JP2008148684A - 刈払機の接地体及び刈払機 - Google Patents

刈払機の接地体及び刈払機 Download PDF

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Abstract

【課題】 コンクリート壁や木の周り等の障害物の近くの草を刈るときに、刈払機を接地させて使いやすく、チップソーのような回転刃が障害物に触れることがなく安全に、かつ、所望どおりの際刈りができるようにする。
【解決手段】 刈払機の回転刃1の下面側に取り付けられ、回転刃1とともに回転して地表面Eに摺接される刈払機の接地体である。接地体Aはロープカッター7を備える。ロープカッター7の先端部が回転刃1よりも外側を通過するようにロープカッター7の回転軌跡を回転刃1の回転軌跡よりも大きくしている。
【選択図】図1

Description

本発明は、草刈り用の刈払機の接地体及び刈払機に関し、詳しくは、壁際や木の周り等の障害物の近くの草を刈るときに、刈払機を接地させて使いやすく、チップソーのような回転刃が障害物に触れることがなく安全に、かつ、所望どおりの際刈りができるようにしようとする技術に係るものである。
一般に、コンクリート壁のような壁際や木の周り等の障害物の周りの草刈りをおこなうとき、チップソーのような回転刃を障害物に近づけるのであるが、回転刃がコンクリート壁のような障害物に触れ、回転刃を損傷し、また、回転刃の上部には安全カバーが取り付けられているといえども、危険が伴う作業となる。このように、障害物の近くの際刈りは、安全にかつ所望どおりにおこない難いものとなっていた。
そこで従来では、際刈りに当たって、刈払機より回転刃を取り外し、ロープカッターを取り付けている円盤状の基板を刈払機に取り付けておこなうものであった(例えば、特許文献1、2参照)。
このように、障害物の周りの際刈りに当たっては、チップソーのような回転刃と基板にロープカッターを備えた際刈り専用具との取り替えが必要となっていて、際刈りには手数を要するものとなっていた。
ところで、チップソーのような回転刃を取り付けた草刈り作業、及び、ロープカッターを備えた際刈り専用具を取り付けた草刈り作業のいずれの作業においても、刈払機より延出されている肩紐を肩に掛け、回転刃及びロープカッターを地表面より望む高さに浮上させながら、ハンドルを持って刈払機を左右に揺動させる作業となるのであり、労力を要するものとなっていた。また、ロープカッターを取り付けている円盤状の基板を刈払機に取り付けた場合、円盤状の基板を地表面に安定的に接地し難いものである。
特開平8−130961号公報 特許第3170246号公報
本発明はこのような問題を悉く解決すべく発明されたものであって、コンクリート壁のような壁際木の周り等の障害物の近くの草を刈るときに、刈払機を接地させて使いやすく、チップソーのような回転刃が障害物に触れることがなく安全に、かつ、所望どおりの際刈りができる刈払機の接地体及び刈払機を提供することを課題とするものである。
請求項1に係る発明においては、刈払機Bの回転刃1の下面に取り付けられ、回転刃1とともに回転して地表面Eに摺接される刈払機の接地体であって、接地体Aはロープカッター7を備え、ロープカッター7の先端部が回転刃1よりも外側を通過するようにロープカッター7の回転軌跡を回転刃1の回転軌跡よりも大きくしていることを特徴とするものである。
このような構成によれば、接地体Aはロープカッター7を備えているから、チップソーのような回転刃1とロープカッター7とを併用できるのであり、併用に際して、ロープカッター7の回転軌跡は回転刃1の回転軌跡よりも大きくしているから、ロープカッター7の先端部が回転刃1よりも外側を通過させることができ、チップソーのような回転刃1をコンクリート壁のような壁際、石、木等の障害物Dに触れさせることなく、柔軟なロープカッター7にて障害物Dの近くの草を安全に刈り取ることができる。
しかも、回転刃1の下面側に取り付けられた接地体Aは回転刃1とともに回転して地表面Eに摺接するから、ロープカッター7及び回転刃1を地表面Eより一定の高さに維持することができるのであり、肩紐12を肩に掛け、ハンドル13を持ってロープカッター7及び回転刃1を地表面Eから一定の高さに維持して、刈払機Bを左右に揺動させる草刈り作業が、誰にでも楽に、かつ、望むとおりにできる。
