JP2018007568A - 刈払機用の回転刈刃 - Google Patents

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Abstract

【課題】刈払機を使用して雑草等を刈る作業者の負担の軽減を図る。【解決手段】外周縁に沿って刃が形成されている刈刃本体11の外周部111が、径方向の外方に向かうにつれて下方に偏倚するように傾斜している刈払機用の回転刈刃1を構成した。【選択図】図6

Description

本発明は、刈払機用の回転刈刃に関する。
動力源たるエンジンまたはモータが出力する回転駆動力を回転刈刃に伝達してこれを回転させ、その回転刈刃により雑草等を薙ぎ払う手作業用の刈払機が公知である(例えば、下記特許文献を参照)。
一般に、刈払機に用いられる回転刈刃は、平らな円板状をなしており、その外周縁に沿って刃が形成されている。雑草等を刈る際には、回転刈刃を傾斜させ、刃先を斜め下方に向けた状態で雑草等の中に侵入させる。ある一定の領域の雑草等を刈るためには、作業者が刈払機のハンドルを把持し、主管を左右に振ってその先端に装着された回転刈刃を左右に往復移動させるが、回転刈刃が左方に移動するときと右方に移動するときとでは、回転刈刃の傾斜方向を変える必要が生じる。つまり、作業者は、主管を左右に振りながら、なおかつ刈払機の姿勢を揺動させる操作を行うことを強制され、老人その他の体力の乏しい者にとって負担が大きいと言えた。
特開2014−117234号公報
本発明は、刈払機を使用して雑草等を刈る作業者の負担の軽減を図ることを所期の目的としている。
上述した課題を解決するべく、本発明では、外周縁に沿って刃が形成されている刈刃本体の外周部が、径方向の外方に向かうにつれて下方に偏倚するように傾斜している刈払機用の回転刈刃を構成した。
前記刈刃本体における外周部よりも内方の部位の下面側に、周方向に沿って拡張し前記外周部よりも下方に突出する接地部が設けられていれば、刈刃の刃先が地面に接するよりも先に接地部が地面に接することとなるため、刃先が地面に衝突して損耗することを防止できる。
前記刈刃本体の上面側に、先端部が前記刃よりも径方向の外方に突出するコードを取り付けるためのコード取付部が設けられていれば、刈払機を使用して雑草等を刈る作業時に、刈刃とコードとを併用することが可能となり、刈刃の刃先がブロック塀やフェンス、建築構造物の壁等に衝突するおそれが低減する。
その上で、前記コード取付部に貫通孔が穿たれる一方、当該コード取付部に取り付けられるコードの基端部に前記貫通孔の内径よりも拡張した抜け止めが設けられていれば、当該コードの先端部をコード取付部の貫通孔に径方向の内方から外方に向けて挿通することで、簡便にコードを回転刈刃に対して取り付けることができる。
本発明によれば、刈払機を使用して雑草等を刈る作業者の負担の軽減を図り得る。
本発明の一実施形態の回転刈刃の適用対象となる刈払機の一例を示す斜視図。 同実施形態の回転刈刃を上面側から見た斜視図。 同実施形態の回転刈刃の平面図。 同実施形態の回転刈刃を下面側から見た斜視図。 同実施形態の回転刈刃の底面図。 同実施形態の回転刈刃のVI−VI線縦断面図。
本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。図1に、本実施形態の回転刈刃1の適用対象となる、既知の刈払機の一例を示している。図示例の刈払機は、動力源となるエンジンまたはモータ2と、エンジンまたはモータ2が出力する回転駆動力を回転刈刃1に伝達するための伝達機構を構成するクラッチケース3、主管4及びギヤケース5と、ギヤケース5に連結した回転刈刃1と、主管4に固定したハンドル6とを具備する。
クラッチケース3は、エンジンまたはモータ2から入力される駆動力を伝達するクラッチを内包する。主管4は、エンジンまたはモータ2からクラッチを介して供給される駆動力により軸心回りに回転する駆動軸を内包する。ギヤケース5は、駆動軸に従動して回転刈刃1を回転駆動するギヤを内包する。回転刈刃1は、刈払機のギヤケース5に対して脱着可能である。ハンドル6には、エンジンまたはモータ2が出力する駆動力を増減させるために操作されるスロットルレバー7が付随する。
図2ないし図6に、本実施形態の刈払機用の回転刈刃1を示す。この回転刈刃1は、外周縁に沿って多数のチップ付きの刃(チップソー)が形成された刈刃本体11と、刈刃本体11の内周側にあってその中心部位に刈払機のギヤケース5と連結するための連結部123を有した基体12とを備える。
刈刃本体11は、内部が中空な平面視略円環状の、例えば金属製の部材である。図6に示しているように、刈刃本体11の外周部111は、切頭円錐面状をなすように、回転刈刃1の径方向の外方に向かって斜め下向きに延びている。換言すれば、刈刃本体11の外周部111は、径方向に沿って外方に向かうにつれて、回転刈刃1の回転中心軸Aに対して平行な下方に偏倚するように傾斜している。
基体12は、例えば硬質樹脂成形品であり、刈刃本体11の内周部112が固定される固定部121と、固定部121の内側で下方に膨出した接地部122と、接地部122の内側で上方に突出した連結部123とを有する。固定部121は、平面視幅の細い円環状をなし、刈刃本体11の内周部112に上面側から接する。刈刃本体11の下面側には、平面視固定部121と同等の幅の細い円環状の固定部材13を配置する。固定部材13もまた、例えば硬質樹脂成形品である。そして、基体12の固定部121と固定部材13とで刈刃本体11の内周部112を上下から挟み、その状態で基体12の固定部121、刈刃本体11の内周部112及び固定部材13を貫通するボルト141をナット142に螺合させて緊締せしめることで、刈刃本体11及び固定部材13を基体12に固着している。
