JP3058481B2 - 電子黒板の色分離方法及びその色分離装置 - Google Patents

電子黒板の色分離方法及びその色分離装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2色印字又は2色表現
可能なプリンタを備えた電子黒板の色分離方法及びその
色分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来における2色印字可能な電子黒板の
読取系の色分離方法としては、例えば、以下に示すよう
なものがある。
【0003】その第一の従来例として、カラーイメージ
センサを使用した電子黒板を図3に基づいて説明する。
読取系1と制御系2と書込系3がバスライン上で接続さ
れている。
【0004】まず、前記読取系1について述べる。赤色
と黒色との情報が筆記された筆記媒体を光源により照射
し、前記制御系2により制御されるタイミングゼネレー
タ4の出力のタイミングにより、前記筆記媒体からの反
射光を光電変換してR(赤)とG(緑)とB(青)との
3色の色画像信号を得るイメージセンサとしてのカラー
CCD5が設けられている。このカラーCCD5の出力
の3色の各々の前記色画像信号が増幅器6、A/D変換
部としてのA/D変換器7を介して入力される色分離部
8が設けられている。この色分離部8はRとGとBとの
3色のデジタル画像データを黒色画像データと赤色画像
データに分離する働きがある。また、前記色分離部8の
出力側に黒色画像データメモリ9と赤色画像データメモ
リ10とが接続されている。
【0005】制御系2は、CPU11とRAM12とR
OM13とをバスライン上で接続することにより形成さ
れ、前記読取系1と前記書込系3とを制御する働きがあ
る。
【0006】前記書込系3は、プリンタ制御部14と、
赤色、黒色の2色で印字可能なプリンタ15とにより形
成され、前記色分離部8により分離された黒色と赤色と
の色画像データを前記制御系2の指令を受けた前記プリ
ンタ制御部14により2色印字可能なプリンタ15を制
御し、このプリンタ15により2色感熱紙に赤色と黒色
とで印字する働きがある。
【0007】このような構成において、カラーCCD5
により得られたRとGとBとの3色の色画像信号は、そ
れぞれ増幅器6により増幅され、A/D変換器7により
デジタル画像データに変換された後、色分離部8に入力
される。色分離部8では、RとGとBとの3色のデジタ
ル画像データが黒色画像データと赤色画像データとに分
離されて、黒色画像データは黒色画像データメモリ9
に、また、赤色画像データは赤色画像データメモリ10
にそれぞれ格納される。
【0008】第二の従来例として、特開平1−1447
68号公報中に示されている色分離方法がある。この方
法では、赤色と黒色との2色で情報が筆記された筆記媒
体を光源により照射し、筆記媒体からの反射光をハーフ
ミラーに入射させ、ハーフミラーの透過光を第一のCC
Dに、ハーフミラーの反射光を色フィルタを介して第二
のCCDに入射させ、第一のCCDと第二のCCDとの
各々の出力電圧を増幅させ、増幅された第一のCCDと
第二のCCDとの出力電圧と、色毎に予め設定された基
準電圧とをコンパレータで比較することにより赤色と黒
色と白色(筆記媒体の地色)との色画像データに分離し
ている。
【0009】第三の従来例として、赤色と黒色との2色
で情報が筆記された筆記媒体を光源により照射し、筆記
媒体からの反射光を色フィルタを介して単一のCCDに
入射させ、色フィルタを切り換えて各色フィルタ毎に反
射光をCCDにより光電変換してRとGとBとの3色の
画像信号を得、これらの画像信号をA/D変換して、色
分離部により赤色と黒色との2色の色画像データに分離
する方法がある。
【0010】第四の従来例として、光源の色を切り換え
て赤色と黒色の2色で情報が筆記された筆記媒体を照射
し、各色の光源毎の筆記媒体からの反射光を単一のCC
Dにより光電変換してRとGとBとの3色の画像信号を
得、読み取られた画像信号をA/D変換して、色分離部
により赤色と黒色との2色の色画像データに分離する方
法がある。
【0011】第五の従来例として、赤色と黒色との2色
で情報が筆記された筆記媒体を光源により照射し、筆記