ところで、請求項1に係る発明の接地体Aの材質は適宜に選択でき、金属或いは十分に強度を備えた合成樹脂にて一連に成形したものでもよい。また、接地体Aにロープカッター7を備える構成も設計変更可能である。更に、ロープカッター7の材質も合成樹脂、植物繊維、金属等より適宜に選択できる。
請求項2に係る発明においては、接地体Aは、刈払機Bの駆動軸2が挿通されて取り付けられる取付板3と、駆動軸2の下端部を収容する凹所4を内部に形成して外形が略椀形となった接地部5とが一体となって回転するように結合されたものであり、取付板3に段差を形成して、回転刃1を取り付けるための回転刃取付面8と、回転刃1を外したときに接地体Aを取り付けるための接地体取付面9とを形成し、回転刃1の下面に取付板3の回転刃取付面8を当接させて、取付板3と駆動軸2に取り付けている受け金具10とで回転刃1を挟持する回転刃1の取り付け状態において、取付板3と受け金具10との間に、回転刃1の厚みよりも薄いギャップGを形成し、ギャップGを形成している箇所の受け金具10に接地体受面28を、取付板3に上記接地体取付面9を形成し、接地部5に対してロープカッター7を着脱自在にしていることを特徴とするものである。
このような構成によれば、回転刃1の下面に取付板3の回転刃取付面8を当接させているから、取付板3と駆動軸2に取り付けている受け金具10とで回転刃1を挟持して回転刃1を安定的に取り付けることができ、回転刃1と、取付板3に一体化された接地部5に付設されたロープカッター7との併用ができる。
また、回転刃1の取り付け状態において、取付板3の接地体取付面9と受け金具10の接地体受面28との間に、回転刃1の厚みよりも薄いギャップGを形成しているから、回転刃1を保持力を高めて安定して取り付けることができながら、回転刃1を外して接地体Aを取り付けるとき、回転刃1の厚みよりも薄いギャップGの分だけ接地体Aが受け金具10側に近づいて、取付板3の接地体取付面9が受け金具10の接地体受面28に当接することができ、回転刃1を外した状態でロープカッター7を備えた接地体Aを取り付けることができ、ロープカッター7のみの草刈りが可能となる。
この場合、ギャップGは回転刃1の厚みよりも薄くしているから、回転刃1を外して取付板3の接地体取付面9を受け金具10の接地体受面28に当接させている接地体Aの取り付け状態において、取付板3の回転刃取付面8と受け金具10の回転刃受面27との間に隙間K(図3)が形成され、回転刃取付面8が回転刃受面27に当接することがないから、精度を高めて製作している回転刃取付面8を傷つけたり、荒すことがなく、回転刃1の取り付けに問題を生じることがない。
また、接地体Aよりロープカッター7を取り外して回転刃1のみによる草刈りができる。
このように、回転刃1とロープカッター7を併用すること、ロープカッター7のみを使用すること、回転刃1のみを使用することの選択ができ、状況に応じて使い分けることができる。
請求項3に係る発明においては、取付板3は金属製とし、接地部5を合成樹脂製とし、合成樹脂製の接地部5に金属製の取付板3がインサート成形され、接地部5の底部に他の部分より厚くした耐摩耗部11を形成したことを特徴とするものである。
このような構成によれば、接地部5を合成樹脂製として軽量化して大径にできて安定的な接地ができながら、金属製の取付板3にて取り付け強度を高め、インサート成形にて両者の結合強度を高め、かつ、接地部5の底部に他の部分より厚くした耐摩耗部11を形成していて、ロープカッター7を備えて摩耗しやすい合成樹脂製の接地体Aにおいて有効となる。
請求項4に係る発明においては、取付板3をプレス成型して段差を形成し、段差によって、取付板3の外周上縁部に環状部34を他よりも高く形成し、環状部34の上面に回転刃取付面8を形成し、環状部34に周方向に間隔を隔てて貫通孔17を形成し、貫通孔17に接地部5の合成樹脂部分35を導入し、環状の回転刃取付面8の半径方向の中間部に周方向に貫通孔17をつなぐように隆起した当接リブ36を形成していることを特徴とするものである。
