JP2009011409A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】大当り終了後に確率変動状態であることを報知しなかった場合に、音声・ランプ統合制御装置83が、変動開始コマンドを受信したか判断し(S110)、受信した場合(S110:YES)にその変動での保留個数を参照する(S111)。保留個数が0と判断された場合(S111:YES)は演出図柄表示装置6に表示されている画面が通常画面であるか判断する(S112)。通常画面であると(S112:YES)確変フラグがセットされているか判断し(S113)、確変フラグがセットされている場合は(S113:YES)その変動で確率変動中であることを報知する画面に切り替える処理を実行する(S114)。
【選択図】 図14
Description
そこで次のような提案がある。
そこで本発明の課題は非報知タイプならではの緊張感を保ちつつ、確率変動状態であるにも関わらず止めてしまうこと防止することである。
該上皿に貯留された遊技球を遊技領域に発射する遊技球発射手段と、
該遊技球発射手段により発射された遊技球が遊技領域に設けられた所定の入賞口への入賞に基づき当否判定用の乱数値を取得する乱数値取得手段と、
該乱数値取得手段により取得された乱数値を複数個記憶可能な乱数値記憶手段と、
該乱数値記憶手段に記憶された乱数値を取得された順に当否判定する当否判定手段と、
該当否判定手段によって当りと判定された場合は大当り遊技へ移行し、かかる大当り遊技の終了後に前記当否判定手段によって当りと判定される確率が高くなる高確率状態に 移行するか否か決定する高確率状態決定手段と、を備えた遊技機において、
大当り終了後の前記乱数値記憶手段により記憶されている当否判定用の乱数値の個数が所定個数以下になった場合に限り、前記高確率状態決定手段により高確率状態が生起していることを遊技者に報知する高確率報知手段1を備えたことを特徴とした遊技機である。
該潜伏報知期間中は、高確率報知手段1による報知をしないことを特徴とした請求項1又は2記載の遊技機である。
前記潜伏報知期間終了後に比べ該潜伏報知期間は、前記可変入賞装置が開放し易くなっていることを特徴とした請求項3記載の遊技機である。
該球抜き検出手段の作動があると、前記潜伏報知期間であっても、前記乱数値記憶手段により記憶されている当否判定用の乱数値の個数が所定個数以下になった場合は、前記高確率報知手段1による報知をすることを特徴とした請求項3又は4記載の遊技機である。
該貯留球検出手段の作動がない場合、前記潜伏表示期間であっても、前記乱数値記憶手段により記憶されている当否判定用の乱数値の個数が所定個数以下になった場合は、前記高確率報知手段1による報知をすることを特徴とした請求項3〜5記載の遊技機である。
また遊技者は乱数値の記憶個数を自由に操作することは出来ないので報知タイミングにランダム性が発生するため、非報知タイプの遊技性も楽しむことができる。
まだ確率変動中であるか知りたくない遊技者は遊技を続ければよいので報知時期をある程度操作できる。
また潜伏報知期間は記憶されている乱数値の個数が所定個数以下になった場合でも確率変動中であることを報知しないので、潜伏報知期間中は確率変動中か否か分からず緊張感をもって遊技することができる。
図1に示すように、弾球遊技機の一種であるパチンコ機50は、縦長の固定外郭保持枠をなす外枠51にて構成の各部を保持する構造である。
外枠51の左側上下には、ヒンジ53が設けられており、該ヒンジ53の他方側には図3に記載する内枠70が取り付けられており、内枠70は外枠51に対して開閉可能な構成になっている。
前枠52には、板ガラス61が取り外し自在に設けられており、板ガラス61の奥には図2に記載する遊技盤1が内枠70に取り付けられている。
前枠52の上側左右及び外枠51の下側左右には、スピーカ66が設けられており、パチンコ機50から発生する遊技音が出力され、遊技者の趣向性を向上させる。また、遊技者の趣向性を向上させるために前枠52に遊技状態に応じて発光する枠側装飾ランプ65も複数設けられている。
前枠52の下方には、上皿55と下皿63が一体に形成されている。下皿63の右側には発射ハンドル64が取り付けられており、該発射ハンドル64を時計回りに回動操作することによって発射装置(図示省略)が可動して、上皿55から供給された遊技球が遊技盤1に向けて発射される。
下皿63の左側には、遊技者が操作可能な演出ボタン67が備えられており、遊技者が所定期間中に、該演出ボタン67を操作することで後述する演出図柄表示装置6に表示される内容が変化したり、スピーカ66より出力される遊技音が変化する。
