JP2008148796A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 未払い発生中および未払い状態解消中に、店員も遊技者も直感的に未払い個数の量を把握することが困難であった。
【解決手段】 未払い数を、段階表示の1つの区分の上限数として予め定められた基準数にて除法演算を行い、導き出された数値に整数がある場合は該整数と同数のメータ(第1メータ41、第2メータ42、第3メータ43、第4メータ44)を有効表示すると共に、前記除法演算により導き出された数値に少数がある場合は有効表示するメータの数を1加算し、ドル箱メータ40は、有効となるメータ数の数に対応する分を表示するようにしたので、遊技者や店員に未払い数を直感的に認知させることができ、未払い解消作業をスムーズに行うことができる。
【選択図】 図14

Description

本発明は、特賞が発生すると遊技球またはメダルを得ることが可能な遊技機の技術分野に属する。
従来のパチンコ遊技機は、遊技盤上に略円状に区画された遊技領域に複数の入賞口を配置しており、遊技者は発射装置を操作することにより遊技領域へ遊技球を発射して入賞口を狙い、運よく入賞口へ入賞すると遊技機は特典として遊技球を賞品球として払い出す。このような構成のもと、遊技者は投資した遊技球よりも多くの賞品球を獲得することを目的として楽しむものである。
そのため、賞品球の払い出しに関するトラブルは、遊技店と遊技客との間で深刻なトラブルに発展する可能性がある。
特に、賞品球の払い出しが停止されている状態で、遊技球の発射が許可されている場合は、払い出しが停止されている間に複数の入賞が発生する可能性があり、未払い個数は次々と加算されていく。こうなると遊技者は正確な未払い個数を把握することが困難になり、払い出しが再開した時に実際の払い出し数と、自己で想定していた払い出し数とにギャップが生じやすくなる。
このギャップが遊技店と遊技者間でのトラブルが発生する要因の一つといえる。
特開2001−259142号公報 特開平11−179013号公報 特開平5−38383号公報
上記トラブルを未然に防ぐ方法として、特開2001−259142号公報(特許文献1)では未払い数を該算やレベルメータで報知することが開示されている。また、特開平11−179013号公報(特許文献2)では払い出しを中断させることが可能な操作スイッチを配置し、操作スイッチの操作により払い出しが中断された場合は中断されている景品球数を表示するものや、特開平5−38383号公報(特許文献3)のように何らかの原因により球の輩出が中断すると、その時点で表示内容(既排出球数)を固定するものがある。
しかし、特許文献1のように未払い個数がある程度正確に判っている状態で払い出しを再開した時でも、特に初心者などは、未払い数の数字やレベルメータから、これから排出される未払い数に対してドル箱をいくつ用意しておけばよいのか想定することができず、また、店員においても、未払い数によっては個数だけを知らされても瞬間的にドル箱がいくつ必要になるかを想定するのは困難な時がある。
上記課題は、特許文献1と同様に個数を表示する構成の特許文献2及び特許文献3においても内包している。
このように、未払い数を数字やレベルメータだけで正確に表示しても、迅速に好適な対処ができない可能性があり、払い出し動作復帰後の対処を迅速に行なえるようには示されていなかった。
上記課題を解決するために請求項1記載の遊技機は、入賞に応じて払い出すべき遊技球数又はメダル数を未払い記憶数として記憶する遊技機において、
前記未払い数の記憶がある場合に表示を開始する未払い数報知手段を設け、該未払い数報知手段は、遊技機から払い出された賞球を収納するための遊技球収納箱を模したキャラクタと、該キャラクタに前記未払い数の量を段階的に示すための区分表示が可能な段階表示部とにより構成され、前記未払い数を、前記段階表示の1つの区分の上限数として予め定められた基準数にて除法演算を行い、導き出された数値に整数がある場合は該整数と同数の前記段階表示部の区分を有効表示すると共に、前記除法演算により導き出された数値に少数がある場合は前記段階表示部の有効表示する区分の数を1加算し、前記キャラクタは、有効となる区分数の数に対応する数を表示することにより未払い数を報知することを特徴とする遊技機である。
パチンコ遊技機は複数の電子制御回路から成り立っており、遊技機全体の制御を司る主制御装置、遊技球の払い出しに関する制御を行う払出制御装置、演出表示装置を制御する演出図柄制御装置、パチンコ遊技機から発生する音や光を制御する音・ランプ統合制御装置、遊技球の発射するための発射装置を制御する発射制御装置、パチンコ遊技機の電源を管理する電源制御装置などが存在する。
遊技盤に配置された入賞口への入賞を検出するためのスイッチは主制御装置に中継基板を介して電気的接続をしており、各スイッチからの信号を主制御装置が受信すると、各スイッチからの信号に対応した賞球信号を払出制御装置に送信する。賞球信号を受け取った払出制御装置は賞球信号に応じたステップ数分だけ払出モータを駆動させ、払出モータの駆動により賞球が排出される。
以上のようにして賞球が払い出されるのであるが、諸々の場合によっては払い出しが行えない状況が発生する場合がある。
払い出しに関するエラーとしては図24に記載の5つのエラーを想定している。
図24の2の下受け皿満杯エラーについては、現在のパチンコ遊技機の構成では、上受け皿(発射装置に遊技球を導く貯留皿)だけのタイプと上受け皿が満杯になった際に排出される下受け皿を備えたタイプが存在する。
そのため、上受け皿のみのタイプではエラーの種類としては、上受け皿満杯エラーとなる。
図24の4の片切りエラーについては、現在のパチンコ遊技機は、払出装置の球送り出し機構が2つあり、それぞれが払い出されていく2条の払い出し通路を備えたタイプと、球送り出し機構が1つもしくは2つあるが、払い出し通路は1つのタイプが存在する。
そのため、払い出し通路が2条設けている場合は片切りエラーが必要となるが、払い出し通路が1つのタイプでは3の未検出エラーのみで事足りることになるため、エラーの種類は3種類となる。
なお、未払い数の制御、満杯検出手段の接続先、賞球検出手段の接続先は、主制御装置又は払出制御装置が適している。最適なのは未払い数の制御を行う制御装置に満杯検出手段及び賞球検出手段が接続され、未払い数の記憶はパチンコ遊技機の電源が遮断されても一定時間、保持される構成(バックアップされる構成)である。
遊技球収納箱とは、いわゆるドル箱のことを指す。近年はドル箱の規格として遊技球を2000個前後収納できる大きさのものが主流になっている。現在主流の遊技機性能が1回の大当りで払い出される賞球数が2000個前後であることに起因する。
キャラクタの表示方法としては、アイコンとして表示することが考えられる。一目で直感的に未払い数を把握することができ、尚且つ、図柄の変動表示の妨げにならないためである。その場合、ドル箱を模したキャラクタならば、遊技球の払い出しに関することであることが直感的に把握することができる。
段階表示部とは、レベルメータ状に表示を行う箇所を指す。ドル箱を模したキャラクタに配置しているので、遊技者はレベルメータの表示内容の増減が、遊技球の数に関連していることを直感的に把握することができ、そこから未払い数の量を想到することできる。
前記課題を解決するために請求項2記載の遊技機は、請求項1に記載の遊技機において、前記キャラクタは、キャラクタの表記方法として、表示されるキャラクタの数を増加、又はキャラクタの数を数値で表記の少なくともいずれかで表すことを特徴とする遊技機である。
例えば、1つのキャラクタが表す未払い数を2000個と設定している場合、未払い数が2000個以上になった時はキャラクタを1つ追加して合計2つのキャラクタで表示する構成でも良いし、1つのキャラクタ表示のみでその近傍に「×2」と表示して報知する構成でも良い。
どちらを用いるかは、未払い報知の表示部に与えられた表示領域に合わせて好適な方で表示すれば良い。このようにすれば遊技者も店員も未払い数を解消するためにいくつのドル箱を予め用意する必要があるのか、正確な未払い数を見なくても直感的に判断することができ、速やかに準備を行う事ができる。
前記課題を解決するために請求項3記載の遊技機は、請求項1〜2に記載の遊技機において、前記段階表示手段は、前記未払い数の数によって区分の1つが表す数が可変可能に設定し、前記キャラクタの一部に該区分の1つが表す数が表示されることを特徴とする遊技機である。
特に、未払い数の表示領域が限られた遊技機においては、段階表示部で示す未払い数を可変することにより、1つのキャラクタで示せる未払い数を調節することができ、多量の未払い数が発生した状態でもコンパクトに報知することができる。
前記課題を解決するために請求項4記載の遊技機は、請求項1〜3に記載の遊技機において、前記段階表示部の各々は、少なくとも各表示部が前記基準数に達している場合と達していない場合とでは異なる表示バターンで表示を行うことを特徴とする遊技機である。
段階表示部の各々の区分表示部が、その区分が満杯であるか満杯でないかを報知可能に表示することができるため、より、詳細に直感的に未払い数を把握することができる。無論、その区分にまだ未払い数が到達していないことを示す表示パターンを設ける構成も考えられるし、その区分の半分以上か以下かを報知できるように、更に詳細な表示パターンを備える構成も考えられる。