このような構成によれば、環状の回転刃取付面8の半径方向の中間部で周方向には、回転刃取付面8より隆起している当接リブ36が形成され、当接リブ36が合成樹脂部分35で分断されているとはいえ略環状に形成されているから、取付板3をプレス成型して段差を形成するとともに貫通孔17を打ち抜き加工したときに、金属板の取付板3に歪が生じて回転刃取付面8にも歪が発生していたとしても、回転刃取付面8より一段高く、かつ、略環状となった当接リブ36が回転刃1に安定的に当接することができ、回転刃1の取り付けを良好におこなうことができる。
請求項5に係る発明のように、請求項1乃至4のいずれかに記載の接地体Aを備えている刈払機Bにおいても、請求項1乃至4のいずれかに記載の作用効果を得ることができる。
要するに本発明は、壁際や木の周り等の障害物の近くの草を刈るときに、刈払機を接地させて使いやすく、チップソーのような回転刃が障害物に触れることがなく安全に、かつ、所望どおりの際刈りができる。
以下、本発明の実施の一形態を添付図面に基いて説明する。図1(a)は接地体Aを刈払機Bに取り付けた要部の側断面図、同図(b)は部分拡大断面図であり、図2は刈払機Bの斜視図である。
刈払機Bは、中空の主軸14の内部に回転軸32を挿通し、回転軸32の下端部に水平回転伝導部を構成し、水平回転伝導部より駆動軸2を垂下し、駆動軸2に下方から締め手段によってチップソーのような回転刃1が取替え可能に取付けられている。主軸14の途中にはハンドル13を設けて上端部にはエンジン15を搭載して、エンジン15の駆動にて回転軸32、水平回転伝導部、駆動軸2を介して回転刃1を駆動回転させるようにしている。主軸14には安全カバー16を付設するとともに肩紐12を設けてあり、肩紐12を肩に掛けてハンドル13を持って刈払機Bを左方に揺動させて草刈りをおこなうようにしている。
接地体Aは、刈払機Bの駆動軸2が挿通されて取り付けられる取付板3と、駆動軸2の下端部を収容する凹所4を内部に形成して外形が略椀形となった接地部5とで形成されている。接地部5は合成樹脂製で軽量化し、大径として接地安定化を図っている。接地部5に金属板製で機械的強度がある取付板3が取付金具としてインサート成形して一体化している。取付板3には段付きの貫通孔17が周方向に間隔を隔てて複数個形成されていて、合成樹脂部分35が貫通孔17に充填されることで、取付板3と接地部5との接続強度を十分なものにしている。接地部5の底部には他よりも厚さを厚くした耐磨耗部11を形成している。耐摩耗部11の上方には周方向に間隔を隔てて凹所33を形成して、耐摩耗部11が摩耗したとき、凹所33に連通する貫通孔が接地部5の底部に現れ、これを目視にて認識することで接地体Aの寿命を知ることができるようにしている。
接地部5の外周上縁部に通孔6が形成され、例えば合成樹脂製で柔軟な紐状のロープカッター7(宇部興産(株)製のエンジニアリングプラスチックを使用するナイロンコード)が接地部5の内部から挿通され、ロープカッター7の端部にかしめ等にて付設している大径部25によって抜止めを図っている。大径部25を持ってロープカッター7を通孔6より抜き出すことでロープカッター7を接地部5より外すことができ、また、ロープカッター7を通孔6に挿通して大径部25で抜止めを図ってロープカッター7を接地体3に取り付けることができるようにしている。ロープカッター7の先端部が回転刃1よりも外側を通過するようにロープカッター7の回転軌跡を回転刃1の回転軌跡よりも大きくしている。ロープカッター7の断面は、丸、三角、四角等がある。
刈払機Bの駆動軸2にはスプライン軸部18と雄ねじ部19が形成されている。駆動軸2のスプライン軸部18には刈払機B側に備品として備えられている受け金具10のスプライン孔20が嵌合され、回転刃1の円形の挿通孔21が受け金具10のボス22に挿通され、接地体Aの取付板3の挿通孔23が駆動軸2に挿通され、雄ねじ部19にナット24がねじ込まれることで、回転刃1を取り付けていて、駆動軸2の回転に伴って回転刃1を駆動回転できるようにしている。
このように、接地体Aにはロープカッター7を備えていて、チップソーのような回転刃1とロープカッター7とを併用できるのであり、併用に際して、ロープカッター7の回転軌跡は回転刃1の回転軌跡よりも大きくしていて、ロープカッター7の先端部が回転刃1よりも外側を通過させるのであり、チップソーのような回転刃1をコンクリート壁のような壁際や石塊等の障害物Dに触れさせることなく、柔軟なロープカッター7にて障害物Dの近くの草を安全に刈り取ることができる。