また、このパチンコ機50はいわゆるCR機であって、プリペイドカードの読み書き等を行うためのプリペイドカードユニット(CRユニット)56が付属しており、パチンコ機50には、貸出ボタン57、精算ボタン58及び残高表示器59を有するCR精算表示装置が備わっている。
遊技領域3のほぼ中央部には、センターケース5が配されている。センターケース5は、公知のものと同様に、ワープ入口、ワープ通路、ステージ、演出図柄表示装置6(液晶表示装置であり疑似図柄を表示する。)の画面6aを臨ませる窓5a等を備えている。
窓5aの上側にはドットマトリクスの普通図柄表示装置7及び7セグメントの特別図柄表示装置9と4個のLEDからなる普通図柄保留記憶表示装置8が設置され、下側には特別図柄保留記憶表示装置10が設置されている。
センターケース5の向かって左横には普通図柄作動ゲート17が配置されている。
センターケース5の下方には、第1始動口11と第2始動口12とがユニット化された複合入賞装置13が配置されている。
第1始動口11は、いわゆるチャッカーであり、常時入球可能である。
第2始動口12は電動チューリップであり、周知の電動チューリップと同様に開閉変化するが、上方に第1始動口11があるために図示の閉鎖状態では遊技球を入球させることができない。しかし、遊技球が普通図柄作動ゲート17を通過すると行われる普通図柄抽選で当たり、普通図柄表示装置7に当たりの普通図柄が確定表示されると、第2始動口12は開放されて入球容易になる。
複合入賞装置13の下方にはアタッカー式の大入賞口14が配置され、その下方にはアウト穴15が設けられている。
また、複合入賞装置13の左側には第1左入賞口31と第2左入賞口32が、右側には第1右入賞口33と第2右入賞口34がガイドレール2bに沿うように設けられている。なお、この第1左入賞口31、第2左入賞口32、第1右入賞口33、第2右入賞口34が、常時、入球率が変化しない普通入賞口である。
また、パチンコ機50の裏側には(図4も参照のこと)、主制御装置80、払出制御装置81、演出図柄制御装置82、音声・ランプ統合制御装置83、発射制御装置84、電源基板85が設けられている。なお、演出図柄制御装置82、音声・ランプ統合制御装置83がサブ制御装置に該当する。
主制御装置80、演出図柄制御装置82、音声・ランプ統合制御装置83は遊技盤1に設けられており、払出制御装置81、発射制御装置84、電源基板85が内枠70に設けられている。なお、図3では、発射制御装置84が描かれていないが、発射制御装置84は払出制御装置81の下に設けられている。
また、球タンク71の右側には、外部接続端子78が設けられており、この外部接続端子78より、遊技状態や遊技結果を示す信号が図示しないホールコンピュータに送られる。なお、従来はホールコンピュータへ信号を送信するための外部接続端子78には、盤用(遊技盤側から出力される信号をホールコンピュータへ出力するための端子)と枠用((枠側(前枠52、内枠70、外枠51)から出力される信号をホールコンピュータへ出力するための端子)の2種類を用いているが、本実施例では、一つの外部接続端子78を介してホールコンピュータへ遊技状態や遊技結果を示す信号を送信している。
主制御装置80には、第1始動口11に入球した遊技球を検出する第1始動口スイッチ11a、第2始動口12に入球した遊技球を検出する第2始動口スイッチ12a、普通図柄作動ゲート17に進入した遊技球を検出する普通図柄作動スイッチ17a、大入賞口14に入球した遊技球を計数するためのカウントスイッチ14a、第1左入賞口31に入球した遊技球を検出する第1左入賞口スイッチ31a、第2左入賞口32に入球した遊技球を検出する第2左入賞口スイッチ32a、第1右入賞口33に入球した遊技球を検出する第1右入賞口スイッチ33a、第2右入賞口34に入球した遊技球を検出する第2右入賞口スイッチ34a等の検出信号が入力される。
また主制御装置80は、図柄表示装置中継端子板90を介して接続されている特別図柄表示装置9及び普通図柄表示装置7の表示、特別図柄保留記憶表示装置10及び普通図柄保留記憶表示装置8の点灯を制御する。
更に、主制御装置80は、大入賞口ソレノイド14bを制御することで大入賞口14の開閉を制御し、普通役物ソレノイド12bを制御することで第2始動口12の開閉を制御する。
主制御装置80からの出力信号は試験信号端子にも出力されほか、図柄変動や大当たり等の管理用の信号が外部接続端子78に出力されてホールメインコンピュータに送られる。