前記課題を解決するために請求項4記載の遊技機は、請求項1〜3に記載の弾球遊技機において、未払い数が65535個に達すると、これ以上の未払い数の加算ができないことを示す未払い報知パターンに変更することを特徴とする遊技機である。
未払いカウンタは2バイトを用いているため、記憶できる個数は65535個が限界であり、これ以上に未払いが発生してしまうと記憶は0から開始されてしまい正確に払い出すことができなくなる。そのため、遊技者にこれ以上の未払い発生は記憶されないということを報知する必要がある。
請求項1記載の発明によれば、発生した未払い数を数字で示めすのではなく、直感的に把握できるようにドル箱を模したキャラクタと段階表示部にて表示するため、遊技者も店員も未払いの発生を認知すると共に、ドル箱をどれだけ用意する必要があるのかすぐ判り、実際の数値を表示するよりもエラー時の対処の迅速化を図ることができる。
また、段階表示部を備えているため、より詳細に未払い数が判り、払い出し復帰時の不正の防止、又は双方の主張の相違によるトラブルを未然に防ぐことができる。
請求項2記載の発明によれば、未払い数の表示方法として、ある程度表示領域が限られている場合には、キャラクタの個数を数値で表す方法を採用すれば全体の表示領域を拡大することなく報知を行なうことが可能となり、表示領域に余裕がある場合にはキャラクタの個数で表示すれば、より直感的に未払い数を把握することが可能となる。
請求項3記載の発明によれば、ドル箱を模したキャラクタ自体では未払い数を表さない表示方法を採用した場合、段階表示部の1つの区分が表す個数が可変することにより、未払い数の数によりキャラクタの形状を変化させることなく、対応していくことができる。
請求項4記載の発明によれば、表示パターンを複数持つ事により、例えばある区分が点灯している時はその区分は未払い数が満杯であることを示し、点滅している時はまだ満ちていないことを示すことができる。なお、消灯している時は、まだその区分まで未払い数が達していないとすることも考えられる。
このように、1つの区分でも複数の情報を表示パターンの変化により表すことができる。
請求項5記載の発明によれば、2バイトを用いて未払い個数を管理する遊技機では、65535個までしか記憶しておくことが困難であり、これ以上未払い数が発生すると正確な未払い払い出しは行えない。そのため、65535個を越えた地点で、正確な未払い払い出しが行えないことを報知することにより、遊技店と遊技者のトラブルを未然に防ぐことができる。
次に、本発明の実施例等により発明の実施の形態を説明する。なお、本発明は下記の実施例等に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実施できることは言うまでもない。
[第1実施例]
図1に示すように、弾球遊技機の一種であるパチンコ機50は、縦長の固定外郭保持枠をなす外枠51にて構成の各部を保持する構造である。
外枠51の左側上下には、ヒンジ53が設けられており、該ヒンジ53の他方側には図3に記載する内枠70が取り付けられており、内枠70は外枠51に対して開閉可能な構成になっている。
前枠52には、板ガラス61が取り外し自在に設けられており、板ガラス61の奥には図2に記載する遊技盤1が内枠70に取り付けられている。
前枠52の上側左右及び外枠下側左右には、スピーカ66が設けられており、パチンコ機50から発生する遊技音が出力され、遊技者の趣向性を向上させる。また、遊技者の趣向性を向上させるために前枠52に遊技状態に応じて発光する枠側装飾ランプ65も複数設けられている。
前枠52の下方には、上皿55と下皿63が一体に形成されている。下皿63の右側には発射ハンドル64が取り付けられており、該発射ハンドル64を時計回りに回動操作することによって発射装置(図示省略)が可動して、上皿55から供給された遊技球が遊技盤1に向けて発射される。
下皿63の左側には、遊技者が操作可能な演出ボタン67が備えられており、遊技者が所定期間中に、該演出ボタン67を操作することで後述する演出図柄表示装置6に表示される内容が変化したり、スピーカ66より出力される遊技音が変化する。
また、このパチンコ機50はいわゆるCR機であって、プリペイドカードの読み書き等を行うためのプリペイドカードユニット(CRユニット)56が付属しており、パチンコ機50には、貸出ボタン57、精算ボタン58及び残高表示器59を有するCR精算表示装置が備わっている。
図2に示すように遊技盤1には、公知のガイドレール2a、2bによって囲まれた略円形の遊技領域3が設けられている。この遊技領域3には多数の遊技釘4が打ち付けられている。
遊技領域3のほぼ中央部には、センターケース5が配されている。センターケース5は、公知のものと同様に、ワープ入口、ワープ通路、ステージ、演出図柄表示装置6(液晶表示装置であり疑似図柄を表示する。)の画面6aを臨ませる窓5a等を備えている。
窓5aの上側にはドットマトリクスの普通図柄表示装置7及び7セグメントの特別図柄表示装置9と4個のLEDからなる普通図柄保留記憶表示装置8が設置され、下側には特別図柄保留記憶表示装置10が設置されている。
センターケース5の向かって左横には普通図柄作動ゲート17が配置されている。
センターケース5の下方には、第1始動口11と第2始動口12とがユニット化された複合入賞装置13が配置されている。
第1始動口11は、いわゆるチャッカーであり、常時入球可能である。
第2始動口12は電動チューリップであり、周知の電動チューリップと同様に開閉変化するが、上方に第1始動口11があるために図示の閉鎖状態では遊技球を入球させることができない。しかし、遊技球が普通図柄作動ゲート17を通過すると行われる普通図柄抽選で当たり、普通図柄表示装置7に当たりの普通図柄が確定表示されると、第2始動口12は開放されて入球容易になる。
複合入賞装置13の下方にはアタッカー式の大入賞口14が配置され、その下方にはアウト穴15が設けられている。
また、複合入賞装置13の左側には第1左入賞口31と第2左入賞口32が、右側には第1右入賞口33と第2右入賞口がガイドレール2bに沿うように設けられている。なお、この第1左入賞口31、第2左入賞口32、第1右入賞口、第2右入賞口34が、常時、入球率が変化しない普通入賞口である。
図3に示すように、パチンコ機50の裏側は、前述した遊技盤1を脱着可能に取り付ける内枠70が前述した外枠51に収納されている。この内枠70には、上方から、球タンク71、タンクレール72及び払出装置73が設けられている。この構成により、遊技盤10上の入賞口に遊技球の入賞があれば球タンク71からタンクレール72を介して所定個数の遊技球を払出装置73により前述した上皿55に排出することができる。
また、パチンコ機50の裏側には(図4も参照のこと)、主制御装置80、払出制御装置81、演出図柄制御装置82、音声・ランプ統合制御装置83、発射制御装置84、電源基板85が設けられている。なお、演出図柄制御装置82、音声・ランプ統合制御装置83がサブ制御装置に該当する。
主制御装置80、演出図柄制御装置82、音声・ランプ統合制御装置83は遊技盤1に設けられており、払出制御装置81、発射制御装置84、電源基板85が内枠70に設けられている。なお、図3では、発射制御装置84が描かれていないが、発射制御装置84は払出制御装置81の下に設けられている。
また、球タンク71の右側には、外部接続端子78が設けられており、この外部接続端子78より、遊技状態や遊技結果を示す信号が図示しないホールコンピュータに送られる。なお、従来はホールコンピュータへ信号を送信するための外部接続端子には、盤用(遊技盤側から出力される信号をホールコンピュータへ出力するための端子)と枠用((枠側(前枠52、内枠70、外枠51)から出力される信号をホールコンピュータへ出力するための端子)の2種類を用いているが、本実施例では、一つの外部接続端子78を介してホールコンピュータへ遊技状態や遊技結果を示す信号を送信している。
このパチンコ機50の電気的構成は、図4のブロック図に示すとおり、主制御装置80を中心にして構成されている。なお、このブロック図には、単に信号を中継するだけのためのいわゆる中継基板及び電源回路等は記載していない。また、詳細の図示は省略するが、主制御装置80、払出制御装置81、演出図柄制御装置82、音声・ランプ統合制御装置83のいずれもCPU、ROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備えているが、本実施例では発射制御装置84、電源基板85にはCPU、ROM、RAMは設けられていない。しかし、これに限るわけではなく、発射制御装置84にCPU、ROM、RAM等を設けてもよい。
主制御装置80には、第1始動口11に入球した遊技球を検出する第1始動口スイッチ11a、第2始動口12に入球した遊技球を検出する第2始動口スイッチ12a、普通図柄作動ゲート17に進入した遊技球を検出する普通図柄作動スイッチ17a、大入賞口14に入球した遊技球を計数するためのカウントスイッチ14a、第1左入賞口31に入球した遊技球を検出する第1左入賞口スイッチ31a、第2左入賞口32に入球した遊技球を検出する第2左入賞口スイッチ32a、第1右入賞口33に入球した遊技球を検出する第1右入賞口スイッチ33a、第2右入賞口34に入球した遊技球を検出する第2右入賞口スイッチ34a等の検出信号が入力される。