媒体からの反射光をダイクロイックプリズムによりRと
GとBとの3色に分離し、分離された各々の反射光を3
個のCCDによりそれぞれ光電変換してRとGとBとの
3色の画像信号を得、これらの画像信号をA/D変換し
て、色分離部により2色の色画像データに分離する方法
がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
第一の従来例の場合、最近のカラーCCDは確実な色分
離が実現できるが、非常に高価であり、また、種類も少
ない。
【0013】第二の従来例の場合、CCDが2個必要で
あることから、CCDに付随する周辺回路も2組必要と
なるため、実装面積が大きくなり、しかも、コストが高
くなる。
【0014】第三の従来例の場合、色フィルタの切り換
えとCCDの1ライン周期との同期をとるのが困難であ
り、また、フィルタを切り換える機構が必要となる。
【0015】第四の従来例の場合、複数本の光源が必要
となるため、光学系が大型化する。また、光源の切り換
えとCCDの1ライン周期との同期をとるのが困難であ
るため、色ズレが発生し易い。
【0016】第五の従来例の場合、ダイクロイックプリ
ズムが高価であり、また、複数個のCCDが必要とな
る。
【0017】以上に述べた従来技術に共通して、読取系
の色分離のために回路規模が大きくなり、しかも、コス
トが高くなるという問題がある。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、黒、白及び赤、緑、青によるカラー情報が筆記され
た筆記媒体からの反射光を光電変換して画像信号を得、
この画像信号を高階調のデジタル画像データに変換し、
このデジタル画像データをフレームメモリに格納し、こ
のフレームメモリに格納された前記デジタル画像データ
の画素毎の濃淡に基づいて濃度ヒストグラムを作成し、
この濃度ヒストグラムの分布により黒、白及び赤、緑、
青によるカラー情報を少なくとも2色の色画像データに
分離するようにした。
【0019】請求項2記載の発明では、黒、白及び赤、
緑、青によるカラー情報が筆記された筆記媒体からの反
射光を光電変換して画像信号を得るモノクロのイメージ
センサを設け、前記画像信号を高階調のデジタル画像デ
ータに変換するA/D変換部を設け、前記デジタル画像
データを格納するフレームメモリを設け、このフレーム
メモリに格納された前記デジタル画像データの画素毎の
濃度データを計数して濃度ヒストグラムを作成すると共
にこの濃度ヒストグラムの分布により黒、白及び赤、
緑、青によるカラー情報を少なくとも2色の色画像デー
タに分離する色分離制御手段を設け、この色分離制御手
段により分離された少なくとも1色の前記色画像データ
を格納する画像データメモリを設けた。
【0020】請求項3記載の発明では、赤色と黒色との
2色で情報が筆記された筆記媒体からの反射光を光電変
換して画像信号を得るモノクロのイメージセンサを設
け、前記画像信号を高階調のデジタル画像データに変換
するA/D変換部を設け、前記デジタル画像データを格
納するフレームメモリを設け、このフレームメモリに格
納された前記デジタル画像データの画素毎の濃度データ
を計数して濃度ヒストグラムを作成すると共にこの濃度
ヒストグラムの分布により赤色と黒色と白色との色画像
データに分離する色分離制御手段を設け、この色分離制
御手段により分離された赤色の前記色画像データを格納
する赤色画像データメモリを設けた。
【0021】
【作用】請求項1記載の発明においては、筆記媒体の
黒、白及び赤、緑、青によるカラー情報を光電変換して
読み取り、読み取った画像信号を高階調のデジタル画像
データに変換し、このデジタル画像データをフレームメ
モリに格納し、黒、白及び赤、緑、青の単色では色の相
違により濃淡が比較的はっきり異なる点に着目し、フレ
ームメモリに格納された高階調のデジタル画像データの
画素毎の濃度データに基づいて濃度ヒストグラムを作成
することにより、この濃度ヒストグラムの分布から黒、
白及び赤、緑、青によるカラー情報を少なくとも2色の
色画像データに分離することが可能となる。
【0022】請求項2記載の発明においては、モノクロ
のイメージセンサにより黒、白及び赤、緑、青による