このとき、回転刃1の下面側に取り付けられた接地体Aは回転刃1とともに回転して地表面Eに摺接するのであり、ロープカッター7及び回転刃1を地表面Eより一定の高さに維持することができ、肩紐12を肩に掛け、ハンドル13を持ってロープカッター7及び回転刃1を地表面Eから一定の高さに維持して、刈払機Bを左右に揺動させる草刈り作業が、誰にでも楽に、かつ、望むとおりにできる。
図4に示すように、取付板3は、プレス成型されて段差を形成し、回転刃1を取り付けるための回転刃取付面8を上面に、回転刃1を外したときに接地体Aを取り付けるための接地体取付面9を段差を付けて下位に形成している。刈払機B側の備品である受け金具10にボス22を突出させて段差が形成され、回転刃1を取り付けるための回転刃受面27と、回転刃1を外したときに接地体Aを取り付けるための接地体受面28をボス22の下面に形成している。ボス22の外径と取付板3の外周上縁部の環状部34の内径Fとを等しくしていて、ボス22の外周面が環状部34の内周面37に全周にわたって当接することで、接地体Aの芯出しをおこなうことができるようにしている。
回転刃1を取り付けたとき、回転刃1は受け金具10の回転刃受面27と取付板3の回転刃取付面8との間に保持され、受け金具10の接地体受面28と取付板3の接地体取付面9との間には、回転刃1の厚みよりも薄いギャップGが形成されている(図1参照)。
このように、回転刃1を取り付けた状態において、取付板3の接地体取付面9と受け金具10との間に、回転刃1の厚みよりも薄いギャップGが形成されていて、回転刃1を外して接地体Aを取り付けるとき、回転刃1の厚みよりも薄いギャップGの分だけ接地体Aが受け金具10側に近づいて、取付板3の接地体取付面9が受け金具10の接地体受面28に当接して、回転刃1を外した状態でロープカッター7を備えた接地体Aを取り付けることができ、ロープカッター7のみの草刈りが可能となる(図3、図6(b)参照)。また、接地体Aを刈払機Bから外し、大径部25を持ってロープカッター7を接地部5より外し、その後、接地体Aを刈払機Bに取り付けることで、回転刃1のみによる草刈りができる(図6(c)参照)。
以上のように、回転刃1とロープカッター7を併用すること、ロープカッター7のみを使用すること、回転刃1のみを使用することの選択ができ、状況に応じて使い分けることができる。
図4に示すように、取付板3はプレス成型されて段差を形成し、段差によって、取付板3の外周上縁部に環状部34を他よりも高く形成している。環状部34の上面に回転刃取付面8を形成している。環状部34には周方向に間隔を隔てて貫通孔17を形成している。貫通孔17の孔縁、及び、環状部34の上部外縁に面取りがされてテーパー38が形成され、このテーパー38に合成樹脂が回り込むことで、取付板3と接地部5との結合強度を高めて取付板3の抜止めを図っている。環状の回転刃取付面8の半径方向の中間部に周方向に貫通孔17をつなぐように隆起した当接リブ36を形成している。当接リブ36の高さは0.02mm程度であるが、適宜に変更可能である。貫通孔17には接地部5の合成樹脂部分35が導入され、導入された合成樹脂部分35の上面を回転刃取付面8と略面一にしている。
このように、環状の回転刃取付面8の半径方向の中間部には、環状部34に周方向に間隔を隔てて形成した貫通孔17をつなぐように隆起した当接リブ36が形成されているのであり、弧状の当接リブ36、36の間には当接リブ36の高さだけ低くなって、回転刃取付面8と略面一になっている合成樹脂部分35の頂面が存在するのであり、このように当接リブ36が周方向に分断されているとはいえ略環状に形成されているから、取付板3をプレス成型して段差を形成するとともに貫通孔17を打ち抜き加工したときに、金属板の取付板3に歪が生じて回転刃取付面8にも歪が発生していたとしても、回転刃取付面8より一段高く、かつ、略環状となった当接リブ36が回転刃1に安定的に当接することができ、回転刃1の取り付けを良好におこなうことができる。