主制御装置80は搭載しているプログラムに従って動作して、上述の検出信号などに基づいて遊技の進行に関わる各種のコマンドを生成して払出制御装置81及び音声・ランプ統合制御装置83に出力する。
また主制御装置80は、図柄表示装置中継端子板90を介して接続されている特別図柄表示装置9及び普通図柄表示装置7の表示、特別図柄保留記憶表示装置10及び普通図柄保留記憶表示装置8の点灯を制御する。
更に、主制御装置80は、大入賞口ソレノイド14bを制御することで大入賞口14の開閉を制御し、普通役物ソレノイド12bを制御することで第2始動口12の開閉を制御する。
主制御装置80からの出力信号は試験信号端子にも出力されほか、図柄変動や大当たり等の管理用の信号が外部接続端子78に出力されてホールメインコンピュータに送られる。
主制御装置80と払出制御装置81とは双方向通信が可能である。
払出制御装置81は、主制御装置80から送られてくるコマンドに応じて払出モータ20を稼働させて賞球を払い出させる。本実施例においては、賞球として払い出される遊技球を計数するための払出センサ21の検出信号は払出制御装置81に入力され、払出制御装置81で賞球の計数が行われる構成を用いる。この他にも主制御装置80と払出制御装置81に払出センサ21の検出信号が入力され、主制御装置80と払出制御装置81の双方で賞球の計数を行う構成を用いることも考えられる。
なお、払出制御装置81は扉開放スイッチ、満杯スイッチ22、球切れスイッチ23からの信号が入力され、満杯スイッチ22により下皿63が満タンであることを示す信号が入力された場合及び球切れスイッチ23により球タンク71に遊技球が少ないあるいは無いことを示す信号が入力されると払出モータ20を停止させ、賞球の払出動作を停止させる。なお、満杯スイッチ22、球切れスイッチ23も、その状態が解消されるまで信号を出力し続ける構成になっており、払出制御装置81は、その信号が出力されなくなることに起因して払出モータ20の駆動を再開させる。
また、払出制御装置81は遊技球等貸出装置接続端子24を介してプリペイドカードユニット56と交信することで払出モータ20を作動させ、貸し球を排出する。払出された貸し球は払出センサ21に検出され、検出信号は払出制御装置81に入力される。なお、遊技球等貸出装置接続端子24は精算表示基板25とも双方向通信可能に接続されており、精算表示基板25には、遊技球の貸出しを要求するための球貸ボタン57、精算を要求するための返却ボタン58、残高表示器59が接続されている。
また、払出制御装置81は、外部接続端子78を介して賞球に関する情報、枠(内枠70、前枠52)の開閉状態を示す情報などをホールコンピュータに送信するほか、発射制御装置84に対して発射停止信号を送信する。
発射制御装置84は発射モータ30を制御して、遊技球を遊技領域3に遊技球を発射させる。
なお、発射制御装置84には払出制御装置81以外に発射ハンドル64からの回動量信号、タッチスイッチ28からのタッチ信号、発射停止スイッチ29から発射停止スイッチ信号が入力される。
回動量信号は、遊技者が発射ハンドル64を操作することで出力され、タッチ信号は遊技者が発射ハンドル64を触ることで出力され、発射停止スイッチ信号は、遊技者が発射停止スイッチ29を押すことで出力される。なお、タッチ信号が発射制御装置84に入力されていなければ、遊技球は発射できないほか、発射停止スイッチ信号が入力されているときには、遊技者が発射ハンドル64を触っていても遊技球は発射出来ないようになっている。
音声・ランプ統合制御装置83はサブ制御装置に該当し、主制御装置80から送信されてくるデータ及びコマンドを受信し、それらを演出表示制御用、音制御用及びランプ制御用のデータに振り分けて、演出表示制御用のコマンド等は演出図柄制御装置82に送信し、音制御用及びランプ制御用は自身に含まれている各制御部位(音声制御装置及びランプ制御装置としての機能部)に分配する。そして、音声制御装置としての機能部は、音声制御用のデータに基づいて音LSIを作動させることによってスピーカ66からの音声出力を制御し、ランプ制御装置としての機能部はランプ制御用のデータに基づいてランプドライバを作動させることによって各種LEDや各種ランプを制御する。
また、音声・ランプ統合制御装置83には、演出ボタン67が接続されており、遊技者が演出ボタン67を操作した際には、その信号が音声・ランプ統合制御装置83に入力される。
音声・ランプ統合制御装置83と演出図柄制御装置82とは双方向通信が可能である。
演出図柄制御装置82は、音声・ランプ統合制御装置83から受信したデータ及びコマンド(共に主制御装置80から送信されてきたものと音声・ランプ統合制御装置83が生成したものとがある)に基づいて演出図柄表示装置6を制御して、疑似図柄等の演出画像を画面6aに表示させる。
次に、主制御装置80が、メインルーチンとして行う各処理を図5に従って説明する。
図5に示すフローチャートは、主制御装置80のマイコンにより実行されるメイン処理を表したものであり、約2ms毎のハード割り込みにより定期的に実行される処理である。本実施形態では、S10〜S21までの各処理は割り込み処理において1回だけ実行される処理であって「本処理」と称し、この本処理を実行して余った時間内に時間の許す限り繰り返し実行されるS22の処理を「残余処理」と称する。
マイコンによるハード割り込みが実行されると、まず正常割り込みであるか否かが判断される(S10)。この判断処理は、メモリとしてのRAMの所定領域の値が所定値であるか否かを判断することにより行われ、マイコンにより実行される処理が本処理に移行したとき、通常の処理を実行して良いのか否かを判断するためのものである。正常割り込みでない場合としては、電源投入時又はノイズ等によるマイコンの暴走等が考えられるが、マイコンの暴走は近年の技術の向上によりほとんど無いものと考えて良いので、たいていが電源投入時である。電源投入時にはRAMの所定領域の値が所定値と異なる値となっている。
正常割り込みでないと判断されると(S10:NO)、前記メモリの所定領域に所定値を書き込む、特別図柄及び普通図柄を初期図柄とする等のメモリの作業領域への各初期値の書き込み、即ち初期設定が為され(S11)、残余処理に移行する。
正常割り込みとの肯定判断がなされると、まず初期値乱数更新処理が実行される(S12)。この処理は、初期値乱数の値についてこの処理を実行する毎に+1するインクリメント処理であり、この処理実行前の初期値乱数の値に+1するが、この処理を実行する前の乱数値が最大値である「349」のときには次回の処理で初めの値である「0」に戻り、「0」〜「349」までの350個の整数を繰り返し昇順に作成する。
S12に続く大当り決定用乱数更新処理(S13)は、初期値乱数更新処理と同様に処理を実行する毎に+1するインクリメント処理であり、最大値である「349」のときは次回の処理で初めの値である「0」に戻り、「0」〜「349」までの350個の整数を繰り返し昇順に作成する。
なお、大当り決定用乱数が1週(1巡)すると、そのときの前記初期値乱数の値を大当り決定用乱数の初期値にし、大当り決定用乱数は、その初期値から+1するインクリメント処理を行う。そして、再び大当り決定用乱数が1週(1巡)すると、その時の初期値乱数の値を大当り決定用乱数の初期値にする動作を行なう。つまり、この一連の動作を繰り返し続けることになる。
大当り図柄決定用乱数更新処理(S14)は「0」〜「9」の10個の整数を繰り返し作成するカウンタとして構成され、本処理毎に+1され最大値を超えると初めの値である「0」に戻る。
S14に続く当り決定用乱数更新処理(S15)は、「0」〜「5」の6個の整数を繰り返し作成するカウンタとして構成され、本処理毎で+1され最大値を超えると初めの値である「0」に戻る。なお、当選することとなる値の数は通常確率状態時、高確率状態時ともに3であり、値は「0」、「3」、「5」である。
なお、この当り決定用乱数更新処理は普通図柄の抽選に使用し、その他の初期値乱数、大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数、リーチ判定用乱数、変動パターン決定用乱数は特別図柄の抽選に使用する。
リーチ判定用乱数更新処理(S16)は、「0」〜「228」の229個の整数を繰り返し作成するカウンタとして構成され、本処理毎で+1され最大値を超えると初めの値である「0」に戻る。なお、通常確率状態時で変動時間短縮機能未作動時に当選する値の数は21で、値は「0」〜「20」であり、通常確率状態時で変動時間短縮機能作動時に当選する値の数は5で、値は「0」〜「4」であり、高確率状態時に当選する値の数は6で、値は「0」〜「5」である。
変動パターン決定用乱数更新処理(S17)は、「0」〜「1020」の1021個の整数を繰り返し作成するカウンタとして構成され、本処理毎で+1され最大値を超えると初めの値である「0」に戻る。
続く入賞確認処理(S18)では、第1始動口11、第2始動口12の入賞の確認及びパチンコ機50に設けられ主制御装置80に接続された各スイッチ類の入力処理が実行される。
本実施例では、遊技球が第1始動口11、第2始動口12に入賞すると大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数、変動パターン決定用乱数、リーチ判定用乱数など複数の乱数を取得されるのだが、保留記憶できる数を4個までとしており、保留記憶が満タンである4個のときに遊技球が第1始動口11又は第2始動口12に入賞しても賞球が払出されるだけで、前記複数の乱数は保留記憶されない構成になっている。