ラー情報を光電変換して読み取り、読み取った画像信号
をA/D変換部により高階調のデジタル画像データに変
換し、このデジタル画像データをフレームメモリに格納
し、黒、白及び赤、緑、青の単色では色の相違により濃
淡が比較的はっきり異なる点に着目し、このフレームメ
モリに格納された高階調のデジタル画像データに基づい
て色分離制御手段にて画素毎の濃度データを計数して濃
度ヒストグラムを作成することにより、この濃度ヒスト
グラムの分布から各単色の色画像データに分離すること
が可能となり、また、分離された黒、白及び赤、緑、青
少なくとも1色の色画像データをフレームメモリから
取り出し画像データメモリに格納することにより、モノ
クロの読取系の簡単な回路構成で筆記媒体の単色のカラ
ー情報を2色の色画像データに分離することが可能とな
る。
【0023】請求項3記載の発明においては、モノクロ
のイメージセンサにより赤色と黒色との2色で筆記媒体
に筆記された情報を光電変換して読み取り、読み取った
画像信号をA/D変換部により高階調のデジタル画像デ
ータに変換し、このデジタル画像データをフレームメモ
リに格納し、単色では色の相違により濃淡が比較的はっ
きり異なる点に着目し、フレームメモリに格納された高
階調のデジタル画像データに基づいて色分離制御手段に
て画素毎の濃度データを計数して濃度ヒストグラムを作
成することにより、この濃度ヒストグラムの分布から赤
色と黒色と白色との色画像データに分離することが可能
となり、また、分離された赤色のみの色画像データをフ
レームメモリから取り出し赤色画像データメモリに格納
することにより、モノクロの読取系の簡単な回路構成で
黒色及び白色と赤色との色画像データに分離することが
可能となる。
【0024】
【実施例】本発明の一実施例を図1及び図2に基づいて
説明する。まず、図1に基づいて本実施例の構成を説明
する。なお、第一の従来例(図3参照)構成と同一部分
については同一符号を用いる。本実施例の構成は読取系
16と色分離制御手段としての色分離制御系17と書込
系3とがバスライン上で接続されている。
【0025】次に、前記読取系16について説明する。
単色としての赤色と黒色との2色で情報が筆記された筆
記媒体を光源により照射し、前記色分離制御系17によ
り制御されるタイミングゼネレータ4の出力のタイミン
グにより、前記筆記媒体からの反射光を光電変換して画
像信号を得るモノクロのイメージセンサとしてのCCD
18が設けられている。このCCD18の出力側に、増
幅器19を介して高階調8ビットのデジタル画像データ
に変換するA/D変換部としてのA/D変換器20が接
続されている。このA/D変換器20の出力側にフレー
ムメモリ21と赤色データメモリ22とが接続されてい
る。
【0026】前記色分離制御系17は、CPU11とR
AM12とROM13とがバスライン上で接続されるこ
とにより形成され、前記読取系16と前記書込系3とを
制御する働きがある。
【0027】前記書込系3は、プリンタ制御部14と赤
色と黒色との2色で印字可能なプリンタ15とにより形
成され、前記読取系16により読み取られた情報を色分
離制御系17の指令を受けた前記プリンタ制御部14に
よりプリンタ15を制御して2色感熱紙に赤色と黒色と
の2色で印字する働きがある。
【0028】このような構成において、赤色と黒色との
2色で文字や図形等の情報が筆記された筆記媒体からの
反射光はCCD18により光電変換されて画像信号とな
り、増幅器19により増幅された後、A/D変換器20
により高階調8ビットの濃度データとして「1」又は
「0」の二値データに変換されてデジタル画像データと
なる。ついで、フレームメモリ21に筆記媒体の1ペー
ジ分のデジタル画像データが格納される。ここに、単色
では色の相違により濃淡が比較的はっきり異なる点に着
目し、色分離制御系17によりフレームメモリ21に格
納された高階調のデジタル画像データから画素毎に8ビ
ットの濃度データを計数し、フレームメモリ21におけ
る筆記媒体の1ページ分の濃度ヒストグラムを作成す
る。その結果、図2に示すように、黒色画像データaと
赤色画像データbと白色(筆記媒体の地色)画像データ
cとの分布が現れる。従って、黒色画像データaの上限
