCD(画像センサ) 22 S/H回路 24 増幅器(増幅手段) 26 オフセット可変回路(オフセット手段) 28 A/D変換器(信号変換手段) 30 シェーディング補正回路 32 ルックアップテーブル(データ変換手段) 34 二値化回路 36 黒濃度検出回路 38 ゲート回路 40 CPU(設定手段) 42 コピースタートボタン 44 濃度補正ボタン(指示入力手段) 60 プリンタ(画像形成手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C071 CA02 DA03 DC10 EB04 5C062 AA07 AB17 AB20 AB22 AC02 AC04 AC21 AC61 AE01 5C072 AA01 BA07 BA15 EA05 RA15 UA05 UA07 XA02 5C077 LL08 MP04 PP10 PP12 PP15 PP44 PP45 PP54 RR02 RR15 SS05 TT10
Claims (7)
- 【請求項1】 スクリーンと、前記スクリーン上に筆記
具によって描画された画像を複数画素に分解して読み取
って濃度値を示す濃度信号として出力する画像センサ
と、 設定されたパラメータに基づいて前記濃度信号に画像処
理を行うことによって画像を形成するために用いる二値
画像データを生成する画像処理手段と、 前記スクリーン上の前記筆記具による描画部分の濃度信
号と前記スクリーン上の未描画部分の濃度信号とに基づ
いて前記パラメータを設定する設定手段と、 前記二値画像データに基づいて前記スクリーン上に描画
された画像を形成する画像形成手段と、 を備えた電子黒板。 - 【請求項2】 前記スクリーンが前記筆記具によりマー
クを書き込むためのマーク領域を備え、 前記描画部分の濃度信号を、前記マーク領域に前記筆記
具によって書き込まれたマークの濃度信号とすることを
特徴とする請求項1記載の電子黒板。 - 【請求項3】 前記描画部分の濃度信号を、前記画像セ
ンサによって最初に読み取られた所定濃度以上でかつ所
定サイズ以上である領域の濃度信号とすることを特徴と
する請求項1記載の電子黒板。 - 【請求項4】 前記パラメータが前記二値画像データを
生成する際に用いる二値化閾値であり、 前記設定手段は、前記描画部分の濃度信号が示す濃度値
と前記未描画部分の濃度信号が示す濃度値との間の値と
なるように前記二値化閾値を設定することを特徴とする
請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の電子黒板。 - 【請求項5】 前記画像処理手段が、 前記濃度信号の振幅を増幅する、増幅率が可変とされた
増幅手段と、 前記濃度信号に対してオフセット調整を行う、オフセッ
ト値が可変とされたオフセット手段と、 前記濃度信号をデジタル画像データに変換する信号変換
手段と、 を備え、 前記設定手段は、前記描画部分の濃度信号が示す濃度値
及び前記未描画部分の濃度信号が示す濃度値を各々前記
信号変換手段の入力範囲の上限値近傍及び下限値近傍と
なるように前記増幅手段の増幅率及び前記オフセット手
段のオフセット値を設定することを特徴とする請求項1
乃至請求項3の何れか1項記載の電子黒板。 - 【請求項6】 前記画像処理手段が、 前記濃度信号をデジタル画像データに変換する信号変換
手段と、 前記デジタル画像データを所定の変換規則に従って変換
するデータ変換手段と、 を備え、 前記設定手段は、前記描画部分の濃度信号に対応するデ
ジタル画像データ及び前記未描画部分の濃度信号に対応
するデジタル画像データを各々前記データ変換手段の出
力範囲の上限値近傍及び下限値近傍となるように前記デ
ータ変換手段の変換規則を設定することを特徴とする請
求項1乃至請求項3の何れか1項記載の電子黒板。 - 【請求項7】 前記設定手段による設定を行うか否かの
指示を入力するための指示入力手段を更に備え、 前記設定手段は、前記指示入力手段によって設定を行う
旨の指示が入力されたときにのみ設定を行うことを特徴
とする請求項1乃至請求項6の何れか1項記載の電子黒
板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11040021A JP2000244735A (ja) | 1999-02-18 | 1999-02-18 | 電子黒板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11040021A JP2000244735A (ja) | 1999-02-18 | 1999-02-18 | 電子黒板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000244735A true JP2000244735A (ja) | 2000-09-08 |
Family
ID=12569262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11040021A Pending JP2000244735A (ja) | 1999-02-18 | 1999-02-18 | 電子黒板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000244735A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7733529B2 (en) | 2006-11-22 | 2010-06-08 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Electronic blackboard |
US8027059B2 (en) | 2006-12-20 | 2011-09-27 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image processing device |
JP2012064162A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-29 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置、及び、画像処理プログラム |
JP2012516511A (ja) * | 2009-01-29 | 2012-07-19 | アイビー バイオメディカル システムズ, インコーポレイテッド | 医療デバイスとネットワークとの間の通信のためのインターフェースデバイス |
JP2012232563A (ja) * | 2011-04-27 | 2012-11-29 | Plus Corp | 電子黒板装置 |
CN111008969A (zh) * | 2019-12-06 | 2020-04-14 | 浙江蓝鸽科技有限公司 | 黑板板书提取与智能识别方法及系统 |
-
1999
- 1999-02-18 JP JP11040021A patent/JP2000244735A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7733529B2 (en) | 2006-11-22 | 2010-06-08 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Electronic blackboard |
US7952762B2 (en) | 2006-11-22 | 2011-05-31 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Electronic blackboard |
US8027059B2 (en) | 2006-12-20 | 2011-09-27 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image processing device |
JP2012516511A (ja) * | 2009-01-29 | 2012-07-19 | アイビー バイオメディカル システムズ, インコーポレイテッド | 医療デバイスとネットワークとの間の通信のためのインターフェースデバイス |
JP2012064162A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-29 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置、及び、画像処理プログラム |
JP2012232563A (ja) * | 2011-04-27 | 2012-11-29 | Plus Corp | 電子黒板装置 |
CN111008969A (zh) * | 2019-12-06 | 2020-04-14 | 浙江蓝鸽科技有限公司 | 黑板板书提取与智能识别方法及系统 |
CN111008969B (zh) * | 2019-12-06 | 2023-07-18 | 浙江蓝鸽科技有限公司 | 黑板板书提取与智能识别方法及系统 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
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