続いて、大当りか否かを判定する条件成立判定手段としての当否判定処理(S19)を行う。この当否判定処理については後述する。この当否判定処理(S19)が終了すると、続いて画像出力処理等の各出力処理(S20)が実行される。
各出力処理(S20)では、遊技の進行に応じて主制御装置80は演出図柄制御装置82、払出制御装置81、発射制御装置84、音声・ランプ統合制御装置83、大入賞口ソレノイド14b等に対して各々出力処理を実行する。即ち、入賞確認処理(S18)により遊技盤10上の各入賞口に遊技球の入賞があることが検知されたときには賞球としての遊技球を払い出すべく払出制御装置81に賞球データを出力する処理を、遊技状態に対応したサウンドデータを音声・ランプ統合制御装置83に出力する処理を、パチンコ機50に異常があるときにはエラー中であることを報知すべく演出図柄制御装置82にエラー信号を出力する処理を各々実行する。
続く不正監視処理(S21)は、普通入賞口(第1左入賞口31、第2左入賞口32、第1右入賞口33、第2右入賞口34)に対する不正が行われていないか監視する処理であり、所定時間内における入賞口への遊技球の入球が予め決定された規定数よりも多いか否かを判断して、多かった場合には不正と判断され、その旨を報知する処理である。つまり、不正判断手段は、主制御装置80に設けている。
本処理に続く前述の残余処理は、初期値乱数更新処理(S22)から構成されるが、前述したS12と全く同じ処理である。この処理は無限ループを形成し、次の割り込みが実行されるまで時間の許される限り繰り返し実行される。前述したS10〜S21までの本処理を実行するのに必要とされる時間は、大当り処理を実行するか否か、特別図柄の表示態様の相違等により割り込み毎に異なる。この結果、残余処理を実行する回数も割り込み毎に異なり、図5に示された割り込み処理が1回実行されることにより初期値乱数の更新される(加算される)値も一律ではなくなる。これにより、初期値乱数が大当り決定用乱数と同期する可能性はなくなる。尚、本実施形態においては、大当り決定用乱数の更新は初期値乱数の値により変更される構成なので同期の虞は全くない。また、前述した当り決定用乱数更新処理(S15)も残余処理内において実行するよう構成しても良い。
図6に示す始動入賞確認処理では、主制御装置80は、第1始動口スイッチ11a又は第2始動口スイッチ12aの検出信号に基づいて、第1始動口11又は第2始動口12に遊技球が入球したか否かを判断する(S30)。
肯定判断なら、大当り決定用乱数、大当たり図柄決定用乱数、リーチ判定用乱数、変動パターン決定用乱数等を該当の各カウンタから読み込んで、特別図柄保留記憶が満杯(本実施例では4個)か否かを判断する(S31)。
保留記憶が満杯でなければ(S31:NO)、上記の各乱数を特別図柄保留記憶として記憶し、特別図柄保留記憶表示装置10の点灯数を1増加させる(S32)。既に4個の保留記憶があれば(S31:YES)保留記憶せず、特別図柄保留記憶表示装置10の点灯数も増やさない。
なお、特別図柄の保留記憶数の増減は音声・ランプ統合制御装置83を経由して演出図柄制御装置82に伝えられ、演出図柄表示装置6の画面6aにて、特別図柄保留記憶表示装置10の点灯数と同数の疑似保留表示がなされる。無論、疑似保留表示は必ずしも行う必要があるものではない。
図7に示す当否判定処理では、主制御装置80は、条件装置の作動中か否かを大当たりフラグに基づいて判断する(S40)。
S40の判定が否定判断で、特別図柄が変動中でなく(S41:NO)、確定図柄の表示中でもなければ(S42:NO)、特別図柄保留記憶(上記、S32による保留記憶)があるか否かを判断する(S43)。
この保留記憶があれば(S43:NO)、特別図柄保留記憶の中で最も古いもの読み込んで(その特別図柄保留記憶は保留記憶から消去し)、確変フラグがセットされているか(高確率状態か)否かを判定する(S44)。
肯定判断であれば(S44:YES)、読み込んだ大当り決定用乱数を確変テーブルに記録されている当たり値と照合し(S46)、否定判断であれば、読み込んだ大当り決定用乱数を通常テーブルに記録されている当たり値と照合する(S45)。
本実施例の場合、上述したように通常確率状態時には1/350の確率で当選し、高確率遊技状態には1/35の確率で当選する。
S45又はS46の判定で大当りなら(S47:YES)、大当たり図柄決定用乱数によって大当り図柄を決定し(S48)、変動パターン決定用乱数によって変動パターンを決定する(S49)。
また、外れのときは(S47:NO)、リーチ判定用乱数、変動パターン決定用乱数に基づいて変動パターンを決定する(S50)。本実施例の場合、ハズレの場合の特別図柄の表示は「− −」の1種類しかないので、ハズレ図柄は決定しなくてもよい。
S49又はS50に続いては、上述の抽選結果を示すデータ、具体的には通常大当たり、確変大当たり、リーチ外れ(外れであるがリーチ表示有り)、リーチ表示無しの外れのいずれかを示すデータと変動時間を指定する変動パターンのデータが含まれる変動開始コマンド(表示制御コマンド)を音声・ランプ統合制御装置83に出力し、また特別図柄表示装置9を制御して特別図柄の変動表示を開始させる(S51)。
従って、音声・ランプ統合制御装置83は変動開始コマンドに基づけば大当たり図柄又は外れ図柄(以下、まとめて確定図柄)、リーチの有無及び変動時間を判別できる。
変動開始コマンドを受信した音声・ランプ統合制御装置83は、特別図柄の変動表示に呼応した音声及びランプの演出制御を行い、また演出図柄制御装置82に変動開始コマンドを送る。
主制御装置80は、特別図柄の変動中であれば(S41:YES)、図8(a)に示すように図柄変動時間(S49又はS50の変動パターンに基づく)を経過したか否かを判断する(S52)。
肯定判断なら図柄停止コマンドを音声・ランプ統合制御装置83に出力し、また特別図柄表示装置9を制御して確定図柄を確定表示させる(S53)。
図柄停止コマンドを受信した音声・ランプ統合制御装置83は、特別図柄の変動表示に呼応した音声及びランプの演出を終了させ、また演出図柄制御装置82に図柄停止コマンドを送る。
主制御装置80は、確定表示させた特別図柄が大当たりになる表示であれば(S54:YES)、確定図柄表示設定処理(S55)を行い、条件装置作動開始処理(S56)により、大当たりフラグをセットする。
続いて、確変フラグがセットされているか否かを判定し(S57)、肯定判断なら確変フラグをクリアする(S58)。否定判断なら(S57:NO)、時短フラグがセットされているか(時間短縮状態か)否かを判定し(S59)、肯定判断なら時短フラグをクリアする(S60)。
確定表示させた特別図柄が大当たりにならない表示(つまり外れ)のときは(S54:NO)、確定図柄表示設定処理(S61)を行い、開放延長フラグが立っているか否かを判断する(S62)。なお、開放延長フラグは、高確率状態中及び時間短縮状態中には立っている。開放延長フラグが立っていれば記憶されている開放延長回数カウントを−1して(S63)、このカウントの値が0になったなら(S64:YES)、各フラグを終了する(S65)。
このS65の処理では、現在が高確率状態であれば、確変フラグ、時短フラグと開放延長フラグを終了させ、現在が時間短縮状態であれば、時短フラグと開放延長フラグを終了させる。
S42で確定図柄の表示中であれば(S42:YES)、図8(b)に示すように、確定図柄表示設定(S55又はS61)で設定された確定図柄表示時間を経過したか否かを判断し(S66)、経過していれば(S66:YES)、確定図柄表示終了処理(S67)により特別図柄表示装置9を制御して特別図柄の確定表示を終了させ、また音声・ランプ統合制御装置83経由で演出図柄制御装置82に指示して、疑似図柄の確定表示を終了させる。
図9に示す特別遊技処理では、主制御装置80は、条件装置の作動中か否かを大当たりフラグに基づいて判断する(S70)。
条件装置の作動中なら(S70:YES)、大入賞口14が開放中か否かを判断する(S71)。
大入賞口14の開放中でなく(S71:NO)、大当たり開始演出中でなく(S72:NO)、インターバル中でもなく(S73:NO)、大当たり終了演出中でもなければ(S74:NO)、大当たり図柄及び大当たりした状態を記憶し(S75)、大当たり開始演出処理(S76)により、音声・ランプ統合制御装置83に大当たり開始コマンドを送信し、また大入賞口14を開放させる。
音声・ランプ統合制御装置83は大当たり用の音声及びランプの演出を開始し、また演出図柄制御装置82に大当たり開始コマンドを送る。大当たりコマンドを受信した演出図柄制御装置82は、演出図柄表示装置6を制御して大当たり開始演出(いわゆるファンファーレ画面)を表示させる。上記大入賞口14の開放は、この大当たり開始演出を待って行われる。
S72、S73又はS74で肯定判断のときはリターンする。S71で肯定判断のときは大入賞口14への入賞球が10個になったか否かをカウントスイッチ14aの検出信号に基づいて判断し(S77)、否定判断なら大入賞口開放時間の終了か否かを判断する(S78)。S78で否定判断ならリターンし、S77又はS78で肯定判断なら大入賞口14を閉鎖させる(S79)。