値と、赤色画像データbの上限値と下限値とを設定すれ
ば、濃度ヒストグラムの分布から黒色画像データaと赤
色画像データbと白色画像データcとを分離することが
可能となる。そして、色分離制御系17の指令にて赤色
画像データbのみをフレームメモリ21から取り出し、
赤色画像データメモリ22に格納することにより、黒色
画像データa及び白色画像データcと赤色画像データb
とに分離する。
【0029】一方、上述の実施例では、筆記媒体に赤色
と黒色との2色で筆記された筆記情報を読み取る場合に
ついて説明したが、筆記媒体に赤色と黒色と青色との3
色で筆記された筆記情報の場合には、図2の濃度ヒスト
グラムに青色の画像データの分布が現れるので、この青
色の画像データの上限値と下限値を設定すれば、同様に
して青色の画像データを分離することが可能となる。
【0030】従って、筆記媒体に筆記された単色のカラ
ー情報をモノクロのCCD18により読み取っても、高
階調のデジタル画像信号に変換すれば、濃度ヒストグラ
ムの分布に基づいて単色の色の相違を濃淡の違いから区
別することにより、各単色の色画像データに分離するこ
とが可能となる。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、黒、白及び赤、
緑、青によるカラー情報が筆記された筆記媒体からの反
射光を光電変換して画像信号を得、この画像信号を高階
調のデジタル画像データに変換し、このデジタル画像デ
ータをフレームメモリに格納し、このフレームメモリに
格納された前記デジタル画像データの画素毎の濃淡に基
づいて濃度ヒストグラムを作成し、この濃度ヒストグラ
ムの分布により黒、白及び赤、緑、青によるカラー情報
少なくとも2色の色画像データに分離するようにした
ので、黒、白及び赤、緑、青の単色では色の相違により
濃淡が比較的はっきり異なる点に着目し、フレームメモ
リに格納された高階調のデジタル画像データの画素毎の
濃度データに基づいて濃度ヒストグラムを作成すること
により、この濃度ヒストグラムの分布から黒、白及び
赤、緑、青によるカラー情報を少なくとも2色の色画像
データに分離することができるという効果を有する。
【0032】請求項2記載の発明は、黒、白及び赤、
緑、青によるカラー情報が筆記された筆記媒体からの反
射光を光電変換して画像信号を得るモノクロのイメージ
センサを設け、前記画像信号を高階調のデジタル画像デ
ータに変換するA/D変換部を設け、前記デジタル画像
データを格納するフレームメモリを設け、このフレーム
メモリに格納された前記デジタル画像データの画素毎の
濃度データを計数して濃度ヒストグラムを作成すると共
にこの濃度ヒストグラムの分布により黒、白及び赤、
緑、青によるカラー情報を少なくとも2色の色画像デー
タに分離する色分離制御手段を設け、この色分離制御手
段により分離された少なくとも1色の前記色画像データ
を格納する画像データメモリを設けたので、モノクロの
イメージセンサにより黒、白及び赤、緑、青によるカラ
ー情報を光電変換して読み取り、読み取った画像信号を
A/D変換部により高階調のデジタル画像データに変換
し、黒、白及び赤、緑、青の単色では色の相違により濃
淡が比較的はっきり異なる点に着目し、高階調のデジタ
ル画像データに基づいて色分離制御手段にて画素毎の濃
度データを計数して濃度ヒストグラムを作成することに
より、この濃度ヒストグラムの分布から各単色の色画像
データに分離することができ、また、分離された黒、白
及び赤、緑、青の少なくとも1色の色画像データをフレ
ームメモリから取り出し画像データメモリに格納するこ
とにより、モノクロの読取系の簡単な回路構成で筆記媒
体の単色のカラー情報を2色の色画像データに分離する
ことができる等の効果を有する。
【0033】請求項3記載の発明は、赤色と黒色との2
色で情報が筆記された筆記媒体からの反射光を光電変換
して画像信号を得るモノクロのイメージセンサを設け、
前記画像信号を高階調のデジタル画像データに変換する
A/D変換部を設け、前記デジタル画像データを格納す
るフレームメモリを設け、このフレームメモリに格納さ
れた前記デジタル画像データの画素毎の濃度データを計
数して濃度ヒストグラムを作成すると共にこの濃度ヒス