払出制御装置81は、主制御装置80から送られてくるコマンドに応じて払出モータ20を稼働させて賞球を払い出させる。本実施例においては、賞球として払い出される遊技球を計数するための払出センサ21の検出信号は払出制御装置81に入力され、払出制御装置81で賞球の計数が行われる構成を用いる。この他にも主制御装置80と払出制御装置81に払出センサ21の検出信号が入力され、主制御装置80と払出制御装置81の双方で賞球の計数を行う構成を用いることも考えられる。
なお、払出制御装置81は扉開放スイッチ、満杯スイッチ22、球切れスイッチ23からの信号が入力され、満杯スイッチ22により下皿63が満タンであることを示す信号が入力された場合及び球切れスイッチ23により球タンク71に遊技球が少ないあるいは無いことを示す信号が入力されると払出モータ20を停止させ、賞球の払出動作を停止させる。なお、満杯スイッチ22、球切れスイッチ23も、その状態が解消されるまで信号を出力し続ける構成になっており、払出制御装置81は、その信号が出力されなくなることに起因して払出モータ20の駆動を再開させる。
また、払出制御装置81は遊技球等貸出装置接続端子24を介してプリペイドカードユニット56と交信することで払出モータ20を作動させ、貸し球を排出する。払出された貸し球は払出センサ21に検出され、検出信号は払出制御装置81に入力される。なお、遊技球等貸出装置接続端子24は精算表示基板25とも双方向通信可能に接続されており、精算表示基板25には、遊技球の貸出しを要求するための球貸ボタン57、精算を要求するための返却ボタン58、残高表示器59が接続されている。
発射制御装置84は発射モータ30を制御して、遊技球を遊技領域3に遊技球を発射させる。
なお、発射制御装置84には払出制御装置81以外に発射ハンドル64からの回動量信号、タッチスイッチ28からのタッチ信号、発射停止スイッチ29から発射停止スイッチ信号が入力される。
回動量信号は、遊技者が発射ハンドル64を操作することで出力され、タッチ信号は遊技者が発射ハンドル64を触ることで出力され、発射停止スイッチ信号は、遊技者が発射停止スイッチ29を押すことで出力される。なお、タッチ信号が発射制御装置84に入力されていなければ、遊技球は発射できないほか、発射停止スイッチ信号が入力されているときには、遊技者が発射ハンドル64を触っていても遊技球は発射出来ないようになっている。
また、音声・ランプ統合制御装置83には、演出ボタン67が接続されており、遊技者が演出ボタン67を操作した際には、その信号が音声・ランプ統合制御装置83に入力される。
演出図柄制御装置82は、音声・ランプ統合制御装置83から受信したデータ及びコマンド(共に主制御装置80から送信されてきたものと音声・ランプ統合制御装置83が生成したものとがある)に基づいて演出図柄表示装置6を制御して、疑似図柄等の演出画像を画面6aに表示させる。
図5に示すフローチャートは、主制御装置80のマイコンにより実行されるメイン処理を表したものであり、約2ms毎のハード割り込みにより定期的に実行される処理である。本実施形態では、S10〜S21までの各処理は割り込み処理において1回だけ実行される処理であって「本処理」と称し、この本処理を実行して余った時間内に時間の許す限り繰り返し実行されるS22の処理を「残余処理」と称する。
なお、大当り決定用乱数が1週(1巡)すると、そのときの前記初期値乱数の値を大当り決定用乱数の初期値にし、大当り決定用乱数は、その初期値から+1するインクリメント処理を行う。そして、再び大当り決定用乱数が1週(1巡)すると、その時の初期値乱数の値を大当り決定用乱数の初期値にする動作を行なう。つまり、この一連の動作を繰り返し続けることになる。
なお、この当り決定用乱数更新処理は普通図柄の抽選に使用し、その他の初期値乱数、大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数、リーチ判定用乱数、変動パターン決定用乱数は特別図柄の抽選に使用する。
本実施例では、遊技球が第1始動口11、第2始動口12に入賞すると大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数、変動パターン決定用乱数、リーチ判定用乱数など複数の乱数を取得されるのだが、保留記憶できる数を4個までとしており、保留記憶が満タンである4個のときに遊技球が第1始動口11又は第2始動口12に入賞しても賞球が払出されるだけで、前記複数の乱数は保留記憶されない構成になっている。