続いて、最終ラウンドであったか否かを判断し(S80)、否定判断なら大当たりインターバル処理(S81)により、音声・ランプ統合制御装置83にインターバルコマンドを送信し、音声・ランプ統合制御装置83からインターバルコマンドを受信した演出図柄制御装置82の制御で演出図柄表示装置6の画面表示が変更されるのを待って、大入賞口14を開放させる。
S80で肯定判断のときは大当たり作動は継続しないので、大当たり終了演出処理(S82)を実行してから、条件装置停止処理(S83)により条件装置を停止させる(大当たりフラグをクリアする)。
そして、S55で特別図柄表示装置9に確定表示させS75で記憶した大当たりした図柄が確変図柄であれば(S84:YES)、確変フラグ・時短フラグ作動処理(S85)を行い、確変フラグ、時短フラグ、開放延長フラグをセットし、開放延長カウンタの値を10000にセットする。
確変図柄でないときは(S84:NO)、時短フラグ作動処理(S86)により時短フラグ、開放延長フラグをセットし、開放延長カウンタの値を大当りした図柄に対応した値にセット(本実施例では100である)。する。
S85又はS86の処理の後は、音声・ランプ統合制御装置83に大当り終了コマンドを送信する(S87)。
続いて賞球払い出し動作について説明する。
賞球払い出し動作は、主制御装置80(図4を参照)が検出した入賞に対応する賞球個数のデータコマンドを払出制御装置81に送信する。
払出制御装置81は受信したコマンドを解析して、獲得遊技球数の記憶及び指定された動作を行う。
コマンドは、MODEデータ7ビットとEVENTデータ7ビットの計14ビットで構成され、払い出し個数を指定するコマンドが15種類と、払い出し動作状態を指定するコマンドが1種類ある。
それぞれのコマンドと、それに対応する動作内容は図25のコマンド一覧に記載する。
上記受信コマンドが払い出し個数を指定するコマンドの場合、払い出し個数を2バイト長(0〜65535)の未払い個数に加算して記憶する。また、受信コマンドが払出装置73の動作内容を指定するコマンドの場合は、コマンドで指定された動作を行う。なお、コマンドの送信タイミングを図10(a)に示しておく。
続いて実際の賞球払い出し処理を説明する。
本実施例の遊技機は、賞球払い出しより球貸し払い出しを優先するように設定されているため、球貸しの払い出しを行わない場合に、未払い遊技球数総獲得遊技球数の記憶が15個以上ある場合は15個を、1〜14個ならばその個数を払い出し球数とし、未払い遊技球数から減算し、2.522ms(1割込)後に1ステップ2.522msの速度で払出モータ20を、払い出し球数を16倍したステップ数分回転させ(最後のステップは50.435ms(20割込)の間励磁)、317.739ms(126割込)間停止する。未払い遊技球数の記憶が0個ならば払出モータ20を回転させない。
また、遊技球が払出センサ21を通過する毎に払い出し球数を減算していく。
払出モータ20停止より317.739ms(126割込)後に払い出し球数を検査して0個ならば、2.522ms(1割込)後に未払い遊技球数獲得遊技球数の記憶を検査して、上記の処理を繰り返す。図10(b)に20個の賞球払い出しのタイミングを示す。
次にリトライ動作について説明する。
リトライ動作は、原点位置検索のリトライ動作の他に図24にあるように、未検出エラー状態の払い出しリトライ動作及び、片切りエラー状態の払い出しリトライ動作がある。
(ア)原点位置検索のリトライ動作
電源投入後の払い出し動作開始時、エラー状態解除後の払い出し動作開始時又は払出モータ20を設定ステップ数回転し停止後317.739ms(126割込)経過時に払い出し球数が0個でない時、原点位置検索のリトライ動作を行う。
このリトライ動作は、1ステップ100.870ms(40割込)で行い、100.870ms(40割込)の励磁後、左払出センサ(図示なし。まとめて払出センサ21と記載)又は右払出センサ(図示なし。まとめて払出センサ21と記載)の何れかに遊技球が検出されるか、払出モータ20を48ステップ動作させるまで繰り返す。但し、48ステップ動作しても左払出センサ及び右払出センサに遊技球が検出されない場合、未検出エラーとして、未検出エラー状態の払い出しリトライ動作を繰り返す。
このリトライ動作で遊技球が検知された場合、払出センサ21の確認時より、1ステップ100.870ms(40割込)で2ステップ動作させ、原点位置とし、373.217ms(148割込)後に、払い出し処理を再開する。ただし、払出センサ21の確認は、1ステップ動作の終了時に行う。図11に3ステップ目のリトライ動作で払出センサ21を検出した場合のタイミングを示す。
(イ)未検出エラー状態の払い出しリトライ動作
払出モータ20を設定ステップ数回転開始から回転停止後317.739ms(126割込)経過しても左払出センサ及び右払出センサの何れにも遊技球の検出がなければ、未検出エラーとして、未検出エラー状態の払い出しリトライ動作を行う。
このリトライ動作は、1ステップ100.870ms(40割込)で行い、左払出センサ又は右払出センサの何れかに遊技球が検出されるか、払出モータ20を32ステップ動作させるまで繰り返される。但し、32ステップ動作しても左払出センサ及び右払出センサに遊技球が検出されない場合、10001.217ms(3966割込)払出モータ20の停止、払出モータ20の32ステップ動作を繰り返す。
このリトライ動作を15回繰り返しても、左払出センサ及び右払出センサに遊技球が検知されない場合、リトライ動作を終了して払出モータ20の停止を行う。
このリトライ動作で、左払出センサ及び右払出センサに遊技球が検知された場合、原点位置検索のリトライ動作を行った後、払い出し処理を再開する。図12に未検出エラー状態の払い出しリトライ動作のタイミングを示す。
(ウ)片切りエラー状態の払い出しリトライ動作
払い出し球数の検査で、左払出センサ又は右払出センサの何れか片方のセンサのみに10個検出されれば、片切りエラーとして、払出モータ20回転停止より317.739ms(126割込)後、片切りエラー状態の払い出しリトライ動作を行う。
このリトライ動作は、1ステップ100.870ms(40割込)で行い、片切りエラーとなった払出センサに遊技球が検出されるか、払出モータ20を32ステップ動作させるまで繰り返す。但し、32ステップ動作しても片切りエラーとなった払出センサに遊技球が検出されない場合、10001.217ms(3966割込)払出モータ20の停止、払出モータ20の32ステップ動作を繰り返す。
片切りエラーとなった払出センサに遊技球が検出せず、払い出し数が0となれば払出モータを停止し、次回の払い出し開始から、払出モータ20の32ステップ動作処理及び、インターバル時間10001.217ms(3966割込)払出モータ20を停止させる処理を繰り返す。
このリトライ動作を15回繰り返しても、片切りエラーとなった払出センサーに遊技球が検知されない場合、リトライ動作を終了して払出モータ20を停止する。
このリトライ動作で、片切りエラーとなった払出センサに遊技球が検知された場合、原点位置検索のリトライ動作を行った後、払い出し処理を再開する。図12(b)に片切りエラー状態の払い出しリトライ動作のタイミングを示す。
次に払い出し動作の停止及び開始処理を説明する。
球切れセンサ23を監視して球切れエラーとなった場合又は満杯スイッチ22を監視して下受け皿満杯エラーとなった場合、払出モータ20を停止して払い出し動作を停止する。
球切れエラー及び下受け皿満杯エラーが解除されれば、原点位置検索のリトライ動作を行い、払い出し動作を再開する。
未検出エラー状態又は片切りエラー状態で、払い出しリトライ動作が終了すると、払出モータ20を停止して払い出し動作停止を行う。
未検出エラー状態又は片切りエラー状態で払出モータ20が停止した場合、エラー解除スイッチ(図示なし)を押すことによりエラーは解除され、原点位置検索のリトライ動作を行い、払い出し動作を再開する。
(ア)球切れエラー
球切れエラー状態でない場合、球切れセンサ23が12.609ms(5割込)間オフすると、球切れエラー状態とする。
球切れエラー状態中、球切れセンサ23が640.522ms(254割込)間オンすれば、球切れエラー状態を解除する。
(イ)下受け皿満杯エラー
下受け皿満杯エラー状態でない場合、満杯スイッチが504.348ms(200割込)間オンすると、下受け皿満杯エラー状態とする。
下受け皿満杯エラー状態中、満杯スイッチ22が504.348ms(200割込)間オフすれば、下受け皿満杯エラー状態を解除する。図13に15個の賞球払い出し中にエラーとなった場合のタイミングチャートを示す。
図14に示す表示例は、演出図柄表示装置6の画面6aに未払い数報知手段であるドル箱メータ40の表示例である。
図14(a)に示すドル箱メータ40は、画面6aの右方に仕切り39で特別図柄(擬似図柄)100と領域を別けて表示されている。無論、仕切り39を用いることなくお互いを同時に表示しても構わない。ただし、領域を別けていたほうが、演出表示と混同を招く虞が低減し、未払いが発生していることを効果的に報知することができる。
また、未払い報知手段として、一般的に獲得した遊技球を収納するための収納箱、いわゆるドル箱を模した形状を用いているため、遊技者は直感的に遊技球に関する報知であることを知り得る。
なお、画面上に「係員をお呼び下さい。」とエラーメッセージ101を同時に表示することにより、遊技者は未払い報知に対して好適な対処の仕方を促すことができる。