基体12の接地部122は、刈刃本体11の刃が地面に衝突することを抑止して刃を損耗から保護する目的で設けられており、図6に示すように、刈刃本体11の外周部111さらには外周縁の刃先よりも下方に突出している。接地部122は、回転刈刃1の周方向(回転方向、径方向に対して直交する方向)に沿って拡張している。図5中、接地部122の下底面を、網点(トーン)を付して表している。
基体12の連結部123には、これを上下方向に貫通する軸孔124を穿ち設けており、この軸孔を利用して回転刈刃1を刈払機のギヤケース5に脱着可能に連結することが可能となっている。
基体12の固定部121の上面には、樹脂製の細いコード15、特にナイロンコードを取り付けるためのコード取付部125が存在している。コード15は、刈刃本体11の刃とともに雑草等を薙ぎ払う働きをする。本実施形態では、一対のコード取付部125を設けており、各コード取付部125に一本ずつ、計二本のコード15を回転刈刃1に取り付けることが可能である。
コード取付部125は、固定部121から上方に突き出すように基体12に一体成形してある。そして、コード取付部125には、回転刈刃1の径方向に沿ってこれを貫通する貫通孔126を穿ち設けている。
他方、コード15には、その基端部に、例えば金属製の抜け止め151をかしめることで固着している。抜け止め151は、コード取付部125に形成した貫通孔126の内径よりも大きく拡張する鍔を有している。コード15を基体12に取り付ける際には、コード15の先端部をコード取付部125の貫通孔126に径方向の内方から外方に向かって挿入する。結果、図6に示すように、抜け止め151の鍔がコード取付部125の貫通孔126の周縁に係合する。図3、図5及び図6に示しているように、回転刈刃1に取り付けたコード15の先端部は、刈刃本体11の刃先よりも径方向の外方に突出する。回転刈刃1が回転するとき、コード15には遠心力が作用するが、抜け止め151の鍔とコード取付部125との係合を通じて、コード15がコード取付部125から脱出することが阻まれる。
基体12からコード15を取り外すには、コード15を径方向の内方に向かって引っ張り、コード取付部125の貫通孔126から引き抜けばよい。
本実施形態では、外周縁に沿って刃が形成されている刈刃本体11の外周部111が、径方向の外方に向かうにつれて下方に偏倚するように傾斜している刈払機用の回転刈刃1を構成した。
本実施形態によれば、回転刈刃1の刃先が自然と斜め下方を向くこととなる。このため、雑草等を刈る作業時に敢えて回転刈刃1を傾斜させるように刈払機の姿勢を揺動させる必要がなく、刈払機を操作する作業者の負担を軽減することが可能となる。即ち、従来の回転刈刃を装備した刈払機を使用して作業を行う場合には、刈刃を斜めに振るように操作しなければならなかったのに対し、本実施形態の回転刈刃1を装備した刈払機を使用して作業を行う場合には、刈刃1を地面に沿わせるように、いわば地面を撫でるように操作することで、簡便に雑草等を刈ることができる。
前記刈刃本体11における外周部111よりも内方の部位の下面側に、周方向に沿って拡張し前記外周部111よりも下方に突出する接地部122を設けているため、回転刈刃1の刃先が地面に接するよりも先に接地部122が地面に接することとなり、刃先が地面に衝突して損耗することを予防できる。
加えて、前記刈刃本体11の上面側に、先端部が前記刃よりも径方向の外方に突出するコード15を取り付けるためのコード取付部125を設けており、回転刈刃1が刃とコード15とを両備するため、刃ではなくコード15によって雑草等を刈ることができ、刃がブロック塀やフェンス、建築構造物の壁等に衝突するおそれも低減する。
その上で、前記コード取付部125には貫通孔126を穿つ一方、当該コード取付部125に取り付けられるコード15の基端部には前記貫通孔126の内径よりも拡張した抜け止め151を設けており、コード取付部125へのコード15の取り付けや、コード取付部125からのコード15の取り外しが簡便なものとなる。従って、コード15の交換が容易であり、不要ならばコード15を回転刈刃1から撤去することもできる。
なお、本発明は以上に詳述した実施形態に限られるものではない。各部の具体的構成は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
1…回転刈刃
11…刈刃本体
111…外周部
122…接地部
125…コード取付部
126…貫通孔
15…コード
151…抜け止め

Claims (4)

  1. 外周縁に沿って刃が形成されている刈刃本体の外周部が、径方向の外方に向かうにつれて下方に偏倚するように傾斜している刈払機用の回転刈刃。
  2. 前記刈刃本体における外周部よりも内方の部位の下面側に、周方向に沿って拡張し前記外周部よりも下方に突出する接地部が設けられている請求項1記載の回転刈刃。
  3. 前記刈刃本体の上面側に、先端部が前記刃よりも径方向の外方に突出するコードを取り付けるためのコード取付部が設けられている請求項1または2記載の回転刈刃。
  4. 前記コード取付部には貫通孔が穿たれる一方、当該コード取付部に取り付けられるコードの基端部には前記貫通孔の内径よりも拡張した抜け止めが設けられている請求項3記載の回転刈刃。
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