肯定判断なら、大当り決定用乱数、大当たり図柄決定用乱数、リーチ判定用乱数、変動パターン決定用乱数等を該当の各カウンタから読み込んで、特別図柄保留記憶が満杯(本実施例では4個)か否かを判断する(S31)。
保留記憶が満杯でなければ(S31:NO)、上記の各乱数を特別図柄保留記憶として記憶し、特別図柄保留記憶表示装置10の点灯数を1増加させる(S32)。既に4個の保留記憶があれば(S31:YES)保留記憶せず、特別図柄保留記憶表示装置10の点灯数も増やさない。
なお、特別図柄の保留記憶数の増減は音声・ランプ統合制御装置83を経由して演出図柄制御装置82に伝えられ(S33)、演出図柄表示装置6の画面6aにて、特別図柄保留記憶表示装置10の点灯数と同数の疑似保留表示がなされる。無論、疑似保留表示は必ずしも行う必要があるものではない。
S40の判定が否定判断で、特別図柄が変動中でなく(S41:NO)、確定図柄の表示中でもなければ(S42:NO)、特別図柄保留記憶(上記、S32による保留記憶)があるか否かを判断する(S43)。
この保留記憶があれば(S43:NO)、特別図柄保留記憶の中で最も古いもの読み込んで(その特別図柄保留記憶は保留記憶から消去し)、確変フラグがセットされているか(高確率状態か)否かを判定する(S44)。
肯定判断であれば(S44:YES)、読み込んだ大当り決定用乱数を確変テーブルに記録されている当たり値と照合し(S46)、否定判断であれば、読み込んだ大当り決定用乱数を通常テーブルに記録されている当たり値と照合する(S45)。
本実施例の場合、上述したように通常確率状態時には1/350の確率で当選し、高確率遊技状態には1/35の確率で当選する。
また、外れのときは(S47:NO)、リーチ判定用乱数、変動パターン決定用乱数に基づいて変動パターンを決定する(S50)。本実施例の場合、ハズレの場合の特別図柄の表示は「− −」の1種類しかないので、ハズレ図柄は決定しなくてもよい。
従って、音声・ランプ統合制御装置83は変動開始コマンドに基づけば大当たり図柄又は外れ図柄(以下、まとめて確定図柄)、リーチの有無及び変動時間を判別できる。
変動開始コマンドを受信した音声・ランプ統合制御装置83は、特別図柄の変動表示に呼応した音声及びランプの演出制御を行い、また演出図柄制御装置82に変動開始コマンドを送る。
肯定判断なら図柄停止コマンドを音声・ランプ統合制御装置83に出力し、また特別図柄表示装置9を制御して確定図柄を確定表示させる(S53)。
図柄停止コマンドを受信した音声・ランプ統合制御装置83は、特別図柄の変動表示に呼応した音声及びランプの演出を終了させ、また演出図柄制御装置82に図柄停止コマンドを送る。
続いて、確変フラグがセットされているか否かを判定し(S57)、肯定判断なら確変フラグをクリアする(S58)。否定判断なら(S57:NO)、時短フラグがセットされているか(時間短縮状態か)否かを判定し(S59)、肯定判断なら時短フラグをクリアする(S60)。
続いて、最終ラウンドであったか否かを判断し(S80)、否定判断なら大当たりインターバル処理(S81)により、音声・ランプ統合制御装置83にインターバルコマンドを送信し、音声・ランプ統合制御装置83からインターバルコマンドを受信した演出図柄制御装置82の制御で演出図柄表示装置6の画面表示が変更されるのを待って、大入賞口14を開放させる。
そして、S55で特別図柄表示装置9に確定表示させS75で記憶した大当たりした図柄が確変図柄であれば(S84:YES)、大当たりした図柄が所定図柄であるか判断する(S85)。否定の場合は(S85:NO)、開放延長回数カウンタの値を10000にセットし(S86)、高確率状態処理1により確変フラグ=1、時短フラグ=1、開放延長フラグ=2にセットし(S87)、肯定の場合は(S85:YES)、開放延長カウンタの値を100にセットし(S88)、高確率状態処理2により確変フラグ=1、時短フラグ=1、開放延長フラグ=1にセットする(S89)。確変図柄でないときは(S84:NO)、開放延長回数カウンタの値を100にセットし(S90)時間短縮状態処理(S91)により確変フラグ=0、時短フラグ=1、開放延長フラグ=1にセットする。なお、確変回数カウンタの値は10000にセットする。
S86、S87又はS88の処理の後は、音声・ランプ統合制御装置83に大当り終了コマンドを送信する(S92)。この大当り終了コマンドにはセットした各フラグの情報も含まれる。音声・ランプ統合制御装置83は、これを記憶するため、遊技状態を把握することができる。