図14(b)に示すのはドル箱メータ40の拡大図で、複数の段階表示領域を示す。段階表示領域は、まるでドル箱に遊技球が貯まっていくかのように下から上に遊技球数を示すように構成し、最下段から第1メータ41、第2メータ42、第3メータ43、第4メータ44の4つの段階表示部を本実施例では有する。
各段階表示部は、未払い数がまだ達していないメータについては、例えば青色で発光させることにより未貯留表示45とし、
未払い数が達しているメータについては、例えば黄色で発光させることにより貯留中表示46とし、
未払い数が当該メータの収容範囲を超えているメータについては、例えば赤色で発光させて貯留満杯表示47としている。
なお、全てのドル箱メータが許容範囲を超えた場合は、例えば貯留満杯表示である赤色を点滅表示させることにより貯留数表示限界表示とすることが考えられる。本実施例の構成上、未払いカウンタは2バイトを用いているため、記憶できる個数は65535個が限界であり、これ以上に未払いが発生してしまうと記憶は0から開始されてしまい正確に払い出すことができなくなる。そのため、遊技者に、これ以上の未払い発生は記憶されないということを報知する必要があるからである。
本発明においては、下記のような演算方法を用いてドル箱メータ40に表示を行う。
はじめに、本実施例においては、ドル箱メータ40に備えられた段階表示部の区分数については4つ(第1メータ41、第2メータ42、第3メータ43、第4メータ44)とする。そして各区分が示す上限数を500個とする。よって、区分4つが備えられたドル箱メータ40ひとつで2000個を示すことになる(4×500=2000)。この前提の上で、一例として未払いが4800個発生している時の演算方法を下記に示す。
なお、なぜドル箱メータ40の上限を2000個にしたのかは、近年のドル箱は2000個前後を収納できる大きさのものが主流であることから、遊技者がドル箱メータを表示された時に、直感的に想定するであろう2000個を基準にしたためである。
まず、未払い数4800個を段階表示部の各区分の基準数である500で除法演算を行う。
式1:4800÷500=9.6
この計算により導き出された数値を整数と少数とに分離する。
整数:9
少数:0.6
導き出された整数と同数のメータを満杯表示する(段階表示部を貯留満杯表示47にする)ことが決定する。この場合は9個のメータが満杯表示となる。
続いて、少数があるかないかを見て、あるならば満杯表示ではないメータを表示することになる。この場合少数0.6があるため、満杯表示ではないメータ1つが表示されることが決定する。
次に表示されるメータ数に合わせてドル箱メータ40の数を決定する。ひとつのドル箱メータ40には4つの区分数が設けられているため、式1で求められた数値を区分数の4で除法演算を行う。
式2:9.6÷4=2.4
まずこの計算により導き出された数値の整数と同数のドル箱メータ40が表示されることが決定する。この場合は整数2があるため、ドル箱メータ40は、2つ表示されることが決定される。
続いて、少数があるかないかを見て、あるならばドル箱メータ40を1つ追加表示する。この場合、少数0.4があるのでドル箱メータ40を1つ追加し、合計3つのドル箱メータ40が表示されることが決定される。
上記演算から、ドル箱メータ40の表示数と満杯表示のメータ数、満杯表示ではなないメータ数とが導き出されて表示を行うと図14(a)のようになる。
貯留満杯表示47のメータは下のドル箱メータ40の下の区分から割り当てていくため、下2箱のドル箱メータ40は段階表示部全てが貯留満杯表示47である赤色となる。
続いて3箱目のドル箱メータ40には1つの貯留満杯表示47のメータが最下段の区分に表示され、その上に貯留中表示46であるメータが1つ黄色で表示される。残りの2つのメータは未払い数が達していないことを示す、未貯留表示45の青色で表示される。
この表示方法により、遊技者や店員は一目見るだけで、正確な未払い数を把握していなくても、未払いを解消した時に排出される遊技球数が少なくともドル箱3箱を要することが判断することができる。
また、正確な未払い数を表示しないため、未払い解消作業で発生した止むを得ないロスによる差玉によるトラブルなども回避されるため、円滑に作業が行える。
ドル箱メータ40の個数表示方法としては、図15のドル箱メータの数を追加表示していく構成、図16(a)のドル箱メータ40の数を数値にて表示する構成、図16(b)のドル箱メータの最大収納量が変化する構成などが考えられる。順を追って説明する。
図15(a)では上記演算方法により表示内容が決定されたドル箱メータ40が積層状に2個表示されている状態を示している。下段のドル箱メータ40は段階表示部全てが貯留満杯表示47である赤色で表示されている。このことから、遊技者はドル箱メータ40ひとつが2000個を表していることを認知していれば、下段のドル箱メータ40は未払い個数が500×4で2000個に達していることを示していることがわかる。
対して上段のドル箱メータ40は、第1メータ41は貯留満杯表示47(500個)がなされているが、第2メータ42は貯留中表示46(1〜499個)である黄色で表示され、第3メータ43と第4メータ44は未貯留表示45(0個)である青色で表示されている。このことから上段のドル箱メータ40は500と1〜499を足して501〜999個であることを示している。
よって、図15(a)で示されている未払い個数は、上段、下段のドル箱メータ40が示している数を合わせて2501〜2999個の範囲であることが判る。
図15(b)ではドル箱メータ40が積層状に6個並んでいる状態を示す。この場合も図15(a)と同様に未払い数を把握することができる。
まず下から5個のドル箱メータ40が、全ての段階表示部が貯留満杯表示47を示していることから、2000×5で10000個に達していることが判る。
続いて上段のドル箱メータ40は、第1メータ41と第2メータ42が貯留満杯表示47であることから500×2で1000個。第3メータ43が貯留中表示46で1〜499個であり、第4メータが0個である未貯留表示45であることから、上段のドル箱メータ40は1001〜1499個を示している。
よって、図15(b)で示している未払い個数は、全てを足して11001〜11499個の範囲であることが判るようになっている。
なお、本発明では、必ずしもドル箱メータ40を見ることによって正確な未払い個数が判明しなくてもよい。未払いエラーを解除する時にドル箱がいくつ必要であるか、ドル箱の収容量の何割出てくるのかが、遊技者、店員がドル箱メータ40を見ることによって直感的に把握できればよい。
図16(a)では、ドル箱メータの個数を「×10」などのように数値にて表す、ドル箱メータ個数表示パターンA102の表示例である。
満杯になったドル箱メータ40が「×10」と表示されていることから、2000(ドル箱メータ40ひとつが表す最大未払い個数)×10=20000個。続いて段階表示部を確認すると、第1メータ41が貯留満杯表示47である赤色で表示され、第2メータ42が貯留中表示46である黄色、第3メータ43、第4メータ44が未貯留表示45である青色で表示されているため500個と1〜499を足して501〜999個が段階表示部で表示され、それらを合わせることにより20501〜20999個が未払いであることが判る。
この表示方法の利点は、ドル箱メータ40を何個も表示する必要がないことから、未払い報知表示としては小さい領域で報知が可能であること。また、多量の未払いが発生した時でもドル箱の個数を表示しているため対応ができることが挙げられる。
図16(b)では、ドル箱メータ40の個数ではなく、収容量上限値を表記するドル箱メータ個数表示パターンB103の表示例である。
どれだけの未払い数が発生しても、常に段階表示が可能な表示単位に変化させることができる。通常は本実施例では基本となる1メータで500個を上限とする表示単位で表示を行っているのだが、未払い個数が2000個を超えた場合は、ドル箱メータ40の報知表示が限界を超えることになる。
その場合に、1メータを上限1000個とする表示単位に切り替えれば、ドル箱メータの上限は4000個になり、再び報知表示が可能になる。
このように、未払い個数に応じて、段階表示可能な表示単位に切り替えて行けば、柔軟に対応していける。
また、上記表示方法において、図17(a)に示すように未払い個数表示48を同時に表示することも考えられる。
このようにすれば、未払いを解消するときに必要なドル箱はドル箱メータ40を見ることにより直感的に把握し、正確な未払い個数を把握したいときには未払い個数表示48を見ることにより正確に未払い個数を把握することができるようになる。
なお、図ではドル箱メータ40と未払い個数表示48とを一体的に表示しているが、特に配置については限定するものではなく、別々の表示手段を用いたり、未払い個数表示48内にドル箱メータ40を表示する構成であってもよい。
図17(b)が示すのは、遊技者あるいは店員への報知強化を行った時の表示例である。
通常は図14(a)のように、特別図柄100が主として表示されており、未払い表示であるドル箱メータ40とエラーメッセージ101は従として表示領域を小さく配置されている。しかし、更なる報知の認識力を高める必要がある場合は、ドル箱メータ40とエラーメッセージ101は拡大表示され、逆に特別図柄100は縮小表示されて主従の関係が逆転する。
これにより、未払い報知の認識力をさらに高めることができ、未払いを解消しないで立ち去ろうとする遊技客や、店員へ気付かせることができるようになる。
図18にて未払い報知強化について、フローを用いて説明する。