トグラムの分布により赤色と黒色と白色との色画像デー
タに分離する色分離制御手段を設け、この色分離制御手
段により分離された赤色の前記色画像データを格納する
赤色画像データメモリを設けたので、モノクロのイメー
ジセンサにより赤色と黒色との2色で筆記媒体に筆記さ
れた情報を光電変換して読み取り、読み取った画像信号
をA/D変換部により高階調のデジタル画像データに変
換し、単色では色の相違により濃淡が比較的はっきり異
なる点に着目し、高階調のデジタル画像データに基づい
て色分離制御手段にて画素毎の濃度データを計数して濃
度ヒストグラムを作成することにより、この濃度ヒスト
グラムの分布から赤色と黒色と白色との色画像データに
分離することができ、また、分離された赤色のみの色画
像データをフレームメモリから取り出し赤色画像データ
メモリに格納することにより、モノクロの読取系の簡単
な回路構成で黒色及び白色と赤色との色画像データに分
離することができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】高階調のデジタル画像データの濃度分布を示す
濃度ヒストグラムである。
【図3】第一の従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
17 色分離制御手段 18 イメージセンサ 20 A/D変換部 21 フレームメモリ 22 画像データメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 H04N 1/40 - 1/409 H04N 1/46 - 1/64 B43L 1/04 - 1/10 G06T 1/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 黒、白及び赤、緑、青によるカラー情報
    が筆記された筆記媒体からの反射光を光電変換して画像
    信号を得、この画像信号を高階調のデジタル画像データ
    に変換し、このデジタル画像データをフレームメモリに
    格納し、このフレームメモリに格納された前記デジタル
    画像データの画素毎の濃淡に基づいて濃度ヒストグラム
    を作成し、この濃度ヒストグラムの分布により黒、白及
    び赤、緑、青によるカラー情報を少なくとも2色の色画
    像データに分離するようにしたことを特徴とする電子黒
    板の色分離方法。
  2. 【請求項2】 黒、白及び赤、緑、青によるカラー情報
    が筆記された筆記媒体からの反射光を光電変換して画像
    信号を得るモノクロのイメージセンサを設け、前記画像
    信号を高階調のデジタル画像データに変換するA/D変
    換部を設け、前記デジタル画像データを格納するフレー
    ムメモリを設け、このフレームメモリに格納された前記
    デジタル画像データの画素毎の濃度データを計数して濃
    度ヒストグラムを作成すると共にこの濃度ヒストグラム
    の分布により黒、白及び赤、緑、青によるカラー情報を
    少なくとも2色の色画像データに分離する色分離制御手
    段を設け、この色分離制御手段により分離された少なく
    とも1色の前記色画像データを格納する画像データメモ
    リを設けたことを特徴とする電子黒板の色分離装置。
  3. 【請求項3】 赤色と黒色との2色で情報が筆記された
    筆記媒体からの反射光を光電変換して画像信号を得るモ
    ノクロのイメージセンサを設け、前記画像信号を高階調
    のデジタル画像データに変換するA/D変換部を設け、
    前記デジタル画像データを格納するフレームメモリを設
    け、このフレームメモリに格納された前記デジタル画像
    データの画素毎の濃度データを計数して濃度ヒストグラ
    ムを作成すると共にこの濃度ヒストグラムの分布により
    赤色と黒色と白色との色画像データに分離する色分離制
    御手段を設け、この色分離制御手段により分離された赤
    色の前記色画像データを格納する赤色画像データメモリ
    を設けたことを特徴とする電子黒板の色分離装置。
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