このような制御を行うことにより音声・ランプ統合制御装置83は確実に潜伏画面から通常画面に切り替える時期を把握でき、通常画面になってから保留個数がなくなったと判断され確変フラグがセットされている場合はその旨を報知することができる。
なお、本実施例では、図柄変動中に表示するタイミングで示したが、変動停止時や変動開始時に告知することも考えられ、遊技状態報知用の演出を介して告知しても良い。
遊技状態の報知方法として遊技状態表示部101に文字によって報知したが背景の変化や音などで報知する構成にしてもよいし報知態様は特に限定されない。
次に第2実施例について図16〜図18を用いて説明する。
第1実施例では高確率状態非報知時の確率変動画面への切り替えが通常画面であるときであったが、第2実施例ではさらに球抜きボタン68の操作を検出したときは潜伏画面であっても確率変動画面へ切り替える構成である。これ以外は第1実施例と略同様の構成である。そのため、第1実施例と同一部品には同一符号を付してその説明を省略し、異なる点について述べる。
次に第3実施例について図19〜図21を用いて説明する。
第1実施例では高確率状態非報知時に確率変動画面への切り替えが通常画面であるときであったが、第3実施例では、上皿55に貯留されている遊技球が所定数以下であることを検出したときも確率変動画面へ切り替える構成である。これ以外は第1実施例と略同様の構成である。そのため、第1実施例と同一部品には同一符号を付してその説明を省略し、異なる点について述べる。
10 : 特別図柄保留記憶表示装置
11 : 第1始動口
12 : 第2始動口
17 : 普通図柄作動ゲート
50 : パチンコ遊技機
55 : 上皿
62 : 球抜き通路
63 : 下皿
68 : 球抜きボタン
68a: 球抜きボタン検出スイッチ
69 : 貯留球検出スイッチ
100: 保留記憶図柄
101: 遊技状態表示部
102: 演出図柄
Claims (6)
- 遊技に使用する遊技球を貯留する上皿と、
該上皿に貯留された遊技球を遊技領域に発射する遊技球発射手段と、
該遊技球発射手段により発射された遊技球が遊技領域に設けられた所定の入賞口への入賞に基づき当否判定用の乱数値を取得する乱数値取得手段と、
該乱数値取得手段により取得された乱数値を複数個記憶可能な乱数値記憶手段と、
該乱数値記憶手段に記憶された乱数値を取得された順に当否判定する当否判定手段と、
該当否判定手段によって当りと判定された場合は大当り遊技へ移行し、かかる大当り遊技の終了後に前記当否判定手段によって当りと判定される確率が高くなる高確率状態に移行するか否か決定する高確率状態決定手段と、を備えた遊技機において、
大当り終了後の前記乱数値記憶手段により記憶されている当否判定用の乱数値の個数が所定個数以下になった場合に限り、前記高確率状態決定手段により高確率状態が生起していることを遊技者に報知する高確率報知手段1を備えたことを特徴とした遊技機。 - 前記大当り終了後直ちに前記高確率状態決定手段により高確率状態が生起していることを遊技者に報知する高確率報知手段2を備え、前記高確率報知手段1又は2のどちらか一方を選択する高確率報知選択手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
- 前記大当り終了後の所定期間は高確率状態の可能性があることを示唆する報知態様で表す潜伏報知期間を設け、
該潜伏報知期間中は、高確率報知手段1による報知をしないことを特徴とした請求項1又は2記載の遊技機。 - 一定の条件により開放され、遊技球が入賞すると前記当否判定用の乱数値を取得可能な可変入賞装置を遊技領域に設け、
前記潜伏報知期間終了後に比べ該潜伏報知期間は、前記可変入賞装置が開放し易くなっていることを特徴とした請求項3記載の遊技機。 - 前記上皿に貯留された遊技球を機外に排出させる球抜き操作を検出する球抜き検出手段を設け、
該球抜き検出手段の作動があると、前記潜伏報知期間であっても、前記乱数値記憶手段により記憶されている当否判定用の乱数値の個数が所定個数以下になった場合は、前記高確率報知手段1による報知をすることを特徴とした請求項3又は4記載の遊技機。 - 前記上皿に貯留された遊技球が所定の位置にあるか否かを検出する貯留球検出手段を設け、
該貯留球検出手段の作動がない場合、前記潜伏表示期間であっても、前記乱数値記憶手段により記憶されている当否判定用の乱数値の個数が所定個数以下になった場合は、前記高確率報知手段1による報知をすることを特徴とした請求項3〜5記載の遊技機。
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