図18(a)の構成は、一定時間、遊技者が遊技を行っていないと認識すると、デモ画面か報知強化を行う構成である。
まず、特別図柄が変動停止しているか判断される(S201)。なお、本実施例では特別図柄の状態をみているが、特別図柄に限定するものではない。また、他にも遊技を行っていないと判断する方法は、発射ハンドル64を握っているか居ないかで判断することも考えられる。この場合はタッチSW28のON・OFFで判断することになる。
変動停止中であると判断されると(S201:YES)、次に変動停止している期間がどれだけ経ったかを判断する(S202)。本実施例の遊技機では変動停止してから3分が経過しているかを判断する。
変動停止から3分が経過している場合は(S202:YES)、現在未払い表示を行っているかを判断する(S203)。図柄が変動中である場合(S201:NO)、所定時間が経過していない場合(S202:NO)はリターンする。
未払い表示中である場合(S203:YES)は、未払い表示を強化するために拡大表示に切り替える(S204)。この場合、表示の他にも音、ランプで報知能力を強化しても良い。
未払い表示中ではない場合(S203:NO)は、待機画面であるデモ画面に表示内容を切り替える。
このように報知することにより、遊技が行われていない遊技機においても、通常状態の遊技機とは異なるため、早期に発見することができる。
対して図18(b)では、遊技中の遊技客に認識させるための強化案である。
図18(a)と同様に図柄が変動停止中であるかをまず判断する(S210)。ここで変動停止であることが判断されると(S210:YES)、未払い表示中であるか判断される(S211)。
未払い表示中であると判断されると(S211:YES)、未払い表示を拡大する未払い表示拡大処理(S212)が実行される。図柄変動中の場合(S210:NO)、未払い表示を行っていない場合は(S211:NO)リターンする。
このように報知することにより、未払いが発生したまま遊技している遊技客に対して、変動中は特別図柄の変動態様を主にしながら報知し、変動が停止しているときは未払い表示を主にして報知するため、早期発見が期待できる。また、遊技者が未払いに気付かずに遊技を止めようとしている時にも判りやすい構成である。
なお、未払い報知手段であるドル箱メータ40は、演出図柄表示装置6で表示する他にも、図22のように、センターケース5に演出図柄表示装置6とは別体に表示装置を設けて表示することも考えられる。このようにすれば演出表示を阻害することなく表示することができる。
また、図23のように遊技機の前面枠52に専用の表示装置を設けることも考えられる。このようにすれば機種が変更されても同じ枠を使用する限り、未払いを表示する機能を続けて使えるため、コスト面からもプラスは多い。また、この場合は同じ枠側の装置であり、未払い数も管理している払出制御装置81が直接制御して表示を行ってもよい。
以上本実施例によれば、未払い個数を、演算を用いてドル箱に模したレベルメータによって表すため、直感的に未払い個数量を把握することができ、未払い解消処理をスムーズに作業することが可能となる。
なお、封入式遊技機においても同様な表示形態を用いて、獲得賞球数を表すことも考えられる。
[第2実施例]
次に第2実施例について説明する。
第2実施例では、ドル箱メータ40の表示内容決定のために第1の実施例で用いた演算方法ではなく、未払い個数の単位数での判定方法で行う構成であり、これ以外は第1の実施例と略同様の構成である。そのため、第1実施例と同一部品には同一符号を付してその説明を省略し、異なる点について述べる。
はじめに前提条件として、ドル箱メータ40の表示上限は2000個とし、段階表示部の区分数については4つ(第1メータ41、第2メータ42、第3メータ43、第4メータ44)、各メータの表示上限は500個(500×4=2000のため)と設定する。
この前提の上で第1実施例で用いた図15、図16(a)、図16(b)の表示例と対応させてみる。
図15に示される、ドル箱メータ40自体を積層して表示していく構成では、以下のような処理が行われる。
図19に示す未払い表示処理1では、まず払出制御装置81は、未払いが発生しているか否かを判断する(S90)。
S90の判定が否定判断の場合はそのままリターンする(S90:NO)。未払いが発生している場合は(S90:YES)、その未払い数が1〜499個の範囲であるかを判断する(S91)。
未払い数が1〜499個の間であるならば(S91:YES)、ドル箱メータ40の段階表示部である第1メータ41にパターンA(貯留中表示46)を表示させる(S92)。第1メータ41にパターンAを表示させたらリターンする。
未払い数が1〜499個ではないならば(S91:NO)、次に500個であるか判断する(S93)。
未払い数がちょうど500個であるならば(S93:YES)、第1メータ41にパターンB(貯留満杯表示47)を表示し(S94)、リターンする。
未払い数が500個ではないならば(S93:NO)、次は501〜999個の間であるかを判断する(S95)。
未払い数が501〜999個であるならば(S95:YES)、第1メータ41にパターンBを表示させ(S96)、ついで第2メータにパターンAを表示させて(S97)リターンする。
このように未払い個数500個を基準に続けていく。しかし、ドル箱メータ40は2000個までしか段階表示は行えないため、2000個を超えると新たなドル箱メータ40を表示することになる。その地点までの途中は割愛して説明する。
未払い数が2001〜2499個の間であるか判断し(S98)、肯定判断であるならば(S98:YES)、図15のように新たな2つめのドル箱メータ40を表示する(S99)。
ドル箱メータ40を2つ表示した上で、下段のドル箱メータ40は、第1メータ、第2メータ、第3メータ、第4メータ全てをパターンBで表示し(S99、S100、S101、S102、S103)、上段のドル箱メータ40は第1‘メータにパターンAを表示して(S104)リターンする。
さらに判定を進めていくと、本構成での未払い個数記憶上限値である10000個に到達することになる。
ちょうど10000個であるならば(S105:YES)、全てのドル箱メータ40の各メータをパターンBにしてリターンし、10000個を超えてしまった場合には(S105:NO)、全てのメータをパターンC(未払いカウント不能表示)で表示を行う。
なお、本構成の場合は、ドル箱メータ40の未払い数段階報知の上限が10000個ということであって、払出制御装置が記憶できる最大個数は65535個である。
このように、未払い個数の増加によりドル箱メータを積んでいく表示形態は、大当たり遊技時などのように、どれだけドル箱が必要であるか、また、実際未払いが解消された時に、遊技者に何箱分の未払い球が出るかが一目で判断することができ、個数をそのまま数字で表されるよりも対処が格段に容易になるという効果を奏する。
図16(a)に示される、ドル箱メータ40の個数を数値で表示していく構成では、以下のような処理が行われる。
図20に示す未払い表示処理2では、まず払出制御装置81は、未払いが発生しているか否かを判断する(S110)。
S110の判定が否定判断の場合はそのままリターンする(S110:NO)。未払いが発生している場合は(S110:YES)、その未払い数が1〜499個の範囲であるかを判断する(S111)。
未払い数が1〜499個の間であるならば(S111:YES)、ドル箱メータ40の段階表示部である第1メータ41にパターンA(貯留中表示46)を表示させる(S112)。第1メータ41にパターンAを表示させたらリターンする。
未払い数が1〜499個ではないならば(S111:NO)、次に500個であるか判断する(S113)。
未払い数がちょうど500個であるならば(S113:YES)、第1メータ41にパターンB(貯留満杯表示47)を表示し(S114)、リターンする。
未払い数が500個ではないならば(S113:NO)、次は501〜999個の間であるかを判断する(S115)。
未払い数が501〜999個であるならば(S115:YES)、第1メータ41にパターンBを表示させ(S116)、ついで第2メータにパターンAを表示させて(S117)リターンする。
このように未払い個数500個を基準に続けていく。しかし、ドル箱メータ40は2000個までしか段階表示は行えないため、2000個を超えると新たなドル箱メータ40を表示することになる。その地点までの途中は割愛して説明する。
未払い数が2001〜2499個の間であるか判断し(S118)、肯定判断であるならば(S118:YES)、図17のようにドル箱メータ40の下に「×2」と表示する(S119)。
ドル箱メータの数を数字で示した上で、ドル箱メータの第1メータにパターンAを表示し(S120)、リターンする。
さらに判定を進めていくと、本構成での未払い個数記憶上限値である10000個に到達することになる。
ちょうど10000個であるならば(S121:YES)、ドル箱メータ40の数を「×4」と表示し(S122)、全てのメータをパターンBで表示させる(S123)。
10000個以上の場合は(S121:NO)、同様にドル箱メータ40の数を「×4」と表示し(S124)、全てのメータをパターンC(貯留数表示限界表示)で表示を行う(S125)。なお、パターンCは未払いを正確に払い出すことができない状況で用いることを想定しており、エラーにより未払い数のデータが破損した時などにも使用することが考えられる。