ところで、ロープカッター7はチップソーのような回転刃1に比べて摩耗しやすく、また、先端部が飛散するなど、交換が必要となるものであり、ロープカッター7の交換を容易おこなえることが望ましい。図7は交換を容易におこなえる実施の一形態を示し、同図(a)においては、接地部5に、ロープカッター7の大径部25より小幅でロープカッター7のロープ径より大きい幅のL形長孔29を形成し、L形長孔29の下端部に大径部25より大きい通孔6を形成して、接地体Aを刈払機Bに取り付けたまま、ロープカッター7を接地部5に着脱できるようにしたものである。この場合、L形長孔29の水平長孔30は縦長孔の上端より回転刃1の回転方向とは反対方向に長く形成して、作業中にロープカッター7が抜けないようにしている。L型長孔29に代えて水平長孔30のみにすることや斜め長孔にすることができる。図7(b)においては、耐摩耗部11の上方にも通孔6を形成して接地部5の凹所4よりロープカッター7の交換をおこなえるようにしたものである。このように、ロープカッター7を接地体Aの外部から取り替え可能とする構成は種々設計変更可能である。
以上述べた接地体Aの実施形態においては、合成樹脂製の接地体5に金属板の取付板3をインサート成形している。接地体Aの他の実施の形態として、接地体5と取付板3とを別体に形成し、取付板3の上記貫通孔17に、例えば、接地体5に予め突出して形成しておく合成樹脂部分35を挿入して、接地体5と取付板3との結合を図ってもよい。接地体5と取付板3との結合の形態は、本発明の精神を逸脱しない範囲で変更することができる。
本発明の実施の一形態を示し、(a)は接地体を刈払機に取り付けた要部の側断面図、(b)は部分拡大断面図である。 同上の刈払機の斜視図である。 同上の回転刃を外しロープカッターによる刈払いをおこなう使用形態を示す要部の側断面図である。 同上の取付板を示し、(a)は平面図、(b)は断面図である。 同上の接地体を示し、(a)は下方からの斜視図、(b)は上方からの斜視図である。 同上の種々の使用形態の説明図であり、(a)は回転刃とロープカッターとを併用する使用形態、(b)は回転刃を外しロープカッターによる刈払いをおこなう使用形態、(c)はロープカッターを外し回転刃による刈払いをおこなう使用形態を示す説明図である。 同上の他の実施の形態を示し、(a)(b)は接地体を外さないでロープカッターを取り付け及び取り外すことができる構成を示す説明図である。
符号の説明
A 接地体
B 刈払機
E 地表面
1 回転刃
7 ロープカッター

Claims (5)

  1. 刈払機の回転刃の下面に取り付けられ、回転刃とともに回転して地表面に摺接される刈払機の接地体であって、接地体はロープカッターを備え、ロープカッターの先端部が回転刃よりも外側を通過するようにロープカッターの回転軌跡を回転刃の回転軌跡よりも大きくしていることを特徴とする刈払機の接地体。
  2. 接地体は、刈払機の駆動軸が挿通されて取り付けられる取付板と、駆動軸の下端部を収容する凹所を内部に形成して外形が略椀形となった接地部とが一体となって回転するように結合されたものであり、取付板に段差を形成して、回転刃を取り付けるための回転刃取付面と、回転刃を外したときに接地体を取り付けるための接地体取付面とを形成し、回転刃の下面に回転刃取付面を当接させて、取付板と駆動軸に取り付けている受け金具とで回転刃を挟持する回転刃の取り付け状態において、接地体と受け金具との間に、回転刃の厚みよりも薄いギャップを形成し、ギャップを形成している箇所の受け金具に接地体受面を、取付板に上記接地体取付面を形成し、接地部に対してロープカッターを着脱自在にしていることを特徴とする請求項1記載の刈払機の接地体。
  3. 取付板は金属製とし、接地部を合成樹脂製とし、合成樹脂製の接地部に金属製の取付板がインサート成形され、接地部の底部に他の部分より厚くした耐摩耗部を形成していることを特徴とする請求項2記載の刈払機の接地体。
  4. 取付板をプレス成型して段差を形成し、段差によって、取付板の外周上縁部に環状部を他よりも高く形成し、環状部の上面に回転刃取付面を形成し、環状部に周方向に間隔を隔てて貫通孔を形成し、貫通孔に接地部の合成樹脂部分を導入し、環状の回転刃取付面の半径方向の中間部に周方向に貫通孔をつなぐように隆起した当接リブを形成していることを特徴とする請求項3記載の刈払機の接地体。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の接地体を備えていることを特徴とする刈払機。
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