このように、未払い個数の増加によりドル箱メータの個数を数字で表示することにより、小さな表示領域で可能な限り未払い数を表示していけるため、特に実用性に優れる。
図16(b)に示される、ドル箱メータ40の表示上限が可変する構成では、以下のような処理が行われる。
図21に示す未払い処理3では、まず払出制御装置81は、未払いが発生しているか否かを判断する(S200)。
S200の判定が否定判断の場合はそのままリターンする(S200:NO)。未払いが発生している場合は(S200:YES)、その未払い数が1〜499個の範囲であるかを判断する(S201)。
未払い数が1〜499個の間であるならば(S201:YES)、ドル箱メータ40の段階表示部である第1メータ41にパターンA(貯留中表示46)を表示させる(S202)。第1メータ41にパターンAを表示させたらリターンする。
未払い数が1〜499個ではないならば(S201:NO)、次に500個であるか判断する(S203)。
未払い数がちょうど500個であるならば(S203:YES)、第1メータ41にパターンB(貯留満杯表示47)を表示し(S204)、リターンする。
未払い数が500個ではないならば(S203:NO)、次は501〜999個の間であるかを判断する(S205)。
未払い数が501〜999個であるならば(S205:YES)、第1メータ41にパターンBを表示させ(S206)、ついで第2メータにパターンAを表示させて(S207)リターンする。
このように未払い個数500個を基準に続けていく。しかし、ドル箱メータ40は初期設定値では2000個までしか段階表示は行えないため、2000個を超えると新たな上限設定値に変更することになる。その地点までの途中は割愛して説明する。なお、本実施例においては、ドル箱メータ40の上限設定値は5段階があり、初期設定値が2000個で各メータは500個。2段階目設定値ではドル箱メータ40は4000個が上限になり、各メータは1000個。3段階目設定値ではドル箱メータ40は6000個が上限になり、各メータは1500個。4段階目設定値ではドル箱メータ40は8000個が上限になり、各メータは2000個。最終設定値ではドル箱メータ40は10000個が上限になり、各メータは2500個となる。以上のような設定がされたドル箱メータ40を用いている。
未払い数が2001〜2499個の間であるか判断し(S208)、肯定判断であるならば(S208:YES)、ドル箱メータ40の上限数を2段階目設定値である4000個に変更し、ドル箱メータ個数表示パターンB103の表示内容も「上限数 4000個」と変更する(S209)。また、ドル箱メータ40の設定値が変更されたのに合わせてメータの上限値も1000個に変更する(S210)。このように変更した上で、第1メータ41にパターンAを表示し(S211)、リターンする。
さらに判定を進めていくと、本構成での未払い個数記憶上限値である10000個に到達することになる。
ちょうど10000個であるならば(S212:YES)、ドル箱メータ40の上限数を最終設定値である10000個に変更し、ドル箱メータ表示パターンB103の表示内容も「上限数 10000個」と変更する(S213)。また、ドル箱メータ40の設定値が変更されたのに合わせてメータの上限値も2500個に変更する(S214)。このように変更した上で、段階表示部の全メータをパターンBで表示し(S215)、リターンする。
10000個以上の場合は(S212:NO)、同様にドル箱メータ40の上限数を最終設定値である10000個に変更し、ドル箱メータ表示パターンB103の表示内容も「上限数 10000個」と変更する(S216)。また、ドル箱メータ40の設定値が変更されたのに合わせてメータの上限値も2500個に変更する(S217)。このように変更した上で、段階表示部の全メータをパターンC(貯留数表示限界表示)で表示し(S218)、リターンする。
なお、本構成では10000個を未払い段階報知の上限として説明したが、ドル箱メータの数は数字で表される構成のため、払出制御装置が記憶できる最大個数65535個まで対応させても何ら問題はない。
このように、未払い個数の増加によりドル箱メータの上限数を変更していけば、小さな表示領域で可能な限り未払い数を表示してくことができる。
以上、第2実施例では未払い個数により、表示内容を決定していく構成を示したが、奏する効果は第1実施例と同様であり、未払い個数を直感的に報知することができる。
なお、パチンコ遊技機を例示して説明したが、パチンコ遊技機以外でも応用は可能である。例えば、スロットマシンのようにメダルを遊技媒体とする遊技機においても、ストックしているメダル数を、ドル箱に模したレベルメータで表示したり、遊技球が循環する構成の封入式遊技機においても、賞球数や発射可能数を、ドル箱を模したレベルメータで表示したりすることも考えられる。
パチンコ遊技機50の正面図 遊技盤1の正面図。 パチンコ遊技機50の裏面図。 パチンコ遊技機50の電気的構成を示すブロック図。 主制御装置80が実行するメイン処理のフローチャート。 主制御装置80が実行する始動入賞確認処理のフローチャート。 主制御装置80が実行する当否判定処理のフローチャート1。 主制御装置80が実行する当否判定処理のフローチャート2。 主制御装置80が実行する特別遊技処理のフローチャート。 (a)主制御装置80が実行する賞球コマンドの送信タイミングのタイムチャート。 (b)払出制御装置73が実行する賞球払い出し動作のタイミングチャート。 リトライ動作で払出センサを検出した場合のタイミングチャート。 (a)未検出エラー状態の払い出しリトライ動作のタイミングチャート。 (b)片切りエラー状態の払い出しリトライ動作のタイミングチャート。 15個の賞球払い出し中にエラーとなった場合のタイミングチャート。 (a)ドル箱メータ40の表示例。 (b)ドル箱メータ40の段階表示部の表示例。 ドル箱メータ40の表示例1。 (a)ドル箱メータ40の表示例2。 (b)ドル箱メータ40の表示例3。 (a)ドル箱メータ40の表示例4。 (b)ドル箱メータ40の表示例5。 未払い報知強化処理のフローチャート。 第2実施例の未払い表示処理1のフローチャート。 第2実施例の未払い表示処理2のフローチャート。 第2実施例の未払い表示処理3のフローチャート。 未払い表示の表示箇所例1。 未払い表示の表示箇所例2。 払い出しに関する5つのエラー表。 賞球データコマンド一覧表。
符号の説明
6・・・・・演出図柄表示装置
20・・・・払出モータ
21・・・・払出センサ
22・・・・満タンスイッチ
23・・・・球切れスイッチ
28・・・・タッチSW
30・・・・発射モータ
39・・・・仕切り
40・・・・ドル箱メータ
41・・・・第1メータ
42・・・・第2メータ
43・・・・第3メータ
44・・・・第4メータ
45・・・・未貯留表示
46・・・・貯留中表示
47・・・・貯留数満杯表示
48・・・・未払い個数表示
50・・・・パチンコ遊技機
73・・・・払出装置
80・・・・主制御装置
81・・・・払出制御装置
82・・・・演出図柄制御装置
83・・・・音声・ランプ統合制御装置
100・・・特別図柄(演出図柄)
101・・・エラーメッセージ
102・・・ドル箱メータ個数表示パターンA
103・・・ドル箱メータ個数表示パターンB




Claims (5)

  1. 入賞に応じて払い出すべき遊技球数又はメダル数を未払い記憶数として記憶する遊技機において、
    前記未払い数の記憶がある場合に表示を開始する未払い数報知手段を設け、
    該未払い数報知手段は、遊技機から払い出された賞球を収納するための遊技球収納箱を模したキャラクタと、該キャラクタに前記未払い数の量を段階的に示すための区分表示が可能な段階表示部とにより構成され、
    前記未払い数を、前記段階表示の1つの区分の上限数として予め定められた基準数にて除法演算を行い、導き出された数値に整数がある場合は該整数と同数の前記段階表示部の区分を有効表示すると共に、前記除法演算により導き出された数値に少数がある場合は前記段階表示部の有効表示する区分の数を1加算し、
    前記キャラクタは、有効となる区分数の数に対応する数を表示することにより未払い数を報知することを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1に記載の遊技機において、
    前記キャラクタは、キャラクタの表記方法として、表示されるキャラクタの数を増加、又はキャラクタの数を数値で表記の少なくともいずれかで表すことを特徴とする遊技機。
  3. 請求項1〜2に記載の遊技機において、
    前記段階表示手段は、前記未払い数の数によって区分の1つが表す基準数が可変可能に設定し、前記キャラクタの一部に該区分の1つが表す数が表示されることを特徴とする遊技機。
  4. 請求項1〜3に記載の遊技機において、
    前記段階表示部の各々は、少なくとも各表示部が前記基準数に達している場合と達していない場合とでは異なる表示バターンで表示を行うことを特徴とする遊技機。
  5. 請求項1〜4に記載の遊技機において、
    未払い数が65535個に達すると、これ以上の未払い数の加算ができないことを示す未払い報知パターンに変更することを特徴とする遊技機。
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